JPH075960B2 - 冷間鍛造用鋼の製造方法 - Google Patents
冷間鍛造用鋼の製造方法Info
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- JPH075960B2 JPH075960B2 JP60161723A JP16172385A JPH075960B2 JP H075960 B2 JPH075960 B2 JP H075960B2 JP 60161723 A JP60161723 A JP 60161723A JP 16172385 A JP16172385 A JP 16172385A JP H075960 B2 JPH075960 B2 JP H075960B2
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Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、機械構造用鋼を素材とする部品、例えばスピ
ンドル,ジョイント,ギヤなどの機械部品の素材として
使用される冷間鍛造用鋼の製造法に関するものであり、
更に詳しくは、中低炭素の低合金鋼のSi,Mn含有量を減
少させることによって冷間鍛造性を良好なものとし、B
及びTiを添加することによって焼入性を保証すると共
に、熱間圧延の加熱温度及び仕上温度を規制することに
よってさらに冷間鍛造性を改善した冷間鍛造用鋼の製造
法に関するものである。
ンドル,ジョイント,ギヤなどの機械部品の素材として
使用される冷間鍛造用鋼の製造法に関するものであり、
更に詳しくは、中低炭素の低合金鋼のSi,Mn含有量を減
少させることによって冷間鍛造性を良好なものとし、B
及びTiを添加することによって焼入性を保証すると共
に、熱間圧延の加熱温度及び仕上温度を規制することに
よってさらに冷間鍛造性を改善した冷間鍛造用鋼の製造
法に関するものである。
鋼の冷間鍛造加工は、従来の熱間鍛造や切削加工にくら
べ、生産性がよく、大量生産に適しており、製品の寸法
精度もよい。また、材料歩留りがよく、工程の自動化や
高速化の要求にも応じ得るため、機械構造用部品の生産
に広く応用されて来た。特に最近では形状が大きく複雑
で加工度の大きい部分への適用が要望されて来た。
べ、生産性がよく、大量生産に適しており、製品の寸法
精度もよい。また、材料歩留りがよく、工程の自動化や
高速化の要求にも応じ得るため、機械構造用部品の生産
に広く応用されて来た。特に最近では形状が大きく複雑
で加工度の大きい部分への適用が要望されて来た。
ところで、鋼の冷間鍛造性を高めると共に鍛造型の寿命
を増大させるためには、鋼のC含有量が低いことが望ま
しい。しかし、C含有量を低くした場合には高周波焼入
性が低下し、所望の表面硬さおよび硬化層深さが得られ
ないという問題点があった。そこで、冷間鍛造製品の大
形化と高周波焼入性の保証の必要性からC含有量の高い
鋼の冷間鍛造性の改善が要望された。
を増大させるためには、鋼のC含有量が低いことが望ま
しい。しかし、C含有量を低くした場合には高周波焼入
性が低下し、所望の表面硬さおよび硬化層深さが得られ
ないという問題点があった。そこで、冷間鍛造製品の大
形化と高周波焼入性の保証の必要性からC含有量の高い
鋼の冷間鍛造性の改善が要望された。
鋼の冷間鍛造加工におけるかかる問題点を解決すべく提
案されたのが特公平1−38847号の冷間鍛造用鋼であっ
て、Si,Mnの含有量を減少させることによって冷間鍛造
性を確保し、BおよTiを添加することによって焼入性を
保証するものである。
案されたのが特公平1−38847号の冷間鍛造用鋼であっ
て、Si,Mnの含有量を減少させることによって冷間鍛造
性を確保し、BおよTiを添加することによって焼入性を
保証するものである。
本発明は先に提案された特公平1−38847号の冷間鍛造
用鋼をさらに改良すべくなされたものであって、先の提
案よりもさらに冷間鍛造性を改善すると共に、浸炭焼入
れする肌焼合金鋼、及び焼入焼もどしする強靭合金鋼に
も適用可能な冷間鍛造用鋼の製造方法を提供することを
目的とする。
用鋼をさらに改良すべくなされたものであって、先の提
案よりもさらに冷間鍛造性を改善すると共に、浸炭焼入
れする肌焼合金鋼、及び焼入焼もどしする強靭合金鋼に
も適用可能な冷間鍛造用鋼の製造方法を提供することを
目的とする。
上記問題点を解決すべく発明者等は鋭意研究を重ねた結
果、先の提案に係る冷間鍛造用鋼の圧延を低温で行うこ
とにより一層冷鍛性が改善されると共に高周波焼入れす
る炭素鋼のみならず浸炭焼入れする肌焼合金鋼及び焼入
焼もどしする強靭合金鋼にも適用可能であることを新た
に見出して本発明を完成するに至ったものである。
果、先の提案に係る冷間鍛造用鋼の圧延を低温で行うこ
とにより一層冷鍛性が改善されると共に高周波焼入れす
る炭素鋼のみならず浸炭焼入れする肌焼合金鋼及び焼入
焼もどしする強靭合金鋼にも適用可能であることを新た
に見出して本発明を完成するに至ったものである。
本発明の冷間鍛造用鋼の製造方法は、重量%でC:0.10〜
0.65%、Si:0.15%以下、Mn:0.50%未満、B:0.0005〜0.
0050%、Ti:0.050%以下、SolAl:0.015〜0.050%を含有
し、必要に応じてNi:2.0%以下、Cr:1.5%以下、Mo:0.4
%以下のうち1種または2種以上を含有し、より望まし
くは、Cu:0.30%以下、P:0.030%以下、S:0.035%以
下、N:0.010%以下、O:0.0020%以下に規制し、被削性
を向上させるために必要に応じPb:0.30%以下、Te:0.10
%以下、Ca:0.005%以下、Bi:0.10%以下のうち1種ま
たは2種以上を添加し、結晶粒微細化のために必要に応
じてNb:0.05%以下、Ta:0.05%以下、Zr:0.05%以下、
のうち1種または2種以上を添加し、残部実質的にFeよ
りなる鋼を、 加熱温度:1100℃以下 仕上温度:1000℃以下 の条件で熱間圧延することを特徴とする冷間鍛造性およ
び焼入性に優れた冷間鍛造用鋼の製造方法である。
0.65%、Si:0.15%以下、Mn:0.50%未満、B:0.0005〜0.
0050%、Ti:0.050%以下、SolAl:0.015〜0.050%を含有
し、必要に応じてNi:2.0%以下、Cr:1.5%以下、Mo:0.4
%以下のうち1種または2種以上を含有し、より望まし
くは、Cu:0.30%以下、P:0.030%以下、S:0.035%以
下、N:0.010%以下、O:0.0020%以下に規制し、被削性
を向上させるために必要に応じPb:0.30%以下、Te:0.10
%以下、Ca:0.005%以下、Bi:0.10%以下のうち1種ま
たは2種以上を添加し、結晶粒微細化のために必要に応
じてNb:0.05%以下、Ta:0.05%以下、Zr:0.05%以下、
のうち1種または2種以上を添加し、残部実質的にFeよ
りなる鋼を、 加熱温度:1100℃以下 仕上温度:1000℃以下 の条件で熱間圧延することを特徴とする冷間鍛造性およ
び焼入性に優れた冷間鍛造用鋼の製造方法である。
本発明が適用される冷間鍛造用鋼は、C含有量を高くし
たときでもSi含有量とMn含有量を減少させることによっ
て冷間鍛造性を良好なものとし、特にMn含有量を低下さ
せることによって圧延ままの材料の初柝フェライト量と
パーライトラメラー間隔を増大させて硬さを低下させ、
球状化焼なまし後の硬さも低下させるようにして、冷間
鍛造性を向上させるようにし、BおよびTiを添加するこ
とによって上記Si含有量およびMn含有量の減少による焼
入性の低下を補うようにして、焼入深さを確保するよう
にし、さらに、B添加による結晶粒の粗大化傾向を、So
lAlの添加により阻止するようにしたことを特徴として
いる。
たときでもSi含有量とMn含有量を減少させることによっ
て冷間鍛造性を良好なものとし、特にMn含有量を低下さ
せることによって圧延ままの材料の初柝フェライト量と
パーライトラメラー間隔を増大させて硬さを低下させ、
球状化焼なまし後の硬さも低下させるようにして、冷間
鍛造性を向上させるようにし、BおよびTiを添加するこ
とによって上記Si含有量およびMn含有量の減少による焼
入性の低下を補うようにして、焼入深さを確保するよう
にし、さらに、B添加による結晶粒の粗大化傾向を、So
lAlの添加により阻止するようにしたことを特徴として
いる。
以下、この発明によって製造される冷間鍛造性および焼
入性に優れた冷間鍛造用鋼の成分範囲(重量%)の限定
理由について説明する。
入性に優れた冷間鍛造用鋼の成分範囲(重量%)の限定
理由について説明する。
C:0.10〜0.65% Cは機械構造用部品の強度を確保するために必要な元素
であり、肌焼鋼としての靭性と強度を保つためには0.10
%以上添加する必要がある。しかし、多すぎると高周波
焼入時に焼割れを生じやすくなるので0.65%以下に限定
した。
であり、肌焼鋼としての靭性と強度を保つためには0.10
%以上添加する必要がある。しかし、多すぎると高周波
焼入時に焼割れを生じやすくなるので0.65%以下に限定
した。
Si:0.15%以下 Siは溶製時の脱酸剤として作用する元素であるが、通常
の脱酸剤として含有される量であると冷間鍛造性を劣化
させるので、冷間鍛造性を向上させるため0.15%以下に
限定した。
の脱酸剤として含有される量であると冷間鍛造性を劣化
させるので、冷間鍛造性を向上させるため0.15%以下に
限定した。
Mn:0.50%未満 Mnは溶製時の脱硫剤として作用する元素であり、また焼
入性を向上させる元素であるが、十分な焼入性を得るた
めに必要な量を添加すると、Siと同様に冷間鍛造性を劣
化させるので、冷間鍛造性を向上させるために0.50%未
満に限定した。
入性を向上させる元素であるが、十分な焼入性を得るた
めに必要な量を添加すると、Siと同様に冷間鍛造性を劣
化させるので、冷間鍛造性を向上させるために0.50%未
満に限定した。
B:0.0005〜0.0050% BはSi含有量およびMn含有量を低下させたことによる焼
入性の劣化を補い、必要な焼入深さを確保するために添
加する元素であって、このような効果を得るためには0.
0005%以上含有させることが必要である。しかし、多量
に含有すると結晶粒を粗大化し、靭性を低下させるの
で、0.0050%以下に限定した。
入性の劣化を補い、必要な焼入深さを確保するために添
加する元素であって、このような効果を得るためには0.
0005%以上含有させることが必要である。しかし、多量
に含有すると結晶粒を粗大化し、靭性を低下させるの
で、0.0050%以下に限定した。
Ti:0.050%以下 TiはB添加による焼入性の向上を確保するために添加す
る元素であるが、多すぎると靭性の低下をきたすので0.
050%以下に限定した。また、Tiのより望ましい含有量
は0.005〜0.050%である。
る元素であるが、多すぎると靭性の低下をきたすので0.
050%以下に限定した。また、Tiのより望ましい含有量
は0.005〜0.050%である。
SolAl:0.015〜0.050% AlはB添加による結晶粒の粗大化傾向を防ぎ、強度を向
上させるとともに、焼入後の歪を著しく小さくするのに
有効な元素であり、このような効果を得るために0.015
%以上含有させた。しかし、多すぎると返って結晶粒が
粗大化し、鋼の靭性を低下させるので、0.050%以下に
限定した。
上させるとともに、焼入後の歪を著しく小さくするのに
有効な元素であり、このような効果を得るために0.015
%以上含有させた。しかし、多すぎると返って結晶粒が
粗大化し、鋼の靭性を低下させるので、0.050%以下に
限定した。
Ni:2.0%以下、Cr:1.5%以下、Mo:0.4%以下、 Ni,Cr,Moは鋼の強度を高め、B添加による焼入性の向上
をさらに補うと共に、焼入れによって充分な焼入深さを
得るのに有効な元素であるので必要に応じて添加するの
もよい。しかし、多すぎても前記効果が飽和すると共に
冷間鍛造性を劣化させるので、上記組成範囲に限定する
のがよい。
をさらに補うと共に、焼入れによって充分な焼入深さを
得るのに有効な元素であるので必要に応じて添加するの
もよい。しかし、多すぎても前記効果が飽和すると共に
冷間鍛造性を劣化させるので、上記組成範囲に限定する
のがよい。
Cu:0.30%以下 Cuは生地を強化するが冷鍛性に有害な元素であるので、
必要に応じて0.30%以下に規制するのがよい。
必要に応じて0.30%以下に規制するのがよい。
P:0.030%以下 P含有量が多すぎると靭性を害すると共に、冷間鍛造性
を劣化させるので、0.030%以下、より望ましくは0.020
%以下に規制するのがよい。
を劣化させるので、0.030%以下、より望ましくは0.020
%以下に規制するのがよい。
S:0.035%以下 S含有量が多すぎると冷間鍛造性を劣化させるので、0.
035%以下、より望ましくは0.020%以下に規制するのが
よい。しかし、S含有量が低すぎると被削性を低下させ
るので、後記する被削性向上元素を添加しない場合に
は、冷間鍛造性を劣化させない程度含有させることもよ
く、0.005〜0.020%の範囲に規制することが望ましい。
035%以下、より望ましくは0.020%以下に規制するのが
よい。しかし、S含有量が低すぎると被削性を低下させ
るので、後記する被削性向上元素を添加しない場合に
は、冷間鍛造性を劣化させない程度含有させることもよ
く、0.005〜0.020%の範囲に規制することが望ましい。
N:0.010%以下 N含有量が多すぎると変形抵抗が増大して冷間鍛造性を
低下させるので、0.010%以下に規制することがより望
ましい。
低下させるので、0.010%以下に規制することがより望
ましい。
O:0.0020%以下 O含有量が多すぎると鋼中の介在物量を増加して冷間鍛
造性を低下させるので、0.0020%以下に規制することが
より望ましい。
造性を低下させるので、0.0020%以下に規制することが
より望ましい。
Pb:0.30%以下、Te:0.10%以下、Ca:0.005%以下のうち
1種または2種以上 Pb,Te,Caは被削性を向上させるのに有効な元素であり、
冷間鍛造性を向上させるためにS含有量をかなり抑制し
たときの被削性低下を補うのに有効であるので、必要に
応じて上記の範囲で適宜添加するのもよい。
1種または2種以上 Pb,Te,Caは被削性を向上させるのに有効な元素であり、
冷間鍛造性を向上させるためにS含有量をかなり抑制し
たときの被削性低下を補うのに有効であるので、必要に
応じて上記の範囲で適宜添加するのもよい。
Nb:0.05%以下、Ta:0.05%以下、Zr:0.05%以下のうち
1種または2種以上、 Nb,Ta,Zrは結晶粒を微細化して靭性を向上させるのに寄
与する元素であるので、必要に応じて上記の範囲で添加
するのもよい。
1種または2種以上、 Nb,Ta,Zrは結晶粒を微細化して靭性を向上させるのに寄
与する元素であるので、必要に応じて上記の範囲で添加
するのもよい。
熱間圧延の条件を加熱温度を1100℃以下とし、仕上温度
を1000℃としたのは、この条件で熱間圧延した鋼を冷間
鍛造すると変形抵抗が著しく低く、冷間鍛造性に優れた
鋼が得られるからである。上記加熱温度及び仕上温度以
上で熱間圧延すると圧延製品仕上り後の結晶粒が粗大化
して冷間鍛造性を劣化させるので、圧延条件を上記加熱
温度及び仕上温度以下としたものである。
を1000℃としたのは、この条件で熱間圧延した鋼を冷間
鍛造すると変形抵抗が著しく低く、冷間鍛造性に優れた
鋼が得られるからである。上記加熱温度及び仕上温度以
上で熱間圧延すると圧延製品仕上り後の結晶粒が粗大化
して冷間鍛造性を劣化させるので、圧延条件を上記加熱
温度及び仕上温度以下としたものである。
本発明の実施例について説明し、本発明の効果を明らか
にする。
にする。
第1表に示す化学成分(重量%)の鋼を電気炉で溶解
し、炉外精錬を施した後インゴットに鋳造し、分塊圧延
を行ってから小型圧延によって直径25mmの圧延材を製造
した。
し、炉外精錬を施した後インゴットに鋳造し、分塊圧延
を行ってから小型圧延によって直径25mmの圧延材を製造
した。
第1表においてNo.1〜No.4は本発明鋼であって、No.5〜
No.8は比較鋼である。No.1はNo.5の比較鋼のSi,Mn量を
規制すると共にB,Tiを添加した本発明鋼である。同様に
No.2はNo.6に、No.3はNo.7に、No.4はNo.8にそれぞれ対
応する発明鋼でSi,Mn量が規制されB,Tiが添加されてい
る。
No.8は比較鋼である。No.1はNo.5の比較鋼のSi,Mn量を
規制すると共にB,Tiを添加した本発明鋼である。同様に
No.2はNo.6に、No.3はNo.7に、No.4はNo.8にそれぞれ対
応する発明鋼でSi,Mn量が規制されB,Tiが添加されてい
る。
圧延材の圧延条件は第2表に示すように本発明による圧
延条件と、比較のために本発明の圧延条件よりも高い温
度での圧延条件の二種類の圧延を行った。
延条件と、比較のために本発明の圧延条件よりも高い温
度での圧延条件の二種類の圧延を行った。
次いで、前記各片圧延材から直径6mm、高さ12mmの冷間
鍛造試片を製作し、一部については球状化焼なまし処理
を施した。
鍛造試片を製作し、一部については球状化焼なまし処理
を施した。
続いて、前記圧延ままの冷間鍛造試験片および球状化焼
なまし処理した冷間鍛造試片に対して60%の冷間据込鍛
造を行って高さ4.8mmに鍛造加工し、その際の変形抵抗
を調べた。その結果を第3表に示す。
なまし処理した冷間鍛造試片に対して60%の冷間据込鍛
造を行って高さ4.8mmに鍛造加工し、その際の変形抵抗
を調べた。その結果を第3表に示す。
第3表において、No.1〜No.4は本発明鋼を本発明の圧延
条件で熱間圧延した本発明例であり、No.5〜No.8は本発
明鋼であるが、本発明よりも高い温度で熱間圧延した比
較例であり、No.9〜No.12は比較鋼を本発明の圧延条件
よりも高い温度で熱間圧延した比較例である。
条件で熱間圧延した本発明例であり、No.5〜No.8は本発
明鋼であるが、本発明よりも高い温度で熱間圧延した比
較例であり、No.9〜No.12は比較鋼を本発明の圧延条件
よりも高い温度で熱間圧延した比較例である。
第3表に示すように本発明例のNo.1〜No.4は同一の化学
成分であるが圧延条件の異なるNo.5〜8よりも、圧延
材,球状化焼なまし材共に、変形抵抗が小さく冷間鍛造
性に優れていることが明らかである。また本発明例のN
o.1〜No.4は、同じC含有量でありかつ同量のNi,Cr,Mo
を含有する比較例No.9〜No.12に比較し、圧延材,球状
化焼なまし材共に、遥かに変形抵抗が小さく、一段と冷
間鍛造性に優れていることが明らかである。
成分であるが圧延条件の異なるNo.5〜8よりも、圧延
材,球状化焼なまし材共に、変形抵抗が小さく冷間鍛造
性に優れていることが明らかである。また本発明例のN
o.1〜No.4は、同じC含有量でありかつ同量のNi,Cr,Mo
を含有する比較例No.9〜No.12に比較し、圧延材,球状
化焼なまし材共に、遥かに変形抵抗が小さく、一段と冷
間鍛造性に優れていることが明らかである。
本発明の冷間鍛造用鋼の製造方法は、重量%で、C:0.10
〜0.65%、Si:0.15%以下、Mn:0.50%未満、B:0.0005〜
0.0050%、Ti:0.050%以下、SolAl:0.015〜0.050%を含
有し、必要に応じてNi:2.0%以下、Cr:1.5%以下、Mo:
0.4%以下のうち1種または2種以上を含有する鋼を、
加熱温度1100℃以下、仕上温度1000℃以下の条件で熱間
圧延をするものであるので、高周波焼入れする炭素鋼の
みならず、浸炭焼入れする肌焼合金鋼及び焼入焼もどし
する強靭合金鋼の冷間鍛造性を著しく改善すると共に焼
入性をも充分に保証し得るという優れた効果がある。
〜0.65%、Si:0.15%以下、Mn:0.50%未満、B:0.0005〜
0.0050%、Ti:0.050%以下、SolAl:0.015〜0.050%を含
有し、必要に応じてNi:2.0%以下、Cr:1.5%以下、Mo:
0.4%以下のうち1種または2種以上を含有する鋼を、
加熱温度1100℃以下、仕上温度1000℃以下の条件で熱間
圧延をするものであるので、高周波焼入れする炭素鋼の
みならず、浸炭焼入れする肌焼合金鋼及び焼入焼もどし
する強靭合金鋼の冷間鍛造性を著しく改善すると共に焼
入性をも充分に保証し得るという優れた効果がある。
Claims (2)
- 【請求項1】重量%でC:0.10〜0.65%Si:0.15%以下、M
n:0.50%未満、B:0.0005〜0.0050%、Ti:0.050%以下、
SolAl:0.015〜0.050%、残部実質的にFeよりなる鋼を、 加熱温度:1100℃以下 仕上温度:1000℃以下 の条件で熱間圧延することを特徴とする冷間鍛造性およ
び焼入性に優れた冷間鍛造用鋼の製造方法。 - 【請求項2】重量%でC:0.10〜0.65%Si:0.15%以下、M
n:0.50%未満、B:0.0005〜0.0050%、Ti:0.050%以下、
SolAl:0.015〜0.050%を含有し、さらにNi:2.0%以下、
Cr:1.5%以下、Mo:0.4%以下のうち1種または2種以上
を含有し、残部実質的にFeよりなる鋼を、 加熱温度:1100℃以下 仕上温度:1000℃以下 の条件で熱間圧延することを特徴とする冷間鍛造性およ
び焼入性に優れた冷間鍛造用鋼の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60161723A JPH075960B2 (ja) | 1985-07-22 | 1985-07-22 | 冷間鍛造用鋼の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60161723A JPH075960B2 (ja) | 1985-07-22 | 1985-07-22 | 冷間鍛造用鋼の製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6223929A JPS6223929A (ja) | 1987-01-31 |
| JPH075960B2 true JPH075960B2 (ja) | 1995-01-25 |
Family
ID=15740654
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP60161723A Expired - Fee Related JPH075960B2 (ja) | 1985-07-22 | 1985-07-22 | 冷間鍛造用鋼の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH075960B2 (ja) |
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO1999045162A1 (en) * | 1998-03-04 | 1999-09-10 | Nippon Steel Corporation | Steels for cold forging and process for producing the same |
| CN113005366A (zh) * | 2021-02-25 | 2021-06-22 | 天津荣程联合钢铁集团有限公司 | 一种保淬透性齿轮钢及其制备方法 |
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| JPH0266137A (ja) * | 1988-08-31 | 1990-03-06 | Sanyo Special Steel Co Ltd | 被削性のよい高純度鋼 |
| JP2610662B2 (ja) * | 1988-11-09 | 1997-05-14 | 川崎製鉄株式会社 | 冷間鍛造性及び高周波焼入性に優れた機械構造用炭素鋼 |
| JP2937332B2 (ja) * | 1988-11-28 | 1999-08-23 | 大同特殊鋼株式会社 | 冷間鍛造用鋼 |
| JP2774118B2 (ja) * | 1988-12-12 | 1998-07-09 | 株式会社神戸製鋼所 | 加工性および耐ねじり疲労特性に優れた軸物用高疲労強度鋼 |
| JPH0699747B2 (ja) * | 1989-02-27 | 1994-12-07 | 株式会社神戸製鋼所 | 冷間鍛造性にすぐれる肌焼鋼の製造方法 |
| JP2001026836A (ja) | 1999-07-13 | 2001-01-30 | Daido Steel Co Ltd | 冷間加工性、転動疲労強度およびねじり疲労強度に優れた高周波焼入用鋼ならびに機械構造用部品 |
Family Cites Families (7)
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Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6223929A (ja) | 1987-01-31 |
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