JPH0755518A - カルマン渦流量計 - Google Patents

カルマン渦流量計

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JPH0755518A
JPH0755518A JP5205106A JP20510693A JPH0755518A JP H0755518 A JPH0755518 A JP H0755518A JP 5205106 A JP5205106 A JP 5205106A JP 20510693 A JP20510693 A JP 20510693A JP H0755518 A JPH0755518 A JP H0755518A
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JP
Japan
Prior art keywords
signal
frequency
phase
vco
detection
Prior art date
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Pending
Application number
JP5205106A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroyuki Yoshimura
弘幸 吉村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fuji Electric Co Ltd
Original Assignee
Fuji Electric Co Ltd
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Publication date
Application filed by Fuji Electric Co Ltd filed Critical Fuji Electric Co Ltd
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Publication of JPH0755518A publication Critical patent/JPH0755518A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 カルマン渦センサが如何なる流速状態で衝撃
振動を受けても、振動による誤出力を出さないようにす
る。 【構成】 カルマン渦センサ1からの出力S1を波形整
形する波形整形回路2に対してPLL回路3を設け、そ
の低域フィルタ33によって信号S1のうちの定常的な
周期の流量パルス信号にのみ応答させ、衝撃振動などに
よる衝撃パルスには応答しないようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、空気や水などの被測
定流体の流れの中に配置される渦発生体の両側面に発生
するカルマン渦列の周波数を検出して流体の流速,流量
を計測するカルマン渦流量計、特に渦周波数に対応する
矩形波信号を出力するようにしたカルマン渦流量計に関
する。
【0002】
【従来の技術】一般に、カルマン渦流量計はカルマン渦
センサが発生する流体の流量に対応した周波数の出力信
号を矩形波信号に変換し、パルス等の統一信号にして出
力することにより、流体の流量を計測する。したがっ
て、配管等に外部から衝撃振動が加わっても、それらに
よるパルスを発生してはならないものとされている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来か
らあるこの種の流量計では、流量が零の状態では外部振
動による影響を除去することができるが、流量が零でな
い場合はセンサや配管が衝撃を受けたことによるセンサ
からの誤信号がそのまま出力されてしまうという問題が
ある。したがって、この発明の課題は流体が如何なる流
速状態でカルマン渦センサが衝撃振動を受けた場合で
も、この振動によるパルスを出力しないようにすること
にある。
【0004】
【課題を解決するための手段】このような課題を解決す
るため、第1の発明では、流体の流量に対応する周波数
信号を発生するカルマン渦センサからの出力信号を波形
整形して矩形波信号を発生する波形整形手段に対し、印
加電圧に応じて周波数を変えることができる電圧制御形
周波数可変素子(VCO)からの発振信号と前記矩形波
信号との位相差を求める位相差検出手段、および外部衝
撃信号の持続時間よりも十分に長い時定数を持ち前記位
相差検出信号からその低域成分のみを通過させるフィル
タリング手段からなり、この位相差検出信号の低域成分
を印加電圧として前記VCOの発振周波数を制御する周
波数制御手段を設けるとともに、前記フィルタリング手
段を介して得られる信号レベルを監視し、これが所定の
しきい値レベルを越えたときはその旨の検知信号を発生
する検知手段と、この検知信号が発生しない場合は前記
VCOからの発振信号を、また、検知信号が発生した場
合は一定の直流電圧をそれぞれ出力する切替手段とを設
けたことを特徴としている。
【0005】第2の発明では、流体の流量に対応する周
波数信号を発生するカルマン渦センサからの出力信号を
波形整形して矩形波信号を発生する波形整形手段に対
し、印加電圧に応じて周波数を変えることができる電圧
制御形周波数可変素子(VCO)からの発振信号と前記
矩形波信号との位相差を求める位相差検出手段、および
外部衝撃信号の持続時間よりも十分に長い時定数を持ち
前記位相差検出信号からその低域成分のみを通過させる
フィルタリング手段からなり、この位相差検出信号の低
域成分を印加電圧として前記VCOの発振周波数を制御
する周波数制御手段を複数個設けるとともに、前記フィ
ルタリング手段を介して得られる信号レベルを監視し、
これが所定のしきい値レベルを越えたときはその旨の検
知信号を発生する検知手段を前記周波数制御手段のそれ
ぞれに対応して設け、さらに、この検知信号が発生しな
い場合は検知信号を発生していないVCOを識別してそ
のVCO素子からの発振信号を出力し、全ての素子につ
いて前記検知信号が発生するときは、一定の直流電圧を
それぞれ出力する切替手段を設けたことを特徴としてい
る。
【0006】
【作用】2値化されたカルマン渦センサからの出力信号
に対して応答性の遅いPLL(Phase Locke
d Loop)回路を設け、このPLL回路にて信号を
処理することにより、カルマン渦センサからの出力信号
のうちの定常的な周期の流量パルス信号にのみ応答さ
せ、衝撃振動などによる衝撃パルスに対しては応答しな
いようにする。
【0007】
【実施例】図1はこの発明の実施例を示すブロック図
で、1はカルマン渦センサ、2は波形整形回路、3は位
相・周波数比較器31,電圧制御形周波数可変素子(V
CO)32および低域フィルタ33等からなる、いわゆ
るPLL(フェーズ・ロックド・ループ)回路、4はコ
ンパレータ、5は切替スイッチである。
【0008】すなわち、カルマン渦センサ1からの信号
S1を波形整形回路2で波形整形(2値化)し、その出
力としての渦パルス信号S2を位相・周波数比較器31
に導入する。この位相・周波数比較器31にはVCO3
2からのPLL周波数信号S3も入力されるので、比較
器31は渦パルス信号S2とPLL周波数信号S3との
位相・周波数偏位を検出する。
【0009】位相・周波数比較器としては、例えば図2
のようにナンドゲートG1〜G9(そのうちG2とG3
およびG4とG5はそれぞれフリップフロップを形成し
ている),排他的論理和(EOR)ゲート,差動アンプ
A1およびスイッチSW等より構成される。なお、Tは
位相・周波数比較器の出力端子、S4はその出力信号を
それぞれ示している。また、図2は単なる1例に過ぎ
ず、これに限られないことはいうまでもない。
【0010】その動作は図3からも明らかなように、ゲ
ートG1への入力信号R1とゲートG6への入力信号
(VCO32の出力)V1との位相関係を判別し、信号
V1の方が遅れているときは図3(ハ)のような出力U
1、逆に進んでいるときは図3(ニ)のような出力D1
をそれぞれ得、端子Tから図3(ホ)の如き出力S4を
VCO32の位相・周波数偏位信号として得るようにし
ている。なお、EORは信号U1,D1のいずれか一方
がハイのときにだけハイレベルとなって、スイッチSW
をオンとし差動アンプA1からの出力を端子Tに与え
る。
【0011】上記位相・周波数偏位信号S4はパルス信
号であり、このままでは瞬時にVCO32の周波数が変
化するので、ここではこの信号S4が滑らかに変化する
ように、低域フィルタ33を設けて直流化する。この低
域フィルタ33としては、例えば図4に示されるような
ラグリード型低域フィルタを用いる。
【0012】すなわち、ラグリードフィルタの構成を図
4(ハ)に示すが、これは図4(ロ)に示すように低
域,高域においても位相遅延が少ない特性を有してお
り、位相ロック(カルマン渦センサ出力にPLL周波数
が一致する状態)の応答性を良好にし得るようになって
いる。そして、この低域フィルタ33の出力は位相制御
信号S5として、VCO32に入力される。なお、図4
(イ)はフィルタの振幅特性を示している。
【0013】VCO32はその入力電圧に応じてその発
振周波数を変化させる機能を有しており、ここでは例え
ば図5のように増幅器A1とコンデンサC1とからなる
積分器IRと、増幅器A2およびスイッチ素子としての
トランジスタTR等より構成される。Eiは入力電圧、
R1〜R9は抵抗を示す。なお、このVCOの構成は単
なる1例に過ぎず、同図に示すものに限定されないこと
は勿論である。
【0014】すなわち、入力電圧Eiが変わると積分器
IRの傾きが変わり、積分器出力が或る一定レベルに達
するまでの時間も変わるので、これに応じた出力パルス
がコンパレータとしての増幅器A2の出力から得られる
ことになる。そして、積分器出力が或る一定レベルに達
すると、トランジスタTRが導通し積分器出力が放電さ
れるのでその1周期の動作を終了し、以下、この動作を
繰り返す。こうして、増幅器A2からは入力電圧Eiに
応じた周波数の信号が得られるというわけである。この
ようにしてVCO32,位相・周波数比較器31および
低域フィルタ33による負帰還ループが形成され、カル
マン渦センサ1の周波数,位相と同期する(ロック状
態)ことになる。
【0015】ところで、入力信号が直流のとき、すなわ
ち流量が零のときはVCO32は応答不能なので、コン
パレータ4によって低域フィルタ33の出力である位相
制御信号S5を監視し、これが一定のしきい値を越えた
ときは、カルマン渦センサ1の周波数,位相がVCO3
2の周波数,位相と大きく異なるものとして、コンパレ
ータ4を反転させ、これによって切替スイッチ5を動作
させ、VCO出力を直流値S7に切り替えるようにして
いる。以上の説明から、カルマン渦センサ1の周波数変
化に対するVCOの発振周波数変化の応答性は、低域フ
ィルタ33の周波数特性によって決定されることが分か
る。
【0016】上記では、配管等に外部から衝撃振動が加
わらない場合について説明したが、配管などに外部衝撃
振動が加わった場合について以下に説明する。図6はカ
ルマン渦センサの出力波形例を示し、同図(イ)は外部
衝撃振動がない場合の波形例、同図(ロ)は一定の流量
によるカルマン渦センサ出力に、外部衝撃振動が瞬間的
に重畳された場合の波形例をそれぞれ示している。
【0017】図7は外部衝撃振動が加わった場合の、図
1各部の波形例を示す。同図(イ)は外部衝撃振動が瞬
間的に重畳されたカルマン渦センサ出力S1、同図
(ロ)はこのセンサ出力S1を波形整形回路2で波形整
形(2値化)した信号S2、同図(ハ)はVCO32の
出力S3をそれぞれ示している。従って、図1の位相・
周波数比較器31では信号S2とS3との差を求め、こ
れを同図(ニ)の如き位相・周波数偏位信号S4として
出力する。
【0018】この出力信号S4は同図(ニ)からも明ら
かなように、外部衝撃振動が加わったときにパルス幅が
最も広くなることが分かる。図1のPLL回路3ではV
CO32の発振周波数,位相を、外部衝撃振動の周波
数,位相に合致させる(周波数ロック)ようにするが、
その次段に設けられたラグリード型低域フィルタ33に
より、高周波数成分である外部衝撃振動位相・周波数偏
位信号S4は同図(ホ)のように直流化される。つま
り、外部衝撃振動が印加される僅かな時間に、周波数が
僅かに変化するだけとなる。こうして、外部衝撃振動に
よるパルス信号を直接出力しないようにしたので、本来
の流量による周波数の逸脱を極めて少なくすることがで
きる。
【0019】図8はこの発明の他の実施例を示すブロッ
ク図である。同図からも明らかなように、この実施例は
渦センサ出力の波形整形回路2に対し、2つのPLL回
路3a,3bおよびコンパレータ4a,4bと、論理回
路6を設けるようにした点が特徴である。PLL回路3
a,3bの基本構成は図1に示すものと同じであるが、
お互いの可変周波数範囲の一部を重複させ、カルマン渦
周波数の全範囲をカバーできるように各VCOの周波数
を設定することにより、流量計測範囲が広い、すなわち
周波数変化幅が広い場合にも対応し得るようにしたもの
である。その他は、図1の場合と同様である。
【0020】したがって、カルマン渦センサ1の周波数
がPLL回路3aの周波数可変範囲にない場合は、図1
の場合と同様に位相・周波数比較器3aからパルス幅の
大きな位相・周波数偏位信号S4aが出力され、これが
低域フィルタ33aに与えられて直流化され、位相制御
信号S5aが得られる。この位相制御信号S5aはコン
パレータ4aに与えられるが、ここでは周波数がPLL
回路3aの周波数可変範囲にないことからその出力S6
aが反転し、これにより論理回路6はPLL回路3aを
選択しないよう、切替スイッチ5に対し指示を与える。
【0021】これに対し、カルマン渦センサ1の周波数
がPLL回路3bの周波数可変範囲内ならば、論理回路
6はPLL回路3bを選択するように切替スイッチ5を
動作させる。また、カルマン渦センサ1の周波数がPL
L回路3aおよび3bの周波数可変範囲のいずれにもな
い場合、すなわち直流(流量がない)のときは、論理回
路6は切替スイッチ5に対し直流量S7を選択するよう
に指示を与える。このようにすることにより、外部振動
の影響を軽減しつつカルマン渦周波数の全範囲をカバー
できるようになる。なお、以上ではPLL回路を2つと
したが、3つ以上とすることができるのは勿論である。
【0022】
【発明の効果】この発明によれば、カルマン渦センサか
らの出力信号を2値化したパルス信号を処理するに当た
りPLL回路を用いるようにしたので、衝撃振動などに
よる衝撃パルスに対しては応答させないようにすること
ができ、その結果、流体流量がいかなる値であっても外
部衝撃振動の影響を極めて少なくし、流量に対応した正
確なパルス出力または指示値を得ることが可能となる利
点が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例を示すブロック図である。
【図2】図1に示す位相・周波数比較器の具体例を示す
回路図である。
【図3】図2の動作を説明するための各部波形図であ
る。
【図4】ラグリードフィルタを説明するための説明図で
ある。
【図5】電圧制御型周波数可変素子(VCO)の具体例
を示す回路図である。
【図6】外部衝撃振動の有無によるカルマン渦センサ出
力波形例を説明するための説明図である。
【図7】外部衝撃振動がある場合の図1の各部出力を説
明するための波形図である。
【図8】この発明の他の実施例を示すブロック図であ
る。
【符号の説明】
1…カルマン渦センサ、2…波形整形回路、3,3a,
3b…PLL(Phase Locked Loop)
回路、4,4a,4b…コンパレータ、5…切替スイッ
チ、6…論理回路、31,31a,31b…位相・周波
数比較器、32,32a,32b…電圧制御型周波数可
変素子(VCO)、33,33a,33b…低域フィル
タ。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 流体の流量に対応する周波数信号を発生
    するカルマン渦センサからの出力信号を波形整形して矩
    形波信号を発生する波形整形手段に対し、印加電圧に応
    じて周波数を変えることができる電圧制御形周波数可変
    素子(VCO)からの発振信号と前記矩形波信号との位
    相差を求める位相差検出手段、および外部衝撃信号の持
    続時間よりも十分に長い時定数を持ち前記位相差検出信
    号からその低域成分のみを通過させるフィルタリング手
    段からなり、この位相差検出信号の低域成分を印加電圧
    として前記VCOの発振周波数を制御する周波数制御手
    段を設けるとともに、前記フィルタリング手段を介して
    得られる信号レベルを監視し、これが所定のしきい値レ
    ベルを越えたときはその旨の検知信号を発生する検知手
    段と、この検知信号が発生しない場合は前記VCOから
    の発振信号を、また、検知信号が発生した場合は一定の
    直流電圧をそれぞれ出力する切替手段とを設けたことを
    特徴とするカルマン渦流量計。
  2. 【請求項2】 流体の流量に対応する周波数信号を発生
    するカルマン渦センサからの出力信号を波形整形して矩
    形波信号を発生する波形整形手段に対し、印加電圧に応
    じて周波数を変えることができる電圧制御形周波数可変
    素子(VCO)からの発振信号と前記矩形波信号との位
    相差を求める位相差検出手段、および外部衝撃信号の持
    続時間よりも十分に長い時定数を持ち前記位相差検出信
    号からその低域成分のみを通過させるフィルタリング手
    段からなり、この位相差検出信号の低域成分を印加電圧
    として前記VCOの発振周波数を制御する周波数制御手
    段を複数個設けるとともに、前記フィルタリング手段を
    介して得られる信号レベルを監視し、これが所定のしき
    い値レベルを越えたときはその旨の検知信号を発生する
    検知手段を前記周波数制御手段のそれぞれに対応して設
    け、さらに、この検知信号が発生しない場合は検知信号
    を発生していないVCOを識別してそのVCO素子から
    の発振信号を出力し、全ての素子について前記検知信号
    が発生するときは、一定の直流電圧をそれぞれ出力する
    切替手段を設けたことを特徴とするカルマン渦流量計。
JP5205106A 1993-08-19 1993-08-19 カルマン渦流量計 Pending JPH0755518A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2007125725A1 (ja) * 2006-04-27 2007-11-08 Oval Corporation 変換器用パルス幅整形回路及び渦流量計

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2007125725A1 (ja) * 2006-04-27 2007-11-08 Oval Corporation 変換器用パルス幅整形回路及び渦流量計
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