JPH0761846A - 高水和活性物質、セメント用急結材およびコンクリ−トまたはモルタルの凝結、硬化を促進する方法 - Google Patents
高水和活性物質、セメント用急結材およびコンクリ−トまたはモルタルの凝結、硬化を促進する方法Info
- Publication number
- JPH0761846A JPH0761846A JP5209630A JP20963093A JPH0761846A JP H0761846 A JPH0761846 A JP H0761846A JP 5209630 A JP5209630 A JP 5209630A JP 20963093 A JP20963093 A JP 20963093A JP H0761846 A JPH0761846 A JP H0761846A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- weight
- cao
- parts
- zno
- bao
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C04—CEMENTS; CONCRETE; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES
- C04B—LIME, MAGNESIA; SLAG; CEMENTS; COMPOSITIONS THEREOF, e.g. MORTARS, CONCRETE OR LIKE BUILDING MATERIALS; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES; TREATMENT OF NATURAL STONE
- C04B7/00—Hydraulic cements
- C04B7/345—Hydraulic cements not provided for in one of the groups C04B7/02 - C04B7/34
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C04—CEMENTS; CONCRETE; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES
- C04B—LIME, MAGNESIA; SLAG; CEMENTS; COMPOSITIONS THEREOF, e.g. MORTARS, CONCRETE OR LIKE BUILDING MATERIALS; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES; TREATMENT OF NATURAL STONE
- C04B22/00—Use of inorganic materials as active ingredients for mortars, concrete or artificial stone, e.g. accelerators or shrinkage compensating agents
- C04B22/0086—Seeding materials
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C04—CEMENTS; CONCRETE; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES
- C04B—LIME, MAGNESIA; SLAG; CEMENTS; COMPOSITIONS THEREOF, e.g. MORTARS, CONCRETE OR LIKE BUILDING MATERIALS; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES; TREATMENT OF NATURAL STONE
- C04B2103/00—Function or property of ingredients for mortars, concrete or artificial stone
- C04B2103/10—Accelerators; Activators
Landscapes
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Ceramic Engineering (AREA)
- Materials Engineering (AREA)
- Structural Engineering (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Inorganic Chemistry (AREA)
- Inorganic Compounds Of Heavy Metals (AREA)
- Curing Cements, Concrete, And Artificial Stone (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】この発明は、セメントペ−スト、モルタル、コ
ンクリ−トの凝結、硬化を著しく促進させるセメント用
急結材、その主成分である高水和活性物質およびモルタ
ル、コンクリ−トの凝結、硬化を促進する方法を得よう
とするものである。 【構成】CaO−ZnO−Al2 O3 系組成物を溶融後
急冷したもので、CaOとZnOとAl2 O3 の合量に
対してCaOが10〜79重量%、ZnOが1〜30重
量%、Al2 O3 が20〜60重量%で、かつCaOと
ZnOの合量が40〜80重量%である高水和活性物質
である。
ンクリ−トの凝結、硬化を著しく促進させるセメント用
急結材、その主成分である高水和活性物質およびモルタ
ル、コンクリ−トの凝結、硬化を促進する方法を得よう
とするものである。 【構成】CaO−ZnO−Al2 O3 系組成物を溶融後
急冷したもので、CaOとZnOとAl2 O3 の合量に
対してCaOが10〜79重量%、ZnOが1〜30重
量%、Al2 O3 が20〜60重量%で、かつCaOと
ZnOの合量が40〜80重量%である高水和活性物質
である。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、セメントの急結材に
用いられる高水和活性物、セメント用急結材およびこの
セメント用急結材を用いてコンクリ−トまたはモルタル
の凝結、硬化を促進する方法に関する。
用いられる高水和活性物、セメント用急結材およびこの
セメント用急結材を用いてコンクリ−トまたはモルタル
の凝結、硬化を促進する方法に関する。
【0002】
【従来の技術】水和活性に優れた混和材をセメントに混
合することによって、セメントの硬化、凝結速度を調整
することができ、これによりコンクリ−トやモルタルの
初期強度を著しく高めたり、凝結時間を極端に短くする
ことが出来る。また、これを用いてトンネルの天井部、
橋台下などの天板にコンクリ−トやモルタルを吹き付け
る、いわゆる吹付け工法が広く行われている。
合することによって、セメントの硬化、凝結速度を調整
することができ、これによりコンクリ−トやモルタルの
初期強度を著しく高めたり、凝結時間を極端に短くする
ことが出来る。また、これを用いてトンネルの天井部、
橋台下などの天板にコンクリ−トやモルタルを吹き付け
る、いわゆる吹付け工法が広く行われている。
【0003】このためのセメント用急結材として、従来
から様々なものが存在している。吹付工事に使用する流
動性コンクリ−トとして必要な特性は、付着性が良好で
跳ね返りが少ないこと、コンクリ−トの凝結が早く付着
後直ちに硬化すること、芯材となる鋼材を腐食させない
ことなどが上げられる。
から様々なものが存在している。吹付工事に使用する流
動性コンクリ−トとして必要な特性は、付着性が良好で
跳ね返りが少ないこと、コンクリ−トの凝結が早く付着
後直ちに硬化すること、芯材となる鋼材を腐食させない
ことなどが上げられる。
【0004】すでに公知の多くのセメント用急結材を大
別すると、水ガラスを主体とするもの、アルミン酸塩を
主体とするもの、か焼明ばん石を主体としたものなどが
ある。しかしながら、水ガラスを主体とするものは、硬
化後のコンクリ−トの強度が向上せず長期安定性が不十
分で、しかもアルカリ量も多くアルカリ公害を生じる恐
れがある。
別すると、水ガラスを主体とするもの、アルミン酸塩を
主体とするもの、か焼明ばん石を主体としたものなどが
ある。しかしながら、水ガラスを主体とするものは、硬
化後のコンクリ−トの強度が向上せず長期安定性が不十
分で、しかもアルカリ量も多くアルカリ公害を生じる恐
れがある。
【0005】また、アルミン酸ソ−ダと炭酸ソ−ダとか
らなる急結材は、その添加量の変動により凝結時間、初
期強度が大きく変化し、品質が安定しないという問題点
が指摘されている。また、これは吸湿性が高く、アルカ
リ量も多く長期安定性にも問題があった。か焼明ばん石
を主体とするものは、付着性が低く初期強度発現性も低
い。また通常では特に問題を生じるないが、厳冬期に急
結性能が低下するもの、硬化後の強度発現に特に問題の
あるセメント用急結材などもある。
らなる急結材は、その添加量の変動により凝結時間、初
期強度が大きく変化し、品質が安定しないという問題点
が指摘されている。また、これは吸湿性が高く、アルカ
リ量も多く長期安定性にも問題があった。か焼明ばん石
を主体とするものは、付着性が低く初期強度発現性も低
い。また通常では特に問題を生じるないが、厳冬期に急
結性能が低下するもの、硬化後の強度発現に特に問題の
あるセメント用急結材などもある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】この発明は、セメント
ペ−スト、モルタル、コンクリ−トの凝結、硬化を著し
く促進させるセメント用急結材、その主成分である高水
和活性物質およびモルタル、コンクリ−トの凝結、硬化
を促進する方法を得ようとするものである。
ペ−スト、モルタル、コンクリ−トの凝結、硬化を著し
く促進させるセメント用急結材、その主成分である高水
和活性物質およびモルタル、コンクリ−トの凝結、硬化
を促進する方法を得ようとするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明は、CaO−Z
nO−Al2 O3 系組成物を溶融後急冷したもので、C
aOとZnOとAl2 O3 の合量に対してCaOが10
〜79重量%、ZnOが1〜30重量%、Al2 O3 が
20〜60重量%で、かつCaOとZnOの合量が40
〜80重量%である高水和活性物質(請求項1)、Ca
O−ZnO−Al2 O3 系組成物を溶融後急冷したもの
で、CaOとZnOとAl2 O3 の合量に対してCaO
が10〜79重量%、ZnOが1〜30重量%、Al2
O3 が20〜60重量%で、かつCaOとZnOの合量
が40〜80重量%である高水和活性物質に対して、石
こう、石灰、炭酸アルカリ、アルミン酸ソ−ダおよび水
酸化アルミニウムの中の少なくとも1種を混合したセメ
ント用急結材(請求項2)CaO−ZnO−Al2 O3
系組成物を溶融後急冷したもので、CaOとZnOとA
l2 O3 の合量に対してCaOが10〜79重量%、Z
nOが1〜30重量%、Al2 O3 が20〜60重量%
で、かつCaOとZnOの合量が40〜80重量%であ
る高水和活性物質に対し、この高水和活性物質の中のC
aOとZnOとAl2 O3 の合量100重量部に対し、
石こうを5〜35重量部、石灰を5〜40重量部、炭酸
アルカリを5〜50重量部、アルミン酸ソ−ダを10〜
50重量部添加したセメント用急結材(請求項3)、C
aO−ZnO−Al2 O3 系組成物を溶融後急冷したも
ので、CaOとZnOとAl2 O3 の合量に対してCa
Oが10〜79重量%、ZnOが1〜30重量%、Al
2 O3 が20〜60重量%で、かつCaOとZnOの合
量が40〜80重量%である高水和活性物質に対し、こ
の高水和活性物質の中のCaOとZnOとAl2 O3 の
合量100重量部に対し、石こうを5〜35重量部、石
灰を5〜40重量部、炭酸アルカリを5〜50重量部、
アルミン酸ソ−ダを10〜50重量部、水酸化アルミニ
ウムを25重量部以下添加したセメント用急結材(請求
項4)、コンクリ−トまたはモルタルを混練する際に、
請求項2ないし4のいずれかに記載したセメント用急結
材をセメントに対し2〜25重量%添加することを特徴
とするコンクリ−トまたはモルタルの凝結、硬化を促進
する方法(請求項5)、CaO−BaO−Al2 O3系
組成物を溶融後急冷したもので、CaOとBaOとAl
2 O3 の合量に対してCaOが10〜79重量%、Ba
Oが1〜30重量%、Al2 O3 が20〜60重量%
で、かつCaOとBaOの合量が40〜80重量%であ
る高水和活性物質(請求項6)、CaO−BaO−Al
2 O3 系組成物を溶融後急冷したもので、CaOとBa
OとAl2 O3 の合量に対してCaOが10〜79重量
%、BaOが1〜30重量%、Al2 O3 が20〜60
重量%で、かつCaOとBaOの合量が40〜80重量
%である高水和活性物質に対して、石こう、石灰、炭酸
アルカリ、アルミン酸ソ−ダおよび水酸化アルミニウム
の中の少なくとも1種を混合したセメント用急結材(請
求項7)、CaO−BaO−Al2 O3 系組成物を溶融
後急冷したもので、CaOとBaOとAl2 O3 の合量
に対してCaOが10〜79重量%、BaOが1〜30
重量%、Al2 O3 が20〜60重量%で、かつCaO
とBaOの合量が40〜80重量%である高水和活性物
質に対し、この高水和活性物質の中のCaOとBaOと
Al2 O3 の合量100重量部に対し、石こうを5〜3
5重量部、石灰を5〜40重量部、炭酸アルカリを5〜
50重量部、アルミン酸ソ−ダを10〜50重量部添加
したセメント用急結材(請求項8)、CaO−BaO−
Al2 O3 系組成物を溶融後急冷したもので、CaOと
BaOとAl2 O3 の合量に対してCaOが10〜79
重量%、BaOが1〜30重量%、Al2 O3 が20〜
60重量%で、かつCaOとBaOの合量が40〜80
重量%である高水和活性物質に対し、この高水和活性物
質の中のCaOとBaOとAl2 O3 の合量100重量
部に対し、石こうを5〜35重量部、石灰を5〜40重
量部、炭酸アルカリを5〜50重量部、アルミン酸ソ−
ダを10〜50重量部、水酸化アルミニウムを25重量
部以下添加したセメント用急結材(請求項9)およびコ
ンクリ−トまたはモルタルを混練する際に、請求項7な
いし9のいずれかに記載したセメント用急結材をセメン
トに対し2〜25重量%添加することを特徴とするコン
クリ−トまたはモルタルの凝結、硬化を促進する方法
(請求項10)である。
nO−Al2 O3 系組成物を溶融後急冷したもので、C
aOとZnOとAl2 O3 の合量に対してCaOが10
〜79重量%、ZnOが1〜30重量%、Al2 O3 が
20〜60重量%で、かつCaOとZnOの合量が40
〜80重量%である高水和活性物質(請求項1)、Ca
O−ZnO−Al2 O3 系組成物を溶融後急冷したもの
で、CaOとZnOとAl2 O3 の合量に対してCaO
が10〜79重量%、ZnOが1〜30重量%、Al2
O3 が20〜60重量%で、かつCaOとZnOの合量
が40〜80重量%である高水和活性物質に対して、石
こう、石灰、炭酸アルカリ、アルミン酸ソ−ダおよび水
酸化アルミニウムの中の少なくとも1種を混合したセメ
ント用急結材(請求項2)CaO−ZnO−Al2 O3
系組成物を溶融後急冷したもので、CaOとZnOとA
l2 O3 の合量に対してCaOが10〜79重量%、Z
nOが1〜30重量%、Al2 O3 が20〜60重量%
で、かつCaOとZnOの合量が40〜80重量%であ
る高水和活性物質に対し、この高水和活性物質の中のC
aOとZnOとAl2 O3 の合量100重量部に対し、
石こうを5〜35重量部、石灰を5〜40重量部、炭酸
アルカリを5〜50重量部、アルミン酸ソ−ダを10〜
50重量部添加したセメント用急結材(請求項3)、C
aO−ZnO−Al2 O3 系組成物を溶融後急冷したも
ので、CaOとZnOとAl2 O3 の合量に対してCa
Oが10〜79重量%、ZnOが1〜30重量%、Al
2 O3 が20〜60重量%で、かつCaOとZnOの合
量が40〜80重量%である高水和活性物質に対し、こ
の高水和活性物質の中のCaOとZnOとAl2 O3 の
合量100重量部に対し、石こうを5〜35重量部、石
灰を5〜40重量部、炭酸アルカリを5〜50重量部、
アルミン酸ソ−ダを10〜50重量部、水酸化アルミニ
ウムを25重量部以下添加したセメント用急結材(請求
項4)、コンクリ−トまたはモルタルを混練する際に、
請求項2ないし4のいずれかに記載したセメント用急結
材をセメントに対し2〜25重量%添加することを特徴
とするコンクリ−トまたはモルタルの凝結、硬化を促進
する方法(請求項5)、CaO−BaO−Al2 O3系
組成物を溶融後急冷したもので、CaOとBaOとAl
2 O3 の合量に対してCaOが10〜79重量%、Ba
Oが1〜30重量%、Al2 O3 が20〜60重量%
で、かつCaOとBaOの合量が40〜80重量%であ
る高水和活性物質(請求項6)、CaO−BaO−Al
2 O3 系組成物を溶融後急冷したもので、CaOとBa
OとAl2 O3 の合量に対してCaOが10〜79重量
%、BaOが1〜30重量%、Al2 O3 が20〜60
重量%で、かつCaOとBaOの合量が40〜80重量
%である高水和活性物質に対して、石こう、石灰、炭酸
アルカリ、アルミン酸ソ−ダおよび水酸化アルミニウム
の中の少なくとも1種を混合したセメント用急結材(請
求項7)、CaO−BaO−Al2 O3 系組成物を溶融
後急冷したもので、CaOとBaOとAl2 O3 の合量
に対してCaOが10〜79重量%、BaOが1〜30
重量%、Al2 O3 が20〜60重量%で、かつCaO
とBaOの合量が40〜80重量%である高水和活性物
質に対し、この高水和活性物質の中のCaOとBaOと
Al2 O3 の合量100重量部に対し、石こうを5〜3
5重量部、石灰を5〜40重量部、炭酸アルカリを5〜
50重量部、アルミン酸ソ−ダを10〜50重量部添加
したセメント用急結材(請求項8)、CaO−BaO−
Al2 O3 系組成物を溶融後急冷したもので、CaOと
BaOとAl2 O3 の合量に対してCaOが10〜79
重量%、BaOが1〜30重量%、Al2 O3 が20〜
60重量%で、かつCaOとBaOの合量が40〜80
重量%である高水和活性物質に対し、この高水和活性物
質の中のCaOとBaOとAl2 O3 の合量100重量
部に対し、石こうを5〜35重量部、石灰を5〜40重
量部、炭酸アルカリを5〜50重量部、アルミン酸ソ−
ダを10〜50重量部、水酸化アルミニウムを25重量
部以下添加したセメント用急結材(請求項9)およびコ
ンクリ−トまたはモルタルを混練する際に、請求項7な
いし9のいずれかに記載したセメント用急結材をセメン
トに対し2〜25重量%添加することを特徴とするコン
クリ−トまたはモルタルの凝結、硬化を促進する方法
(請求項10)である。
【0008】上記発明の中、請求項1〜5は高水和活性
物質として共通してCaO−ZaO−Al2 O3 系組成
物を用いたのに対し、請求項6〜10では高水和活性物
質としてCaO−BaO−Al2 O3 系組成物を用いた
点で相違しその他の点では同一である。
物質として共通してCaO−ZaO−Al2 O3 系組成
物を用いたのに対し、請求項6〜10では高水和活性物
質としてCaO−BaO−Al2 O3 系組成物を用いた
点で相違しその他の点では同一である。
【0009】まず請求項1の高水和活性物質は、CaO
−ZnO−Al2 O3 系組成物を溶融後急冷したもの
で、CaOとZnOとAl2 O3 の合量に対して、Ca
Oが10〜79重量%、ZnOが1〜30重量%、Al
2 O3 が20〜60重量%で、かつCaOとZnOの合
量を40〜80重量%としたものである。この高水和活
性物質は、外に微量成分として、Na2 O、K2 、O、
MgO、Fe2 O3 などを5%程度含有していてもよ
い。
−ZnO−Al2 O3 系組成物を溶融後急冷したもの
で、CaOとZnOとAl2 O3 の合量に対して、Ca
Oが10〜79重量%、ZnOが1〜30重量%、Al
2 O3 が20〜60重量%で、かつCaOとZnOの合
量を40〜80重量%としたものである。この高水和活
性物質は、外に微量成分として、Na2 O、K2 、O、
MgO、Fe2 O3 などを5%程度含有していてもよ
い。
【0010】この高水和活性物質は、CaO,Al2 O
3 ,ZnO原料を電気炉などで溶融し、その後室温まで
急冷することによって得られる。原料は完全に溶融され
たのち急冷され非晶質となることが好ましい。急冷速度
は早いほど好ましく、例えば300〜1000℃/秒で
冷却する。溶融後急冷したものはその全体が非晶質であ
ることが好ましいが、一部に結晶質を含むものがあって
もよい。 この高水和活性物質は、主にセメント用急結
材の主成分として用いられるが、外に他の成分とともに
セメントモルタルやコンクリ−トの速効性混和材として
用いられる。こうした用途の場合、セメントへの添加量
は併用する添加材の種類、量などによって異なるが1〜
40%、好ましくは5〜25%である。
3 ,ZnO原料を電気炉などで溶融し、その後室温まで
急冷することによって得られる。原料は完全に溶融され
たのち急冷され非晶質となることが好ましい。急冷速度
は早いほど好ましく、例えば300〜1000℃/秒で
冷却する。溶融後急冷したものはその全体が非晶質であ
ることが好ましいが、一部に結晶質を含むものがあって
もよい。 この高水和活性物質は、主にセメント用急結
材の主成分として用いられるが、外に他の成分とともに
セメントモルタルやコンクリ−トの速効性混和材として
用いられる。こうした用途の場合、セメントへの添加量
は併用する添加材の種類、量などによって異なるが1〜
40%、好ましくは5〜25%である。
【0011】請求項6は上記請求項1の発明のZnOの
代わりにBaOを用いたものであるが、その用途、製法
などは請求項1の場合と同様である。これらの発明で、
ZnOまたはBaOが30重量%を超えると、水和活性
が低下する。また、ZnOまたはBaOが1重量%未満
ではCaO−Al2 O3 系組成物から十分なCa2+,A
l3+イオンを溶出させることが出来ず、優れた急結性を
得ることができない。ZnOまたはBaOの更に好まし
い配合比は5〜15重量%である。
代わりにBaOを用いたものであるが、その用途、製法
などは請求項1の場合と同様である。これらの発明で、
ZnOまたはBaOが30重量%を超えると、水和活性
が低下する。また、ZnOまたはBaOが1重量%未満
ではCaO−Al2 O3 系組成物から十分なCa2+,A
l3+イオンを溶出させることが出来ず、優れた急結性を
得ることができない。ZnOまたはBaOの更に好まし
い配合比は5〜15重量%である。
【0012】さらに、CaOは10〜79重量%とす
る。またAl2 O3 は20〜60重量%とする。CaO
およびAl2 O3 がこれらの範囲の場合、必要なC
a2+,Al3+イオンの溶出が生じ、急結性を示すに必要
な水和活性を得ることが出来る。また、CaOが79%
重量%を超える場合には溶融物中に生石灰が生じ水和発
熱量は増加するが急結性は低下する。
る。またAl2 O3 は20〜60重量%とする。CaO
およびAl2 O3 がこれらの範囲の場合、必要なC
a2+,Al3+イオンの溶出が生じ、急結性を示すに必要
な水和活性を得ることが出来る。また、CaOが79%
重量%を超える場合には溶融物中に生石灰が生じ水和発
熱量は増加するが急結性は低下する。
【0013】上記発明の特徴は、CaO−Al2 O3 に
ZnOまたはBaOを添加した組成物として、急結性を
得るのに必要なCa2+,Al3+イオンの溶出が容易にな
るように材料設計したことであるが、そのためには、上
記要件に加えさらにCaOとBaOまたはZnOの合量
が40〜80重量%であることが必要である。これが4
0重量%未満でではアルミン酸カルシウムの水和活性が
低下して急結性が低下する。CaOとZnOの合量、或
いはCaOとBaOの合量が多い程優れた水和活性を示
すが、これがあまり多いとAl2 O3 の配合比が少なく
なるのでその上限は80重量%とする。またその下限は
40重量%である。CaOとZnOの合量、或いはCa
OとBaOの合量のさらに好ましい範囲は60〜80重
量%である。
ZnOまたはBaOを添加した組成物として、急結性を
得るのに必要なCa2+,Al3+イオンの溶出が容易にな
るように材料設計したことであるが、そのためには、上
記要件に加えさらにCaOとBaOまたはZnOの合量
が40〜80重量%であることが必要である。これが4
0重量%未満でではアルミン酸カルシウムの水和活性が
低下して急結性が低下する。CaOとZnOの合量、或
いはCaOとBaOの合量が多い程優れた水和活性を示
すが、これがあまり多いとAl2 O3 の配合比が少なく
なるのでその上限は80重量%とする。またその下限は
40重量%である。CaOとZnOの合量、或いはCa
OとBaOの合量のさらに好ましい範囲は60〜80重
量%である。
【0014】こうして得られたZnまたはBa添加アル
ミン酸カルシウムの高水和活性物質は、後記実験例が示
すように溶融アルミン酸カルシウムや焼結アルミン酸カ
ルシウムよりも水和活性が著しく顕著である。しかしな
がら、これがセメント用急結材として使用されるために
は、さらに所定の石こう、石灰、炭酸アルカリ、アルミ
ン酸ソ−ダ、更には水酸化アルミニウムの中の少なくと
も1種を添加する。請求項2はこれらの副材を添加した
ものである。
ミン酸カルシウムの高水和活性物質は、後記実験例が示
すように溶融アルミン酸カルシウムや焼結アルミン酸カ
ルシウムよりも水和活性が著しく顕著である。しかしな
がら、これがセメント用急結材として使用されるために
は、さらに所定の石こう、石灰、炭酸アルカリ、アルミ
ン酸ソ−ダ、更には水酸化アルミニウムの中の少なくと
も1種を添加する。請求項2はこれらの副材を添加した
ものである。
【0015】なお、請求項7は上記請求項2の発明のZ
nOの代わりにBaOを用いたものである。その他の点
では請求項2と同様である。請求項3は、高水和活性物
質に添加される石こう、石灰、炭酸アルカリ、アルミン
酸ソ−ダの量を特定したものである。
nOの代わりにBaOを用いたものである。その他の点
では請求項2と同様である。請求項3は、高水和活性物
質に添加される石こう、石灰、炭酸アルカリ、アルミン
酸ソ−ダの量を特定したものである。
【0016】石こうは、エトリンガイドおよびモノサル
フェ−ト水和物の生成のバランスを図るものであり、水
不溶性のII型無水石こうが最も好ましい。その添加量は
使用温度によって異なるが、上記高水和活性物質の中
の、CaOとZnOとAl2 O3 の合量(以下「三成分
の合量」という)100重量部に対し5〜35重量部の
範囲とする。使用温度が5〜10℃では石こうの配合比
は5〜10重量部が好ましい。低温度使用の場合、これ
が5重量部未満或いは10重量部以上となるとエトリン
ガイドの生成量が低く、強度発現性が低くなる恐れがあ
るので上記範囲が好ましい。使用温度が10〜30℃で
は、石こうは10〜20部重量部、使用温度が30℃以
上の場合は20〜35重量部でさらに良好な急結性を示
す。
フェ−ト水和物の生成のバランスを図るものであり、水
不溶性のII型無水石こうが最も好ましい。その添加量は
使用温度によって異なるが、上記高水和活性物質の中
の、CaOとZnOとAl2 O3 の合量(以下「三成分
の合量」という)100重量部に対し5〜35重量部の
範囲とする。使用温度が5〜10℃では石こうの配合比
は5〜10重量部が好ましい。低温度使用の場合、これ
が5重量部未満或いは10重量部以上となるとエトリン
ガイドの生成量が低く、強度発現性が低くなる恐れがあ
るので上記範囲が好ましい。使用温度が10〜30℃で
は、石こうは10〜20部重量部、使用温度が30℃以
上の場合は20〜35重量部でさらに良好な急結性を示
す。
【0017】石灰は実質上80%以上CaOまたはCa
(OH)となり、エトリンガイドの生成量および生成速
度を制御する重要な役割を果たす。その配合比は、上記
三成分の合量100重量部に対し5〜40重量部の範囲
とする。これが40重量部を超えると強度発現が低下
し、またこれが5重量部未満では十分な急結性を示さな
い。石灰は生石灰を用いる場合は、硬焼としてCa2+イ
オンの溶出を極力低下させたものが良好な性能を示す。
(OH)となり、エトリンガイドの生成量および生成速
度を制御する重要な役割を果たす。その配合比は、上記
三成分の合量100重量部に対し5〜40重量部の範囲
とする。これが40重量部を超えると強度発現が低下
し、またこれが5重量部未満では十分な急結性を示さな
い。石灰は生石灰を用いる場合は、硬焼としてCa2+イ
オンの溶出を極力低下させたものが良好な性能を示す。
【0018】炭酸アルカリ金属塩は、炭酸リチウム、炭
酸ソ−ダ、炭酸カルシウムなどで、急結性を付与する場
合の補完的役割を果たす副材で、三成分の合量100重
量部に対し5〜50重量部とする。これが5重量部未満
ではAl2 O3 イオンの溶出を増進することができず、
十分な急結性を示さない。またこれが50重量部を超え
ると長期強度および耐久性は低下し好ましくない。
酸ソ−ダ、炭酸カルシウムなどで、急結性を付与する場
合の補完的役割を果たす副材で、三成分の合量100重
量部に対し5〜50重量部とする。これが5重量部未満
ではAl2 O3 イオンの溶出を増進することができず、
十分な急結性を示さない。またこれが50重量部を超え
ると長期強度および耐久性は低下し好ましくない。
【0019】さらにアルミン酸ソ−ダを、三成分の合量
100重量部に対し10〜50重量部配合する。これが
5重量部未満では急結性が低下し、またこれが50重量
部を超えると耐久性が低下する。
100重量部に対し10〜50重量部配合する。これが
5重量部未満では急結性が低下し、またこれが50重量
部を超えると耐久性が低下する。
【0020】なお、請求項8は上記請求項3の発明のZ
nOの代わりにBaOを用いたものである。その他の点
では請求項3と同様である。請求項4は請求項3の発明
に水酸化アルミニウムを25重量部以下添加したもので
ある。これによりさらに急結性を向上することができ
る。水酸化アルミニウムは、アルミン酸ソ−ダの配合比
が多い場合は可溶性アルミニウムが多く必要としない。
アルミン酸ソ−ダの配合比が15重量%以下のときは、
使用すると良好な結果が得られる。また水酸化アルミニ
ウムの配合比は、使用温度が20℃以下のときは10〜
20重量部、20℃以上のときは10重量部未満として
使用することが好ましい。
nOの代わりにBaOを用いたものである。その他の点
では請求項3と同様である。請求項4は請求項3の発明
に水酸化アルミニウムを25重量部以下添加したもので
ある。これによりさらに急結性を向上することができ
る。水酸化アルミニウムは、アルミン酸ソ−ダの配合比
が多い場合は可溶性アルミニウムが多く必要としない。
アルミン酸ソ−ダの配合比が15重量%以下のときは、
使用すると良好な結果が得られる。また水酸化アルミニ
ウムの配合比は、使用温度が20℃以下のときは10〜
20重量部、20℃以上のときは10重量部未満として
使用することが好ましい。
【0021】なお、請求項9は上記請求項4の発明のZ
nOの代わりにBaOを用いたものである。その他の点
では請求項4と同様である。請求項5の発明は、コンク
リ−トまたはモルタルを混練する際に、請求項2ないし
4のいずれかに記載のセメント用急結材をセメントに対
し2〜25重量部添加するものである。
nOの代わりにBaOを用いたものである。その他の点
では請求項4と同様である。請求項5の発明は、コンク
リ−トまたはモルタルを混練する際に、請求項2ないし
4のいずれかに記載のセメント用急結材をセメントに対
し2〜25重量部添加するものである。
【0022】即ち、請求項2ないし4のいずれかに記載
の急結材を、セメントに予め混合しておかないで、コン
クリ−トまたはモルタルの混練に際して添加してコンク
リ−トまたはモルタルの凝結、硬化を促進する方法であ
る。この方法は通常、コンクリ−トまたはモルタルの吹
付けで行われるものであるが、この発明はこうした場合
に用いる急結材を請求項2ないし4のいずれかに記載し
たものを用い、かつセメントに対し2〜25重量%添加
するというものである。これが2重量%未満では凝結、
硬化速度が遅く吹付け工事用としては十分でなく、また
これが25重量%を超えると長期強度の低下やコスト高
となって好ましくない。なお、請求項10は上記請求項
5の発明のZnOの代わりにBaOを用いたものであ
る。その他の点では請求項5と同様である。
の急結材を、セメントに予め混合しておかないで、コン
クリ−トまたはモルタルの混練に際して添加してコンク
リ−トまたはモルタルの凝結、硬化を促進する方法であ
る。この方法は通常、コンクリ−トまたはモルタルの吹
付けで行われるものであるが、この発明はこうした場合
に用いる急結材を請求項2ないし4のいずれかに記載し
たものを用い、かつセメントに対し2〜25重量%添加
するというものである。これが2重量%未満では凝結、
硬化速度が遅く吹付け工事用としては十分でなく、また
これが25重量%を超えると長期強度の低下やコスト高
となって好ましくない。なお、請求項10は上記請求項
5の発明のZnOの代わりにBaOを用いたものであ
る。その他の点では請求項5と同様である。
【0023】
(実施例1〜17,比較例1〜6)表1に示す各種Ca
O−ZnO−Al2 O3 組成物を、電気炉で1800℃
で全溶融し、ついでこれを風冷し常温とした。このもの
の水和発熱量を微小発熱量計を用いて測定し、1時間ま
での積算水和発熱量を測定した。結果を表1に示した。
なお、表1には本発明の範囲外の組成およびZnO無添
加のアルミン酸カルシウムを比較例1〜6として示し
た。
O−ZnO−Al2 O3 組成物を、電気炉で1800℃
で全溶融し、ついでこれを風冷し常温とした。このもの
の水和発熱量を微小発熱量計を用いて測定し、1時間ま
での積算水和発熱量を測定した。結果を表1に示した。
なお、表1には本発明の範囲外の組成およびZnO無添
加のアルミン酸カルシウムを比較例1〜6として示し
た。
【0024】
【表1】
【0025】表1から分かるように、この発明で用いる
Zn添加アルミン酸カルシウムは、Zn無添加のものに
比べ、また本発明の範囲外のものと比べ、1時間までの
水和発熱量が非常に大きく水和活性が顕著であることが
認められる。 (実施例18〜34,比較例7〜9)表2に示す各種C
aO−BaO−Al2 O3 組成物を、実施例1〜17と
同様にして全溶融し、ついでこれを風冷し常温とした。
このものの水和発熱量を同様にして測定し、1時間まで
の積算水和発熱量を測定した。結果を表2に示した。な
お、表2にはこの発明の範囲外のものを比較例7〜9と
して示した。
Zn添加アルミン酸カルシウムは、Zn無添加のものに
比べ、また本発明の範囲外のものと比べ、1時間までの
水和発熱量が非常に大きく水和活性が顕著であることが
認められる。 (実施例18〜34,比較例7〜9)表2に示す各種C
aO−BaO−Al2 O3 組成物を、実施例1〜17と
同様にして全溶融し、ついでこれを風冷し常温とした。
このものの水和発熱量を同様にして測定し、1時間まで
の積算水和発熱量を測定した。結果を表2に示した。な
お、表2にはこの発明の範囲外のものを比較例7〜9と
して示した。
【0026】
【表2】
【0027】表2から分かるように、この発明で用いる
バリウム添加アルミン酸カルシウムは、比較例のものと
比べ、1時間までの水和発熱量が非常に大きく水和活性
が顕著であることが認められる。 (実施例35〜82、比較例10〜18)上記実施例1
〜17および18〜34で得られた各種のCaO−Zn
O−Al2 O3 系組成物またはCaO−BaO−Al2
O3 系組成物の高水和活性物を用い、これに表3〜表6
に示す割合で無水石こう、生石灰、水酸化アルミニウ
ム、炭酸ソ−ダおよびアルミン酸ソ−ダを配合して急結
材とした。これらを表3〜6に示した。
バリウム添加アルミン酸カルシウムは、比較例のものと
比べ、1時間までの水和発熱量が非常に大きく水和活性
が顕著であることが認められる。 (実施例35〜82、比較例10〜18)上記実施例1
〜17および18〜34で得られた各種のCaO−Zn
O−Al2 O3 系組成物またはCaO−BaO−Al2
O3 系組成物の高水和活性物を用い、これに表3〜表6
に示す割合で無水石こう、生石灰、水酸化アルミニウ
ム、炭酸ソ−ダおよびアルミン酸ソ−ダを配合して急結
材とした。これらを表3〜6に示した。
【0028】この急結材にセメントを260kg、豊浦標
準砂520g、上記急結材18.2g(セメントに対し
7%)を混合した後、これを口径10cm、高さ15cmの
円筒型ポリ容器に充填し、これに水168ml( 水比65
%)を加え、直ちに1000r.p.m.の羽車付撹拌機で6
〜8秒混練し、その後容器の回りを叩いて平面を平滑に
して静置した。
準砂520g、上記急結材18.2g(セメントに対し
7%)を混合した後、これを口径10cm、高さ15cmの
円筒型ポリ容器に充填し、これに水168ml( 水比65
%)を加え、直ちに1000r.p.m.の羽車付撹拌機で6
〜8秒混練し、その後容器の回りを叩いて平面を平滑に
して静置した。
【0029】上記の水を加えた時点より、表7〜表10
に示す時間が経過したときに、これに1/40in2 のプ
ロクタ−針が深さ1in貫入するときの抵抗値(×40ps
i )を測定した。
に示す時間が経過したときに、これに1/40in2 のプ
ロクタ−針が深さ1in貫入するときの抵抗値(×40ps
i )を測定した。
【0030】また、このモルタルの圧縮強度を、1日、
3日、28日で測定した。これらの結果を表7〜表10
に示した。なお、これらの表には表1および表2に示し
た高水和活性物質の比較例1〜9を用いて同じように得
た急結材を比較例10〜18として示した。
3日、28日で測定した。これらの結果を表7〜表10
に示した。なお、これらの表には表1および表2に示し
た高水和活性物質の比較例1〜9を用いて同じように得
た急結材を比較例10〜18として示した。
【0031】また、別に上記と同じセメントおよび砂に
上記と同じ急結材10.4g(セメントに対し4%)混
合した場合について表11、12に示した。これの比較
例については同表中の比較例19、20に示した。
上記と同じ急結材10.4g(セメントに対し4%)混
合した場合について表11、12に示した。これの比較
例については同表中の比較例19、20に示した。
【0032】
【表3】
【0033】
【表4】
【0034】
【表5】
【0035】
【表6】
【0036】
【表7】
【0037】
【表8】
【0038】
【表9】
【0039】
【表10】
【0040】
【表11】
【0041】
【表12】
【0042】表3の実施例35〜39は、表1に示す高
水和活性物質に対し石こう、石灰、水酸化アルミニウ
ム、炭酸ソ−ダ、アルミン酸ソ−ダのいずれか1種を添
加したセメント用急結材の事例である。また実施例40
〜49は、高水和活性物質100重量部に対し石こう、
石灰、炭酸ソ−ダ、アルミン酸ソ−ダを併用して添加し
たセメント用急結材の事例である。この場合、高水和活
性物質100重量部に対し、石こうは5〜35重量部、
石灰については5〜40重量部、炭酸ソ−ダについては
5〜50重量部、アルミン酸ソ−ダについては10〜5
0重量部で配合した事例が示されている。
水和活性物質に対し石こう、石灰、水酸化アルミニウ
ム、炭酸ソ−ダ、アルミン酸ソ−ダのいずれか1種を添
加したセメント用急結材の事例である。また実施例40
〜49は、高水和活性物質100重量部に対し石こう、
石灰、炭酸ソ−ダ、アルミン酸ソ−ダを併用して添加し
たセメント用急結材の事例である。この場合、高水和活
性物質100重量部に対し、石こうは5〜35重量部、
石灰については5〜40重量部、炭酸ソ−ダについては
5〜50重量部、アルミン酸ソ−ダについては10〜5
0重量部で配合した事例が示されている。
【0043】表4の実施例50〜55は、表1に示す高
水和活性物質に上記の石こう、石灰、炭酸ソ−ダ、アル
ミン酸ソ−ダ、水酸化アルミニウムの全てを併用添加し
た事例を示したものである。実施例56〜58は、石こ
う、石灰、水酸化アルミニウム、炭酸ソ−ダの1種また
は3種以上を用いたものである。同表に示されている比
較例10〜15は、高水和活性物質として比較例1〜6
のものを用いた事例である。
水和活性物質に上記の石こう、石灰、炭酸ソ−ダ、アル
ミン酸ソ−ダ、水酸化アルミニウムの全てを併用添加し
た事例を示したものである。実施例56〜58は、石こ
う、石灰、水酸化アルミニウム、炭酸ソ−ダの1種また
は3種以上を用いたものである。同表に示されている比
較例10〜15は、高水和活性物質として比較例1〜6
のものを用いた事例である。
【0044】表5の実施例59〜63は、表2に示す高
水和活性物質に対し石こう、石灰、水酸化アルミニウ
ム、炭酸ソ−ダ、アルミン酸ソ−ダのいずれか1種を添
加したセメント用急結材の事例である。実施例64〜7
3は、高水和活性物質に対し石こう、石灰、炭酸ソ−
ダ、アルミン酸ソ−ダを併用して添加したセメント用急
結材の事例である。この場合、高水和活性物質100重
量部に対し、石こうは5〜35重量部、石灰については
5〜40重量部、炭酸ソ−ダについては5〜50重量
部、アルミン酸ソ−ダについては10〜50重量部で配
合した事例が示されている。
水和活性物質に対し石こう、石灰、水酸化アルミニウ
ム、炭酸ソ−ダ、アルミン酸ソ−ダのいずれか1種を添
加したセメント用急結材の事例である。実施例64〜7
3は、高水和活性物質に対し石こう、石灰、炭酸ソ−
ダ、アルミン酸ソ−ダを併用して添加したセメント用急
結材の事例である。この場合、高水和活性物質100重
量部に対し、石こうは5〜35重量部、石灰については
5〜40重量部、炭酸ソ−ダについては5〜50重量
部、アルミン酸ソ−ダについては10〜50重量部で配
合した事例が示されている。
【0045】表6の実施例74〜79は、表2に示す高
水和活性物質に石こう、石灰、炭酸ソ−ダ、アルミン酸
ソ−ダ、水酸化アルミニウムの全てを併用添加した事例
を示したものである。実施例80〜82は、石こう、石
灰、水酸化アルミニウム、炭酸ソ−ダの1種または3種
以上を用いたものである。同表に示されている比較例1
3〜18は、高水和活性物質として比較例4〜9のもの
を用いた事例である。
水和活性物質に石こう、石灰、炭酸ソ−ダ、アルミン酸
ソ−ダ、水酸化アルミニウムの全てを併用添加した事例
を示したものである。実施例80〜82は、石こう、石
灰、水酸化アルミニウム、炭酸ソ−ダの1種または3種
以上を用いたものである。同表に示されている比較例1
3〜18は、高水和活性物質として比較例4〜9のもの
を用いた事例である。
【0046】表7〜10は、急結材7%添加の各表に示
す各種原料混合物に水を加えた後、表7〜10に示す時
間が経過したとき、これにプロクタ−針が貫入するとき
の抵抗値を測定して示したものであるが、併せて1日、
3日、28日の圧縮強度を示した。比較例についても同
様に示した。表11および12は上記と同様な急結材を
4%配合した事例を示したものである。
す各種原料混合物に水を加えた後、表7〜10に示す時
間が経過したとき、これにプロクタ−針が貫入するとき
の抵抗値を測定して示したものであるが、併せて1日、
3日、28日の圧縮強度を示した。比較例についても同
様に示した。表11および12は上記と同様な急結材を
4%配合した事例を示したものである。
【0047】同表に見られるように、本発明品はいずれ
も常温の20℃で良好な急結性を示している。特に、当
初の1〜3分で良好な急結特性を示している。5℃の低
温下においても良好な効果の期待できることが分かる。
また、圧縮強度も高い値を示していることが分かる。こ
れに対し、比較例はいずれも本発明よりも急結性が劣っ
ている。特に、1〜3分の初期の急結性が劣っているこ
とが分かる。
も常温の20℃で良好な急結性を示している。特に、当
初の1〜3分で良好な急結特性を示している。5℃の低
温下においても良好な効果の期待できることが分かる。
また、圧縮強度も高い値を示していることが分かる。こ
れに対し、比較例はいずれも本発明よりも急結性が劣っ
ている。特に、1〜3分の初期の急結性が劣っているこ
とが分かる。
【0048】
【作用】この発明は、CaO−Al2 O3 系にZnOま
たはBaOを添加してアルミン酸カルシウムの水和活性
を付与するようにし、セメントの急結性を得るのに必要
なCa2+,Al3+イオンの溶出をコントロ−ルして、急
結性とともにさらに初期および長期強度発現性に優れた
セメント用急結材としたものである。
たはBaOを添加してアルミン酸カルシウムの水和活性
を付与するようにし、セメントの急結性を得るのに必要
なCa2+,Al3+イオンの溶出をコントロ−ルして、急
結性とともにさらに初期および長期強度発現性に優れた
セメント用急結材としたものである。
【0049】
【効果】この発明の急結材は、以上の通り優れた急結性
を示すとともに、初期および長期の強度発現もよく、こ
れまでの問題点を解消した急結材ということが出来る。
そのため、これを従来のコンクリ−トまたはモルタルの
吹付に用いると、施工が確実に出来て、一層強固な構築
物を形成することができるようになった。
を示すとともに、初期および長期の強度発現もよく、こ
れまでの問題点を解消した急結材ということが出来る。
そのため、これを従来のコンクリ−トまたはモルタルの
吹付に用いると、施工が確実に出来て、一層強固な構築
物を形成することができるようになった。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 // C04B 103:10 (72)発明者 有本 忠邦 千葉県佐倉市大作2丁目4番2号 小野田 セメント株式会社中央研究所内 (72)発明者 岡村 隆吉 千葉県佐倉市大作2丁目4番2号 小野田 セメント株式会社中央研究所内
Claims (10)
- 【請求項1】 CaO−ZnO−Al2 O3 系組成物を
溶融後急冷したもので、CaOとZnOとAl2 O3 の
合量に対してCaOが10〜79重量%、ZnOが1〜
30重量%、Al2 O3 が20〜60重量%で、かつC
aOとZnOの合量が40〜80重量%である高水和活
性物質。 - 【請求項2】 CaO−ZnO−Al2 O3 系組成物を
溶融後急冷したもので、CaOとZnOとAl2 O3 の
合量に対してCaOが10〜79重量%、ZnOが1〜
30重量%、Al2 O3 が20〜60重量%で、かつC
aOとZnOの合量が40〜80重量%である高水和活
性物質に対して、石こう、石灰、炭酸アルカリ、アルミ
ン酸ソ−ダおよび水酸化アルミニウムの中の少なくとも
1種を混合したセメント用急結材。 - 【請求項3】 CaO−ZnO−Al2 O3 系組成物を
溶融後急冷したもので、CaOとZnOとAl2 O3 の
合量に対してCaOが10〜79重量%、ZnOが1〜
30重量%、Al2 O3 が20〜60重量%で、かつC
aOとZnOの合量が40〜80重量%である高水和活
性物質に対し、この高水和活性物質の中のCaOとZn
OとAl2 O3 の合量100重量部に対し、石こうを5
〜35重量部、石灰を5〜40重量部、炭酸アルカリを
5〜50重量部、アルミン酸ソ−ダを10〜50重量部
添加したセメント用急結材。 - 【請求項4】 CaO−ZnO−Al2 O3 系組成物を
溶融後急冷したもので、CaOとZnOとAl2 O3 の
合量に対してCaOが10〜79重量%、ZnOが1〜
30重量%、Al2 O3 が20〜60重量%で、かつC
aOとZnOの合量が40〜80重量%である高水和活
性物質に対し、この高水和活性物質の中のCaOとZn
OとAl2 O3 の合量100重量部に対し、石こうを5
〜35重量部、石灰を5〜40重量部、炭酸アルカリを
5〜50重量部、アルミン酸ソ−ダを10〜50重量
部、水酸化アルミニウムを25重量部以下添加したセメ
ント用急結材。 - 【請求項5】 コンクリ−トまたはモルタルを混練する
際に、請求項2ないし4のいずれかに記載したセメント
用急結材をセメントに対し2〜25重量%添加すること
を特徴とするコンクリ−トまたはモルタルの凝結、硬化
を促進する方法。 - 【請求項6】 CaO−BaO−Al2 O3 系組成物を
溶融後急冷したもので、CaOとBaOとAl2 O3 の
合量に対してCaOが10〜79重量%、BaOが1〜
30重量%、Al2 O3 が20〜60重量%で、かつC
aOとBaOの合量が40〜80重量%である高水和活
性物質。 - 【請求項7】 CaO−BaO−Al2 O3 系組成物を
溶融後急冷したもので、CaOとBaOとAl2 O3 の
合量に対してCaOが10〜79重量%、BaOが1〜
30重量%、Al2 O3 が20〜60重量%で、かつC
aOとBaOの合量が40〜80重量%である高水和活
性物質に対して、石こう、石灰、炭酸アルカリ、アルミ
ン酸ソ−ダおよび水酸化アルミニウムの中の少なくとも
1種を混合したセメント用急結材。 - 【請求項8】 CaO−BaO−Al2 O3 系組成物を
溶融後急冷したもので、CaOとBaOとAl2 O3 の
合量に対してCaOが10〜79重量%、BaOが1〜
30重量%、Al2 O3 が20〜60重量%で、かつC
aOとBaOの合量が40〜80重量%である高水和活
性物質に対し、この高水和活性物質の中のCaOとBa
OとAl2 O3 の合量100重量部に対し、石こうを5
〜35重量部、石灰を5〜40重量部、炭酸アルカリを
5〜50重量部、アルミン酸ソ−ダを10〜50重量部
添加したセメント用急結材。 - 【請求項9】 CaO−BaO−Al2 O3 系組成物を
溶融後急冷したもので、CaOとBaOとAl2 O3 の
合量に対してCaOが10〜79重量%、BaOが1〜
30重量%、Al2 O3 が20〜60重量%で、かつC
aOとBaOの合量が40〜80重量%である高水和活
性物質に対し、この高水和活性物質の中のCaOとBa
OとAl2 O3 の合量100重量部に対し、石こうを5
〜35重量部、石灰を5〜40重量部、炭酸アルカリを
5〜50重量部、アルミン酸ソ−ダを10〜50重量
部、水酸化アルミニウムを25重量部以下添加したセメ
ント用急結材。 - 【請求項10】 コンクリ−トまたはモルタルを混練す
る際に、請求項7ないし9のいずれかに記載したセメン
ト用急結材をセメントに対し2〜25重量%添加するこ
とを特徴とするコンクリ−トまたはモルタルの凝結、硬
化を促進する方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5209630A JPH0761846A (ja) | 1993-08-24 | 1993-08-24 | 高水和活性物質、セメント用急結材およびコンクリ−トまたはモルタルの凝結、硬化を促進する方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5209630A JPH0761846A (ja) | 1993-08-24 | 1993-08-24 | 高水和活性物質、セメント用急結材およびコンクリ−トまたはモルタルの凝結、硬化を促進する方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0761846A true JPH0761846A (ja) | 1995-03-07 |
Family
ID=16575986
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5209630A Pending JPH0761846A (ja) | 1993-08-24 | 1993-08-24 | 高水和活性物質、セメント用急結材およびコンクリ−トまたはモルタルの凝結、硬化を促進する方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0761846A (ja) |
-
1993
- 1993-08-24 JP JP5209630A patent/JPH0761846A/ja active Pending
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US4640715A (en) | Mineral binder and compositions employing the same | |
| US3232777A (en) | Cementitious composition and method of preparation | |
| FI83763C (fi) | Vatten- och eldbestaendigt byggnadsmaterial och foerfarande foer dess. | |
| JP2020183339A (ja) | モルタル・コンクリート用混和材、これを含むセメント組成物、モルタル組成物及びコンクリート組成物、並びに、モルタル硬化物及びコンクリート硬化物の製造方法 | |
| JPH0341420B2 (ja) | ||
| JP3205672B2 (ja) | 高水和活性物質、セメント用急結材及びコンクリートまたはモルタルの凝結、硬化を促進する方法 | |
| EP0553131B1 (en) | Method for improving the activation of latently hydraulic basic blast-furnace slag in the production of a building material | |
| JP2020183338A (ja) | モルタル・コンクリート用混和材、これを含むセメント組成物、モルタル組成物及びコンクリート組成物、並びに、モルタル硬化物及びコンクリート硬化物の製造方法 | |
| US5292366A (en) | Pumice containing composition | |
| JP3125316B2 (ja) | 温度緩衝型速硬性組成物 | |
| JPH0412043A (ja) | 水硬性結合材 | |
| JPH0761846A (ja) | 高水和活性物質、セメント用急結材およびコンクリ−トまたはモルタルの凝結、硬化を促進する方法 | |
| JPH082951A (ja) | セメント組成物 | |
| SU1479432A1 (ru) | В жущее | |
| KR100406218B1 (ko) | 슬래그미분말을 주성분으로 하는 시멘트 혼화재 조성물 | |
| JPH08253354A (ja) | 結晶質高水和活性物、セメント用急結材、及びコンクリート又はモルタルの凝結・硬化促進方法 | |
| JP2877442B2 (ja) | 水硬性材料及びセメント組成物 | |
| JPH058132B2 (ja) | ||
| SU1411317A1 (ru) | Сырьева строительна смесь | |
| JPH06293541A (ja) | 高水和活性物質、セメント用急結材およびコンクリートまたはモルタルの凝結、硬化を促進する方法 | |
| JP2832862B2 (ja) | セメントの急硬性混和剤 | |
| JPH07196351A (ja) | セメント用急結材及びコンクリート、モルタルの凝結 、硬化を促進する方法 | |
| JPH0235699B2 (ja) | ||
| CN1407046A (zh) | 水硬性粘合剂 | |
| JP2916486B2 (ja) | 水硬性セメント組成物 |