JPH0761683A - 紙葉類積載装置及び画像記録装置 - Google Patents

紙葉類積載装置及び画像記録装置

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JPH0761683A
JPH0761683A JP23559293A JP23559293A JPH0761683A JP H0761683 A JPH0761683 A JP H0761683A JP 23559293 A JP23559293 A JP 23559293A JP 23559293 A JP23559293 A JP 23559293A JP H0761683 A JPH0761683 A JP H0761683A
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discharge
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sheet
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JP23559293A
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Yoshitaka Masuda
義隆 増田
Kyoichi Ando
恭一 安東
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Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 排出される紙葉類の排出速度が高くなって
も、紙葉類が裏返ったり、散乱したりしないようにす
る。 【構成】 排出される紙葉類を制動部材2にて制動し積
載する紙葉類積載装置1において、制動部材2の表面に
複数の凹凸を設けたことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は原稿または記録紙等の紙
葉類を多数枚収納する紙葉類積載装置及び画像記録装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】スリット露光方式の画像記録装置(ロー
タリーカメラ)等においては、一般に原稿を搬送する過
程でスリット露光し、原稿面とフィルム面とを結ぶ光路
内に設けられた結像レンズによって原稿の搬送速度に同
期して送られるフィルム上に原稿イメージを投影しなが
ら次々に原稿を撮影記録している。
【0003】図12に画像記録装置の紙搬送経路を示
す。101は積載装置、102は積載装置101の制動
部材、111は画像記録装置本体、112は給紙口、1
13は排紙口、119は給紙分離ローラ、120は給紙
経路切換ガイド、121は紙検知センサー、122は照
明ランプ、123は平板ガラス、124は反射ミラー、
125は排紙駆動ローラ、126は手差しガイド板、1
27は搬送ベルト、128は排紙従動ローラ、を表す。
【0004】給紙口112に束ねてセットされた原稿は
互いに逆回転する給紙分離ローラ119によって一枚づ
つ画像記録装置111内に給紙される。紙検知センサー
121は原稿が搬送されたことを検知し、図示していな
い画像記録プロセスが原稿と同期するように働く。更に
原稿は搬送ベルト127で画像投影領域に送られる。二
つの照明ランプ122は平板ガラス123の間隙を通る
原稿の裏と表を同時に照らしだし、反射ミラー124及
び図示していない結像レンズによって図示していないフ
ィルム面に原稿のイメージを裏表同時に結ぶ。さらに原
稿は搬送ベルト127によって送られ排紙ローラ12
5,128によって記録装置本体111の外へ排出され
る。排出された原稿は積載装置101の制動部材102
に突き当たり、急激に減速されて積載装置101に順次
積載される。
【0005】図11に従来の積載装置を画像記録装置の
排紙口側から見た斜視図を示す。101は積載装置、1
02は積載装置101の制動部材、103はスライダ
ー、103aはアース接点、106はガイド台を表す。
【0006】画像記録する原稿の大きさや位置に合わせ
て整列良く排紙を積載するために積載装置101は制動
部材102の位置を前後左右に移動できるようにできて
いる。
【0007】制動部材102はスライダー103に取り
付けられており、スライダー103はガイド台106の
両端の折り曲げ内をガイドにして前後に移動可能であ
る。また図11では陰になる位置に左右移動用のレール
があり、ガイド台106ごと左右に移動可能である。制
動部材102は導電性材料でできており、スライダーの
アース接点103a、ガイド台106を通じて画像記録
装置本体にアースされている。
【0008】ところで、画像記録装置は自動給紙装置を
備え一度に100枚から500枚の原稿を約20秒から
1分半程度の時間で連続撮影することができ、高速かつ
大量の入力装置として知られている。
【0009】そして、感光体(フィルム)の感度や光源
の輝度向上、より明るいレンズの開発にともない撮影速
度は増々高速化している。
【0010】また複写機やプリンター等においても装置
本体から排出される紙葉類の積載に関して同様である。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】画像記録装置(ロータ
リーカメラ)を例として説明する。
【0012】従来の画像記録装置では高速で排出される
用紙をコンパクトに積載するために積載装置に用紙の速
度を急激に落とす制動部材102が備えられている。
【0013】具体的には、用紙サイズに応じた位置に
「ついたて」状の壁を設け、高速で排出された用紙がぶ
つかることで制動させるものである。
【0014】ところが画像記録装置の処理能力が高くな
り用紙の排出速度をより高速化し積載容量を増加させる
と、排出される用紙の整列性が悪くなるという問題が起
こる。つまり撮影後の原稿順序が入れ替わってしまった
り、排出された原稿が裏返ったり折れ曲がり、散乱して
しまう。
【0015】図13は画像記録装置の排紙部と積載装置
の拡大図で、排出された紙葉類の挙動を説明する。
【0016】排紙駆動ローラ125と排紙従動ローラ1
28のお互いに共有する接線は水平よりわずかに下をむ
いており、原稿の最初の排出方向は図13で示すαの角
度となる。その後ほぼ放物線を描きながら原稿は制動部
材102に突き当たる。このとき制動部材102に垂直
な方向と原稿のなす角度θ、排紙速度や重量によって制
動部材102の表面で摩擦抵抗が起こる。この摩擦抵抗
が原稿に働く重力より大きいときの原稿は図13に示す
ような軌跡を描き積載装置101に順序よく積み重なっ
ていく。
【0017】しかし排出状態や紙質による途中の空気抵
抗の受け方によってθが大きくなったり、原稿の摩擦係
数が小さいときにはこの摩擦抵抗が充分大きくならない
場合が出てくる。しかも原稿が制動部材102に突き当
たったときの速度垂直ベクトル成分は下向きとなり重力
との合力で原稿先端はより下側へ向かうことになる。速
度水平ベクトル成分は摩擦係数を乗じて摩擦力になるが
θが大きくなればその割合も小さくなり総合的には排紙
速度が高くなるほど原稿先端に働く力は下向きに大きく
なる。そうすると原稿先端は制動部材102の表面上を
下側へ滑り落ちる状態になり、原稿後端はモーメントと
重力の差分だけ上側へ跳ね上がることになる。更に後続
の原稿がその跳ね上がった後端にぶつかると回転中のモ
ーメントは加速され、原稿は簡単に裏返ってしまう。
【0018】また、跳ね上がった後端の下へ後続の原稿
が入り込んでしまうと排出された順番が入れ替わってし
まう。
【0019】この傾向は画像記録プロセスの時間を短縮
するために、紙間を短くするにつれても顕著になる。
【0020】図10に積載装置と排紙到達位置の関係を
示す。(101)は積載装置の制動部材102を最大排
紙サイズにセットした場合の位置、(102´)は最小
排紙サイズにセットした場合の位置、111は画像記録
装置本体、113は排紙口、125は排紙駆動ローラ、
128は排紙従動ローラ、138は排出された紙の描く
軌跡、αは排紙排出角度を表す。
【0021】図のように紙サイズによって排紙が制動部
材102に突き当たる位置が異なり、最大排紙サイズ位
置(102)における排紙の到達位置を基準に排出角度
αを決めると最小排紙サイズ位置(102´)では制動
部材102の上方で突き当たるため制動部材102を高
く備えなければならず、また自由落下する小さな紙葉類
は空気抵抗のため挙動が不安定になり積載状態を乱す原
因にもなる。
【0022】なお、現実には排紙が届かなくなってしま
うのでありえないが、排出角度αをもっと大きくとり、
最小排紙サイズでも不安定に落下することのない高さで
突き当たるようにすると制動部材102に垂直な方向と
紙葉類のなす角度θが大きくなり図13で説明したよう
に排紙の裏返りや順序の入れ替わりが更に起きやすくな
ってしまう。
【0023】本発明は上記課題を解決するためになされ
たもので、その目的とするところは排出される紙葉類の
排出速度が高くなっても、撮影順序が入れ替わってしま
ったり、排出された紙葉類が裏返ったり折れ曲がり、散
乱することのない紙葉類積載装置を提供することにあ
る。
【0024】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明にあっては、排出される紙葉類を制動部材にて
制動し積載する紙葉類積載装置において、前記制動部材
の表面に複数の凹凸を設けたことを特徴とする。
【0025】また、排出される紙葉類を制動部材にて制
動し積載する紙葉類積載装置において、前記制動部材の
紙葉類に対する表面摩擦係数を0.3以上としたことを
特徴とする。
【0026】また、排出手段より排出される紙葉類を、
前記排出手段に対して位置変更可能な制動部材にて制動
して積載する紙葉類積載装置において、前記排出手段に
対する前記制動部材の位置を検知する位置検知手段及び
/又は紙葉類の積載量を検知する積載量検知手段と、前
記排出手段の紙葉類排出角度を変える排出角度変更手段
と、を有し、前記位置検知手段及び/又は前記積載量検
知手段の検知結果に基づいて、前記排出角度変更手段を
制御することを特徴とする。
【0027】また、前記紙葉類積載装置と、紙葉類に画
像を形成して紙葉類積載装置に排出する画像記録装置本
体と、を備えたことを特徴とする。
【0028】
【作用】上記構成の本発明にあっては、制動部材の表面
に複数の凹凸を設けたので、排出される紙葉類が制動部
材に突き当たったときの紙葉類先端に作用する摩擦力が
高くなり、従来のように紙葉類先端が制動部材の表面上
を下方へ向けて滑り落ちるといったことが防がれ、排出
された紙葉類が裏返ったり、散乱したりすることが防止
される。
【0029】なお、このような作用は、制動部材の表面
摩擦係数を0.3以上としても同様に得られる。
【0030】また、紙葉類のサイズにより排出手段に対
する制動部材の位置が移動させられ、その移動に伴って
紙葉類が制動部材に突き当たる角度が変わるが、本発明
にあっては、位置検知手段によって制動部材の排出手段
に対する位置を検知し、その検知結果に基づいて排出手
段の排出角度を変えることにより、紙葉類のサイズによ
らずに常に適切な角度で紙葉類を制動部材に突き当てる
ことができるので、紙葉類の裏返りや散乱が防がれる。
【0031】また、積載量検知手段により紙葉類の積載
量を検知し、その検知結果に基づいて排出手段の排出角
度を変えることにより、既に積載されている紙葉類の上
面によって排出される紙葉類の先を支えつつ、その紙葉
類の先端を制動部材に突き当てることができるので、紙
葉類の裏返りや散乱が防がれる。
【0032】特に、位置検知手段と積載量検知手段の両
方の検知結果に基づいて排出手段の排出角度を変えるこ
とにより、排出される紙葉類の先端を、既に積載されて
いる紙葉類の上面と制動部材の側面との接線付近に紙葉
類先端が到達するようにできるので、より良好に紙葉類
の裏返りや散乱が防がれる。
【0033】
【実施例】
(第1実施例)図5に本発明を用いた画像記録装置(ロ
ータリーカメラ)本体の斜視図を示し、図6に同装置の
断面図を示す。
【0034】1は紙葉類積載装置としての積載装置、2
は制動部材、3はスライダー、4はセンターレール、5
は規制板、6はガイド台、11は画像記録装置本体、1
2は給紙口、13は排紙口、14はフロントレール、1
5はフィルムカートリッジ挿入口、16は搬送操作パネ
ル、17は撮影操作パネル、18は給紙厚調整ノブ、1
9は給紙分離ローラ、20は給紙経路切換ガイド、21
は紙検知センサー、22は照明ランプ、23は平板ガラ
ス、24は反射ミラー、25は排紙駆動ローラ、26は
手差しガイド板、27は搬送ベルト、28は排紙従動ロ
ーラ、Mは紙葉類としての原稿、を表す、なお、排紙駆
動ローラ25と排紙従動ローラ28とで排出手段42が
構成される。
【0035】記録媒体である図示していない撮影用フィ
ルムをフィルムカートリッジ挿入口15にセットし、撮
影に必要なリード送りやカウンターのセットなどの操作
を撮影操作パネル17で行う。積載装置1を原稿サイズ
や撮影位置に合わせる。フロントレール14と嵌合した
ガイド台6は左右に移動可能で撮影位置に、センターレ
ール4と嵌合したスライダー3は前後に移動可能で原稿
サイズにそれぞれ合わせることができる。原稿を給紙口
12にセットし、搬送操作パネルを操作する事で、セッ
トされた原稿は互いに逆回転する給紙分離ローラ19に
よって一枚づつ画像記録装置11内に給紙される。紙検
知センサー21は原稿が搬送されたことを検知し、図示
していない画像記録プロセスが原稿と同期するように働
く。更に原稿は搬送ベルト27で画像投影領域に送られ
る。二つの照明ランプ22は平板ガラス23の間隙を通
る原稿の裏と表を同時に照らしだし、反射ミラー24及
び図示していない結像レンズによって図示していないフ
ィルム面に原稿のイメージを裏表同時に結ぶ。さらに原
稿は搬送ベルト27によって送られ排紙ローラ25,2
8によって排紙口13から記録装置本体11の外へ排出
される。
【0036】図1に本発明による積載装置を画像記録装
置11の排紙口側から見た斜視図を示す。
【0037】1は積載装置、2は制動部材、3はスライ
ダー、3aはアース接点、4はセンターレール、5は規
制板、6はガイド台、9は制動部材2に設けられた溝付
き面を表す。
【0038】画像記録する原稿の大きさや位置に合わせ
て排紙原稿を積載するために積載装置1は制動部材2の
位置を前後左右に移動できるようにできている。
【0039】制動部材2はスライダー3に取り付けられ
ておりスライダー3はセンターレール4をガイドにして
前後に移動可能である。
【0040】また図1では陰になる位置に左右移動用の
レールがあり、ガイド台6ごと左右に移動可能である。
制動部材2は導電性材料でできており、スライダーのア
ース接点3a、ガイド台6を通じて画像記録装置本体に
アースされている。
【0041】ガイド台6には規制板5が両サイドに設け
られており、排出された紙葉類がガイド台6から横には
み出して崩れ落ちるのを防止している。制動部材2には
ほぼ全域にわたって水平にヤスリ状の溝2aが刻まれて
おり、これによって複数の凹凸が形成されている。
【0042】図2に本発明による制動部材断面詳細図を
示す。図のように厚さ1.0mmの板金にピッチ0.5
mm、深さ0.3mmの傾斜溝(断面テーパ状の溝)2
aが刻まれている。
【0043】裏面の防振ゴム7は排紙が制動部材2に突
き当たるとき出る衝撃音を緩和するために貼りつけられ
ている。
【0044】ここでの寸法は本発明を実施した画像記録
装置の扱う紙葉類のサイズ及び厚みを元に求めた一例で
あり、本発明を限定するものではない。
【0045】また、溝の形状も本実施例のものに限定さ
れるものではない。
【0046】図3は本発明による制動部材の斜視図を示
す。図2で示したような溝形状を板金に加工するとその
端面は鋸状になり、手などが触れると危険な形状となっ
てしまう。そこで溝のある方の制動部材2のエッジに面
打ち処理を行い面取り8を設けている。
【0047】本実施例では排出された紙葉類に帯びた静
電気を除電するために制動部材2は板金(アルミニウム
合金)で構成したが、導電性のある材質であれば板金に
限らず導電性樹脂などを用いてモールド成形にしても良
い。
【0048】このように制動部材2の表面に溝形状9を
設けることで制動部材2に垂直な方向と紙葉類のなす角
度θ(図7参照)が大きくなっても排出された紙葉類先
端がスリップすることで起こる紙後端跳ね上げモーメン
トを防止することができ、排紙の裏返りや順序の入れ替
わりを起こさないで積載する事ができる。
【0049】図4に本実施例の応用例を示す。図1で示
した溝付き面9の部分を表面がザラザラ(ザラザラを形
成する微小な凹凸の最大大きさRmax=0.2mm程
度)の梨肌面10としている。前述した実施例では溝2
aに紙葉類先端を引っかけることでモーメントの発生を
抑えたが、応用例では制動部材2の表面摩擦係数を上げ
る事で紙葉類先端と制動部材2の摩擦力を大きくし、紙
葉類先端が一時的に重力に抵抗を持つ様にした。この他
に制動部材2の表面摩擦係数を高める方法として摩擦係
数が0.3以上の導電性のゴムをコーティングしたり、
さらにそのコーティングした表面を梨肌状(ザラザラし
た面)にすることも有効な手段となる。
【0050】エッチングや研磨などを施してアルミ合
金、銅合金、鋼などの金属板で数種類の表面状態を用意
し、束ねた紙をその上で引きずり摩擦係数を測定すると
ともに、その金属板を制動部材として用いた実験を行っ
た結果では摩擦係数を大きくするほど紙先端のスリップ
する確率は少なくなり、摩擦係数が0.1〜0.3の間
では従来とあまり変わらず、0.1以下ではほとんどす
べての紙がスベリ落ちて散乱してしまった。したがって
本発明の概念を具現化するには実用上0.3以上の摩擦
係数を有する制動部材を用いることが重要で、好ましく
は0.6以上の摩擦係数であればより良好な結果を得る
ことができる。
【0051】(第2実施例)図8,図9にて本発明によ
る第2の実施例を示す。(2)は積載装置の制動部材2
を最大排紙サイズにセットした場合の位置、(2´)は
最小排紙サイズにセットした場合の位置、25は排紙駆
動ローラ、(28)は積載装置を最大排紙サイズにセッ
トした場合の排紙従動ローラ位置、(28´)は積載装
置を最小排紙サイズにセットした場合の排紙従動ローラ
位置、38は排出された紙葉類の描く軌跡、θは制動部
材2に垂直な方向と紙葉類のなす角度を表す。
【0052】排出手段42を成す排紙ローラ25,28
によって排出された紙葉類はまず排紙ローラ25,28
の共有接線方向に飛び出し、その後その初速度を持ち自
由落下していく。
【0053】図の様に積載装置1を最大排紙サイズにセ
ットしたときには排紙ローラ25,28の共有接線がほ
ぼ水平になる様に排紙従動ローラ28を排紙口13側に
位置させ、積載装置1を最小排紙サイズにセットしたと
き(2´)には排紙従動ローラを排紙口13側から離し
た位置(28´)に持ってくることで排紙角度を下向き
にできる。どちらの場合にもθはほぼ同じ角度になる事
が分かる。
【0054】また積載装置1の位置によって排紙角度を
変えることができるため、最大排紙サイズに合わせた排
紙角度のままでは排紙が制動部材2を飛び出してしまう
ような制動部材の高さでも充分受け止めることができ
る。
【0055】図8に第二実施例の構成説明図を示す。同
図は本発明による紙葉類積載装置の排紙ローラ部の概略
な構成を説明するものである。
【0056】25は排紙駆動ローラ、28は排紙従動ロ
ーラ、29は軸間規制部材、30は排紙駆動ローラ軸、
31は排紙角度変位リンク、32は排紙従動ローラ軸、
33は支点、34はラックギア、35は作動軸、36は
ピニオンギア、37はパルスモータを表す。なお、部材
29,30,31,32,33,34,35,36,3
7を有して排出角度変更手段43が構成される。
【0057】排紙駆動ローラ25には図示していない駆
動モータから動力が伝わり排紙駆動ローラ軸30の回り
に回転する。排紙従動ローラ28は排紙駆動ローラ25
に接して連れ回る様に所定距離を保つ軸間規制部材29
で連結され、排紙駆動ローラ25の回りに回動可能であ
る。
【0058】排紙角度変位リンク31は画像記録装置本
体に固定されている支点33を中心に回転可能であり、
両端にある長穴溝には排紙従動ローラ軸32と作動軸3
5がスライド可能に嵌合してある。作動軸35はラック
ギア34に固定されており、パルスモータ37の駆動に
よってピニオンギア36が回転し、それに噛み合うラッ
クギア34の直線移動によって図中左右に移動可能であ
る。
【0059】制動部材2の位置検知手段としての位置検
知センサ39(図8(b))によって制動部材2がセッ
トされた位置を検知し、その検知信号に基づいてシーケ
ンス回路40によって所定の量だけパルスモータ37が
駆動され、上述のリンク機構によって排紙従動ローラ2
8が所定の位置に変位する。
【0060】同実施例では排紙ローラ25,28の角度
を変える事によって排紙角度を変化させる構成を説明し
たが、排紙ローラ25,28を固定し、その先に、角度
を変える事のできるガイド部材を用いて排紙角度を制御
したり、従動式の排紙ローラ28ではなく、二つの排紙
ローラがそれぞれ別々に駆動されておりそれらの回転速
度差によって排紙方向を変える事も考えられる。
【0061】またパルスモーターの駆動による連続的な
角度変化のほかに、プランジャーを用いた二極制御によ
って排紙方向を二段階可変としてもある程度の効果が期
待でき、取り扱う紙種サイズにあまりばらつきのない画
像記録装置では充分効果的である。
【0062】また紙葉類の排紙サイズによって排紙角度
を変える以外に、シート積載装置1への積載量を検知す
る積載量検知手段としての積載量検知センサ41の検知
信号に基づいてシーケンス回路40によって所定の量だ
けパルスモーター37が駆動され、排紙従動ローラ28
が所定の位置に変位して排紙角度を変えれば制動部材2
に突き当たり落下していく排紙原稿の挙動を安定させる
ことができる。
【0063】排紙方向を可変とすることにより、すでに
積載されている排紙原稿上面と制動部材2の側面との接
線付近に排紙先端が届くような軌跡を描いて排出すれ
ば、積載されている排紙原稿によって排紙先端が支えら
れ制動部材2とのスリップを防止できる。
【0064】さらに排紙サイズ情報とリンクした排出角
度に制御すれば原稿サイズや積載量にかかわらず最適な
排紙状態を保つことができる。
【0065】
【発明の効果】以上説明したように本発明にあっては、
制動部材の表面に複数の凹凸を設けたので、排出される
紙葉類が制動部材に突き当たったときの紙葉類先端に作
用する摩擦力が高くなり、従来のように紙葉類先端が制
動部材の表面上を下方へ向けて滑り落ちるといったこと
が防がれ、排出された紙葉類が裏返ったり、散乱したり
することが防止される。
【0066】なお、このような作用は、制動部材の表面
摩擦係数を0.3以上としても同様に得られる。
【0067】また、紙葉類のサイズにより排出手段に対
する制動部材の位置が移動させられ、その移動に伴って
紙葉類が制動部材に突き当たる角度が変わるが、本発明
にあっては、位置検知手段によって制動部材の排出手段
に対する位置を検知し、その検知結果に基づいて排出手
段の排出角度を変えることにより、紙葉類のサイズによ
らずに常に適切な角度で紙葉類を制動部材に突き当てる
ことができるので、紙葉類の裏返りや散乱が防がれる。
【0068】また、積載量検知手段により紙葉類の積載
量を検知し、その検知結果に基づいて排出手段の排出角
度を変えることにより、既に積載されている紙葉類の上
面によって排出される紙葉類の先を支えつつ、その紙葉
類の先端を制動部材に突き当てることができるので、紙
葉類の裏返りや散乱が防がれる。
【0069】特に、位置検知手段と積載量検知手段の両
方の検知結果に基づいて排出手段の排出角度を変えるこ
とにより、排出される紙葉類の先端を、既に積載されて
いる紙葉類の上面と制動部材の側面との接線付近に紙葉
類先端が到達するようにできるので、より良好に紙葉類
の裏返りや散乱が防がれる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例に係る紙葉類積載装置の排
紙口側から見た斜視図である。
【図2】同装置の制動部材の断面詳細図である。
【図3】同制動部材の斜視図である。
【図4】同実施例の応用例に係る紙葉類積載装置の排紙
口側から見た斜視図である。
【図5】本発明に係る画像記録装置の斜視図である。
【図6】同画像記録装置の概略断面図である。
【図7】本発明の第1実施例に係る紙葉類積載装置の排
紙挙動説明図である。
【図8】本発明の第2実施例紙葉類積載装置に係り、
(a)は同装置の構成説明図、(b), (c)は同装置の
ブロック図である。
【図9】同積載装置と排紙到達位置との関係を示す図で
ある。
【図10】従来の紙葉類積載装置と排紙到達位置との関
係を示す図である。
【図11】同積載装置の斜視図である。
【図12】従来の画像記録装置の断面図である。
【図13】従来の紙葉類積載装置の課題を説明する図で
ある。
【符号の説明】
1 積載装置(紙葉類積載装置) 2 制動部材 11 画像記録装置本体 39 位置検知センサ(位置検知手段) 41 積載量検知センサ(積載量検知手段) 42 排出手段 43 排出角度変更手段 M 原稿(紙葉類)

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 排出される紙葉類を制動部材にて制動し
    積載する紙葉類積載装置において、 前記制動部材の表面に複数の凹凸を設けたことを特徴と
    する紙葉類積載装置。
  2. 【請求項2】 排出される紙葉類を制動部材にて制動し
    積載する紙葉類積載装置において、 前記制動部材の紙葉類に対する表面摩擦係数を0.3以
    上としたことを特徴とする紙葉類積載装置。
  3. 【請求項3】 排出手段より排出される紙葉類を、前記
    排出手段に対して位置変更可能な制動部材にて制動して
    積載する紙葉類積載装置において、 前記排出手段に対する前記制動部材の位置を検知する位
    置検知手段及び/又は紙葉類の積載量を検知する積載量
    検知手段と、前記排出手段の紙葉類排出角度を変える排
    出角度変更手段と、を有し、 前記位置検知手段及び/又は前記積載量検知手段の検知
    結果に基づいて、前記排出角度変更手段を制御すること
    を特徴とする紙葉類積載装置。
  4. 【請求項4】 請求項1記載の紙葉類積載装置と、紙葉
    類に画像を形成して該紙葉類積載装置に排出する画像記
    録装置本体と、を備えたことを特徴とする画像記録装
    置。
JP23559293A 1993-08-27 1993-08-27 紙葉類積載装置及び画像記録装置 Withdrawn JPH0761683A (ja)

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