JPH0759609B2 - 高分子ポリマーの精製方法 - Google Patents

高分子ポリマーの精製方法

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JPH0759609B2
JPH0759609B2 JP1235142A JP23514289A JPH0759609B2 JP H0759609 B2 JPH0759609 B2 JP H0759609B2 JP 1235142 A JP1235142 A JP 1235142A JP 23514289 A JP23514289 A JP 23514289A JP H0759609 B2 JPH0759609 B2 JP H0759609B2
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polymer
purifying
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英雄 天池
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NGK Insulators Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は高分子ポリマー中に各種塩類等が混在する粗高
分子ポリマーを精製する高分子ポリマーの精製方法に関
する。
(従来技術) 従来、粗高分子ポリマーを精製する高分子ポリマーの精
製工程において、各種の塩類を除去するためにイオン交
換樹脂を使用する方法がある。
(発明が解決しようとする課題) ところで、イオン交換樹脂を用いる高分子ポリマーの精
製方法においては高分子ポリマー以外のものをイオン交
換樹脂にて吸着して除去するものであるが、高分子ポリ
マー自体も吸着されるため高分子ポリマーの損失がかな
りある。また、かかる精製方法においてはイオン交換樹
脂を早期に洗浄して再生する必要があり、高分子ポリマ
ーの精製に手数がかかる。
従って、本発明の目的は高分子ポリマーの精製にセラミ
ックフィルタを使用して上記した問題に対処することに
ある。
(課題を解決するための手段) 本発明は高分子ポリマー中に各種塩類等が混在する粗高
分子ポリマーを精製する高分子ポリマーの精製方法であ
り、前記粗高分子ポリマー中に高分子化反応にて用いた
溶媒を添加して稀釈化された被処理液を形成し、この被
処理液をセラミックフィルタを収容した濾過器に供給し
て同フィルタの一側に沿って流動しつつ循環させ、この
間前記被処理液の一部を差圧により前記フィルタの他側
へ透過させて流出させることを特徴とするものである。
(発明の作用・効果) かかる精製方法においては、粗高分子ポリマー中に溶媒
を添加して形成した被処理液中では高分子ポリマー以外
の塩類等の混在物質は溶解した状態にあるとともに高分
子ポリマーは分散状態にあり、かかる被処理液をセラミ
ックフィルタの一側に沿って流動しつつ循環させると、
被処理液の一部が差圧によりフィルタの他側へ透過して
流出する。この流出した濾液中には上記した混在物質が
溶解しているとともに、残存する被処理液中の高分子ポ
リマーの純度が高められ、被処理液の溶媒による稀釈お
よびセラミックフィルタの篩分け作用により同被処理液
中の上記混在物質は皆無またはこれに近くなり、精製さ
れた高分子ポリマーが得られる。かかる精製工程におい
て、被処理液中の高分子ポリマーの一部はフィルタの一
側に付着して堆積するが、被処理液は常にフィルタの一
側に沿って流動しているためポリマーの堆積厚みは被処
理液による剪断力にてほぼ一定に保持され、被処理液の
透過が安定した状態で長時間持続する。従って、本発明
の精製方法によれば純度の高い高分子ポリマーを効率よ
く精製することができる。
(実施例) 以下本発明を図面を参照して説明するに、第1図には本
発明の精製方法を実施するための精製装置が示され、か
つ第2図には同精製方法の実験結果の一例が示されてい
る。
(1)精製装置 第1図に示す精製装置は本発明の精製方法の一例を実施
するためのもので、循環タンク11、循環ポンプ12および
濾過器13を備え、これらのものは循環管路中に直列的に
連結されている。かかる循環管路を構成する供給管路14
aの循環タンク11と濾過器13間には循環ポンプ12が介装
され、かつ同ポンプ12と循環タンク11間にはドレン管路
15aが連結されており、かかる供給管路14aの先端は濾過
器13に連結されて濾過器13に収容した筒状のセラミック
製フィルタ13aの内周側に連通している。循環管路を構
成する還流管路14bの基端は濾過器13に連結された供給
管路14aと同様フィルタ13aの内周側に連通しており、ま
た同濾過器13に連結された流出管路15bはフィルタ13aの
外周側に連通している。当該精製装置においては、酢酸
ビニルポリマーの懸濁重合装置の重合缶21に連結する冷
却用タンク22に循環タンク11が連結されていて、循環タ
ンク11には重合反応後冷却された懸濁液が供給される。
また、この循環タンク11内には給水管路15cを通して純
水が供給され、循環タンク11内に収容した懸濁液を稀釈
して被処理液が調製される。
しかして、当該精製装置において循環タンク11内で調製
された被処理液は循環ポンプ12の駆動により循環されて
濾過器13に供給され、被処理液は濾過器13内においては
フィルタ13aの内周側に沿って流動し、この間フィルタ1
3aの内外周側間の差圧により被処理液の一部が透過して
濾液として流出管路15bから流出する。これにより、被
処理液中の酢酸ビニルポリマーは処理液中に残存し、被
処理液中の他の混在物質は濾液中に溶解した状態で除去
される。なお、被処理液の精製処理後循環タンク11内に
残存する処理液はドレン管路15aを通して系外に流出さ
れ、同様にフィルタ13aの内周面に堆積するケークは純
水を用いたフィルタ13aの逆洗により剥離されて純水と
ともに系外に流出される。これらの流出物は遠心分離機
にて水分を除去され、さらに乾燥機にて乾燥されて純度
の高い酢酸ビニルポリマーとなる。
(2)精製実験 第1図に示す精製装置を用いて酢酸ビニルポリマーの重
合工程において、同ポリマーの精製実験を下記の条件に
より行った。
・被処理原液:懸濁重合終了後冷却した酢酸ビニルポリ
マーおよび各種塩類を含む液、SS濃度100g/、比重1.0
2(25℃)、粘度1.3cp(40℃)、PH3.5(25℃)、電気
伝導度527μS/cm(25℃) ・添加溶媒:純水。電気伝導度1μS/cm ・フィルタ:円筒状セラミックフィルタ、外径10mm、内
径7mm、長さ500mm1本、濾過面積0.011m2、平均細孔径0.
2μm ・濾過:被処理原液10中に純水10を添加して20の
被処理液を調製し、この被処理液をフィルタに循環供給
して濾液の流出量が10となる時点で供給を停止(濾過
回数1)。次いで残りの被処理液10中に純水10を添
加してさらに20の被処理液を調製し、上記と同様の濾
過処理(濾過回数2)を行い、かかる濾過処理を繰返し
行った。
・評価法:各濾過処理後の残液の電気伝動度の測定を行
い、電気伝導度の低下に基づいて酢酸ビニルポリマー懸
濁液中の混在物質の除去の程度を推定した。
かかる条件により行った精製実験の結果を第2図のグラ
フに示す。かかるグラフに示すように、電気伝動度が52
7μS/cmであった被処理原液は濾過回数1回で電気伝動
度82μS/cm、濾過回数2回で電気伝動度9μS/cm、濾過
回数3回で電気伝動度1.5μS/cmとほぼ純水と同じ値と
なり、濾過処理を3回繰返すことにより高純度の酢酸ビ
ニルポリマー懸濁液が得られることを知得した。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の精製方法を実施するに適した精製装置
の概略構成図、第2図は同精製方法の一例の結果を示す
グラフである。 符号の説明 11……循環タンク、12……循環ポンプ、 13……濾過器、13a……フィルタ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】高分子ポリマー中に各種塩類等が混在する
    粗高分子ポリマーを精製する高分子ポリマーの精製方法
    であり、前記粗高分子ポリマー中に高分子化反応にて用
    いた溶媒を添加して稀釈化された被処理液を形成し、こ
    の被処理液をセラミックフィルタを収容した濾過器に供
    給して同フィルタの一側に沿って流動しつつ循環させ、
    この間前記被処理液の一部を差圧により前記フィルタの
    他側へ透過させて流出させることを特徴とする高分子ポ
    リマーの精製方法。
JP1235142A 1989-09-11 1989-09-11 高分子ポリマーの精製方法 Expired - Lifetime JPH0759609B2 (ja)

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JP2515008B2 (ja) * 1988-08-29 1996-07-10 綜研化学株式会社 ポリマ―粒子の精製方法

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