JPH075587U - 溶剤浄化用フィルタ装置 - Google Patents

溶剤浄化用フィルタ装置

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JPH075587U
JPH075587U JP3532993U JP3532993U JPH075587U JP H075587 U JPH075587 U JP H075587U JP 3532993 U JP3532993 U JP 3532993U JP 3532993 U JP3532993 U JP 3532993U JP H075587 U JPH075587 U JP H075587U
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正樹 中井
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富士車輌株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ケース内部にカートリッジフィルタを収納し
たフィルタ装置において、溶剤出入口の差圧の変動によ
りフィルタが圧縮した場合に、フィルタと固定部間のす
き間の発生を防止する。 【構成】 固定ボルト7の締付けにより、ケース内壁2
aと押え板6の間でカートリッジフィルタ5を圧着固定
し、固定ボルト7と押え板6の間に、フィルタの圧着方
向に伸縮する弾性機構14を組込む。フィルタ5が圧縮
すると、弾性機構14が伸びて圧着状態を維持し、すき
間の発生を防止する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、ドライクリーニング機において溶剤を浄化して循環させるための フィルタ装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
ドライクリーニング機においては、溶剤に汚れやゴミ、糸屑等の不純物が混入 していると、洗浄能力の低下や、衣料への不純物の付着等が生じるため、それら 不純物を常時取り除いて溶剤を浄化する必要があり、通常図4に示すように、ベ ースタンク21とバスケット22を接続する溶剤の循環路23にフィルタ装置1 ’を設け、溶剤を浄化して循環させるようにしている。
【0003】 従来のフィルタ装置1’は、図5に示すように、筒状のケース2の内壁2aに 、溶剤出口3に連通する溶剤取出し管4を突出して設け、この溶剤取出し管4の 周囲を取り囲むようにカートリッジフィルタ5を収納している。
【0004】 このカートリッジフィルタ5は、フィルタ端面のフィルタパッキン13に当接 した押え板6を溶剤取出し管4に取付けた固定ボルト7により締め付け、その押 え板6とケース内壁2aとの間で圧着することにより固定されており、固定ボル ト7に着脱によってフィルタ5をケース2の開口8を通して交換できるようにな っている。
【0005】 また、ケース2の開口8には蓋板9が取付けられ、その開口8近傍の周壁に、 溶剤導入管11と接続した溶剤入口10が設けられている。
【0006】 上記のフィルタ装置1’では、溶剤入口10から導入した溶剤をカートリッジ フィルタ5の外側から内側に挿通させて、溶剤に含まれる汚れや糸屑等をろ過し 、その不純物を除去した溶剤を、溶剤取出し管4表面の多数の孔12から取り入 れて、溶剤出口3から排出する。
【0007】 なお、図中の13で示すフィルタパッキンは、フィルタ5端面と押え板6間の 他に、フィルタ5の間や、ケース内壁2aとフィルタ5の間に挿入される。
【0008】
【考案が解決しようとする課題】
上記構造のフィルタ装置では、カートリッジフィルタ5が汚れやゴミ等で目詰 りすると、溶剤の流れが悪くなり、溶剤入口10と溶剤出口3の差圧が増大する ため、その圧力によってカートリッジフィルタ5が軸方向に圧縮される。
【0009】 ところが、従来の装置では、フィルタ5が押え板6とケース内壁2aの間で単 に締め付けて固定されているため、フィルタ5が圧縮されて変形すると、フィル タ5と押え板6の間、又は押え板6と固定ボルト7の間にすき間が発生し、その すき間から糸屑などのゴミがフィルタ5を通過してしまい、溶剤出口3から排出 される場合があった。
【0010】 そこで、この考案は、上記の問題を解決し、カートリッジフィルタの変形が生 じた場合でも溶剤のフィルタ外側からの通過をなくし、安定した溶剤浄化を行な えるフィルタ装置を提供することを目的としている。
【0011】
【課題を解決するための手段】
上記の課題を解決するために、この考案は、カートリッジフィルタの固定部に 、フィルタを圧着する方向に伸縮する弾性機構を組込み、この弾性機構の圧着量 を、ケースの溶剤出口と溶剤入口の差圧によってフィルタが圧縮される量よりも 大きく設定したのである。
【0012】
【作用】
上記の構造では、溶剤出入口の差圧の変動により、カートリッジフィルタが圧 縮又は伸長すると、その変動に応じて弾性機構が伸縮してフィルタの圧着状態を 維持し、フィルタ固定部におけるすき間の発生を防止する。
【0013】
【実施例】
図1及び図2は実施例のフィルタ装置を示している。このフィルタ装置1の基 本的構造や作用は、図5に示した従来構造のものと同じであり、従来構造と異な る点は、固定ボルト7と押え板6の間に、数枚の皿バネ15から成る弾性機構1 4を組み込んだことにある。
【0014】 この各皿バネ15は、固定ボルト7に軸方向に並べて配置され、カートリッジ フィルタ5の軸線方向に伸縮するように取付けられており、固定ボルト7の締め 付けによって軸方向に圧縮し、その弾性力によりカートリッジフィルタ5を押え 板6とケース内壁2aの間で圧着するようになっている。
【0015】 また、上記皿バネ15は、フィルタ5を使用開始する前に固定ボルト7により 十分に締め付けられ、フィルタ5に対する圧着量が、ケース2の溶剤入口10と 溶剤出口3の差圧によってフィルタ5を圧縮する量よりも大きくなるように設定 されている。
【0016】 上記の構造で成る実施例のフィルタ装置1においては、溶剤入口10と溶剤出 口3の差圧の変動により、フィルタ5とフィルタパッキン13が軸方向に圧縮さ れると、弾性機構14の皿バネ15が伸びて押え板6を軸方向に押し、フィルタ 5の圧着状態を保持する。このため、フィルタ5と押え板6の間にはすき間が発 生せず、溶剤を全てフィルタ5の内部を通してろ過することができ、安定した浄 化を行なうことができる。
【0017】 図3は他の実施例を示す。 この例では、図1に示した実施例フィルタ装置1の溶剤出口側に、溶剤中の染 料等の除去を行なう活性炭槽16を連結し、その活性炭槽16の出口に、ストレ ーナ17を設けている。
【0018】 上記のような活性炭槽16を備える装置に実施例のフィルタ装置1を用いるこ とにより、溶剤が内部の汚れやゴミ等を完全に取除かれた状態で活性炭槽16に 導入でき、出口のストレーナ17の目詰りを防止できる。このため、長期にわた ってメンテナンス作業を不要にでき、作業能率を向上させることができる。
【0019】 なお、上記の弾性機構14は、皿バネ15以外に、他の種類のバネやゴム材等 の弾性材を組合せて形成することもできる。
【0020】 また、実施例では押え板6と固定ボルト7の間に弾性機構14を組込んだが、 フィルタ5が圧着されるケース内壁2a側に弾性機構を組込むようにしてもよい 。
【0021】
【効果】
以上のように、この考案は、カートリッジフィルタが溶剤入口と出口間の差圧 の変動によって圧縮しても弾性機構がその圧着状態を維持し、フィルタと固定部 間のすき間の発生を防ぐので、フィルタのろ過効率が上昇し、衣類の洗浄効率を 向上できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例のフィルタ装置を示す断面図
【図2】同上の要部を拡大して示す断面図
【図3】他の実施例を示す断面図
【図4】ドライクリーニング機の概略構造図
【図5】従来例を示す断面図
【符号の説明】
1 フィルタ装置 2 ケース 3 溶剤出口 4 溶剤取出し管 5 カートリッジフィルタ 6 押え板 7 固定ボルト 10 溶剤入口 14 弾性機構 15 皿バネ 16 活性炭槽

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ケースの内壁に、溶剤出口を取囲む交換
    式のカートリッジフィルタを固定し、上記ケースに設け
    た溶剤入口から導入した溶剤を、上記カートリッジフィ
    ルタの内部を通して溶剤出口に流通させる溶剤浄化用フ
    ィルタ装置において、上記カートリッジフィルタの固定
    部に、フィルタを圧着する方向に伸縮する弾性機構を組
    込み、この弾性機構の圧着量を、上記溶剤出口と溶剤入
    口の差圧によってフィルタが圧縮される量よりも大きく
    設定したことを特徴とする溶剤浄化用フィルタ装置。
JP1993035329U 1993-06-29 1993-06-29 溶剤浄化用フィルタ装置 Expired - Lifetime JPH088795Y2 (ja)

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JPH088795Y2 JPH088795Y2 (ja) 1996-03-13

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20230019701A (ko) * 2021-08-02 2023-02-09 서울대학교산학협력단 염색 장치 세정용 염료 흡착 필터 및 염색 장치 세정 방법

Citations (3)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS54111680A (en) * 1978-02-22 1979-09-01 Fuji Electric Co Ltd Circuit breaker
JPS5835859A (ja) * 1981-08-28 1983-03-02 Toshiba Corp 高圧ナトリウムランプ
JPS6326175U (ja) * 1986-08-04 1988-02-20

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