JPH0755809Y2 - 偏向ヨークの磁界補正用磁気シート - Google Patents

偏向ヨークの磁界補正用磁気シート

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JPH0755809Y2
JPH0755809Y2 JP1987043014U JP4301487U JPH0755809Y2 JP H0755809 Y2 JPH0755809 Y2 JP H0755809Y2 JP 1987043014 U JP1987043014 U JP 1987043014U JP 4301487 U JP4301487 U JP 4301487U JP H0755809 Y2 JPH0755809 Y2 JP H0755809Y2
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JP
Japan
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magnetic sheet
adhesive layer
deflection yoke
magnetic
winding
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博香 山崎
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Kaneka Corp
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【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は偏向ヨークの磁界補正用磁性シートに関し、更
に詳しくは貼着対象である偏向ヨーク表面から端部がめ
くれ上がったり、シートそのものが脱落することを防止
した偏向ヨークの磁界補正用磁性シートに関する。
〔従来の技術〕
従来、テレビ等に用いられる電子ビームの偏向ヨークに
よっては、正しい偏向が得られない場合があり、このよ
うな場合にはこれを補正する為に、合成樹脂材料にソフ
トフェライト粉等を混入した磁性シートが用いられてい
る。この様子は第4図の説明用斜視図に示される。即ち
偏向ヨーク2は一般的にラッパ状の合成樹脂製絶縁枠の
内面に巻線3を配した構成であり、磁性シート1はこの
湾曲内面に配した巻線3の表面に貼り付けられる。この
磁性シートは、偏向ヨークの巻線束上に粘着剤を介して
付着させるとともに、湾曲した巻線束表面に貼着した磁
性シートが弾性復元して剥離することを防止するため
に、磁性シートの表面にアセテートテープを重ね貼りし
ている。
アセテートテープを重ね貼りしない場合の磁性シートの
剥離現象には、磁性シート背面の粘着剤層が偏向ヨーク
の巻線束表面から剥離する場合と、磁性シート本体とシ
ート背面の粘着剤層が剥離する場合とがあり、アセテー
トテープはこの両方の剥離現象に対して防止効果を有し
ている。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかし、アセテートテープを重ね貼りする方法では、補
正用磁性シートよりも大きなアセテートテープを外被し
なければならない為、この貼着に手間がかかるうえにコ
スト上も問題があるばかりでなく、剥がれ防止用のアセ
テートテープ自身が時間経過とともに、偏向ヨークの巻
線束上から剥がれることもあり問題となっている。
本考案はこのような剥がれ防止用のテープを用いず補正
用磁性シートそのものの偏向ヨークへの付着力を高める
ことによって、端部がめくれ上がったり、シートが脱落
することがないとともに貼着作業も簡略化できる偏向ヨ
ークの磁界補正用磁性シートを提供せんとするものであ
る。
〔問題点を解決するための手段〕
前記本考案の目的を達成する為に、本考案は、磁性シー
ト本体の片面に当該磁性シート本体よりも巾広の粘着剤
層を介して芯シートを設け、該芯シートの反対表面に前
記偏向ヨークの巻線の線径の略2分の1以上の厚みを有
する粘着剤層を形成し、且つ磁性シート本体の両側表面
部分とその周囲に位置する粘着剤層とにわたって端部押
え材を被覆するとともに前記粘着剤層によって当該端部
押え材を固定してなる偏向ヨークの磁界補正用磁性シー
トを提供せんとするものである。
〔作用〕
以上の如く、本考案にかかる磁性シートは、その片面に
は粘着剤層を介して芯シートが設けられ、該芯シート表
面には偏向ヨークの線径の略2分の1以上の厚みを有す
る粘着剤層が形成されているので、磁性シートをヨーク
の巻線束上に押圧すれば表面の粘着剤層は巻線間に充填
され、巻線と粘着剤層の互いの固着状態があたかも巻線
を抱持した状態となって本磁性シートが巻線上から剥離
するのが防止される。また、磁性シート本体は前記粘着
剤層よりも幅が狭く、しかもその両端が端部押え材を固
定されているので、粘着剤層と磁性シート本体との間が
めくれ上がることもない。
〔実施例〕
本考案の詳細を更に図示した実施例にもとづき説明す
る。本考案にかかる偏向ヨークの磁界補正用磁性シート
は、図例の如くテレビ等に用いる偏向ヨーク2の巻線束
3上に付着させるものであり、矩形等の形状を有してい
る。この磁性シートは、例えば塩化ビニルやゴム等の合
成樹脂中にニッケルジンクフェライト等のソフトフェラ
イトを例えば合成樹脂20重量%に対し、ソフトフェライ
ト80重量%を混合した合成樹脂磁性材料を用いて成形さ
れたものを本体(以下、磁性シート本体1と称す)とな
し、当該磁性シート本体1の片面には当該磁性シート本
体1よりも、図例の如く全体が巾広であったり、または
少なくとも相対向する2辺のみが巾広な粘着剤層4を介
して、該粘着剤層4と同幅の不織布等の芯シート5を設
け、該芯シート5の背面には前記偏向ヨーク2の巻線線
径の略2分の1以上の厚み、好ましくは線径の直径に近
似するか又はそれ以上の厚みを有する粘着剤層6を形成
している。介在用粘着剤層4は、図例の如く芯シート5
とともに、前記磁性シート本体1の外周よりも外方へ広
く拡大された広さを有しており、露出した粘着剤層4の
背面に芯シート5が存在することにより磁性シート本体
1から外方に張り出した粘着剤層4に腰が与えられてい
る。
また磁性シート本体1の表面の両側においては、図例の
如く、アセテートテープやその他のシート材を用いた端
部押え材7を位置づけし、粘着剤層4にこれらを付着さ
せることで磁性シート本体1の相対向する2辺を固定し
ている。
このような構成とした結果、片面の粘着剤層6は、この
厚みにより偏向ヨーク2の巻線を抱持するようにして付
着させることができるとともに、偏向ヨーク2に取付け
た後の磁性シート本体1の側端が粘着剤層4からめくれ
上がることを、その端部押え材7が防止する。このよう
に偏向ヨーク2の巻線上からの磁性シートの剥離と、粘
着剤層4からの磁性シート本体1側端のめくれ上がりが
共に防止されるのである。
従来の磁性シートの片面に形成した仮止め用粘着剤層は
通常アクリル系の粘着剤を20μmから40μm程度付着さ
せていたが、偏向ヨークの個々の巻線の直径は200μm
から400μm程度の直径を有する関係上、例えばこの粘
着剤層の厚みを少なくとも100μm〜300μm程度の厚み
に設定することにより、これらの巻線表面に本偏向ヨー
クの磁界補正用磁性シートを加圧粘着させたときに、粘
着剤層6は巻線を抱持するような状態となり、巻線を粘
着剤層6内に位置させて強固に付着させることができる
ようになる。
このように本考案は巻線と粘着剤層6との互いの付着力
を強力なものとし、且つ磁性シート本体1の粘着剤層4
からのめくれ上がりも防止することで、アセテートテー
プの重ね貼りを不要にして磁性シートの貼着作業の容易
化を可能にしている。また粘着剤層のうち磁性シート本
体1よりも外方に張り出した部分は端部押え材7の固定
材としても機能させている。
以上のように本考案の偏向ヨークの磁界補正用磁性シー
トは、粘着剤層内に巻線が抱持され、且つ磁性シート本
体1の端部は端部押え材7で粘着剤層4に固定されてい
るから、湾曲内面に沿って配設された巻線表面に貼着し
た磁性シートが弾性復元する力によって、粘着剤層6が
巻線表面から剥がれたり、あるいは磁性シート本体1の
端部が粘着剤層4からめくれ上がったりすることはなく
なり、偏向ヨーク表面における所定の粘着姿勢を維持さ
せることが可能となって、磁性シートによる偏向ヨーク
の調整効果を半永久的に維持することができる。
〔考案の効果〕
以上の如く、本考案の偏向ヨークの磁界補正用磁性シー
トは、磁性シート本体の片面に当該磁性シート本体より
も巾広の粘着剤層を介して芯シートを設け、該芯シート
の反対表面に前記偏向ヨークの巻線の線径の略2分の1
以上の厚みを有する粘着剤層を形成して粘着剤層内に巻
線が抱持されるようになし、且つ磁性シート本体よりも
外方に張り出した粘着剤層を利用して、端部押え材で磁
性シート本体の端部を粘着剤層に固定しているから、湾
曲内面に沿って配設された巻線束表面に貼着した磁性シ
ートが弾性復元する力によって、粘着剤層が巻線束表面
から剥がれたり、あるいは磁性シート本体の端部が粘着
剤層からめくれ上がったりすることはなくなり、偏向ヨ
ーク表面における所定の貼着姿勢を維持させることが可
能となって、磁性シートによる偏向ヨークの調整効果を
半永久的に発揮させることができる。そして本考案の偏
向ヨークの磁界補正用磁性シートは巻線束表面に強固に
固定されることから、従来のようにアセテートテープを
重ね貼りする必要もなく、磁界の調整作業が簡易とな
る。
しかも端部押え材の固定は磁性シート本体を巻線表面に
固定するための粘着剤層を幅広となすことによって共用
しているから、端部押え材固定用の手段を別途設ける必
要もない。
【図面の簡単な説明】
第1図は偏向ヨークに本磁性シートを付着させた状態の
平面説明図、第2図は本磁性シートの断面説明図、第3
図は本磁性シートの説明用斜視図、第4図は偏向ヨーク
に磁性シートを貼り付けた状態を示す説明用斜視図であ
る。 1:磁性シート本体、2:偏向ヨーク、3:巻線束、4:粘着剤
層、5:芯シート、6:粘着剤層、7:端部押え材。
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭58−178510(JP,A) 実願 昭60−46188号(実開 昭61− 162931号)の願書に添付した明細書及び図 面の内容を撮影したマイクロフィルム(J P,U) 実願 昭59−200213号(実開 昭61− 112562号)の願書に添付した明細書及び図 面の内容を撮影したマイクロフィルム(J P,U)

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】偏向ヨークの巻線束表面に直接貼り付けて
    磁界補正を行う偏向ヨークの磁界補正用磁性シートにお
    いて、磁性シート本体の片面に当該磁性シート本体より
    も巾広の粘着剤層を介して芯シートを設け、該芯シート
    の反対表面に前記偏向ヨークの巻線の線径の略2分の1
    以上の厚みを有する粘着剤層を形成し、且つ磁性シート
    本体の両側表面部分とその周囲に位置する粘着剤層とに
    わたって端部押え材を被覆するとともに前記粘着剤層に
    よって当該端部押え材を固定してなる偏向ヨークの磁界
    補正用磁性シート。
  2. 【請求項2】表面の粘着剤層の厚みを巻線の直径に近い
    厚みとしてなる実用新案登録請求の範囲第1項記載の偏
    向ヨークの磁界補正用磁性シート。
JP1987043014U 1987-03-23 1987-03-23 偏向ヨークの磁界補正用磁気シート Expired - Lifetime JPH0755809Y2 (ja)

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JPS63150457U JPS63150457U (ja) 1988-10-04
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS61112562U (ja) * 1984-12-25 1986-07-16
JPS61162931U (ja) * 1985-03-29 1986-10-08

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