JPH075845A - 相転移型液晶ディスプレイの書き込み方式 - Google Patents

相転移型液晶ディスプレイの書き込み方式

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JPH075845A
JPH075845A JP14794093A JP14794093A JPH075845A JP H075845 A JPH075845 A JP H075845A JP 14794093 A JP14794093 A JP 14794093A JP 14794093 A JP14794093 A JP 14794093A JP H075845 A JPH075845 A JP H075845A
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純 小泉
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は相転移型液晶ディスプレイの表示デ
ータ書き込み方式に関し、表示内容の書き換え時間を短
縮することを目的とする。 【構成】 相転移型液晶ディスプレイに表示された表示
内容の書き換えを行う場合において、新たな表示データ
をセグメントメモリ14の書き換え対象部分のコモンラ
インに対応したアドレスに格納したのち、コモンメモリ
15に格納された書き換え対象部分のコモンラインを選
択するための選択データを読み出して、このコモンライ
ン選択データに対応してコモンドライバ13を駆動させ
る。そして、上記セグメントメモリ14に格納された書
き換え対象部分の新たな表示データをセグメントドライ
バ12よりコモンライン選択データに対応させて出力さ
せて表示する構成としている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は相転移型の液晶ディスプ
レイの表示データの書き込み方式に関する。
【0002】
【従来の技術】相転移型の液晶を用いた液晶ディスプレ
イ(Liquid Crystal Display、以下LCDと略称する)
は、幅広い分野で使用されているがこの相転移型LCD
は、動作速度が遅く表示データの書き込みに時間がかか
るという欠点がある。
【0003】従来、このような相転移型LCDにおい
て、画面上の表示内容を書き換える場合、現在表示中の
表示内容を、全面クリアしたのち、新たな表示内容を、
LCDのコモンラインを初めから終わりまで順次駆動さ
せて、このコモンラインの駆動にしたがって所定のドッ
トを白(透過状態)から黒(散乱状態)とすることによ
り書き換えを行っていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、相転移型L
CDの表示基本動作として、黒(散乱状態)から白(透
過状態)に転移するには約50msec, 白から黒に転移す
るには約4msecの動作時間がそれぞれ必要である。
【0005】したがって、表示されている画面を書き換
えする場合、まず、前面クリアしたのち、新たなデータ
を表示する必要があるから、全面クリア(黒から白)に
50msecを必要とし、次にデータの書き込みとして、1
ライン毎の書き込み(白から黒)に4msec必要とする。
ここでディスプレイ画面を例えば800×800ドット
とすると、これを全面書き換えするには、50msec+8
00×4msec=3.25sec の時間が必要となる。
【0006】このように従来の相転移型LCDでは、表
示内容を書き換える場合、書き換えに長い時間を必要と
し、実用性において問題があった。本発明は、表示内容
の書き換えを行う場合、表示内容全てをクリアすること
なく、書き換えを要する部分のみを新たなデータとして
表示することにより、画面書き換え時間を大幅に短縮す
ることを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】表示データを一旦消去し
て次の表示データの書き込みを行う相転移型液晶ディス
プレイの書き込み方式において、本発明の相転移型液晶
ディスプレイの書き込み方式では、書き換え前と書き換
え後とで異なる表示状態となる相転移型液晶ディスプレ
イのコモンラインを判定し、その判定したコモンライン
の表示データを一括して消去し、表示データを消去した
コモンライン毎に次に書き込むべき表示データを順次出
力して表示データの書き込みを行う。
【0008】図1(a),(b) は本発明の原理を説明する図
であり、n×nドットの相転移型液晶ディスプレイ(L
CDパネル11)の表示状態の一例を示している。同図
において、LCDパネル11は、n本のセグメントライ
ンS1 〜Sn とn本のコモンラインC1 〜Cn を有して
いる。そして、上記n本のセグメントラインS1 〜Sn
はここでは図示されてないがセグメントドライバにより
駆動され、また、n本のコモンラインC1 〜Cn は同様
にここでは図示されていないコモンドライバにより駆動
される。
【0009】このLCDパネル11は、コモンドライ
バ、セグメントドライバの駆動電圧により各部のドット
が白(透過状態)から黒(散乱状態、図1では斜線を施
して示している)に転移して、白と黒の組み合わせによ
り任意のドットパターンが表示される。
【0010】
【作用】上記のようなLCDパネル11において、今現
在表示されている図1(a) のような表示内容を、次の表
示内容として同図(b) のように書き換える場合について
説明する。なおここでは現在表示されている内容(同図
(a) )に対して、コモンラインCi 〜Ci+2 に対応する
部分のデータを書き換えれば次の表示内容(同図(b) )
となし得るものとして説明する(この場合、他のコモン
ラインC1 〜Ci- 1 とCi+3 〜Cn に対応する表示デー
タはその状態を保持して表示される)。
【0011】この場合、書き換え対象となる部分(コモ
ンラインCi 〜Ci+2 )のデータ消去を行い、その部分
に新たなデータを書き込めば良いが、この具体的な動作
としては、まずセグメントドライバに対して消去データ
を与えるとともに、コモンドライバに対して書き換え対
象となるコモンラインの選択データ(この場合、コモン
ラインCi ,Ci+1 ,Ci+2 を選択するデータ)を与え
る。これにより、コモンドライバは、コモンライン
i ,Ci+1 ,Ci+2 を同時に選択駆動させる。このと
き、セグメントドライバからは消去データが出力されて
いるので、コモンラインCi ,Ci+1 ,Ci+2 のデータ
が同時に消去される。
【0012】これによって、書き換え対象となるコモン
ラインCi 〜Ci+2 に対応するデータが消去され、次に
新たなデータの書き込みが行われる。この新たなデータ
の書き込みは、コモンドライバにより新たなデータを書
き込むべきコモンラインCi 〜Ci+2 を順次選択駆動
し、セグメントドライバからその選択されたのコモンラ
インCi 〜Ci+2 に書き込むべき表示データが順次出力
されて、表示データの書き込みが行われる。なお、この
場合、LCDパネル11のCi 〜Ci+2 以外の他の部分
の表示データはそのままの状態を保持している。
【0013】以上のように本発明では、LCDパネルに
表示されている表示データを書き換える際、現在の表示
状態をそのまま使用できるところは、その表示状態を保
持したまま、書き換わる部分だけを新たな表示データと
して書き換えれば良いことから、画面の書き換え時間を
大幅に短縮することができる。
【0014】
【実施例】次に、本発明の実施例を図面を参照しながら
説明する。図2は、本発明の第1実施例の構成図であ
る。図1の本発明の原理を説明する図に示した相転移型
のLCDパネル11は、図2では図面の簡素化と説明を
容易なものとするため、8ドット×8ドットの構成であ
るとし、8本のセグメントラインS1 〜S8 と8本のコ
モンラインC1 〜C8 で構成されているものとする。そ
して、各セグメントラインS1 〜S8 はセグメントドラ
イバ12で駆動され、各コモンラインC1 〜C 8 はコモ
ンドライバ13で駆動されるようになっている。
【0015】セグメントメモリ14は、セグメントライ
ンS1 〜S8 に出力されるセグメントデータを記憶する
もので、このセグメントデータとしては図3(a) に示す
ように、LCDパネル11の表示データを消去するため
の消去のデータと、コモンラインC1 〜C8 毎の表示デ
ータがあり、これらのデータはそれぞれ所定のアドレス
に格納されている。
【0016】コモンメモリ15は、コモンラインC1
8 に出力されるコモンデータを記憶するもので、コモ
ンデータとしては図3(b) に示すように、全てのコモン
ラインC1 〜C8 を同時に選択する全コモンライン選択
データ、各コモンラインC1〜C8 を1本づつ選択する
ためのコモンライン選択データ、コモンラインC1 、C
2 を同時に選択するためのコモンライン選択データ、コ
モンラインC3 、C4、C5 を同時に選択するためのコ
モンライン選択データ等が格納されている。
【0017】制御部16は、論理回路やCPUなどを有
し、上記セグメントドライバ12、コモンドライバ13
に対して制御信号を与えるとともに、セグメントメモリ
14、コモンメモリ15にアドレス信号を出力して、該
当するアドレスに格納されているセグメントデータ、コ
モンデータを読み出す。
【0018】このような構成において、ここではLCD
パネル11のコモンラインC3 〜C 5 に対応する表示デ
ータの書き換えを行う場合について説明する。すなわ
ち、LCDパネル11に現在表示されている内容を書き
換える場合に、次回の表示内容が現在の表示内容に対し
てコモンラインC3 〜C5 に対応する表示データのみが
異なっているものとし、この部分の表示データの書き換
えを行う場合について説明する。
【0019】ここで、書き換えを必要とする表示データ
(コモンラインC3 〜C5 に対応する表示データ)と現
在の表示状態をそのまま保持する表示データ(コモンラ
インC1 ,C2 ,コモンラインC6 〜C8 に対応する表
示データ)との判別は、例えば現在の表示内容と次回に
表示すべき表示内容とを、コモンライン毎に比較を行っ
て、一致・不一致の信号を得て判断する。上述したケー
スでは、現在の表示内容と次回の表示内容との比較で、
コモンラインC1 ,C2 とコモンラインC6 〜C8 が一
致し、コモンラインC3 〜C5 が不一致となる。この一
致・不一致の信号を制御部16で処理して表示データの
書き換えを行う。以下にコモンラインC 3 〜C5 に対応
する表示データの書き換え動作について説明する。
【0020】先ず、セグメントメモリ14に格納されて
いる前回の表示データ(現在の表示データ)と今回の表
示データ(次に表示すべき表示データ)とを各コモンラ
イン毎に比較する。そして、コモンラインC3 〜C5
不一致であることが検出されたなら、次にLCDパネル
11の該当するコモンライン(書き換え対象部分)の表
示データを消去する。
【0021】この消去動作は次のようにして行う。すな
わち、セグメントメモリ14の全面消去を指示するデー
タをセグメントドライバ12に送るとともに、コモンメ
モリ15からコモンラインC3 〜C5 を選択するための
選択データをコモンドライバ13に送る。セグメントメ
モリ14からの全面消去データとコモンメモリ15から
のコモンラインC3 〜C5 を選択するための選択データ
は、制御部16からのアドレス指定信号により、そのア
ドレスに格納されている全面消去データ及びコモンライ
ン選択データが読み出されて出力される。
【0022】そして、セグメントドライバ12はセグメ
ントメモリ14から読み出された全面消去データを制御
部16からの制御信号に従って受け取り、コモンドライ
バ13はコモンメモリ15から読み出されたコモンライ
ンC3 〜C5 を選択するための選択データを制御部16
からの制御信号に従って受け取り、それらのデータをL
CDパネル11に出力してコモンラインC3 〜C5 の表
示データを同時に消去する。これにより、LCDパネル
11に表示されている表示内容は、コモンラインC3
5 に対応する表示データのみが同時に消去される。
【0023】このようにして書き換え対象部のみの表示
データが消去されると、次に新たな表示データの書き込
みを行う。セグメントメモリ14から新たな表示データ
が順次セグメントドライバ12に出力され、これに同期
してコモンメモリ15から書き換えを行うコモンライン
3 、C4 、C5 を選択するための選択データが順次コ
モンドライバ13に出力される。
【0024】すなわち、先ずコモンドライバ13からコ
モンラインC3 を選択する選択データが出力された状態
で、そのコモンラインC3 に新たに書き込むべき表示デ
ータがセグメントドライバ12からLCDパネル11へ
出力されてコモンラインC3の書き換えが行われ、次に
コモンラインC4 を選択する選択データが出力された状
態で、そのコモンラインC4 に新たに書き込むべき表示
データがセグメントドライバ12からLCDパネル11
へ出力されてコモンラインC4 の書き換えが行われる。
そして、最後にコモンラインC5 を選択する選択データ
が出力された状態で、そのコモンラインC5 に新たに書
き込むべき表示データがセグメントドライバ12からL
CDパネル11へ出力されてコモンラインC5 の書き換
えが行われる。
【0025】上記した書き換え動作を具体的に示したも
のが図4である。すなわち、同図(a) のような現在表示
されている内容を同図(b) の如く書き換える場合、コモ
ンラインC1 ,C2 とコモンラインC6 ,C7 ,C8
書き換え後も同じ表示パターンであるから、この部分は
その状態を保持したまま、コモンラインC3 〜C5 のみ
の書き換えを新たな表示データを入力することにより行
う。
【0026】このようにしてLCDパネル11のコモン
ラインC3 〜C5 に対応する表示データの書き換えが終
了し、図4を例にすれば、同図(a) の表示内容は同図
(b) のように書き換えられる。
【0027】このように、表示内容を換える場合、書き
換え前の画面の表示内容と同じ部分は、その状態を保持
し、異なる部分だけを消去して新たなデータを書き込む
ようにしたので、全面を消去して全面にデータを書き込
んで行く従来方式に比べて表示内容の書き換え時間を大
幅に短縮することが可能となる。
【0028】すなわち、全面クリアするに必要な時間を
50msec、1ライン毎の書き込みに必要な時間を4msec
であるとすると、従来方式では、50msec+4msec×8
=82msecの書き換え時間を要するが、この実施例で
は、50msec+4msec×3=62msecの書き換え時間で
済む。
【0029】また、図5(a) のような表示内容を図5
(b) のように書き換えする場合、この場合は、コモンラ
インC2 ,C3 ,C5 ,C6 ,C8 は書き換え前のデー
タと同じであり、コモンラインC1 ,C4 ,C7 に新た
なデータを書き込むだけである。
【0030】従って、このような場合、図5(a) のよう
な表示内容を同図(b) のようにするには、コモンライン
1 ,C4 ,C7 に対応する新たなデータをセグメント
メモリ14に格納し、コモンメモリ15からのコモンラ
インC1 ,C4 ,C7 を選択するコモンライン選択デー
タによりコモンドライバ13を駆動させ、上記セグメン
トメモリ14からのコモンラインC1 ,C4 ,C7 に対
応する表示データをセグメントドライバ12から順次出
力することにより、コモンラインC1 ,C4 ,C7 に新
たな表示データが書き込まれる。
【0031】これにより、図5(a) のような表示内容は
同図(b) のような内容に書き換えられる。このような書
き換えを行う場合も、従来では全面消去したのち、コモ
ンラインC1 から順にC2 ,C3 ,・・・と書き換えを
行っていたが、この実施例では新たなデータを書き込む
だけの操作で済むため、表示内容の書き換えに要する時
間を大幅に短縮することができる。
【0032】次に、上述した表示データの書き換えをハ
ードウェアで実現した本発明の第2実施例を説明する。
図6は、部分書き換えを実現する表示駆動回路の回路構
成図である。
【0033】同図において、メモリ(1) 21及びメモリ
(2) 22は、現在の表示データ及び次に表示すべき表示
データを記憶するメモリであり、これらのメモリ21及
び22に記憶された表示データは、比較回路23により
コモンライン毎に一致、不一致が判定される。
【0034】この比較回路23からは、現在の表示デー
タと次に表示すべき表示データとが一致する場合「0」
が出力され、不一致の場合「1」が出力される。4ビッ
トのシフトレジスタ24は、比較回路23から出力され
る「0」または「1」の1ビットのデータを、比較回路
23からされるタイミング信号に同期して順次シフトさ
せ、4ビット分のデータがそろったなら、その4ビット
のデータをコモンラインの4ライン分の選択、非選択信
号としてセレクタ25の入力端子1A〜4Aへ出力す
る。同様に、シフトレジスタ24は、比較回路23から
出力される次の4ビットのデータを順次シフトさせ、4
ビット分のデータがそろったなら、その4ビットのデー
タを次の4ライン分のコモンラインの選択、非選択信号
としてセレクタ25へ出力する。
【0035】また、比較回路23からは、表示データの
書き込みを行う場合にコモンラインを選択するためパル
スが出力されており、4ビットのダウンカウンタ26
は、比較回路23から出力されるパルスをカウントし
て、カウント値の下位2ビットのデータをインバータ2
8a、28bを介して2to4デコーダ27へ出力し、上
位2ビットのデータをアップカウンタ29の入力端子
A、Bへ出力する。
【0036】2to4デコーダ27は、入力端子A、Bの
データをデコードして出力端子A〜Dの1つを「0」、
他の出力端子を「1」とするコモンラインの選択信号を
出力する(この場合、「0」の信号がコモンラインの選
択信号、「1」の信号が非選択信号となる)。この2to
4デコーダ27の出力信号は、インバータ30a〜30
dで反転されてセレクタ25の他方の入力端子1B〜4
Bへ出力される。
【0037】アップカウンタ29は、ダウンカウンタ2
6のカウント値の上位2ビットのデータに従ってカウン
ト動作を行い、カウントアップしたならキャリ信号をイ
ンバータ31を介して2to4デコーダ27の制御端子G
へ出力する。なお、アップカウンタ29の入力端子C、
Dは電源電圧にプルアップされている。
【0038】2to4デコーダ27は、制御端子Gがロー
レベルのとき、すなわちアップカウンタ29からキャリ
信号が出力されているとき、入力信号をデコードとして
1つの出力端子が「0」で他の出力端子が全て「1」の
信号を出力端子A〜Dから出力して、4本のコモンライ
ンの内の1本のコモンラインの選択を指示する。また、
アップカウンタ29からキャリ信号が出力されておら
ず、制御端子Gがハイレベルのときは、2to4デコーダ
27は全て「1」の信号を出力端子A〜Dから出力して
4本のコモンラインを全て非選択とする。
【0039】セレクタ25は、入力端子1A〜4Aと入
力1B〜4Bの一方の入力信号を選択してコモンドライ
バ32へ出力し、コモンドラバ32は、セレクタ25か
ら出力される4ビットの選択、非選択信号を2回受け取
り、それらの信号を8ビット分まとめて、LCDパネル
11の1画面分のコモンラインの選択、非選択信号とし
て出力する。
【0040】また、セグメントドライバ33には、消去
時には、比較回路23から消去用データが出力され、書
き換え時には該当するコモンラインに書き込むべき表示
データが出力される。
【0041】なお、制御信号発生回路34は、コモンラ
イン毎に出力されるYCLK信号、セグメントライン毎
に出力されるXCLK信号、コモンデータ及びセグメン
トデータのラッチタイミングを指定するラッチパルスL
P、フレームに同期したFRM信号を生成する回路であ
る。
【0042】以上のような構成の駆動回路において、次
に書き換え前と書き換え後でコモンラインの1ライン目
と4ライン目の表示データが異なる場合を例にとりその
動作を説明する。
【0043】ここで、比較回路23からは、LCDパネ
ル11の1番上の1ライン目の表示データの一致、不一
致信号が1ビット目に出力され、以下順に2ライン目、
3ライン目・・の一致、不一致信号が2ビット目、3ビ
ット目・・に順に出力されるものとする。
【0044】この場合、メモリ21の現在の表示データ
とメモリ22の次に表示すべき表示データとの比較の結
果、コモンラインの1ラインと4ライン目の表示データ
が不一致となるので、比較回路23からは1ビット目が
「1」、2ビット目と3ビット目とが「0」、4ビット
目が「1」、5ビット目以降が「0」のデータが順に出
力される。
【0045】シフトレジスタ24は、比較回路23から
出力されるそれらのデータを順にシフトさせ「100
1」のデータを得たなら、その4ビットのデータをセレ
クタ25へ出力する。このとき、セレクタ25は、比較
回路23からA/B2種類の入力の内のA入力を選択す
るように指示されているので、シフトレジスタ24から
入力する「1001」のデータを選択してコモンドライ
バ32へ出力する。コモンドライバ32は、その「10
01」のデータをコモンラインの1ライン目から4ライ
ン目の選択、非選択信号として保持する。
【0046】次に、シフトレジスタ24は、比較回路2
3から出力される5ビット目から8ビット目のデータを
順にシフトさせて「0000」のデータを得たなら、そ
の4ビットのデータをセレクタ25へ出力する。コモン
ドライバ32は、セレクタ25から出力される「000
0」の4ビットのデータをコモンラインの5ライン目か
ら8ライン目の選択、非選択信号として保持する。
【0047】そして、コモンドライバ32に保持された
コモンラインの8ライン分の選択、非選択信号はLCD
パネル11に供給され、LCDパネル11の1ライン目
と4ライン目が選択、他のラインが非選択なる。これに
同期して、セグメントドライバ33からLCDパネル1
1の全面消去データが出力されるので、LCDパネル1
1の1ライン目と4ライン目の表示データが消去され、
他のラインの表示データはそのまま保存される。
【0048】次に、その消去したラインに表示データを
書き込む場合について説明する。表示データの消去が終
了すると、例えば表示データを書き込むべきラインに対
応する数のパルスが比較回路23から出力される。
【0049】ダウンカウンタ26の出力は、初期状態で
「1111」となっているので、2to4デコーダ27に
は「00」のデータが入力する。2to4デコーダ27は
そのデータ「00」をデコードして「1110」のデー
タを出力する。この「1110」のデータはインバータ
28a、28bで反転され「0001」のデータとして
セレクタ25に出力され、1ライン目を選択、2ライン
目から4ライン目を非選択とする信号としてコモンドラ
イバ32へ出力される。
【0050】次に、コモンライン毎に出力されるYCL
Kがアップカウンタ29のクロック端子CKに入力する
と、アップカウンタ29はカウントアップしてキャリ信
号が出力されるなくなる。この結果、2to4デコーダ2
7の制御端子Gがハイレベルとなり、2to4デコーダ2
7から出力が全て「1」のデータが出力される。この
「1111」のデータはインバータ30a〜30dで反
転されて、コモンラインの5ライン目から8ライン目を
非選択とする「0000」の信号としてセレクタ25へ
出力され、さらにコモンドライバ32へ出力される。
【0051】このようにしてコモンドライバ32にコモ
ンラインの8ライン分の選択、非選択信号が保持される
と、それらの信号がLCDパネル11に出力され、コモ
ンラインの1ライン目が選択で、他の7ラインが非選択
となる。これに同期して、セグメントドライバ33から
1ライン目に書き込むべき表示データが出力され、LC
Dパネル11の1ライン目に新たな表示データが書き込
まれる。
【0052】次に、比較回路23からパルスが3個出力
されると、ダウンカウンタ26のカウント値が「110
0」となり、2to4デコーダ27はそのカウント値の下
位2ビットのデータ「00」を反転したデータ「11」
をデコードして「0111」のデータをセレクタ25へ
出力する。この「0111」のデータはインバータ30
a〜30dで反転され、「1000」のデータ、すなわ
ち、コモンラインの1ライン目から3ライン目が非選択
で、4ライン目が選択となる信号としてセレクタ25へ
出力され、さらにコモンドライバ32へ出力される。
【0053】次に、YCLK信号がアップカウンタ29
へ入力すると、そのときアップカウンタ29には「11
11」がプリセットされているので、キャリ信号が出力
されなくなり、前述したのと同様に2to4デコーダ27
の出力信号が全て「1」となる。そして、その「111
1」のデータがインバータ30a〜30dで反転され
「0000」のデータ、すなわちコモンラインの5ライ
ン目から8ライン目を非選択とする信号としてセレクタ
25に出力され、さらにコモンドライバ32へ出力され
る。
【0054】このようにしてコモンドライバ32へ8ラ
イン分の選択、非選択信号が保持されると、それらの信
号がLCDパネル11へ出力されて、コモンラインの4
ライン目が選択、他の7ラインが非選択となる。これに
同期して、セグメントドライバ33から4ライン目に書
き込むべき表示データが出力され、LCDパネル11の
4ライン目に新たな表示データが書き込まれる。
【0055】この実施例では、比較回路23により前回
の表示データと今回の表示データとを比較し、シフトレ
ジスタ24、ダウンカウンタ26等により表示データの
異なるコモンラインの表示データを消去し、その消去し
たコモンラインの表示データのみを書き換えるようにし
たので、LCDパネル11の全面を書き換える場合に比
べて、表示データの書き換え時間を短縮することができ
る。特に表示ドット数の多い大型の表示装置では表示デ
ータの書き換え時間を大幅に短縮することができる。
【0056】なお、表示駆動回路は、上述したシフトレ
ジスタ24、セレクタ25、ダウンカウンタ26等に限
らず、他の構成の回路で実現することもできる。
【0057】
【発明の効果】本発明によれば、相転移液晶ディスプレ
イの表示内容を書き換える場合に、書き換え前の表示デ
ータと書き換え後の表示データが異なる部分のみを消去
し、表示データを消去したコモンラインにのみ次の表示
データを書き込むようにしたので、従来のように1画面
全体の書き換えを行う場合に比べて、表示データの書き
換え時間を大幅に短縮することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理を説明する図である。
【図2】本発明の第1実施例の構成図である。
【図3】図2におけるセグメントメモリとコモンメモリ
のデータ格納例を示す図である。
【図4】第1実施例を説明する具体的な表示内容の書き
換えの例を示す図である。
【図5】第1実施例を説明する具体的な表示内容の書き
換えの他の例を示す図である。
【図6】第2実施例の表示駆動回路の構成図である。
【符号の説明】
11 LCDパネル 12 セグメントドライバ 13 コモンドライバ 14 セグメントメモリ 15 コモンメモリ 16 制御部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表示データを一旦消去して次の表示デー
    タの書き込みを行う相転移型液晶ディスプレイの書き込
    み方式において、 書き換え前と書き換え後とで異なる表示状態となるコモ
    ンラインを判定し、表示状態の異なるコモンラインの表
    示データを一括して消去し、 表示データを消去したコモンライン毎に次に書き込むべ
    き表示データを順次出力して表示データの書き込みを行
    うことを特徴とする相転移型液晶ディスプレイの書き込
    み方式。
  2. 【請求項2】 相転移型液晶ディスプレイと、 前記相転移型液晶ディスレイの表示データを記憶するメ
    モリと、 前記メモリに記憶されている現在の表示データと次に表
    示すべき表示データとを比較して書き換え前と書き換え
    後とで表示状態の異なる前記相転移型液晶ディスプレイ
    のコモンラインを判定する判定手段と、 前記判定手段で判定されたコモンラインを同時に選択し
    て各コモンラインの表示データを同時に消去すると共
    に、表示データを消去したコモンラインを順次選択して
    次の表示データを書き込む表示制御手段とを備えること
    を特徴とする相転移型液晶ディスプレの書き込み方式。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2011141539A (ja) * 2009-12-10 2011-07-21 Semiconductor Energy Lab Co Ltd 表示装置の駆動方法、及び表示装置
JP2014063176A (ja) * 2002-06-13 2014-04-10 E Ink Corp 電気光学表示装置の駆動の方法
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