JPH075679B2 - α―フルオルアクリル酸エステルの共重合体およびその製造方法 - Google Patents

α―フルオルアクリル酸エステルの共重合体およびその製造方法

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JPH075679B2 JP61117659A JP11765986A JPH075679B2 JP H075679 B2 JPH075679 B2 JP H075679B2 JP 61117659 A JP61117659 A JP 61117659A JP 11765986 A JP11765986 A JP 11765986A JP H075679 B2 JPH075679 B2 JP H075679B2
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、α−フルオルアクリル酸エステルの共重合体
およびその製造方法に関する。
α−フルオルアクリル酸のエステルは既に公知である。
例えば、α−フルオルアクリル酸のフェニルエステル
は、モノフルオル酢酸エチルエステルをナトリウム−エ
チラートの存在下にエチルオクザラートと反応させ、得
られるナトリウム−α−フルオルアクリレートをチオニ
ルクロライドと反応させてα−フルオルアクリロイルク
ロライドとしそして次いでこれをフェノールでエステル
化することによって製造される(ドイツ特許第2,950,49
1号明細書=米国特許第4,297,466号明細書)。この場
合、強い毒性のモノフルオル酢酸エチルエステルを用い
なければならないという欠点がある。α−フルオルアク
リル酸フェニルエステルは重合することができ、室温で
透明または光透過性で無色の固体である重合体を製造す
るのに役立つ。
α−フルオルアクリル酸の別のエステル、特にブチル−
α−フルオルアクリレートは、個々のα−ヒドロキシメ
チル−α−フルオルマロナートの酸性加水分解および次
いで同時的アルコール分解下での加水分解生成物の脱カ
ルボキシ化によって製造できる(英国特許第1,115,287
号明細書)。確かに、この方法はブチル−α−フルオル
アクリレートの例についてのみ記載されている。このエ
ステルは光の作用下に迅速に重合する。
更に、α−ハロゲン化アクリル酸エステルのハロゲン含
有アルコール成分との重合体を放射線過敏性に対する保
護層の製造に利用することは公知である(米国特許第4,
259,407号明細書)。原料としては式H2C=CX−COOH(式
中、Xは弗素−、塩素−または臭素原子でありそしてR
は弗素化アルキル−、アリール−またはアルコキシ基で
ある。)で表される単量体が用いられる。ハロゲンとし
て弗素だけを含有している重合体の中には、例えばポリ
(トリフルオルイソプロピル−α−フルオルアクリレー
ト)がある。しかしながらこの重合体または相応する単
量体の性質についてはいかなる記載もない。
また、ビニル基のβ−炭素原子にもアルコール成分にも
重水素原子を有していてもよい重合体のα−フルオルア
クリル酸エステルより成る光学材料も公知である(ヨー
ロッパ特許出願公開第128,517号明細書)。この重合体
は光学的繊維のコア材として役立つ。このものは200,00
0〜5,000,000の分子量(ゲルパーミッション)、1.45〜
1.60の屈折率および100〜200℃の軟化点を有する。光学
的繊維の被覆材料としては低い屈折率を有する重合体が
用いられる。この目的の為には例えばアルコール成分が
弗素原子を有するα−フルオルアクリル酸エステル、例
えばトリフルオルエチル−α−フルオルアクリレートお
よびヘキサフルオルイソブチル−α−フルオルアクレー
ト等の重合体が適している。
上記のポリ(フルオルアルキル−α−フルオルアクリレ
ート)の製法および性質も同様にヨーロッパ特許出願公
開第128,516号明細書に記載されている。この重合体は
単量体を連鎖移動剤の存在下に0〜100℃の温度のもと
でラジカル開始剤での塊状−、溶液−または懸濁重合に
よって得られる。この重合体は200,000〜5,000,000の分
子量(ゲルパーミッション)、1.36〜1.44の屈折率およ
び80〜140℃の軟化点を有する。
本発明の課題は、α−フルオルアクリル酸と高い弗素化
度のアルコール残基とのエステルから誘導される単位を
含む、高い透明度の物質に加工できる重合体を提供する
ことである。
本発明は、式(1) 〔式中、Rは水素原子、重水素原子、ハロゲン原子、炭
素原子数1〜4の脂肪族残基または炭素原子数4〜10の
芳香族性残基を意味する。〕 で表されるα−フルオルアクリル酸エステルの単位と式
(2) 〔式中、R1は水素原子、弗素原子またはメチル基であり
そして R2は炭素原子数1〜6のアルキル残基を意味する。〕 で表されるビニル化合物単位とより成り、前者の単位と
後者の単位との重量比が60:40〜99:1でそして平均分子
量(光散乱法で測定)が8,000〜5,000,000である弗素含
有共重合体に関する。
α−フルオルアクリル酸エステルには例えば式(1′) CH2=CF-CO-O-C(CF3)2-H (1′) で表されるα−フルオルアクリル酸−ヘキサフルオルイ
ソプロピルエステルがある。
α−フルオルアクリル酸エステルは、最初の方法段階に
α−フルオルマロン酸−ジメチルエステルをホルムアル
デヒドと反応させ、次いで第二方法段階において、得ら
れたヒドロキシメチル化α−フルオルマロン酸−ジメチ
ルエステルを加水分解し、脱カルボキシル化しそして脱
水し、そして得られたα−フルオルアクリル酸を次いで
第三方法段階において場合によっては酸ハロゲン化物の
状態で式(3) HO-C(CF3)2-R (3) 〔式中、Rは式(1)の場合に記した意味を有する。〕 で表されるアルコールにて−場合によってはアルカリ金
属アルコラートの形にて−エステル化することによって
製造することができる。
更に、(1′)で表されるα−フルオルアクリル酸エス
テルを式(2′) CH2=C(R1)-COO-R2 (2′) 〔式中、R1は水素原子、弗素原子またはメチル基であり
そして R2は炭素原子数1〜6のアルキル残基を意味する。〕 で表される他の共重合性ビニル化合物との混合状態で60
〜150℃の温度のもとで重合することを特徴とする、上
記弗素含有共重合体の製造方法に関する。
式(1)で表されるα−フルオルアクリル酸エステルか
ら誘導される単量体単位で実質的に構成されている弗素
含有重合体は透明な物質を製造する為の材料として使用
される。
α−フルオルアクリル酸エステルを製造するための方法
は三つの段階で実施する:即ち、最初にα−フルオルマ
ロン酸−ジメチルエステルをホルムアルデヒドと反応さ
せてα−ヒドロキシメチル−α−フルオルマロン酸ジメ
チルエステルとし、これを次に加水分解し、その加水分
解生成物を脱カルボキシル化しそして脱水し、最後に、
そうして得られるα−フルオルアクリル酸を式(3)で
表されるアルコールでエステル化する。
最初の方法段階では、α−フルオルマロン酸−ジメチル
エステルをホルムアルデヒドでのヒドロキシメチル化反
応に委ねる。〔α−フルオルマロン酸−ジメチルエステ
ルは公知の化合物である:ジャーナル・オブ・フルオリ
ン・ケミストリー(Journal of Fluorine Chemistry)2
5(1984)、第203〜212頁参照〕。ホルムアルデヒド
は、30〜40重量%のホルムアルデヒド含有量である水溶
液の状態で用いるのが特に有利である。ホルムアルデヒ
ドは1molのα−フルオルマロン酸−ジメチルエステルを
基準として1〜10mol、殊に1.1〜3molの量で用いる。ホ
ルムアルデヒドの替わりにパラホルムアルデヒド、ヘキ
サメチレンテトラミンまたは1,3,5−トリオキサンも用
いることができる。反応を塩基性触媒の存在下に実施す
るのが特に有利である。その際該触媒はα−フルオルマ
ロン酸−ジメチルエステルを基準として2〜50、殊に5
〜15モル%の量で用いる。触媒としては特に重炭酸アル
カリ金属塩、例えば重炭酸カリウムおよび重炭酸ナトリ
ウムを用いる。この反応は5〜40℃、殊に15〜30℃の温
度で実施する。得られるα−ヒドロキシメチル−α−フ
ルオルマロン酸−ジメチルエステルを次いで反応混合物
から、好ましくは塩析または、水と混和しない有機系溶
剤によって抽出することによって単離する。溶剤として
は炭素原子数1〜4の脂肪族塩素化炭化水素、例えばジ
クロロメタン、トリクロロメタン、テトラクロロメタ
ン、1,1−ジクロロエタン、1,2−ジクロロエタンが適し
ている。塩析と抽出とを組み合わせるのが特に有利であ
る。この場合には最初に反応混合物を飽和の塩溶液(硫
酸アンモニウム、塩化ナトリウム)と混合し、次いでこ
の混合物を抽出する。溶剤の蒸発によってα−ヒドロキ
シメチル−α−フルオルマロン酸が無色の固体として得
られる。
第二方法段階においては、α−ヒドロキシメチル−α−
フルオルマロン酸ジメチルエステルを酸性の水性媒体中
で加水分解し、そして加水分解生成物を脱カルボキシル
化しそして脱水する。この反応は−1〜6、殊に0〜2
のpH−値のもとで実施する。酸性媒体は酸水溶液によっ
て、殊に塩酸または硫酸の如き無機酸の希釈溶液によっ
て製造する。反応温度は90〜110℃、殊に95〜105℃の範
囲内にある。ガス発生の終了後に反応混合物を1013〜60
0mbarの圧力のもとで蒸留しそして蒸留液を有機溶剤に
て抽出処理する。この場合も溶剤として、同様に水と混
和しない溶剤、殊にジエチルエーテルの如きエーテルを
用いる。溶剤の留去後にα−フルオルアクリル酸が無色
の固体として得られる。特に有利な実施形態においては
α−フルオルアクリル酸をアンモニウム塩として単離す
る。この目的の為には、抽出後に得られる溶液に気体状
態のアンモニアを導入し、次いで無色の結晶質沈澱物を
溶剤から分離する。
三番目の方法段階においては、α−フルオルアクリル酸
を式(3)のアルコールでエステル化する。アルコール
は1molのα−フルオルアクリル酸を基準として0.5〜2mo
l、殊に0.8〜1.2molの量で用いる。エステル化の為には
α−フルオルアクリル酸をそのままでまたは好ましくは
酸ハロゲン化物の形で、特にα−フルオルアクリル酸ク
ロライドとして用いる。酸ハロゲン化物は普通に用いら
れるハロゲン化剤、例えばオキシアクリルクロライド、
五塩化リン、三塩化リン、オキシ塩化リン、ベンゾイル
クロライド、ベンゾトリクロライド、三臭化リン、四弗
化硫黄および特にチオニルクロライドによって製造でき
る。チオニルクロライドでのハロゲン化は好ましくはジ
メチルホルムアミドのごとき触媒の存在下に行う。反応
は溶剤としての芳香族系炭化水素、例えばトルエン、キ
シレンおよびトリメチルベンゼン中で実施し、そして反
応温度は50〜100℃、殊に70〜90℃の範囲内である。エ
ステル化も同様に溶剤中で実施し、反応温度はここでは
0〜30℃、殊に5〜25℃である。溶剤としては脂肪族
−、脂環式−または芳香族炭化水素、例えばn−ヘキサ
ン、n−ヘプタン、シクロヘキサン、メチルシクロヘキ
サン、ベンゼン、トルエン、キシレンおよびメシチレ
ン、更に対称的な、非対称的なまたは環状のエーテル、
例えばジエチルエーテル、ジプロピルエーテル、ジイソ
プロピルエーテル、第三ブチルメチルエーテル、ジエチ
レングリコールジメチルエーテル、テトラヒドロフラン
およびジオキサン、並びに脂肪族−または芳香族ハロゲ
ン化炭化水素、殊に塩素化炭化水素、例えばジコロロメ
タン、トリクロロメタン、テトラクロロメタン、1,1−
ジクロロエタン、1,2−ジクロロエタン、クロロベンゼ
ンおよび1,2−ジクロロベンゼン、およびまたは脂肪族
−および芳香族ニトリル、例えばアセトンビトリルおよ
びベンゾニトリルが適している。酸ハロゲニドのエステ
ル化を有機系塩基、特にアルキル基中炭素原子数1〜4
のトリアルキルアミン、例えばトリエチルアミン、トリ
イソプロピルアミンおよびトリブチルアミンの存在下に
実施するのが有利である。この塩基は1mol−α−フルオ
ルアクリル酸を基準として0.5〜2mol、殊に0.8〜1.2mol
の量で用いる。反応混合物から、得られたα−フルオル
アクリル酸エステルを蒸留によって、殊に200〜1013mba
rの圧力のもとで蒸留することによって分離する。この
蒸留は100〜500ppmの市販の重合開始剤、例えばハイド
ロキノンまたはハイドロキノンモノメチルエーテルの存
在下に実施するのが有利である。精製は再度の蒸留また
は再結晶によって行う。
α−フルオルアクリル酸エステルのエステル化の為に式
(3) HO-C(CF3)2-R (3) 〔式中、Rは水素原子、重水素原子、ハロゲン原子(殊
に弗素原子)、炭素原子数1〜4の脂肪族残基(殊に、
場合によっては重水素原子または弗素原子を有するアル
キル基)または炭素原子数4〜10の芳香族残基(殊に、
場合によては一個以上のハロゲン原子または一個以上の
低級アルキル基またはアルコキシ基によって置換されて
いるフェニル基)を意味する。〕で表されるアルコール
が用いられる。適するアルコールは、例えば1,1,1,3,3,
3−ヘキサフルオル−2−プロパノール、1,1,1,3,3,3−
ヘキサフルオル−2−プロパノール−D2、ペルフルオル
−2−プロパノール、ペルフルオル−第三ブタノール、
ペルフルオル−1,1−ジメチル−プロパノール、1,1,1,
3,3,3−ヘキサフルオル−2−メチル−2−プロパノー
ル、1,1−ビス(トリフルオルメチル)−プロパノー
ル、1,1−ビス(トリフルオルメチル)プロパノール−D
5、1,1,1,3,3,3−ヘキサフルオル−2−メチル−2−プ
ロパノール、ペルフルオル−2,3−ジメチル−2−ブタ
ノール、ヘキサフルオル−2−フェニル−2−プロパノ
ール、ヘキサフルオル−2−(4−フルオルフェニル)
−2−プロパノール、ヘキサフルオル−2−(3,4−ジ
メチルフェニル)−2−プロパノール、ヘキサフルオル
−2(4−メトキシフェニル)−2−プロパノール、ヘ
キサフルオル−2−(2−フリル)−2−プロパノー
ル、ヘキサフルオル−2−(2−チエニル)−2−プロ
パノールがある。アルコールは場合によてはアルカリ金
属アルコラート、殊にナトリウムアルコラートまたはカ
リウムアルコラートの形で用いられる。
α−フルオルアクリル酸のエステルは室温のもとで無色
の液体または固体である。このものは重合することがで
きそして弗素化重合体の製造の為の原料として適してい
る。このものを他のビニル化合物と共重合して共重合体
を得る。特に適するかゝるビニル化合物には、メタクリ
ル酸のエステルおよびα−フルオルアクリル酸のエステ
ル、殊にアルキル基中の炭素原子数1〜6のメタクリル
酸アルキルエステルおよびα−フルオルアクリル酸アル
キルエステルがある。かゝるビニル化合物の例では特に
メタクリル酸メチルエステルおよびα−フルオルアクリ
ル酸メチルエステルが好ましい。α−フルオルアクリル
酸エステルと共重合性単量体として用いる他のビニル化
合物との重量比は一般に60:40〜99:1、殊に65:35〜75:2
5である。
重合は通例の方法で、殊に塊状重合で、ラジカル的に有
効な開始剤によって実施する。適する開始剤には例えば
アゾビスイソブチロニトリルの如きアゾ化合物および有
機系過酸化物、例えば第三ブチルペルオキシド、第三ブ
チルオクトエート、第三ブチルペルオキシイソプロピル
カルボナート、第三ブチルヒドロペルオキシドおよび第
三ブチルペルオキシイソブチラートがある。開始剤の量
は単量体100mol当たり0.01〜3、殊に0.03〜0.3molの範
囲にある。重合を連鎖移動剤(分子量調整剤)の存在下
に実施するのが有利である。この目的の為には特にメル
カプタン類、例えばブチルメルカプタン、第三ブチルメ
ルカプタン、プロピルメルカプタン、フェニルメルカプ
タンおよび第三ヘキシルメルカプタン並びにメルカプト
酢酸のエステル、例えばエチルメルカプトアセテートお
よびエチレングリコールビス(メルカプトアセテート)
が適している。重合温度は60〜150℃、殊に80〜130℃で
ある。
反応混合物を重合開始前に脱気するのが有利である。こ
の目的の為には単量体、開始剤および場合によては分子
量調整剤より成る反応混合物を反応器中で最初に少なく
とも−100℃の温度に冷却し、次いで反応器を減圧処理
しそして密封した状態で0〜25℃の温度に加熱する。こ
の工程を数回繰り返す。
本発明の重合体は、熱可塑性的に加工できるガラス様の
透明な物質の状態で生じる。それ故に透明な物体、例え
ば抵抗材料、レンズおよび光波導体等を製造する為の材
料として適している。この重合体のスペクトル透過性は
600〜1300nmの波長域において特に高い。この重合体は
次の特徴的性質を有する: 8,000〜5,000,000、殊に10,000〜200,000の平均分子量
(光散乱法で測定);95〜150℃、殊に100〜145℃のガラ
ス転移温度;少なくとも230℃、殊に250〜300℃の分解
温度。
以下のα−フルオルアクリル酸エステルの製造例及び実
施例によって本発明を更に詳細に説明する。%表示はそ
れぞれ重量に関するものである。
α−フルオルアクリル酸エステルの製造例 例1 a)4lのガラス製フラスコ中で、48g(0.48mol)の重炭
酸カリウムを535g(6.59mol)のホルムアルデヒド水性
溶液(37%重量%濃度)に溶解する。この溶液に841g
(5.6mol−のα−フルオルマロン酸−ジメチルエステル
を攪拌下に3 1/2時間の間に滴加する。この場合温度は2
0〜25℃の範囲に維持する。同じ温度で2時間攪拌する
間にα−ヒドロキシメチル−α−フルオルマロン酸ジメ
チルエステルが無色の固体として沈澱する。次いで反応
混合物を2500gの硫酸アンモニウム飽和水溶液と混合
し、次いでジクロロメタンで抽出する。抽出溶液は無水
の硫酸ナトリウムで乾燥する。ジクロロメタンの留去
(浴温度40℃、25mbar)後に906g(理論値の90%)のα
−ヒドロキシメチル−α−フルオルマロン酸−ジメチル
エステルが得られる。
元素分析で次の値が得られる(%): 理論値:C40.0 H5.04 F10.54 O44.4 計算値:C39.9 H5.1 F10.4 O44.6 b)温度計および攪拌機を備え且つビグレウックス(Vi
greux)−カラムを介して分留管を備えた2lのガラス製
フラスコ中で、175g(0.97mol)のα−ドロキシメチル
−α−フルオルマロン酸−ジメチルエステル、750molの
水および750mlの塩酸(36重量%濃度)を2.5時間に渡っ
て加熱煮沸する。この場合反応混合物の温度は103℃で
ある。次いで反応混合物を蒸留する。蒸留液を1gのハイ
ドロキノンモノメチルエーテルと混合し、ジメチルエー
テルで抽出処理しそして抽出溶液を無水の硫酸ナトリウ
ムで乾燥する。次いでこの溶液中に室温のもとで17g(1
mol)の気体状アンモニウムを導入する。そうして得ら
れる無色の沈殿物を濾去し、ジメチルエーテルで洗浄し
そして室温のもとで減圧下に乾燥させる。70.8g(理論
値の68%)のアンモニウム−α−フルオルアクリレート
が得られる。
元素分析で次の値が得られる(%): 理論値:C33.6 H5.6 F17.7 O29.9 計算値:C33.3 H5.6 F17.8 O29.9 c)温度計、攪拌機、環流冷却器および分液ロートを備
えた2lのガラス製フラスコ中で、1.2lのo−キシレン、
29g(0.4mol)のジメチルホルムアミドおよび200g(1.8
7mol)のアンモニウム−α−フルオルアクリレートを最
初に導入する。この混合物中に1時間の間に238g(0.2m
ol)のチオニルクロライドを滴加する。反応混合物を次
いで2時間に渡って80℃の温度に維持する。次に0℃の
温度に冷却した後にこの混合物に、202g(2mol)のトリ
エチルアミンおよび336g(2mol)のヘキサフルオルイソ
プロパノールより成る混合物を30分に渡って添加する。
得られる混合物を更に30分間後攪拌し、得られる沈澱物
を留去する。濾液を1gのハイドロキノモノメチルエーテ
ルと混和しそして266mbarの圧力のもとで迅速に蒸留す
る。45〜85℃の温度範囲において得られる留分を塩酸
(2.4mol)でそして水を洗浄し、乾燥しそして再度蒸留
し、232g(理論値の52%)の純粋なα−フルオルアクリ
ル酸−ヘキサフルオルイソプロピルエステルが得られ
る。このものは屈折率nD=1.3145、沸点46.8℃(213mba
r)および密度1.453g/cm3(25℃)の無色の液体であ
る。380〜680nmの波長範囲においてこのものは99%より
高い平均透過率を示す。
同定は1H-NMR-スペクトル(テトラメチルシランを標準
とする)および19F-NMR-スペクトル(トリフルオルメタ
ンを標準とする)によって行う;この場合デュテロ・ク
ロロホルムを溶剤として用いる。式 で表される化合物について、次の化合的変位(δ)およ
び結合定数(J)が測定された: 化合物の元素組成は高分解性質量分析スペクトルによっ
て測定した: 計算値:M+=240,0021m/e 測定値:M+=240,0029m/e 例2 150g(1mol)のα−フルオルマロン酸ジメチルエステル
を、25℃の温度のもとで1時間の間に、96gのホルムア
ルデヒド35重量%濃度水溶液(1.1mol)と10g(0.1mo
l)の重炭酸カリウムとの混合物に滴加する。次いでこ
の反応混合物を4倍容量の硫酸アンモニウム飽和水溶液
と混合し、この混合物をそれぞれ150mlのジクロメタン
で3回抽出処理する。一緒にした抽出溶液を硫酸ナトリ
ウムで乾燥する。ジクロロエタンを蒸発した後にα−ヒ
ドロキシメチル−α−フルオルマロン酸−ジメチルエス
テルが無色の固体として得られる。
b)180g(1mol)のα−ヒドロキシメチル−α−フルオ
ルマロン酸−ジメチルエステルを、1.5lの6N−塩酸中で
2.5時間に渡って煮沸加熱し、それによって脱水しそし
て脱カルボキシル化する。ガスの発生の終了後に反応混
合物を700mbarの圧力のもとで蒸留する。留出液をそれ
ぞれ150mlのジエチルエーテルで3回抽出処理する。一
緒にした抽出溶液を硫酸ナトリウムで乾燥する。このエ
ーテル溶液中に19g(1.1mol)の気体状アンモニアを導
入した後に、無色の固体としてα−フルオルアクリル酸
のアンモニウム塩が得られる。
C)107g(1mol)のα−フルオルアクリル酸のアンモニ
ウム塩を14.5g(0.2mol)のジメチルホルムアミドおよ
び0.6lのキシレンと混合し、この混合物を1時間の間に
131g(1.1mol)のチオニルクロライドに滴加混合する。
次いでこの混合物を2時間に渡って80℃の温度に加熱す
る。
0℃の温度に冷却した後にこの反応混合物に、204g(1.
1mol)のトリブチレルアミンと185g(1.1mol)のヘキサ
フルオルイソプロパノールとの混合物を30分の間に添加
する。次いでこの混合物を、更に1時間に渡って30℃の
温度で攪拌しそして最後に濾過する。濾液を270mbarの
圧力のもとで蒸留し、無色の液体としてα−フルオルア
クリル酸ヘキサフルオルイソプロピルエステルを得る。
例3 例2を繰り返す。但しこの場合にはc)段階に185gのヘ
キサフルオルイソプロパノールの替わりに187.1g(1.1m
ol)のジデュテロ・ヘキサフルオルイソプロパノールを
用いる。
213mbarの圧力のもとで蒸留した後に沸点47℃の132.5g
(理論値の50%)のα−フルオルアクリル酸デュテロ・
ヘキサフルオルイソプロピルエステルが無色の液体とし
て得られる。
例4 a)1のガラス製フラスコ中で100g(0.934mol)のア
ンモニウム−α−フルオルアクリレート例1に従って得
られる)を600gのメスチレンおよび15mlのジメチルホル
ムアミドより成る混合物に分散させ、1時間の間に119g
(1.0mol)のチオニルクロライドと混合する。得られる
混合物を80℃の温度に加熱し、2時間に渡って攪拌下に
この温度を維持する。室温に冷却した後に得られる液体
を減圧状態で蒸留し、100℃/160mbarまでに得られる留
分を再度常圧のもとで蒸留する。65〜67℃の沸点を有す
る67g(理論値の66%)のα−フルオルアクリル酸クロ
ライドが得られる。
b)25mlの蒸留したジエチレングリコールジメチルエー
テルに5.34g(0.092mol)の蒸留した弗化カリウムを懸
濁しら懸濁液中に25℃の温度のもとで15.3g(0.092mo
l)のヘキサフルオルアセトンを30分間の間に攪拌下に
導入し、その際に弗化カリウムが溶解される。2時間の
後攪拌の後に未反応ヘキサフルオルアセトンを減圧(水
流ポンプ)下に留去する。残留する溶液中に25℃の温度
のもとで攪拌しながら5分の間に10g(0.092mol)のα
−フルオルアクリル酸クロライドを滴加する。その際に
無色の固体が沈澱する。反応混合物を更に80分に渡って
25℃の温度のもとで攪拌し、次いで0.005gのハイドロキ
ノンモノメチルエーテルと混合し、最後に40mbarの圧力
のもとで蒸留する。40℃(165mbar)の沸点を有する17.
6g(理論値の74%)のα−フルオルアクリル酸ペルフル
オルイソプロピルエステルが得られる。
例5 100mlの蒸留したジエチルエーテルに(例4で得られ
た)62g(0.571mol)のα−フルオルアクリル酸クロラ
イドを溶解した溶液に25℃の温度のもとで、250mlの蒸
留したジエチルエーテルに213.6g(0.571mol)のカリウ
ムペルフルオル−2,3−ジメチル−2−ブタノラートを
溶解した溶液を1時間の間に攪拌しながら滴加し、その
際に無色の固体が沈澱する。反応混合物を更に1時間に
渡って25℃の温度のもとで攪拌しそして固体を濾去す
る。濾液を0.01gのハイドロキノンモノメチルエーテル
の添加後に減圧下に蒸留する。43℃(20mbar)の沸点を
有する167g(理論値の72%)のα−フルオルアクリル酸
ペルフルオル−2,3−ジメチル−2−ブチルエステルが
得られる。
例6 100mlの蒸留したジクロロメタンに例4で得られた)22.
5g(0.207mol)のα−フルオルアクリル酸クロライドを
溶解した溶液に、25℃の温度のもとで、50g(0.205mo
l)の2−フェニル−ヘキサフルオルイソプロパノール
と20.8g(0.205mol)のトリエチルアミンとの混合物を2
0分間の間に攪拌しながら滴加する。この反応混合物を
更に90分間に渡って45℃の温度のもに維持する。25℃に
混合物を冷却した後に、形成された固体を濾去する。濾
液を0.005gのハイドロキノンモノメチルエーテルの添加
後に減圧下に蒸溜する。66℃(5mbar)の沸点を有する3
8.3g(理論値の58%)のα−フルオルアクリル酸−2−
フェニル−ヘキサフルオルイソプロピルエステルが得ら
れる。
例7 25mlの蒸溜したジエチルエーテルに(例4で得られた)
18g(0.166mol)のα−フルオルアクリル酸クロライド
を溶解した溶液に、25℃の温度のもとで、40g(0.153mo
l)の2−(4−フルオルフェニル)−ヘキサフルオル
−2−プロパノールと15.5g(0.153mol)のトリエチル
アミンとを75mlの蒸溜ジエチルエーテルに溶解した溶液
を45分間の間に攪拌下に滴加する。この反応混合物を次
いで更に2時間に渡って25℃の温度のもで攪拌する。得
られた固体を濾去する。濾液を0.01gのハイドロキノン
モノメチルエーテルの添加後に減圧下に蒸溜する。70〜
73℃(0.5mbar)の沸点を有する42.5g(理論値の83%)
のα−フルオルアクリル酸−2−(4−フルオルフェニ
ル)−ヘキサフルオル−2−プロピルエステルが得られ
る。
例8 25mlの蒸溜したジエチルエーテルに(例4で得られた)
8.7g(0.08mol)のα−フルオルアクリル酸クロライド
を溶解した溶液に、20℃の温度のもとで、21.5g(0.067
mol)の2−(4−ブロムフェニル)−ヘキサフルオル
−2−プロパノールと6.8g(0.067mol)のトリエチルア
ミンとを25mlの蒸溜ジエチルエーテルに溶解した溶液を
30分間の間に攪拌しながら滴加する。この反応混合物を
次いで更に3.5時間に渡って20℃の温度のもで攪拌す
る。得られた固体を濾去する。濾液を0.005gのハイドロ
キノンモノメチルエーテルの添加後に減圧下に蒸溜す
る。66〜69℃(0.13mbar)の沸点を有する18.8g(理論
値の71%)のα−フルオルアクリル酸−2−(4−ブロ
ムフェニル)−ヘキサフルオル−2−プロピルエステル
が得られる。
例9 25mlの蒸溜したジエチルエーテルに(例4で得られた)
9.8g(0.09mol)のα−フルオルアクリル酸クロライド
を溶解した溶液に、20℃の温度のもとで、21g(0.081mo
l)の2−トリル−ヘキサフルオル−2−プロパノール
と8.2g(0.08mol)のトリエチルアミンとを25mlの蒸溜
ジエチルエーテルに溶解した溶液を40分間の間に攪拌下
に滴加する。この反応混合物を次いで更に4時間に渡っ
て20℃の温度のもで攪拌する。得られた固体を濾去す
る。濾液を0.02gのハイドロキノンモノメチルエーテル
の添加後に減圧下に蒸溜する。58〜60℃(0.27mbar)の
沸点を有する19.6g(理論値の73%)のα−フルオルア
クリル酸−2−トリル−ヘキサフルオル−2−プロピル
エステルが得られる。
例10 50mlの蒸溜したジエチルエーテルに(例4で得られた)
20g(0.184mol)のα−フルオルアクリル酸クロライド
を溶解した溶液に、20℃の温度のもとで、27.3g(0.1mo
l)の2−(3,4−ジメチルフェニル)−ヘキサフルオル
−2−プロパノールと10.1g(0.1mol)のトリエチルミ
ンとを50mlの蒸溜ジエチルエーテルに溶解した溶液を35
分間の間に攪拌しながら滴加する。この反応混合物を次
いで更に3.5時間に渡って20℃の温度のもで攪拌する。
得られた固体を濾去する。濾液を0.01gのハイドロキノ
ンモノメチルエーテルの添加後に減圧下に蒸溜する。72
〜73℃(0.4mbar)の沸点を有する17.7g(理論値の51
%)のα−フルオルアクリル酸−2−(3,4−ジメチル
フェニル)ヘキサフルオル−2−プロピルエステルが得
られる。
例11 25mlの蒸溜したジエチルエーテルに(例4で得られた)
9.8g(0.09mol)のα−フルオルアクリル酸クロライド
を溶解した溶液に、20℃の温度のもとで、20g(0.085mo
l)のヘキサフルオル−2−(2−フリル)2−プロパ
ノールと8.65g(0.085mol)のトリエチルアミンとを25m
lの蒸溜ジエチルエーテルに溶解した溶液を30分間の間
に攪拌下に滴加する。この反応混合物を次いで更に4時
間に渡って20℃の温度のもで攪拌する。得られた固体を
濾去する。濾液を0.005gのハイドロキノンモノメチルエ
ーテルの添加後に減圧下に蒸溜する。55〜57℃(8mba
r)の沸点を有する15.9g(理論値の61%)のα−フルオ
ルアクリル酸−2−(2−フリル)−2−プロピルエス
テルが得られる。
例12 25mlの蒸溜したジエチルエーテルに(例4で得られた)
9.8g(0.09mol)のα−フルオルアクリル酸クロライド
を溶解した溶液に、20℃の温度のもとで、20g(0.08mo
l)のヘキサフルオル−2−(2−チエニル)2−プロ
パノールと8.1g(0.08mol)のトリエチルミンとを30ml
の蒸溜ジエチルエーテルに溶解した溶液を30分間の間に
攪拌しながら滴加する。この反応混合物を次いで更に3
時間に渡って20℃の温度のもで攪拌する。得られた固体
を濾去する。濾液を0.005gのハイドロキノンモノメチル
エーテルの添加後に減圧下に蒸溜する。71〜72℃(0.5m
bar)の沸点を有する13.6g(理論値の53%)のα−フル
オルアクリル酸−ヘキサフルオル−2−(2−チエニ
ル)−2−プロピルエステルが得られる。
参考例1 100gのα−フルオルアクリル酸−ヘキサフルオルイソプ
ロピルエステル(FAFP)、0.13gのアゾビスイソブチロ
ニトリル(AIBN)および0.33gのブチルメルカプタンよ
り成る溶液を、濾膜(気孔幅45nm)を通してガラス製容
器中に濾過しそして注意深く脱気する。脱気は、反応混
合物を最初に液体窒素によって凍結し、次いでガラス製
容器を減圧状態(0.001mbar)にしそして室温に加熱
し、そしてこの操作を五回繰り返すことによって行う。
次いでガラス製容器を密封し、脱気した反応混合物を最
初に3時間に渡って60℃の温度にそして次に4時間に渡
って80℃の温度に加熱する。反応混合物を室温に冷却し
た後に、以下の性質が測定されるガラス様の重合体が得
られる: 平均分子量: 150,000 ガラス転移温度: 180.5℃ 分解温度: 250℃ 溶融温度(230℃、3.8kg): 8g/10分 残留単量体含有量: 0.2% 屈折率▲n23 D▼: 1.355 参考例2 50gのメタノール、50gのFAFP、0.03gのAIBNおよび3gの
ブチルメルカプタンより成る溶液を例1と同様に濾過し
そして脱気する。脱気した反応混合物を次に20時間、60
℃の温度に加熱する。この反応混合物を室温に冷却した
後に400mlのアセトンと混和し、得られた混合物を6lの
ヘキサン中に注ぎ込む。沈澱する重合体を液体から分離
しそして70℃の温度で6時間に渡って乾燥する。以下の
性質が測定される40g(理論値の80%)の重合体を得
る。
平均分子量: 10,000 ガラス転移温度: 102℃ 分解温度: 250℃ 実施例15〜20 それぞれ0.1gのAIBNおよび0.15gのブチルメルカプタン
を含有する種々の量のFAFPおよびメチルメタクリレート
(MMA)より成る溶液を参考例1と同様に濾過し、脱気
する。脱気した反応混合物をそれぞれ30分に渡って60℃
の温度に加熱し、室温に冷却後に300mlのアセトンと混
合する。それぞれに得られた混合物を5lのヘキサン中に
注ぎ込み、そして沈澱する共重合体を液体から分離しそ
して70℃の温度のもとで6時間に渡って乾燥する。
単量体混合物および共重合体のそれぞれの組成並びに共
重合体のガラス転移温度(Tg)は第1表から判る: 実施例7〜9 それぞれ0.1gのAIBNおよび0.15gのブチルメルカプタン
を含有する種々の量のFAFPおよびα−フルオルアクリル
酸メチルエステル(FAM)より成る溶液を参考例1と同
様に濾過し、脱気する。脱気した反応混合物をそれぞれ
30分に渡って60℃の温度に加熱し、室温に冷却後に300m
lのアセトンと混合する。それぞれに得らた混合物を5l
のヘキサン中に注ぎ込み、そして沈澱する共重合体を液
体から分離しそして70℃の温度のもとで6時間に渡って
乾燥する。
単量体混合物および共重合体のそれぞれの組成並びに共
重合体のガラス転移温度は第2表から判る:
フロントページの続き (72)発明者 ウエルネル・グロート ドイツ連邦共和国、フランクフルト・ア ム・マイン 71、ガイゼンハイメル・スト ラーセ、93 (72)発明者 ゲルハルト・ウイーネルス ドイツ連邦共和国、フランクフルト・ア ム・マイン、ウンテルウエーク、17 (72)発明者 ペーテル・ヘルブレヒツマイエル ドイツ連邦共和国、ケーニツヒシユタイン /タウヌス、フリードリツヒーシユトルツ エーストラーセ、10 (56)参考文献 特開 昭55−18638(JP,A) 特開 昭59−227908(JP,A) 特開 昭59−228605(JP,A)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】式(1) 〔式中、Rは水素原子、重水素原子、ハロゲン原子、炭
    素原子数1〜4の脂肪族残基または炭素原子数4〜10の
    芳香族性残基を意味する。〕 で表されるα−フルオルアクリル酸エステルの単位と式
    (2) 〔式中、R1は水素原子、弗素原子またはメチル基であり
    そして R2は炭素原子数1〜6のアルキル残基を意味する。〕 で表されるビニル化合物単位とより成り、前者の単位と
    後者の単位との重量比が60:40〜99:1でそして平均分子
    量(光散乱法で測定)が8,000〜5,000,000である弗素含
    有共重合体。
  2. 【請求項2】請求項1の弗素含有共重合体の製造方法に
    おいて、式(1′) CH2=CF-CO-O-C(CF3)2-R (1′) 〔式中、Rは水素原子、重水素原子、ハロゲン原子、炭
    素原子数1〜4の脂肪族残基または炭素原子数4〜10の
    芳香族性残基を意味する。〕 で表されるα−フルオルアクリル酸エステルを式
    (2′) CH2=C(R1)-COO-R2 (2′) 〔式中、R1は水素原子、弗素原子またはメチル基であり
    そして R2は炭素原子数1〜6のアルキル残基を意味する。〕 で表される他の共重合性ビニル化合物との混合状態で60
    〜150℃の温度のもとで重合することを特徴とする、上
    記弗素含有共重合体の製造方法。
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