JPH075897Y2 - 歯面コーティング装置 - Google Patents

歯面コーティング装置

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JPH075897Y2
JPH075897Y2 JP1987131192U JP13119287U JPH075897Y2 JP H075897 Y2 JPH075897 Y2 JP H075897Y2 JP 1987131192 U JP1987131192 U JP 1987131192U JP 13119287 U JP13119287 U JP 13119287U JP H075897 Y2 JPH075897 Y2 JP H075897Y2
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Japan
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chamber
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JP1987131192U
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JPS6436061U (ja
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克年 長谷川
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Mitsubishi Motors Corp
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案はコーティング装置に関し、詳しくは、自動車部
品の表面に被膜を施すための装置に関する。
(従来の技術) 周知のように、金属同士の摺擦部にあっては、その表面
の仕上げ状態によって、摩擦係合の際の負荷が異なって
しまうことがあり、これによって摺擦音等の騒音を発生
させてしまう虞がある。
そこで、例えば、自動車部品のうちの摩擦係合を行うス
プラインに対してその表面に、低摩擦係数を持つポリア
ミド樹脂、所謂ナイロンを被覆して、金属同士の接触を
行わせないようにする場合がある。
このようなナイロン被覆を行うにあっては、第6図に示
すように、予め加熱されたスプライン軸Aを回転可能に
配置できる容器B内に流動可能、換言すれば、浮遊可能
な微細、具体的には、数10μmの粒径を持つナイロン粒
子を貯蔵し、この貯蔵部Cに一端を差し込まれた供給パ
イプDを合流させてポンプEからの高速空気を送ること
により、貯蔵部Cからのナイロン粒子を吸い上げて回転
しているスプライン軸Aのスプライン歯aに対して噴出
する噴射ノズルFとを設けた構造が用いられている。
上述した容器Bにおける貯蔵部Cは、上部に遮蔽板C1
が、そして下部に例えば、織布等のメッシュ部材C2が位
置しているものであり、そのメッシュ部材C2の下部に相
当する容器Bの側壁に挿通された送風パイプHからの空
気の供給を受けるようになっている。
すなわち、送風パイプHからの空気は、メッシュ部材C2
を透過して貯蔵部C内に達し、内部のナイロン粒子の塊
を粉砕して単一の微粒子とし、換言すれば、攪拌して、
供給パイプDでの吸入を容易にすると共に、スプライン
歯aに対し形成される被膜の層厚の均斉化を容易にして
いる。
(考案が解決しようとする問題点) ところで、上述した装置にあっては、貯蔵部C上に堆積
しているナイロン粒子を飛散攪拌してナイロン粒子の単
一化を行わせているが、送風パイプHからの送風空気に
含まれる湿気や貯蔵部Cに収容されている間に影響する
容器B内の湿気を原因として、自から吸湿性を持つナイ
ロン粒子が湿気を帯びることがある。
このように、湿気を帯びたナイロン粒子は、環境温度に
よって水滴を付着させる場合もあり、このことに起因し
てナイロン粒子の質量あるいは、粒子間での表面エネル
ギーに変化を来たし、送風パイプHからの空気による飛
散攪拌が満足に行えないことがある。
このため、このような問題の発生を防止する目的で、貯
蔵部C内のナイロン粒子を取りだして乾燥させることが
行われているが、このための管理作業が必要となり、ナ
イロン被覆工程での手間が多くかかると共に、乾燥のた
めの設備が必要となる等の新たな問題が生じる。
そこで本考案の目的は、従来のコーティング装置におけ
る問題に鑑み、コーティングに用いられる材料に対する
吸湿時の管理を不要にできるコーティング装置を得るこ
とにある。
(問題を解決するための手段) この目的を達成するため本考案は、摩擦係合を行なう歯
車部材の歯面に低摩擦係数の樹脂をコーティングする装
置において、前工程にて所定温度に加熱された歯車部材
が所定位置に保持されるコーティング室と、このコーテ
ィング室の下部に配設され遮蔽板によりコーティング室
と仕切られ吸湿性の高い微細粒子が収容される貯蔵室
と、貯蔵室の下部に配設されメッシュ部材により貯蔵室
と仕切られ加圧空気が導入される空気室との3室に区画
された容器と、空気室に接続され、加圧空気を空気室に
導入する導入パイプと、この導入パイプの途中部分で空
気室の近傍に配置されていて、加圧空気を加熱して除湿
する加熱機構と、コーティング室内において貯蔵室に接
続され貯蔵室内で除湿された微細粒子を吸い上げる吸入
部と、この吸入部から吸い上げられた微細粒子をコーテ
ィング室に保持された歯車部材の歯面へ噴射するノズル
とを有する噴射ノズルとにより構成されるものである。
(作用) 本考案によれば、メッシュ部材に送られる空気は湿気を
取り除かれ、また仮りに、貯蔵部内のナイロン粒子に水
滴が付着している場合には、乾質空気によって除湿され
る。
(実施例) 以下、第1図乃至第6図において本考案の実施例の詳細
を説明する。
第1図は、本考案実施例によるコーティング装置を示す
第6図相当の断面図であり、第6図に示したものと同一
構成部品は同符号で示してある。
本実施例の特徴は、メッシュ部材に向け加圧空気を送る
送風パイプの途中に乾質空気を生成する機構を設けた点
にある。
すなわち、上述した乾質空気の生成機構である加熱機構
10は、送風パイプHにおける開口端近傍に設けられてお
り、、例えば、同パイプ内に位置させたハニカムヒータ
10で構成されている。
このハニカムヒータ10は、その詳細を示さないが、ハニ
カム構造を成すブロック内に電気抵抗材をパターン化
し、このパターンの各端部に形成した電極にAC電源11を
接続したもので構成されている。
上述したハニカムヒータ10は、メッシュ部材C2に向け導
入される外気に含まれている湿気を完全に除去できる温
度に加熱され、換言すれば、飽和温度に相当する温度で
加熱されようになっている。
ところで、上述したコーティング装置に供されるスプラ
イン軸Aは、第3図に示すような工程を経てコーティン
グ装置に搬送されるが、その搬送に用いられる装置とし
ては、第4図に示すように、ワーク昇降用のシリンダ13
と、横移動用のシリンダ13′と、昇降用のシリンダ13の
アクチュエータの先端に装備されたチャック14とで構成
され、両シリンダ13、13′によって上昇⇒横送り⇒下降
により次の工程へ搬送される。
すなわち、上述したチャック14は、第5図示のように、
オリフィスを内部に有する基材14aと、この基材14aのオ
リフィスの小径部に連結された垂下パイプ14bと、この
垂下パイプ14bの開口端に一体化されたフランジ14cおよ
びフランジ14cの下面に固定されたパッキン14dとで構成
されたエアーチャックである。
一方、このチャック14により吸着されるスプライン軸A
は、その基部に、第5図示のように、球状の凹みa1が形
成され、真空保持されやすいようになっている。
本実施例は以上のような構造であるから、メッシュ部材
C2に送られる空気は除湿された乾質空気とされてナイロ
ン粒子と接触し、ナイロン粒子の飛散攪拌に供される。
一方、ナイロン粒子と接触する乾質空気は、貯蔵部C内
で充分にナイロン粒子と接触するうちに、ナイロン粒子
の除湿を行い、ナイロン粒子を、それ自体の質量が増加
するのを阻止する。
なお、上述した加熱機構10は、ハニカムヒータに代え
て、送風パイプHの外周を囲繞する通常のヒータとして
も良い。
また、上述した送風パイプHにおける容器側の開口端
は、単に切り落した形状とするのに代えて、第2図示の
ように、その中心部に空気の進行方向に対して先細とな
るテーパ状の吐出部材12を配置して、空気に速度の違い
を設定してメッシュ部材C2の全域に亘って空気が行き渡
るようにすることも可能である。
(考案の効果) 以上、本考案によれば、吸湿生を有する被覆用微細粒子
を吸引噴霧する前の段階で除湿するにあたって、微細粒
子の除湿を行なう空気を加熱機構により加熱し、完全に
除湿した状態で微細粒子と接触させることができ、微細
粒子における質量増加を未然に防ぐと共に、完全に除湿
された空気と微細粒子とが接触した際には、微細粒子の
浮遊性を低下させないで良好な除湿を実行することがで
き、これによって微細粒子の吸湿に対する管理を不要に
でき、管理設備の低減ができ、また、微細粒子の除湿直
後に噴射ノズルで歯車部材の歯面へコーティングを行な
うことができるので、膜厚の均一なコーティングがで
き、コーティング工程の後に行なわれる歯面の研磨作業
の工数を低減できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案実施例によるコーティング装置を示す断
面図、第2図は第1図に示したコーティング装置におけ
る一部変形例を示す断面図、第3図は本考案実施例によ
るコーティング装置を含むコーティングにかかる処理工
程に用いられる装置のレイアウト図、第4図は第3図に
おいて示した処理工程に用いられるスプライン軸の搬送
構造を示す概略図、第5図は第4図に示した搬送構造に
用いられるチャックを示す断面図、第6図は従来のコー
ティング装置を示す第1図相当の断面図である。 10……加熱機構、A……スプライン軸、B……容器、C
……貯蔵部、C1……遮蔽板,C2……メッシュ部材、D…
…吸引供給パイプ、F……噴射ノズル、H……送風パイ
プ、I……コーティング室、J……空気室。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】摩擦係合を行なう歯車部材(a)の歯面に
    低摩擦係数の樹脂をコーティングする装置において、 前工程にて所定温度に加熱された上記歯車部材(a)が
    所定位置に保持されるコーティング室(I)と、このコ
    ーティング室(I)の下部に配設され遮蔽板(C1)によ
    り上記コーティング室(I)と仕切られ吸湿性の高い微
    細粒子が収容される貯蔵室(C)と、上記貯蔵室(C)
    の下部に配設されメッシュ部材(C2)により上記貯蔵室
    (C)と仕切られ加圧空気が導入される空気室(J)と
    の3室に区画された容器(B)と、 上記空気室に接続され、上記加圧空気を上記空気室
    (J)に導入する導入パイプ(H)と、 この導入パイプ(H)の途中部分で上記空気室(J)の
    近傍に配置されていて、上記加圧空気を加熱して除湿す
    る加熱機構(10)と、 上記コーティング室(I)内において上記貯蔵室(C)
    に接続され上記貯蔵室(C)内で除湿された上記微細粒
    子を吸い上げる吸入部(D)と、この吸入部(D)から
    吸い上げられた上記微細粒子を上記コーティング室
    (I)に保持された上記歯車部材(a)の歯面へ噴射す
    るノズルとを有する噴射ノズル(F)と により構成されたことを特徴とする歯面コーティング装
    置。
JP1987131192U 1987-08-28 1987-08-28 歯面コーティング装置 Expired - Lifetime JPH075897Y2 (ja)

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JP1987131192U JPH075897Y2 (ja) 1987-08-28 1987-08-28 歯面コーティング装置

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JPS6436061U JPS6436061U (ja) 1989-03-06
JPH075897Y2 true JPH075897Y2 (ja) 1995-02-15

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ID=31387028

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS5465743A (en) * 1977-11-07 1979-05-26 Nissan Motor Co Ltd Equipment for fluidizing coating in powder coating

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JPS6436061U (ja) 1989-03-06

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