JPH0756033Y2 - 火災時避難用設備の構造 - Google Patents
火災時避難用設備の構造Info
- Publication number
- JPH0756033Y2 JPH0756033Y2 JP1090093U JP1090093U JPH0756033Y2 JP H0756033 Y2 JPH0756033 Y2 JP H0756033Y2 JP 1090093 U JP1090093 U JP 1090093U JP 1090093 U JP1090093 U JP 1090093U JP H0756033 Y2 JPH0756033 Y2 JP H0756033Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- building
- water
- partition wall
- water pit
- fire
- Prior art date
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- Expired - Lifetime
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- Emergency Lowering Means (AREA)
- Fire-Extinguishing By Fire Departments, And Fire-Extinguishing Equipment And Control Thereof (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は火災時ににおいて、安全
な避難路を確保することができる火災時避難用設備の構
造に関するものである。
な避難路を確保することができる火災時避難用設備の構
造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば多層階の建物においては、
建物に連通した状態で非常階段等の避難路が設けられて
おり、各階の建物と避難路との境界には、火災時におけ
る安全性を確保するため、主に火災初期時にその境界を
閉じて避難路への煙の進入を防ぐ防火扉を設置してい
た。
建物に連通した状態で非常階段等の避難路が設けられて
おり、各階の建物と避難路との境界には、火災時におけ
る安全性を確保するため、主に火災初期時にその境界を
閉じて避難路への煙の進入を防ぐ防火扉を設置してい
た。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】ところが、火災時にお
いて上記防火扉の閉め方が不完全であった場合、煙が避
難路にまで及んで避難路が煙道となってしまうため、安
全な避難路を確保できなくなるという問題があった。ま
た火災が建物内で拡大した場合は建物内に可燃性ガスが
充満しているため、消防隊等が消火活動を行う際に、防
火扉で避難路の入口が閉じられた建物に新たに開口部を
設けようとすると、可燃性ガスと外部空気との接触によ
ってフラッシュバックが発生してしまい、消防隊の安全
な進入路を確保できないことがあるという問題も生じて
いた。
いて上記防火扉の閉め方が不完全であった場合、煙が避
難路にまで及んで避難路が煙道となってしまうため、安
全な避難路を確保できなくなるという問題があった。ま
た火災が建物内で拡大した場合は建物内に可燃性ガスが
充満しているため、消防隊等が消火活動を行う際に、防
火扉で避難路の入口が閉じられた建物に新たに開口部を
設けようとすると、可燃性ガスと外部空気との接触によ
ってフラッシュバックが発生してしまい、消防隊の安全
な進入路を確保できないことがあるという問題も生じて
いた。
【0004】本考案は上記課題に鑑みてなされたもので
あり、火災時において安全な避難路及び消防隊の安全な
進入路を確実に確保することができる火災時避難用設備
の構造を提供することを目的としている。
あり、火災時において安全な避難路及び消防隊の安全な
進入路を確実に確保することができる火災時避難用設備
の構造を提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本考案の火災時避難用設備の構造は、建物とその建物
に連通した避難路との境界の下部に、断面略凹状の水ピ
ットを前記境界の幅にわたって形成すると共に、前記境
界の上部から仕切壁を、前記水ピット内を前記建物側と
前記避難路側とに略半分に分割する状態でかつ前記境界
の幅にわたって垂設してなるものであって、該仕切壁の
下端面は少なくとも前記水ピットの上端縁より下方に垂
下され、かつ前記水ピット内の前記建物側の側部と前記
仕切壁の側面との間と、前記水ピット内の前記避難路側
の側部と前記仕切壁の他の側面との間と、前記水ピット
内の底部と前記仕切壁の下端面との間にはそれぞれ、人
が潜り抜けれるだけの空間を形成したものである。また
上記火災時避難用設備の構造において、前記水ピット内
には、火災時に水が少なくとも前記仕切壁の下端面より
上方に満水される状態で注水されるようにしたものであ
る。
に本考案の火災時避難用設備の構造は、建物とその建物
に連通した避難路との境界の下部に、断面略凹状の水ピ
ットを前記境界の幅にわたって形成すると共に、前記境
界の上部から仕切壁を、前記水ピット内を前記建物側と
前記避難路側とに略半分に分割する状態でかつ前記境界
の幅にわたって垂設してなるものであって、該仕切壁の
下端面は少なくとも前記水ピットの上端縁より下方に垂
下され、かつ前記水ピット内の前記建物側の側部と前記
仕切壁の側面との間と、前記水ピット内の前記避難路側
の側部と前記仕切壁の他の側面との間と、前記水ピット
内の底部と前記仕切壁の下端面との間にはそれぞれ、人
が潜り抜けれるだけの空間を形成したものである。また
上記火災時避難用設備の構造において、前記水ピット内
には、火災時に水が少なくとも前記仕切壁の下端面より
上方に満水される状態で注水されるようにしたものであ
る。
【0006】
【作用】本考案によれば、水ピット内にその上面まで水
を満たすと、仕切壁の下端面は前記水ピット内に水没す
る。そして、避難路と建物との境界は前記水ピット内の
水及び前記仕切壁で完全に閉じられ、前記避難路は前記
建物から完全に遮断された状態となる。また前記水ピッ
ト内の建物側の側部と前記仕切壁の側面との間と、前記
水ピット内の避難路側の側部と前記仕切壁の他の側面と
の間と、前記水ピットの底部と前記仕切壁の下端面との
間にはそれぞれ、人が潜り抜けれるだけの空間を形成し
たので、火災時においては前記建物内の人は前記水ピッ
ト内を潜り抜けられ、前記避難路側に脱出可能となる。
を満たすと、仕切壁の下端面は前記水ピット内に水没す
る。そして、避難路と建物との境界は前記水ピット内の
水及び前記仕切壁で完全に閉じられ、前記避難路は前記
建物から完全に遮断された状態となる。また前記水ピッ
ト内の建物側の側部と前記仕切壁の側面との間と、前記
水ピット内の避難路側の側部と前記仕切壁の他の側面と
の間と、前記水ピットの底部と前記仕切壁の下端面との
間にはそれぞれ、人が潜り抜けれるだけの空間を形成し
たので、火災時においては前記建物内の人は前記水ピッ
ト内を潜り抜けられ、前記避難路側に脱出可能となる。
【0007】さらに、火災時に水ピット内に水が少なく
とも前記仕切壁の下端面より上方に満水される状態で注
水されると、前記避難路と前記建物との境界が前記水ピ
ット内の水及び前記仕切壁で完全に閉じられて火災現場
からの煙が前記避難路側に進入せず、また前記建物内に
充満している可燃性ガスと外部空気とが完全に遮断され
てフラッシュバックの発生が防止される。
とも前記仕切壁の下端面より上方に満水される状態で注
水されると、前記避難路と前記建物との境界が前記水ピ
ット内の水及び前記仕切壁で完全に閉じられて火災現場
からの煙が前記避難路側に進入せず、また前記建物内に
充満している可燃性ガスと外部空気とが完全に遮断され
てフラッシュバックの発生が防止される。
【0008】
【実施例】以下、本考案に係る火災時避難用設備の構造
の実施例を図面に基づいて説明する。図1は本考案の火
災時避難用設備の構造の一例を示した模式図である。図
中10は建物14に連通した非常階段からなる避難路で
あり、避難路10と建物14との境界の下部側には断面
略凹状の水ピット11が境界の幅にわたって形成されて
いる。また境界の上部から仕切壁12が、水ピット11
内を建物14側と避難路10側とに略半分に分割する状
態でかつ境界の幅にわたって垂設されており、その下端
面は少なくとも水ピット11の上面より下方に垂下され
ている。
の実施例を図面に基づいて説明する。図1は本考案の火
災時避難用設備の構造の一例を示した模式図である。図
中10は建物14に連通した非常階段からなる避難路で
あり、避難路10と建物14との境界の下部側には断面
略凹状の水ピット11が境界の幅にわたって形成されて
いる。また境界の上部から仕切壁12が、水ピット11
内を建物14側と避難路10側とに略半分に分割する状
態でかつ境界の幅にわたって垂設されており、その下端
面は少なくとも水ピット11の上面より下方に垂下され
ている。
【0009】この水ピット11は、建物に造り付けられ
てあるいはユニット式により設けられるものであり、水
ピット11の建物14側の側部と仕切壁12の側面との
間と、水ピット11の避難路10側の側部と仕切壁12
の他の側面との間と、水ピット11の底部と仕切壁12
の下端面との間にはそれぞれ、人が潜り抜けられるだけ
の空間が形成されている。また仕切壁12内には、一端
が貯水タンク(図示せず)に接続された供給管13がそ
の他端を水ピット11に向けた状態で設けられている。
てあるいはユニット式により設けられるものであり、水
ピット11の建物14側の側部と仕切壁12の側面との
間と、水ピット11の避難路10側の側部と仕切壁12
の他の側面との間と、水ピット11の底部と仕切壁12
の下端面との間にはそれぞれ、人が潜り抜けられるだけ
の空間が形成されている。また仕切壁12内には、一端
が貯水タンク(図示せず)に接続された供給管13がそ
の他端を水ピット11に向けた状態で設けられている。
【0010】このように構成された火災時避難用設備の
構造においては、火災時には例えば煙センサ(図示せ
ず)等の感知により貯水タンクのバルブが開いて自動的
に、あるいは手動でバルブを開くことにより貯水タンク
から図中矢印で示した如く供給管13を介して水ピット
11内に水15が注水される。
構造においては、火災時には例えば煙センサ(図示せ
ず)等の感知により貯水タンクのバルブが開いて自動的
に、あるいは手動でバルブを開くことにより貯水タンク
から図中矢印で示した如く供給管13を介して水ピット
11内に水15が注水される。
【0011】このとき水ピット11内には、水15が少
なくとも仕切壁12の下端面より上方に満水される状態
で注水され、これによって仕切壁12の下端面は水ピッ
ト11内の水面より下がった位置に配置された状態とな
る。つまり仕切壁12の下端面は水没し、避難路10と
建物14との境界は水ピット11内の水15及び仕切壁
12で完全に閉じられて、避難路10が建物から完全に
遮断される。従って火災時の煙が避難路10にまで進入
しないので、安全な避難路を確実に確保することができ
る。
なくとも仕切壁12の下端面より上方に満水される状態
で注水され、これによって仕切壁12の下端面は水ピッ
ト11内の水面より下がった位置に配置された状態とな
る。つまり仕切壁12の下端面は水没し、避難路10と
建物14との境界は水ピット11内の水15及び仕切壁
12で完全に閉じられて、避難路10が建物から完全に
遮断される。従って火災時の煙が避難路10にまで進入
しないので、安全な避難路を確実に確保することができ
る。
【0012】また水ピット11の建物14側の側部と仕
切壁12の側面との間と、水ピット11の避難路10側
の側部と仕切壁12の他の側面との間と、水ピット11
の底部と仕切壁12の下端面との間にはそれぞれ、人が
潜り抜けられるだけの空間が形成されているので、火災
時には建物内の人は、矢印で示したように建物14側か
ら水ピット11内を建物14側から避難路10側へ潜り
抜けることにより、安全な避難路10側に脱出すること
ができる。
切壁12の側面との間と、水ピット11の避難路10側
の側部と仕切壁12の他の側面との間と、水ピット11
の底部と仕切壁12の下端面との間にはそれぞれ、人が
潜り抜けられるだけの空間が形成されているので、火災
時には建物内の人は、矢印で示したように建物14側か
ら水ピット11内を建物14側から避難路10側へ潜り
抜けることにより、安全な避難路10側に脱出すること
ができる。
【0013】さらに避難路10と建物14との境界は、
水ピット14内の水15及び仕切壁12で完全に閉じら
れることから、建物14内に充満している可燃性ガスと
外部空気とが完全に遮断された状態となっており、しか
も避難路10側から水ピット11を介して建物14側
に、つまり火災現場側に人が進入することができるの
で、フラッシュバックが発生しない消防隊の安全な進入
路が確実に確保されることとなる。
水ピット14内の水15及び仕切壁12で完全に閉じら
れることから、建物14内に充満している可燃性ガスと
外部空気とが完全に遮断された状態となっており、しか
も避難路10側から水ピット11を介して建物14側
に、つまり火災現場側に人が進入することができるの
で、フラッシュバックが発生しない消防隊の安全な進入
路が確実に確保されることとなる。
【0014】なお、本実施例においては避難路10と建
物14との境界に水ピット11及び仕切壁12のみを設
置した場合について説明したが、従来の防火扉を併せて
設置すれば、より安全な避難路10をより確実に確保す
ることができる。また、本実施例では火災時に水ピット
11内に水を注水する場合について述べたが、水ピット
11内には常時水を満たした状態にしておくことも可能
である。
物14との境界に水ピット11及び仕切壁12のみを設
置した場合について説明したが、従来の防火扉を併せて
設置すれば、より安全な避難路10をより確実に確保す
ることができる。また、本実施例では火災時に水ピット
11内に水を注水する場合について述べたが、水ピット
11内には常時水を満たした状態にしておくことも可能
である。
【0015】
【考案の効果】以上説明したように本考案によれば、避
難路と建物との境界は水ピット内の水及び仕切壁で完全
に閉じられ、前記避難路が前記建物から完全に遮断され
るので、火災時の煙が前記避難路にまで及ぶのを防止す
ることができ、安全な避難路を確実に確保することがで
きる。また前記建物内の人は前記水ピットを介して安全
な避難路側に脱出することができる。さらに前記避難路
と前記建物との境界は前記水ピット及び仕切壁で完全に
閉じられて、前記建物内に充満している可燃性ガスと外
部空気とが完全に遮断されると同時に、前記水ピットか
ら人が火災現場側に進入することができるので、消防隊
の安全な進入路を確実に確保することができることとな
る。
難路と建物との境界は水ピット内の水及び仕切壁で完全
に閉じられ、前記避難路が前記建物から完全に遮断され
るので、火災時の煙が前記避難路にまで及ぶのを防止す
ることができ、安全な避難路を確実に確保することがで
きる。また前記建物内の人は前記水ピットを介して安全
な避難路側に脱出することができる。さらに前記避難路
と前記建物との境界は前記水ピット及び仕切壁で完全に
閉じられて、前記建物内に充満している可燃性ガスと外
部空気とが完全に遮断されると同時に、前記水ピットか
ら人が火災現場側に進入することができるので、消防隊
の安全な進入路を確実に確保することができることとな
る。
【図1】本考案の火災時避難用設備の構造の一例を示し
た模式図である。
た模式図である。
10 避難路 11 水ピット 12 仕切壁 14 建物 15 水
Claims (2)
- 【請求項1】 建物とその建物に連通した避難路との境
界の下部に、断面略凹状の水ピットを前記境界の幅にわ
たって形成すると共に、前記境界の上部から仕切壁を、
前記水ピット内を前記建物側と前記避難路側とに略半分
に分割する状態でかつ前記境界の幅にわたって垂設して
なるものであって、 該仕切壁の下端面は少なくとも前記水ピットの上端縁よ
り下方に垂下され、かつ前記水ピット内の前記建物側の
側部と前記仕切壁の側面との間と、前記水ピット内の前
記避難路側の側部と前記仕切壁の他の側面との間と、前
記水ピット内の底部と前記仕切壁の下端面との間にはそ
れぞれ、人が潜り抜けれるだけの空間を形成したことを
特徴とする火災時避難用設備の構造。 - 【請求項2】 前記水ピット内には、火災時に水が少な
くとも前記仕切壁の下端面より上方に満水される状態で
注水されることを特徴とする請求項1記載の火災時避難
用設備の構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1090093U JPH0756033Y2 (ja) | 1993-02-17 | 1993-02-17 | 火災時避難用設備の構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1090093U JPH0756033Y2 (ja) | 1993-02-17 | 1993-02-17 | 火災時避難用設備の構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0663056U JPH0663056U (ja) | 1994-09-06 |
| JPH0756033Y2 true JPH0756033Y2 (ja) | 1995-12-25 |
Family
ID=11763183
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1090093U Expired - Lifetime JPH0756033Y2 (ja) | 1993-02-17 | 1993-02-17 | 火災時避難用設備の構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0756033Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN116290997B (zh) * | 2023-03-29 | 2026-02-03 | 广州市人防建筑设计研究院有限公司 | 一种平战结合地下车库 |
-
1993
- 1993-02-17 JP JP1090093U patent/JPH0756033Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0663056U (ja) | 1994-09-06 |
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