JPH0756527B2 - レンズ鏡筒 - Google Patents
レンズ鏡筒Info
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- JPH0756527B2 JPH0756527B2 JP29362185A JP29362185A JPH0756527B2 JP H0756527 B2 JPH0756527 B2 JP H0756527B2 JP 29362185 A JP29362185 A JP 29362185A JP 29362185 A JP29362185 A JP 29362185A JP H0756527 B2 JPH0756527 B2 JP H0756527B2
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- lens
- zoom
- barrel
- fixed
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Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、ビデオカメラに用いて好適なズームレンズの
レンズ鏡筒に関する。
レンズ鏡筒に関する。
ズームレンズは、合焦機構、ズーミング機構および結像
機構からなり、構造が複雑であるために、レンズ鏡筒自
体が大型化、重量化する傾向にあつた。一方、今日で
は、ビデオカメラが小形、軽量化するにつれて、これに
用いられるズームレンズに対しても小形化、軽量化が望
まれ、これに合わせて構造の簡素化、低コストも望まれ
ている。
機構からなり、構造が複雑であるために、レンズ鏡筒自
体が大型化、重量化する傾向にあつた。一方、今日で
は、ビデオカメラが小形、軽量化するにつれて、これに
用いられるズームレンズに対しても小形化、軽量化が望
まれ、これに合わせて構造の簡素化、低コストも望まれ
ている。
かかる要望に応じる方策として、従来金属挽物であつた
部品をプラスチツク成形体とすることにより、軽量化、
複数部品の一体化を促進し、低コスト化をはかることが
考えられる。
部品をプラスチツク成形体とすることにより、軽量化、
複数部品の一体化を促進し、低コスト化をはかることが
考えられる。
ここで、まず、従来のズームレンズの構造について説明
する。
する。
第15図は従来のズームレンズの一例を示す断面図であつ
て、1はフオーカス環、2は固定筒、3は前玉ホルダ、
4はズーム環、5は繋ぎ筒、6はマスタ筒、7はバリエ
ータ枠、8はコンペンセータ枠、9はロツド、10はカム
環、11はカムフオアロワ、12は連結ピン、13は押え板、
14は前玉レンズ群、15はバリエータ(変倍)レンズ群、
16はコンペンセータ(補正)レンズ、17はマスタレンズ
群、18は間隔環、19,20はヘリコイドネジ、21は貫通溝
である。
て、1はフオーカス環、2は固定筒、3は前玉ホルダ、
4はズーム環、5は繋ぎ筒、6はマスタ筒、7はバリエ
ータ枠、8はコンペンセータ枠、9はロツド、10はカム
環、11はカムフオアロワ、12は連結ピン、13は押え板、
14は前玉レンズ群、15はバリエータ(変倍)レンズ群、
16はコンペンセータ(補正)レンズ、17はマスタレンズ
群、18は間隔環、19,20はヘリコイドネジ、21は貫通溝
である。
同図において、ズームレンズは、合焦作用をなす前玉
部、変倍作用をなすズーム部および結像作用をなすマス
タ部の3ブロツクから構成されている。
部、変倍作用をなすズーム部および結像作用をなすマス
タ部の3ブロツクから構成されている。
前玉部は、主として、前玉レンズ群14と、この前玉レン
ズ群14が取りつけられた前玉ホルダ3と、この前玉ホル
ダ3が取りつけられたフオーカス環1とで構成されてい
る。このフオーカス環1の内側に固定筒2が嵌り込んで
おり、フオーカス環1の内面に設けられたヘリコイドネ
ジ19と固定筒2の外面に設けられたヘリコイドネジ20と
が噛合している。
ズ群14が取りつけられた前玉ホルダ3と、この前玉ホル
ダ3が取りつけられたフオーカス環1とで構成されてい
る。このフオーカス環1の内側に固定筒2が嵌り込んで
おり、フオーカス環1の内面に設けられたヘリコイドネ
ジ19と固定筒2の外面に設けられたヘリコイドネジ20と
が噛合している。
そこで、フオーカス環1を回動させると、このフオーカ
ス環1は固定筒2に対して光軸方向に移動し、これによ
つて前玉レンズ群14は光軸方向に位置調整されて合焦動
作が行なわれる。
ス環1は固定筒2に対して光軸方向に移動し、これによ
つて前玉レンズ群14は光軸方向に位置調整されて合焦動
作が行なわれる。
ズーム部は、主として、バリエータレンズ群15、コンペ
ンセータレンズ16、これらを各々保持する、バリエータ
枠7、コンペンセータ枠8、ロツド9、カム環10、カム
フオロワ11、固定筒2、押え板13、ズーム環4および連
結ピン12からなつている。
ンセータレンズ16、これらを各々保持する、バリエータ
枠7、コンペンセータ枠8、ロツド9、カム環10、カム
フオロワ11、固定筒2、押え板13、ズーム環4および連
結ピン12からなつている。
バリエータ枠7およびコンペンセータ枠8は、夫々、固
定筒2と押え板13との間に光軸と平行となるように取り
つけられたロツド9に摺動可能に取りつけられている。
押え板13は固定筒2の端部に固定されている。また、固
定筒2の内部には、所定らせん状の2つのカム溝(図示
せず)を有するカム環10が固定筒22に対して回転可能に
取りつけられている。これらカム溝の一方には、バリエ
ータ枠7に設けられたカムフオロワ(図示せず)が嵌合
し、他方には、コンペンセータ枠8に設けられたカムフ
オロワ11が嵌合している。
定筒2と押え板13との間に光軸と平行となるように取り
つけられたロツド9に摺動可能に取りつけられている。
押え板13は固定筒2の端部に固定されている。また、固
定筒2の内部には、所定らせん状の2つのカム溝(図示
せず)を有するカム環10が固定筒22に対して回転可能に
取りつけられている。これらカム溝の一方には、バリエ
ータ枠7に設けられたカムフオロワ(図示せず)が嵌合
し、他方には、コンペンセータ枠8に設けられたカムフ
オロワ11が嵌合している。
固定筒2の外側には、固定筒2に対して回動可能にズー
ム環4が設けられ、固定筒2に設けられた環状の貫通溝
21を貫通する連結ピン12により、ズーム環4とカム環10
とが一体に回転するように連結されている。
ム環4が設けられ、固定筒2に設けられた環状の貫通溝
21を貫通する連結ピン12により、ズーム環4とカム環10
とが一体に回転するように連結されている。
かかる構成において、ズーム環4を回動させると、カム
環10もこれに一体となつて回動する。これにより、カム
環10に設けられたカム溝に対するバリエータ枠7のカム
フオロワ、コンペンセータ枠8のカムフオロワ11の位置
は変化するが、これらカム溝がらせん状をなしているこ
とから、バリエータ枠7およびコンペンセータ枠8はロ
ツド9に沿つて(すなわち、光軸方向)に移動する。こ
れによつてズーム動作が行なわれる。
環10もこれに一体となつて回動する。これにより、カム
環10に設けられたカム溝に対するバリエータ枠7のカム
フオロワ、コンペンセータ枠8のカムフオロワ11の位置
は変化するが、これらカム溝がらせん状をなしているこ
とから、バリエータ枠7およびコンペンセータ枠8はロ
ツド9に沿つて(すなわち、光軸方向)に移動する。こ
れによつてズーム動作が行なわれる。
マスタ部は、主として、マスタ筒6、マスタレンズ群17
からなる。マスタレンズ群17は7〜8枚のレンズであつ
て、これらは間隔環18で所定の間隔を保つようにしてマ
スタ筒6に取りつけられている。マスタ筒6にはフラン
ジが設けられ、このフランジによつてマスタ筒6が繋ぎ
筒5に組合しており、また、固定筒2もこの繋ぎ筒5に
結合している。このマスタ部のマスタレンズ群17は、ズ
ームレンズの結像性能、すなわち解像度性能を左右す
る。
からなる。マスタレンズ群17は7〜8枚のレンズであつ
て、これらは間隔環18で所定の間隔を保つようにしてマ
スタ筒6に取りつけられている。マスタ筒6にはフラン
ジが設けられ、このフランジによつてマスタ筒6が繋ぎ
筒5に組合しており、また、固定筒2もこの繋ぎ筒5に
結合している。このマスタ部のマスタレンズ群17は、ズ
ームレンズの結像性能、すなわち解像度性能を左右す
る。
以上説明した構造のズームレンズにおいて、レンズ鏡筒
をなすフオーカス環1、固定筒2、カム環12、マスタ環
6はズームレンズの全体の大きさを決めるものであり、
ズームレンズ全体からみると大形の部品である。かかる
部品は、従来、金属挽物であつたが、これらをプラスチ
ツク成形体とすると、ズームレンズが軽量化できるとと
もに、加工費が低減できて低コスト化が達成できる。し
かし、これらをプラスチツク成形体とすると、次のよう
な問題が生ずる。
をなすフオーカス環1、固定筒2、カム環12、マスタ環
6はズームレンズの全体の大きさを決めるものであり、
ズームレンズ全体からみると大形の部品である。かかる
部品は、従来、金属挽物であつたが、これらをプラスチ
ツク成形体とすると、ズームレンズが軽量化できるとと
もに、加工費が低減できて低コスト化が達成できる。し
かし、これらをプラスチツク成形体とすると、次のよう
な問題が生ずる。
以下、前玉部、ズーム部、マスタ部毎に生ずる問題点を
説明する。
説明する。
まず、前玉部であるが、従来、フオーカス環1および固
定筒2は金属挽物であり、切削加工、ラツプ加工を行な
つてヘリコイドネジ19,20の精度を高めていた。ヘリコ
イドネジ19,20の間はガタツキは合焦精度に影響を与え
るものであり、この精度は非常に高いものでなければな
らない。このために、フオーカス環1、固定筒2の加工
費は非常に高いものとなつていた。
定筒2は金属挽物であり、切削加工、ラツプ加工を行な
つてヘリコイドネジ19,20の精度を高めていた。ヘリコ
イドネジ19,20の間はガタツキは合焦精度に影響を与え
るものであり、この精度は非常に高いものでなければな
らない。このために、フオーカス環1、固定筒2の加工
費は非常に高いものとなつていた。
これに対して、一方の部品のヘリコイドネジを他方のヘ
リコイドネジに噛合させる場合、一方のヘリコイドネジ
の側面に他方のヘリコイドネジを押しつけてヘリコイド
ネジ間のガタツキを除去するガタ部材を設け、これによ
つてこれら部品をプラスチツク成形体とするようにした
技術が知られている(たとえば実開昭58−102861号公
報)。しかし、かかるガタ除去部材により、これらヘリ
コイドネジは、線接触することになり、このために、繰
り返し操作すると、ヘリコイドネジは摩耗する。また、
ガタ除去部材も一方のヘリコイドネジに接触しており、
このために、ガタ除去部材も摩耗してその作用が失なわ
れる。したがつて、これらの耐久性に問題がある。
リコイドネジに噛合させる場合、一方のヘリコイドネジ
の側面に他方のヘリコイドネジを押しつけてヘリコイド
ネジ間のガタツキを除去するガタ部材を設け、これによ
つてこれら部品をプラスチツク成形体とするようにした
技術が知られている(たとえば実開昭58−102861号公
報)。しかし、かかるガタ除去部材により、これらヘリ
コイドネジは、線接触することになり、このために、繰
り返し操作すると、ヘリコイドネジは摩耗する。また、
ガタ除去部材も一方のヘリコイドネジに接触しており、
このために、ガタ除去部材も摩耗してその作用が失なわ
れる。したがつて、これらの耐久性に問題がある。
また、部品をプラスチツク化すると、その成形条件や形
状による収縮のアンバランスなどにより、ヘリコイドネ
ジの寸法精度にバラツキが生じやすく、ガタ除去部材を
設けても、片寄り状態が生じて操作時の摺動摩擦にムラ
が生じ、操作感が悪化するという問題もあった。
状による収縮のアンバランスなどにより、ヘリコイドネ
ジの寸法精度にバラツキが生じやすく、ガタ除去部材を
設けても、片寄り状態が生じて操作時の摺動摩擦にムラ
が生じ、操作感が悪化するという問題もあった。
このように、従来では、ヘリコイドネジを有するフオー
カス環1や固定環2をプラスチツク化することは、非常
に難しい問題を惹き起すことになる。
カス環1や固定環2をプラスチツク化することは、非常
に難しい問題を惹き起すことになる。
次に、ズーム部に生ずる問題について説明する。
変倍率を正しく設定し、かついかなる変倍率に対しても
結像位置を一定にするためには、バリエータレンズ群15
とコンペンセータレンズ10の位置を変倍率に応じて精度
よく設定する必要がある。かかる位置精度は固定筒2と
カム環10との光軸方向のガタツキによつて影響され、高
い精度を保ためには、そのガタ量を約10〜30μmに抑え
る必要がある。従来、このガタ量は固定筒2におけるカ
ム環入り部の寸法とカム環10の長さとを測定し、組立、
調整することによつて管理されていた。このために、組
立コストが高くなり、高価な部品となっている。
結像位置を一定にするためには、バリエータレンズ群15
とコンペンセータレンズ10の位置を変倍率に応じて精度
よく設定する必要がある。かかる位置精度は固定筒2と
カム環10との光軸方向のガタツキによつて影響され、高
い精度を保ためには、そのガタ量を約10〜30μmに抑え
る必要がある。従来、このガタ量は固定筒2におけるカ
ム環入り部の寸法とカム環10の長さとを測定し、組立、
調整することによつて管理されていた。このために、組
立コストが高くなり、高価な部品となっている。
そこで、固定筒2とカム環10とを型によつてプラスチツ
ク成形することにより、ズームレンズ組立時のガタ調整
作業を省くことが考えられるが、カム環10としては、カ
ム溝を5〜12μm程度の高い精度で加工する必要があ
り、プラスチツク成形体とすることは無理である。この
ために、カム環10の材料としては、アルミニウムなどの
金属を用いなければならない。
ク成形することにより、ズームレンズ組立時のガタ調整
作業を省くことが考えられるが、カム環10としては、カ
ム溝を5〜12μm程度の高い精度で加工する必要があ
り、プラスチツク成形体とすることは無理である。この
ために、カム環10の材料としては、アルミニウムなどの
金属を用いなければならない。
これに対して、固定筒2をプラスチツク化すると、先に
説明したように、ヘリコイドネジに関して問題が生ずる
が、さらに、固定筒2がプラスチツク成形体、カム環10
がアルミニウムによるものであることから、固定筒2と
カム環10との熱膨張係数の違いより、たとえば、ズーム
レンズの使用温度範囲が−10℃〜50℃であるような場
合、固定筒2のカム環入部の寸法変化量aとカム環10の
寸法変化量bとの間に大きな差が生ずる。いま、カム環
10の全長を約30mmとし、固定筒2とカム筒10とのガタ量
を10〜30μmとすると、使用温度が30℃変化した場合、
|a−b|は約40μmとなり、カム環10が回動できなくなる
場合も生ずる。
説明したように、ヘリコイドネジに関して問題が生ずる
が、さらに、固定筒2がプラスチツク成形体、カム環10
がアルミニウムによるものであることから、固定筒2と
カム環10との熱膨張係数の違いより、たとえば、ズーム
レンズの使用温度範囲が−10℃〜50℃であるような場
合、固定筒2のカム環入部の寸法変化量aとカム環10の
寸法変化量bとの間に大きな差が生ずる。いま、カム環
10の全長を約30mmとし、固定筒2とカム筒10とのガタ量
を10〜30μmとすると、使用温度が30℃変化した場合、
|a−b|は約40μmとなり、カム環10が回動できなくなる
場合も生ずる。
このことからも、固定筒2をプラスチツク化することは
できない。
できない。
次に、マスタ部に生ずる問題について説明する。
マスタレンズ群17の中で、レンズ偏心量の最大許容量を
30μmに収めなければならないレンズがある。そこで、
かかるレンズ外径制作誤差を10μmとすると、レンズを
収納するマスタ筒6の内径誤差は20μmに設定される必
要がある。かかる精度を出すために、従来、マスタ筒6
は金属挽物で制作されており、また、かかる精度がマス
タ筒6のプラスチツク化の障害となつていた。すなわ
ち、マスタ筒6をプラスチツク成形するに際し、上記レ
ンズの偏心量が30μm以内に収まるように、形状精度の
真円度や同軸度などの成形精度を高め、かつ各レンズを
精度良く保持することは、非常に難しかつた。
30μmに収めなければならないレンズがある。そこで、
かかるレンズ外径制作誤差を10μmとすると、レンズを
収納するマスタ筒6の内径誤差は20μmに設定される必
要がある。かかる精度を出すために、従来、マスタ筒6
は金属挽物で制作されており、また、かかる精度がマス
タ筒6のプラスチツク化の障害となつていた。すなわ
ち、マスタ筒6をプラスチツク成形するに際し、上記レ
ンズの偏心量が30μm以内に収まるように、形状精度の
真円度や同軸度などの成形精度を高め、かつ各レンズを
精度良く保持することは、非常に難しかつた。
レンズ筒におけるレンズ保持の例としては、たとえば、
実開昭56−156010号公報、実開昭56−156011号公報に開
示されているが、これらはいずれも、プラスチツクレン
ズをレンズ筒に取りつける際、プラスチツクレンズが有
するゲートやバリによる弊害を除こうとするもので、レ
ンズを高い精度で偏心なく保持する点やレンズ当り面の
レンズ筒におけるレンズ受け部の面ぶれによるレンズ倒
れの点については配慮されていない。
実開昭56−156010号公報、実開昭56−156011号公報に開
示されているが、これらはいずれも、プラスチツクレン
ズをレンズ筒に取りつける際、プラスチツクレンズが有
するゲートやバリによる弊害を除こうとするもので、レ
ンズを高い精度で偏心なく保持する点やレンズ当り面の
レンズ筒におけるレンズ受け部の面ぶれによるレンズ倒
れの点については配慮されていない。
本発明の目的は、上記従来技術の問題点を解消し、レン
ジ鏡筒のプラスチツク化に際して、レンズ保持精度や耐
久性を確保し、性能の劣化を補償することができるよう
にしたズームレンズを提供するにある。
ジ鏡筒のプラスチツク化に際して、レンズ保持精度や耐
久性を確保し、性能の劣化を補償することができるよう
にしたズームレンズを提供するにある。
この目的を達成するために、本発明は、フオーカス環と
固定筒とをプラスチツク成形としてこれらフオーカス
筒、固定筒に設けられて互いに噛合するヘリコイドネジ
に低摩擦係数で耐摩耗性のコーテイング膜を施こし、ま
た、押圧手段でもつてカム環を固定筒の底部に押しつ
け、さらに、マスタ筒をプラスチツク成形体とし、該マ
スタ筒の内面に複数の突起状スジを設けて、該突起状ス
ジにより、マスタレンズ群の各レンズを保持する。
固定筒とをプラスチツク成形としてこれらフオーカス
筒、固定筒に設けられて互いに噛合するヘリコイドネジ
に低摩擦係数で耐摩耗性のコーテイング膜を施こし、ま
た、押圧手段でもつてカム環を固定筒の底部に押しつ
け、さらに、マスタ筒をプラスチツク成形体とし、該マ
スタ筒の内面に複数の突起状スジを設けて、該突起状ス
ジにより、マスタレンズ群の各レンズを保持する。
フオーカス環、固定筒のヘリコイドネジの耐摩性が高ま
つて耐久性が向上し、常にヘリコイドネジのガタツキが
充分小さい状態に保持できるし、また、温度変化にとも
なつて固定筒とカム環との伸縮の程度が異なつても、カ
ム環のガタツキがなくなり、さらに、マスタ筒でのレン
ズの同心度が向上する。
つて耐久性が向上し、常にヘリコイドネジのガタツキが
充分小さい状態に保持できるし、また、温度変化にとも
なつて固定筒とカム環との伸縮の程度が異なつても、カ
ム環のガタツキがなくなり、さらに、マスタ筒でのレン
ズの同心度が向上する。
以下、本発明の実施例を図面によつて説明する。
第1図は本発明によるレンズ鏡筒の一実施例を部分断面
図であつて、22は間隔環、23はネジ、24は圧縮バネ、25
はズームギヤ、26はズームモータギヤ、27はアイリス、
28はアイリスモータ、29はズームモータ、30はフランジ
部、31はネジ環であり、第15図に対応する部分には同一
符号をつけている。
図であつて、22は間隔環、23はネジ、24は圧縮バネ、25
はズームギヤ、26はズームモータギヤ、27はアイリス、
28はアイリスモータ、29はズームモータ、30はフランジ
部、31はネジ環であり、第15図に対応する部分には同一
符号をつけている。
第1図において、前玉ホルダ3には、前玉レンズ群14を
なす各レンズが間隔環22によつて所定間隔で取りつけら
れている。この前玉ホルダ3はフオーカス環1の内部に
設けられ、かつネジ23によつてフオーカス環1に固定さ
れている。また、フオーカス環1の内面にはヘリコイド
ネジ19が設けられ、これに挿入された固定筒2の外面に
設けられたヘリコイドネジ20に噛合している。
なす各レンズが間隔環22によつて所定間隔で取りつけら
れている。この前玉ホルダ3はフオーカス環1の内部に
設けられ、かつネジ23によつてフオーカス環1に固定さ
れている。また、フオーカス環1の内面にはヘリコイド
ネジ19が設けられ、これに挿入された固定筒2の外面に
設けられたヘリコイドネジ20に噛合している。
以上が前玉部の構成であるが、かかる構成により、フオ
ーカス環1を回動させると、ヘリコイドネジ19,20が噛
合していることから、フオーカス環1は固定筒2に対し
て光軸方向に移動し、これによつて合焦のための前玉レ
ンズ群14の位置調整ができる。
ーカス環1を回動させると、ヘリコイドネジ19,20が噛
合していることから、フオーカス環1は固定筒2に対し
て光軸方向に移動し、これによつて合焦のための前玉レ
ンズ群14の位置調整ができる。
次に、ズーム部について説明する。
固定筒2は繋ぎ筒5に固定されており、繋ぎ筒5側に底
部を有するとともに、前玉部側の端部に押え板13が固定
されている。この固定筒2の内部には、その長さにほと
んど等しい長さのカム環1が固定筒2に対して回動可能
に設けられ、さらに、固定筒2の底部と押え板13によつ
て(夫々1方のみを図示しているが)2対のロツド9,
9′が光軸に平行に支持されている。一方の対のロツド
9′には、バリエータレンズ群25を搭載したバリエータ
枠7が、他方の対のロツド9には、コンペンセータレン
ズ16を搭載したコンペンセータ枠8が夫々摺動可能に取
りつけられ、さらに、ロツド9には、押え板13とコンペ
ンセータ枠8との間に圧縮バネ24が設けられている。カ
ム環10には、図示しないが、2つのらせん状のカム溝が
設けられており、各々にバリエータ枠7、コンペンセー
タ枠8に植立したカムフオロワ11が嵌合している。固定
筒2の外側には、固定筒2にして回動可能にズーム環4
が設けられ、固定筒2に設けられた貫通溝21を貫通した
連結ピン12によてつズーム環4とカム環10とが連結され
ている。
部を有するとともに、前玉部側の端部に押え板13が固定
されている。この固定筒2の内部には、その長さにほと
んど等しい長さのカム環1が固定筒2に対して回動可能
に設けられ、さらに、固定筒2の底部と押え板13によつ
て(夫々1方のみを図示しているが)2対のロツド9,
9′が光軸に平行に支持されている。一方の対のロツド
9′には、バリエータレンズ群25を搭載したバリエータ
枠7が、他方の対のロツド9には、コンペンセータレン
ズ16を搭載したコンペンセータ枠8が夫々摺動可能に取
りつけられ、さらに、ロツド9には、押え板13とコンペ
ンセータ枠8との間に圧縮バネ24が設けられている。カ
ム環10には、図示しないが、2つのらせん状のカム溝が
設けられており、各々にバリエータ枠7、コンペンセー
タ枠8に植立したカムフオロワ11が嵌合している。固定
筒2の外側には、固定筒2にして回動可能にズーム環4
が設けられ、固定筒2に設けられた貫通溝21を貫通した
連結ピン12によてつズーム環4とカム環10とが連結され
ている。
以上の構成において、ズーム環4を回動させることによ
り、これを連結されたカム環10が回動し、カム環10に設
けられたらせん状のカム溝に対するカムフオロワ11の位
置が変化することによる、バリエータ枠7、コンペンセ
ータ枠8が移動する。これにより、指定されたズーム倍
率が得られるように、バリエータレンズ群15、コンペン
セータレンズ16の位置調整が行なわれる。
り、これを連結されたカム環10が回動し、カム環10に設
けられたらせん状のカム溝に対するカムフオロワ11の位
置が変化することによる、バリエータ枠7、コンペンセ
ータ枠8が移動する。これにより、指定されたズーム倍
率が得られるように、バリエータレンズ群15、コンペン
セータレンズ16の位置調整が行なわれる。
ズーム倍率の設定は、ユーザがズーム環4を回動させる
ことによつて手動で行なうことができるが、ズームモー
タ29によつて自動的に行なうこともできる。このため
に、ズーム環4にはズームギヤ25が設けられ、これにズ
ームモータ29の回転軸に固定したズームモータギヤ26が
噛合し、ズーム環4がズームモータ29によつて回動駆動
可能に構成されている。
ことによつて手動で行なうことができるが、ズームモー
タ29によつて自動的に行なうこともできる。このため
に、ズーム環4にはズームギヤ25が設けられ、これにズ
ームモータ29の回転軸に固定したズームモータギヤ26が
噛合し、ズーム環4がズームモータ29によつて回動駆動
可能に構成されている。
ズームモータ29は繋ぎ筒5に固定されており、また、ズ
ーム部とマスタ部との間に設けられたアイリス27を駆動
するためのアイリスモータ28も、この繋ぎ筒5に固定さ
れている。
ーム部とマスタ部との間に設けられたアイリス27を駆動
するためのアイリスモータ28も、この繋ぎ筒5に固定さ
れている。
次に、マスタ部について説明する。
マスタ筒6はフランジ30を有し、これが繋ぎ筒5にねじ
留めされている。マスタ筒6の内部には、各レンジ室が
設けられ、夫々にマスタレンズ群17をなす各レンズが間
隔環18によつて所定の間隔で、かつネジ環31で締めつけ
られて取りつけられている。
留めされている。マスタ筒6の内部には、各レンジ室が
設けられ、夫々にマスタレンズ群17をなす各レンズが間
隔環18によつて所定の間隔で、かつネジ環31で締めつけ
られて取りつけられている。
以上がこの実施例の構成および動作説明であるが、この
実施例においては、フオーカス環1、固定筒2、ズーム
環4、マスタ筒6およびズームギヤ25をプラスチツク化
したことによつて生ずる問題点を除去するための手段を
講じている。フオーカス環1と固定筒2のプラスチツク
材料としては、強度の面から、たとえば、ガラス繊維入
りポリカーボネイト樹脂(以下、PC−Gという)を用い
る。
実施例においては、フオーカス環1、固定筒2、ズーム
環4、マスタ筒6およびズームギヤ25をプラスチツク化
したことによつて生ずる問題点を除去するための手段を
講じている。フオーカス環1と固定筒2のプラスチツク
材料としては、強度の面から、たとえば、ガラス繊維入
りポリカーボネイト樹脂(以下、PC−Gという)を用い
る。
ところで、このPC−Gを用いると、ガラス繊維が摩耗促
進材となるために、フオーカス環1を回動させる毎に、
このフオーカス環1に設けられたヘリコイドネジ19と固
定筒2に設けられたヘリコイドネジ20が摩耗し、これら
の耐久性が問題となる。このために、第2図に示すよう
に、夫々のヘリコイドネジ19,20の表面に、低摩耗係数
でかつ耐摩耗性に優れた、たとえば、二硫化モリブデ
ン、弗素樹脂などのコーテイング膜32,33を施こす。こ
れらコーテイング膜32,33の厚さは15〜20μm程度とす
る。このとき、コーテイング膜32,33間の隙間34が生
じ、この隙間34の大きさがヘリコイドネジ19,20の噛合
ガタ量となる。さらに耐久性を増すために、コーテイン
グ膜32,33の隙間34にグリースを介在させる。
進材となるために、フオーカス環1を回動させる毎に、
このフオーカス環1に設けられたヘリコイドネジ19と固
定筒2に設けられたヘリコイドネジ20が摩耗し、これら
の耐久性が問題となる。このために、第2図に示すよう
に、夫々のヘリコイドネジ19,20の表面に、低摩耗係数
でかつ耐摩耗性に優れた、たとえば、二硫化モリブデ
ン、弗素樹脂などのコーテイング膜32,33を施こす。こ
れらコーテイング膜32,33の厚さは15〜20μm程度とす
る。このとき、コーテイング膜32,33間の隙間34が生
じ、この隙間34の大きさがヘリコイドネジ19,20の噛合
ガタ量となる。さらに耐久性を増すために、コーテイン
グ膜32,33の隙間34にグリースを介在させる。
第3図はフオーカス環1、固定筒2の、特にヘリコイド
ネジ19,20の制作工程を示すものであつて、まず、型に
よつてこれらを成形する(ステツプA)が、この成形し
た状態では、成形条件、成形品の形状効果などにより、
ヘリコイドネジ19,20の形状精度は低く、寸法にバラツ
キがあり、このままでは、ズームレンズ操作時のトルク
変動による違和感があり、また、ヘリコイドネジ19,20
の片当りによつて耐久性が低く、使用することができな
い。このために、共摺ラツプを施して形状精度を高めて
寸法のバラツキなどを除去する(ステツプB)。次い
で、洗浄によつてラツプ材を除去した後(ステツプ
C)、ヘリコイドネジ19,20の表面に、第2図で示した
ように、コーテイングを施す。
ネジ19,20の制作工程を示すものであつて、まず、型に
よつてこれらを成形する(ステツプA)が、この成形し
た状態では、成形条件、成形品の形状効果などにより、
ヘリコイドネジ19,20の形状精度は低く、寸法にバラツ
キがあり、このままでは、ズームレンズ操作時のトルク
変動による違和感があり、また、ヘリコイドネジ19,20
の片当りによつて耐久性が低く、使用することができな
い。このために、共摺ラツプを施して形状精度を高めて
寸法のバラツキなどを除去する(ステツプB)。次い
で、洗浄によつてラツプ材を除去した後(ステツプ
C)、ヘリコイドネジ19,20の表面に、第2図で示した
ように、コーテイングを施す。
以上は前玉部であつたが、次に、ズーム部について説明
する。
する。
第1図において、固定筒2のプラスチツク材料は、先に
説明したように、PC−Gななどであるが、カム環10の材
料としては、先に従事技術で説明したように、カム溝の
精度が高く要求されることから、アルミニウムなどの金
属が用いられる。この場合、1つの問題としては、固定
筒2とカム環10との膨張率の違いによつてカム環10が回
動不能になつてしまうことである。これを防止するため
に、使用温度範囲内で固定筒2をカム環10との間でガタ
量がなくならないようにする。たとえば、固定筒2の材
料をPC−Gとしてカム環10の材料をアルミニウムとし、
使用温度範囲を−10〜50℃とした場合、この範囲の中心
温度20℃でカム環10のガタ量δを40〜70μmとし、最大
の温度変化30℃に対し、カム環10のガタ量δの変化が±
30μmとなるように、夫々の寸法を設定した。これによ
ると、温度が−10℃から50℃まで変化しても、カム環10
のガタ量δの最小値は+10μmとなり、カム環10が回動
不能となることはない。
説明したように、PC−Gななどであるが、カム環10の材
料としては、先に従事技術で説明したように、カム溝の
精度が高く要求されることから、アルミニウムなどの金
属が用いられる。この場合、1つの問題としては、固定
筒2とカム環10との膨張率の違いによつてカム環10が回
動不能になつてしまうことである。これを防止するため
に、使用温度範囲内で固定筒2をカム環10との間でガタ
量がなくならないようにする。たとえば、固定筒2の材
料をPC−Gとしてカム環10の材料をアルミニウムとし、
使用温度範囲を−10〜50℃とした場合、この範囲の中心
温度20℃でカム環10のガタ量δを40〜70μmとし、最大
の温度変化30℃に対し、カム環10のガタ量δの変化が±
30μmとなるように、夫々の寸法を設定した。これによ
ると、温度が−10℃から50℃まで変化しても、カム環10
のガタ量δの最小値は+10μmとなり、カム環10が回動
不能となることはない。
他の問題としては、上記のようにカム環10にガタツキが
生ずると、バリエータレンズ群15やコンペンセータレン
ズ16に光軸方向のガタツキが生じ、特に、コンペンセー
タレンズ16のこのガタツキにより、焦点ずれが生じて光
学的性能を劣化させることである。
生ずると、バリエータレンズ群15やコンペンセータレン
ズ16に光軸方向のガタツキが生じ、特に、コンペンセー
タレンズ16のこのガタツキにより、焦点ずれが生じて光
学的性能を劣化させることである。
かかる問題を解消するために、ロツド9の押え板18とコ
ンペンセータ枠8との間に圧縮バネ24を設けている。
ンペンセータ枠8との間に圧縮バネ24を設けている。
すなわち、第4図において、ロツド9の一端は固定筒2
の底部に設けられた穴37に挿入され、他端は押え板13に
ロツド孔35を介したネジ36によつて固定される。このロ
ツド9にコンペンセータ枠8が摺動可能に取りつけられ
ているが、このロツド9を巻いているようにしてコイル
状の圧縮バネ24が押え板13とコンペンセータ枠8との間
に設けられている。この圧縮バネ24により、コンペンセ
ータ枠8が固定筒2の底部側(矢印A方向)に付勢さ
れ、これにともなつて、コンペンセータ枠B、バリエー
タ枠7の夫々のカムフオロワ11(第1図)がカム環10の
カム溝に嵌入されていることから、カム環10、バリエー
タ枠7も同じ矢印A方向に付勢される。この圧縮バネ24
の付勢力により、固定筒2とカム環10とが温度変化によ
つて伸縮し、カム環10のガタ量δが変化しても、カム環
10を固定筒2の底部の面に押しつけてカム環10のガタつ
かないようにしている。この場合、ズームレンズとして
は下向きで使用する場合もあり、これを考慮して圧縮バ
ネ24の付勢力を、コンペンセータ枠8、コンペンセータ
レンズ16、カム環10、バリエータ枠7およびバリエータ
レンズ群15の自重の総和よりも大きく設定する。たとえ
ば、この自重の総和は約25grであるとき、これよりも圧
縮バネ24の付勢力を5gr程度大きく設定する。したがつ
て、ズームレンズがいかなる姿勢をとつても、カム環10
は固定筒2の底部に押しつけられ、これによつてカム環
10はがたつかず、コンペンセータレンズ16にがたつきが
なくなつて焦点ぶれは生じない。
の底部に設けられた穴37に挿入され、他端は押え板13に
ロツド孔35を介したネジ36によつて固定される。このロ
ツド9にコンペンセータ枠8が摺動可能に取りつけられ
ているが、このロツド9を巻いているようにしてコイル
状の圧縮バネ24が押え板13とコンペンセータ枠8との間
に設けられている。この圧縮バネ24により、コンペンセ
ータ枠8が固定筒2の底部側(矢印A方向)に付勢さ
れ、これにともなつて、コンペンセータ枠B、バリエー
タ枠7の夫々のカムフオロワ11(第1図)がカム環10の
カム溝に嵌入されていることから、カム環10、バリエー
タ枠7も同じ矢印A方向に付勢される。この圧縮バネ24
の付勢力により、固定筒2とカム環10とが温度変化によ
つて伸縮し、カム環10のガタ量δが変化しても、カム環
10を固定筒2の底部の面に押しつけてカム環10のガタつ
かないようにしている。この場合、ズームレンズとして
は下向きで使用する場合もあり、これを考慮して圧縮バ
ネ24の付勢力を、コンペンセータ枠8、コンペンセータ
レンズ16、カム環10、バリエータ枠7およびバリエータ
レンズ群15の自重の総和よりも大きく設定する。たとえ
ば、この自重の総和は約25grであるとき、これよりも圧
縮バネ24の付勢力を5gr程度大きく設定する。したがつ
て、ズームレンズがいかなる姿勢をとつても、カム環10
は固定筒2の底部に押しつけられ、これによつてカム環
10はがたつかず、コンペンセータレンズ16にがたつきが
なくなつて焦点ぶれは生じない。
なお、圧縮バネ24の材料としては、黒メツキ(MFZn II
−bk)が施しやいもの(たとえば、C5191W−H)とし、
この圧縮バネ24に黒メツキを施こすことにより、光が反
射しないようにして画質劣化を防止することができる。
−bk)が施しやいもの(たとえば、C5191W−H)とし、
この圧縮バネ24に黒メツキを施こすことにより、光が反
射しないようにして画質劣化を防止することができる。
また、押え板13はほぼ環状をなしており、第5図(a)
に示すように、9,9′を取りつけるためのロツドの孔35,
35′を夫々備えた突出部と位置決めのための切欠溝38が
設けられており、また、固定筒2の押え板13の取付部に
は、第5図(b)に示すように、切欠溝38が嵌め込み可
能に突起39が設けられている。そこで、押え板13を固定
筒2に取りつける場合には、この切欠溝38を突起39に嵌
め込み、これによつてロツド9,9′が光軸のまわりに捩
れないようにすることができる。
に示すように、9,9′を取りつけるためのロツドの孔35,
35′を夫々備えた突出部と位置決めのための切欠溝38が
設けられており、また、固定筒2の押え板13の取付部に
は、第5図(b)に示すように、切欠溝38が嵌め込み可
能に突起39が設けられている。そこで、押え板13を固定
筒2に取りつける場合には、この切欠溝38を突起39に嵌
め込み、これによつてロツド9,9′が光軸のまわりに捩
れないようにすることができる。
第1図に戻つて、先に説明したように、自動的にズーミ
ングを可能にするために、ズーム環4にズームギヤ25を
設け、これにズームモータ29の回転軸に固定されたズー
ムモータギヤ26を噛合させているが、手動ズーミングの
際、ズーム環4をユーザが回転させた場合、ズームモー
タ29の減速機構の減速比が大きいことから、ズームモー
タギヤ26に噛合したズームギヤ25は回動しにくく、ズー
ム環4を回動させるのに非常に力が必要となる。このた
めに、ズーム環4とズームギヤ25との間に所定の摩擦係
数をもたせ、自動ズーミングの場合には、摩擦力によつ
てズームギヤ25とともにズーム環4が回動するように
し、手動ズーミングの場合には、上記減速機構により、
ズームギヤ25がズーム環4に対して滑り、ズーム環4が
回動してズームギヤ25が停止しているようにする。
ングを可能にするために、ズーム環4にズームギヤ25を
設け、これにズームモータ29の回転軸に固定されたズー
ムモータギヤ26を噛合させているが、手動ズーミングの
際、ズーム環4をユーザが回転させた場合、ズームモー
タ29の減速機構の減速比が大きいことから、ズームモー
タギヤ26に噛合したズームギヤ25は回動しにくく、ズー
ム環4を回動させるのに非常に力が必要となる。このた
めに、ズーム環4とズームギヤ25との間に所定の摩擦係
数をもたせ、自動ズーミングの場合には、摩擦力によつ
てズームギヤ25とともにズーム環4が回動するように
し、手動ズーミングの場合には、上記減速機構により、
ズームギヤ25がズーム環4に対して滑り、ズーム環4が
回動してズームギヤ25が停止しているようにする。
このように、ズームギヤ25はクラツチ機能も備えている
が、ズーム環4およびズームギヤ25のプラスチツク化し
た場合、両者は摩擦によつて摩耗してしまい、クラツチ
機能が損なわれて自動ズーミングができなくなる。
が、ズーム環4およびズームギヤ25のプラスチツク化し
た場合、両者は摩擦によつて摩耗してしまい、クラツチ
機能が損なわれて自動ズーミングができなくなる。
そこで、この実施例では、第6図に詳細に示すように、
ズームギヤ25の内面にその一周にわたつて溝40を設け、
この溝40にスリツプバネ41を収納し、このスリツプバネ
41がズーム環4を締めつけるクラツチ機構とした。第7
図に示すように、溝40にはストツパ42が設けられ、多角
形状のスリツプバネ41がその端部がストツパ42に当接さ
れて溝40内でまわらないようにしている。このスリツプ
バネ41によつてズーム環4が締め付けられる。
ズームギヤ25の内面にその一周にわたつて溝40を設け、
この溝40にスリツプバネ41を収納し、このスリツプバネ
41がズーム環4を締めつけるクラツチ機構とした。第7
図に示すように、溝40にはストツパ42が設けられ、多角
形状のスリツプバネ41がその端部がストツパ42に当接さ
れて溝40内でまわらないようにしている。このスリツプ
バネ41によつてズーム環4が締め付けられる。
自動ズーミングの場合には、ズームギヤ25の回動ととも
にスリツプバネ41も回動し、このスリツプバネ41の締め
つけによつてスリツプバネ41とズーム環4との間に摩擦
が生じ、ズーム環4は回動する。これに対し、手動ズー
ミングの場合には、ズーム環4を回動させても、このズ
ーム環4とスリツプバネ41との間にスリツプが生じ、ズ
ームギヤ25は回動しない。これにより、わずかの回動力
によつてズーム環4を回動させることができる。
にスリツプバネ41も回動し、このスリツプバネ41の締め
つけによつてスリツプバネ41とズーム環4との間に摩擦
が生じ、ズーム環4は回動する。これに対し、手動ズー
ミングの場合には、ズーム環4を回動させても、このズ
ーム環4とスリツプバネ41との間にスリツプが生じ、ズ
ームギヤ25は回動しない。これにより、わずかの回動力
によつてズーム環4を回動させることができる。
ズームギヤ25のプラスチツク材料としては、その形状が
直径に対して細い環状をなすものであるから、成形後の
収縮が小さいものを用いる。その一例として、ポリカー
ボネイト樹脂に弗素樹脂粉末を10%添加した材料があ
る。この材料を用い、ズームギヤ25の内径寸法とズーム
環4のこれが取りつけられる外径の寸法とのクリアラン
スを60μmに設定し、クラツチ機構を80℃の雰囲気内に
10時間放置した後、常温に戻してクリアランスを測定し
たところ、ズームギヤ25の後収縮によつてこのクリアラ
ンス量は36μm減少したが、クラツチ機構の動作に不都
合は生じなかつた。これに対し、ズームギヤ25の材料を
通常よく用いられるポリアセタール樹脂とし、上記と同
じ条件で後収縮後のクリアランスを測定したところ、ク
リアランスの減少量は先の設定クリアランス量60μmよ
り大きい92μmとなり、ズームギヤ25がズーム環4に一
体となつてしまつて手動ズーミングが不能になつた。し
たがつて、ポリアセタール樹脂はズームギヤ25の材料と
しては不適当である。
直径に対して細い環状をなすものであるから、成形後の
収縮が小さいものを用いる。その一例として、ポリカー
ボネイト樹脂に弗素樹脂粉末を10%添加した材料があ
る。この材料を用い、ズームギヤ25の内径寸法とズーム
環4のこれが取りつけられる外径の寸法とのクリアラン
スを60μmに設定し、クラツチ機構を80℃の雰囲気内に
10時間放置した後、常温に戻してクリアランスを測定し
たところ、ズームギヤ25の後収縮によつてこのクリアラ
ンス量は36μm減少したが、クラツチ機構の動作に不都
合は生じなかつた。これに対し、ズームギヤ25の材料を
通常よく用いられるポリアセタール樹脂とし、上記と同
じ条件で後収縮後のクリアランスを測定したところ、ク
リアランスの減少量は先の設定クリアランス量60μmよ
り大きい92μmとなり、ズームギヤ25がズーム環4に一
体となつてしまつて手動ズーミングが不能になつた。し
たがつて、ポリアセタール樹脂はズームギヤ25の材料と
しては不適当である。
次に、第1図のマスタ部におけるレンズ保持精度の確保
のための手段について説明する。
のための手段について説明する。
同図において、マスタ筒6は、マスタレンズ群17を保持
するための手段以外に、これを繋ぎ筒5に取りつけるた
めのフランジ部30が必要である。一方、繋ぎ筒5にはア
イリスモータ27やズームモータ29も取りつけられ、かつ
繋ぎ筒5のこれら部材取付部の面積を大きくすると、ズ
ームレンズが大形化してしまうことから、第8図に示す
ように、フランジ部30に切欠部43を設け、この部分に、
アイリスモータ27やズームモータ29を取めるようにして
いた。しかしながら、これらモータの取付構造上、切欠
部43はフランジ部30の1/4〜1/3にわたって形成される必
要があつた。
するための手段以外に、これを繋ぎ筒5に取りつけるた
めのフランジ部30が必要である。一方、繋ぎ筒5にはア
イリスモータ27やズームモータ29も取りつけられ、かつ
繋ぎ筒5のこれら部材取付部の面積を大きくすると、ズ
ームレンズが大形化してしまうことから、第8図に示す
ように、フランジ部30に切欠部43を設け、この部分に、
アイリスモータ27やズームモータ29を取めるようにして
いた。しかしながら、これらモータの取付構造上、切欠
部43はフランジ部30の1/4〜1/3にわたって形成される必
要があつた。
この結果、マスタ筒6を形成した後、冷却して固化する
過程で、マスタ筒6のレンズ入り部(レンズが収納され
る部分)の壁はマスタ筒6の中心軸方向に引張られて内
面に凹凸が生ずるが、マスタ筒6の中心軸に垂直なフラ
ンジ部30を含む平面内において、フランジ部30がない切
欠部43が位置する壁は、第9図で誇張して示してはいる
が、他の部分よりもマスタ筒6の中心軸方向により大き
く引張られ、レンズ入り部の一部がへこんだ形状となつ
て真円度が大きく損なわれることになる。
過程で、マスタ筒6のレンズ入り部(レンズが収納され
る部分)の壁はマスタ筒6の中心軸方向に引張られて内
面に凹凸が生ずるが、マスタ筒6の中心軸に垂直なフラ
ンジ部30を含む平面内において、フランジ部30がない切
欠部43が位置する壁は、第9図で誇張して示してはいる
が、他の部分よりもマスタ筒6の中心軸方向により大き
く引張られ、レンズ入り部の一部がへこんだ形状となつ
て真円度が大きく損なわれることになる。
このようにレンズ入り部がへこんだマスタ筒6にレンズ
44を取り込むと、このへこみ方向(矢印A方向)では、
各レンズの軸ずれは許容範囲内に収めることができるが
これに直交する方向(矢印B方向)では許容できない場
合が生ずる。
44を取り込むと、このへこみ方向(矢印A方向)では、
各レンズの軸ずれは許容範囲内に収めることができるが
これに直交する方向(矢印B方向)では許容できない場
合が生ずる。
このために、この実施例では、第10図に示すように、フ
ランジ部を等しく3分割し、これらフランジ部30a,30b,
30cを等角間隔に配置してこれらの間に等しい大きさの
切欠部43a,43b,43cを設ける。そして、これら切欠部43
a,43b,43cのいずれかにアイリスモータ27やズームモー
タ29を配置するようにする。これにより、マスタ筒6の
中心軸に垂直なフランジ部30a〜30cを含む平面内でのマ
スタ筒6の壁へこみは、第11図において、符号45a,45b,
45cで示すように、等角間隔で生じ、このへこみ45a〜45
cに内接する円46の内側でレンズ44が保持されることに
なる。したがつて、この部分に収納されるレンズ44の光
軸はマスタ筒6の中心軸にほどんど一致し、レンズ保持
精度を確保することができる。
ランジ部を等しく3分割し、これらフランジ部30a,30b,
30cを等角間隔に配置してこれらの間に等しい大きさの
切欠部43a,43b,43cを設ける。そして、これら切欠部43
a,43b,43cのいずれかにアイリスモータ27やズームモー
タ29を配置するようにする。これにより、マスタ筒6の
中心軸に垂直なフランジ部30a〜30cを含む平面内でのマ
スタ筒6の壁へこみは、第11図において、符号45a,45b,
45cで示すように、等角間隔で生じ、このへこみ45a〜45
cに内接する円46の内側でレンズ44が保持されることに
なる。したがつて、この部分に収納されるレンズ44の光
軸はマスタ筒6の中心軸にほどんど一致し、レンズ保持
精度を確保することができる。
以上はフランジ部30を3個に分割した場合であつたが、
4個以上に分割する場合でも、分割したフランジ部の大
きさを等しくし、かつ等角間隔に配置すれば同様にレン
ズの軸心ずれを防止できる。
4個以上に分割する場合でも、分割したフランジ部の大
きさを等しくし、かつ等角間隔に配置すれば同様にレン
ズの軸心ずれを防止できる。
次に、マスタ筒6のフランジ部30が設けられている部分
よりも奥のレンズ入り部について説明する。
よりも奥のレンズ入り部について説明する。
第12図において、マスタ筒6のレンズ入り部(内部)
は、収納すべきレンズの径に応じて直径が異なる複数の
レンズ室からなり、各レンズ室の壁面には、マスタ筒6
の中心軸に平行に複数個の突起状スジ47がこの中心軸の
まわりに等角間隔で設けられている。
は、収納すべきレンズの径に応じて直径が異なる複数の
レンズ室からなり、各レンズ室の壁面には、マスタ筒6
の中心軸に平行に複数個の突起状スジ47がこの中心軸の
まわりに等角間隔で設けられている。
第13図は第12図は分断線C−Cに沿う横断面図であり、
ここでは、3個の突起状スジ47a,47b,47cが設けられて
いるものとしている。この場合、先に説明したように、
成形によつてマスタ筒6の内壁48に凹凸が生じても、第
13図に示すように、突起状スジ47a〜47cに内接する内接
円46′の内側にマスタ筒6の内壁48が突出しないように
する。
ここでは、3個の突起状スジ47a,47b,47cが設けられて
いるものとしている。この場合、先に説明したように、
成形によつてマスタ筒6の内壁48に凹凸が生じても、第
13図に示すように、突起状スジ47a〜47cに内接する内接
円46′の内側にマスタ筒6の内壁48が突出しないように
する。
これら突起状スジ47a〜47cの高さは、次のようにして決
定することができる。
定することができる。
まず、内壁に突起状スジがないマスタ筒6を成形によつ
て形成し、各レンズ室の壁面の真円度、寸法のバラツキ
を測定する。次に、測定データを基にして突起状スジの
高さを求め、突起状スジが形成されるように、全型コア
の壁面を各レンズ室毎にスジ状に削る。一例として、突
起状スジの幅を0.5〜1mm、高さを20〜80μmとした。こ
の際、第13図において、突起状スジ47a〜47cに内接する
円46′の直径と収納されるレンズ44の外径寸法との差
を、レンズ44の軸心ずれが問題とならないように、30〜
40μm程度に設定した。これに対し、突起状スジ47a〜4
7cの内接円46′の直径をレンズ44の外径寸法と同一ある
いは20μm程度小さくし、レンズ44をレンズ室内に組み
込む際、突起状スジ47a〜47cを押し潰しながらレンズ44
を挿入してもよく、これによつてレンズ保持精度を確保
することができる。
て形成し、各レンズ室の壁面の真円度、寸法のバラツキ
を測定する。次に、測定データを基にして突起状スジの
高さを求め、突起状スジが形成されるように、全型コア
の壁面を各レンズ室毎にスジ状に削る。一例として、突
起状スジの幅を0.5〜1mm、高さを20〜80μmとした。こ
の際、第13図において、突起状スジ47a〜47cに内接する
円46′の直径と収納されるレンズ44の外径寸法との差
を、レンズ44の軸心ずれが問題とならないように、30〜
40μm程度に設定した。これに対し、突起状スジ47a〜4
7cの内接円46′の直径をレンズ44の外径寸法と同一ある
いは20μm程度小さくし、レンズ44をレンズ室内に組み
込む際、突起状スジ47a〜47cを押し潰しながらレンズ44
を挿入してもよく、これによつてレンズ保持精度を確保
することができる。
マスタ筒6には、第12図に示すように、レンズ入り部の
最奥部に最も外径の小さいレンズが収納され、フランジ
部30が設けられている部分に近い程、収納されるレンズ
の外径は大きくなる。このために、レンズ室の直径はフ
ランジ部30が設けられている部分に近い程大きくなる。
そこで、レンズ室の境界では、マスタ筒6の内面に段部
が存在することになるが、この段部の面が収納されたレ
ンズの面が当接するレンズ受け面となる。
最奥部に最も外径の小さいレンズが収納され、フランジ
部30が設けられている部分に近い程、収納されるレンズ
の外径は大きくなる。このために、レンズ室の直径はフ
ランジ部30が設けられている部分に近い程大きくなる。
そこで、レンズ室の境界では、マスタ筒6の内面に段部
が存在することになるが、この段部の面が収納されたレ
ンズの面が当接するレンズ受け面となる。
ところで、このレンズ受け面はマスタ筒6の中心軸に対
して垂直でなければならない。さもなければ、すなわち
このレンズ受け面に面ぶれがあると、収納されたレンズ
の光軸がマスタ筒6の中心軸に対して傾斜するレンズ倒
れが生じ、したがつて、各収納レンズの光軸が一致せず
に正確な結像が得られない。
して垂直でなければならない。さもなければ、すなわち
このレンズ受け面に面ぶれがあると、収納されたレンズ
の光軸がマスタ筒6の中心軸に対して傾斜するレンズ倒
れが生じ、したがつて、各収納レンズの光軸が一致せず
に正確な結像が得られない。
そこで、この実施例では、第14図に示すように、環状の
レンズ受面50に等角間隔に複数個の台座49を設け、これ
ら台座49の全ての表面を含む平面がマスタ筒6の中心軸
に対して垂直になるようにする。かかる台座49の形成も
先に説明した突起状スジ47a〜47cと同様の方法で行なう
ことができる。この場合、レンズ受面50が少しでも台座
49の表面からレンズ室51側に突出しないようにする。ま
た、レンズ44の台座49への当接面44′は平面状にする。
レンズ受面50に等角間隔に複数個の台座49を設け、これ
ら台座49の全ての表面を含む平面がマスタ筒6の中心軸
に対して垂直になるようにする。かかる台座49の形成も
先に説明した突起状スジ47a〜47cと同様の方法で行なう
ことができる。この場合、レンズ受面50が少しでも台座
49の表面からレンズ室51側に突出しないようにする。ま
た、レンズ44の台座49への当接面44′は平面状にする。
このようにして、収納レンズのレンズ倒れを防止するこ
とができる。
とができる。
以上説明したように、本発明によれば、各筒状部材のプ
ラスチツク化にともなう摩耗、温度変化にともなう該部
材間のガタツキを防止することができるし、また、レン
ズの保持精度も充分に確保することができ、良好な光学
的性能、長寿命化を保ちつつ大幅なプラスチツク化が実
現可能となつて大幅な軽量化、低コスト化が促進でき
る。
ラスチツク化にともなう摩耗、温度変化にともなう該部
材間のガタツキを防止することができるし、また、レン
ズの保持精度も充分に確保することができ、良好な光学
的性能、長寿命化を保ちつつ大幅なプラスチツク化が実
現可能となつて大幅な軽量化、低コスト化が促進でき
る。
第1図は本発明によるレンズ鏡筒の一実施例を示す部分
縦断面図、第2図は第1図におけるフオーカス環と固定
筒とのヘリコイドネジ噛合部を示す拡大断面図、第3図
はヘリコイドネジ部の製作方法の一具体例を示す工程
図、第4図は第1図におけるカム環のガタツキを除去す
るための手段を示す断面図、第5図(a)は第1図にお
ける押え板の要部構成図、同図(b)は第1図における
固定筒の押え板取付部分を示す構成図、第6図は第1図
におけるズーム部のクラツチ機構を示す断面図、第7図
はそのクラツチ機構におけるスリツプバネ取付状態を示
す断面図、第8図はマスタ筒を繋ぎ筒に取りつけるため
の従来のフランジ部の形状を示す説明図、第9図はその
フランジ部によるマスタ筒のレンズ入り部の真円度の変
化を示す説明図、第10図は第1図におけるマスタ筒のフ
レンジ部の一具体例を示す平面図、第11図はそのフラン
ジによるマスタ筒のレンズ入り部の真円度を示す説明
図、第12図は第1図におけるマスタ部の部分縦断面図、
第13図は第12図における分断線C−Cに沿う横断面図、
第14図は第12図におけるレンズ受面を示す部分拡大図、
第15図は従来のレンズ鏡筒の一例を示す縦断面図であ
る。 1……フオーカス環、2……固定筒、4……ズーム環、
6……マスタ筒、7……バリエータ枠、8……コンペン
セータ枠、9,9′……ロツド、10……カム環、11…カム
フオロワ、12……連結ピン、13……押え板、14……前玉
レンズ群、15……バリエータレンズ群、16……コンペン
セータレンズ、17……マスタレンズ群、19,20……ヘリ
コイドネジ、24……圧縮バネ、30,30a,30b,30c……フラ
ンジ部、22,33……コーテイング膜、34……隙間、43,43
a,43b,43c……切欠部、47,47a,47b,47c……突起状ス
ジ。
縦断面図、第2図は第1図におけるフオーカス環と固定
筒とのヘリコイドネジ噛合部を示す拡大断面図、第3図
はヘリコイドネジ部の製作方法の一具体例を示す工程
図、第4図は第1図におけるカム環のガタツキを除去す
るための手段を示す断面図、第5図(a)は第1図にお
ける押え板の要部構成図、同図(b)は第1図における
固定筒の押え板取付部分を示す構成図、第6図は第1図
におけるズーム部のクラツチ機構を示す断面図、第7図
はそのクラツチ機構におけるスリツプバネ取付状態を示
す断面図、第8図はマスタ筒を繋ぎ筒に取りつけるため
の従来のフランジ部の形状を示す説明図、第9図はその
フランジ部によるマスタ筒のレンズ入り部の真円度の変
化を示す説明図、第10図は第1図におけるマスタ筒のフ
レンジ部の一具体例を示す平面図、第11図はそのフラン
ジによるマスタ筒のレンズ入り部の真円度を示す説明
図、第12図は第1図におけるマスタ部の部分縦断面図、
第13図は第12図における分断線C−Cに沿う横断面図、
第14図は第12図におけるレンズ受面を示す部分拡大図、
第15図は従来のレンズ鏡筒の一例を示す縦断面図であ
る。 1……フオーカス環、2……固定筒、4……ズーム環、
6……マスタ筒、7……バリエータ枠、8……コンペン
セータ枠、9,9′……ロツド、10……カム環、11…カム
フオロワ、12……連結ピン、13……押え板、14……前玉
レンズ群、15……バリエータレンズ群、16……コンペン
セータレンズ、17……マスタレンズ群、19,20……ヘリ
コイドネジ、24……圧縮バネ、30,30a,30b,30c……フラ
ンジ部、22,33……コーテイング膜、34……隙間、43,43
a,43b,43c……切欠部、47,47a,47b,47c……突起状ス
ジ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 佐藤 裕信 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地 株 式会社日立製作所家電研究所内 (56)参考文献 特開 昭60−243614(JP,A) 特開 昭52−16225(JP,A) 特開 昭61−5217(JP,A) 実開 昭53−60824(JP,U) 実開 昭57−167408(JP,U)
Claims (1)
- 【請求項1】前玉レンズ群が取りつけられたフォーカス
環がヘリコイドネジを介して繋ぎ筒に固定された固定筒
に取りつけられ該フォーカス環を該固定筒に対して光軸
方向に移動可能として合焦作用をなす前玉部と、該固定
筒の内部に設けられたカム環の回動によりバリエータレ
ンズ群とコンペンセータレンズとを光軸に平行なロッド
に沿って移動可能として変倍作用をなすズーム部と、前
記繋ぎ筒に固定されたフランジ部を有するマスタ筒内に
多数のレンズからなるマスタレンズ群が取りつけられて
結像作用をなすマスタ部とからズームレンズにおいて、 前記フォーカス環および固定筒をプラスチツク成形体と
して、前記フォーカス環および固定筒に形成されている
ヘリコイドネジの表面に低摩擦係数,耐摩耗性のコーテ
イング膜を設け、 前記ロッドに前記バリエータレンズを前記固定筒の底部
側に押圧する押圧バネを取りつけて、該押圧バネによ
り、前記バリエータレンズを介して前記カム環を前記固
定筒の底部に押しつけ、 前記マスタ筒をプラスチツク成形体とし、前記マスタ筒
は同形状かつ等間隔の複数個の前記フランジ部を有して
これらフランジ部が前記繋ぎ筒に固定され、前記マスタ
筒の内面に上記フランジ部に等しい個数の光軸に平行な
突起状スジを等間隔に設けて、これら突起状スジを前記
マスタレンズ群の各レンズの保持手段とし、 前記繋ぎ筒上での前記フランジ部間を、アイリスモータ
やズームモータなどを配置するスペースの一部または全
部とすることを特徴とするレンズ鏡筒。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP29362185A JPH0756527B2 (ja) | 1985-12-28 | 1985-12-28 | レンズ鏡筒 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP29362185A JPH0756527B2 (ja) | 1985-12-28 | 1985-12-28 | レンズ鏡筒 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS62156607A JPS62156607A (ja) | 1987-07-11 |
| JPH0756527B2 true JPH0756527B2 (ja) | 1995-06-14 |
Family
ID=17797080
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP29362185A Expired - Fee Related JPH0756527B2 (ja) | 1985-12-28 | 1985-12-28 | レンズ鏡筒 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0756527B2 (ja) |
Families Citing this family (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0534564A (ja) * | 1991-07-29 | 1993-02-12 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 電動ズームレンズ装置 |
| JP4596249B2 (ja) * | 2005-02-15 | 2010-12-08 | ソニー株式会社 | レンズユニット及び撮像装置 |
| JP4773756B2 (ja) * | 2005-07-07 | 2011-09-14 | 富士フイルム株式会社 | 鏡枠、鏡枠の製造方法、鏡枠成形用金型およびレンズの位置決め方法 |
| JP4688948B2 (ja) * | 2009-08-21 | 2011-05-25 | 株式会社ヒートパーツ | ショベル機械用バケットのツース部材固定装置 |
| JP5479039B2 (ja) * | 2009-11-17 | 2014-04-23 | 富士フイルム株式会社 | レンズ装置 |
-
1985
- 1985-12-28 JP JP29362185A patent/JPH0756527B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS62156607A (ja) | 1987-07-11 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |