JPH0761676B2 - 中空体の製造方法 - Google Patents

中空体の製造方法

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JPH0761676B2
JPH0761676B2 JP63017394A JP1739488A JPH0761676B2 JP H0761676 B2 JPH0761676 B2 JP H0761676B2 JP 63017394 A JP63017394 A JP 63017394A JP 1739488 A JP1739488 A JP 1739488A JP H0761676 B2 JPH0761676 B2 JP H0761676B2
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JP
Japan
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hollow body
parting line
blow molding
resin
spoiler
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JP63017394A
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Inventor
剛 藤吉
武彦 仲野
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キヨーラク株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、ブロー成形により成形される合成樹脂からな
る中空体で、特に塗装仕上げ後の表面を平滑にすること
ができる中空体の製造方法に関するものである。
〔従来の技術〕
ブロー成形により成形される合成樹脂からなる中空体
は、その成形技術上、中空体の表面に、分割金型のピン
チオフによるパーティングラインが生じる。そしてこの
パーティングライン部分には、ピンチオフ時の圧力の不
均一による毛ばだちのヒケによる凹凸が発生しやすい。
特にスポイラ等の構造部品の場合、曲げ弾性率が10,000
kg/cm2以上の剛性の高い合成樹脂が使用されるが、一般
にこの種の樹脂は非晶性樹脂や、高結晶性樹脂と呼ば
れ、ヒケが大きく表われる。
そして上記高結晶性樹脂を用いて例えば横断面形状が平
で、かつ長尺物であるスポイラをブロー成形により中空
成形した場合、これのパーティングライン部分で1.5mm
程度と比較的大きなヒケが生じることがある。
スポイラ等の中空体に塗装を施す場合、上記パーティン
グライン部分に生じる毛ばだちやヒケをそのままにして
塗装すると外観が見苦しい仕上げになる。
このため、従来は、塗装工程の前に、上記毛ばだちやヒ
ケにより生じる凹凸の高い部分をナイフにて切除して平
滑に仕上げてから塗装している。
〔発明が解決しようとする課題〕
合成樹脂製の中空体の毛ばだちやヒケによる凹凸の高い
部分をナイフで平らに仕上げる作業は極めて難かしく、
ともすると削りすぎて穴をあけてしまうことがあり、ま
た上記凹凸の切除のための中空体の本体をも削り取らな
ければならないため、所期の仕上げ面を得るためには熟
練した職人芸が要求されている。
本発明は上記のことにかんがみなされたもので、パーテ
ィングライン部分に生じる毛ばだちやヒケの影響が中空
体の本体側におよぶことがなくなり、従って毛ばだちや
ヒケによる凹凸の高い部分を除去しても中空体の肉厚が
薄くなったり、穴があくことがないようにすることがで
き、またこの部分の平滑仕上げを熟練者によることなく
容易に、かつ極めて平滑な状態に仕上ることができるよ
うにした。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するために、本発明に係る中空体の製造
方法は、ブロー成形にて成形される合成樹脂からなる中
空体で、かつブロー成形後その表面に塗装を施すように
した中空体の製造方法において、ブロー成形時に、中空
体のパーティングライン部分に、他の部分より3mm程度
高くした突条を全周にわたって形成し、ブロー成形後、
この突条をサンドペーパーやバフ等の柔軟性研磨材にて
パーティングラインに沿って研磨して平滑に仕上げ、そ
の後表面全体に塗装を施すようにした。
〔作 用〕
ブロー成形時において、パーティングライン部分にこれ
の全周にわたって他の部分より3mm程度高い突条を形成
したので、パーティングライン部分に生じた毛ばだちや
ヒケが突条に生じることになり、中空体の本体側にこの
毛ばだちやヒケの影響がおよばす、従って毛ばだちやヒ
ケによる凹凸の高い部分を除去しても中空体の肉厚が薄
くなったり、穴があくことはなくなる。また上記突条は
柔軟性研磨材にて研磨される際にこの突条がパーティン
グラインの全周に設けられていることにより、突条以外
の部分を研磨することなく、突条だげが容易に研磨され
る。
〔実 施 例〕
本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
第3図は本発明方法にて製造しようとする部材の一例で
あるスポイラ1を示す。このスポイラ1は乗用車の屋根
に風切り用として取付けるもので、第4図に示すように
合成樹脂にて中空に成形されている。
上記スポイラ1は第1図、第2図に示すように、押出ダ
イ2より押出し垂下したパリスン3を分割金型4,5にて
挾着し、ついでパリスン3内に圧力流体を吹き込み、両
金型4,5のそれぞれのキャビティ4a,5aに沿う形状、すな
わち、所定のスポイラ形状に成形し、ついで両金型4,5
を型開きすることにより中空成形される。
このとき、第4図、第5図に示すように、スポイラ1の
縁部の全周のパーティングライン部分に高さが3mm程度
の突条6を形成する。これにより、パーティングライン
部分に生じるヒケはこの突条6に生じて、スポイラ1の
本体側にヒケが生じるのが防がれる。
このとき、上記突条6の高さが3mm程度と比較高いこと
により、中空体を構成する合成樹脂に高結晶性樹脂を用
いても、これのパーティングライン部分でのヒケはスポ
イラ1の本体側にまで影響されない。
上記のようにして成形したスポイラ1のパーティングラ
イン部分の突条6は、第7図に示すような、多数枚のサ
ンドペーパ7を放射状に束ねたブラシ状のサンドペーパ
輪8を第5図に示すように、回転させて接触することに
より、研磨されて削除される。
このとき、上記サンドペーパ輪8は、サンドペーパ7の
目が異なるものを複数用意しておき、例えば、第1工程
では400番のサンドペーパを用いたもので研磨し、第2
工程で1000番のサンドペーパを用いたもので研磨する。
これにより上記突条件6の高さが500μm以下になるま
で削除され、パーティングライン部分が平滑に仕上げら
れる。
上記のようにして表面仕上げされたスポイラ1は、その
後、表面をトリクロロエチレン等の溶剤で処理してか
ら、第6図に示すようにスプレーガン9にて、顔料及び
希釈材(シンナ)を混合したアクリルウレタン系の2液
型塗料10を塗布する。
本発明方法にて製造される中空体の構成材料はブロー成
形されるものであればどんな合成樹脂でもよいが、特に
曲げ弾性率(ASTMD790)が10,000kg/cm2以上の機械的強
の高いものが好ましい。
この種の合成樹脂としては、ポリフェニレンエーテル樹
脂、ポリカーボネート樹脂、ポリブチレンテレフタレー
ト樹脂、ポリサルフォン樹脂、ポリエーテルサルフォン
樹脂、ポリエーテルエーテルケトン樹脂、芳香族ポリエ
ステル樹脂、ポリアセタール樹脂、ポリオキシメチレン
樹脂、ポリプロピレン樹脂、ポリエチレンテレフタレー
ト樹脂等の該当する。
上記本発明方法の実施例で示したスポイラ1は、ポリフ
ェニレンエーテル樹脂からなる「ノリル9001」(エンジ
ニアリングプラスチック社製)を用いた。これの曲げ弾
性率は21,000kg/cm2である。
また上記実施例では突条6を削除する手段としてサンド
ペーパ輪8を用いた例を示したが、これに代えて多数枚
のバフ等の柔軟性研磨材を束ねたものを用いてもよい。
なおこの柔軟性研磨材の使用形態は上記のように放射状
に束ねたものに限るものではく、その使用形状は特に問
わない。
〔発明の効果〕
本発明によれば、ブロー成形にて成形される合成樹脂か
らなる中空体で、かつブロー成形後その表面に塗装を施
すようにした中空体の製造方法において、ブロー成形時
に、中空体のパーティングライン部分に、他の部分より
3mm程度高くした突条6を全周にわたって形成したこと
により、中空体のパーティングライン部分に生じたヒケ
は突条6に生じることになり、中空体の本体側にこのヒ
ケ(凹み)の影響をおよばず、従ってヒケによって生じ
る凹凸全体を除去しても中空体の肉厚が薄くなったり、
穴があいたりすることがなくなり、設計通りの形状に仕
上げることができる。
特に、スポイラ等の構造部品に実施する場合、曲げ弾成
率が10,000kg/cm2以上の剛性の高いヒケの大きい合成樹
脂を使用されるので、さらに好適である。
また上記突条6は高さが3mm程度と比較的高いことによ
り、中空体を構成する合成樹脂が比較的ヒケが大きい高
結晶性樹脂であっても、これのパーティングライン部分
に生じるヒケをこの突条6にて充分吸収することができ
る。
さらにブロー成形後、この突条6をサンドペーパー7や
バフ等の柔軟性研磨材にてパーティングラインに沿って
研磨して平滑に仕上げることにより、柔軟性研磨は他の
壁より3mm程度も高くした突条6を研磨することになっ
て中空体の他の部分を削ることがなくなり、この突条6
だけを容易に削り取ることができ、この部分の平滑仕上
げを熟練者によることなく容易に、かつ極めて平滑な状
態に仕上げることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図から第5図は本発明方法の各工程を示すもので、
第1図、、第2図はブロー成形工程を示す断面図、第3
図は中空体の一例であるスポイラを示す斜視図、第4図
は第3図のIV−IV線に沿う断面矢視図、第5図は研磨工
程を示す断面図、第6図は塗装工程を示す断面図、第7
図はサンドペーパ輪の構成を概略的に示す斜視図であ
る。 1はスポイラ、4,5は分割金型、4a,5aはキャビティ、6
は突条、8はサンドペーパ輪、9はスプレーガン。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ブロー成形にて成形される合成樹脂からな
    る中空体で、かつブロー成形後その表面に塗装を施すよ
    うにした中空体の製造方法において、ブロー成形時に、
    中空体のパーティングライン部分に、他の部分より3mm
    程度高くした突条を全周にわたって形成し、ブロー成形
    後、この突条をサンドペーパーやバフ等の柔軟性研磨材
    にてパーティングラインに沿って研磨して平滑に仕上
    げ、その後表面全体に塗装を施すようにしたことを特徴
    とする中空体の製造方法。
JP63017394A 1988-01-29 1988-01-29 中空体の製造方法 Expired - Lifetime JPH0761676B2 (ja)

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JPH01192526A JPH01192526A (ja) 1989-08-02
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JPH01192526A (ja) 1989-08-02

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