JPH0761175A - カード取扱い装置 - Google Patents
カード取扱い装置Info
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- JPH0761175A JPH0761175A JP23414893A JP23414893A JPH0761175A JP H0761175 A JPH0761175 A JP H0761175A JP 23414893 A JP23414893 A JP 23414893A JP 23414893 A JP23414893 A JP 23414893A JP H0761175 A JPH0761175 A JP H0761175A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 種類の異なる磁気カードであっても、それぞ
れの印字面に明瞭な印字を行うことができるカード取扱
い装置を提供する。 【構成】 磁気カードの磁気記録面に磁気データの読取
・書込を行う磁気リード・ライト部と、磁気カードの印
字面に印字を行うサーマル印字ユニットと、印字された
表示を消去するイレーズユニットと、これらのユニット
を動作させる制御部とを具備したカード取扱い装置であ
り、制御部は、磁気カードの磁気記録面に予め記録され
た印字エネルギー情報を磁気リード・ライト部を介して
読み取り(S1〜S3)、その読み取った印字エネルギ
ー情報を基にサーマル印字ユニットを駆動制御する(S
4〜S8)。
れの印字面に明瞭な印字を行うことができるカード取扱
い装置を提供する。 【構成】 磁気カードの磁気記録面に磁気データの読取
・書込を行う磁気リード・ライト部と、磁気カードの印
字面に印字を行うサーマル印字ユニットと、印字された
表示を消去するイレーズユニットと、これらのユニット
を動作させる制御部とを具備したカード取扱い装置であ
り、制御部は、磁気カードの磁気記録面に予め記録され
た印字エネルギー情報を磁気リード・ライト部を介して
読み取り(S1〜S3)、その読み取った印字エネルギ
ー情報を基にサーマル印字ユニットを駆動制御する(S
4〜S8)。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、プリペイドカード等の
磁気カードを取り扱う際に用いられるカード取扱い装置
に関するものである。
磁気カードを取り扱う際に用いられるカード取扱い装置
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】現在、磁気カードは我が国において既に
定着し、広く普及しているカードである。その用途は、
決済用のメディアとして使用される場合が多く、テレフ
ォンカードやハイウェイカードをはじめとするプリペイ
ドカードにも用いられ、その用途は今後、益々拡大する
傾向にある。
定着し、広く普及しているカードである。その用途は、
決済用のメディアとして使用される場合が多く、テレフ
ォンカードやハイウェイカードをはじめとするプリペイ
ドカードにも用いられ、その用途は今後、益々拡大する
傾向にある。
【0003】ところで、こうしたプリペイドカードにお
いては、カードを使用した後の残高がそのカードの磁気
層に記録されており、種々の方法によって残高を消費者
に知らせていた。残高を知らせる方法としては、予め目
盛りを印刷してあるカードに、その使用量に応じてパン
チ(穿孔)し、その孔位置を目安にするパンチ方式や、
カードの一部または全面にサーマル(感熱発色)インキ
を塗布加工し、その加工部分をカード取扱い装置の感熱
ヘッドユニットによってマーキングしたり印字したりす
るサーマル・マーキング方式,印字方式などが知られて
いる。
いては、カードを使用した後の残高がそのカードの磁気
層に記録されており、種々の方法によって残高を消費者
に知らせていた。残高を知らせる方法としては、予め目
盛りを印刷してあるカードに、その使用量に応じてパン
チ(穿孔)し、その孔位置を目安にするパンチ方式や、
カードの一部または全面にサーマル(感熱発色)インキ
を塗布加工し、その加工部分をカード取扱い装置の感熱
ヘッドユニットによってマーキングしたり印字したりす
るサーマル・マーキング方式,印字方式などが知られて
いる。
【0004】しかし、上述したパンチ方式では、カード
の残高をおおよその目安でしか知ることが出来ず、正確
さに欠けるという問題があり、またパンチ方式以外で
も、必要な印字行数を確保するため印字文字が小さくな
って見にくくなったり、印字エリアがなくなってカード
の使用回数が多くとれないなどの問題があった。そこで
本出願人は、カード取扱い装置の構成として、磁気カー
ドの磁気記録面に磁気データの読取・書込を行う磁気リ
ード・ライト部と、磁気カードの印字面に印字を行うサ
ーマル印字ユニットと、印字された表示内容を消去する
イレーズユニットと、これらのユニットを動作させる制
御部とを設け、磁気カードの印字面に残高表示等の印字
が可能で、かつ印字した表示内容を消去(イレーズ)し
て再印字を可能とした装置を提案し、同じカードを何度
でも繰り返し使用できるようにした。
の残高をおおよその目安でしか知ることが出来ず、正確
さに欠けるという問題があり、またパンチ方式以外で
も、必要な印字行数を確保するため印字文字が小さくな
って見にくくなったり、印字エリアがなくなってカード
の使用回数が多くとれないなどの問題があった。そこで
本出願人は、カード取扱い装置の構成として、磁気カー
ドの磁気記録面に磁気データの読取・書込を行う磁気リ
ード・ライト部と、磁気カードの印字面に印字を行うサ
ーマル印字ユニットと、印字された表示内容を消去する
イレーズユニットと、これらのユニットを動作させる制
御部とを設け、磁気カードの印字面に残高表示等の印字
が可能で、かつ印字した表示内容を消去(イレーズ)し
て再印字を可能とした装置を提案し、同じカードを何度
でも繰り返し使用できるようにした。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
のカード取扱い装置においては、サーマル印字ユニット
での印字エネルギーが予め装置側に設定されており、常
に一定の印字エネルギーをもって印字が行われるように
なっていたため、例えばカード製造メーカの違いによっ
て最適印字エネルギーの異なる複数枚の磁気カードを一
台の装置で取り扱う場合には、カードの種類によって残
高等を明瞭に印字できないカード、つまり取扱い不可能
なカードが発生してしまう。このため、カードシステム
を導入するユーザ側としては、磁気カードの種類毎に個
別のカード取扱い装置を揃える必要が生じ、カードシス
テムの導入に伴う設備コストが膨大なものとなってしま
う。
のカード取扱い装置においては、サーマル印字ユニット
での印字エネルギーが予め装置側に設定されており、常
に一定の印字エネルギーをもって印字が行われるように
なっていたため、例えばカード製造メーカの違いによっ
て最適印字エネルギーの異なる複数枚の磁気カードを一
台の装置で取り扱う場合には、カードの種類によって残
高等を明瞭に印字できないカード、つまり取扱い不可能
なカードが発生してしまう。このため、カードシステム
を導入するユーザ側としては、磁気カードの種類毎に個
別のカード取扱い装置を揃える必要が生じ、カードシス
テムの導入に伴う設備コストが膨大なものとなってしま
う。
【0006】本発明は、上記問題を解決するためになさ
れたもので、種類の異なる磁気カードであっても、それ
ぞれの印字面に明瞭な印字を行うことができるカード取
扱い装置を提供することを目的とする。
れたもので、種類の異なる磁気カードであっても、それ
ぞれの印字面に明瞭な印字を行うことができるカード取
扱い装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するためになされたもので、熱可塑性記録材料を積層
した印字面と磁気データを記録するための磁気記録面と
を有し、印字面に少なくとも残高表示を可能にした磁気
カードを取り扱う装置において、磁気記録面に磁気デー
タの読取・書込を行う磁気リード・ライト部と、印字面
に印字を行うサーマル印字ユニットと、サーマル印字ユ
ニットによって印字された表示を消去するイレーズユニ
ットと、これらのユニットを動作させる制御部とを具備
したカード取扱い装置であって、制御部は、磁気カード
の磁気記録面に予め記録された印字エネルギー情報を磁
気リード・ライト部を介して読み取るとともに、その読
み取った印字エネルギー情報に基づいてサーマル印字ユ
ニットを駆動制御するものである。
成するためになされたもので、熱可塑性記録材料を積層
した印字面と磁気データを記録するための磁気記録面と
を有し、印字面に少なくとも残高表示を可能にした磁気
カードを取り扱う装置において、磁気記録面に磁気デー
タの読取・書込を行う磁気リード・ライト部と、印字面
に印字を行うサーマル印字ユニットと、サーマル印字ユ
ニットによって印字された表示を消去するイレーズユニ
ットと、これらのユニットを動作させる制御部とを具備
したカード取扱い装置であって、制御部は、磁気カード
の磁気記録面に予め記録された印字エネルギー情報を磁
気リード・ライト部を介して読み取るとともに、その読
み取った印字エネルギー情報に基づいてサーマル印字ユ
ニットを駆動制御するものである。
【0008】
【作用】本発明のカード取扱い装置においては、磁気カ
ードの磁気記録面に予め記録された印字エネルギー情報
が磁気リード・ライト部を介して読み取られ、その読み
取られた印字エネルギー情報を基に制御部がサーマル印
字ユニットを駆動制御するため、種類の異なる磁気カー
ドであっても、カード毎に最適な印字エネルギーをもっ
て印字できるようになる。
ードの磁気記録面に予め記録された印字エネルギー情報
が磁気リード・ライト部を介して読み取られ、その読み
取られた印字エネルギー情報を基に制御部がサーマル印
字ユニットを駆動制御するため、種類の異なる磁気カー
ドであっても、カード毎に最適な印字エネルギーをもっ
て印字できるようになる。
【0009】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を参照し
ながら詳細に説明する。図2は本発明に係わるカード取
扱い装置の全体構成を示す概略図である。図示のように
本実施例のカード取扱い装置は、磁気リード・ライト部
及びサーマル印字ユニット1と、イレーズユニット2
と、制御部3と、AC電源またはDC電源を供給する電
源ユニット(不図示)とから構成されている。
ながら詳細に説明する。図2は本発明に係わるカード取
扱い装置の全体構成を示す概略図である。図示のように
本実施例のカード取扱い装置は、磁気リード・ライト部
及びサーマル印字ユニット1と、イレーズユニット2
と、制御部3と、AC電源またはDC電源を供給する電
源ユニット(不図示)とから構成されている。
【0010】図3は磁気リード・ライト部及びサーマル
印字ユニットを示す概略図である。図において、4はカ
ード挿入・返却口であり、ここからカードが挿入された
り、またカードが返却されたりする。5は磁気ヘッドで
あり、これはカードの磁気記録面を走査することによっ
て、その磁気記録面に磁気データの読取・書込を行うも
のである。6はサーマルヘッドであり、これは熱エネル
ギーを用いてカード上の各ドットを白濁化させて、印字
面に文字等の印字を行うものである。7はカード走行路
であり、この走行路内をローラの駆動によってカードが
走行するようになっている。
印字ユニットを示す概略図である。図において、4はカ
ード挿入・返却口であり、ここからカードが挿入された
り、またカードが返却されたりする。5は磁気ヘッドで
あり、これはカードの磁気記録面を走査することによっ
て、その磁気記録面に磁気データの読取・書込を行うも
のである。6はサーマルヘッドであり、これは熱エネル
ギーを用いてカード上の各ドットを白濁化させて、印字
面に文字等の印字を行うものである。7はカード走行路
であり、この走行路内をローラの駆動によってカードが
走行するようになっている。
【0011】図4はイレーズユニットを示す概略図であ
る。図において、8はイレーズ用ヒータであり、ヒータ
表面には耐熱性の熱伝導ゴム9が取り付けられ、イレー
ズ用ヒータ8の熱を熱伝導ゴム9を介して均等にカード
に伝達できるようになっている。10はソレノイドであ
り、これはカードが熱伝導ゴム9と対面した際に、イレ
ーズ用ヒータ8を押下して、熱伝導ゴム9をカードに押
し付けるものである。11はカード走行路であり、これ
は上記磁気リード・ライト部及びサーマル印字ユニット
のカード走行路7と連結されている。そして、カードは
図示せぬモータを駆動源としたローラ12の回転によっ
てカード走行路11上を走行するようになっている。こ
のイレーズユニット2においては、カード走行路11上
でカードが熱伝導ゴム9の下に搬送されると、ソレノイ
ド10が作動して熱伝導ゴム9がカードの印字面に押し
付けられ、これによりイレーズ用ヒータ8の熱がカード
の印字面に均等に伝達されて、印字面が全て透明化し、
そこに印字されている残高等の表示が消去される。
る。図において、8はイレーズ用ヒータであり、ヒータ
表面には耐熱性の熱伝導ゴム9が取り付けられ、イレー
ズ用ヒータ8の熱を熱伝導ゴム9を介して均等にカード
に伝達できるようになっている。10はソレノイドであ
り、これはカードが熱伝導ゴム9と対面した際に、イレ
ーズ用ヒータ8を押下して、熱伝導ゴム9をカードに押
し付けるものである。11はカード走行路であり、これ
は上記磁気リード・ライト部及びサーマル印字ユニット
のカード走行路7と連結されている。そして、カードは
図示せぬモータを駆動源としたローラ12の回転によっ
てカード走行路11上を走行するようになっている。こ
のイレーズユニット2においては、カード走行路11上
でカードが熱伝導ゴム9の下に搬送されると、ソレノイ
ド10が作動して熱伝導ゴム9がカードの印字面に押し
付けられ、これによりイレーズ用ヒータ8の熱がカード
の印字面に均等に伝達されて、印字面が全て透明化し、
そこに印字されている残高等の表示が消去される。
【0012】図5は制御部の構成を示すブロック図であ
る。図において、破線で囲まれた部分が制御部3として
磁気リード・ライト部及びサーマル印字ユニット1の上
位に配置されており、ホストコンピュータに接続するホ
ストインタフェイス13、イレーズユニット2に接続す
るイレーズコントロール部14、磁気リード・ライト部
及びサーマル印字ユニット1に接続するユニットコント
ロール部15及びROM16,RAM17、ならびにこ
れらをコントロールするCPU18によって構成されて
いる。
る。図において、破線で囲まれた部分が制御部3として
磁気リード・ライト部及びサーマル印字ユニット1の上
位に配置されており、ホストコンピュータに接続するホ
ストインタフェイス13、イレーズユニット2に接続す
るイレーズコントロール部14、磁気リード・ライト部
及びサーマル印字ユニット1に接続するユニットコント
ロール部15及びROM16,RAM17、ならびにこ
れらをコントロールするCPU18によって構成されて
いる。
【0013】図6は実施例で取り扱う磁気カードの構造
を示す断面図である。図示した磁気カード30は、一般
にリライトカードと呼ばれるもので、乳白色フィルムか
らなるベース基材31と、ベース基材31上に積層され
た反射層32と、熱可塑性材料からなる記録表示層33
と、印字部を除いた部分に積層された印刷層34と、反
射層32とは反対側のベース基材31上に積層された磁
気層35と、この磁気層35を保護する保護膜36とか
ら構成されており、記録表示層33側(図中上側)が印
字面で、磁気層35側(図中下側)が磁気記録面となっ
ている。
を示す断面図である。図示した磁気カード30は、一般
にリライトカードと呼ばれるもので、乳白色フィルムか
らなるベース基材31と、ベース基材31上に積層され
た反射層32と、熱可塑性材料からなる記録表示層33
と、印字部を除いた部分に積層された印刷層34と、反
射層32とは反対側のベース基材31上に積層された磁
気層35と、この磁気層35を保護する保護膜36とか
ら構成されており、記録表示層33側(図中上側)が印
字面で、磁気層35側(図中下側)が磁気記録面となっ
ている。
【0014】図7は熱可塑性記録材料を積層してなる印
字面を加熱・冷却したときの透明,白濁状態の変化を示
す図である。最初に、熱可塑性記録材料は室温(温度T
0 以下)で白濁状態(A点)にあるものとする。この状
態から熱可塑性記録材料を加熱し、温度がT0 を越える
(B点)と熱可塑性記録材料は透明化しはじめ、温度T
1 (C点)からT2 (D点)の間で最大透明状態とな
り、これをT0 以下の温度(E点)に冷却しても、熱可
塑性記録材料は最大透明状態を維持する。
字面を加熱・冷却したときの透明,白濁状態の変化を示
す図である。最初に、熱可塑性記録材料は室温(温度T
0 以下)で白濁状態(A点)にあるものとする。この状
態から熱可塑性記録材料を加熱し、温度がT0 を越える
(B点)と熱可塑性記録材料は透明化しはじめ、温度T
1 (C点)からT2 (D点)の間で最大透明状態とな
り、これをT0 以下の温度(E点)に冷却しても、熱可
塑性記録材料は最大透明状態を維持する。
【0015】一方、最大透明状態にある熱可塑性記録材
料をT2 以上の温度に加熱すると、熱可塑性記録材料は
白濁しはじめて、温度T3 (F点)からT4 (G点)の
間で最大透明状態と最大白濁状態とのほぼ中間状態とな
り、これを再びT0 以下の温度に冷却すると、熱可塑性
記録材料は元の白濁状態(A点,B点)に戻る。このよ
うに、印字面を形成する熱可塑性記録材料に上述のよう
な温度サイクルで加熱,冷却を繰り返すことにより、室
温状態での熱可塑性記録材料を透明状態にも白濁状態に
も維持することができる。
料をT2 以上の温度に加熱すると、熱可塑性記録材料は
白濁しはじめて、温度T3 (F点)からT4 (G点)の
間で最大透明状態と最大白濁状態とのほぼ中間状態とな
り、これを再びT0 以下の温度に冷却すると、熱可塑性
記録材料は元の白濁状態(A点,B点)に戻る。このよ
うに、印字面を形成する熱可塑性記録材料に上述のよう
な温度サイクルで加熱,冷却を繰り返すことにより、室
温状態での熱可塑性記録材料を透明状態にも白濁状態に
も維持することができる。
【0016】本実施例のカード取扱い装置では、こうし
た熱可塑性記録材料の特性を利用して、サーマル印字ユ
ニットが磁気カード30の印字面に印字を行うととも
に、イレーズユニット2がカードの印字面に印字された
表示(文字等)を消去する。
た熱可塑性記録材料の特性を利用して、サーマル印字ユ
ニットが磁気カード30の印字面に印字を行うととも
に、イレーズユニット2がカードの印字面に印字された
表示(文字等)を消去する。
【0017】図8はサーマル印字ユニットにおいてサー
マルヘッドに加えられる印字エネルギーとカードの印字
面における印字状態(白濁度)との関係を示す図であ
る。図においては、縦軸がイレーズ状態で透明化された
カードに印字した際のカード表面の白濁度を示し、横軸
がサーマルヘッドの印字エネルギーを示す。まず、種類
の異なるカード(イ)とカード(ロ)の双方をみてみる
と、いずれの場合も、印字エネルギーが小さいときはカ
ード表面が透明化したままであり、印字エネルギーが大
きくなるにつれて徐々に白濁化している。そして、さら
に印字エネルギーがある値を超えると、カード表面は再
び透明化していく。、これは、印字エネルギーが大きす
ぎるために熱可塑性記録材料の粒子が破壊されるためと
考えられ、この状態を繰り返すとカードの印字面は急速
に熱可塑性を失う。したがって、カード(イ)を取り扱
う場合は、図中E1 レベルとE3 レベルのほぼ中間にあ
たるE2 レベルが印字エネルギーとしての最適値とな
る。一方、カード(ロ)を取り扱う場合は、図中E4 レ
ベルとE 6レベルのほぼ中間にあたるE5 レベルが印字
エネルギーとしての最適値となる。このように、サーマ
ル印字ユニットで印字を行う際の最適印字エネルギー
は、カードの種類によって異なるため、個々のカードに
適した印字エネルギーを設定する必要がある。
マルヘッドに加えられる印字エネルギーとカードの印字
面における印字状態(白濁度)との関係を示す図であ
る。図においては、縦軸がイレーズ状態で透明化された
カードに印字した際のカード表面の白濁度を示し、横軸
がサーマルヘッドの印字エネルギーを示す。まず、種類
の異なるカード(イ)とカード(ロ)の双方をみてみる
と、いずれの場合も、印字エネルギーが小さいときはカ
ード表面が透明化したままであり、印字エネルギーが大
きくなるにつれて徐々に白濁化している。そして、さら
に印字エネルギーがある値を超えると、カード表面は再
び透明化していく。、これは、印字エネルギーが大きす
ぎるために熱可塑性記録材料の粒子が破壊されるためと
考えられ、この状態を繰り返すとカードの印字面は急速
に熱可塑性を失う。したがって、カード(イ)を取り扱
う場合は、図中E1 レベルとE3 レベルのほぼ中間にあ
たるE2 レベルが印字エネルギーとしての最適値とな
る。一方、カード(ロ)を取り扱う場合は、図中E4 レ
ベルとE 6レベルのほぼ中間にあたるE5 レベルが印字
エネルギーとしての最適値となる。このように、サーマ
ル印字ユニットで印字を行う際の最適印字エネルギー
は、カードの種類によって異なるため、個々のカードに
適した印字エネルギーを設定する必要がある。
【0018】図9はサーマル印字ユニットにおけるサー
マルヘッドの駆動パルスを示す図であり、この図では縦
軸にサーマルヘッドの駆動電圧(V)を示し、横軸に駆
動時間(T)を示している。ここで、駆動パルスによっ
て駆動されるサーマルヘッドの印字エネルギー(E)は
以下の数式で表される。
マルヘッドの駆動パルスを示す図であり、この図では縦
軸にサーマルヘッドの駆動電圧(V)を示し、横軸に駆
動時間(T)を示している。ここで、駆動パルスによっ
て駆動されるサーマルヘッドの印字エネルギー(E)は
以下の数式で表される。
【数1】 E=(V2 ×T)/R ・・・(1) 上記(1)式において、Rはサーマルヘッドの抵抗値で
あり、これは装置固有の値であることから、サーマルヘ
ッドの印字エネルギー(E)を変えるには、駆動パルス
の幅、つまり図9に示す駆動時間(T)を変えるように
すればよいことが分かる。
あり、これは装置固有の値であることから、サーマルヘ
ッドの印字エネルギー(E)を変えるには、駆動パルス
の幅、つまり図9に示す駆動時間(T)を変えるように
すればよいことが分かる。
【0019】そこで本実施例では、印字エネルギー
(E)のパラメータである駆動時間(T)を符号化し
て、図5に示すROM16の中に記憶してある。図10
はROM16の中に記憶されたコードとこれに対応する
駆動時間(Tn)のテーブルを示す図である。図におい
て、コードは、磁気カードに予め記録される印字エネル
ギー情報を符号化したもので、各コードに対応する印字
エネルギーのパラメータが駆動時間(Tn)として記憶
されている。
(E)のパラメータである駆動時間(T)を符号化し
て、図5に示すROM16の中に記憶してある。図10
はROM16の中に記憶されたコードとこれに対応する
駆動時間(Tn)のテーブルを示す図である。図におい
て、コードは、磁気カードに予め記録される印字エネル
ギー情報を符号化したもので、各コードに対応する印字
エネルギーのパラメータが駆動時間(Tn)として記憶
されている。
【0020】続いて、本実施例のカード取扱い装置にお
ける制御部の制御手順の一例を、図1に示すフローチャ
ートに基づいて説明する。まず、カード挿入・返却口4
から磁気カードが挿入されると、ステップS1では、カ
ードの磁気記録面に記録された磁気データが磁気ヘッド
5によって読み取られる。このとき、カードの磁気記録
面には、そのカードに適した印字エネルギー情報を示す
コードが予め記録されている。すなわち、図8に示した
カード(イ)の場合には印字時の印字エネルギーがE2
となるようなコードが記録されており、カード(ロ)の
場合には印字時の印字エネルギーがE5 となるようなコ
ードが記録されている。
ける制御部の制御手順の一例を、図1に示すフローチャ
ートに基づいて説明する。まず、カード挿入・返却口4
から磁気カードが挿入されると、ステップS1では、カ
ードの磁気記録面に記録された磁気データが磁気ヘッド
5によって読み取られる。このとき、カードの磁気記録
面には、そのカードに適した印字エネルギー情報を示す
コードが予め記録されている。すなわち、図8に示した
カード(イ)の場合には印字時の印字エネルギーがE2
となるようなコードが記録されており、カード(ロ)の
場合には印字時の印字エネルギーがE5 となるようなコ
ードが記録されている。
【0021】そこでステップS2では、磁気ヘッド5を
介して読み取った磁気データの中から、印字エネルギー
情報を示すコードが取り出される。次いでステップS3
では、先のステップS2で取り出したコードを基に、図
10に示したROM16の記憶テーブルをアクセスし
て、そのコードに対応する印字エネルギーのパラメー
タ、つまり駆動時間(Tn)を呼び出し、これをRAM
17上に配置された印字エネルギーレジスタに設定す
る。その際、例えば、取り出されたコードが「2」であ
った場合は、図10に示すテーブルからコード「2」に
対応する駆動時間「T2 」が呼び出され、この駆動時間
「T2 」が印字エネルギーレジスタに設定される。
介して読み取った磁気データの中から、印字エネルギー
情報を示すコードが取り出される。次いでステップS3
では、先のステップS2で取り出したコードを基に、図
10に示したROM16の記憶テーブルをアクセスし
て、そのコードに対応する印字エネルギーのパラメー
タ、つまり駆動時間(Tn)を呼び出し、これをRAM
17上に配置された印字エネルギーレジスタに設定す
る。その際、例えば、取り出されたコードが「2」であ
った場合は、図10に示すテーブルからコード「2」に
対応する駆動時間「T2 」が呼び出され、この駆動時間
「T2 」が印字エネルギーレジスタに設定される。
【0022】続いて、磁気カードの印字面に印字を行う
場合は、ステップS3で印字エネルギーレジスタに設定
された駆動時間(Tn)を、サーマルヘッドの駆動パル
スをオン(ON)する(ステップS4)と同時に、ステ
ップS5でCPU18内のカウンタにセットする。さら
にステップS6では、カウンタにセットしたTn値を1
カウントずつカウントダウンする。次いでステップS7
では、Tn値がゼロであるかどうかの判定が行われ、こ
こでTn値がゼロでないと判定した場合はステップS6
に移行してTn値のカウントダウンを繰り返し、Tn値
がゼロになったと判定した場合はステップS8に進んで
駆動パルスをオフ(OFF)する。これによって、サー
マル印字ユニットにおいては、駆動パルスがオンしてか
らオフするまでの駆動時間(パルス幅)Tnに応じた印
字エネルギー、つまりカード毎に適した印字エネルギー
をもってサーマルヘッドが残高表示等の印字を行うよう
になる。
場合は、ステップS3で印字エネルギーレジスタに設定
された駆動時間(Tn)を、サーマルヘッドの駆動パル
スをオン(ON)する(ステップS4)と同時に、ステ
ップS5でCPU18内のカウンタにセットする。さら
にステップS6では、カウンタにセットしたTn値を1
カウントずつカウントダウンする。次いでステップS7
では、Tn値がゼロであるかどうかの判定が行われ、こ
こでTn値がゼロでないと判定した場合はステップS6
に移行してTn値のカウントダウンを繰り返し、Tn値
がゼロになったと判定した場合はステップS8に進んで
駆動パルスをオフ(OFF)する。これによって、サー
マル印字ユニットにおいては、駆動パルスがオンしてか
らオフするまでの駆動時間(パルス幅)Tnに応じた印
字エネルギー、つまりカード毎に適した印字エネルギー
をもってサーマルヘッドが残高表示等の印字を行うよう
になる。
【0023】
【発明の効果】以上、説明したように本発明によれば、
磁気カードに予め記録された印字エネルギー情報に基づ
いて制御部がサーマル印字ユニットを駆動制御するた
め、例えばカード製造メーカの違いによって最適な印字
エネルギーの異なる種々の磁気カードを混用する場合に
おいても、カード毎に適した印字エネルギーに設定して
印字を行うことができる。その結果、種類の異なる磁気
カードであっても、一台のカード取扱い装置だけで明瞭
な残高表示等を印字することが可能となるため、カード
の種類毎に個別のカード取扱い装置を揃える必要がなく
なり、カードシステムを導入するユーザ側にとっては大
幅なコスト負担の軽減となる。
磁気カードに予め記録された印字エネルギー情報に基づ
いて制御部がサーマル印字ユニットを駆動制御するた
め、例えばカード製造メーカの違いによって最適な印字
エネルギーの異なる種々の磁気カードを混用する場合に
おいても、カード毎に適した印字エネルギーに設定して
印字を行うことができる。その結果、種類の異なる磁気
カードであっても、一台のカード取扱い装置だけで明瞭
な残高表示等を印字することが可能となるため、カード
の種類毎に個別のカード取扱い装置を揃える必要がなく
なり、カードシステムを導入するユーザ側にとっては大
幅なコスト負担の軽減となる。
【図1】実施例における制御部の制御手順を示すフロー
チャートである。
チャートである。
【図2】本実施例におけるカード取扱い装置の全体構成
を示す概略図である。
を示す概略図である。
【図3】磁気リード・ライト部及びサーマル印字ユニッ
トを示す概略図である。
トを示す概略図である。
【図4】イレーズユニットを示す概略図である。
【図5】制御部の構成を示すブロック図である。
【図6】実施例で取り扱う磁気カードの構造を示す断面
図である。
図である。
【図7】熱可塑性記録材料の透明,白濁状態の変化を示
す図である。
す図である。
【図8】印字エネルギーと印字状態の関係を示す図であ
る。
る。
【図9】サーマルヘッドの駆動パルスを示す図である。
【図10】コードと駆動時間の対応を示す図である。
1 磁気リード・ライト部及びサーマル印字ユニット 2 イレーズユニット 3 制御部
Claims (1)
- 【請求項1】 熱可塑性記録材料を積層した印字面と磁
気データを記録するための磁気記録面とを有し、前記印
字面に少なくとも残高表示を可能にした磁気カードを取
り扱う装置において、前記磁気記録面に磁気データの読
取・書込を行う磁気リード・ライト部と、前記印字面に
印字を行うサーマル印字ユニットと、前記サーマル印字
ユニットによって印字された表示を消去するイレーズユ
ニットと、これらのユニットを動作させる制御部とを具
備したカード取扱い装置であって、 前記制御部は、前記磁気カードの磁気記録面に予め記録
された印字エネルギー情報を前記磁気リード・ライト部
を介して読み取るとともに、その読み取った印字エネル
ギー情報に基づいて前記サーマル印字ユニットを駆動制
御することを特徴とするカード取扱い装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23414893A JPH0761175A (ja) | 1993-08-26 | 1993-08-26 | カード取扱い装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23414893A JPH0761175A (ja) | 1993-08-26 | 1993-08-26 | カード取扱い装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0761175A true JPH0761175A (ja) | 1995-03-07 |
Family
ID=16966402
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP23414893A Pending JPH0761175A (ja) | 1993-08-26 | 1993-08-26 | カード取扱い装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0761175A (ja) |
-
1993
- 1993-08-26 JP JP23414893A patent/JPH0761175A/ja active Pending
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