JPH076143B2 - ポリエステルロープ - Google Patents

ポリエステルロープ

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JPH076143B2
JPH076143B2 JP63001837A JP183788A JPH076143B2 JP H076143 B2 JPH076143 B2 JP H076143B2 JP 63001837 A JP63001837 A JP 63001837A JP 183788 A JP183788 A JP 183788A JP H076143 B2 JPH076143 B2 JP H076143B2
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JP
Japan
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strength
yarn
polyester
rope
twisting
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秀作 門田
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Teijin Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、高強力ポリエステルロープに関する。
(従来の技術) ポリエステル繊維、特にポリエチレンテレフタレートよ
りなる繊維は耐摩耗性、耐寒耐熱性、耐疲労特性に優れ
ているため、延網、底曳網、定置網等の漁業資材や、係
留ロープ等の船舶資材、その他の梱包資材等のロープに
広く用いられているが、ナイロン繊維、その他の高強力
繊維に比べると強力の面で劣るという欠点があった。
そこで、ポリエステルロープの高強力化を図る試みが、
原糸そのものの強度を高めることによって、また、撚糸
による強力低下を少なくする(加撚時の強力利用率を高
める)ことによってなされている。具体的には、前者の
方法としては、紡出糸の極限粘度を高くし、かつ延伸倍
率を高くする方法があり、後者の方法としては、仕上げ
油剤の改良により単繊維間の摩擦係数を下げる方法があ
る。
(発明が解決しようとする問題点) しかしながら、これらの方法による高強力化にも限界が
認められるようになった。すなわち、前者の方法によ
り、原糸を高強度化した場合、10g/deに近づけると伸度
が低下してしまい、加撚による原糸の強力利用率が低下
すること、また製糸時の断糸が多発し生産性が低下する
こと等の問題が生じ、後者の方法によった場合にも、単
繊維間の摩擦係数を低下させると、糸条の集束性が低下
し、巻取時の巻崩れを生じ、強力利用率の向上が図れな
いという問題がある。
本発明の目的は、かかる従来技術の問題点を解決し、高
強力のポリエステルロープを提供することにある。
(問題点を解決するための手段) 本発明者らは、加撚した状態での原糸の強力利用率をあ
げる方法を種々検討した結果、従来使用されていた中実
糸を中空糸にかえたところ、意外にもロープの強力が向
上することを見出し、本発明に達した。すなわち、本発
明はエチレテレフタレートを主たる繰り返し単位とする
極限粘度が0.8以上のポリエステルからなり、切断強度
が7g/d以上、切断伸度が10%以上且つ中空率が5〜20%
である中空糸を、合撚してなるポリエステルロープであ
る。
本発明においては、ロープ用繊維としてポリエステル中
空糸を用いたことに特徴がある。中空糸を用いることに
よって加熱した状態での原糸の強力利用率が向上するた
め、中実糸のようにきわめて高い強力の原糸を使用する
必要がなくなる。
中空糸の中空率は、5〜20%の範囲とする必要がある。
5%より小さい場合には、中空糸の有する加撚時の歪吸
収機能が充分には発揮されにくくなる傾向がある。一
方、20%を越える場合には肉厚が小さいため製糸巻取工
程において中空部の変形を生じることがあり、また、腰
が小さくなるため、加撚時の初期段階で中空部の大部分
が変形し、撚糸時の強力保持機能が充分に働かない傾向
がある。
加撚時における中空部の変形は、加撚初期の段階で変形
が完了してしまうと強力利用率を減少させるので、変形
に対する中空部の抵抗力を増大させるには、ポリエステ
ルの極限粘度(25℃、オイルクロルフェノール溶液で測
定)を0.8以上にする必要がある。極限粘度が高くなる
とポリエステル糸自体の強力も増大する。
また、ポリエステルロープの強力、とくに、原糸の初期
強力を大きくするためにポリエステル糸の切断強度は7g
/de以上である必要がある。さらに、加撚による原糸の
強力利用率低下を抑制するためには切断伸度が10%以上
必要である。
本発明におけるポリエステルロープは、エチレンテレフ
タレートを主たる繰り返し単位とするポリエステルから
なる中空糸を合撚して得られるが、該ポリエステルとし
てはポリエチレンテレフタレートが挙げられる。さら
に、15モル%以下の範囲で第三成分を共重合させたコポ
リエステルであってもよい。
(作用) 中空糸を用いてロープにした場合、加撚した状態での原
糸の強力利用率が向上する。このメカニズムの詳細は明
らかでないが、次のように作用するものと考えられる。
加撚時における変形に対する歪を、中空糸が自らの変形
によって吸収し、単糸間の応力斑を少なくして、原糸の
持つ強力がより効率的に合撚ロープに反映されるような
撚糸集合体構造を形成するためと考えられる。
(実施例) 以下、実施例により本発明をさらに詳細に説明する。
実施例1〜5 極限粘度0.98のポリエチレンテレフタレートチップをエ
クストルーダで溶融し、ポリマー温度305℃で、孔数250
個、丸型中空孔の紡糸口金から紡糸した。口金下には紡
糸機スピンブロックと断熱板を介して30cmの加熱筒を取
り付け、雰囲気温度を330℃とした。紡出糸は、加熱筒
直下の冷却筒で冷却風により固化され、オイリングロー
ラで油剤を付与された後850m/分の紡糸速度で引き取
り、一旦巻取った後、第1表に示す条件で延伸熱処理を
施した。中空率は、丸型中空孔のスリット幅の変更と冷
却風量の変更によって調整し、第1表に示す中空率にし
た。
以上のようにして得られた延伸糸の物性を第1表に示
す。この延伸糸10本を合糸して170回/mの下撚りをか
け、ついで、この下撚糸3本を合糸して200回/mの中撚
りをかけ、さらに、中撚糸3本を合糸し、72回/mの上撚
りをかけてロープを作成した。このロープの強力、強力
利用率を第1表に示す。
なお、第1表中、第1段延伸の温度は加熱ローラの温
度、第2段延伸および熱処理の温度は加熱空気浴の空気
の温度であり、強度、伸度はそれぞれ破断強度、破断伸
度を示す。強力利用率は、下記式により計算した。
比較例1〜2 実施例1において、紡糸口金を通常の丸孔に変更して中
実糸を得た意外は、実施例1と同様にして紡糸、延伸熱
処理、ロープ作成を行った。延伸糸の物性、ロープの強
力、強力利用率をあわせて第1表に示す。
第1表の結果から明らかなように、ポリエステル中空糸
を用いたロープの場合(実施例1〜5)には、従来の中
実糸からなるロープ(比較例1〜2)に比較して強力利
用率が向上し、原糸強力が同水準である場合には、ロー
プ強力が中実糸からなるロープよりも高くなる。
(発明の効果) 本発明によれば、従来のポリエステル中実糸からなるロ
ープに比較して強力利用率が高く、原糸強力が同水準で
ある場合にはロープ強力が10%以上向上したポリエステ
ルロープを提供することができる。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】エチレンテレフタレートを主たる繰り返し
    単位とする極限粘度が0.8以上のポリエステルからな
    り、切断強度が7g/d以上、切断伸度が10%以上且つ中空
    率が5〜20%である中空糸を、合撚してなるポリエステ
    ルロープ。
JP63001837A 1988-01-07 1988-01-07 ポリエステルロープ Expired - Fee Related JPH076143B2 (ja)

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