JPH0760809A - 局部加圧式射出成形法及び局部加圧式射出成形機 - Google Patents
局部加圧式射出成形法及び局部加圧式射出成形機Info
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- JPH0760809A JPH0760809A JP21069993A JP21069993A JPH0760809A JP H0760809 A JPH0760809 A JP H0760809A JP 21069993 A JP21069993 A JP 21069993A JP 21069993 A JP21069993 A JP 21069993A JP H0760809 A JPH0760809 A JP H0760809A
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- Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
- Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】箱物の成形品を成形する場合において樹脂をキ
ャビティの側壁部にも十分に押し込むことができるよう
にする。 【構成】固定金型と、該固定金型と接離自在に配設さ
れ、両者間にキャビティ212を形成する可動金型と、
該可動金型を貫通して延び、キャビティ212の立上り
部に側面を臨ませ、かつ、天肉部212aに先端を臨ま
せ、前方に捨てボス部212cを形成する加圧ピン35
2と、該加圧ピン352を前進させる駆動手段とを有す
る。したがって、加圧ピン352を前進させることによ
って、前記捨てボス部212c内の樹脂を十分に天肉部
212a及び立上り部に押し込むことができる。その結
果、成形品の側壁部212bにおいてひけやそりが発生
したり、側壁隅部212dにおいて内そりが発生したり
することがなくなる。
ャビティの側壁部にも十分に押し込むことができるよう
にする。 【構成】固定金型と、該固定金型と接離自在に配設さ
れ、両者間にキャビティ212を形成する可動金型と、
該可動金型を貫通して延び、キャビティ212の立上り
部に側面を臨ませ、かつ、天肉部212aに先端を臨ま
せ、前方に捨てボス部212cを形成する加圧ピン35
2と、該加圧ピン352を前進させる駆動手段とを有す
る。したがって、加圧ピン352を前進させることによ
って、前記捨てボス部212c内の樹脂を十分に天肉部
212a及び立上り部に押し込むことができる。その結
果、成形品の側壁部212bにおいてひけやそりが発生
したり、側壁隅部212dにおいて内そりが発生したり
することがなくなる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、局部加圧式射出成形法
及び局部加圧式射出成形機に関するものである。
及び局部加圧式射出成形機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、局部加圧式射出成形機において
は、エジェクタピンの先端をキャビティに臨ませ、加圧
ピンの先端を成形品の加工部に臨ませ、エジェクタピン
を前進させることによって成形品を突き落とし、加圧ピ
ンを前進させることによって成形品に対して加工を施す
ことができるようになっている。
は、エジェクタピンの先端をキャビティに臨ませ、加圧
ピンの先端を成形品の加工部に臨ませ、エジェクタピン
を前進させることによって成形品を突き落とし、加圧ピ
ンを前進させることによって成形品に対して加工を施す
ことができるようになっている。
【0003】図2は従来の局部加圧式射出成形機の断面
図である。図において、11は固定側取付板であり、該
固定側取付板11を介して固定金型12が図示しない固
定プラテンに取り付けられる。そして、図示しない射出
装置の射出ノズルは射出工程において前進し、射出ノズ
ルの先端が固定金型12のスプルーブッシュ13に接触
させられる。
図である。図において、11は固定側取付板であり、該
固定側取付板11を介して固定金型12が図示しない固
定プラテンに取り付けられる。そして、図示しない射出
装置の射出ノズルは射出工程において前進し、射出ノズ
ルの先端が固定金型12のスプルーブッシュ13に接触
させられる。
【0004】一方、図示しない可動プラテンは、図示し
ない型締装置によって進退(図の左右方向に移動)させ
られ、可動金型14を固定金型12に接離させるように
なっている。そのため、前記可動金型14は可動側取付
板15及び図示しないスペーサブロックを介して可動プ
ラテンに取り付けられる。そして、射出ノズルから射出
された樹脂は、スプルー18からランナ19を通り、ゲ
ート20を介して固定金型12と可動金型14の間に形
成されたキャビティ21に充填(じゅうてん)される。
ない型締装置によって進退(図の左右方向に移動)させ
られ、可動金型14を固定金型12に接離させるように
なっている。そのため、前記可動金型14は可動側取付
板15及び図示しないスペーサブロックを介して可動プ
ラテンに取り付けられる。そして、射出ノズルから射出
された樹脂は、スプルー18からランナ19を通り、ゲ
ート20を介して固定金型12と可動金型14の間に形
成されたキャビティ21に充填(じゅうてん)される。
【0005】前記射出工程が完了すると、続いて保圧工
程に入りキャビティ21内の樹脂圧が保持されるととも
に樹脂の冷却が開始され、一定時間後に可動金型14側
に図示しない成形品を残した状態で両金型12,14が
開かれ、エジェクタ装置によって成形品が突き落とされ
る。そのため、スプルーロックピン25及びエジェクタ
ピン26が配設される。前記スプルーロックピン25は
前記スプルー18と対向して配設され、型開き時に成形
品を保持して可動金型14側に残す。また、前記エジェ
クタピン26は、キャビティ21やランナ19などに先
端を臨ませて配設され、型開き後に成形品を可動金型1
4から分離させて突き落とす。
程に入りキャビティ21内の樹脂圧が保持されるととも
に樹脂の冷却が開始され、一定時間後に可動金型14側
に図示しない成形品を残した状態で両金型12,14が
開かれ、エジェクタ装置によって成形品が突き落とされ
る。そのため、スプルーロックピン25及びエジェクタ
ピン26が配設される。前記スプルーロックピン25は
前記スプルー18と対向して配設され、型開き時に成形
品を保持して可動金型14側に残す。また、前記エジェ
クタピン26は、キャビティ21やランナ19などに先
端を臨ませて配設され、型開き後に成形品を可動金型1
4から分離させて突き落とす。
【0006】前記スプルーロックピン25及びエジェク
タピン26は、可動金型14を貫通して後方(図におけ
る左方)に延び、後端に形成されたヘッド部はエジェク
タプレート51,52によって狭持され固定される。そ
して、該エジェクタプレート51にロッド23が当接す
ることができるようになっており、該ロッド23が前進
するのに伴い前記スプルーロックピン25及びエジェク
タピン26が前進させられる。
タピン26は、可動金型14を貫通して後方(図におけ
る左方)に延び、後端に形成されたヘッド部はエジェク
タプレート51,52によって狭持され固定される。そ
して、該エジェクタプレート51にロッド23が当接す
ることができるようになっており、該ロッド23が前進
するのに伴い前記スプルーロックピン25及びエジェク
タピン26が前進させられる。
【0007】ところで、前記保圧工程中において成形品
に対して加工を施すために、加圧ピン35が配設され
る。該加圧ピン35は、キャビティ21、ゲート20等
の所定箇所に先端を臨ませて必要な数だけ配設され、前
記可動金型14及びエジェクタプレート51,52を貫
通して後方に延び、後端に形成されたヘッド部は加圧プ
レート36,37によって挟持され固定される。
に対して加工を施すために、加圧ピン35が配設され
る。該加圧ピン35は、キャビティ21、ゲート20等
の所定箇所に先端を臨ませて必要な数だけ配設され、前
記可動金型14及びエジェクタプレート51,52を貫
通して後方に延び、後端に形成されたヘッド部は加圧プ
レート36,37によって挟持され固定される。
【0008】該加圧プレート36,37は、前記可動側
取付板15に対して接離自在に配設され、2個の加圧シ
リンダ41によって進退させられる。すなわち、該加圧
シリンダ41のピストンロッド42がクロスヘッド53
に固定され、該クロスヘッド53に加圧ロッド54が固
定される。そして、該加圧ロッド54は可動側取付板1
5を貫通して前記加圧プレート36に当接することがで
きるようになっており、前記加圧シリンダ41を作動さ
せることによって加圧ピン35を突き出すことができ
る。
取付板15に対して接離自在に配設され、2個の加圧シ
リンダ41によって進退させられる。すなわち、該加圧
シリンダ41のピストンロッド42がクロスヘッド53
に固定され、該クロスヘッド53に加圧ロッド54が固
定される。そして、該加圧ロッド54は可動側取付板1
5を貫通して前記加圧プレート36に当接することがで
きるようになっており、前記加圧シリンダ41を作動さ
せることによって加圧ピン35を突き出すことができ
る。
【0009】前記加圧シリンダ41に供給される油圧
は、図示しない比例減圧弁又はサーボ弁によって制御さ
れる。該比例減圧弁又はサーボ弁を電気的に制御するこ
とによって、前記加圧ピン35を振動させながら徐々に
前進させて成形品の加工部の樹脂にパルス状の加圧力を
加えて励振(変位)させ、成形品に対して所定の加工を
施すことができる。
は、図示しない比例減圧弁又はサーボ弁によって制御さ
れる。該比例減圧弁又はサーボ弁を電気的に制御するこ
とによって、前記加圧ピン35を振動させながら徐々に
前進させて成形品の加工部の樹脂にパルス状の加圧力を
加えて励振(変位)させ、成形品に対して所定の加工を
施すことができる。
【0010】ところで、前記比例減圧弁又はサーボ弁を
使用して加圧ピン35を前進させても、樹脂を励振させ
ることができない。また、加圧力によって樹脂を励振さ
せるためには反力が必要であり、前記加圧ピン35を加
工部から強制的に後退させなければならない。そのた
め、加圧プレート37と可動金型14の間に4本のリタ
ーンピン38を包囲する応答性の高いリターンスプリン
グ40が配設される。そして、前記加圧ピン35及びリ
ターンピン38は共に後端にヘッド部を形成しており、
該ヘッド部が加圧プレート36,37によって挟持され
固定される。この場合、4個のリターンスプリング40
を均等に配列することによって、加圧プレート36,3
7を傾けずに平行に前進させることができ、スムーズな
動作を得ることができる。
使用して加圧ピン35を前進させても、樹脂を励振させ
ることができない。また、加圧力によって樹脂を励振さ
せるためには反力が必要であり、前記加圧ピン35を加
工部から強制的に後退させなければならない。そのた
め、加圧プレート37と可動金型14の間に4本のリタ
ーンピン38を包囲する応答性の高いリターンスプリン
グ40が配設される。そして、前記加圧ピン35及びリ
ターンピン38は共に後端にヘッド部を形成しており、
該ヘッド部が加圧プレート36,37によって挟持され
固定される。この場合、4個のリターンスプリング40
を均等に配列することによって、加圧プレート36,3
7を傾けずに平行に前進させることができ、スムーズな
動作を得ることができる。
【0011】このように、前記加圧ピン35を前進させ
ることによって成形品に対して加工を施すことができる
とともに、加圧ピン35の前方(図における右方)に形
成された捨てボス部の樹脂がキャビティ21に押し込ま
れるので、成形品にひけやそりが発生するのを防止する
ことができる。
ることによって成形品に対して加工を施すことができる
とともに、加圧ピン35の前方(図における右方)に形
成された捨てボス部の樹脂がキャビティ21に押し込ま
れるので、成形品にひけやそりが発生するのを防止する
ことができる。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来の局部加圧式射出成形機においては、両金型12,1
4のパーティング面に対して直角の方向に配設された加
圧ピン35を前進させることによって成形品に対して加
工を施すようにしているので、箱物の成形品を成形する
場合、十分な量の樹脂をキャビティ21の側壁部に押し
込むことができない。
来の局部加圧式射出成形機においては、両金型12,1
4のパーティング面に対して直角の方向に配設された加
圧ピン35を前進させることによって成形品に対して加
工を施すようにしているので、箱物の成形品を成形する
場合、十分な量の樹脂をキャビティ21の側壁部に押し
込むことができない。
【0013】図3は従来の局部加圧式射出成形機で箱物
の成形品を成形する場合のキャビティ内の状態を示す図
である。図の(a)はキャビティの平面図、(b)はキ
ャビティの側面図である。図において、19はランナ、
201はサイド型のゲート、211はキャビティ、21
1aは該キャビティ211の天肉部、211bは前記キ
ャビティ211の側壁部、211cは加圧ピン351の
前方(図における右方)に形成された捨てボス部、21
1dは側壁隅部である。
の成形品を成形する場合のキャビティ内の状態を示す図
である。図の(a)はキャビティの平面図、(b)はキ
ャビティの側面図である。図において、19はランナ、
201はサイド型のゲート、211はキャビティ、21
1aは該キャビティ211の天肉部、211bは前記キ
ャビティ211の側壁部、211cは加圧ピン351の
前方(図における右方)に形成された捨てボス部、21
1dは側壁隅部である。
【0014】この場合、加圧ピン351を前進させるこ
とによって、捨てボス部211cの樹脂はキャビティ2
11に押し込まれ、該キャビティ211の天肉部211
aの圧力が上昇する。ところが、該天肉部211aが薄
いと、キャビティ211に押し込まれた樹脂は側壁部2
11bに至らず、前記天肉部211aの樹指圧が拡散し
ない。したがって、図示しない成形品の側壁部において
ひけやそりが発生したり、側壁隅部において内そりが発
生したりする。
とによって、捨てボス部211cの樹脂はキャビティ2
11に押し込まれ、該キャビティ211の天肉部211
aの圧力が上昇する。ところが、該天肉部211aが薄
いと、キャビティ211に押し込まれた樹脂は側壁部2
11bに至らず、前記天肉部211aの樹指圧が拡散し
ない。したがって、図示しない成形品の側壁部において
ひけやそりが発生したり、側壁隅部において内そりが発
生したりする。
【0015】図4は従来の箱物の成形品の成形状態を示
す図である。図において、61は成形品、61cは該成
形品61の側壁部、61dは前記成形品61の側壁隅部
である。この場合、図の左半分は良品を示し、右半分は
不良品を示す。不良品の場合、成形品61の側壁隅部6
1dに角度αで示される内そりが発生する。
す図である。図において、61は成形品、61cは該成
形品61の側壁部、61dは前記成形品61の側壁隅部
である。この場合、図の左半分は良品を示し、右半分は
不良品を示す。不良品の場合、成形品61の側壁隅部6
1dに角度αで示される内そりが発生する。
【0016】本発明は、前記局部加圧式射出成形機の問
題点を解決して、箱物の成形品を成形する場合におい
て、樹脂をキャビティの側壁部にも十分に押し込むこと
ができ、成形品の側壁部においてひけやそりが発生した
り、側壁隅部において内そりが発生したりすることがな
い局部加圧式射出成形法及び局部加圧式射出成形機を提
供することを目的とする。
題点を解決して、箱物の成形品を成形する場合におい
て、樹脂をキャビティの側壁部にも十分に押し込むこと
ができ、成形品の側壁部においてひけやそりが発生した
り、側壁隅部において内そりが発生したりすることがな
い局部加圧式射出成形法及び局部加圧式射出成形機を提
供することを目的とする。
【0017】
【課題を解決するための手段】そのために、本発明の局
部加圧式射出成形法においては、加圧ピンを後退させた
状態でキャビティ及び捨てボス部に樹脂を充填し、前記
加圧ピンを前進させ、前記捨てボス部内の樹脂を直接キ
ャビティの立上り部に押し込む。本発明の局部加圧式射
出成形機においては、固定金型と、該固定金型と接離自
在に配設され、両者間にキャビティを形成する可動金型
と、該可動金型を貫通して延び、キャビティの立上り部
に側面を臨ませ、かつ、天肉部に先端を臨ませ、前方に
捨てボス部を形成する加圧ピンと、該加圧ピンを前進さ
せる駆動手段とを有する。
部加圧式射出成形法においては、加圧ピンを後退させた
状態でキャビティ及び捨てボス部に樹脂を充填し、前記
加圧ピンを前進させ、前記捨てボス部内の樹脂を直接キ
ャビティの立上り部に押し込む。本発明の局部加圧式射
出成形機においては、固定金型と、該固定金型と接離自
在に配設され、両者間にキャビティを形成する可動金型
と、該可動金型を貫通して延び、キャビティの立上り部
に側面を臨ませ、かつ、天肉部に先端を臨ませ、前方に
捨てボス部を形成する加圧ピンと、該加圧ピンを前進さ
せる駆動手段とを有する。
【0018】本発明の他の局部加圧式射出成形機におい
ては、固定金型と、該固定金型と接離自在に配設され、
両者間にキャビティを形成する可動金型と、該可動金型
内において進退自在に配設された加圧ピンとを有する。
そして、前記キャビティの立上り部に加圧面を臨ませて
加圧ブロックが配設され、前記加圧ピンの進退に伴って
移動させられる加圧ブロックとを有する。
ては、固定金型と、該固定金型と接離自在に配設され、
両者間にキャビティを形成する可動金型と、該可動金型
内において進退自在に配設された加圧ピンとを有する。
そして、前記キャビティの立上り部に加圧面を臨ませて
加圧ブロックが配設され、前記加圧ピンの進退に伴って
移動させられる加圧ブロックとを有する。
【0019】
【作用】本発明によれば、前記のように局部加圧式射出
成形法においては、加圧ピンを後退させた状態でキャビ
ティ及び捨てボス部に樹脂を充填し、前記加圧ピンを前
進させ、前記捨てボス部内の樹脂を直接キャビティの立
上り部に押し込む。したがって、キャビティの天肉部が
薄い場合でも、捨てボス部内の樹脂を十分に立上り部に
押し込むことができる。
成形法においては、加圧ピンを後退させた状態でキャビ
ティ及び捨てボス部に樹脂を充填し、前記加圧ピンを前
進させ、前記捨てボス部内の樹脂を直接キャビティの立
上り部に押し込む。したがって、キャビティの天肉部が
薄い場合でも、捨てボス部内の樹脂を十分に立上り部に
押し込むことができる。
【0020】本発明の局部加圧式射出成形機において
は、固定金型と、該固定金型と接離自在に配設され、両
者間にキャビティを形成する可動金型と、該可動金型を
貫通して延び、キャビティの立上り部に側面を臨ませ、
かつ、天肉部に先端を臨ませ、前方に捨てボス部を形成
する加圧ピンと、該加圧ピンを前進させる駆動手段とを
有する。
は、固定金型と、該固定金型と接離自在に配設され、両
者間にキャビティを形成する可動金型と、該可動金型を
貫通して延び、キャビティの立上り部に側面を臨ませ、
かつ、天肉部に先端を臨ませ、前方に捨てボス部を形成
する加圧ピンと、該加圧ピンを前進させる駆動手段とを
有する。
【0021】したがって、加圧ピンを前進させることに
よって、前記捨てボス部内の樹脂を十分に天肉部及び立
上り部に押し込むことができる。本発明の他の局部加圧
式射出成形機においては、固定金型と、該固定金型と接
離自在に配設され、両者間にキャビティを形成する可動
金型と、該可動金型内において進退自在に配設された加
圧ピンとを有する。そして、前記キャビティの立上り部
に加圧面を臨ませて加圧ブロックが配設され、前記加圧
ピンの進退に伴って移動させられる加圧ブロックとを有
する。
よって、前記捨てボス部内の樹脂を十分に天肉部及び立
上り部に押し込むことができる。本発明の他の局部加圧
式射出成形機においては、固定金型と、該固定金型と接
離自在に配設され、両者間にキャビティを形成する可動
金型と、該可動金型内において進退自在に配設された加
圧ピンとを有する。そして、前記キャビティの立上り部
に加圧面を臨ませて加圧ブロックが配設され、前記加圧
ピンの進退に伴って移動させられる加圧ブロックとを有
する。
【0022】したがって、加圧ピンを前進させることに
よって加圧ブロックが移動し、前記捨てボス部内の樹脂
を十分に天肉部及び立上り部に押し込むことができる。
よって加圧ブロックが移動し、前記捨てボス部内の樹脂
を十分に天肉部及び立上り部に押し込むことができる。
【0023】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を参照し
ながら詳細に説明する。図1は本発明の第1の実施例に
おけるキャビティ内の状態を示す図、図5は本発明の第
1の実施例が適用される局部加圧式射出成形機の断面図
である。図1の(a)はキャビティの平面図、(b)は
キャビティの側面図である。
ながら詳細に説明する。図1は本発明の第1の実施例に
おけるキャビティ内の状態を示す図、図5は本発明の第
1の実施例が適用される局部加圧式射出成形機の断面図
である。図1の(a)はキャビティの平面図、(b)は
キャビティの側面図である。
【0024】図において、11は固定側取付板であり、
該固定側取付板11を介して固定金型12が図示しない
固定プラテンに取り付けられる。そして、図示しない射
出装置の射出ノズルは射出工程において前進し、射出ノ
ズルの先端が固定金型12のスプルーブッシュ13に接
触させられる。一方、図示しない可動プラテンは、図示
しない型締装置によって進退(図の左右方向に移動)さ
せられ、可動金型14を固定金型12に接離させるよう
になっている。そのため、前記可動金型14は可動側取
付板15及び図示しないスペーサブロックを介して可動
プラテンに取り付けられる。
該固定側取付板11を介して固定金型12が図示しない
固定プラテンに取り付けられる。そして、図示しない射
出装置の射出ノズルは射出工程において前進し、射出ノ
ズルの先端が固定金型12のスプルーブッシュ13に接
触させられる。一方、図示しない可動プラテンは、図示
しない型締装置によって進退(図の左右方向に移動)さ
せられ、可動金型14を固定金型12に接離させるよう
になっている。そのため、前記可動金型14は可動側取
付板15及び図示しないスペーサブロックを介して可動
プラテンに取り付けられる。
【0025】そして、前記射出ノズルから射出された樹
脂は、スプルー18からランナ19を通り、ゲート20
2を介して固定金型12と可動金型14の間に形成され
たキャビティ212に充填される。前記射出工程が完了
すると、続いて保圧工程に入りキャビティ212内の樹
脂圧が保持されるとともに樹脂の冷却が開始され、一定
時間後に可動金型14側に図示しない成形品を残した状
態で両金型12,14が開かれ、エジェクタ装置によっ
て成形品が突き落とされる。
脂は、スプルー18からランナ19を通り、ゲート20
2を介して固定金型12と可動金型14の間に形成され
たキャビティ212に充填される。前記射出工程が完了
すると、続いて保圧工程に入りキャビティ212内の樹
脂圧が保持されるとともに樹脂の冷却が開始され、一定
時間後に可動金型14側に図示しない成形品を残した状
態で両金型12,14が開かれ、エジェクタ装置によっ
て成形品が突き落とされる。
【0026】そのため、スプルーロックピン252及び
エジェクタピン262が配設される。前記スプルーロッ
クピン252は前記スプルー18と対向して配設され、
型開き時に成形品を保持して可動金型14側に残す。ま
た、前記エジェクタピン262は、キャビティ212の
天肉部212aやランナ19などに先端を臨ませて配設
され、型開き後に成形品を可動金型14から分離させて
突き落とす。
エジェクタピン262が配設される。前記スプルーロッ
クピン252は前記スプルー18と対向して配設され、
型開き時に成形品を保持して可動金型14側に残す。ま
た、前記エジェクタピン262は、キャビティ212の
天肉部212aやランナ19などに先端を臨ませて配設
され、型開き後に成形品を可動金型14から分離させて
突き落とす。
【0027】また、前記保圧工程中において、成形品に
対して加工を施すために、加圧ピン352が配設され
る。該加圧ピン352は、キャビティ212の立上り部
としての側壁隅部212dに沿って延び、該側壁隅部2
12dに側面を、また、天肉部212aに先端を臨ませ
て必要な数だけ配設され、前方(図における右方)に捨
てボス部212cを形成する。そして、前記加圧ピン3
52は、前進して前記捨てボス部212c内の樹脂を天
肉部212aに押し込むとともに、側壁隅部212dに
押し込む。なお、キャビティ212の立上り部としての
側壁部212bを利用し、該側壁部212bに沿って前
記加圧ピン352を配設することもできる。
対して加工を施すために、加圧ピン352が配設され
る。該加圧ピン352は、キャビティ212の立上り部
としての側壁隅部212dに沿って延び、該側壁隅部2
12dに側面を、また、天肉部212aに先端を臨ませ
て必要な数だけ配設され、前方(図における右方)に捨
てボス部212cを形成する。そして、前記加圧ピン3
52は、前進して前記捨てボス部212c内の樹脂を天
肉部212aに押し込むとともに、側壁隅部212dに
押し込む。なお、キャビティ212の立上り部としての
側壁部212bを利用し、該側壁部212bに沿って前
記加圧ピン352を配設することもできる。
【0028】ところで、前記スプルーロックピン252
及びエジェクタピン262は、可動金型14を貫通して
後方(図における左方)に延び、後端部に形成された段
付部252a,262aは、加圧プレート36,37間
に形成された段付部収容室38に収容され、かつ、移動
自在に配設される。そして、前記段付部252a,26
2aの後方には前記加圧プレート37を貫通して突出す
る後方ピン部252b,262bが形成される。ここ
で、前記段付部収容室38の深さは前記段付部252
a,262aの厚さより値が大きく、あそびが形成され
る。
及びエジェクタピン262は、可動金型14を貫通して
後方(図における左方)に延び、後端部に形成された段
付部252a,262aは、加圧プレート36,37間
に形成された段付部収容室38に収容され、かつ、移動
自在に配設される。そして、前記段付部252a,26
2aの後方には前記加圧プレート37を貫通して突出す
る後方ピン部252b,262bが形成される。ここ
で、前記段付部収容室38の深さは前記段付部252
a,262aの厚さより値が大きく、あそびが形成され
る。
【0029】一方、前記加圧ピン352は、前記可動金
型14及び加圧プレート36,37を貫通して後方に延
び、後端に形成されたヘッド部352aは加圧プレート
36,37によって挟持され固定される。該加圧プレー
ト36,37は、前記可動側取付板15に対して接離自
在に配設され、図示しない加圧シリンダによって進退さ
せられる。そして、前記加圧シリンダに供給される油圧
は、図示しない比例減圧弁又はサーボ弁によって制御さ
れる。該比例減圧弁又はサーボ弁を電気的に制御するこ
とによって、前記加圧ピン352を振動させながら徐々
に前進させて成形品の加工部の樹脂にパルス状の加圧力
を加えて励振(変位)させ、成形品に対して所定の加工
を施すことができる。
型14及び加圧プレート36,37を貫通して後方に延
び、後端に形成されたヘッド部352aは加圧プレート
36,37によって挟持され固定される。該加圧プレー
ト36,37は、前記可動側取付板15に対して接離自
在に配設され、図示しない加圧シリンダによって進退さ
せられる。そして、前記加圧シリンダに供給される油圧
は、図示しない比例減圧弁又はサーボ弁によって制御さ
れる。該比例減圧弁又はサーボ弁を電気的に制御するこ
とによって、前記加圧ピン352を振動させながら徐々
に前進させて成形品の加工部の樹脂にパルス状の加圧力
を加えて励振(変位)させ、成形品に対して所定の加工
を施すことができる。
【0030】前記構成の局部加圧式射出成形機におい
て、前記射出ノズルから射出された樹脂は、スプルー1
8を介してランナ19に入り、該ランナ19からゲート
202を通って固定金型12と可動金型14の間に形成
されたキャビティ212に充填される。この時、前記捨
てボス部212cにも樹脂が充填される。そして、キャ
ビティ212への樹脂の充填が終了した後の保圧工程に
おいて、加圧シリンダが作動して前記加圧プレート3
6,37の前進が開始させられる。
て、前記射出ノズルから射出された樹脂は、スプルー1
8を介してランナ19に入り、該ランナ19からゲート
202を通って固定金型12と可動金型14の間に形成
されたキャビティ212に充填される。この時、前記捨
てボス部212cにも樹脂が充填される。そして、キャ
ビティ212への樹脂の充填が終了した後の保圧工程に
おいて、加圧シリンダが作動して前記加圧プレート3
6,37の前進が開始させられる。
【0031】前記加圧プレート36,37が前進を開始
すると、加圧ピン352も前進を開始し、前記捨てボス
部212c内の樹脂を天肉部212aに押し込むととも
に、側壁隅部212dに押し込む。したがって、前記天
肉部212aだけでなく、側壁隅部212d及び側壁部
212bに十分な量の樹脂が押し込まれるので、成形品
の側壁部においてひけやそりが発生したり、側壁隅部に
おいて内そりが発生したりするのを防止することができ
る。
すると、加圧ピン352も前進を開始し、前記捨てボス
部212c内の樹脂を天肉部212aに押し込むととも
に、側壁隅部212dに押し込む。したがって、前記天
肉部212aだけでなく、側壁隅部212d及び側壁部
212bに十分な量の樹脂が押し込まれるので、成形品
の側壁部においてひけやそりが発生したり、側壁隅部に
おいて内そりが発生したりするのを防止することができ
る。
【0032】そして、加圧プレート36,37が加圧ピ
ン352の有効ストローク分だけ前進して停止すると、
前記加圧ピン352も停止し樹脂の押込みを終了する。
一方、前記加圧プレート36,37が可動側取付板15
に当接する初期位置にある時は、スプルーロックピン2
52及びエジェクタピン262の後方ピン部252b,
262bは可動側取付板15によって押圧されて前方に
移動しており、前記段付部252a,262aも前記段
付部収容室38内の前方位置にある。そして、前記加圧
シリンダが作動して加圧プレート36,37が可動側取
付板15から離れて前進すると、前記スプルーロックピ
ン252及びエジェクタピン262は段付部252a,
262aが段付部収容室38内を前記あそび分だけ後方
に移動するまで停止状態を維持する。
ン352の有効ストローク分だけ前進して停止すると、
前記加圧ピン352も停止し樹脂の押込みを終了する。
一方、前記加圧プレート36,37が可動側取付板15
に当接する初期位置にある時は、スプルーロックピン2
52及びエジェクタピン262の後方ピン部252b,
262bは可動側取付板15によって押圧されて前方に
移動しており、前記段付部252a,262aも前記段
付部収容室38内の前方位置にある。そして、前記加圧
シリンダが作動して加圧プレート36,37が可動側取
付板15から離れて前進すると、前記スプルーロックピ
ン252及びエジェクタピン262は段付部252a,
262aが段付部収容室38内を前記あそび分だけ後方
に移動するまで停止状態を維持する。
【0033】この場合、前記加圧ピン352の有効スト
ロークと、スプルーロックピン252及びエジェクタピ
ン262のあそびが等しくなるように設定される。した
がって、加圧プレート36,37が加圧ピン352の有
効ストローク分だけ前進して停止すると、段付部252
a,262aが段付部収容室38内を前記あそび分だけ
相対的に後方に移動して停止する。
ロークと、スプルーロックピン252及びエジェクタピ
ン262のあそびが等しくなるように設定される。した
がって、加圧プレート36,37が加圧ピン352の有
効ストローク分だけ前進して停止すると、段付部252
a,262aが段付部収容室38内を前記あそび分だけ
相対的に後方に移動して停止する。
【0034】続いて、一定時間後に可動金型14側に図
示しない成形品を残した状態で両金型12,14が開か
れ、前記加圧シリンダが作動して前記加圧プレート3
6,37を再び前進させる。これに伴い、スプルーロッ
クピン252及びエジェクタピン262は再び前進を開
始し、該スプルーロックピン252及びエジェクタピン
262によって成形品が突き落とされる。
示しない成形品を残した状態で両金型12,14が開か
れ、前記加圧シリンダが作動して前記加圧プレート3
6,37を再び前進させる。これに伴い、スプルーロッ
クピン252及びエジェクタピン262は再び前進を開
始し、該スプルーロックピン252及びエジェクタピン
262によって成形品が突き落とされる。
【0035】次に、本発明の第2の実施例について説明
する。図6は本発明の第2の実施例が適用される局部加
圧式射出成形機の断面図である。図において、11は固
定側取付板であり、該固定側取付板11を介して固定金
型12が図示しない固定プラテンに取り付けられる。そ
して、図示しない射出装置の射出ノズルは射出工程にお
いて前進し、射出ノズルの先端が固定金型12のスプル
ーブッシュ13に接触させられる。
する。図6は本発明の第2の実施例が適用される局部加
圧式射出成形機の断面図である。図において、11は固
定側取付板であり、該固定側取付板11を介して固定金
型12が図示しない固定プラテンに取り付けられる。そ
して、図示しない射出装置の射出ノズルは射出工程にお
いて前進し、射出ノズルの先端が固定金型12のスプル
ーブッシュ13に接触させられる。
【0036】一方、図示しない可動プラテンは、進退
(図の左右方向に移動)させられて可動金型14を固定
金型12に接離させる。そして、前記射出ノズルから射
出された樹脂は、スプルー18からランナ19を通り、
ゲート202を介して固定金型12と可動金型14の間
に形成されたキャビティ212に充填される。
(図の左右方向に移動)させられて可動金型14を固定
金型12に接離させる。そして、前記射出ノズルから射
出された樹脂は、スプルー18からランナ19を通り、
ゲート202を介して固定金型12と可動金型14の間
に形成されたキャビティ212に充填される。
【0037】前記射出工程が完了すると、続いて保圧工
程に入りキャビティ212内の樹脂圧が保持されるとと
もに樹脂の冷却が開始され、一定時間後に可動金型14
側に図示しない成形品を残した状態で両金型12,14
が開かれ、エジェクタ装置によって成形品が突き落とさ
れる。そのため、スプルーロックピン253及びエジェ
クタピン263が配設される。前記エジェクタピン26
3は、キャビティ212の天肉部212aやランナ19
などに先端を臨ませて配設され、型開き後に成形品を可
動金型14から分離させて突き落とす。
程に入りキャビティ212内の樹脂圧が保持されるとと
もに樹脂の冷却が開始され、一定時間後に可動金型14
側に図示しない成形品を残した状態で両金型12,14
が開かれ、エジェクタ装置によって成形品が突き落とさ
れる。そのため、スプルーロックピン253及びエジェ
クタピン263が配設される。前記エジェクタピン26
3は、キャビティ212の天肉部212aやランナ19
などに先端を臨ませて配設され、型開き後に成形品を可
動金型14から分離させて突き落とす。
【0038】また、前記保圧工程中において成形品に対
して加工を施すために、加圧ピン352が配設される。
該加圧ピン352は、キャビティ212の立上り部とし
ての図示しない側壁隅部に沿って延び、該側壁隅部に側
面を、また、天肉部212aに先端を臨ませて必要な数
だけ配設され、前方(図における右方)に捨てボス部2
12cを形成する。そして、前記加圧ピン352は、前
進して前記捨てボス部212c内の樹脂を天肉部212
aに押し込むとともに、側壁隅部に押し込む。なお、前
記加圧ピン352を側壁部212bに沿って配設するこ
ともできる。
して加工を施すために、加圧ピン352が配設される。
該加圧ピン352は、キャビティ212の立上り部とし
ての図示しない側壁隅部に沿って延び、該側壁隅部に側
面を、また、天肉部212aに先端を臨ませて必要な数
だけ配設され、前方(図における右方)に捨てボス部2
12cを形成する。そして、前記加圧ピン352は、前
進して前記捨てボス部212c内の樹脂を天肉部212
aに押し込むとともに、側壁隅部に押し込む。なお、前
記加圧ピン352を側壁部212bに沿って配設するこ
ともできる。
【0039】ところで、前記スプルーロックピン253
及びエジェクタピン263は、可動金型14を貫通して
後方(図における左方)に延び、後端に形成されたヘッ
ド部253a,263aは、エジェクタプレート62,
63によって挟持され固定される。そして、該エジェク
タプレート62,63は図示しないエジェクタシリンダ
によって進退させられる。該エジェクタシリンダに供給
される油圧は、図示しない比例減圧弁又はサーボ弁によ
って制御される。該比例減圧弁又はサーボ弁を電気的に
制御することによって、前記エジェクタピン263を前
進させて、成形品を突き落とすことができる。
及びエジェクタピン263は、可動金型14を貫通して
後方(図における左方)に延び、後端に形成されたヘッ
ド部253a,263aは、エジェクタプレート62,
63によって挟持され固定される。そして、該エジェク
タプレート62,63は図示しないエジェクタシリンダ
によって進退させられる。該エジェクタシリンダに供給
される油圧は、図示しない比例減圧弁又はサーボ弁によ
って制御される。該比例減圧弁又はサーボ弁を電気的に
制御することによって、前記エジェクタピン263を前
進させて、成形品を突き落とすことができる。
【0040】一方、加圧プレート363,373は、可
動側取付板15に対して接離自在に配設され、図示しな
い加圧シリンダによって進退させられる。そして、該加
圧シリンダに供給される油圧は、図示しない比例減圧弁
又はサーボ弁によって制御される。該比例減圧弁又はサ
ーボ弁を電気的に制御することによって、前記加圧ピン
352を振動させながら徐々に前進させて成形品の加工
部の樹脂にパルス状の加圧力を加えて励振(変位)さ
せ、成形品に対して所定の加工を施すことができる。
動側取付板15に対して接離自在に配設され、図示しな
い加圧シリンダによって進退させられる。そして、該加
圧シリンダに供給される油圧は、図示しない比例減圧弁
又はサーボ弁によって制御される。該比例減圧弁又はサ
ーボ弁を電気的に制御することによって、前記加圧ピン
352を振動させながら徐々に前進させて成形品の加工
部の樹脂にパルス状の加圧力を加えて励振(変位)さ
せ、成形品に対して所定の加工を施すことができる。
【0041】この場合、スプルーロックピン253及び
エジェクタピン263をエジェクタシリンダによって、
また、加圧ピン352を加圧シリンダによって、それぞ
れ任意のタイミングで、しかも、任意の加圧力で前進さ
せることができる。なお、352aは加圧ピン352の
ヘッド部である。次に、本発明の第3の実施例について
説明する。
エジェクタピン263をエジェクタシリンダによって、
また、加圧ピン352を加圧シリンダによって、それぞ
れ任意のタイミングで、しかも、任意の加圧力で前進さ
せることができる。なお、352aは加圧ピン352の
ヘッド部である。次に、本発明の第3の実施例について
説明する。
【0042】図7は本発明の第3の実施例におけるキャ
ビティ内の状態を示す図である。図の(a)はキャビテ
ィの平面図、(b)はキャビティの側面図である。図に
おいて、19はランナ、202はサイド型のゲート、2
14はキャビティ、214aは該キャビティ214の天
肉部、214bは前記キャビティ214の側壁部、21
4cは加圧ピン354の前方(図における右方)に形成
された捨てボス部、214dは前記キャビティ214の
立上り部としての側壁隅部、214eは前記捨てボス部
214cと側壁部214bの間に形成されたリブ部であ
る。
ビティ内の状態を示す図である。図の(a)はキャビテ
ィの平面図、(b)はキャビティの側面図である。図に
おいて、19はランナ、202はサイド型のゲート、2
14はキャビティ、214aは該キャビティ214の天
肉部、214bは前記キャビティ214の側壁部、21
4cは加圧ピン354の前方(図における右方)に形成
された捨てボス部、214dは前記キャビティ214の
立上り部としての側壁隅部、214eは前記捨てボス部
214cと側壁部214bの間に形成されたリブ部であ
る。
【0043】この場合、捨てボス部214cと側壁部2
14bの間にリブ部214eが形成されるため、前記加
圧ピン354を配設する位置が限定されない。次に、本
発明の第4の実施例について説明する。図8は本発明の
第4の実施例におけるキャビティ内の状態を示す図であ
る。図の(a)はキャビティの平面図、(b)はキャビ
ティの側面図である。
14bの間にリブ部214eが形成されるため、前記加
圧ピン354を配設する位置が限定されない。次に、本
発明の第4の実施例について説明する。図8は本発明の
第4の実施例におけるキャビティ内の状態を示す図であ
る。図の(a)はキャビティの平面図、(b)はキャビ
ティの側面図である。
【0044】図において、19はランナ、68は加圧ブ
ロック、202はサイド型のゲート、215はキャビテ
ィ、215aは該キャビティ215の天肉部、215b
は前記キャビティ215の側壁部、215cは該側壁部
215bに形成された捨てボス部、215dは前記キャ
ビティ215の立上り部としての側壁隅部、355は加
圧ピンである。
ロック、202はサイド型のゲート、215はキャビテ
ィ、215aは該キャビティ215の天肉部、215b
は前記キャビティ215の側壁部、215cは該側壁部
215bに形成された捨てボス部、215dは前記キャ
ビティ215の立上り部としての側壁隅部、355は加
圧ピンである。
【0045】前記捨てボス部215cと加圧ピン355
の間に、前記捨てボス部215cに加圧面を臨ませて前
記加圧ブロック68が配設される。該加圧ブロック68
の背面及び前記加圧ピン355の側面に互いに対向する
テーパ面を形成し、両テーパ面を接触させて加圧ブロッ
ク68及び加圧ピン355を配設する。そして、射出工
程においては、前記加圧ピン355は後退させられてい
て、樹脂がキャビティ215に充填されると、樹脂圧に
よって前記加圧ブロック68は加圧ピン355側に押さ
れ、前記捨てボス部215cが形成され、該捨てボス部
215cに樹脂が充填される。
の間に、前記捨てボス部215cに加圧面を臨ませて前
記加圧ブロック68が配設される。該加圧ブロック68
の背面及び前記加圧ピン355の側面に互いに対向する
テーパ面を形成し、両テーパ面を接触させて加圧ブロッ
ク68及び加圧ピン355を配設する。そして、射出工
程においては、前記加圧ピン355は後退させられてい
て、樹脂がキャビティ215に充填されると、樹脂圧に
よって前記加圧ブロック68は加圧ピン355側に押さ
れ、前記捨てボス部215cが形成され、該捨てボス部
215cに樹脂が充填される。
【0046】保圧工程において、前記加圧ピン355を
前進させると、加圧ブロック68が側壁部215b側に
移動して捨てボス部215c内の樹脂を側壁部215b
に押し込む。そして、前記加圧ピン355を前進させた
ときに、前記加圧ブロック68の加圧面と前記側壁部2
15bの面がそろうように設定することによって、成形
品にリブ部が形成されるのを防止することができる。
前進させると、加圧ブロック68が側壁部215b側に
移動して捨てボス部215c内の樹脂を側壁部215b
に押し込む。そして、前記加圧ピン355を前進させた
ときに、前記加圧ブロック68の加圧面と前記側壁部2
15bの面がそろうように設定することによって、成形
品にリブ部が形成されるのを防止することができる。
【0047】この場合、加圧ブロック68によって捨て
ボス部215cが形成されるため、前記加圧ピン355
の先端を天肉部215aに臨ませる必要はない。なお、
本発明は前記実施例に限定されるものではなく、本発明
の趣旨に基づいて種々変形することが可能であり、それ
らを本発明の範囲から排除するものではない。
ボス部215cが形成されるため、前記加圧ピン355
の先端を天肉部215aに臨ませる必要はない。なお、
本発明は前記実施例に限定されるものではなく、本発明
の趣旨に基づいて種々変形することが可能であり、それ
らを本発明の範囲から排除するものではない。
【0048】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明によ
れば局部加圧式射出成形法においては、加圧ピンを後退
させた状態でキャビティ及び捨てボス部に樹脂を充填
し、前記加圧ピンを前進させ、前記捨てボス部内の樹脂
を直接キャビティの立上り部に押し込む。
れば局部加圧式射出成形法においては、加圧ピンを後退
させた状態でキャビティ及び捨てボス部に樹脂を充填
し、前記加圧ピンを前進させ、前記捨てボス部内の樹脂
を直接キャビティの立上り部に押し込む。
【0049】したがって、キャビティの天肉部が薄い場
合でも、捨てボス部内の樹脂を十分に立上り部に押し込
むことができる。その結果、成形品の側壁部においてひ
けやそりが発生したり、側壁隅部において内そりが発生
したりすることがなくなる。本発明の局部加圧式射出成
形機においては、固定金型と、該固定金型と接離自在に
配設され、両者間にキャビティを形成する可動金型と、
該可動金型を貫通して延び、キャビティの立上り部に側
面を臨ませ、かつ、天肉部に先端を臨ませ、前方に捨て
ボス部を形成する加圧ピンと、該加圧ピンを前進させる
駆動手段とを有する。
合でも、捨てボス部内の樹脂を十分に立上り部に押し込
むことができる。その結果、成形品の側壁部においてひ
けやそりが発生したり、側壁隅部において内そりが発生
したりすることがなくなる。本発明の局部加圧式射出成
形機においては、固定金型と、該固定金型と接離自在に
配設され、両者間にキャビティを形成する可動金型と、
該可動金型を貫通して延び、キャビティの立上り部に側
面を臨ませ、かつ、天肉部に先端を臨ませ、前方に捨て
ボス部を形成する加圧ピンと、該加圧ピンを前進させる
駆動手段とを有する。
【0050】したがって、加圧ピンを前進させることに
よって、前記捨てボス部内の樹脂を十分に天肉部及び立
上り部に押し込むことができる。その結果、成形品の側
壁部においてひけやそりが発生したり、側壁隅部におい
て内そりが発生したりすることがなくなる。本発明の他
の局部加圧式射出成形機においては、固定金型と、該固
定金型と接離自在に配設され、両者間にキャビティを形
成する可動金型と、該可動金型内において進退自在に配
設された加圧ピンとを有する。そして、前記キャビティ
の立上り部に加圧面を臨ませて加圧ブロックが配設さ
れ、前記加圧ピンの進退に伴って移動させられる加圧ブ
ロックとを有する。
よって、前記捨てボス部内の樹脂を十分に天肉部及び立
上り部に押し込むことができる。その結果、成形品の側
壁部においてひけやそりが発生したり、側壁隅部におい
て内そりが発生したりすることがなくなる。本発明の他
の局部加圧式射出成形機においては、固定金型と、該固
定金型と接離自在に配設され、両者間にキャビティを形
成する可動金型と、該可動金型内において進退自在に配
設された加圧ピンとを有する。そして、前記キャビティ
の立上り部に加圧面を臨ませて加圧ブロックが配設さ
れ、前記加圧ピンの進退に伴って移動させられる加圧ブ
ロックとを有する。
【0051】したがって、加圧ピンを前進させることに
よって、加圧ブロックが移動し、前記捨てボス部内の樹
脂を十分に天肉部及び立上り部に押し込むことができ
る。その結果、成形品の側壁部においてひけやそりが発
生したり、側壁隅部において内そりが発生したりするこ
とがなくなる。また、前記加圧ピンを前進させたとき
に、前記加圧ブロックの加圧面と前記側壁部の面がそろ
うように設定することによって、成形品にリブ部が形成
されるのを防止することができる。
よって、加圧ブロックが移動し、前記捨てボス部内の樹
脂を十分に天肉部及び立上り部に押し込むことができ
る。その結果、成形品の側壁部においてひけやそりが発
生したり、側壁隅部において内そりが発生したりするこ
とがなくなる。また、前記加圧ピンを前進させたとき
に、前記加圧ブロックの加圧面と前記側壁部の面がそろ
うように設定することによって、成形品にリブ部が形成
されるのを防止することができる。
【図1】本発明の第1の実施例におけるキャビティ内の
状態を示す図である。
状態を示す図である。
【図2】従来の局部加圧式射出成形機の断面図である。
【図3】従来の局部加圧式射出成形機で箱物の成形品を
成形する場合のキャビティ内の状態を示す図である。
成形する場合のキャビティ内の状態を示す図である。
【図4】従来の箱物の成形品の成形状態を示す図であ
る。
る。
【図5】本発明の第1の実施例が適用される局部加圧式
射出成形機の断面図である。
射出成形機の断面図である。
【図6】本発明の第2の実施例が適用される局部加圧式
射出成形機の断面図である。
射出成形機の断面図である。
【図7】本発明の第3の実施例におけるキャビティ内の
状態を示す図である。
状態を示す図である。
【図8】本発明の第4の実施例におけるキャビティ内の
状態を示す図である。
状態を示す図である。
12 固定金型 14 可動金型 36,37,363,373 加圧プレート 68 加圧ブロック 212,214,215 キャビティ 212a,214a,215a 天肉部 212b,214b,215b 側壁部 212c,214c,215c 捨てボス部 212d,214d,215d 側壁隅部 352,354,355 加圧ピン
Claims (3)
- 【請求項1】 (a)加圧ピンを後退させた状態でキャ
ビティ及び捨てボス部に樹脂を充填し、(b)前記加圧
ピンを前進させ、前記捨てボス部内の樹脂を直接キャビ
ティの立上り部に押し込むことを特徴とする局部加圧式
射出成形法。 - 【請求項2】 (a)固定金型と、(b)該固定金型と
接離自在に配設され、両者間にキャビティを形成する可
動金型と、(c)該可動金型を貫通して延び、キャビテ
ィの立上り部に側面を臨ませ、かつ、天肉部に先端を臨
ませ、前方に捨てボス部を形成する加圧ピンと、(d)
該加圧ピンを前進させる駆動手段とを有することを特徴
とする局部加圧式射出成形機。 - 【請求項3】 (a)固定金型と、(b)該固定金型と
接離自在に配設され、両者間にキャビティを形成する可
動金型と、(c)該可動金型内において進退自在に配設
された加圧ピンと、(d)前記キャビティの立上り部に
加圧面を臨ませて配設され、前記加圧ピンの進退に伴っ
て移動させられる加圧ブロックとを有することを特徴と
する局部加圧式射出成形機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21069993A JPH0760809A (ja) | 1993-08-25 | 1993-08-25 | 局部加圧式射出成形法及び局部加圧式射出成形機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21069993A JPH0760809A (ja) | 1993-08-25 | 1993-08-25 | 局部加圧式射出成形法及び局部加圧式射出成形機 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0760809A true JPH0760809A (ja) | 1995-03-07 |
Family
ID=16593635
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP21069993A Withdrawn JPH0760809A (ja) | 1993-08-25 | 1993-08-25 | 局部加圧式射出成形法及び局部加圧式射出成形機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0760809A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010120186A (ja) * | 2008-11-17 | 2010-06-03 | Citizen Electronics Co Ltd | 射出成形品 |
-
1993
- 1993-08-25 JP JP21069993A patent/JPH0760809A/ja not_active Withdrawn
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010120186A (ja) * | 2008-11-17 | 2010-06-03 | Citizen Electronics Co Ltd | 射出成形品 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20001031 |