JPH0756500Y2 - 給電箱の防水構造 - Google Patents

給電箱の防水構造

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JPH0756500Y2
JPH0756500Y2 JP1992045479U JP4547992U JPH0756500Y2 JP H0756500 Y2 JPH0756500 Y2 JP H0756500Y2 JP 1992045479 U JP1992045479 U JP 1992045479U JP 4547992 U JP4547992 U JP 4547992U JP H0756500 Y2 JPH0756500 Y2 JP H0756500Y2
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power supply
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豊 相沢
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Yagi Antenna Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、例えばテレビ電波受信
用アンテナのアーム上に設置され、放射素子による受信
電波を電気信号に変換してテレビ受像機に給電する給電
箱の防水構造に関する。
【0002】
【従来の技術】図2は従来の給電箱の構成を示す平面図
であり、同図において、1はアンテナアームである。
【0003】アンテナアーム1は、屋外において一般に
垂直に立設されるアンテナ設置用のマスト2に対し、マ
スト保持金具3a〜3dを介し直交水平にして固定され
るもので、このアンテナアーム1の中央付近には円形の
給電箱4が配設され、その放射素子挿入部5a,5bに
取付けられた放射素子6a,6bに対する給電が行なわ
れる。
【0004】すなわち、図中、給電箱4の下方から導入
された同軸ケーブルは、ケーブル接続用端子7を介して
放射素子6a,6bの給電金具8a,8bと電気的に接
続される。
【0005】ここで、上記給電箱4の本体外周には雄ネ
ジが形成されており、図示しない蓋の内周に形成された
雌ネジとを螺合して噛合わせることにより、給電箱4の
密閉構造を得て、給電箱4内へ雨水等の浸入による電気
部品の腐食や動作不良を防いでいる。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、上記ネ
ジ締め構造により給電箱4の本体と蓋とを密閉させる円
形の給電箱4では、給電箱4の開放により蓋が独立した
別体のものとなり、該蓋を高所作業時等において落下さ
せる恐れがある。
【0007】そこで、給電箱の本体と蓋とを、その一側
面においてヒンジ構造として回動自在に連結し、他側面
にロック機構を設けて蓋の開閉を本体から分離させずに
行なえる給電箱が考えられるが、この場合、上記のよう
にネジ締め構造による密閉を図ることができず、充分な
防水性が得られない問題がある。
【0008】本考案は上記課題に鑑みなされたもので、
例えば本体と蓋とがヒンジ構造部を介して連結され開閉
されるネジ締め構造を備えない給電箱においても、給電
箱内への雨水等の浸入が生じることなく、内部構成部品
の腐食や動作不良を確実に防ぐことが可能になる給電箱
の防水構造を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】すなわち、本考案に係わ
る給電箱の防水構造は、各種電気部品が配設された給電
箱本体の外周部側壁に対し蓋の外周部側壁を重合して閉
塞されるもので、上記給電箱本体の外周部側壁を構成す
る本体内側壁及び本体外側壁からなる本体二重側壁と、
上記蓋の外周部側壁を構成し、上記本体内側壁の外側面
に摺接する蓋内側壁及び上記本体外側壁に当接する蓋外
側壁からなる蓋二重側壁と、上記本体内側壁と本体外側
壁との間に設けられた下溝と、上記蓋内側壁と蓋外側壁
との間に設けられ、上記下溝に連通する上溝と、上記下
溝の底面に設けられた水抜き孔とを備えて構成したもの
である。
【0010】
【作用】つまり、万一、上記給電箱本体と蓋との各外側
壁間の当接部から浸入した雨水も、また、上記水抜き孔
から吹込んだ雨水も、上記下溝及び上溝からなる空間に
許容されて上記水抜き孔から外部に排出されるようにな
る。
【0011】
【実施例】以下図面により本考案の一実施例について説
明する。図1は給電箱の防水構造を示す横断面図であ
る。
【0012】給電箱はアンテナアーム11上に設置固定
される本体12と、この本体12に対して上方から開閉
される蓋13とからなり、この本体12と蓋13とは、
その一面側に設けられた本体側固定軸14a及び蓋側係
合片14b及び係合片抜け止め部材14cからなるヒン
ジ機構14を介して回動自在に連結され、矢印aで示す
ように開放/閉塞される。
【0013】給電箱本体12には、その一面側及び他面
側において放射素子挿入口15a,15bが設けられ、
放射素子16a,16bが上記アンテナアーム11に直
交水平にして挿入配列される。
【0014】給電箱本体12の底面には、2つの同軸ケ
ーブル導入口17a,17b及びフィーダケーブル導入
口18が設けられ、同軸ケーブル導入口17a,17b
の上部には、ケーブル接続端子取付け用の台座19a,
19bが設けられ、また、フィーダケーブル導入口18
の上部には、フィーダ接続端子20が設けられる。
【0015】そして、上記一方のケーブル接続端子取付
け用台座19aと他方のケーブル接続端子取付け用台座
19bとの間には、UHF/VHF混合器基板21が配
設される。
【0016】一方、給電箱本体12の外周部は、内側壁
22と外側壁23とからなる二重側壁とし、この内側壁
22と外側壁23との間に設けられた下溝24の底に
は、その複数箇所において水抜き孔25a,25bが穿
設される。
【0017】また、上記給電箱本体12の外周部に重合
される蓋13の外周部も、該蓋13の閉塞時において、
上記本体内側壁22の外側面に摺接する内側壁26と上
記本体外側壁23の先端に当接する外側壁27とからな
る二重側壁とし、この内側壁26と外側壁27との間に
設けられた上溝28を、上記本体下溝24に連通させ
る。
【0018】上記蓋内側壁26の先端内側には、テーパ
部26aが設けられ、蓋13の閉塞時における本体内側
壁22との円滑な摺接が図られる。また、本体外側壁2
3の先端は断面L時状に、蓋外側壁27の先端は断面逆
L時状に形成され、蓋13の閉塞時における各外側壁2
3,27先端の噛合わせが図られる。
【0019】そして、給電箱の他面側には、蓋13の側
面に本体12の方向へ延びるロック片29が設けられ、
このロック片29は、蓋13の完全閉塞時において、本
体12側の底面角部に設けられた係止突起30に係止固
定される。
【0020】さらに、上記給電箱他面側の本体側面に
は、蓋13の閉塞時においてそのロック片29を包囲す
る制限枠31が設けられ、この制限枠31の枠内には、
上記ロック片29を本体方向に押圧するばね力を有する
板ばね部31aが設けられる。
【0021】すなわち、上記構成による給電箱の防水構
造において、給電箱本体12に対しヒンジ機構14の固
定軸14aを支点として蓋13を閉塞させると、本体1
2の外周部に蓋13の外周部が重合される。
【0022】この場合、本体内側壁22の外側面に蓋内
側壁26の内側面が摺接すると同時に、本体外側壁23
先端の断面L字状部に蓋外側壁27先端の断面逆L字状
部が噛合って当接し、これと共に、蓋13のロック片2
9が本体12の係止突起30に係止され、給電箱内部は
完全に密閉される。
【0023】ここで、給電箱本体12及び蓋13におけ
る各外側壁23,27は、それぞれその先端のL字状部
及び逆L字状部で噛合わされて重合されるので、雨水等
が容易に浸入することはなく、万一、上記各外側壁2
3,27のL字状噛合わせ部分から雨水が浸入した場合
でも、該浸入した雨水は、各外側壁23,27と内側壁
22,26との間に設けられた上溝28乃至下溝24を
通して水抜き孔25a,25bから外部に排出されるよ
うになる。
【0024】また、給電箱本体12の内側壁22に対し
蓋13の内側壁26が摺接圧接して重合されるので、上
記水抜き孔25a,25bから雨水等が下溝24内に吹
込んだとしても、これが給電箱内部まで浸入することは
なく、再び水抜き孔25a,25bから外部に排出さ
れ、万一、強風により圧力を伴い上記水抜き孔25a,
25bから下溝24内に雨水が吹込んだ場合でも、該吹
込んだ雨水は空間容積の大きい上溝28の方向に一旦導
かれ、再び下溝24に落下して水抜き孔25a,25b
から外部に排出されるようになる。これにより、各種電
気部品が配設される給電箱の内部にまで雨水等が浸入す
ることは確実に防止される。
【0025】そして、蓋13のロック片29を制限枠3
1における板ばね部31aのばね力に抗して外方に押し
上げ、該ロック片29を本体12の係止突起30から外
すと、蓋13はヒンジ機構14の固定軸14aを支点と
して開放されるようになる。
【0026】この場合、上記蓋13のロック片29の押
し上げに伴う該ロック片取付け部29aの外方への撓み
量は、制限枠31とその板ばね部31aにより必要最小
限に制限されるので、上記ロック片取付け部29aに変
形や折損が生じることはない。
【0027】したがって、上記構成の給電箱の防水構造
によれば、給電箱の閉塞時において重合される本体12
の側壁と蓋13の側壁とを、何れも内側壁22,26及
び外側壁23,27からなる二重側壁とし、本体内側壁
22の外側面には蓋内側壁26の内側面を摺接圧接さ
せ、本体外側壁23の先端L字状部には蓋外側壁27の
先端逆L字状部を噛合わせて当接させ、万一、上記各外
側壁23,27間の当接部から浸入した雨水も、また、
水抜き孔25a,25bから吹込んだ雨水も、各内側壁
22,26と外側壁23,27との間に設けられた下溝
24及び上溝28からなる空間に許容させて上記水抜き
孔25a,25bから外部に排出させる構成としたの
で、各種電気部品が配設される給電箱の内部にまで雨水
等が浸入することを確実に防止でき、従来の円形給電箱
のように、ネジ締め構造による密閉を図らずとも、充分
な防水性が得られるようになる。
【0028】
【考案の効果】以上のように本考案によれば、各種電気
部品が配設された給電箱本体の外周部側壁に対し蓋の外
周部側壁を重合して閉塞されるもので、上記給電箱本体
の外周部側壁を構成する本体内側壁及び本体外側壁から
なる本体二重側壁と、上記蓋の外周部側壁を構成し、上
記本体内側壁の外側面に摺接する蓋内側壁及び上記本体
外側壁に当接する蓋外側壁からなる蓋二重側壁と、上記
本体内側壁と本体外側壁との間に設けられた下溝と、上
記蓋内側壁と蓋外側壁との間に設けられ、上記下溝に連
通する上溝と、上記下溝の底面に設けられた水抜き孔と
を備えて構成したので、例えば本体と蓋とがヒンジ構造
部を介して連結され開閉されるネジ締め構造を備えない
給電箱においても、給電箱内への雨水等の浸入が生じる
ことなく、内部構成部品の腐食や動作不良を確実に防ぐ
ことが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例に係わる給電箱の防水構造を
示す横断面図。
【図2】従来の給電箱の構成を示す平面図。
【符号の説明】
11…アンテナアーム、12…給電箱本体、13…蓋、
14…ヒンジ機構、14a…本体側固定軸、14b…蓋
側係合片、14c…係合片抜け止め部材、15a,15
b…放射素子挿入口、16a,16b…放射素子、17
a,17b…同軸ケーブル導入口、18…フィーダケー
ブル導入口、19a,19b…ケーブル接続端子取付け
用台座、20…フィーダ接続端子、21…UHF/VH
F混合器基板、22…本体内側壁、23…本体外側壁、
24…下溝、25a,25b…水抜き孔、26…蓋内側
壁、26a…テーパ部、27…蓋外側壁、28…上溝、
29…ロック片、29a…ロック片取付け部、30…係
止突起、31…制限枠、31a…板ばね部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 各種電気部品が配設された給電箱本体の
    外周部側壁に対し蓋の外周部側壁を重合して閉塞される
    給電箱の防水構造において、 上記給電箱本体の外周部側壁を構成する本体内側壁及び
    本体外側壁からなる本体二重側壁と、 上記蓋の外周部側壁を構成し、上記本体内側壁の外側面
    に摺接する蓋内側壁及び上記本体外側壁に当接する蓋外
    側壁からなる蓋二重側壁と、 上記本体内側壁と本体外側壁との間に設けられた下溝
    と、 上記蓋内側壁と蓋外側壁との間に設けられ、上記下溝に
    連通する上溝と、 上記下溝の底面に設けられた水抜き孔と、 を具備したことを特徴とする給電箱の防水構造。
JP1992045479U 1992-06-30 1992-06-30 給電箱の防水構造 Expired - Fee Related JPH0756500Y2 (ja)

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