JPH0755749Y2 - 円盤状記録媒体の蓋開閉装置 - Google Patents

円盤状記録媒体の蓋開閉装置

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JPH0755749Y2
JPH0755749Y2 JP1988118449U JP11844988U JPH0755749Y2 JP H0755749 Y2 JPH0755749 Y2 JP H0755749Y2 JP 1988118449 U JP1988118449 U JP 1988118449U JP 11844988 U JP11844988 U JP 11844988U JP H0755749 Y2 JPH0755749 Y2 JP H0755749Y2
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英 丹
晋作 佐野
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  • Holding Or Fastening Of Disk On Rotational Shaft (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、コンパクトディスク等の光ディスクの如き円
盤状記録媒体を回転機構にチャッキングさせる蓋の開閉
装置に関する。
〔考案の概要〕
本考案は、コンパクトディスク等の円盤状記録媒体を回
転機構にチャッキングさせる蓋を開放方向に付勢するば
ね部材の中間部を蓋が閉じた状態において匣体側にたわ
み状で当接させたことにより、蓋に円盤状記録媒体のチ
ャッキングを解除する付勢力と蓋を大きく開放する付勢
力の二段階の付勢力が付与されることになり、蓋のチャ
ッキング解除と開放動作をフィーリングが良好で円滑に
行うことができるようにしたものである。
〔従来の技術〕
従来コンパクトディスクプレーヤ(CDプレーヤ)におい
て、コンパクトディスクをスピンドルモータにより回転
されるターンテーブル上にチャッキングさせるチャッキ
ング部材を備えたCD蓋の開閉機構としては、第4図に示
すようにプレーヤ匣体(21)に対するCD蓋(22)の枢支
部(23)にねじりコイルバネ(24)を嵌挿して、その先
端(24a)をCD蓋(22)の内面側に突当て、後端(24b)
をプレーヤ匣体(21)側に突当てて、このねじりコイル
バネ(24)のコイル部(24c)に発生するねじ力でCD蓋
を開放する方式をとっていた。
また、CD蓋(22)に備えられるチャッキング部材(25)
はマグネット(26)が内蔵されてこのマグネット(26)
とターンテーブル(27)の間に吸着力が作用しこの吸着
力によりターンテーブル(27)に対しコンパクトディス
クがチャッキングされるように成されている。なお図中
(28)はスピンドルモータである。
〔考案が解決しようとする課題〕
前述の如く、ねじりコイルバネのねじり力により付勢さ
れて開放するCD蓋の負荷は、CD蓋が少し開いた時点では
蓋の自重とチャッキング部材のマグネットによるターン
テーブルに対する吸着力の和となり、さらにCD蓋が開き
チャッキング部材がターンテーブルから離隔された状態
となると、蓋の自重のみとなる。そこでこのCD蓋のロッ
ク解除による開放動作は初期の段階、即ちチャッキング
が解除されるまでの間は負荷が重いためゆっくりと開く
ことになり、次の段階、即ちチャッキング解除されると
負荷が急激に減少されるため弾揆的に勢いよく最終端ま
で一気に開放されることになる。
このためCD蓋は開放終端で衝突状態で停止されることに
なり、開放動作のフィーリングが悪くなるばかりでな
く、この開放時の衝撃で蓋が変形したり、また蓋の枢支
部が破損する等のおそれがあり、しかもこのCD蓋の開放
衝撃がCDプレーヤの他の部材、特に光学系に支障を与え
るおそれもあった。
本考案は、従来の技術の有するこのような問題点に鑑み
てなされたものであり、その目的とするところは蓋の開
放動作における衝撃を緩和してフィーリングが良好で円
滑に開閉動作を行なえるようにした円盤状記録媒体の蓋
開閉装置を提供することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するために、本考案における蓋開閉装置
は、円盤状記録媒体を回転機構上に吸着力によりチャッ
キングさせるチャッキング部材を備えた蓋が匣体に対し
て起伏自在に枢支されて、蓋と匣体との間に、蓋を開放
方向に付勢するばね部材が介装され、このばね部材は先
端が蓋に係合されて蓋を開放方向に付勢すると共に中間
部が蓋を閉じた状態において匣体側にたわみ状で当接さ
れて成り、蓋の開放時の開き始めはばね部材のたわみ状
部の復元力が作用し、以後はこの復元力から連続してば
ね部材自体の付勢力が作用して蓋の開放が行われるよう
に構成したものである。
〔作用〕
前述の如く構成される本考案の蓋開閉装置は、蓋が閉じ
た状態では、ばね部材の先端が蓋に係合された状態で中
間部が匣体側にたわみ状で当接されるので蓋のロックを
解除するとばね部材はたわみ状部が復元しながら蓋をチ
ャッキング部材の回転機構側に対する吸着力に抗して押
上げ、チャッキング部材が回転機構側から離隔すると蓋
はばね部材のたわみ状部の復元力からばね部材自体の付
勢力に連続的に移行して開放方向に付勢されて開放され
る。
このようにばね部材は蓋に対してばね部材のたわみ状部
の復元力からばね部材自体の付勢力に移行しての開放付
勢力を付与するので、チャッキング部材の吸着力に抗す
るたわみ状部の復元付勢力に対し、ばね部材自体の蓋を
開放する付勢力を小さく設定することにより、蓋の開閉
動作をフィーリングが良好で円滑に行えることになる。
〔実施例〕
以下、本考案の実施例を第1図乃至第3図を参照して説
明する。
図において(1)はコンパクトディスクプレーヤ(CDプ
レーヤ)の匣体を示し、(2)は匣体(1)側に備えら
れたスピンドルモータで、匣体上面に突出される回転軸
の上端に磁性金属から成るターンテーブル(3)がと取
付けられている。
(4)は匣体(1)の上側面に起伏自在に軸(5)によ
り枢支された蓋で、この蓋(4)の内面ほぼ中央にはタ
ーンテーブル(3)と対応してチャッキング部材(6)
が取付けられている。このチャッキング部材(6)はタ
ーンテーブル(3)とほぼ同径のチャッキングプレート
(7)とこのプレート(7)の上面側にチャッキングマ
グネット(8)が固着されて構成され、このチャッキン
グ部材(6)は、チャッキングプレート(7)の上面中
央に筒状部と係合円盤により形成された係合部(7a)が
蓋(4)の内面ほぼ中央に設けられた取付部(9)に上
下方向に摺動可能で周方向に回転可能に嵌挿係合して取
付けられている。
そして、本例においては匣体(1)と蓋(4)との間に
ねじりコイルバネ(10)が介装されて蓋(4)を常時、
開放方向に付勢している。このねじりコイルバネ(10)
はコイル部(10a)が蓋(4)の枢支部に嵌挿され、後
端部(10b)は匣体(1)の上面(1a)側の隅部に係合
され、また前端部(10c)は延長されてV字状に屈曲さ
れ、その先端は蓋(4)の内面に突設した係止部(11)
に係合されている。
このねじりコイルバネ(10)は蓋(4)を閉じた状態で
前端部(10c)の屈曲頂部(10c1)が匣体(1)の上面
(1a)に突当り、このため前端部(10c)は屈曲頂部(1
0c1)を挟んでたわむことになる。
また、蓋(4)は枢支部と対向する縁部、即ち自由端部
に閉じた状態でロックするロック機構(12)が備えられ
ており、このロック機構(12)はプッシュプッシュ方式
で蓋(4)を押圧するとロックされ、再び押圧するとロ
ックが解除されるように構成されている。
なお、図中、Dはコンパクトディスクである。
このように構成されるCDプレーヤにコンパクトディスク
Dを装填するには蓋(4)を開放してターンテーブル
(3)上に載置し、再び蓋(4)を閉じるとチャッキン
グ部材(6)のチャッキングプレート(7)がディスク
Dの中心部にターンテーブル(3)と対向して重ね合さ
れ、これによりチャッキングマグネット(8)がディス
クDを介してターンテーブル(4)に対して吸着される
状態になりコンパクトディスクDはターンテーブル
(3)上にチャッキングされ、スピンドルモータ(2)
の駆動により回転され、記録信号の再生が行なわれる。
この状態でねじりコイルバネ(10)は前述の如く先端部
(10c)において屈曲頂部(10c1)が匣体(1)の上面
(1a)に当接し、先端が蓋(4)の係止部(11)に係止
された状態で押圧されることにより弾性的にたわみ、こ
の状態で蓋(4)のロックにより保持される。
このようにしてディスクDの再生終了後、蓋(4)のロ
ックを解除するとねじりコイルバネ(10)の前端部(10
c)はたわみ状態から復元することになって蓋(4)を
開放方向に付勢し、このためチャッキング部材(6)は
チャッキングマグネット(8)がターンテーブル(3)
から離れた吸着が解除され、このチャッキングマグネッ
ト(8)の吸着解除により、蓋(4)はねじりコイルバ
ネ(10)のコイル部(10a)における弾力でさらに開放
方向に付勢される。即ち蓋(4)は開放後段においてね
じりコイルバネ(10)が単純なねじりバネ(トーション
バネ)として作用し開放付勢されることになる。
このように、本例におけるねじりコイルバネ(10)は蓋
(4)に対してチャッキング部材(6)のチャッキング
解除のための付勢と、蓋(4)自体の開放のための付勢
の二段階的に付勢作用することになる。従ってねじりコ
イルバネ(10)はチャッキング解除の付勢を大にし、蓋
開放の付勢力を小さくすることにより蓋(4)の開閉動
作をフィーリングが良好で円滑に行なえることになる。
このねじりコイルバネ(10)は蓋(4)が閉じられた状
態においては第3図Aに示すように一端固定、一端支
点、中央部集中荷重が掛るはりに例えることができ、こ
のはりの力量とたわみ量の関係は簡易的に次で求められ
る。
ここで、Wはバネ力であり、 W≧(蓋(4)の自重)+(チャッキングマグネット
(7)の吸着力) となるように線径d、長さa,b,l、材料の縦弾性係数
E、断面係数I及びたわみ量yを計算する。
また、蓋(4)が開いてチャッキングマグネット(7)
の吸着が解除された状態では第3図Bに示すようにねじ
りコイルバネ(10)は単純ねじりバネ(トーションバ
ネ)と考えられる。
そこで、ねじりコイルバネの長さをL、コイル部の巻数
をNとすると、 となり、ねじれ角φとkより M1=φk≧W・c としてバネの開き力を得ることができる。
以上、本考案をコンパクトディスクプレーヤのチャッキ
ング蓋に適用した場合について説明したが、本考案はこ
の実施例に限定されるものではなく、本考案の要旨を逸
脱しない範囲で種々変更できるもので、また他の光ディ
スク等の円盤状記録媒体のチャッキング蓋に適用できる
ことは勿論である。
〔考案の効果〕
以上のように本考案によれば、円盤状記録媒体のチャッ
キング蓋を開放動作するばね部材は、蓋の開き始めにお
いては、チャッキング部材の吸着力に対抗する付勢力を
たわみ状部の復元力で発生させて蓋を開放付勢し、以後
は蓋に対してたわみ状部の復元力からばね部材自体の付
勢力に連続的に移行して作用し、チャッキング解除後の
蓋を開放するように構成したので、チャッキング蓋のチ
ャッキング解除動作から開放動作がフィーリングが良好
で円滑に行えると共に蓋は急激に開放されることがない
ので枢支部の破損、蓋自体の変形等が防止されて長期の
使用に充分耐える等の効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案を適用したコンパクトディスクプレーヤ
の要部の断面図、第2図は同、蓋を開放した状態の断面
図、第3図A,Bはばね部材の説明図、第4図は従来のコ
ンパクトディスクプレーヤの一部分の断面図である。 図中、(1)は匣体、(3)はターンテーブル、(4)
は蓋、(6)はチャッキング部材、(10)はばね部材、
(10c)は屈曲前端部、Dは円盤状記録媒体としてのデ
ィスクである。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】円盤状記録媒体を回転機構上に吸着力によ
    りチャッキングさせるチャッキング部材を備えた蓋が匣
    体に対して起伏自在に枢支されて、 上記蓋と上記匣体との間に、上記蓋を開放方向に付勢す
    るばね部材が介装され、 このばね部材は先端が上記蓋に係合されて上記蓋を開放
    方向に付勢すると共に中間部が上記蓋が閉じた状態にお
    いて上記匣体側にたわみ状で当接されて成り、 上記蓋の開放時の開き始めは上記ばね部材のたわみ状部
    の復元力が作用し、以後はこの復元力から連続して上記
    ばね部材自体の付勢力が作用して上記蓋の開放が行われ
    るようにしたことを特徴とする円盤状記録媒体の蓋開閉
    装置。
JP1988118449U 1988-09-09 1988-09-09 円盤状記録媒体の蓋開閉装置 Expired - Lifetime JPH0755749Y2 (ja)

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JP1988118449U JPH0755749Y2 (ja) 1988-09-09 1988-09-09 円盤状記録媒体の蓋開閉装置

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Publication Number Publication Date
JPH0239346U JPH0239346U (ja) 1990-03-16
JPH0755749Y2 true JPH0755749Y2 (ja) 1995-12-20

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JP1988118449U Expired - Lifetime JPH0755749Y2 (ja) 1988-09-09 1988-09-09 円盤状記録媒体の蓋開閉装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0258756A (ja) * 1988-08-25 1990-02-27 Matsushita Electric Ind Co Ltd ディスク蓋開閉装置

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Publication number Publication date
JPH0239346U (ja) 1990-03-16

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