JPH0757134A - カードリーダの分岐通路機構 - Google Patents

カードリーダの分岐通路機構

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JPH0757134A
JPH0757134A JP20515693A JP20515693A JPH0757134A JP H0757134 A JPH0757134 A JP H0757134A JP 20515693 A JP20515693 A JP 20515693A JP 20515693 A JP20515693 A JP 20515693A JP H0757134 A JPH0757134 A JP H0757134A
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Takaharu Matsuno
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Sankyo Seiki Manufacturing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 カード通路に設けられたフラップの開閉位置
の安定化を図る。 【構成】 カードCが搬送されるカード通路3と、カー
ド通路3から分かれた分岐通路5と、両通路の分岐部に
配設した回動自在の切替えフラップ6と、切替えフラッ
プ6を回動させてカード通路3と分岐通路5とを連通さ
せるカードリーダ1の分岐通路機構であって、切替えフ
ラップ6をカード通路3と分岐通路5とを連通させる分
岐側位置に規制する機械的強制回動手段7を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、磁気カード等を処理す
るカードリーダにおけるカード通路の分岐通路機構に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】カード通路を切替えるのにフラップを用
いることは、既に知られている。例えば、特願平5−1
22546号に記載される通路の分岐通路機構は、バネ
で一方向に付勢し、カード通路の上方で回動自在に支持
したフラップに、ソレノイド等のプランジャに連結する
スライダーに設けたコロを当接させていて、プランジャ
を動作してスライダーを摺動させることで、コロを移動
させてフラップを回動させてカード通路の切替えを行っ
ている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、このような
構成の分岐通路機構においては、カード通路を搬送され
るカードが所定の部位に待機すると、フラップを切替え
て分岐通路とカード通路とを連通させているのである
が、待機したカードが変形している場合、その変形部位
がフラップに干渉して、バネで切替位置に付勢されたフ
ラップを押し上げてしまい、通路切替え動作に支障を来
すという問題がある。
【0004】このような問題の対応策として、フラップ
を付勢するばね力を大きくして変形カードに対するフラ
ップの矯正力を大きくすることも考えられるが、バネ力
を大きくするとコロとフラップの負荷が大きくなるの
で、プランジャの吸引力も大きくしなければならず、プ
ランジャの大型化に伴う装置の大嵩化を招いてしまう。
【0005】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明のカード
が搬送されるカード通路と、上記カード通路から分かれ
た分岐通路と、上記両通路の分岐部に配設した回動自在
の切替えフラップと、上記切替えフラップを回動させて
上記カード通路と上記分岐通路とを連通させるカードリ
ーダの分岐通路機構は、上記切替えフラップを上記カー
ド通路と分岐通路とを連通させる分岐側位置に規制する
機械的強制回動手段を備える。
【0006】
【作用】カードが搬送されるカード通路の分岐部に配設
した回動自在の切替えフラップを、機械的強制回動手段
で上記カード通路と分岐通路とを連通させる分岐側位置
に規制するので、切替えフラップが分岐側位置に機械的
に保持される。
【0007】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面を用いて説明
する。図1において、符号1で本発明の分岐通路機構が
採用されたカードリーダを示す。このカードリーダ1
は、図7(a)に示すキャッシュカード等の比較的厚み
のある硬カードC1や図7(b)に示す振込み券等に代
表される軟カードC2等を含む磁気カードCと、図7
(c)に示すICカードC3が兼用に使用できるのもの
である。
【0008】カードリーダ1は、各カードを挿入口2か
ら取り込み搬送する直線状のカード通路3、各カードの
カード通路3内への進入を規制するシャッターS1,S
2、カード通路3の先端側に設けられたカード通路の最
奥部をなすICカードC3の退避部4、磁気カードCを
回収或いは発行する分岐通路5、切替えフラップ6(以
下「フラップ」6と記す)及び機械的強制回動手段7と
を備えている。
【0009】カード通路3は、図1,2に示すように側
板8,9の間に形成されていて、側板9の内壁9aはカ
ード搬送時の基準面となっている。カード通路3には、
搬送ローラ対10,11,12,13,14が配置され
ている。
【0010】搬送ローラ10と挿入口2の間にはシャッ
ターS1が、搬送ローラ対10と搬送ローラ対11の間
にはシャッターS2が、それぞれ配置されている。シャ
ッターS1,S2は、図2に示す軸線Oを中心に回動自
在に支持されていて、図示しないソレノイドによってカ
ード通路3内に進退自在とされている。
【0011】例えば、通常、シャッターS2がカード通
路3に進入しているときは、シャッターS1は通路内か
ら退避状態に置かれていて、挿入口2に挿入されるもの
が磁気カードCかICカードC3であると、シャッター
S2が開かれてカードを取り込み可能とすると共に、こ
のカードがカード通路に取り込まれると、異物や連続し
てカードが取り込まれないようにシャッターS1が閉じ
るようになっている。
【0012】各搬送ローラ対の下側に位置する駆動ロー
ラ10a,11a,12a,13a,14aは、側板8
に枢支された軸15A,15B,15C,15D,15
Eにそれぞれ固定されている。上側に位置する従動ロー
ラ10b,11b,12b,13b,14bは、駆動ロ
ーラ10a,11a,12a,13a,14aにそれぞ
れ接触している。
【0013】軸15A,15B,15C,15D,15
Eには、それぞれプーリ16が側板8の外側で固定され
ている。各プーリ16の間には、回転自在に支持された
ローラ17が配設されている。各プーリ16とローラ1
7には、交互に無端ベルト18が巻き掛けられている。
【0014】軸15Cには、大径の駆動プーリ19が固
定されていて、この駆動プーリ19と、駆動源としての
正逆回転可能なモータ20の駆動軸20aに固定された
小径の駆動プーリ21との間には、駆動ベルト22が巻
き掛けられている。
【0015】軸15Eは、退避部4とカード通路3とに
またがって配置されている。軸15Eには、後述する退
避部4の搬送手段の一構成をなすプーリ27が固定され
ていて、同プーリ27より外側には、ローレットが刻ま
れたツマミ57が固定されている。ツマミ57は、機器
の故障時に手動によって軸15Eを回転させるものであ
る。
【0016】側板9の近傍であって軸15Cの軸線上に
は、図2に示すように、磁気ヘッド23(A,B)が対
向配置され、磁気ヘッド23Bが支持板24に装着され
て配置されている。支持板24は、一方24aを搬送路
3の底板3Aに支持されており、図示しないバネによっ
て底板3Aの下方から上方に向かって付勢されて磁気ヘ
ッド23Bをカード通路3に臨ませている。対向する磁
気ヘッド23Aは、図示しないカード通路の上板に磁気
ヘッド23Bと同様の構成で支持される。
【0017】磁気ヘッド23(A,B)は、図7(a,
b)に示すカードC1,C2の磁気ストライプC1a,
C2aと接触して、同ストライプに記録される磁気情報
を読み取ったり、あるいは、ストライプに磁気情報を記
録するものである。磁気ヘッド23Aは磁気ストライプ
C1aに対応し、磁気ヘッド23Bは磁気ストライプC
2aに対応するように、カード通路3を介して対向配置
されている。
【0018】ここで、磁気カードCとICカードC3に
ついて説明する。図7(a)に示す硬カードC1は、塩
化ビニール製のカード本体の一側に磁気ストライプC1
aが設けられている。この磁気ストライプC1aには、
キャッシュカードであれば、口座番号や氏名及び暗証番
号等の個人情報が磁気情報として記録されていて、磁気
ヘッド23Aでその情報が読み取られたり、あるいは、
必要に応じて磁気情報が記録される。
【0019】図7(b)に示す軟カードC2は、厚紙で
成形されたカード本体の裏側に磁気ストライプC2aが
設けられていて、この磁気ストライプC2aには、振込
み先の銀行名や口座番号あるいは口座名義人や振込人等
の多種の情報が、磁気情報として記録されていて磁気ヘ
ッド23Bによって読み取られ、必要に応じて書き替え
られる。軟カードC2の図示しない表面には、磁気情報
の内容の一部等が印字されている。
【0020】ICカードC3は、その内部に図示しない
電気的な記録手段を有するカードであって、その記録手
段に格納される情報の読出し(再生)や、記録手段への
情報の書込み(記録)を行うための入出力部C3bとI
Cカードであることを認識させるための磁気情報が記録
された磁気ストライプC3aが設けられている。
【0021】挿入口2の近傍には、図1,2に示すよう
に、カード検知手段として磁気ヘッド26がカード通路
3内に上下から臨んでいる。磁気ヘッド26は、カード
の磁気信号の有無によりカードの種別を検知するもの
で、ここではモータ20の起動や後述するソレノイドの
駆動及びシャッターS1,S2の開閉動作の制御をする
ためのトリガーの一部となっている。
【0022】退避部4は、図1,3に示すように、カー
ド通路3の延長上であって、側板8,9の間に形成され
ており、カード通路3と共に直線状をなしている。退避
部4の奥端4aは、塞がれていてICカードC3のスト
ッパとなっている。この奥端4aは、カード搬送方向に
可動であって、この先端の変位に対応して後術するIC
接点56が下降し、ICカードC3に圧接される。
【0023】退避部4内には、軸15Fに固定されたロ
ーラ29aと、同ローラの上方で回転自在に支持される
ローラ29bとからなる搬送ローラ対29及び、ICカ
ードC3の入出力部C3bと接触して情報の記録再生を
行うIC接点56が配置されている。
【0024】側板8の外側に位置する軸15Fには、プ
ーリ40が回転自在に支持されていて、プーリ27との
間で駆動ベルト41が巻き掛けられている。軸15Fに
は、プーリ40と一体回転する駆動歯車42と、軸15
Fと一体回転する従動歯車43が設けられている。つま
り、ローラ対29、プーリ27,40とベルト41及び
歯車42,43,44で退避部4の搬送手段Kが構成さ
れる。
【0025】IC接点56は、矢印Aで示すカード挿入
方向に対して左下がりに傾斜する複数の接点片であっ
て、本体ブロック55に並設されており、ICカードC
3が退避部4に搬送されると、入出力部C3bに圧接す
るようになっている。
【0026】カード通路3と退避部4の両端に位置する
側板8には、図1に示すように、支持軸30,31が支
持されている。支持軸30には、スプロケット32が回
転自在に支持されていて、支持軸31には、スプロケッ
ト33が固定されている。スプロケット32,33に
は、チェーン34が巻き掛けられていて、チェーン34
の一部には、突起爪35が固定されている。
【0027】突起爪35は、通常、カード通路3と退避
部4から退避した位置に置かれていて、カードC1,C
2,C3がカード通路3や退避部4に詰った時に同搬送
路3と退避部4内に進入するようになっている。
【0028】すなわち、カードC1,C2,C3が詰る
と、駆動モータ20とは個別の図示しない駆動モータに
よって支持軸31が駆動されて突起爪35がカード通路
3,退避部4に進入し、詰ったカードをひっかけて挿入
部2まで強制的に搬送する。カード通路3の分岐部をな
す搬送ローラ対14とローラ対29との間には、図3,
4に示すように、フラップ6と機械的回動手段7が配置
されている。フラップ6は、図5にも示すように、その
先端6aが複数に分かれていて、軸15Eの近傍まで延
出しており、基端6b側を軸36で回動自在に支持して
いる。
【0029】フラップ6は、図4に実線で示すカード通
路3からの退避位置と、2点鎖線で示すカード通路3へ
進入して分岐通路6とカード通路3とを連通させる分岐
側位置との間で揺動自在である。フラップ6の略中央の
上面6cには、機械的回動手段7の一つを構成するクラ
ンク形状の連結腕37が一体的に形成されている。
【0030】この連結腕37は、側板9の外側でその一
端37aを退避部4より下方に位置させていて、この一
端37aに引張バネ38を係止されて下方に引っ張って
おり、フラップ6を分岐側位置に向かって付勢してい
る。
【0031】機械的回動手段7は、連結腕37に設けら
れたくの字形状のスライド穴59、同スライド穴59に
係合するピン58及び、スライダー46を移動するプラ
ンジャ45から主に構成される。
【0032】スライド穴59は、図6に示すように、そ
の一端59aをカード挿入方向に延出し、他端59bを
カード挿入側に向かって上り傾斜となるように形成され
ている。
【0033】ピン58は、図3に示すように、カード通
路3を横切る向きにスライダー46の側板に固定されて
いて、フラップ6が退避位置にあるときには、穴の一端
59a側に位置していて、分岐側位置にあるときには、
他端59b側に位置される。
【0034】クラッチ機構は、軸15Fに支持された駆
動歯車42及び従動歯車43、駆動歯車42及び従動歯
車43に接離自在に支持された仲介歯車としてのクラッ
チ歯車44、クラッチ歯車44の接離動作を行う駆動部
材としてのスライダー46及びプランジャ45から主に
構成されており、これらは、退避部4とカード通路3の
下方に配置されている。
【0035】クラッチ歯車44は、従動、駆動の各歯車
43,42にそれぞれ噛合する歯車44A,44Bを備
えていて、側板8に設けた矢印c方向(上下方向)に延
びる長孔8cに支持された軸47にそれぞれ回転自在に
支持されている。長孔8c内には、コイルバネ60が挿
入されていて、軸47をスライダー46に向かって付勢
している。なお、矢印a,b方向と矢印c方向は、交差
する方向である。なお、歯車44Aは、歯部のピッチを
そのままに歯車44Bよりも若干小さく形成されてい
る。
【0036】スライダー46は、板金加工で成型された
ものであって、カード通路3を横切る向きに配置されて
いる。スライダー46には、軸47と接触する平面28
Aと斜面28Bからなる案内部28が形成されている。
スライダー46は、側板8,9の切欠き8b,9b内に
位置していて、可動片45aと軸48を介してプランジ
ャ45に連結されており、プランジャ45の動作によっ
て矢印a方向に摺動される。
【0037】スライダー46は、軸47が平面28Aと
接触しているときに、クラッチ歯車44が歯車42,4
3と噛合する初期位置と、斜面28Bに軸47が当接す
る2点鎖線で示すクラッチギア44と歯車42,43の
噛合が解除される退避位置とにプランジャ45の動作に
よって移動する。
【0038】また、スライダー46の復帰側に位置する
両端には、一端を図示しない不動部に固定された引っ張
りコイルばね49の他端がそれぞれ係止されていて、ス
ライダー46を初期位置に向かって付勢する復帰バネを
構成している(図3参照)。
【0039】プランジャ45は、通電時に可動片45a
を本体に引き込むPULLタイプのものであって、退避
部4内に所定のカードが位置するか、図1,2に示す磁
気ヘッド26が特定のカードの挿入を検知する等の情報
によって通電されて動作する。本実施例では、退避部4
内にICカードC3が位置しているとき、プランジャ4
5が動作するように設定している。
【0040】分岐通路5は、ローラ対14の近傍から退
避部4の上方に向かって、図において、左上がりに形成
されていて、その一端5aは、図示しない振込み券発行
機やカード回収部等につながっている。分岐通路5は、
フラップ6が実線位置にあるときには、カード通路3と
の連通を断たれていて、フラップ6が2点鎖線にあると
きには、他端側5bとカード通路3と連通するようにな
っており、この連通の際、フラップ6が分岐通路5の底
板5cの一部を構成する。
【0041】分岐通路5には、駆動プーリ50,51が
それぞれ固定された軸15H,15Gと一体回転するロ
ーラ52a,53aと、同ローラ52a,53aに従動
するローラ52b,53bからなる搬送ローラ52,5
3が配設されている。
【0042】駆動プーリ50,51には、図示しない駆
動モータによって駆動されるベルト54が巻き掛けられ
ている。図示しない駆動モータは、図2に示す磁気ヘッ
ド26が磁気カードを検知した時やフラップ6が切り替
わるとき、或いは、軟カードC2(振込み券)の発行時
に駆動するようになっている。本実施例では、ICカー
ドC3を先に挿入し、後に磁気カードCを挿入するよう
になっていて、挿入された各カードは挿入口2に戻され
て排出される。
【0043】このように構成したカートリーダ1と分岐
通路機構の動作を説明する。先ず、ICカードC3を挿
入口2に差し込み、そのストライプC3aの磁気信号を
磁気ヘッド26が検知するとシャッターS2が開くと共
に、駆動モータ20が起動して駆動軸20aが駆動す
る。すると、プーリ21が回転するので、その回転がベ
ルト22を介してプーリ19に伝達されて軸15Cが回
転駆動する。
【0044】この軸15Cが回転駆動すると、ベルト1
8を介してプーリ16がそれぞれ固定された軸15Aか
ら15Eが一斉に回転して、カード通路3内の搬送ロー
ラ対10,11,12,13,14が駆動され、ICカ
ードC3が取り込まれ、カード通路3を搬送される。カ
ードC3が磁気ヘッド26上を通過し終えカード通路3
に取り込まれると、シャッターS1が閉じられる。従っ
て、カードの連続挿入や異物のカード通路3内への挿入
が規制される。
【0045】軸15Eが回転すると一体のプーリ27も
回転し、この回転がベルト41を介してプーリ40に伝
達されて一体の駆動歯車42が回転する。プランジャ4
5は、非作動状態にあるので、クラッチ歯車44は引っ
張りコイルばね49のバネ力によって歯車42,43の
両方と噛合しており、歯車42の回転は、クラッチ歯車
44の歯部44Bから44Aを介して従動歯車43に伝
達される。よって、軸15Fが回転して退避部4内の搬
送ローラ対29が駆動される。
【0046】この時、プランジャ45は非作動状態であ
るので、ピン58がスライド穴59の一端59a側に保
持される。従って、フラップ6がバネ38のばね力に抗
してスライド穴59とピン58によって、実線で示すカ
ード通路3から退避した状態に保持される。搬送される
ICカードC3は、フラップ6にその進行を阻まれるこ
となく直線状に退避部4内に搬送され、奥端4aにカー
ド先端が当接する。
【0047】また、スライダー46とクラッチ歯車44
を支持する軸47は、スライダー46と別体の長孔8c
に支持されていると共に、ばね60でスライダー46の
移動方向で(矢印a,b)と交差する方向(矢印c)に
付勢されてスライダーの平面28Aに圧接されているの
で、クラッチ歯車44と歯車42及び歯車43が噛合状
態に保持される。
【0048】ICカードC3が退避部4内に位置したこ
とを図示しないセンサが検知すると、プランジャ45が
動作して可動片45aが引き込まれ、スライダー46が
図4に示すように、矢印a方向に摺動される。すると、
このスライダー46の動作に同期して平面28Aに当接
されている軸47が斜面28Bに沿って案内されながら
2点鎖線で示すように、バネ60のバネ力によって下方
に向かって押圧され、クラッチ歯車44と駆動、従動の
各歯車42,43との噛合が解かれてローラ対29への
駆動が断たれる。
【0049】よって、退避部4内に位置するICカード
C3への搬送力が断たれるので、ICカードC3が停止
し、接点56とカードの入出力部C3bが接触して、I
CカードC3の記録再生処理が行われる。この時、カー
ド通路3内のローラ対10乃至14は依然駆動状態にあ
る。
【0050】スライダー46の摺動に伴い、ピン58が
スライド穴59の一端59aから他端59b側に移動す
る。そして、バネ38のバネ力と相まって、フラップ6
が軸36を中心に下方に回動して、分岐側位置としての
2点鎖線で示す進入位置に強制的に切替わり、カード通
路3と分岐通路5とが連通する。
【0051】従って、退避部4に位置するカードが変形
カードであっても、プランジャ45の動作によってピン
58を移動させてフラップ6を強制的によって移動させ
ることで、変形カードを矯正できるので、同カードが挿
入されても通路の切替えを行える。また、フラップ6の
下にカードが位置していても、通路を切れ換えられるの
で、カード保留位置としての退避部4の長さが短くても
良く、カードリーダ1の長さを抑えることができる。
【0052】ICカードC3が退避部4に位置した状態
で、挿入口2の磁気ヘッド26が硬カードC1か軟カー
ドC2の挿入を検知すると、図示しない駆動モータが起
動してベルト54を駆動して回収路6内のローラ対5
2,53を回転させる。つまり、カード通路3に挿入さ
れた硬カードC1あるいは軟カードC2は、カード通路
3内を搬送されて磁気ヘッド23A,23Bの何れかで
カード処理がなされた後、軟カードC2の場合は分岐通
路5に導入搬送される。
【0053】一方、所定の処理が終了すると、図示しな
い駆動モータ及びモータ20が逆回転駆動されて各搬送
ローラ対が逆回転し、送られた磁気カードCが分岐通路
5からカード通路3を通って挿入口2に戻される。
【0054】磁気カードCが戻されると、プランジャ4
5への通電がたたれ、バネ49によって軸47と共にス
ライダー46が矢印b方向に摺動される。この動作によ
って、ピン58がスライド穴59の他端59bから一端
59aに向かって移動する。
【0055】この移動により、フラップ6が実線位置ま
で強制的に回動すると共に、クラッチ歯車44が駆動歯
車42と従動歯車43と噛合して逆回転するモータ20
の回転が退避部4内のローラ対29に伝達される。よっ
て、退避部4内に一旦退避されたICカードC3が退避
部4から送り出されてカード通路3を通って挿入口2ま
で戻される。
【0056】なお、本実施例では、ICカードC3を先
に挿入し、後に磁気カードCを挿入するようになってい
るが、硬カードC1を先に挿入して軟カードC2を後に
挿入するタイプのカードリーダに適用することでも勿論
構わない。また、フラップ6に設けたスライド穴59
を、ピン58上に臨むカムにしても良く、フラップ6を
機械的に強制回動させる手段が適用できる。
【0057】
【発明の効果】本発明によれば、機械的強制回動手段に
よってフラップの位置を強制的に規定するので、変形カ
ードがフラップに干渉しても、同カードを矯正できるの
で、通路切替え動作を安定して行うことができる。さら
に、機械的強制回動手段によってフラップの位置を強制
的に規定するので、付勢ばね力の増大によるプランジャ
ーの大型化の必要がなく、分岐通路機構の大嵩化を抑え
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の分岐通路機構が採用されたカードリー
ダの概略構成を示す側面図である。
【図2】図1に示すカードリーダの構成の一部を示す拡
大平面図である。
【図3】本発明の一実施例を示す分岐通路機構の平面図
である。
【図4】図3に示す分岐通路機構の側面図である。
【図5】切替えフラップの平面図である。
【図6】切替えフラップの動作を示す側面図である。
【図7】(a)はカードリーダに使用される硬カードの
平面図、(b)は軟カードの底面図、(c)はICカー
ドの平面図である。
【符号の説明】
1 カードリーダ 3 カード通路 5 分岐通路 6 切替えフラップ 7 機械的強制回動手段 37 連結腕 38 引張バネ 45 プランジャ 58 ピン 59 スライド穴 C 磁気カード
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成6年5月2日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0008
【補正方法】変更
【補正内容】
【0008】
【実施例】カードリーダ1は、各カードを挿入口2から
取り込み搬送する直線状のカード通路3、各カードのカ
ード通路3内への進入を規制するシャッターS1,S
2、カード通路3の先端側に設けられたカードの退避部
4、磁気カードCを回収或いは発行する分岐通路5、切
替えフラップ6(以下「フラップ」6と記す)及び機械
的強制回動手段7とを備えている。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0020
【補正方法】変更
【補正内容】
【0020】ICカードC3は、その内部に図示しない
電気的な記録手段を有するカードであって、その記録手
段に格納される情報の読出し(再生)や、記録手段への
情報の書込み(記録)を行うための入出力部C3bと磁
気情報が記録された磁気ストライプC3aが設けられて
いる。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0022
【補正方法】変更
【補正内容】
【0022】退避部4は、図1,3に示すように、カー
ド通路3の延長上であって、側板8,9の間に形成され
ており、カード通路3と共に直線状をなしている。退避
部4の奥端4aは、塞がれていてICカードC3のスト
ッパとなっている。この奥端4aは、カード搬送方向に
可動であって、この先端の変位に対応して後するIC
接点56が下降し、ICカードC3に圧接される。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0046
【補正方法】変更
【補正内容】
【0046】この時、プランジャ45は非作動状態であ
るので、ピン58がスライド穴59の一端59a側に保
持される。従って、フラップ6がバネ38のばね力に抗
してスライド穴59とピン58によって、実線で示すカ
ード通路3から退避した状態に保持される。搬送される
ICカードC3は、フラップ6にその進行を阻まれるこ
となく直線状に退避部4内に搬送され、奥端4aにカー
ド先端が当接し、ICカードC3の記録再生可能な状態
となる。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0049
【補正方法】削除
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0051
【補正方法】変更
【補正内容】
【0051】従って、退避部4に位置するカードが変形
カードであっても、プランジャ45の動作によってピン
58を移動させてフラップ6を強制的によって移動させ
ることで、変形カードを矯正できるので、同カードが挿
入されても通路の切替えを行える
【手続補正7】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0052
【補正方法】変更
【補正内容】
【0052】ICカードC3が退避部4に位置した状態
で、挿入口2の磁気ヘッド26が次に挿入された軟カー
ドC2を検知すると、図示しない駆動モータが起動して
ベルト54を駆動して回収路6内のローラ対52,53
を回転させる。つまり、カード通路3に挿入された軟
ードC2は、カード通路3内を搬送されて磁気ヘッド2
3A,23Bの何れかでカード処理がなされた後、分
通路5に導入搬送される。
【手続補正8】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図4
【補正方法】変更
【補正内容】
【図4】

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】カードが搬送されるカード通路と、 上記カード通路から分かれた分岐通路と、 上記両通路の分岐部に配設した回動自在の切替えフラッ
    プと、 上記切替えフラップを回動させて上記カード通路と上記
    分岐通路とを連通させるカードリーダの分岐通路機構で
    あって、 上記切替えフラップを上記カード通路と分岐通路とを連
    通させる分岐側位置に規制する機械的強制回動手段を備
    えるカードリーダの分岐通路機構。
JP20515693A 1993-08-19 1993-08-19 カードリーダの分岐通路機構 Expired - Lifetime JP2834979B2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN117162672A (zh) * 2023-09-11 2023-12-05 得实打印机(江门)有限公司 一种打印机

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03212788A (ja) * 1990-01-18 1991-09-18 Toshiba Corp 記録媒体処理装置

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