JPH0759230B2 - 連続真空フライヤー装置 - Google Patents

連続真空フライヤー装置

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JPH0759230B2
JPH0759230B2 JP25289390A JP25289390A JPH0759230B2 JP H0759230 B2 JPH0759230 B2 JP H0759230B2 JP 25289390 A JP25289390 A JP 25289390A JP 25289390 A JP25289390 A JP 25289390A JP H0759230 B2 JPH0759230 B2 JP H0759230B2
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JP
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container
oil
vacuum
fryer
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功三 小島
林  哲也
栄司 大野
武司 恒広
啓一 串間
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QP Corp
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Description

【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本発明は、天ぷら食品、油中乾燥食品あるいは水戻り乾
燥食品等を作る場合に好適に用いられる連続真空フライ
ヤー装置に関する。
「従来の技術およびその課題」 油中乾燥食品等は、例えば適宜大きさにスライスした原
料を、真空中で適宜温度の油に浸し、水分を蒸発させる
ことによって作られる。
従来、上記加熱処理を行ういわゆる真空フライヤー装置
はバッチ式のものが主流であり、バッチ式の装置は生産
性に劣る、一定品質の製品が得にくい等の問題があり、
信頼性の高い連続式の真空フライヤー装置の出現が望ま
れていた。
これまでに、いくつかの連続真空フライヤー装置が提案
されているが、いずれも作動が不安定であり、一定品質
の製品を得るには不適当であった。
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、その目
的とするところは、一定品質の製品が得られ、しかも条
件設定が行い易く多種製品が容易に得られる連続真空フ
ライヤー装置を提供することにある。
「課題を解決するための手段」 本発明では、真空装置によって内部が負圧に保持される
真空容器と、該真空容器とその近傍に配置される貯液容
器とを複数の円筒状ケーシングを介装して連結する搬送
通路と、前記複数の円筒状ケーシング内に該ケーシング
の内壁面に摺接するブレードを有して設置されかつそれ
らブレードによって前記搬送通路を常に遮断状態に保つ
回転バルブと、前記真空容器および貯液容器を循環する
ように前記搬送通路の両側内壁に沿って設けられかつ移
送方向適宜間隔置きに支持された処理容器が前記ブレー
ドと干渉しないよう前記回転バルブの速度と同期して移
送される搬送チェーンと、前記真空容器と前記貯液容器
の間に設けられ前記貯液容器から前記搬送通路を介して
真空容器側に漏れる液を貯液容器側へ戻す液戻し手段と
を備えてなり、前記真空容器には前記搬送チェーンの処
理容器内に装填されて連続的に搬送される被処理物を揚
げるための油容器が配設されるとともに、該油容器内に
所定温度の油を供給する油供給手段が配設されている構
成としている。
「作用」 搬送チェーンが駆動されると、被処理物は該搬送チェー
ンに支持された処理容器内に装填された状態で、貯液容
器から搬送通路を経て真空容器内に入る。
真空容器内において、被処理物は処理容器に装填された
状態のまま油容器内に至り、ここで所定温度の油に浸さ
れてその中に含まれる水分が蒸発される。このとき、真
空容器内は所定の真空度に保たれているので、被処理物
に含まれる水分の蒸発は促進される。
この後、真空容器内において、被処理物は処理容器とと
もに搬送チェーンによって搬送されながら、所定箇所で
排出され、その後空になった処理容器は前記搬送通路を
真空容器の外部へ出る。
そして、真空容器の外部で再び処理容器内に新たな原料
が装填され、再び真空容器内に入る。
以下、上記したサイクルが繰り返され、所定の含水量ま
で下げられた油中乾燥食品や水戻り乾燥食品等の製品が
連続的に得られる。
「実施例」 以下、本発明の一実施例を図面を参照して説明する。
図面中1は真空装置2によって内部が負圧に保持される
真空容器であり、該真空容器1の前部は(図中左方が前
部となる)搬送通路3を介して貯油容器4に接続され、
真空容器1、搬送通路3、貯油容器4、および貯油容器
4の前段に設けられる被処理物搬入部5を循環するよう
に搬送チェーン6が複数のスプロケット7を介して張設
され、該搬送チェーン6には被処理物を装填する、金網
等で作られた多孔質の壁あるいは底板を有する処理容器
8が所定間隔置きに支持されている。
前記貯油容器4から処理物搬入部5に至るまでの間に
は、噴出ノズル10aから温水が吹きつけられて主に処理
容器8を洗浄する洗浄部10、およびその後段に処理容器
8を乾燥させる乾燥部11が搬送チェーン6の移送路に沿
って配設されている。
また、前記処理物搬入部5では、所定量の被処理物が図
示せぬシリンダに押し出されて、蓋8aが開かれた処理容
器8内に自動的に装填されるようになっている。
搬送通路3には複数(この図では2個)の円筒状ケーシ
ング13,13が直列に介装され、それら円筒状ケーシング1
3には、その内壁面に摺接するブレード14を等角度置き
に複数枚有する回転バルブ15がモータ16によって回転さ
れるように設けられている。なお、図では一方の回転バ
ルブ15のみがモータ16によって回転されるようになって
いるが、他側の回転バルブ15も図示せぬ連結手段によっ
て前記モータ16に連結され、前記回転バルブ15と同速度
かつ同方向に回転されるようになっている。また、これ
ら回転バルブ15,15どうしはブレードが2枚のときには9
0度、3枚の場合には60度、4枚のときには45度となる
ようにそれぞれ位相差をもって回転されるようになって
おり、双方の回転バルブ15,15のうち一方の回転バルブ1
5のブレード14が搬送通路3を遮断しないときには、残
る他方の回転バルブのブレード14が搬送通路3を遮断
し、結局、常に搬送通路3を外部に対して遮断状態に保
つようになっている。そして、前記搬送通路3の両側内
壁には前記搬送チェーン6が配設され、この搬送チェー
ン6によって支持される前記処理容器8が前記ブレード
14の間を通過して搬送通路3を右方から左方へあるいは
その逆に搬送される。このときの搬送チェーン6の速度
は、処理容器8がブレード14と干渉しないよう前記回転
バルブ15の速度と同期して決定される。
また、前記貯油容器4、搬送通路3、および真空容器1
の前部の隔壁17aによって仕切られた貯油室17にはそれ
ぞれ油が満たされ、これにより、真空容器1内は外部に
対してシールされている。このように搬送通路3はシー
ルされているものの、若干の液漏れがあって圧力差に起
因して貯油容器から真空容器1側へ油が流れるが、この
油分は、真空容器1の貯油室17と貯油容器4とを接続す
る連通路18中に介装された、ポンプ19によって貯油容器
4側へ戻される。なお、図では、連通路18中にポンプ19
のほか熱交換器20を介装し、搬送通路3内の油を所定温
度に保って被処理物の予熱を行ってもよい。
真空容器1には、前記真空装置2の他、搬送チェーン6
に支持された処理容器8によって連続的に搬送される被
処理物を揚げるフライヤー21と、該フライヤー21に所定
温度の油を供給する油供給手段22が付設されている。
真空装置2は、後述する第1のフライヤー21aの上部に
空気や水蒸気等を吸い込む収集部24が設けられ、この収
集部24には油ミスト等を仕分けるフイルタ装置25が連通
路26を介して接続されるとともに、その先端に蒸気の流
速を利用して吸引するいわゆるエジェクタ方式の真空機
27が接続されて構成されている。なお、28はフイルタ装
置の底部に溜まった油を不定期に真空容器内に戻すため
の連通管である。
フライヤー21(21a〜21c)は、真空容器1の長手方向に
沿って直列に配された多分割構造(図では3分割構造)
になっている。
このように多分割構造にしたのは、この種のフライヤー
装置において真空容器1内を例えば真空度10torrに設定
するとき、10torrは油深に直すと150mm程度であり、フ
ライヤー21の油深を余り深く設定すると10torr付近での
蒸発条件が満たされなくなり、これを避けるため、でき
るだけフライヤー21の油深を浅く設定するためである。
また、被処理物に熱を加える条件を3つに分け、種々の
条件を与えて多種製品を供給でき易くするためでもあ
る。なお、各フライヤー21では油中に処理容器8を浸す
ため、前記搬送チェーン6の移送路がフライヤー21の底
部から所定深さ位置を通るように設定されている。
油供給手段21は、前記各フライヤー21に油を吐出する吐
出ノズル30aを先端に備える油供給路30と、フライヤー2
1に隣接して設けられ該フライヤー21からオーバーブロ
ーされる油を受ける油溜め部31に連通路32を介して接続
された戻りタンク33と、該戻りタンク33と前記油供給路
30を接続する連通路34に介装された、油ポンプ35および
熱交換器36から構成されている。
ここで、最初のフライヤー21aと2番目のフライヤー21b
あるいはそれと3番目のフライヤー21cでは、それぞれ
そこで加熱する被処理物の温度や含水量が異なり、それ
らフライヤーの後段側(図中右側)に行くに従って与え
る熱量が少なくて足りることから、最初のフライヤー21
aには吐出ノズル30aを多く配置し、後段に行くに従って
吐出ノズル30aの数を減らすようにしている。また、最
初のフライヤ21aの底面には蒸気よって加温される加熱
部37が設けられている。また、前記戻りタンク33はそれ
より所定高さ下がった位置の貯油タンク38に連通管39を
介して下面から接続されており、これに戻りタンク33内
は所定の負圧に保持されるとともに、この貯油タンク38
を通して上記油循環経路に油が補給できるようになって
いる。
また、40は最後段のフライヤー21cの後段に設けられた
製品排出部であり、ここではその直前に蓋8aが開かれた
処理容器8から、加熱処理された製品が自由落下されて
ホッパ41に落下される。ホッパ41には図示せぬ製品搬出
路がつながっており、この製品搬出路を介して製品は自
動的に外部に搬出される。なお、製品搬出路には大気に
対して真空容器1内を所定の真空圧に保持しつつ製品か
ら油を取り除く真空脱液装置が連設される。
次に、上記構成の連続真空フライヤ装置の作用について
説明する。
図示しない駆動機構によって搬送チェーン6が駆動さ
れ、該搬送チェーン6によって搬送される処理容器8内
には、被処理物搬入部5にて被処理物が填される。
装填された被処理物は、処理容器8とともに貯油容器4
から搬送通路3を経て真空容器1内に入る。
搬送通路3内を通過する際被処理物は処理容器8に装填
された状態のままブレード14,14の間を通ることとな
り、このとき、搬送チェーン6とともに同期して回転す
る回転バルブ15によって、搬送通路3は外部に対し遮断
状態が保持される。なお、圧力差によって貯油容器8か
ら真空容器1側に流れる若干の油分は、ポンプ19によっ
て貯油容器4側に戻される。
真空容器1の内部は真空装置2によってあらかじめ所定
の真空度に下げられており、ここに移送された被処理物
は、まず第1のフライヤー21aにて所定温度の油中に浸
される。第1のフライヤーでは吐出ノズル30aから加熱
された油が向流あるいは並流の形で絶えず供給され、こ
の供給油は非処理物を加熱したのち、10℃〜5℃の降下
温度をもってオーバーフローされて油溜め部31に至る。
そして、オーバフローさされた油は下方の戻りタンク33
を通ってポンプ35により加圧され、熱交換器36で所定温
度まで加温されて再び吐出ノズル30aからフライヤー21a
へ供給される。この油の流れは各フライヤ21a〜21cとも
共通である。
このように各フライヤー21にて高温油を循環させること
によって、被処理物を加熱処理し、所定の含水分量に下
げることができる。
具体的には、例えば野菜や果物では、135℃の油を供給
し、約7分程度で3%の含水量に下げることができ、こ
れによって油中乾燥食品を得ることができる。
肉類や魚類を加熱処理して水戻り製品にするには、最初
のフライヤー21aにて40℃以下の低温油を供給し、45%
以下の含水量となった時点で、他のフライヤー21b,21c
に順次移し、所定の高温油を供給して加熱処理すること
により、水を加えて戻す性質の所望の乾燥製品を得るこ
とができる。
所定の含水量まで下げられた被処理物は、製品搬出部40
にてホッパ41を介して外部に排出される。
製品が取り除かれた処理容器8は、前記搬送通路3およ
び貯油容器4を経て真空容器1の外部に至り、洗浄部10
および乾燥部11を経て再び搬被処理物搬入部5へ至る。
以上が1サイクルであり、これが連続的に繰り返される
ことによって、所定含水量まで下げられた製品を連続的
に得ることができる。
なお、上記実施例では、複数のフライヤー21a〜21cを真
空容器1で長手方向に直列的に配置させた構造とした
が、これに限られることなく、真空容器1として箱型の
タンクあるいは径太で短い有底円筒状のタンク等を用い
る場合には、該真空容器の内部にてフライヤー21を上下
方向に多段に積み重ねて配置してもよい。
「発明の効果」 以上説明したように本発明によれば、貯液容器並びに搬
送通路に介装した回転バルブによって、被処理物の連続
的な出し入れを許容しつつ真空容器外部に対しシールす
ることができ、かつ該真空容器内にて被処理物に所定温
度の油を供給して加熱処理することができ、もって安定
した処理が行えて一定品質の製品が得られる。しかも供
給する油の温度を適宜設定したり真空度を適宜設定する
こと等の条件設定が行い易いことから多種製品も容易に
得られる。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の一実施例を示す概略断面図である。 1……真空容器、2……真空装置、3……搬送通路、4
……貯油容器、5……被処理物搬入路、6……搬送チェ
ーン、7……処理容器、13……円筒ケーシング、14……
ブレード、15……回転バルブ、19……ポンプ(液戻し手
段)、21(21a〜21c)……フライヤー、22……油供給手
段。
フロントページの続き (72)発明者 大野 栄司 東京都大田区蒲田本町1―9―3 株式会 社新潟鉄工所事業開発センター内 (72)発明者 恒広 武司 東京都大田区蒲田本町1―9―3 株式会 社新潟鉄工所事業開発センター内 (72)発明者 串間 啓一 東京都渋谷区渋谷1丁目4番13号 キユー ピー株式会社内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】真空装置によって内部が負圧に保持される
    真空容器と、該真空容器とその近傍に配置される貯液容
    器とを複数の円筒状ケーシングを介装して連結する搬送
    通路と、前記複数の円筒状ケーシング内に該ケーシング
    の内壁面に摺接するブレードを有して設置されかつそれ
    らブレードによって前記搬送通路を常に遮断状態に保つ
    回転バルブと、前記真空容器および貯液容器を循環する
    ように前記搬送通路の両側内壁に沿って設けられかつ移
    送方向適宜間隔置きに支持された処理容器が前記ブレー
    ドと干渉しないよう前記回転バルブの速度と同期して移
    送される搬送チェーンと、前記真空容器と前記貯液容器
    の間に設けられ前記貯液容器から前記搬送通路を介して
    真空容器側に漏れる液を貯液容器側へ戻す液戻し手段と
    を備えてなり、 前記真空容器には前記搬送チェーンの処理容器内に装填
    されて連続的に搬送される被処理物を揚げるための油容
    器が配設されるとともに、該油容器内に所定温度の油を
    供給する油供給手段が配設されていることを特徴とする
    連続真空フライヤー装置。
JP25289390A 1990-09-21 1990-09-21 連続真空フライヤー装置 Expired - Lifetime JPH0759230B2 (ja)

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JPH04132527A JPH04132527A (ja) 1992-05-06
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JP3544606B2 (ja) * 1997-06-30 2004-07-21 旭エンジニアリング株式会社 連続式真空乾燥装置と方法
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