JPH0757676A - 荷電ビーム装置及びビーム電流制限絞り機構 - Google Patents

荷電ビーム装置及びビーム電流制限絞り機構

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JPH0757676A
JPH0757676A JP5204297A JP20429793A JPH0757676A JP H0757676 A JPH0757676 A JP H0757676A JP 5204297 A JP5204297 A JP 5204297A JP 20429793 A JP20429793 A JP 20429793A JP H0757676 A JPH0757676 A JP H0757676A
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JP
Japan
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shield plate
current limiting
charged
plate
diaphragm mechanism
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Application number
JP5204297A
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English (en)
Inventor
Mitsuru Ehashi
満 江橋
Hiroshi Hirose
博 広瀬
Motohisa Kuroba
元寿 黒羽
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】荷電ビーム装置及びビーム電流制限絞り機構に
おいて、試料上の集束荷電ビーム径やビーム電流を任意
の大きさに変更することができ、かつ高速で再現性良く
変更することができるようにする。また、微小な径の集
束荷電ビームを得る場合においても、絞りの寿命を向上
させることができるようにする。 【構成】ビーム電流制限絞り機構3の先端部3aにおい
て、平行板ばね11a,11bの先端に遮蔽板9a,9
bを取り付ける。この時、V字形の切欠き9A,9Bが
協働して絞りとしての矩形の開口9Cを形成するように
重ねて配置する。遮蔽板9a及び9bは、縮小板13と
転がり玉軸受10a,10bとによって矩形の開口9C
の中心に関して対称にかつ互いに同期して移動し、これ
によって矩形の開口9Cの大きさが変更される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電子ビームやイオンビ
ームなどを利用した電子顕微鏡、集束イオンビーム加工
観察装置、及び電子線描画装置等の荷電ビーム装置に係
り、特に、出射した集束荷電ビームの試料上での開角を
制限することが可能な荷電ビーム装置、及びこの荷電ビ
ーム装置に備えられるビーム電流制限絞り機構に関す
る。
【0002】
【従来の技術】荷電ビーム装置は、荷電粒子源から放出
される電子ビームやイオンビームなどの荷電ビームを集
束または偏向し、試料上の任意の位置へ集束荷電ビーム
として照射させ、試料上で発生したビーム電流等を用い
て分析を行うものである。このような荷電ビーム装置に
は、電子顕微鏡、集束イオンビーム加工観察装置、電子
線描画装置等がある。このうち例えば、集束イオンビー
ム装置は、主に液体金属イオン源等の光輝度イオン源
と、この光輝度イオン源から放出されるイオンビームを
集束、偏向して試料上の任意の位置に照射するイオン光
学系とを真空容器内に納めた装置である。また、この装
置の真空容器内には、上記イオンビーム(集束荷電ビー
ム)の試料上での開角を制限しビーム径及びビーム電流
を調整するビーム電流制限絞り機構が取り付けられてい
る。
【0003】従来では、ビーム電流制限絞り機構による
試料上でのビーム径の調整は、予め決められた径の異な
る複数の穴(絞り)を持つビーム電流制限絞り板(以
下、適宜絞り板という)を用いて行われていた。即ち、
ビーム電流制限絞り板の複数の絞りから適当な径の絞り
を選択し、その都度ビームの光軸に対する位置の微調整
を行うことによりビーム径を変更していた(以下、これ
を第1の従来技術という)。
【0004】また、特開平2−295040号公報に記
載の従来技術では、直線上に配列した幅の異なる複数の
スリットを持つ2枚のスリット板(ビーム電流制限絞り
板)を用い、同じ幅のスリットを直交して重ねて形成さ
れる矩形の開口を絞りとして利用していた。また、ビー
ム径の調整、即ち矩形の開口の大きさの変更は、スリッ
トの配列方向へスリットの中心間距離の間隔でステップ
移動させる機構によって行っていた(以下、これを第2
の従来技術という)。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記第1の従来技術に
おいては、径の異なる絞りに切り替える場合、その穴の
中心位置を位置合わせする際の再現性が悪く、切り替え
毎に絞りの位置の微調整を行う必要があった。また、予
め決められた径の絞りしか選択できず、それ以外の径の
絞りが必要な場合には、必要な径の絞りを形成した別の
ビーム電流制限絞り板に改めて交換しなければならなか
った。特に、この場合には、装置の真空容器内の真空を
一旦下げ、交換後に再び真空度を上げることが必要で、
このため多大な時間を要していた。
【0006】また、ビーム電流制限絞り板は穴あけ加工
によって製作されるものであるが、微小な径の絞り
(穴)を加工する場合には穴あけ加工の加工限界の制約
から絞り板の板厚を薄くする必要がある。しかし、ビー
ム電流制限絞り板を薄くすると、ビームによって発生す
るスパッタ等によりその劣化が進み、寿命が短くなって
しまう。
【0007】また、第2の従来技術では、2枚のスリッ
ト板を互いに直交して重ねたまま移動させるため、その
移動時の位置精度の確保が難しく、第1の従来技術と同
様に位置合わせの再現性が悪く、切り替え毎に微調整を
行う必要があった。また、スリットの種類が限られてい
るので形成される矩形の開口の大きさも限られてしま
い、それ以外の大きさの矩形の開口が必要な場合には、
第1の従来技術と同様に別のスリット板に改めて交換し
なければならなかった。さらに、微小な大きさの矩形の
開口が必要な場合にはスリット板のスリット幅を微小な
寸法にしなければならないが、この場合にも加工限界の
制約からスリット板の板厚を薄くする必要があり、やは
り第1の従来技術と同様の理由から寿命が短くなってし
まう。
【0008】本発明の第1の目的は、試料上の集束荷電
ビーム径やビーム電流を任意の大きさに変更することが
でき、かつ高速で再現性良く変更することができる荷電
ビーム装置、及びこの荷電ビーム装置に備えられるビー
ム電流制限絞り機構を提供することである。
【0009】本発明の第2の目的は、微小な径の集束荷
電ビームを得る場合においても、絞りの寿命を向上させ
ることができる荷電ビーム装置、及びこの荷電ビーム装
置に備えられるビーム電流制限絞り機構を提供すること
である。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記第1の目的を達成す
るため、本発明によれば、荷電ビームを放出する荷電粒
子源と、この荷電粒子源から放出される荷電ビームを集
束または偏向して試料上の任意の位置へ集束荷電ビーム
として照射させる荷電光学系と、前記試料を保持し移動
せしめる試料ステージと、前記集束荷電ビームの前記試
料上での開角を制限するビーム電流制限絞り機構とを備
えた荷電ビーム装置において、前記ビーム電流制限絞り
機構は、V字形の切欠きを有する第1の遮蔽板と、この
第1の遮蔽板に重ねて配置され前記第1の遮蔽板のV字
形の切欠きの各辺と協働して矩形の開口を形成するV字
形の切欠きを有する第2の遮蔽板と、前記第1の遮蔽板
及び前記第2の遮蔽板を前記矩形の開口の対角線の交点
に関して対称にかつ互いに同期して移動させる移動手段
とを備えることを特徴とする荷電ビーム装置が提供され
る。
【0011】また、上記第2の目的を達成するため、上
記のような荷電ビーム装置において、前記第1の遮蔽板
をV字形の切欠きの1つの辺を形成する第1の上部遮蔽
板とV字形の切欠きの他の辺を形成する第1の下部遮蔽
板とで積層して構成し、かつ前記第2の遮蔽板をV字形
の切欠きの1つの辺を形成する第2の上部遮蔽板とV字
形の切欠きの他の辺を形成する第2の下部遮蔽板とで積
層して構成し、前記第1の上部遮蔽板が形成する辺と前
記第2の上部遮蔽板が形成する辺とを平行に配置し、か
つ前記第1の下部遮蔽板が形成する辺と前記第2の下部
遮蔽板が形成する辺とを平行に配置したことを特徴とす
る荷電ビーム装置が提供される。
【0012】上記荷電ビーム装置において、好ましく
は、前記第1の遮蔽板及び前記第2の遮蔽板のV字形の
切欠きのなす角は直角である。
【0013】また、上記荷電ビーム装置において、好ま
しくは、前記荷電ビームが、イオンビーム、または電子
ビームである。
【0014】また、上記第1の目的を達成するため、本
発明によれば、荷電粒子源から放出される荷電ビームを
集束または偏向して試料上の任意の位置へ集束荷電ビー
ムとして照射させる荷電ビーム装置に備えられ、前記集
束荷電ビームの試料上での開角を制限するビーム電流制
限絞り機構において、V字形の切欠きを有する第1の遮
蔽板と、この第1の遮蔽板に重ねて配置され前記第1の
遮蔽板のV字形の切欠きのそれぞれの辺と協働して矩形
の開口を形成するV字形の切欠きを有する第2の遮蔽板
と、前記第1の遮蔽板及び前記第2の遮蔽板を前記矩形
の開口の対角線の交点に関して対称にかつ互いに同期し
て移動させる移動手段とを備えることを特徴とするビー
ム電流制限絞り機構が提供される。
【0015】また、上記第2の目的を達成するため、上
記のようなビーム電流制限絞り機構において、前記第1
の遮蔽板はV字形の切欠きの1つの辺を形成する第1の
上部遮蔽板とV字形の切欠きの他の辺を形成する第1の
下部遮蔽板とを積層して構成され、かつ前記第2の遮蔽
板はV字形の切欠きの1つの辺を形成する第2の上部遮
蔽板とV字形の切欠きの他の辺を形成する第2の下部遮
蔽板とを積層して構成され、前記第1の上部遮蔽板が形
成する辺と前記第2の上部遮蔽板が形成する辺とを平行
に配置し、かつ前記第1の下部遮蔽板が形成する辺と前
記第2の下部遮蔽板が形成する辺とを平行に配置したこ
とを特徴とするビーム電流制限絞り機構が提供される。
【0016】上記ビーム電流制限絞り機構において、好
ましくは、前記移動手段が、前記第1の遮蔽板及び前記
第2の遮蔽板を近づく方向に付勢するバネ手段と、前記
バネ手段の付勢力に抗して前記第1及び前記第2の遮蔽
板を互いに離れる方向に同期して移動させる駆動手段と
を有する。
【0017】また、好ましくは、前記駆動手段が、カム
手段である。
【0018】
【作用】上記のように構成した本発明においては、V字
形の切欠きを有する第1の遮蔽板と第2の遮蔽板とを重
ねて配置し、両者のV字形の切欠きの各辺が協働して矩
形の開口を形成するようにすることにより、この矩形の
開口で絞りを構成することができる。この時、荷電ビー
ムは上記矩形の開口を垂直に通過し、そのビーム光軸
は、上記矩形の開口の対角線の交点(以下、矩形の開口
の中心または絞りの中心という)を通り2つの遮蔽板に
垂直な直線に一致する。
【0019】また、移動手段で、第1の遮蔽板及び前記
第2の遮蔽板を上記矩形の開口の中心に関して対称にか
つ互いに同期して移動させることによって、絞りの径を
任意の大きさに連続的に高速で変更することができ、従
来のように絞り板を交換する必要がない。さらに、この
絞りの径の変更は、矩形の開口の中心に関して2つの遮
蔽板が対称移動することにより絞りの中心とビーム光軸
とが一致した状態を維持しながら行われるため、位置合
わせの再現性が従来に比べて極めて良くなり、従来のよ
うに絞りの大きさを変更する度に頻繁に絞り位置の微調
整を行う必要がない。また、従来のように一つのビーム
電流制限絞り板に複数の絞りを設ける必要がなく、常に
絞りは一つであるため、装置を小型化することができ
る。
【0020】また、上記のようなV字形の切欠きを1枚
の板に切削加工等により形成する場合には、角の部分に
はどうしてもRができてしまい、このRを極めて小さく
なるように加工することは非常に難しい。角の部分にR
ができた場合、遮蔽板を比較的大きな絞りとして使用す
る場合にはあまり問題ないが、微細な絞りとして使用す
る場合にはビームが非点になり不具合が生じる。また、
角の部分のRが極めて小さくなるように加工しようとす
ると、従来と同様に、加工限界の制約から遮蔽板の板厚
が薄く制限されてしまう。本発明においては、第1と第
2の遮蔽板をそれぞれ上部と下部の遮蔽板で積層して構
成し、それぞれの上部及び下部の遮蔽板でV字形の切欠
きの各辺を形成することにより、上記のようにV字形の
切欠きを切削加工等により形成しなくてもよく、その角
の部分にRができることはない。これにより、遮蔽板を
微細な絞りとして使用する場合にも不具合が生じない。
また、遮蔽板の板厚が制限を受けることがないので、板
厚を厚くすることができ、2つの遮蔽板で構成される絞
りの寿命を向上させることができる。また、第1及び第
2の遮蔽板の上部の遮蔽板が形成する辺同士、及び第1
及び第2の遮蔽板の下部の遮蔽板が形成する辺同士をそ
れぞれ平行に配置することにより、両遮蔽板で矩形の開
口が形成されることになる。
【0021】また、第1及び第2の遮蔽板のそれぞれの
V字形の切欠きのなす角を直角にすることにより、形成
される矩形の開口を正方形にできる。これにより、荷電
ビームの試料上でのビームの縦横比が一定となり、非点
収差が抑えられ、正確な分析を行うことが可能となる。
【0022】また、移動手段に備えられたバネ手段によ
り第1及び第2の遮蔽板が互いに近づく方向に付勢さ
れ、移動手段に備えられた駆動手段により上記バネ手段
による付勢力に抗して2つの遮蔽板が互いに離れる方向
に同期して移動する。これにより、バネ手段の付勢力に
打ち勝つ一つの駆動力のみにより、2つの遮蔽板を矩形
の開口の中心に関して対称にかつ互いに同期して移動さ
せることが可能となる。
【0023】
【実施例】以下、本発明の荷電ビーム装置及びビーム電
流制限絞り機構の一実施例について、図1から図5を用
いて説明する。但し、本実施例は荷電ビーム装置のう
ち、集束イオンビーム装置、及びこの集束イオンビーム
装置に備えられるビーム電流制限絞り機構に関するもの
である。
【0024】まず、本実施例の集束イオンビーム装置の
概略の構成を図2により説明する。図2において、Ga
の液体金属イオン源1から放出されたイオンは、2段の
静電レンズ2a及び2bにより試料ステージ6に載置さ
れた試料5上にイオンビームとして集束される。但し、
試料ステージ6は、試料5の保持及び移動を行う。この
時、イオンビームの試料5上の照射位置は、静電レンズ
2a及び2bの間に設けられた静電偏向器4によって調
整され、これによりイオンビームは試料5上の任意の位
置に照射される。さらに、試料5上のイオンビームの開
角は、ビーム電流制限絞り機構3により制限され、これ
により試料5上のビーム径及びビーム電流が調整され
る。また、試料5から放出される二次電子は二次電子検
出器7により検出される。
【0025】次に、上記集束イオンビーム装置に備えら
れるビーム電流制限絞り機構3の機能を図3により原理
的に説明する。図3は、本実施例のビーム電流制限絞り
機構の先端部の概略構成図である。図3(a)及び
(b)に示すように、ビーム電流制限絞り機構の先端部
3aにおいては、ベース12上に2つの平行板ばね11
a及び11bが互いに平行に取り付けられており、これ
らの間は引きばね14で引張り方向に付勢されている。
また、平行板ばね11a及び11bの先端には所定の角
度をなすV字形の切欠き9A及び9Bをそれぞれ有する
2つの遮蔽板9a及び9bが取り付けられており、これ
ら2つの遮蔽板9a及び9bはそれぞれのV字形の切欠
き9A及び9Bが協働して矩形の開口9Cを形成するよ
うに重ねて配置されている。そして、図3(a)及び
(b)において、イオンビームの光軸は矩形の開口9C
の中心位置(対角線の交点)を紙面に垂直に通過するこ
とになる。
【0026】さらに平行板ばね11a及び11bには、
転がり玉軸受10a及び10bがそれぞれ付設されてお
り、転がり玉軸受10a及び10bの間には、両方に接
するようにして縮小板13が配置されている。この縮小
板13の転がり玉軸受10a及び10bに接する両側面
は軸対称に同じ勾配のテーパとなっており、縮小板13
と転がり玉軸受10a,10bとによってカム機構が構
成される。また、本実施例では、2つの遮蔽板9a,9
bのV字形の切欠き9A,9Bのなす角が直角であるこ
とが望ましく、その時形成される矩形の開口9Cを正方
形とすることができる。これにより、荷電ビームの試料
上でのビームの縦横比が一定となり、非点収差が抑えら
れ、正確な分析を行うことが可能となる。
【0027】上記のような構成において、縮小板13を
図3(a)中の矢印方向に移動すると、縮小板13と共
にカム機構をなす転がり玉軸受10a,10bがそれぞ
れ外方向に押され、平行板ばね11a及び11bの間隔
が引きばね14の付勢力に抗して拡がる。これにより、
図3(b)のように遮蔽板9a,9bがそれぞれ外方
向、即ち互いに離れる方向に移動し、遮蔽板9a,9b
のV字形の切欠き9A,9Bで囲まれた矩形の開口9C
の大きさが変わる。この時、遮蔽板9a,9bは、矩形
の開口9Cの中心に関して対称にかつ互いに同期して移
動することなり、絞りの中心とビーム光軸とがずれるこ
となく一致した状態が維持される。また、この場合、引
きばね14の付勢力に打ち勝つ一つの駆動力、即ち縮小
板13を直線運動させる力のみにより、遮蔽板9a,9
bを矩形の開口9Cの中心に関して対称にかつ互いに同
期して移動させることができる。
【0028】従来、絞りの大きさを変更する際には、絞
り板の微動機構に起因する移動誤差のために位置合わせ
の再現性が悪く、絞りの中心がビーム光軸からずれ試料
上のビーム分布が非対象に広がることが多かった。従っ
て、イオンビーム照射によって試料から放出される二次
電子の像等によりビーム分布を判断しながら、絞りの変
更毎に数十秒から数分かけて既に述べたように頻繁な絞
り位置の微調整を行っていた。しかし本実施例では、絞
り板を交換する必要がなく、絞りの径を任意の大きさに
連続的に高速で変更することができると共に、位置合わ
せの再現性が従来に比べて極めて良くなり、絞り位置の
微調整も必要なく絞りの径の変更を数秒で行うことがで
きる。
【0029】また、従来は、予め決められた寸法以外の
径の絞りが必要な場合には、必要な径の絞りを形成した
別の絞り板に改めて交換しなければならず、この場合に
は、装置の真空容器内の真空を一旦下げ、交換後に再び
真空度を上げベーキングすることが必要で、このため1
0時間程度の多大な時間を要していた。これに対し、本
実施例では絞りの径を任意の大きさに連続的に変更でき
るため、上記のような絞り板の交換のための時間を一切
必要とせず、作業時間を大幅に短縮できる。
【0030】ところで、遮蔽板9a,9bを比較的大き
な絞りとして使用する場合には、遮蔽板9a,9bとし
て、それぞれ1枚の板に切削加工等によってV字形の切
欠き9A,9Bを形成したもの用いてもほとんど問題な
いが、微細な絞りとして使用する場合には不具合が生じ
る。その理由について説明する。
【0031】上記のような遮蔽板9a,9bのV字形の
切欠き9A,9Bをそれぞれ1枚の板に切削加工等によ
り形成する場合には、角の部分にはどうしてもRができ
てしまい、このRを極めて小さくなるように加工するこ
とは非常に難しい。例えば、V字形の切欠き9A,9B
を1〜2μmのR以下になるように加工することは非常
に困難である。また、遮蔽板9a,9bを、矩形の開口
9Cが正方形になるようにし、またその中心に関して対
称にかつ同期して移動できるように精度よく取り付ける
ことは非常に難しい。従って、遮蔽板9a,9bを2〜
3μm程度の微細な絞りとして使用する場合には、ビー
ムが非点になる恐れがある。また、角の部分のRが極め
て小さくなるように加工しようとすると、従来と同様
に、加工限界の制約から遮蔽板の板厚が薄く制限され、
寿命が短くなってしまう。
【0032】以上のことを考慮し、本実施例において
は、図1に示すように、遮蔽板9a,9bをそれぞれ上
部と下部の遮蔽板で積層して構成する。即ち、遮蔽板9
aを台形の上部遮蔽板15a及び台形の下部遮蔽板15
bで積層して構成し、遮蔽板9bを台形の上部遮蔽板1
5c及び台形の下部遮蔽板15dで積層して構成する。
また、遮蔽板9a側においては、上部遮蔽板15aがV
字形の切欠き9Aの1つの辺を、下部遮蔽板15bがV
字形の切欠き9Aの他の辺を形成するように重ねてそれ
ぞれ固定ねじ29a,29bで固定し、遮蔽板9b側に
おいては、上部遮蔽板15cがV字形の切欠き9Bの1
つの辺を、下部遮蔽板15dがV字形の切欠き9Bの他
の辺を形成するように重ねてそれぞれ固定ねじ29c,
29dで固定する。この時、上部遮蔽板15aが形成す
る辺と上部遮蔽板15c形成する辺が平行になるように
し、下部遮蔽板15bが形成する辺と下部遮蔽板15d
形成する辺が平行になるようにして、矩形の開口9Cが
形成されるようにする。勿論、V字形の切欠き9A,9
Bのなす角が直角であることが望ましい。
【0033】これにより、V字形の切欠き9A,9Bを
切削加工等により形成しなくてもよく、その角の部分に
Rができることがない。また、各遮蔽板15a〜15d
を固定ねじ29a〜29dで平行板ばね11a、11b
に別々に固定するので、容易にかつ精度よく矩形の開口
9Cを形成することができる。従って、微細な絞りとし
て使用する場合にも、ビームが非点になる等の不具合が
生じない。
【0034】また、各遮蔽板15a〜15dの板厚が制
限を受けることがないので、板厚を厚くすることがで
き、各遮蔽板15a〜15dの寿命を向上させることが
できる。例えば、従来は5μm径の穴形の絞りを形成す
るには絞り板(遮蔽板)の板厚をせいぜい20μm程度
にしか厚くできなかったが、本実施例では100μm以
上にすることができ、イオンビームでスパッタされる遮
蔽板の寿命を5倍以上にできる。
【0035】次に、本実施例のビーム電流制限絞り機構
の矩形の開口の大きさを変更させたり、矩形の開口のビ
ーム光軸に対する位置を変更させる構成について図4及
び図5により説明する。図4は、ビーム電流制限絞り機
構の全体構成を示す断面図、図5は図4のビーム電流制
限絞り機構の先端部を示す図であって、図4のV-V方向
から見た図である。図4に示すように、ビーム電流制限
絞り機構3は、真空容器8内部にビーム電流制限絞り機
構3の先端部3aが位置するように取り付けられてお
り、取り付けフランジ28が真空容器8外面に固定され
ている。
【0036】また、図5に示すように、ビーム電流制限
絞り機構3の先端部3aにおいて、前述のベース12上
に平行板ばね11a及び11bが取り付けられており、
これらの間に引きばね14が取り付けられている。ま
た、平行板ばね11a及び11bの先端には前述の各遮
蔽板15a〜15dで構成された2つの遮蔽板9a及び
9bが矩形の開口9Cを形成するように重ねて取り付け
られている。縮小板13と一体の腕13aはベース12
に設けられた直線案内軸受16によって支持されてお
り、縮小板13を押し出したり引き込めたりする。この
直線案内軸受16はベース12に固定される固定部16
aと、固定部16aに挟まれて直線運動をするブロック
16bによって構成されており、腕13aの根元の部分
は摺動部16bに固定されたブロック13bに固定され
ている(図4参照)。また、ブロック13bが固定され
た摺動部16bにはピン22が固定されており、このピ
ン22はクランプ21を介してシャフト19aに取り付
けられている(図4参照)。
【0037】図4に戻り、真空容器8外面に固定された
取り付けフランジ28にはロ−ラダイ29が固定されて
おり、ロ−ラダイ29内部には回転軸受30を介して中
空シャフト26が取り付けられており、さらに中空シャ
フト26は取り付けフランジ28の内部を貫通しその反
対側に中空シャフト先端部26aと一体になっている。
また、取り付けフランジ28と中空シャフト26との間
にはベローズ27が設けられている。中空シャフト先端
部26aにはベース12が固定されており、中空シャフ
ト26が軸線方向に直線運動するとビーム電流制限絞り
機構3の先端部3a全体が直線運動するようになってい
る。
【0038】また、中空シャフト26の外周にはロ−ラ
軸受31を介して送りねじ25が取り付けられており、
この送りねじ25の内周の一部に設けられたねじ部25
aがロ−ラダイ29の外周の一部に設けられたねじ部と
係合する。さらに、送りねじ25の外周の一部には歯車
部25aが設けられており、モータ23によって回転す
る歯車24がこの歯車部25aと係合している。従っ
て、モータ23の回転によって歯車24が回転すると、
送りねじ25が回転し、同時に送りねじ25はロ−ラダ
イ29に対して軸線方向に直線運動をする。さらに、こ
の送りねじ25にロ−ラ軸受31を介して取り付けられ
た中空シャフト26も軸線方向に直線運動をする。但
し、ロ−ラ軸受31の作用により中空シャフト26は回
転しない。
【0039】また、中空シャフト26の内部にはシャフ
ト19及びこれと一体のシャフト19aが回転軸受32
を介して取り付けられており、シャフト19及びシャフ
ト19aの境界部と中空シャフト先端部26aとの間に
はベローズ20が取り付けられている。さらに、シャフ
ト19のベローズ20と反対側には送りねじ18を介し
てモータ17が取り付けられている。
【0040】上記構成において、矩形の開口9Cの大き
さを変更する方法について説明する。まず、モータ17
が回転すると、その回転運動は送りねじ18によりシャ
フト19に軸線方向の直線運動として伝達される。そし
て、シャフト19の直線運動は、中空シャフト26に対
するシャフト19aの直線運動として真空容器8内に導
入される。但し、シャフト19の中空シャフト先端部2
6aに対する動きはベローズ20によって吸収される。
このシャフト19aの直線運動は、クランプ21、ピン
22、直線案内軸受16、ブロック13bを介して縮小
板13の腕13a、従って縮小板13に伝達される。次
いで、伝達された直線運動は、縮小板13と共にカム機
構をなす転がり玉軸受10a,10bにより2つの平行
板ばね11a,11bを開いたり閉じたりするような運
動に変換され、平行板ばね11a,11b先端に取り付
けられた遮蔽板9a,9b(15a〜15d)が矩形の
開口9Cの中心に関して対称にかつ互いに同期して移動
する。ここで、平行板ばね11a,11bをアルミ合金
による一体構造とすることにより、軽量かつ小型化を図
ることができる。
【0041】次に、矩形の開口9Cのビーム光軸に対す
る位置を変える方法について説明する。まず、モータ2
3が回転すると、その回転運動は歯車24を介し送りね
じ25に伝達される。これにより、送りねじ25は回転
すると共にロ−ラダイ29に対して軸線方向に直線運動
をする。さらに、この送りねじ25にロ−ラ軸受31を
介して取り付けられた中空シャフト26も軸線方向に直
線運動をする。中空シャフト26の直線運動により、中
空シャフト26と一体の中空シャフト先端部26aに固
定されたベース12が真空容器8に対して直線運動す
る。但し、中空シャフト26の取り付けフランジ28に
対する動きはベローズ27で吸収される。上記により、
ビーム電流制限絞り機構3の先端部3a全体を真空容器
8に対して移動させることができ、矩形の開口9Cのビ
ーム光軸に対する位置が変更される。
【0042】以上のような本実施例においては、V字形
の切欠き9A及び9Bを有する遮蔽板9a及び9bを、
矩形の開口9Cの中心に関して対称にかつ同期して移動
させるので、従来のように絞り板を交換する必要がな
く、絞りの径を任意の大きさに連続的に高速で変更する
ことができる。さらに、この絞りの径の変更は、矩形の
開口9Cの中心に関して遮蔽板9a,9bが対称にかつ
互いに同期して移動するので、絞りの中心とビーム光軸
とが一致した状態が維持され、位置合わせの再現性が従
来に比べて極めて良くなり、従来のように絞りの大きさ
を変更する度に頻繁に絞り位置の微調整を行う必要がな
い。また、従来のように一つのビーム電流制限絞り板に
複数の絞りを設ける必要がなく、常に絞りは一つである
ため、装置を小型化することができる。
【0043】また、遮蔽板9aを上部遮蔽板15a及び
下部遮蔽板15bを積層して構成し、遮蔽板9bを上部
遮蔽板15c及び下部遮蔽板15dを積層して構成する
ので、V字形の切欠き9A,9Bの角の部分にRができ
ることがない。また、各遮蔽板15a〜15dを固定ね
じ29a〜29dで平行板ばね11a、11bに別々に
固定するので、容易にかつ精度よく矩形の開口9Cを形
成することができる。従って、微細な絞りとして使用す
る場合にも、ビームが非点になる等の不具合が生じな
い。さらに、各遮蔽板15a〜15dの板厚が制限を受
けることがないので、板厚を厚くすることができ、各遮
蔽板15a〜15dの寿命を向上させることができる。
【0044】また、遮蔽板9a,9bのV字形の切欠き
9A,9Bのなす角を直角にすることにより、形成され
る矩形の開口9Cを正方形とすることができ、荷電ビー
ムの試料上での非点収差が抑えられ、正確な分析を行う
ことができる。
【0045】また、平行板ばね11a及び11bの間に
引きばね14を設け、この引きばね14の付勢力に打ち
勝つ駆動力を付与するためにカム機構をなす縮小板13
及び転がり玉軸受10a,10bを設けるので、引きば
ね14の付勢力に打ち勝つ一つの駆動力、即ち縮小板1
3を直線運動させる力のみにより、遮蔽板9a,9bを
移動させることができる。
【0046】
【発明の効果】本発明によれば、V字形の切欠きを有す
る2つの遮蔽板を矩形の開口の中心に関して対称にかつ
互いに同期して移動させるので、絞りの径を任意の大き
さに連続的に高速で変更することができる。また、絞り
の中心とビーム光軸とが一致した状態を維持しながら絞
りの径の変更が行われるので、位置合わせの再現性が従
来に比べて極めて良くなり、絞り位置の微調整を行う必
要がない。また、常に絞りを一つにすることができるた
め、装置を小型化することができる。
【0047】また、V字形の切欠きを有する2つの遮蔽
板を、切削加工等によらずに上部と下部の遮蔽板を積層
して構成するので、V字形の切欠きの角の部分にRがで
きることがなく、遮蔽板を微細な絞りとして使用する場
合にも不具合が生じない。また、遮蔽板の板厚が制限を
受けることがないので、板厚を厚くすることができ、2
つの遮蔽板で構成される絞りの寿命を向上させることが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例によるビーム電流制限絞り機
構の先端部を詳細に示す俯瞰図である。
【図2】本発明の一実施例による荷電ビーム装置を示す
図であって、集束イオンビーム装置の概略構成図であ
る。
【図3】図1のビーム電流制限絞り機構の先端部の概略
構成図であって、その機能を原理的に説明する図であ
る。
【図4】図2の集束イオンビーム装置に備えられるビー
ム電流制限絞り機構の全体構成を示す断面図である。
【図5】図4のビーム電流制限絞り機構の先端部を示す
図であって、図4のV-V方向から見た図である。
【符号の説明】
1 液体金属イオン源 2a,2b 静電レンズ 3 ビーム電流制限絞り機構 4 静電偏向器 5 試料 6 試料ステージ 7 二次電子検出器 8 真空容器 9a,9b 遮蔽板 9A,9B V字形の切欠き 9C 矩形の開口 10a,10b 転がり玉軸受 11a,11b 平行板ばね 12 ベース 13 縮小板 14 引きばね 15a 上部遮蔽板 15b 下部遮蔽板 15c 上部遮蔽板 15d 下部遮蔽板 16 直線案内軸受 17 モータ 18 送りねじ 19,19a シャフト 20 ベローズ 21 クランプ 22 ピン

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 荷電ビームを放出する荷電粒子源と、こ
    の荷電粒子源から放出される荷電ビームを集束または偏
    向して試料上の任意の位置へ集束荷電ビームとして照射
    させる荷電光学系と、前記試料を保持し移動せしめる試
    料ステージと、前記集束荷電ビームの前記試料上での開
    角を制限するビーム電流制限絞り機構とを備えた荷電ビ
    ーム装置において、 前記ビーム電流制限絞り機構は、V字形の切欠きを有す
    る第1の遮蔽板と、この第1の遮蔽板に重ねて配置され
    前記第1の遮蔽板のV字形の切欠きの各辺と協働して矩
    形の開口を形成するV字形の切欠きを有する第2の遮蔽
    板と、前記第1の遮蔽板及び前記第2の遮蔽板を前記矩
    形の開口の対角線の交点に関して対称にかつ互いに同期
    して移動させる移動手段とを備えることを特徴とする荷
    電ビーム装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の荷電ビーム装置におい
    て、前記第1の遮蔽板をV字形の切欠きの1つの辺を形
    成する第1の上部遮蔽板とV字形の切欠きの他の辺を形
    成する第1の下部遮蔽板とで積層して構成し、かつ前記
    第2の遮蔽板をV字形の切欠きの1つの辺を形成する第
    2の上部遮蔽板とV字形の切欠きの他の辺を形成する第
    2の下部遮蔽板とで積層して構成し、前記第1の上部遮
    蔽板が形成する辺と前記第2の上部遮蔽板が形成する辺
    とを平行に配置し、かつ前記第1の下部遮蔽板が形成す
    る辺と前記第2の下部遮蔽板が形成する辺とを平行に配
    置したことを特徴とする荷電ビーム装置。
  3. 【請求項3】 前記第1の遮蔽板及び前記第2の遮蔽板
    のV字形の切欠きのなす角は直角であることを特徴とす
    る請求項1または2記載の荷電ビーム装置。
  4. 【請求項4】 請求項1記載の荷電ビーム装置におい
    て、前記荷電ビームは、イオンビームであることを特徴
    とする荷電ビーム装置。
  5. 【請求項5】 請求項1記載の荷電ビーム装置におい
    て、前記荷電ビームは、電子ビームであることを特徴と
    する荷電ビーム装置。
  6. 【請求項6】 荷電粒子源から放出される荷電ビームを
    集束または偏向して試料上の任意の位置へ集束荷電ビー
    ムとして照射させる荷電ビーム装置に備えられ、前記集
    束荷電ビームの試料上での開角を制限するビーム電流制
    限絞り機構において、 V字形の切欠きを有する第1の遮蔽板と、この第1の遮
    蔽板に重ねて配置され前記第1の遮蔽板のV字形の切欠
    きのそれぞれの辺と協働して矩形の開口を形成するV字
    形の切欠きを有する第2の遮蔽板と、前記第1の遮蔽板
    及び前記第2の遮蔽板を前記矩形の開口の対角線の交点
    に関して対称にかつ互いに同期して移動させる移動手段
    とを備えることを特徴とするビーム電流制限絞り機構。
  7. 【請求項7】 請求項6記載のビーム電流制限絞り機構
    において、前記第1の遮蔽板をV字形の切欠きの1つの
    辺を形成する第1の上部遮蔽板とV字形の切欠きの他の
    辺を形成する第1の下部遮蔽板とで積層して構成し、か
    つ前記第2の遮蔽板をV字形の切欠きの1つの辺を形成
    する第2の上部遮蔽板とV字形の切欠きの他の辺を形成
    する第2の下部遮蔽板とで積層して構成し、前記第1の
    上部遮蔽板が形成する辺と前記第2の上部遮蔽板が形成
    する辺とを平行に配置し、かつ前記第1の下部遮蔽板が
    形成する辺と前記第2の下部遮蔽板が形成する辺とを平
    行に配置したことを特徴とするビーム電流制限絞り機
    構。
  8. 【請求項8】 請求項6または7記載のビーム電流制限
    絞り機構において、前記移動手段は、前記第1の遮蔽板
    及び前記第2の遮蔽板を近づく方向に付勢するバネ手段
    と、前記バネ手段の付勢力に抗して前記第1及び前記第
    2の遮蔽板を互いに離れる方向に同期して移動させる駆
    動手段とを有することを特徴とするビーム電流制限絞り
    機構。
  9. 【請求項9】 請求項8記載の前記ビーム電流制限絞り
    機構において、前記駆動手段は、カム手段であることを
    特徴とするビーム電流制限絞り機構。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR20160074588A (ko) * 2013-10-22 2016-06-28 베리안 세미콘덕터 이큅먼트 어소시에이츠, 인크. 듀얼 모드 이온 주입기
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