JPH0758634A - 位相同期回路 - Google Patents
位相同期回路Info
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- JPH0758634A JPH0758634A JP5200762A JP20076293A JPH0758634A JP H0758634 A JPH0758634 A JP H0758634A JP 5200762 A JP5200762 A JP 5200762A JP 20076293 A JP20076293 A JP 20076293A JP H0758634 A JPH0758634 A JP H0758634A
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- JP
- Japan
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- phase
- pull
- circuit
- signal
- output
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- Stabilization Of Oscillater, Synchronisation, Frequency Synthesizers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 常時は商用電源から給電し、異常発生時にバ
ッテリ電源をインバータにより交流に変換して給電する
無停電電源装置の基準正弦波発生回路の基準正弦波を商
用電源周波数に同期させる位相同期回路において、小さ
な位相ずれが生じたときの位相引き込み力を大きくする
とともに、停電から回復したようなときの位相が大きく
ずれたときの引き込み速度をゆるやかにする。 【構成】 PLL回路の位相比較器の出力によって、短
いパルス幅の引き込みパルスを発生するとともに、この
引き込みパルスを低いインピーダンスによりPLL回路
の発振器に帰還する。
ッテリ電源をインバータにより交流に変換して給電する
無停電電源装置の基準正弦波発生回路の基準正弦波を商
用電源周波数に同期させる位相同期回路において、小さ
な位相ずれが生じたときの位相引き込み力を大きくする
とともに、停電から回復したようなときの位相が大きく
ずれたときの引き込み速度をゆるやかにする。 【構成】 PLL回路の位相比較器の出力によって、短
いパルス幅の引き込みパルスを発生するとともに、この
引き込みパルスを低いインピーダンスによりPLL回路
の発振器に帰還する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はPLL回路を用いた位相
同期回路に関する。本発明は、特に無停電電源装置で利
用されるもので、インバータの基準正弦波発生回路の基
準正弦波を商用電源周波数に位相同期させる回路に利用
されるものである。
同期回路に関する。本発明は、特に無停電電源装置で利
用されるもので、インバータの基準正弦波発生回路の基
準正弦波を商用電源周波数に位相同期させる回路に利用
されるものである。
【0002】
【従来の技術】無停電電源装置のインバータでは、その
発生する交流出力を制御するために基準正弦波を発生
し、その基準正弦波と交流出力とを比較してPWM制御
を行っている。この基準正弦波は、商用電源周波数に位
相同期させる必要があるため、位相同期回路を用いて発
生する基準正弦波を商用電源周波数に位相同期させてい
る。この基準正弦波発生回路としては正弦波波形を記憶
するROMを用いており、このROMを商用電源周波数
に位相同期させて読み出して基準正弦波を発生してい
る。
発生する交流出力を制御するために基準正弦波を発生
し、その基準正弦波と交流出力とを比較してPWM制御
を行っている。この基準正弦波は、商用電源周波数に位
相同期させる必要があるため、位相同期回路を用いて発
生する基準正弦波を商用電源周波数に位相同期させてい
る。この基準正弦波発生回路としては正弦波波形を記憶
するROMを用いており、このROMを商用電源周波数
に位相同期させて読み出して基準正弦波を発生してい
る。
【0003】しかし、従来商用電源周波数同期用に用い
られていたアナログ式位相同期回路では、同期引き込み
力が弱いため、安定化に時間がかかり、また位相同期引
き込み中では過渡的な周波数変動が大きい問題があっ
た。
られていたアナログ式位相同期回路では、同期引き込み
力が弱いため、安定化に時間がかかり、また位相同期引
き込み中では過渡的な周波数変動が大きい問題があっ
た。
【0004】図5は従来の回路例を示すブロック図であ
る。商用電源1からの波形を整形した信号を、商用電源
1が異常となったときに必要な基準発振器2とを切り替
える切替器3を介して、内部に位相比較器41、可変発
振器42を内蔵するPLL集積回路4に入力する。PL
L集積回路4の出力はインバータのPWM制御に必要な
50HzのN倍の発振周波数であり、カウンタ5におい
て1/Nの50Hz信号に戻してPLL集積回路4にフ
ィードバックする。このとき、位相比較器41の出力を
フィードバック用抵抗6、発振周波数を安定にするロー
パスフィルタ7を介して可変発振器42の制御信号とす
ることで、商用電源1の周波数および位相と一致したP
LL回路出力を得ている。
る。商用電源1からの波形を整形した信号を、商用電源
1が異常となったときに必要な基準発振器2とを切り替
える切替器3を介して、内部に位相比較器41、可変発
振器42を内蔵するPLL集積回路4に入力する。PL
L集積回路4の出力はインバータのPWM制御に必要な
50HzのN倍の発振周波数であり、カウンタ5におい
て1/Nの50Hz信号に戻してPLL集積回路4にフ
ィードバックする。このとき、位相比較器41の出力を
フィードバック用抵抗6、発振周波数を安定にするロー
パスフィルタ7を介して可変発振器42の制御信号とす
ることで、商用電源1の周波数および位相と一致したP
LL回路出力を得ている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】この位相同期回路の動
作としては、位相引き込み中の過渡的な周波数変動を±
1%以内に抑える必要から、フィードバック抵抗6を1
MΩ程度として位相同期引き込み力を弱くしている。こ
れにより、同期引き込み後の商用電源1の若干の電圧変
動、周波数変動等で位相同期はずれが起きやすく、また
ローパスフィルタ7との時定数が大きいため、位相同期
引き込み完了までに長く時間がかかるという問題があっ
た。
作としては、位相引き込み中の過渡的な周波数変動を±
1%以内に抑える必要から、フィードバック抵抗6を1
MΩ程度として位相同期引き込み力を弱くしている。こ
れにより、同期引き込み後の商用電源1の若干の電圧変
動、周波数変動等で位相同期はずれが起きやすく、また
ローパスフィルタ7との時定数が大きいため、位相同期
引き込み完了までに長く時間がかかるという問題があっ
た。
【0006】また、従来商用電源周波数同期用に用いら
れていたディジタル式位相同期回路では、制御分解能が
小さいため、同期引き込み中の周波数変動が大きくその
安定度が悪く、またノイズに弱い問題があった。
れていたディジタル式位相同期回路では、制御分解能が
小さいため、同期引き込み中の周波数変動が大きくその
安定度が悪く、またノイズに弱い問題があった。
【0007】本発明は、上述の問題を解決するもので、
位相引き込み力が強くかつ、同期引き込み速度が一定で
緩やかに行え周波数変動を小さくできる位相同期回路を
提供することを目的とする。
位相引き込み力が強くかつ、同期引き込み速度が一定で
緩やかに行え周波数変動を小さくできる位相同期回路を
提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の観点は、位相比
較基準信号および位相比較信号が入力され両者の位相を
比較し両者の位相差を示す信号を出力する位相比較器
と、この位相比較器の出力に基づいて前記位相比較信号
を発生する可変発振回路とを備えた位相同期回路におい
て、前記位相比較器の出力に基づいて位相ずれが生じた
ときに短い時間幅の位相引き込み用パルス信号を発生す
る波形整形回路と、この波形整形回路の出力を前記可変
発振回路に低いインピーダンスで帰還する抵抗とを備え
たことを特徴とする。
較基準信号および位相比較信号が入力され両者の位相を
比較し両者の位相差を示す信号を出力する位相比較器
と、この位相比較器の出力に基づいて前記位相比較信号
を発生する可変発振回路とを備えた位相同期回路におい
て、前記位相比較器の出力に基づいて位相ずれが生じた
ときに短い時間幅の位相引き込み用パルス信号を発生す
る波形整形回路と、この波形整形回路の出力を前記可変
発振回路に低いインピーダンスで帰還する抵抗とを備え
たことを特徴とする。
【0009】なお、前記位相比較基準信号は商用電源周
波数信号であり、前記波形整形回路の発生する位相引き
込み用パルス信号は50〜100μsのパルス幅であ
り、前記抵抗の抵抗値は5〜10kΩであることができ
る。
波数信号であり、前記波形整形回路の発生する位相引き
込み用パルス信号は50〜100μsのパルス幅であ
り、前記抵抗の抵抗値は5〜10kΩであることができ
る。
【0010】
【作用】PLL回路の位相比較器の出力する位相ずれ信
号に基づいて、波形整形回路を用いて、比較的短いパル
ス幅の位相引き込み用パルス信号を出力して、これを低
いインピーダンスの抵抗を介して位相同期回路の可変発
振器に帰還する。
号に基づいて、波形整形回路を用いて、比較的短いパル
ス幅の位相引き込み用パルス信号を出力して、これを低
いインピーダンスの抵抗を介して位相同期回路の可変発
振器に帰還する。
【0011】これにより、商用電源に発生する周波数変
動での、小さな位相ずれが生じたりした場合には、位相
引き込み力が強いので、短い時間で位相引き込みを行っ
て位相同期がとれる。
動での、小さな位相ずれが生じたりした場合には、位相
引き込み力が強いので、短い時間で位相引き込みを行っ
て位相同期がとれる。
【0012】商用電源が停電で別に設けてある基準発振
器に切り替えた場合、あるいは停電が回復して商用電源
側に戻った場合は、最大で逆相(180°のずれ)とな
るような大きな位相はずれが起きる。この場合には、そ
のままでは位相引き込み力が強すぎ、過渡変化が大きす
ぎて周波数のオーバシュートが生ずるため、短いパルス
幅の位相引き込み用パルス信号により位相引き込みサイ
クルの繰り返しを実行させてゆっくりと位相を修正す
る。1サイクル程度の時間で位相情報が失われたときに
は、回復するとほとんど位相ずれがないため、短いパル
ス幅の位相引き込み用パルス信号による短い位相修正ス
テップでも安定する。
器に切り替えた場合、あるいは停電が回復して商用電源
側に戻った場合は、最大で逆相(180°のずれ)とな
るような大きな位相はずれが起きる。この場合には、そ
のままでは位相引き込み力が強すぎ、過渡変化が大きす
ぎて周波数のオーバシュートが生ずるため、短いパルス
幅の位相引き込み用パルス信号により位相引き込みサイ
クルの繰り返しを実行させてゆっくりと位相を修正す
る。1サイクル程度の時間で位相情報が失われたときに
は、回復するとほとんど位相ずれがないため、短いパル
ス幅の位相引き込み用パルス信号による短い位相修正ス
テップでも安定する。
【0013】
【実施例】以下図面を参照して本発明の実施例を説明す
る。
る。
【0014】図1は本発明一実施例の商用電源周波数に
位相同期させる位相同期回路の構成を説明するブロック
図である。
位相同期させる位相同期回路の構成を説明するブロック
図である。
【0015】この図1において、本発明実施例の位相同
期回路は、内部に位相比較器41、可変発振器42を内
蔵するPLL集積回路4を用い、50Hzの商用電源周
波数を同期引き込み用の比較基準周波数として入力し、
内部の可変発振器42で発生する50×NHzの信号を
カウンタ5で1/Nに分周して50Hzの位相比較用信
号を発生して比較入力として入力し、両者を位相比較器
41で比較して、位相同期を行う位相同期回路におい
て、PLL集積回路4の位相比較出力端に接続された比
較出力が遅れであるか進みであるかを判定するための比
較回路11、12を備え、その比較回路11、12の出
力により100μsのパルス幅の位相引き込み用パルス
信号を発生するタイマ回路13、14を備え、このタイ
マ回路13、14の出力と比較回路11、12の出力と
のゲート15、16を介した出力をそれぞれアナログス
イッチ17、18によって切り替えて、10kΩの抵抗
6を介して可変発振器42にフィードバックすることを
特徴としている。
期回路は、内部に位相比較器41、可変発振器42を内
蔵するPLL集積回路4を用い、50Hzの商用電源周
波数を同期引き込み用の比較基準周波数として入力し、
内部の可変発振器42で発生する50×NHzの信号を
カウンタ5で1/Nに分周して50Hzの位相比較用信
号を発生して比較入力として入力し、両者を位相比較器
41で比較して、位相同期を行う位相同期回路におい
て、PLL集積回路4の位相比較出力端に接続された比
較出力が遅れであるか進みであるかを判定するための比
較回路11、12を備え、その比較回路11、12の出
力により100μsのパルス幅の位相引き込み用パルス
信号を発生するタイマ回路13、14を備え、このタイ
マ回路13、14の出力と比較回路11、12の出力と
のゲート15、16を介した出力をそれぞれアナログス
イッチ17、18によって切り替えて、10kΩの抵抗
6を介して可変発振器42にフィードバックすることを
特徴としている。
【0016】この実施例において、本実施例の特徴とす
る点は、同期引き込み力を大きくするため、位相同期回
路の位相引き込み用パルス信号をフィードバックする抵
抗として、従来は1MΩ程度の値の大きな抵抗を用いて
いたのを10kΩの抵抗とし、また10kΩとしたこと
により大きく位相がずれた場合の同期引き込み速度が非
常に速くなるのを緩やかにするため、位相引き込み用パ
ルス信号のパルス幅を従来の最大20ms(50Hzの
場合)あったパルス幅を100μsに短縮した点にあ
る。
る点は、同期引き込み力を大きくするため、位相同期回
路の位相引き込み用パルス信号をフィードバックする抵
抗として、従来は1MΩ程度の値の大きな抵抗を用いて
いたのを10kΩの抵抗とし、また10kΩとしたこと
により大きく位相がずれた場合の同期引き込み速度が非
常に速くなるのを緩やかにするため、位相引き込み用パ
ルス信号のパルス幅を従来の最大20ms(50Hzの
場合)あったパルス幅を100μsに短縮した点にあ
る。
【0017】次に動作波形図を示して本実施例の動作を
説明する。
説明する。
【0018】図2は位相遅れが生じた時の図1の各点の
動作波形図を示し、図3は位相進みが生じたときの図1
の各点の動作波形図を示すものである。
動作波形図を示し、図3は位相進みが生じたときの図1
の各点の動作波形図を示すものである。
【0019】PLL集積回路4の比較基準端には50H
z商用周波数がパルス整形されて入力される(aの波
形)。また、比較入力端にはカウンタ5で内部の可変発
振器42の出力する50×NHzを1/Nに分周して5
0Hzの信号が入力される(bの波形)。この両者の波
形は位相比較器41で比較され、その比較結果としてc
に示される信号が出力される。比較回路11、12は、
その比較結果出力が位相遅れであるか、位相進みである
かを判定するもので、位相遅れの場合には比較回路11
に出力があり、位相進みの場合には比較回路12に出力
がある。
z商用周波数がパルス整形されて入力される(aの波
形)。また、比較入力端にはカウンタ5で内部の可変発
振器42の出力する50×NHzを1/Nに分周して5
0Hzの信号が入力される(bの波形)。この両者の波
形は位相比較器41で比較され、その比較結果としてc
に示される信号が出力される。比較回路11、12は、
その比較結果出力が位相遅れであるか、位相進みである
かを判定するもので、位相遅れの場合には比較回路11
に出力があり、位相進みの場合には比較回路12に出力
がある。
【0020】さて位相遅れがあった場合、比較回路11
の出力信号の立ち下がりでタイマ回路13がトリガさ
れ、100μsパルス幅の位相引き込み用パルス信号が
生成される(波形d)。この位相引き込み用パルス信号
はゲート15により比較回路11の出力との論理積によ
り短いパルス幅の方が、アナログスイッチ17およびフ
ィードバック用抵抗6を介して同期引き込み用信号入力
端にフィードバックされる。
の出力信号の立ち下がりでタイマ回路13がトリガさ
れ、100μsパルス幅の位相引き込み用パルス信号が
生成される(波形d)。この位相引き込み用パルス信号
はゲート15により比較回路11の出力との論理積によ
り短いパルス幅の方が、アナログスイッチ17およびフ
ィードバック用抵抗6を介して同期引き込み用信号入力
端にフィードバックされる。
【0021】なお、ゲート15は図2(ロ)に示すよう
に位相遅れが小さい場合に、その位相引き込み用パルス
信号を100μsより短いパルス幅にするためのもので
ある。すなわち、位相ずれが100μs以下では、タイ
マ動作に関係なく、同期引き込みが行われることにな
り、その範囲ではフィードバック抵抗6が従来の1MΩ
に対し、本発明では10kΩとなったので、位相同期引
き込み力が非常に強くなったことになる。
に位相遅れが小さい場合に、その位相引き込み用パルス
信号を100μsより短いパルス幅にするためのもので
ある。すなわち、位相ずれが100μs以下では、タイ
マ動作に関係なく、同期引き込みが行われることにな
り、その範囲ではフィードバック抵抗6が従来の1MΩ
に対し、本発明では10kΩとなったので、位相同期引
き込み力が非常に強くなったことになる。
【0022】さらに位相進みがあった場合も、図2と同
様に比較回路12の出力によりタイマ回路14がトリガ
されて、100μsの位相引き込み用パルス信号が出力
され、ゲート16、アナログスイッチ18、フィードバ
ック用抵抗9を介して同期引き込み用信号入力端にフィ
ードバックされる。
様に比較回路12の出力によりタイマ回路14がトリガ
されて、100μsの位相引き込み用パルス信号が出力
され、ゲート16、アナログスイッチ18、フィードバ
ック用抵抗9を介して同期引き込み用信号入力端にフィ
ードバックされる。
【0023】なお、フィードバック用抵抗6の値を小さ
くすると同期引き込み力が強くなり、引き込み速度は速
くなる。引き込み速度が速くなる問題については、本発
明では位相引き込み用パルス信号のパルス幅をタイマで
短い時間幅に調整することにより緩やかに行うようにし
た。
くすると同期引き込み力が強くなり、引き込み速度は速
くなる。引き込み速度が速くなる問題については、本発
明では位相引き込み用パルス信号のパルス幅をタイマで
短い時間幅に調整することにより緩やかに行うようにし
た。
【0024】なお図1では、タイマ回路を位相遅れ、位
相進みのそれぞれに対応した比較回路ごとに設けたが、
比較回路11、12の出力は一方からしか出力されない
ので、タイマ回路は比較回路11、12が共用する回路
としてもよい。その場合には後のゲート回路の構成が対
応して変化する。また後述するローパスフィルタ7の定
数との関係で抵抗6の抵抗値の下限は5kΩ程度であ
り、位相引き込み用信号のパルス幅は50〜100μs
が適当である。
相進みのそれぞれに対応した比較回路ごとに設けたが、
比較回路11、12の出力は一方からしか出力されない
ので、タイマ回路は比較回路11、12が共用する回路
としてもよい。その場合には後のゲート回路の構成が対
応して変化する。また後述するローパスフィルタ7の定
数との関係で抵抗6の抵抗値の下限は5kΩ程度であ
り、位相引き込み用信号のパルス幅は50〜100μs
が適当である。
【0025】実際の位相同期回路の回路の一例を図4に
示す。ここでPLLICとしては、株式会社日立製作所
製のHD14046BPを用い、その端子13と、9と
の間に図1に示す位相引き込み用パルス信号生成用回路
ならびに抵抗値10kΩのフィードバック抵抗R10を
挿入した。この回路ではタイマ回路としてA5のタイマ
回路を用い、ゲート回路として、A4、A3を用い、ア
ナログスイッチとしてA2のアナログスイッチを用いて
いる。またPLLICのA1の端子9に接続されたロー
パスフィルタ7の抵抗R5の抵抗値は4.99kΩ、コ
ンデンサC5は47μFである。
示す。ここでPLLICとしては、株式会社日立製作所
製のHD14046BPを用い、その端子13と、9と
の間に図1に示す位相引き込み用パルス信号生成用回路
ならびに抵抗値10kΩのフィードバック抵抗R10を
挿入した。この回路ではタイマ回路としてA5のタイマ
回路を用い、ゲート回路として、A4、A3を用い、ア
ナログスイッチとしてA2のアナログスイッチを用いて
いる。またPLLICのA1の端子9に接続されたロー
パスフィルタ7の抵抗R5の抵抗値は4.99kΩ、コ
ンデンサC5は47μFである。
【0026】実際の動作では、同期中の位相ずれが時間
差にして、従来30〜40μsあったものが、2〜3μ
sに改善され、同期はずれを起こすこともなくなった。
差にして、従来30〜40μsあったものが、2〜3μ
sに改善され、同期はずれを起こすこともなくなった。
【0027】また、位相同期引き込み中の過渡的な周波
数変動は最大±0.8%程度と同じであるが、逆相切り
替えから位相同期引き込み完了までの時間が従来の1/
3となった。これは、従来は位相ずれが小さくなるにし
たがって位相同期引き込み力が弱くなっていったが、本
発明では位相ずれが100μsになるまでは、常に一定
の位相同期引き込み力をもっているためであり、その位
相同期引き込み中は常に一定速度で位相ずれが小さくな
っていくのが確認できた。
数変動は最大±0.8%程度と同じであるが、逆相切り
替えから位相同期引き込み完了までの時間が従来の1/
3となった。これは、従来は位相ずれが小さくなるにし
たがって位相同期引き込み力が弱くなっていったが、本
発明では位相ずれが100μsになるまでは、常に一定
の位相同期引き込み力をもっているためであり、その位
相同期引き込み中は常に一定速度で位相ずれが小さくな
っていくのが確認できた。
【0028】なお、以上の説明では商用電源の周波数を
50Hzとしたが、60Hzを含む任意の周波数に対し
て一部の部品の定数を変えることで適用できる。
50Hzとしたが、60Hzを含む任意の周波数に対し
て一部の部品の定数を変えることで適用できる。
【0029】なお、PLLICの端子13のアナログス
イッチA2から抵抗R6の10kΩを介してフィードバ
ックされる部分は、電源投入時にのみ動作させるもので
時定数2.3sのタイマにより同期引き込みを行う回路
である。
イッチA2から抵抗R6の10kΩを介してフィードバ
ックされる部分は、電源投入時にのみ動作させるもので
時定数2.3sのタイマにより同期引き込みを行う回路
である。
【0030】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の位相同期
回路では、位相の引き込み力が強いため、位相同期中の
安定度が非常に高く、同期はずれを起こすことがなくな
った。また、停電から回復するときのように位相が大き
くずれたときの位相引き込みは一定速度で緩やかに行わ
れるようにしたため、同期引き込み中の周波数の過渡的
な変動を小さくでき、位相同期引き込み完了までの時間
を短縮できる。
回路では、位相の引き込み力が強いため、位相同期中の
安定度が非常に高く、同期はずれを起こすことがなくな
った。また、停電から回復するときのように位相が大き
くずれたときの位相引き込みは一定速度で緩やかに行わ
れるようにしたため、同期引き込み中の周波数の過渡的
な変動を小さくでき、位相同期引き込み完了までの時間
を短縮できる。
【図1】本発明の一実施例の位相同期回路を説明するブ
ロック図。
ロック図。
【図2】位相遅れがあった場合の動作を説明する動作波
形図。
形図。
【図3】位相進みがあった場合の動作を説明する動作波
形図。
形図。
【図4】具体的な位相同期回路の一例。
【図5】従来の位相同期回路を示すブロック図。
1 商用電源 2 基準発振器 3 切替器 4 PLL集積回路 5 カウンタ 6 抵抗 7 ローパスフィルタ 11、12 比較回路 13、14 タイマ回路 15、16 ゲート 17、18 アナログスイッチ 41 位相比較器 42 可変発振器
Claims (2)
- 【請求項1】 位相比較基準信号および位相比較信号が
入力され両者の位相を比較し両者の位相差を示す信号を
出力する位相比較器と、 この位相比較器の出力に基づいて前記位相比較信号を発
生する可変発振回路とを備えた位相同期回路において、 前記位相比較器の出力に基づいて位相ずれが生じたとき
に短い時間幅の位相引き込み用パルス信号を発生する波
形整形回路と、 この波形整形回路の出力を前記可変発振回路に低いイン
ピーダンスで帰還する抵抗とを備えたことを特徴とする
位相同期回路。 - 【請求項2】 前記位相比較基準信号は商用電源周波数
信号であり、 前記波形整形回路の発生する位相引き込み用パルス信号
は50〜100μsのパルス幅であり、 前記抵抗の抵抗値は5〜10kΩである請求項1記載の
位相同期回路。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5200762A JPH0758634A (ja) | 1993-08-12 | 1993-08-12 | 位相同期回路 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5200762A JPH0758634A (ja) | 1993-08-12 | 1993-08-12 | 位相同期回路 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0758634A true JPH0758634A (ja) | 1995-03-03 |
Family
ID=16429753
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5200762A Pending JPH0758634A (ja) | 1993-08-12 | 1993-08-12 | 位相同期回路 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0758634A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH10323053A (ja) * | 1997-05-16 | 1998-12-04 | Sanken Electric Co Ltd | 周期性信号制御装置 |
| US6394823B1 (en) | 2000-05-26 | 2002-05-28 | Molex Incorporated | Connector with terminals having increased capacitance |
| US6439931B1 (en) | 1998-05-13 | 2002-08-27 | Molex Incorporated | Method and structure for tuning the impedance of electrical terminals |
-
1993
- 1993-08-12 JP JP5200762A patent/JPH0758634A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH10323053A (ja) * | 1997-05-16 | 1998-12-04 | Sanken Electric Co Ltd | 周期性信号制御装置 |
| US6439931B1 (en) | 1998-05-13 | 2002-08-27 | Molex Incorporated | Method and structure for tuning the impedance of electrical terminals |
| US6394823B1 (en) | 2000-05-26 | 2002-05-28 | Molex Incorporated | Connector with terminals having increased capacitance |
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