JPH0756149Y2 - 絞り機 - Google Patents
絞り機Info
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- JPH0756149Y2 JPH0756149Y2 JP1994004361U JP436194U JPH0756149Y2 JP H0756149 Y2 JPH0756149 Y2 JP H0756149Y2 JP 1994004361 U JP1994004361 U JP 1994004361U JP 436194 U JP436194 U JP 436194U JP H0756149 Y2 JPH0756149 Y2 JP H0756149Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- roller
- toothed belt
- side roller
- driving
- driven
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は醤油,酒等の醸造,果汁
製造等の分野で用いる絞り機(圧搾機)に関するもので
ある。
製造等の分野で用いる絞り機(圧搾機)に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】醤油,酒等の製造は我国の伝統的な産業
の一つであり、それらの製造技術には、今日でもなお昔
ながらの技術をほとんどそのまま受け継いでいるものが
少なくない。たとえば、醤油の醸造におけるもろみを絞
る作業では、いくつもの加圧樽を用い、日単位の時間を
かけて絞るようにしたバッチ方式が今なお一般的であ
る。ところが、この方式では、絞っている間は人手がほ
とんど要らないが、絞りきった後は多人数による集中的
な作業が必要であるので、人手のかかり方がきわめて不
均一で効率が悪いという問題がある。そこで、この絞り
作業をなんとか連続式にして作業の効率化を図りたいと
いうことで、従来からいろいろと試みが為されている。
しかし、もろみの絞り作業を例えば単にローラやベルト
を用いて連続的に行おうとした場合には、圧搾力が大き
いと、もろみが横からはみ出し、また、ベルトの布目が
開いて透明度の悪い濁った醤油ができてしまうといった
問題が生ずる。そのため、連続式の場合は圧搾力を小さ
くする必要があり、どうしても残含水量が多くなって不
経済となるし、長時間かけて連続処理しなければならな
いために、例えばモータの減速機構が大がかりになるな
どして装置の複雑化,大型化が避けられない。
の一つであり、それらの製造技術には、今日でもなお昔
ながらの技術をほとんどそのまま受け継いでいるものが
少なくない。たとえば、醤油の醸造におけるもろみを絞
る作業では、いくつもの加圧樽を用い、日単位の時間を
かけて絞るようにしたバッチ方式が今なお一般的であ
る。ところが、この方式では、絞っている間は人手がほ
とんど要らないが、絞りきった後は多人数による集中的
な作業が必要であるので、人手のかかり方がきわめて不
均一で効率が悪いという問題がある。そこで、この絞り
作業をなんとか連続式にして作業の効率化を図りたいと
いうことで、従来からいろいろと試みが為されている。
しかし、もろみの絞り作業を例えば単にローラやベルト
を用いて連続的に行おうとした場合には、圧搾力が大き
いと、もろみが横からはみ出し、また、ベルトの布目が
開いて透明度の悪い濁った醤油ができてしまうといった
問題が生ずる。そのため、連続式の場合は圧搾力を小さ
くする必要があり、どうしても残含水量が多くなって不
経済となるし、長時間かけて連続処理しなければならな
いために、例えばモータの減速機構が大がかりになるな
どして装置の複雑化,大型化が避けられない。
【0003】ところで、汚泥や塵埃の脱水処理装置とし
ては、例えば実開昭55−31402号公報,実開昭5
5−9235号公報等に記載されているように、ローラ
とフィルター状のベルトを利用した連続式の絞り機が知
られているが、この場合も、加圧力を大きくすると被処
理物が両サイドからはみ出てしまうという事情に変わり
はない。また、汚泥等の脱水の場合には、ベルト上に分
離剤を落とすことによって脱水作用を促進することも行
われているが、食品を対象とする場合には分離剤を用い
るというわけにもいかない。また、圧搾時に被処理物が
はみ出さないようにした脱水処理装置も従来から提案さ
れている。例えば特開昭58−138596号公報に
は、汚泥水を濃縮脱水し減容化するため、汚泥水を布製
の筒内に加圧供給することにより濃縮脱水し、次いで、
中心部に残る未濃縮部分を排出した後、筒の外側からロ
ーラによる転動押圧力を加えることによって濃縮汚泥を
絞り出すようにしたものが記載されている。また、実公
昭52−44936号公報には、コンベア二基をベルト
が対面走行するように設け、この対面走行路に沿って二
枚の濾過用多孔板を対設し、また、対面走行路を通過す
る両コンベアのベルトの両外側縁部を締め付けて密着さ
せる締付用コンベアを設けることによって、対面走行路
を通過する両ベルトが袋状となるようにし、それによっ
て汚水が両ベルトの外側縁部から洩出するのを防ぐよう
にした汚水濾過装置が記載されている。
ては、例えば実開昭55−31402号公報,実開昭5
5−9235号公報等に記載されているように、ローラ
とフィルター状のベルトを利用した連続式の絞り機が知
られているが、この場合も、加圧力を大きくすると被処
理物が両サイドからはみ出てしまうという事情に変わり
はない。また、汚泥等の脱水の場合には、ベルト上に分
離剤を落とすことによって脱水作用を促進することも行
われているが、食品を対象とする場合には分離剤を用い
るというわけにもいかない。また、圧搾時に被処理物が
はみ出さないようにした脱水処理装置も従来から提案さ
れている。例えば特開昭58−138596号公報に
は、汚泥水を濃縮脱水し減容化するため、汚泥水を布製
の筒内に加圧供給することにより濃縮脱水し、次いで、
中心部に残る未濃縮部分を排出した後、筒の外側からロ
ーラによる転動押圧力を加えることによって濃縮汚泥を
絞り出すようにしたものが記載されている。また、実公
昭52−44936号公報には、コンベア二基をベルト
が対面走行するように設け、この対面走行路に沿って二
枚の濾過用多孔板を対設し、また、対面走行路を通過す
る両コンベアのベルトの両外側縁部を締め付けて密着さ
せる締付用コンベアを設けることによって、対面走行路
を通過する両ベルトが袋状となるようにし、それによっ
て汚水が両ベルトの外側縁部から洩出するのを防ぐよう
にした汚水濾過装置が記載されている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】特にもろみの絞り作業
をローラやベルトを用いて連続的に行う場合には、圧搾
力を高めても被処理物のはみ出し等を生じることがない
ようにして作業能率の向上と作業力の均一化を図ること
が実用上不可欠である。ところが、上記特開昭58−1
38596号公報に示された汚泥水濃縮脱水の技術と
か、上記実公昭52−44936号公報に記載された汚
水濾過の技術は、汚泥水若しくは汚水を筒内に供給して
加圧し、あるいは両外側縁部が挟圧され密着した状態で
濾過部を対面走行する二枚のベルト間に汚水を供給する
ようにしたものであって、被処理物のはみ出し防止だけ
を考えればこれらの技術によっても解決が可能である
が、これらはいずれも汚泥水若しくは汚水の脱水若しく
は濾過に関するものであり、しかも、その脱水若しくは
濾過は主として重力若しくは供給加圧力によって行うも
のであって圧搾によるものではない。また、この内、特
開昭58−138596号公報のものでは転圧ローラに
よって濃縮汚泥の絞り出しを行うが、これは主として新
たな汚泥水の供給に備えるための排出作業であって、脱
水自体は上記のように主として重力若しくは供給加圧力
によって行っている。そのため、これら公報に示された
技術は、醤油,酒等の醸造とか果汁製造のように圧搾力
を高めて残含水量の低減を図ることが重要な分野での絞
りには不適である。また、特に特開昭58−13859
6号公報のものは連続的な処理が行えるものでもない。
をローラやベルトを用いて連続的に行う場合には、圧搾
力を高めても被処理物のはみ出し等を生じることがない
ようにして作業能率の向上と作業力の均一化を図ること
が実用上不可欠である。ところが、上記特開昭58−1
38596号公報に示された汚泥水濃縮脱水の技術と
か、上記実公昭52−44936号公報に記載された汚
水濾過の技術は、汚泥水若しくは汚水を筒内に供給して
加圧し、あるいは両外側縁部が挟圧され密着した状態で
濾過部を対面走行する二枚のベルト間に汚水を供給する
ようにしたものであって、被処理物のはみ出し防止だけ
を考えればこれらの技術によっても解決が可能である
が、これらはいずれも汚泥水若しくは汚水の脱水若しく
は濾過に関するものであり、しかも、その脱水若しくは
濾過は主として重力若しくは供給加圧力によって行うも
のであって圧搾によるものではない。また、この内、特
開昭58−138596号公報のものでは転圧ローラに
よって濃縮汚泥の絞り出しを行うが、これは主として新
たな汚泥水の供給に備えるための排出作業であって、脱
水自体は上記のように主として重力若しくは供給加圧力
によって行っている。そのため、これら公報に示された
技術は、醤油,酒等の醸造とか果汁製造のように圧搾力
を高めて残含水量の低減を図ることが重要な分野での絞
りには不適である。また、特に特開昭58−13859
6号公報のものは連続的な処理が行えるものでもない。
【0005】本考案はこのような問題を解決するために
なされたものであって、圧搾力を高めても被処理物のは
み出し等を生じることがなくて絞り度合の高い処理を連
続して行うことができる絞り機を提供することを目的と
する。
なされたものであって、圧搾力を高めても被処理物のは
み出し等を生じることがなくて絞り度合の高い処理を連
続して行うことができる絞り機を提供することを目的と
する。
【0006】
【課題を解決するための手段】本考案は、第1の駆動側
ローラとその前方に配置した第1の従動側ローラとの間
に第1の歯付ベルトを巻き掛けるとともに、第1の駆動
側ローラの下側に第1の駆動側ローラに接近させて第2
の駆動側ローラを配置し、その前方に第2の従動側ロー
ラを配置して、これら第2の駆動側ローラと第2の従動
側ローラとの間に第2の歯付ベルトを巻き掛け、第1の
歯付ベルトと第2の歯付ベルトの間に布製フィルターを
袋状に介在させて被処理物を送り込むよう構成した絞り
機であって、第1の歯付ベルトと第2の歯付ベルトとが
前方において同位相で接近し、次いで、後方に移送され
るにしたがって徐々に相互の位相をずらしつつ密着して
いくよう第1の駆動側ローラ,第1の従動側ローラ,第
2の駆動側ローラおよび第2の従動側ローラを配置した
ものである。
ローラとその前方に配置した第1の従動側ローラとの間
に第1の歯付ベルトを巻き掛けるとともに、第1の駆動
側ローラの下側に第1の駆動側ローラに接近させて第2
の駆動側ローラを配置し、その前方に第2の従動側ロー
ラを配置して、これら第2の駆動側ローラと第2の従動
側ローラとの間に第2の歯付ベルトを巻き掛け、第1の
歯付ベルトと第2の歯付ベルトの間に布製フィルターを
袋状に介在させて被処理物を送り込むよう構成した絞り
機であって、第1の歯付ベルトと第2の歯付ベルトとが
前方において同位相で接近し、次いで、後方に移送され
るにしたがって徐々に相互の位相をずらしつつ密着して
いくよう第1の駆動側ローラ,第1の従動側ローラ,第
2の駆動側ローラおよび第2の従動側ローラを配置した
ものである。
【0007】
【作用】もろみ等の被処理物は、第1の歯付ベルトと第
2の歯付ベルトの間に布製フィルターが介在した形で送
り込まれる。その際、布製フィルターは、袋状となって
被処理物を包み込み、それによって、加圧部材の両サイ
ドからの被処理物のはみ出しを阻止する。そして、第1
の駆動側ローラと第2の駆動側ローラが所定方向に回転
して第1の歯付ベルトと第2の歯付ベルトが回転移送さ
れると、両歯付ベルトはまず同位相すなわち互いの歯と
歯を対向させた形で接近し、次いで、徐々に相互の位相
をずらしながら互いの歯と歯を噛み合わせる形で密着し
ていく。その際、被処理物はまず予圧され、次いで両ベ
ルトの歯と歯の間に閉じ込められ、徐々に圧搾されてい
って最後には完全圧搾状態となる。
2の歯付ベルトの間に布製フィルターが介在した形で送
り込まれる。その際、布製フィルターは、袋状となって
被処理物を包み込み、それによって、加圧部材の両サイ
ドからの被処理物のはみ出しを阻止する。そして、第1
の駆動側ローラと第2の駆動側ローラが所定方向に回転
して第1の歯付ベルトと第2の歯付ベルトが回転移送さ
れると、両歯付ベルトはまず同位相すなわち互いの歯と
歯を対向させた形で接近し、次いで、徐々に相互の位相
をずらしながら互いの歯と歯を噛み合わせる形で密着し
ていく。その際、被処理物はまず予圧され、次いで両ベ
ルトの歯と歯の間に閉じ込められ、徐々に圧搾されてい
って最後には完全圧搾状態となる。
【0008】
【実施例】以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明
する。
する。
【0009】図1および図2は、本考案の第1の実施例
を示すものである。
を示すものである。
【0010】この実施例の絞り機は、機体枠101の後
側上部に第1の駆動側ローラ102を有し、また、機体
枠101の中央下側に第2の駆動側ローラ103を備え
ている。また、機体枠101の前側上部には第1の従動
側ローラ104が設けられ、そのさらに前方下側に位置
して第2の従動側ローラ105が設けられている。そし
て、第1の駆動側ローラ102と第1の従動側ローラ1
04には第1の歯付ベルト106が装着され、第2の駆
動側ローラ103と第2の従動側ローラ104には第2
の歯付ベルト107が装着されている。これら各駆動側
ローラ102,103および各従動側ローラ104,1
05は、上側の第1の歯付ベルト106が第1の従動側
ローラ104の位置で下側の第2の歯付ベルト107に
同位相で接近し、徐々に密着しながら下側の第2の駆動
側ローラ103に沿って後方下向きに湾曲することによ
り位相をずらしていって最後には完全圧搾状態で密着す
る形となるような位置関係に設けられている。
側上部に第1の駆動側ローラ102を有し、また、機体
枠101の中央下側に第2の駆動側ローラ103を備え
ている。また、機体枠101の前側上部には第1の従動
側ローラ104が設けられ、そのさらに前方下側に位置
して第2の従動側ローラ105が設けられている。そし
て、第1の駆動側ローラ102と第1の従動側ローラ1
04には第1の歯付ベルト106が装着され、第2の駆
動側ローラ103と第2の従動側ローラ104には第2
の歯付ベルト107が装着されている。これら各駆動側
ローラ102,103および各従動側ローラ104,1
05は、上側の第1の歯付ベルト106が第1の従動側
ローラ104の位置で下側の第2の歯付ベルト107に
同位相で接近し、徐々に密着しながら下側の第2の駆動
側ローラ103に沿って後方下向きに湾曲することによ
り位相をずらしていって最後には完全圧搾状態で密着す
る形となるような位置関係に設けられている。
【0011】上側の第1の駆動側ローラ102は、加圧
シリンダ108によって下向きに押圧されている。ま
た、一対のベルト106,107は、図1矢印方向への
上下駆動側ローラ102,103の回転によってこれら
ローラ102,103間に挟み込まれ、加圧状態で移送
される。
シリンダ108によって下向きに押圧されている。ま
た、一対のベルト106,107は、図1矢印方向への
上下駆動側ローラ102,103の回転によってこれら
ローラ102,103間に挟み込まれ、加圧状態で移送
される。
【0012】上側の第1の駆動側ローラ102は、一方
向クラッチ機構109およびレバー110を介しエア式
の駆動シリンダ111で駆動される。駆動シリンダ11
1によってレバー110が上側に回転するとき第1の駆
動側ローラ102は図1矢印方向に回転する。一方、レ
バー110が下側に回転するときは、クラッチが空回り
するため第1の駆動側ローラ102は停止する。そし
て、第1の駆動側ローラ102の回転は、チェーン11
2によって下側の第2の駆動側ローラ103に伝達され
る。このチェーン112は、第1の駆動側ローラ102
と一体回転のチェーンホイール113と機体枠101に
軸支されたチェーンホイール114の間に装着されてお
り、このチェーン112に対して第2の駆動側ローラ1
03のチェーンホイール115が外側から回転係合して
いる。したがって、第1の駆動側ローラ102が回転す
るとき、第1の駆動側ローラ103は逆方向に回転し、
重なった二つのベルト106,107を加圧しながら後
方に移送する。
向クラッチ機構109およびレバー110を介しエア式
の駆動シリンダ111で駆動される。駆動シリンダ11
1によってレバー110が上側に回転するとき第1の駆
動側ローラ102は図1矢印方向に回転する。一方、レ
バー110が下側に回転するときは、クラッチが空回り
するため第1の駆動側ローラ102は停止する。そし
て、第1の駆動側ローラ102の回転は、チェーン11
2によって下側の第2の駆動側ローラ103に伝達され
る。このチェーン112は、第1の駆動側ローラ102
と一体回転のチェーンホイール113と機体枠101に
軸支されたチェーンホイール114の間に装着されてお
り、このチェーン112に対して第2の駆動側ローラ1
03のチェーンホイール115が外側から回転係合して
いる。したがって、第1の駆動側ローラ102が回転す
るとき、第1の駆動側ローラ103は逆方向に回転し、
重なった二つのベルト106,107を加圧しながら後
方に移送する。
【0013】先端が閉塞した長い袋状の布フィルター1
16内に入れられたもろみ117は、フィルター116
とともに上下ベルト106,107間に挟み込まれる。
そして、徐々に圧搾されながら前方に送られ、最後に一
対の駆動側ローラ102,103によって絞られる。こ
の間、徐々に接近し重なり合う上下のベルト106,1
07は、第1段階では図3に示すように上下ベルト10
6,107の歯と歯の位相が一致した状態で予圧を加え
つつフィルター116ごともろみ117を挟み込む。次
いで、第2段階として上下ベルト106,107は徐々
に間隙が挟まって、歯と歯の間にもろみ117を閉じ込
めつつ、第2の駆動側ローラ103に沿う湾曲部で次第
に歯の位相をずらすことによってもろみ117を圧縮し
ていき、ついには、最終段階として図4に示すように上
下の歯が完全に噛み合った状態となってもろみ117を
完全に圧搾する。
16内に入れられたもろみ117は、フィルター116
とともに上下ベルト106,107間に挟み込まれる。
そして、徐々に圧搾されながら前方に送られ、最後に一
対の駆動側ローラ102,103によって絞られる。こ
の間、徐々に接近し重なり合う上下のベルト106,1
07は、第1段階では図3に示すように上下ベルト10
6,107の歯と歯の位相が一致した状態で予圧を加え
つつフィルター116ごともろみ117を挟み込む。次
いで、第2段階として上下ベルト106,107は徐々
に間隙が挟まって、歯と歯の間にもろみ117を閉じ込
めつつ、第2の駆動側ローラ103に沿う湾曲部で次第
に歯の位相をずらすことによってもろみ117を圧縮し
ていき、ついには、最終段階として図4に示すように上
下の歯が完全に噛み合った状態となってもろみ117を
完全に圧搾する。
【0014】このようにして、フィルター116内のも
ろみ117は上下ベルト106,107間で大きな圧搾
力を受ける。そして、この圧搾力は加圧シリンダ108
によって調整される。なお、加圧シリンダ108は、ま
た、緩衝装置としても作用する。また、上側の第1の従
動側ローラ104は調整シリンダ118によってその位
置が調整されるものであって、この調整シリンダ118
もまた緩衝装置として作用する。また、接近し重なり合
う上下の歯付ベルト106,107を案内支持するため
に、その重なり部を中心として上下にガイドブラケット
119,120が設けられている。
ろみ117は上下ベルト106,107間で大きな圧搾
力を受ける。そして、この圧搾力は加圧シリンダ108
によって調整される。なお、加圧シリンダ108は、ま
た、緩衝装置としても作用する。また、上側の第1の従
動側ローラ104は調整シリンダ118によってその位
置が調整されるものであって、この調整シリンダ118
もまた緩衝装置として作用する。また、接近し重なり合
う上下の歯付ベルト106,107を案内支持するため
に、その重なり部を中心として上下にガイドブラケット
119,120が設けられている。
【0015】なお、この実施例ではローラをエアシリン
ダによって間欠的に駆動するようにしているが、駆動シ
リンダとしては油圧シリンダを用いてもよい。また、こ
のようなシリンダによるインチング運転に代えてモータ
による連続運転を行うことも可能である。
ダによって間欠的に駆動するようにしているが、駆動シ
リンダとしては油圧シリンダを用いてもよい。また、こ
のようなシリンダによるインチング運転に代えてモータ
による連続運転を行うことも可能である。
【0016】つぎに、図5に示す本考案の第2の実施例
を説明する。
を説明する。
【0017】この実施例の場合、機体201には、上側
の駆動側および従動側の一対のローラ202,203
と、下側の駆動側および従動側の一対のローラ204,
205と、これら上下各一対のローラ202,203;
204,205に巻き掛けられた歯付ベルト206,2
07とで構成された第1の加圧手段と、その後方で上下
各一対の加圧ローラ208,209;210,211が
2段に並んで構成された第2の加圧手段とを備えてい
る。これら加圧手段の上下ベルト206,207の間お
よび上下加圧ローラ208,210;209,211の
間には、帯状の2枚の布製フィルター212,213が
上下に重ね合わされた形で挟まれている。上側のフィル
ター212は、機体201前方位置でロール軸214に
巻いた形で装着され、これを機体201後方のロール軸
215に巻き取るようにしている。このフィルター21
2の巻き取りは、後方のロール状フィルターを支える一
対のコロ216,217をモータで図5の矢印方向に回
わすことによって行われる。下側のフィルター213
は、上側フィルター212よりもさらに前方位置のロー
ル軸218に巻かれている。そして、やはり機体201
後方のロール軸219に巻き取られる。この下側のフィ
ルター213の巻き取りもまた、一対のコロ220,2
21によって行われる。上下フィルター212,213
の巻き取り速度は等しくされている。
の駆動側および従動側の一対のローラ202,203
と、下側の駆動側および従動側の一対のローラ204,
205と、これら上下各一対のローラ202,203;
204,205に巻き掛けられた歯付ベルト206,2
07とで構成された第1の加圧手段と、その後方で上下
各一対の加圧ローラ208,209;210,211が
2段に並んで構成された第2の加圧手段とを備えてい
る。これら加圧手段の上下ベルト206,207の間お
よび上下加圧ローラ208,210;209,211の
間には、帯状の2枚の布製フィルター212,213が
上下に重ね合わされた形で挟まれている。上側のフィル
ター212は、機体201前方位置でロール軸214に
巻いた形で装着され、これを機体201後方のロール軸
215に巻き取るようにしている。このフィルター21
2の巻き取りは、後方のロール状フィルターを支える一
対のコロ216,217をモータで図5の矢印方向に回
わすことによって行われる。下側のフィルター213
は、上側フィルター212よりもさらに前方位置のロー
ル軸218に巻かれている。そして、やはり機体201
後方のロール軸219に巻き取られる。この下側のフィ
ルター213の巻き取りもまた、一対のコロ220,2
21によって行われる。上下フィルター212,213
の巻き取り速度は等しくされている。
【0018】上下のフィルター212,213は、それ
ぞれ、前方のガイドローラ222,223を介して略水
平方向に導かれるが、この上下ガイドローラ222,2
23にはまた、チェーンホイール224,225がそれ
ぞれ同軸に設けられ、一方、機体201後方には、第2
の加圧手段のさらに後方に上下二つのチェーンホイール
226,227が設けられている。そして、上側の一対
のチェーンローラ224,226の間および下側の一対
のチェーンローラ225,227の間に、それぞれ、チ
ェーン228,229が装着されている。これらチェー
ン228,229は、図6(側面図)および図7(断面
図)に示すように、一方(下側のチェーン229)が断
面凸状のアッタチメント230を備え、また、他方(上
側のチェーン228)が上記凸状のアタッチメント23
0とかみ合う凹状のアタッチメント231を備えてい
る。上下チェーン228,229は、ガイドレール23
2,233によって案内されながら、フィルタ212,
213と同じ速度で送られ、アタッチメントアタッチメ
ント230,231のかみ合いによってフィルタ21
2,213の両耳を上下から挟み込む。
ぞれ、前方のガイドローラ222,223を介して略水
平方向に導かれるが、この上下ガイドローラ222,2
23にはまた、チェーンホイール224,225がそれ
ぞれ同軸に設けられ、一方、機体201後方には、第2
の加圧手段のさらに後方に上下二つのチェーンホイール
226,227が設けられている。そして、上側の一対
のチェーンローラ224,226の間および下側の一対
のチェーンローラ225,227の間に、それぞれ、チ
ェーン228,229が装着されている。これらチェー
ン228,229は、図6(側面図)および図7(断面
図)に示すように、一方(下側のチェーン229)が断
面凸状のアッタチメント230を備え、また、他方(上
側のチェーン228)が上記凸状のアタッチメント23
0とかみ合う凹状のアタッチメント231を備えてい
る。上下チェーン228,229は、ガイドレール23
2,233によって案内されながら、フィルタ212,
213と同じ速度で送られ、アタッチメントアタッチメ
ント230,231のかみ合いによってフィルタ21
2,213の両耳を上下から挟み込む。
【0019】もろみ234は、ポンプで圧送されて、ノ
ズル235から下側のフィルタ上に供給される。その
際、ノズル235はレール236上を巾方向に移動する
ことができる。
ズル235から下側のフィルタ上に供給される。その
際、ノズル235はレール236上を巾方向に移動する
ことができる。
【0020】下側フィルター213上に供給されたもろ
み234には、上側フィルター212が重ねられる。そ
して、同時に、上下チェーン228,229のアタッチ
メント230,231がかみ合うことで、フィルター2
12,213はもろみ234を包み込む形で袋状となっ
て後方の加圧手段へと送られていく。第1の加圧手段の
手前には、チェーンにフリーのローラを付けた形の定量
送り込み装置237が配置されている。この定量送り込
み装置237の作用によって、もろみ234が一定量ず
つ加圧手段に送り込まれる。第1の加圧手段を構成する
上下のベルト206,207は、入口側では間隔が広く
され、出口側に向け徐々に間隔が狭くなるように配設さ
れている。
み234には、上側フィルター212が重ねられる。そ
して、同時に、上下チェーン228,229のアタッチ
メント230,231がかみ合うことで、フィルター2
12,213はもろみ234を包み込む形で袋状となっ
て後方の加圧手段へと送られていく。第1の加圧手段の
手前には、チェーンにフリーのローラを付けた形の定量
送り込み装置237が配置されている。この定量送り込
み装置237の作用によって、もろみ234が一定量ず
つ加圧手段に送り込まれる。第1の加圧手段を構成する
上下のベルト206,207は、入口側では間隔が広く
され、出口側に向け徐々に間隔が狭くなるように配設さ
れている。
【0021】ノズル235から供給されたもろみ234
の水分は、一部自然落下し、上下ベルト206,207
間で圧搾脱水され、ついで、二段の加圧ローラ208,
210;209,211で最終的に脱水処理される。絞
られた汁は、下の受け皿238に落ち、また、残ったか
すは、後方の容器239に収容される。
の水分は、一部自然落下し、上下ベルト206,207
間で圧搾脱水され、ついで、二段の加圧ローラ208,
210;209,211で最終的に脱水処理される。絞
られた汁は、下の受け皿238に落ち、また、残ったか
すは、後方の容器239に収容される。
【0022】この実施例においても、上下の歯付ベルト
206,207の移送経路に図示しない湾曲部を設ける
ことによって、先の第1の実施例と同様、歯の位相が最
初は図3の状態で徐々に図4の状態に移行するよう構成
することができる。
206,207の移送経路に図示しない湾曲部を設ける
ことによって、先の第1の実施例と同様、歯の位相が最
初は図3の状態で徐々に図4の状態に移行するよう構成
することができる。
【0023】本考案はこれら実施例に限定されるもので
はなく、その他いろいろな態様で実施することができ
る。また、本発明は、醤油,酒等の醸造や、果汁の製造
のほか、汚泥処理その他いろいろな用途の絞り作業に適
用することができる。
はなく、その他いろいろな態様で実施することができ
る。また、本発明は、醤油,酒等の醸造や、果汁の製造
のほか、汚泥処理その他いろいろな用途の絞り作業に適
用することができる。
【0024】
【考案の効果】本考案は以上のように構成されているの
で、圧搾力を高めても被処理物のはみ出し等を生ずるこ
とがなくて絞り度合の高い処理を連続して行うようにで
きる。
で、圧搾力を高めても被処理物のはみ出し等を生ずるこ
とがなくて絞り度合の高い処理を連続して行うようにで
きる。
【図1】本考案の第1の実施例の正面図
【図2】第1図のA−A位置でみた側面図
【図3】本考案の第1の実施例における圧搾の初期段階
におけるベルトの重なり関係を示す断面図
におけるベルトの重なり関係を示す断面図
【図4】本考案の第1の実施例における圧搾の最終段階
におけるベルトの重なり関係を示す断面図
におけるベルトの重なり関係を示す断面図
【図5】本考案の第2の実施例の全体概略図
【図6】本考案の第2の実施例におけるチェーンの拡大
図
図
【図7】本考案の第2の実施例の要部断面図
102,103,202,203 駆動側ローラ 104,105,204,205 従動側ローラ 106,107,206,207 歯付ベルト 116,212,213 フィルター 117,234 もろみ
Claims (1)
- 【請求項1】 第1の駆動側ローラとその前方に配置し
た第1の従動側ローラとの間に第1の歯付ベルトを巻き
掛けるとともに、前記第1の駆動側ローラの下側に該第
1の駆動側ローラに接近させて第2の駆動側ローラを配
置し、その前方に第2の従動側ローラを配置して、これ
ら第2の駆動側ローラと第2の従動側ローラとの間に第
2の歯付ベルトを巻き掛け、前記第1の歯付ベルトと前
記第2の歯付ベルトの間に布製フィルターを袋状に介在
させて被処理物を送り込むよう構成した絞り機であっ
て、前記第1の歯付ベルトと前記第2の歯付ベルトとが
前方において同位相で接近し、後方に移送されるにした
がって徐々に相互の位相をずらしつつ密着していくよう
前記第1の駆動側ローラ,第1の従動側ローラ,第2の
駆動側ローラおよび第2の従動側ローラを配置したこと
を特徴とする絞り機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1994004361U JPH0756149Y2 (ja) | 1994-03-30 | 1994-03-30 | 絞り機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1994004361U JPH0756149Y2 (ja) | 1994-03-30 | 1994-03-30 | 絞り機 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0683187U JPH0683187U (ja) | 1994-11-29 |
| JPH0756149Y2 true JPH0756149Y2 (ja) | 1995-12-25 |
Family
ID=18526947
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1994004361U Expired - Lifetime JPH0756149Y2 (ja) | 1994-03-30 | 1994-03-30 | 絞り機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0756149Y2 (ja) |
-
1994
- 1994-03-30 JP JP1994004361U patent/JPH0756149Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0683187U (ja) | 1994-11-29 |
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