JPH075949Y2 - 止め輪圧入装置の圧入刃 - Google Patents

止め輪圧入装置の圧入刃

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JPH075949Y2
JPH075949Y2 JP4951790U JP4951790U JPH075949Y2 JP H075949 Y2 JPH075949 Y2 JP H075949Y2 JP 4951790 U JP4951790 U JP 4951790U JP 4951790 U JP4951790 U JP 4951790U JP H075949 Y2 JPH075949 Y2 JP H075949Y2
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fitting blade
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敏洋 新名
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株式会社本田ロック
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野)本考案は、E型リング等の止め輪
の圧入装置における圧入刃の構造に関するものである。
(従来技術)車両用ドアのシリンダ錠には、その後端に
ロータと一体に回動するカムプレートが取付けられてい
る。そして、このカムプレートの回動端は、ドアロック
装置のロッキングレバーにロッドを介して連結されてお
り、キーの回動操作によってドアを施解錠することがで
きるようにされている。
ドアシリンダ錠のロータにカムプレートを取付ける手段
としては、通常、以下のような方法が採られている。す
なわち、ロータの後端に係止段部を形成し、ロータの後
端からカムプレートを挿通し、前記係止段部にE型リン
グ等の止め輪を圧入係止させることにより、カムプレー
トをロータに抜止めして取付けるようにするものであ
る。
上記したE型リング等の止め輪は、圧入装置を用いて圧
入されるのを一般としている。この種の圧入装置におい
ては、通常、止め輪を積層したマガジンから圧入刃先端
部に止め輪を供給し、エア圧又はオイル圧を利用して圧
入刃を摺動させることにより、圧入刃の前方にセットさ
れたシリンダ錠のロータ後端の係止段部に止め輪を圧入
するようにされている。
ところで、上記した従来の圧入装置における圧入刃の止
め輪保持構造としては、(a)圧入刃先端にエア吸引孔
を設け、そのエア吸引力によって止め輪を保持するエア
吸引方式,(b)圧入刃を磁化させ、その磁力によって
止め輪を保持するマグネット方式,(c)圧入刃先端に
相対する一対の係合爪を揺動自在に設けると共に、その
係合爪の間にコイルスプリングを設け、そのスプリング
の付勢力によって止め輪を挟持して保持する係合爪挟持
方式等が知られている。
(考案が解決しようとする課題)しかしながら、エア吸
引方式やマグネット方式では、止め輪の保持力が弱いた
め、圧入時に止め輪が圧入刃から脱落してしまう恐れが
ある。また、係合爪挟持方式は、その構造が複雑となる
ため、圧入刃自体が大型化すると共にその製造コストも
高くなるという問題点がある。
(課題を解決するための手段)本考案は、従来技術の上
記のような問題点を解決することを目的とするものであ
り、その手段として、止め輪圧入装置の基板に摺動自在
に設けられた圧入刃であって、基部から摺動方向に延び
る一対のアームを備え、両アームはその先端にそれぞれ
支持部及び係合部を有すると共に、両アーム間に跨がっ
て基板側に固定されたパイロットピンの径より巾小の係
合溝を摺動方向に有し、圧入刃の後退位置では、パイロ
ットピンが係合溝に係合して両アームが拡開することに
より、止め輪が圧入刃の前記支持部に載置可能とされる
一方、圧入刃の前進位置では、パイロットピンが係合溝
から離脱することにより、止め輪が圧入刃の前記係合部
によって挟持され被圧入部に圧入可能とされるようにし
たものである。
(実施例)以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明
する。
第1図は本考案に係る止め輪圧入装置の圧入刃を示す平
面図、第2図は止め輪圧入装置を示す平面図、第3図は
その縦断面図、第4図は本考案に係る止め輪圧入装置の
圧入刃の作動説明図である。
第2図,第3図に示すように、止め輪圧入装置Aの基板
1には、その上面にガイド板2が取付けられている。こ
のガイド板2には、その前部(第3図における左側)に
ガイド溝2aが凹設されており、該ガイド溝2aによって後
述する圧入刃3を摺動自在にガイドするようにされてい
る。また、ガイド溝2aの上方には、シリンダ錠21をセッ
トするためのワーク載置台4が取付けられており、該ワ
ーク載置台4にシリンダ錠21をセットした状態において
は、シリンダ錠ロータの係止段部21aのみが前記ガイド
溝2a内に突出した状態となるようにされている。前記ガ
イド板2には、その後部(第3図における右側)にガイ
ド孔2bが穿設されており、該ガイド孔2bには摺動板6が
摺動自在に配設されている。この摺動板6には、圧入刃
支持板7を介して圧入刃3の後端が連結されており、摺
動板6を摺動させることより、圧入刃3を前進あるいは
後退させることができるようにされている。尚、圧入刃
3は、その上面が圧入刃押え板25によりガイドされた状
態にされている。また、摺動板6は、連結板8を介して
エアシリンダ9に連結されており、該エアシリンダ9を
作動させることにより、摺動板6をガイド孔2b内で摺動
させることができるようにされている。ここで、エアシ
リンダ9は、基板1の下面にエアシリンダ取付板10を介
して固定されており、止め輪圧入装置Aの所定個所に設
けられた起動ボタン(図示せず)を1回押すごとに1ス
トロークだけ作動するようにされている。尚、基板1に
は、所定箇所にリミットスイッチ(図示せず)が設けら
れており、該リミットスイッチによって前記摺動板6の
摺動方向を切換えることができるようにされている。前
記ガイド板2には、マガジン取付板11を介してマガジン
12が固定されており、圧入刃3が後退位置にあるときに
圧入刃3の先端がマガジン12の直下に位置するようにさ
れている。前記マガジン12には複数枚のE型リング18が
積層されており、これにより後退位置にある圧入刃3の
先端にE型リング18を供給することができるようにされ
ている。
第1図ないし第3図に示すように、前記圧入刃3には、
その略中央部に貫通孔3cが穿設されており、該貫通孔3c
から先端に向かってスリット3dを設けることにより、一
対のアーム3a,3bが形成されている。そして、アーム3a,
3bは、互いに離れる方向に僅かに弾性変形可能とされて
いる。前記アーム3a,3bには、その先端にE型リング18
を支えるための支持部14a,14bと、E型リング18を挟持
するための係合部15a,15bとがそれぞれ形成されてい
る。ここで、支持部14a,14bの支持面は、圧入刃3の上
面から丁度E型リング18一枚分の厚みだけ段差を有して
形成されている。また、係合部15a,15bの係合面は、そ
の後方がE型リング18の径より小さな円弧面となってお
り、その端部には、角部に形成することにより、E型リ
ング18を押圧するための押圧部22a,22bが設けられてい
る。また、前記圧入刃3の下面には、前記一対のアーム
3a,3bに跨がって摺動方向に延びる嵌合溝3eが凹設され
ており、圧入刃3の前進位置においては該嵌合溝3eに前
記基板1に植設されたパイロットピン13の上部が嵌合す
るようにされている。ここで、嵌合溝3eは、パイロット
ピン13の直径と同一巾に形成されている。また、嵌合溝
3eの前方には、該嵌合溝3eと連続して係合溝3fが形成さ
れている。この係合溝3fは、前記パイロットピン13の直
径よりやや巾小に形成されており、圧入刃3を後退させ
てパイロットピン13を係合溝3fに係入させることによ
り、前記一対のアーム3a,3bを拡開させ、係合部15a,15b
間の距離をE型リング18の直径よりも大きくさせて前記
マガジン12からアーム3a,3b先端の前記支持部14a,14bに
E型リング18を供給することができるようにされてい
る。そして、圧入刃3を前進させてパイロットピン13を
係合溝3fから離脱させることにより、拡開した前記一対
のアーム3a,3bを元の状態に復帰させれば、アーム3a,3b
先端の前記係合部15a,15bによってE型リング18をしっ
かりと挟持することができるようにされている。このよ
うに、コイルスプリングを介在させることなく圧入刃3
自身の有する弾性力によってE型リング18を挟持するよ
うにしたことにより、圧入刃3先端の構造が簡単となる
ので、製造コストの低減を計ることができると共に、保
持力を大きくすることができるので、圧入時にE型リン
グ18が圧入刃3から脱落してしまうこともない。
次に本実施例の作用について説明する。
第2図,第3図に示すように、最初、摺動板6は、ガイ
ド板2のガイド孔2bの後端に当接した状態にあり、圧入
刃3は後退した状態にある。このとき、パイロットピン
13は、圧入刃3の係合溝3fに係入した状態にあり、これ
により圧入刃3の一対のアーム3a,3bは僅かに拡開した
状態となっている。また、マガジン12に積層されたE型
リング18は、その自重により圧入刃3の支持部14a,14b
に当接した状態にある(第4図(a)参照)。この状態
で、ワーク載置台4に、後端にカムプレート19が挿通さ
れたシリンダ錠21を回転方向かつ軸方向に位置決めして
セットする。このセット状態において、シリンダ錠ロー
タ後端の係止段部21aはガイド溝2a内に突出した状態と
なっている。
上記のようにしてシリンダ錠21をセットした後、起動ボ
タンを押すと、エアシリンダ9が作動し、このエアシリ
ンダ9が連結板8,摺動板6を介して圧入刃5を前進させ
る。すると、圧入刃3先端の2ケ所の押圧部22a,22bが
マガジン12からE型リング18を2点で押して回転させる
ことなく一枚だけ押す。このとき、他のE型リング18
は、圧入刃3の上面に当接して保持された状態にある。
圧入刃3が前進していくと、パイロットピン13が圧入刃
3の前記係合溝3fから離脱し、開いていたアーム3a,3b
が元の状態に復帰する。そして、圧入刃3先端の係合部
15a,15bがE型リング18をしっかりと挟持する(第4図
(b))。圧入刃3がさらに前進していくと、圧入刃3
の先端に挟持されたE型リング18の一対の係合爪がシリ
ンダ錠ロータ後端の係止段部21aに当接する(第4図
(c))。そして、E型リング18は、一旦押広げられ
(このとき、アーム3a,3bも押広げられる)、係止段部2
1aに圧入される(第4図(d))。こうして、カムプレ
ート19がシリンダ錠ロータの後端に抜け止めされた状態
で取付けられる。圧入刃3の先端がこの圧入位置までく
ると、基板1の所定箇所に設けられたリミットスイッチ
によってエアシリンダ9が逆方向に作動されて摺動板6
の摺動方向が切換えられ、圧入刃3が後退していく。圧
入刃3が後退していくと、パイロットピン13が再び係合
溝3fに係入し、これによりアーム3a,3bが再び拡開す
る。摺動板6が前記ガイド孔2bの後端面に当接すること
で1工程が終了するが、このとき圧入刃3の先端部はマ
ガジン12の下方に再び位置しており、圧入刃3の上面に
当接していたE型リング18はその自重により圧入刃3先
端部の支持部14a,14bに当接する。この後、ワーク載置
台4から作業済のシリンダ錠21を取外し、次のシリンダ
錠21をセットする。以上の動作を繰り返すことにより、
シリンダ錠21へのE型リング18の圧入を次々と行うこと
ができる。
尚、上記実施例においては、エア圧を利用した止め輪圧
入装置を示しているが、レバー等の手動で行う圧入装置
にも使用可能である。また、シリンダ錠に限らず、その
他の部品にE型リング等の止め輪を圧入するに際しても
使用できるものである。
(考案の効果)本考案では、止め輪圧入装置の圧入刃を
上記のように構成し、コイルスプリングを介在させるこ
となく圧入刃自身の有する弾性力によって止め輪を挟持
するようにしたことにより、圧入刃先端の構造が簡単と
なるので、製造コストの低減を計ることができると共
に、保持力を大きくすることができるので、圧入時に止
め輪が圧入刃から脱落してしまうこともないというすぐ
れた効果がある。また、止め輪を支持し、マガジンから
取出し、それ自身の弾性両によって止め輪を把持し、そ
して圧入するという一連の動作を、パイロットピンとの
協働作用により圧入刃を複雑にすることなくシンプルな
構成にて達成することができるというすぐれた効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る止め輪圧入装置の圧入刃を示す平
面図、第2図は止め輪圧入装置を示す平面図、第3図は
その縦断面図、第4図は本考案に係る止め輪圧入装置の
圧入刃の作動説明図である。 A……止め輪圧入装置、1……基板 3……圧入刃、3a,3b……アーム 3f……係合溝、13……パイロットピン 14a,14b……支持部、15a,15b……係合部 18……E型リング

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】止め輪圧入装置の基板に摺動自在に設けら
    れた圧入刃であって、基部から摺動方向に延びる一対の
    アームを備え、両アームはその先端にそれぞれ支持部及
    び係合部を有すると共に、両アーム間に跨がって基板側
    に固定されたパイロットピンの径より巾小の係合溝を摺
    動方向に有し、圧入刃の後退位置では、パイロットピン
    が係合溝に係合して両アームが拡開することにより、止
    め輪が圧入刃の前記支持部に載置可能とされる一方、圧
    入刃の前進位置では、パイロットピンが係合溝から離脱
    することにより、止め輪が圧入刃の前記係合部によって
    挟持され被圧入部に圧入可能とされるようにしたことを
    特徴とする止め輪圧入装置の圧入刃。
JP4951790U 1990-05-11 1990-05-11 止め輪圧入装置の圧入刃 Expired - Lifetime JPH075949Y2 (ja)

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