JPH0761802B2 - セラミツク製コンベアベルト - Google Patents

セラミツク製コンベアベルト

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JPH0761802B2
JPH0761802B2 JP61044972A JP4497286A JPH0761802B2 JP H0761802 B2 JPH0761802 B2 JP H0761802B2 JP 61044972 A JP61044972 A JP 61044972A JP 4497286 A JP4497286 A JP 4497286A JP H0761802 B2 JPH0761802 B2 JP H0761802B2
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conveyor belt
ceramic
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pin
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英一 後藤
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、アルミナ、窒化珪素などのセラミック材で構
成したコンベアベルト(チェン)に関するものである。
〔従来の技術〕
従来のコンベアは主として鉄鋼などの金属材で作られた
ものが多かった。また、可撓性をもったゴム製のもの
や、耐摩性をもたせるためゴム製ベルトにセラミック板
を貼着したものなどが用いられていた。
〔発明が解決しようとする問題点〕
ところが、鉄鋼製ベルトでは錆が発生したり、摩耗し易
く、腐蝕性ガス雰囲気中や酸、アルカリ液が付着すると
機械的摩耗に化学的腐蝕が加わり、摩耗を倍加させた
り、脆性破壊によって切断する恐れがあった。
また、温度の高い雰囲気中で使用する場合、金属が酸化
したり強度が大幅に低下するほか、熱膨張によってベル
ト全体が伸張して駆動力の伝達あるいは同期作動に支障
を来すばかりでなく、ベルトと組合せて用いられている
歯車との噛合いに不都合をもたらし歯車の偏摩耗をもた
らす結果となる。
また、鉄鋼を用いたものでは、磁性を帯びるほか、導電
性を有していることに起因した不都合も多い。
同様にステンレス鋼で構成されたベルトにあっては錆の
発生や耐蝕性という点では比較的優れているものの摩耗
量が大きく、耐久性に乏しいことと、酸、アルカリに依
然として弱いという欠点があり、しかも熱膨張が大きい
ため、高温時の伸長量は、特に全体長が長い場合、かな
り大きなものとなり、使用上無視できないほどの不都合
が発生していた。
一方、ゴム製のベルトでは弾性、可撓性、電気絶縁性等
の特長をもっている反面、使用に伴って伸長し、摩耗量
が大きく、取り分け温度の高い雰囲気や高温物体を担持
する場合には全く不適であった。
〔問題点を解決するための手段〕
上記に鑑みて、本発明ではコンベアベルトを構成するリ
ンク体、リンクプレート、バーピン及び固定ピンをセラ
ミック材で構成したことを特徴とする。
〔実施例〕
以下、図によって本発明実施例を説明する。
第1図はコンベアベルトの平面図であり、このベルト1
はコンベアベルト構成体であるリンク体2、リンクプレ
ート3がバーピン4でもって各々連結されることによっ
て構成される。この場合バーピン4には一体的に大径部
と成したストッパー4aが形成してあり、しかもこのバー
ピン4の他端には環状溝4bが刻設してある。
したがってリンク体2、リンクプレート3がバーピン4
を挿通することによって連結された後は環状溝4b中には
第2図(イ)にて示した如くU字状固定ピン5が挿入さ
れることによって係合し、リンク体2、リンクプレート
3はバーピン4でもって回転自在に支軸される。このよ
うなU字状固定ピン5は、他のリンク体2、リンクプレ
ート3、バーピン4と同様にセラミック材で構成され、
先端内側には突出部5aを一体的に備えていることからU
字状固定ピン5の全体長、幅等によって異なり、またセ
ラミック材の種類によっても異なるが極めてわずかであ
るが撓み拡がりが生じることから、この撓みを利用して
U字状固定ピン5はバーピン4に形成された環状溝4b中
に挿入係合された後、突出部5aが環状溝4bを内包した状
態にて安定停止し、U字状固定ピン5がバービン4の環
状溝4b中に存在することによって、リンク体2、リンク
プレート3、バーピン4の結合は分解することなくベル
トコンベア1としての構成が維持される。
なお、U字状固定ピン5として機能するためにはできる
だけ拡がり易くすることが必要で、環状溝4b中に挿入可
能であるためには撓み量は第2図(ロ)の如き、2本脚
の場合、最低0.2mm程度必要である。
ところで、本発明に係るコンベアベルト1はベルトコン
ベア構成体をセラミック材で形成したことを特徴とする
が、これらリンク体2、リンクプレート3、バーピン4
を形成するセラミック材としては第1表に掲げた種類の
ものがあり、それらの物理的、化学的特性は次の通りで
ある。
この第1表に示したセラミックの物性から明らかなよう
にセラミック材はジルコニアを除き曲げ強さが金属であ
る機械構造炭素鋼に比して若干劣るが、硬度が大きい。
このためコンベアベルトとしての寸法安定性、および耐
摩耗性の大きなものとなる。
また、炭化珪素を除き電気絶縁特性が大きく、非磁性で
耐蝕性や耐熱性に優れ、しかも熱膨張係数が金属比に比
べ極めて小さいことから、高温箇所、酸、アルカリ液や
腐蝕性ガスに晒される箇所での使用に十分耐え得るとと
もに耐久性と高精度を維持することができる。
次にかかるセラミック材のうち最も一般的なアルミナセ
ラミックでもってベルトコンベア構成体であるリンク体
2、リンクプレート3、バーピン4、U字状固定ピン5
を製作する製法としては、例えば高度に整粒されたアル
ミナ粉末に微量の焼結助剤、バインダ等を加え、所定の
円筒、円柱形状素型に加圧整形したり、あるいはアルミ
ナ粉末に適当な溶剤、分散剤、柔軟剤および結合材を加
え、混合して泥漿として素型に注入して乾燥させたもの
を約1650℃で焼成することにより得られたアルミナ焼結
体に対しては研磨加工等が施された後、ベルトとして組
立られる。なお、窒化珪素、炭化珪素などにおいては所
定の窒化珪素型に原料粉末を充填した後、加圧しながら
焼成するいわゆるホットプレス法によって焼成する方法
も適用され得る。
なお、U字状固定ピン5の製法としては、ピン型状をし
た金型中にセラミック原料粉末を充填して成型する粉末
プレス法、鋳込成型法、ラバープレス法によりU字状固
定ピン5の整形体を得る方法など種々の方法がある。
また、バーピン4としては一端にストッパ4aを一体整形
したものを図示したが、これに限らず他端にもU字状固
定ピン5を挿入し係止すべく環状溝4bを刻設したもので
あってもよい。尚、バーピン4に刻設する環状溝4bとし
ては、剛性が大きく撓み量の少ないU字状固定ピン5を
挿入することから溝の深さを高精度なものであることが
要求される。
このようにリンク体2、リンクプレート3、バーピン
4、U字状固定ピン5でもって構成したコンベアベルト
1のうち使用に伴って破損したような場合には、U字状
固定ピン5を抜去したり、とりこわすことにより分解し
て、リンク体2、リンクプレート3、バーピン4など破
損部分のみを新規部品と容易に交換し、修復することが
可能である。
〔発明の効果〕
叙上のように、本発明に係るコンベアベルトは組立、分
解が極めて容易であり、かつ、構成部品がセラミック材
で造られていることから、大きな耐摩耗性を有するた
め、長期間にわたり所期の精度をたもつことができ、精
密駆動系を構成するのに有益である。
また、耐熱性、耐酸化性を有し熱膨張係数が小さいこと
から高温箇所での使用が可能であり、さらに、耐腐蝕性
が大きいことから、海洋開発、化学プラント関係等にも
使用可能であり、また非磁性、電気絶縁性であることか
ら、磁性をきらう磁気記憶装置、電子機器関連の回転駆
動部品ならびに搬送装置の構成としてもきわめて有用で
ある。また、毒性がなく、煮沸や消毒液による殺菌を実
施した場合でも何ら変性しないことから医療用、食品運
搬用、乾燥用、冷凍用、熱処理用、薬品運搬用、半導体
部品焼成用など広汎な装置、機器への適用が可能である
など極めて有用である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明セラミック製コンベアベルトの部分平面
図、第2図(イ)は第1図におけるY−Y線断面図、第
2図(ロ)はU字状固定ピンのみの斜視図である。 1:コンベアベルト、2:リンク体 3:リンクプレート、4:バーピン 5:U字状固定ピン

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】コンベアベルト構成体であるセラミック製
    のリンク体及びリンクプレートに穿設した各貫通孔に対
    し、セラミックバーピンを挿通し連結して成るコンベア
    ベルトにおいて、上記セラミックバーピンの少なくとも
    一端に形成した環状溝に、略U字状で先端内側に突出部
    を備えたセラミック製固定ピンを係合して構成したこと
    を特徴とするセラミック製コンベアベルト。
JP61044972A 1986-02-28 1986-02-28 セラミツク製コンベアベルト Expired - Lifetime JPH0761802B2 (ja)

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