JPH0758939B2 - ステレオ信号伝送方法、符号化装置および復号化装置 - Google Patents
ステレオ信号伝送方法、符号化装置および復号化装置Info
- Publication number
- JPH0758939B2 JPH0758939B2 JP60217275A JP21727585A JPH0758939B2 JP H0758939 B2 JPH0758939 B2 JP H0758939B2 JP 60217275 A JP60217275 A JP 60217275A JP 21727585 A JP21727585 A JP 21727585A JP H0758939 B2 JPH0758939 B2 JP H0758939B2
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- stereo signal
- signals
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Description
【発明の詳細な説明】 [発明の技術分野] 本発明はステレオ音声の伝送方式に関する。
[発明の技術的背景とその問題点] 近年、通信技術の進歩に伴い離れた場所でもいながらに
して会議のできる遠隔会議システムが普及し始めてい
る。
して会議のできる遠隔会議システムが普及し始めてい
る。
従来の遠隔会議システムは、広帯域の専用線を用いたテ
レビ会議システムが主流であるが、CCITT等で検討され
ているISDN網(デジタル統合サービス網)が整備されれ
ば、公衆網として64kbpsをベースとした狭帯域のデジタ
ル網が広くはりめぐらされることとなり、将来的には狭
帯域網を用いた遠隔会議システムが中小企業や家庭まで
含めた普及の鍵を握ると考えられる。
レビ会議システムが主流であるが、CCITT等で検討され
ているISDN網(デジタル統合サービス網)が整備されれ
ば、公衆網として64kbpsをベースとした狭帯域のデジタ
ル網が広くはりめぐらされることとなり、将来的には狭
帯域網を用いた遠隔会議システムが中小企業や家庭まで
含めた普及の鍵を握ると考えられる。
このような低伝送速度、たとえば64kbpsの伝送路を使用
した遠隔会議システムにおいては、会議の運営に支障を
与えない範囲において、画像や音声の多量の情報を圧縮
することが必要となる。
した遠隔会議システムにおいては、会議の運営に支障を
与えない範囲において、画像や音声の多量の情報を圧縮
することが必要となる。
第3図は、従来の遠隔会議システムの構成例であり、音
声のマンマシンインターフェイスであるマイク1、スピ
ーカ2と、画像のマンマシンインターフェイスであるテ
レビカメラ3、テレビモニタ4、電子黒板5、ファック
ス6、テレライティング装置7と、音声データを16kbps
に符号、複号化する音声ユニット8と、後で述べる画像
ユニットを制御する制御ユニット9と、制御ユニット9
への指示を入力する制御パット10と、制御ユニット9に
より指定された画像信号を48kbpsに符号、複号化する画
像ユニット11と、64kbpsの伝送路12を介してこれら音
声、画像信号の送信および受信を行なう伝送ユニット13
より構成されている。
声のマンマシンインターフェイスであるマイク1、スピ
ーカ2と、画像のマンマシンインターフェイスであるテ
レビカメラ3、テレビモニタ4、電子黒板5、ファック
ス6、テレライティング装置7と、音声データを16kbps
に符号、複号化する音声ユニット8と、後で述べる画像
ユニットを制御する制御ユニット9と、制御ユニット9
への指示を入力する制御パット10と、制御ユニット9に
より指定された画像信号を48kbpsに符号、複号化する画
像ユニット11と、64kbpsの伝送路12を介してこれら音
声、画像信号の送信および受信を行なう伝送ユニット13
より構成されている。
このような低伝送速度の伝送路を使用する遠隔会議シス
テムにおいては、モノラル音声でさえ、たとえばADPCM
等の音声データ圧縮処理により16kbps等の低伝送容量に
圧縮する必要があり、したがって通常ステレオ音声は用
いられていない。
テムにおいては、モノラル音声でさえ、たとえばADPCM
等の音声データ圧縮処理により16kbps等の低伝送容量に
圧縮する必要があり、したがって通常ステレオ音声は用
いられていない。
一方、遠隔会議システムにおいては臨場感を出すために
も、相手側の誰が話しているかを知る話者識別のために
も、ステレオ音声の採用が望ましいことは良く知られて
いる。
も、相手側の誰が話しているかを知る話者識別のために
も、ステレオ音声の採用が望ましいことは良く知られて
いる。
さて、このような長所を持つステレオ音声を前述のよう
な低伝送速度の伝送路を使用する遠隔会議システムに導
入しようとしたとき、従来のステレオ音声伝送方式によ
れば、第4図のようなステレオ音声伝送システムが必要
となる。このステレオ音声伝送システムでは、音声情報
は左右2チャンネルとなり、モノラル時の2倍の伝送容
量が必要となる。したがって、従来手法で低伝送速度、
たとえば64kbpsの伝送路を使用する遠隔会議システムに
ステレオ音声を導入する方法としては、 (イ)音声の1チャンネルの伝送情報量を8kbpsに圧縮
する方法 (ロ)画像の伝送情報量を48kbpsから32kbpsに減らす方
法 等が考えられる。
な低伝送速度の伝送路を使用する遠隔会議システムに導
入しようとしたとき、従来のステレオ音声伝送方式によ
れば、第4図のようなステレオ音声伝送システムが必要
となる。このステレオ音声伝送システムでは、音声情報
は左右2チャンネルとなり、モノラル時の2倍の伝送容
量が必要となる。したがって、従来手法で低伝送速度、
たとえば64kbpsの伝送路を使用する遠隔会議システムに
ステレオ音声を導入する方法としては、 (イ)音声の1チャンネルの伝送情報量を8kbpsに圧縮
する方法 (ロ)画像の伝送情報量を48kbpsから32kbpsに減らす方
法 等が考えられる。
しかし、(イ)は音声品質が劣化し、(ロ)は画像品質
の劣化ないしはサービスの低下をきたすという問題があ
る。
の劣化ないしはサービスの低下をきたすという問題があ
る。
以上のように従来のステレオ音声伝送方式では、低伝送
速度の伝送路を使用した遠隔会議システムにステレオ音
声を導入することは大変困難であった。
速度の伝送路を使用した遠隔会議システムにステレオ音
声を導入することは大変困難であった。
[発明の目的] 本発明は上記の事情に基づいてなされたもので、低伝送
速度の伝送路においても使用可能で、かつ低コストで高
品質のステレオ音声の伝送を可能とするステレオ音声伝
送方式を提供するものである。
速度の伝送路においても使用可能で、かつ低コストで高
品質のステレオ音声の伝送を可能とするステレオ音声伝
送方式を提供するものである。
[発明の概要] 本発明は、複数チャンネルの信号を伝送するステレオ信
号伝送方法において、送信側が、前記複数チャンネルの
信号のうち少なくとも1つのチャンネルの信号を符号化
して主情報として送信する手段と、前記複数チャンネル
の信号のうち少なくとも2つのチャンネルの信号間の伝
達関数を推定し、この推定した伝達関数に前記推定に用
いた信号のうち一方の信号を入力して疑似ステレオ信号
を生成し、この疑似ステレオ信号から前記推定に用いた
信号のうち他方の信号を差し引いて残差ステレオ信号を
生成し、この残差ステレオ信号を符号化して付加情報と
して送信する手段とを備え、受信側が、受信した前記主
情報を復号化する手段と、受信した前記付加情報を復号
化し、この復号化した残差ステレオ信号と前記復号化し
た信号とを合成して伝達関数を生成し、この伝達関数に
前記復号化した信号を入力して疑似ステレオ信号を生成
する手段とを備えたことを特徴とする。
号伝送方法において、送信側が、前記複数チャンネルの
信号のうち少なくとも1つのチャンネルの信号を符号化
して主情報として送信する手段と、前記複数チャンネル
の信号のうち少なくとも2つのチャンネルの信号間の伝
達関数を推定し、この推定した伝達関数に前記推定に用
いた信号のうち一方の信号を入力して疑似ステレオ信号
を生成し、この疑似ステレオ信号から前記推定に用いた
信号のうち他方の信号を差し引いて残差ステレオ信号を
生成し、この残差ステレオ信号を符号化して付加情報と
して送信する手段とを備え、受信側が、受信した前記主
情報を復号化する手段と、受信した前記付加情報を復号
化し、この復号化した残差ステレオ信号と前記復号化し
た信号とを合成して伝達関数を生成し、この伝達関数に
前記復号化した信号を入力して疑似ステレオ信号を生成
する手段とを備えたことを特徴とする。
また、第2の発明は、上記ステレオ信号伝送方法に使用
される符号化装置において、前記複数チャンネルの信号
のうち少なくとも1つのチャンネルの信号を符号化する
手段と、前記複数チャンネルの信号のうち少なくとも2
つのチャンネルの信号間の伝達関数を推定する手段と、
この推定した伝達関数に前記推定に用いた信号のうち一
方の信号を入力して疑似ステレオ信号を生成する手段
と、この疑似ステレオ信号から前記推定に用いた信号の
うち他方の信号を差し引いて残差ステレオ信号を生成す
る手段と、この残差ステレオ信号を符号化する手段とを
具備することを特徴とする。
される符号化装置において、前記複数チャンネルの信号
のうち少なくとも1つのチャンネルの信号を符号化する
手段と、前記複数チャンネルの信号のうち少なくとも2
つのチャンネルの信号間の伝達関数を推定する手段と、
この推定した伝達関数に前記推定に用いた信号のうち一
方の信号を入力して疑似ステレオ信号を生成する手段
と、この疑似ステレオ信号から前記推定に用いた信号の
うち他方の信号を差し引いて残差ステレオ信号を生成す
る手段と、この残差ステレオ信号を符号化する手段とを
具備することを特徴とする。
さらに、第3の発明は、上記ステレオ信号伝送方法に使
用される復号化装置において、少なくとも1つの符号化
された信号を復号化する手段と、前記複数チャンネルの
信号のうち少なくとも2つのチャンネルの信号間の伝達
関数を推定し、この推定した伝達関数に前記推定に用い
た信号のうち一方の信号を入力して疑似ステレオ信号を
生成し、この疑似ステレオ信号から前記推定に用いた信
号のうち他方の信号を差し引いて生成された符号化され
た残差ステレオ信号を復号化する手段と、この復号化し
た残差ステレオ信号と前記復号化した信号とを合成して
伝達関数を生成する手段と、この伝達関数に前記復号化
した信号を入力して疑似ステレオ信号を生成する手段と
を具備することを特徴とする。
用される復号化装置において、少なくとも1つの符号化
された信号を復号化する手段と、前記複数チャンネルの
信号のうち少なくとも2つのチャンネルの信号間の伝達
関数を推定し、この推定した伝達関数に前記推定に用い
た信号のうち一方の信号を入力して疑似ステレオ信号を
生成し、この疑似ステレオ信号から前記推定に用いた信
号のうち他方の信号を差し引いて生成された符号化され
た残差ステレオ信号を復号化する手段と、この復号化し
た残差ステレオ信号と前記復号化した信号とを合成して
伝達関数を生成する手段と、この伝達関数に前記復号化
した信号を入力して疑似ステレオ信号を生成する手段と
を具備することを特徴とする。
[発明の実施例] 以下、本発明を図面を参照しながら詳細に説明する。
第1図は本発明の一実施例の伝送方式を実施する遠隔会
議用ステレオ音声伝送システムの概略構成図である。な
お、以下の説明では説明を簡単にするため伝送方式は片
方向のみを示す。また通常の会議においては、一方の会
議場の複数話者(第4図のA1〜A4、B1〜B4)が同時に話
すことはまれであると考えられ、また仮に一方の会場の
話者が複数同時に話すは場合でも、これらの音声をステ
レオ伝送する必要は1人の話者が話している場合に比べ
て低いと考えられる。このため以下の実施例では、会議
の大部分を占める単独発言をステレオ音声伝送する場合
のみを説明する。
議用ステレオ音声伝送システムの概略構成図である。な
お、以下の説明では説明を簡単にするため伝送方式は片
方向のみを示す。また通常の会議においては、一方の会
議場の複数話者(第4図のA1〜A4、B1〜B4)が同時に話
すことはまれであると考えられ、また仮に一方の会場の
話者が複数同時に話すは場合でも、これらの音声をステ
レオ伝送する必要は1人の話者が話している場合に比べ
て低いと考えられる。このため以下の実施例では、会議
の大部分を占める単独発言をステレオ音声伝送する場合
のみを説明する。
このステレオ音声伝送システムは、送信部が左右チャン
ネルのマイク1L、1Rと、左チャンネルのマイク入力音声
信号を遅延する遅延回路20と、右チャンネル音声信号x
(k)から時間領域での推定左チャンネル音声信号
(k)を推定する推定回路21と、左チャンネル音声信号
y(k)からこの推定左チャンネル音声信号(k)を
差引く減算器22と、この減算器の出力である残差信号の
正負符号を出力する符号化回路23とより構成され、受信
側は左右チャンネルのスピーカ2r、2lと、右チャンネル
音声信号x(k)から推定左チャンネル音声信号 を合成する合成回路24とより構成され、この送信部と受
信部とは伝送路25、26により接続されている。なおx
(k)、y(k)左右チャンネルの各音声信号のkサン
プル時点の値を示す。
ネルのマイク1L、1Rと、左チャンネルのマイク入力音声
信号を遅延する遅延回路20と、右チャンネル音声信号x
(k)から時間領域での推定左チャンネル音声信号
(k)を推定する推定回路21と、左チャンネル音声信号
y(k)からこの推定左チャンネル音声信号(k)を
差引く減算器22と、この減算器の出力である残差信号の
正負符号を出力する符号化回路23とより構成され、受信
側は左右チャンネルのスピーカ2r、2lと、右チャンネル
音声信号x(k)から推定左チャンネル音声信号 を合成する合成回路24とより構成され、この送信部と受
信部とは伝送路25、26により接続されている。なおx
(k)、y(k)左右チャンネルの各音声信号のkサン
プル時点の値を示す。
同図において、話者A1が発した音声X(ω)はマイク1
r、1lに収音され、このマイク入力信号YR(ω)、Y
L(ω)は伝播遅延ならびに室内の音声特性で決まる伝
達関数FR(ω)、GL(ω)により以下のように表され
る。ただし、ωは各周波数である YR(ω)=FR(ω)X(ω) ……(1) YL(ω)=GL(ω)X(ω) ……(2) さらに、左マイク入力信号YL(ω)は、推定回路21にお
ける因果律を保証するための遅延回路20でD(ω)なる
フラットな遅延を受け、遅延回路20まで含めた伝達関数
FL(ω)により以下のように表される。
r、1lに収音され、このマイク入力信号YR(ω)、Y
L(ω)は伝播遅延ならびに室内の音声特性で決まる伝
達関数FR(ω)、GL(ω)により以下のように表され
る。ただし、ωは各周波数である YR(ω)=FR(ω)X(ω) ……(1) YL(ω)=GL(ω)X(ω) ……(2) さらに、左マイク入力信号YL(ω)は、推定回路21にお
ける因果律を保証するための遅延回路20でD(ω)なる
フラットな遅延を受け、遅延回路20まで含めた伝達関数
FL(ω)により以下のように表される。
YL(ω)=D(ω)GL(ω)X(ω) =FL(ω)X(ω) ……(3) この左チャンネル音声信号YL(ω)は、減算器22に入力
される。
される。
また推定回路21は、これら左右チャンネルの音声信号YR
(ω)、YL(ω)を用いて、右チャンネル音声信号Y
R(ω)より左チャンネル音声信号YL(ω)を得る伝達
関数 G(ω)=FL(ω)/FR(ω) ……(4) を推定し伝達関数G(ω)の推定伝達関数G(ω)を生
成する。
(ω)、YL(ω)を用いて、右チャンネル音声信号Y
R(ω)より左チャンネル音声信号YL(ω)を得る伝達
関数 G(ω)=FL(ω)/FR(ω) ……(4) を推定し伝達関数G(ω)の推定伝達関数G(ω)を生
成する。
この推定回路は、第2図(A)に示す時間領域の推定左
チャンネル音声信号(k)を算出する適応トラスバー
サルフィルタ21aと、伝達関数G(ω)の推定インパル
ス応答(k)を逐次更新する修正回路21bとよりその
要部が構成され、この適応トランスバーサルフィルタ21
aと修正回路21bはクロックに同期して動作する。
チャンネル音声信号(k)を算出する適応トラスバー
サルフィルタ21aと、伝達関数G(ω)の推定インパル
ス応答(k)を逐次更新する修正回路21bとよりその
要部が構成され、この適応トランスバーサルフィルタ21
aと修正回路21bはクロックに同期して動作する。
またこの適応トランスバーサルフィルタ21aは、Nタッ
プのシフトレジスタ27と、推定インパルス応答(k)
と右チャンネル音声信号(k)の各成分ごとの乗算を
行なう乗算器28と、この結果の総和を求める加算器29と
よりなる。
プのシフトレジスタ27と、推定インパルス応答(k)
と右チャンネル音声信号(k)の各成分ごとの乗算を
行なう乗算器28と、この結果の総和を求める加算器29と
よりなる。
この推定回路21において、まず右チャンネル音声信号x
(k)は一段当たり1サンプル分の遅延を有するシフト
レジスタ27に入力され、時系列ベクトル X(k)=(x(k)、x(k−1)………、 x(k−N+1))T ……(5) (Tは転置ベクトルを示す) が生成される。
(k)は一段当たり1サンプル分の遅延を有するシフト
レジスタ27に入力され、時系列ベクトル X(k)=(x(k)、x(k−1)………、 x(k−N+1))T ……(5) (Tは転置ベクトルを示す) が生成される。
一方、推定伝達関数(ω)を時間領域で近似した推定
インパルス応答を (k)=(h1(k)、h2(k)、h3(k)………、 hN(k))T ……(6) とすると、以下の式により左チャンネル音声信号y
(k)の推定値(k)を得ることができる。
インパルス応答を (k)=(h1(k)、h2(k)、h3(k)………、 hN(k))T ……(6) とすると、以下の式により左チャンネル音声信号y
(k)の推定値(k)を得ることができる。
(k)=H(k)TX(k) ……(7) このとき、伝達関数G(ω)のインパルス応答系列Hが H=(h1、h2、………、hN)T ……(8) で表示できたとすると、伝達関数の推定が良好で (k)≒H ……(9) となったときに、左チャンネル音声信号推定置(k)
が実際の左チャンネル音声信号y(k)の良い近似とな
る。
が実際の左チャンネル音声信号y(k)の良い近似とな
る。
なお推定回路21における推定インパルス応答(k)の
推定は、修正回路21bにおいて逐次的に以下の演算を行
なうことにより成される。
推定は、修正回路21bにおいて逐次的に以下の演算を行
なうことにより成される。
(k+1) =(k)+αsign(e(k))X(k) ……(10) (ただし(0)=O) このアルゴリズムは公知のsignアルゴリズムである。な
お(10)式においてsign(e(k))は、第1図の減算
器22の出力 e(k)=y(k)−(k) ……(11) の符号であり、αは(10)式の収束速度および安定性を
決定する係数である。
お(10)式においてsign(e(k))は、第1図の減算
器22の出力 e(k)=y(k)−(k) ……(11) の符号であり、αは(10)式の収束速度および安定性を
決定する係数である。
以上の操作の後左チャンネル側のデータとしては1ビッ
トの残差符号sign(e(k))のみが伝送される。
トの残差符号sign(e(k))のみが伝送される。
一方受信側では、推定回路21と同じ構成の合成回路22を
有し、この合成回路22は伝送されてきた右チャンネル音
声信号x(k)および残差符号sign(e(k))より逐
次送信側の左チャンネル音声信号の推定結果を追跡し、
下式より推定左チャンネル音声信号 (周波数領域表示で を得る。
有し、この合成回路22は伝送されてきた右チャンネル音
声信号x(k)および残差符号sign(e(k))より逐
次送信側の左チャンネル音声信号の推定結果を追跡し、
下式より推定左チャンネル音声信号 (周波数領域表示で を得る。
(但し、 は合成回路における推定タップ係数系列、 ここで受信側の式(12)、(13)は送信側の式(7)、
(10)と同一であるため、左チャンネル音声信号の送受
の推定値 は となる。したがって推定回路において、インパルス応答
(k)の推定が進み、 (k)=H ……(15) になったときには となる。
(10)と同一であるため、左チャンネル音声信号の送受
の推定値 は となる。したがって推定回路において、インパルス応答
(k)の推定が進み、 (k)=H ……(15) になったときには となる。
また送話者が代ったときは、(k)≠Hとなるため一
時的に となり音像が乱れるが、推定回路21は常に動作している
ためすぐに(k)≒Hとなり、正しい音像に復旧して
ステレオ伝送が可能となる。
時的に となり音像が乱れるが、推定回路21は常に動作している
ためすぐに(k)≒Hとなり、正しい音像に復旧して
ステレオ伝送が可能となる。
なお遅延回路20は、推定回路21の適応トランスバーサル
フィルタ21aが左チャンネル音声信号の遅延した成分し
か合成できないのを防止するもので、左右マイクの中央
に送話者がいるときhN/2(k)にメインタップが位置す
るようにN/2サンプルの遅延を加えている。
フィルタ21aが左チャンネル音声信号の遅延した成分し
か合成できないのを防止するもので、左右マイクの中央
に送話者がいるときhN/2(k)にメインタップが位置す
るようにN/2サンプルの遅延を加えている。
このステレオ音声伝送システムの推定回路21および合成
回路22は、時間領域の適応トランスバーサルフィルタを
使用しているが、周波数領域の適応フィルタによって実
現することも可能である。
回路22は、時間領域の適応トランスバーサルフィルタを
使用しているが、周波数領域の適応フィルタによって実
現することも可能である。
また上記のステレオ音声伝送システムでは2チャンネル
のステレオ音声伝送を行なったが、本発明はこれに限定
されるものではなく、3チャンネル以上のステレオ音声
伝送を行なうこともできる。
のステレオ音声伝送を行なったが、本発明はこれに限定
されるものではなく、3チャンネル以上のステレオ音声
伝送を行なうこともできる。
[発明の効果] 以上説明したように本発明によれば、ステレオ伝送にお
いて主音声信号と残差符号のみを伝送するようにしたの
で、モノラル音声伝送に比べて数ビットの情報を増やし
ただけでステレオ伝送が可能となり、低伝送速度の伝送
路においても低コストで高品質のステレオ音声の伝送が
可能となる。
いて主音声信号と残差符号のみを伝送するようにしたの
で、モノラル音声伝送に比べて数ビットの情報を増やし
ただけでステレオ伝送が可能となり、低伝送速度の伝送
路においても低コストで高品質のステレオ音声の伝送が
可能となる。
【図面の簡単な説明】 第1図は本発明の一実施例を実施するステレオ音声伝送
システムの概略構成図、第2図は同システムの推定回路
の構成ブロック図、第3図は従来の遠隔会議システムの
概略構成図、第4図は従来のステレオ音声伝送システム
の構成図である。 21……推定回路 22……減算器 23……符号化器 24……合成回路
システムの概略構成図、第2図は同システムの推定回路
の構成ブロック図、第3図は従来の遠隔会議システムの
概略構成図、第4図は従来のステレオ音声伝送システム
の構成図である。 21……推定回路 22……減算器 23……符号化器 24……合成回路
Claims (3)
- 【請求項1】複数チャンネルの信号を伝送するステレオ
信号伝送方法において、送信側が、 前記複数チャンネルの信号のうち少なくとも1つのチャ
ンネルの信号を符号化して主情報として送信する手段
と、 前記複数チャンネルの信号のうち少なくとも2つのチャ
ンネルの信号間の伝達関数を推定し、この推定した伝達
関数に前記推定に用いた信号のうち一方の信号を入力し
て疑似ステレオ信号を生成し、この疑似ステレオ信号か
ら前記推定に用いた信号のうち他方の信号を差し引いて
残差ステレオ信号を生成し、この残差ステレオ信号を符
号化して付加情報として送信する手段と を備え、 受信側が、 受信した前記主情報を復号化する手段と、 受信した前記付加情報を復号化し、この復号化した残差
ステレオ信号と前記復号化した信号とを合成して伝達関
数を生成し、この伝達関数に前記復号化した信号を入力
して疑似ステレオ信号を生成する手段と を備えたことを特徴とするステレオ信号伝送方法。 - 【請求項2】特許請求の範囲第1項記載のステレオ信号
伝送方法に使用される符号化装置において、 複数チャンネルの信号のうち少なくとも1つのチャンネ
ルの信号を符号化する手段と、 前記複数チャンネルの信号のうち少なくとも2つのチャ
ンネルの信号間の伝達関数を推定する手段と、 この推定した伝達関数に前記推定に用いた信号のうち一
方の信号を入力して疑似ステレオ信号を生成する手段
と、 この疑似ステレオ信号から前記推定に用いた信号のうち
他方の信号を差し引いて残差ステレオ信号を生成する手
段と、 この残差ステレオ信号を符号化する手段と を具備することを特徴とする符号化装置。 - 【請求項3】特許請求の範囲第1項記載のステレオ信号
伝送方法に使用される復号化装置において、 少なくとも1つの符号化された信号を復号化する手段
と、 複数チャンネルの信号のうち少なくとも2つのチャンネ
ルの信号間の伝達関数を推定し、この推定した伝達関数
に前記推定に用いた信号のうち一方の信号を入力して疑
似ステレオ信号を生成し、この疑似ステレオ信号から前
記推定に用いた信号のうち他方の信号を差し引いて生成
され符号化された残差ステレオ信号を復号化する手段
と、 この復号化した残差ステレオ信号と前記復号化した信号
とを合成して伝達関数を生成する手段と、 この伝達関数に前記復号化した信号を入力して疑似ステ
レオ信号を生成する手段と を具備することを特徴とする復号化装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60217275A JPH0758939B2 (ja) | 1985-09-30 | 1985-09-30 | ステレオ信号伝送方法、符号化装置および復号化装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60217275A JPH0758939B2 (ja) | 1985-09-30 | 1985-09-30 | ステレオ信号伝送方法、符号化装置および復号化装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6276938A JPS6276938A (ja) | 1987-04-09 |
| JPH0758939B2 true JPH0758939B2 (ja) | 1995-06-21 |
Family
ID=16701584
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP60217275A Expired - Lifetime JPH0758939B2 (ja) | 1985-09-30 | 1985-09-30 | ステレオ信号伝送方法、符号化装置および復号化装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0758939B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2635684B2 (ja) * | 1988-05-31 | 1997-07-30 | 株式会社東芝 | ステレオ音声伝送システム |
| EP1500085B1 (en) * | 2002-04-10 | 2013-02-20 | Koninklijke Philips Electronics N.V. | Coding of stereo signals |
-
1985
- 1985-09-30 JP JP60217275A patent/JPH0758939B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6276938A (ja) | 1987-04-09 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| EXPY | Cancellation because of completion of term |