JPH076189B2 - 岩盤へのu型鋼矢板打設方法 - Google Patents
岩盤へのu型鋼矢板打設方法Info
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- JPH076189B2 JPH076189B2 JP63282353A JP28235388A JPH076189B2 JP H076189 B2 JPH076189 B2 JP H076189B2 JP 63282353 A JP63282353 A JP 63282353A JP 28235388 A JP28235388 A JP 28235388A JP H076189 B2 JPH076189 B2 JP H076189B2
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- Placing Or Removing Of Piles Or Sheet Piles, Or Accessories Thereof (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、比較的硬い岩盤に対してもU型鋼矢板(以
下、鋼矢板という。)を打設することが可能なように、
ダミー矢板を使用する岩盤への鋼矢板打設方法に関する
ものである。
下、鋼矢板という。)を打設することが可能なように、
ダミー矢板を使用する岩盤への鋼矢板打設方法に関する
ものである。
従来、岩盤へ鋼矢板を直接打設する方法としては、杭本
体に対して上下方向に移動可能、かつ隣接してその杭本
体に導水パイプを取付け、その杭本体の先端をバイブロ
ハンマー等により岩盤に打ちつけて岩盤を破砕し、その
破砕岩石を導水パイプからの噴射水で排除することによ
り岩盤中に杭を打込むことを特徴とする岩盤への杭打工
法に関する特公昭57-13690の発明が一般的に適用されて
いる。
体に対して上下方向に移動可能、かつ隣接してその杭本
体に導水パイプを取付け、その杭本体の先端をバイブロ
ハンマー等により岩盤に打ちつけて岩盤を破砕し、その
破砕岩石を導水パイプからの噴射水で排除することによ
り岩盤中に杭を打込むことを特徴とする岩盤への杭打工
法に関する特公昭57-13690の発明が一般的に適用されて
いる。
また、岩盤が硬い場合には、鋼矢板等の先端に高強度鋼
等を溶接した鋼矢板をダミー矢板として用いて、上記公
知の発明に係る工法等により岩盤を削孔し、この後に鋼
矢板を削孔部へ挿入する方法が行なわれている。
等を溶接した鋼矢板をダミー矢板として用いて、上記公
知の発明に係る工法等により岩盤を削孔し、この後に鋼
矢板を削孔部へ挿入する方法が行なわれている。
しかしながら、いずれの方法でも、鋼矢板の断面形状が
非対称であるので、バイブロハンマー等による鉛直方向
の振動がバランスよく岩盤まで伝わらず、また鋼矢板の
剛性が小さいことからその先端で坐屈が発生するため、
あまり硬い岩盤に対して鋼矢板を打設することができ
ず、従って打設できる岩盤の強度に限界がるという問題
があった。
非対称であるので、バイブロハンマー等による鉛直方向
の振動がバランスよく岩盤まで伝わらず、また鋼矢板の
剛性が小さいことからその先端で坐屈が発生するため、
あまり硬い岩盤に対して鋼矢板を打設することができ
ず、従って打設できる岩盤の強度に限界がるという問題
があった。
本発明は、前記従来の問題点を解消するためになされた
ものであり、従来、打設が不可能とされていた強度の大
きな岩盤に対しても鋼矢板を打設可能とする岩盤への鋼
矢板打設方法を提供することを課題としたものである。
ものであり、従来、打設が不可能とされていた強度の大
きな岩盤に対しても鋼矢板を打設可能とする岩盤への鋼
矢板打設方法を提供することを課題としたものである。
上記の課題を解決するための本発明の岩盤への鋼矢板打
設方法は、打設される鋼矢板の断面形状と同じ、また
は、それに合せた断面形状の部材と、該部材とほぼ対称
な断面形状を形成する補強部材とを一体または溶接など
により有するダミー矢板を、バイブロハンマーや、その
ダミー矢板の先端からのジェット水の噴射を用いるなど
の工法で、岩盤に打込み、岩盤に削孔した後、その削孔
部に鋼矢板を挿入することを特徴としたものであり、上
記のダミー矢板が補強部材により補強されて剛性が大き
いので、硬い岩盤に対しても容易に削孔が行なわれると
共に、そのダミー矢板がほぼ対称な断面形状を有してい
るので、バイブロハンマー等による打設時にバランスの
良い正確な打設ができることになる。
設方法は、打設される鋼矢板の断面形状と同じ、また
は、それに合せた断面形状の部材と、該部材とほぼ対称
な断面形状を形成する補強部材とを一体または溶接など
により有するダミー矢板を、バイブロハンマーや、その
ダミー矢板の先端からのジェット水の噴射を用いるなど
の工法で、岩盤に打込み、岩盤に削孔した後、その削孔
部に鋼矢板を挿入することを特徴としたものであり、上
記のダミー矢板が補強部材により補強されて剛性が大き
いので、硬い岩盤に対しても容易に削孔が行なわれると
共に、そのダミー矢板がほぼ対称な断面形状を有してい
るので、バイブロハンマー等による打設時にバランスの
良い正確な打設ができることになる。
なお、上記のダミー矢板として、ほぼ対称な断面形状を
有するH型鋼の一方のフランジの両端に加工を施して、
打設される鋼矢板の断面形状に合せた断面形状をその一
部に有するようにしたダミー矢板を使用して岩盤に削孔
するようにしても良い。
有するH型鋼の一方のフランジの両端に加工を施して、
打設される鋼矢板の断面形状に合せた断面形状をその一
部に有するようにしたダミー矢板を使用して岩盤に削孔
するようにしても良い。
以下図面を参照して本発明の方法を適用して岩盤へ鋼矢
板を打設時の各実施例を説明するが、まず第1−A図は
その実施例1における説明図であり、この鋼矢板打設方
法による鋼矢板の打設作業工程の手順としては、第5図
に示すように所定の位置に、例えば1スパンSが10mの
2本のH型鋼1Aを平行に配設した導枠1を用意し、これ
を第1−A図の状態にセットの上、第1−B図で示す2
枚1組のダミー矢板2をクローラクレーン3で吊り下げ
られる。そして発電機4及びバイブロユニット5で作動
されるバイブロハンマー6及び水中ポンプ7と貯水槽20
に連通するジェットポンプ8、パイプ振れ止め金具11内
のジェットパイプ10を使用して、従来同様にジェット水
をジェットパイプ10の先端から吐出しながらバイブロハ
ンマー6により上記のダミー矢板2を導枠1の2本のH
型鋼1Aの内側に沿わせて打設する。
板を打設時の各実施例を説明するが、まず第1−A図は
その実施例1における説明図であり、この鋼矢板打設方
法による鋼矢板の打設作業工程の手順としては、第5図
に示すように所定の位置に、例えば1スパンSが10mの
2本のH型鋼1Aを平行に配設した導枠1を用意し、これ
を第1−A図の状態にセットの上、第1−B図で示す2
枚1組のダミー矢板2をクローラクレーン3で吊り下げ
られる。そして発電機4及びバイブロユニット5で作動
されるバイブロハンマー6及び水中ポンプ7と貯水槽20
に連通するジェットポンプ8、パイプ振れ止め金具11内
のジェットパイプ10を使用して、従来同様にジェット水
をジェットパイプ10の先端から吐出しながらバイブロハ
ンマー6により上記のダミー矢板2を導枠1の2本のH
型鋼1Aの内側に沿わせて打設する。
このダミー矢板2は、第6−A図に示すごとく、ほぼ対
称な断面形状を有するH型鋼2Aの一方のフランジの両端
に、第2−B図に示す鋼矢板9の断面形状に合わせ、例
えばハの字形状に他方のフランジの方向に拡開する部材
2Bを溶接する加工を施したものであり、その加工を施し
た各端部には、第4−B図に示す鋼矢板9の両端部に設
けた溶接接合部9A及び止水グラウト充填部9B等の継手部
分のふくらみを形成する部材、即ち第6−A図に示す2
枚組用のダミー矢板2で、ガイド用のL形部材2C、それ
に対応する継手部の穿孔用のL形部材2D及び2つのH型
鋼2Aの各ハの字形状の部材2Bの連結部の両側に溶接した
継手部の穿孔用の板部材2Eが設けられている。
称な断面形状を有するH型鋼2Aの一方のフランジの両端
に、第2−B図に示す鋼矢板9の断面形状に合わせ、例
えばハの字形状に他方のフランジの方向に拡開する部材
2Bを溶接する加工を施したものであり、その加工を施し
た各端部には、第4−B図に示す鋼矢板9の両端部に設
けた溶接接合部9A及び止水グラウト充填部9B等の継手部
分のふくらみを形成する部材、即ち第6−A図に示す2
枚組用のダミー矢板2で、ガイド用のL形部材2C、それ
に対応する継手部の穿孔用のL形部材2D及び2つのH型
鋼2Aの各ハの字形状の部材2Bの連結部の両側に溶接した
継手部の穿孔用の板部材2Eが設けられている。
以上のごとき2枚組用のダミー矢板2は2組用意してお
き、第1−B図で矢印Aで示している先に打設したダミ
ー矢板2を残した状態で、ガイド用のL形部材2Cに対
し、矢印Bで示している次の2枚組用のダミー矢板2の
継手部の穿孔用のL形部材2Dを沿わせて打設するという
手順を繰返し、前記1スパンSについてダミー矢板2の
打設を行なう。
き、第1−B図で矢印Aで示している先に打設したダミ
ー矢板2を残した状態で、ガイド用のL形部材2Cに対
し、矢印Bで示している次の2枚組用のダミー矢板2の
継手部の穿孔用のL形部材2Dを沿わせて打設するという
手順を繰返し、前記1スパンSについてダミー矢板2の
打設を行なう。
なお、上記2枚組用のダミー矢板2は、ほぼ対称な断面
形状を有するH型鋼2Aから構成され、その一方のフラン
ジに前記の加工を施すことにより、打設される鋼矢板9
の断面形状に合せた断面形状を形成し、かつ、そのH型
鋼2Aの他方のフランジが補強部材として機能し、しかも
H型鋼2Aで構成されているのでこのダミー矢板2自体で
ほぼ対称な断面形状を形成することから、その断面のバ
ランスが良好で、かつその剛性も従来のものより著しく
増加されている。
形状を有するH型鋼2Aから構成され、その一方のフラン
ジに前記の加工を施すことにより、打設される鋼矢板9
の断面形状に合せた断面形状を形成し、かつ、そのH型
鋼2Aの他方のフランジが補強部材として機能し、しかも
H型鋼2Aで構成されているのでこのダミー矢板2自体で
ほぼ対称な断面形状を形成することから、その断面のバ
ランスが良好で、かつその剛性も従来のものより著しく
増加されている。
次に、上記のごとくダミー矢板2により岩盤に削孔した
後、その削孔部に、第2−A図に示すごとく、第2−B
図の溶接接合部9Aで2枚組に溶接された鋼矢板9を矢印
A,Bの順に、ダミー矢板2の打設時と同様にジェット水
を併用してバイブロハンマー6により挿入する。
後、その削孔部に、第2−A図に示すごとく、第2−B
図の溶接接合部9Aで2枚組に溶接された鋼矢板9を矢印
A,Bの順に、ダミー矢板2の打設時と同様にジェット水
を併用してバイブロハンマー6により挿入する。
以上で、岩盤への鋼矢板の打設が完了する。
上記の挿入状態では岩盤と鋼矢板9との間に隙間がある
ので、止水性を要求される場合は、第3図に示すごと
く、バイブロハンマー6を用いて鋼矢板9を適宜引抜き
ながら第2−B図に示す根固め用グラウトパイプ12を介
して注入プラント13及びグラウトパイプ14からの根固め
グラウトGを注入し、再び鋼矢板9の挿入を行ない、こ
れを全ての鋼矢板9について順次行なうが、この場合、
第2−A図の鋼矢板9の挿入が、ジェット水の影響を受
けない数スパン完了された後に、上記の根固めグラウト
Gの注入を施工するものとする。
ので、止水性を要求される場合は、第3図に示すごと
く、バイブロハンマー6を用いて鋼矢板9を適宜引抜き
ながら第2−B図に示す根固め用グラウトパイプ12を介
して注入プラント13及びグラウトパイプ14からの根固め
グラウトGを注入し、再び鋼矢板9の挿入を行ない、こ
れを全ての鋼矢板9について順次行なうが、この場合、
第2−A図の鋼矢板9の挿入が、ジェット水の影響を受
けない数スパン完了された後に、上記の根固めグラウト
Gの注入を施工するものとする。
更に、第2−B図の止水グラウト充填部9Bに止水グラウ
ト充填用パイプ15を挿入して、第4−A図に示すごと
く、注入プラント13及びグラウトパイプ14からのグラウ
トを、クレーン16で吊り下げた注入ホース17で止水グラ
ウト充填用パイプ15経由止水グラウト充填部9Bに充填す
ることにより継手グラウト注入が完了し、第4−B図の
状態に止水性が伴った鋼矢板9の打設工事が完了する。
ト充填用パイプ15を挿入して、第4−A図に示すごと
く、注入プラント13及びグラウトパイプ14からのグラウ
トを、クレーン16で吊り下げた注入ホース17で止水グラ
ウト充填用パイプ15経由止水グラウト充填部9Bに充填す
ることにより継手グラウト注入が完了し、第4−B図の
状態に止水性が伴った鋼矢板9の打設工事が完了する。
なお、上記ダミー矢板2の平面図である第6−A図のA
−A方向の断面の下端部を表す第6−B図に示すごと
く、ガイド用のL形部材2Cは、下端までは不要であるの
で、その下端部で矢印Xのごとく切欠いており、また、
第6−B図のB−B方向の断面で表す第6−C図に示す
ごとく、継手部の穿孔用のL形部材2Dの下端部は岩盤に
直接当る部分であるので補強板材18を溶接して補強して
いる。
−A方向の断面の下端部を表す第6−B図に示すごと
く、ガイド用のL形部材2Cは、下端までは不要であるの
で、その下端部で矢印Xのごとく切欠いており、また、
第6−B図のB−B方向の断面で表す第6−C図に示す
ごとく、継手部の穿孔用のL形部材2Dの下端部は岩盤に
直接当る部分であるので補強板材18を溶接して補強して
いる。
以上に説明した実施例1では、2枚組の鋼矢板9を打設
するために2枚組用のダミー矢板2を用いているが、第
7図に示す実施例2のごとく1枚打設用のダミー矢板2
を用いて鋼矢板9を1枚づつ打設することも可能であ
り、この場合のダミー矢板2の両端にはそれぞれガイド
用のL形部材2Cとそれに対応する継手部の穿孔用のL形
部材2Dが設けられている。
するために2枚組用のダミー矢板2を用いているが、第
7図に示す実施例2のごとく1枚打設用のダミー矢板2
を用いて鋼矢板9を1枚づつ打設することも可能であ
り、この場合のダミー矢板2の両端にはそれぞれガイド
用のL形部材2Cとそれに対応する継手部の穿孔用のL形
部材2Dが設けられている。
なお、ダミー矢板2の両端を矢板の継手と同一な形状に
しても良い。
しても良い。
また、上記各実施例1,2では、ダミー矢板2の両端部に
鋼矢板9の継手部分のふくらみ部材を設けており、その
結果、岩盤に対して継手部分の削孔が完全に行なわれる
ので、継手部分に対する止水グラウトの充填が容易に、
かつ完全に行なわれ、止水効果が向上する。
鋼矢板9の継手部分のふくらみ部材を設けており、その
結果、岩盤に対して継手部分の削孔が完全に行なわれる
ので、継手部分に対する止水グラウトの充填が容易に、
かつ完全に行なわれ、止水効果が向上する。
また、上記各実施例1,2では、ダミー矢板2に普通鋼を
使用しているが、より硬い岩盤に対しては、ダミー矢板
2の先端部に高強度鋼を使用すれば良い。
使用しているが、より硬い岩盤に対しては、ダミー矢板
2の先端部に高強度鋼を使用すれば良い。
次に、第8図の実施例3及び第9図の実施例4の岩盤へ
の鋼矢板打設方法にて使用するダミー矢板22は、それぞ
れ図示のごとく、打設される鋼矢板9の断面形状と同
じ、または、それに合せた断面形状を有する鋼矢板(U
型部材)22Aに、ほぼ対称な断面形状を形成する補強部
材22Bを溶接したものである。この場合も、この補強部
材22Bにより、バランスが良好になり、かつ剛性が増す
ように、ほぼ対称なロ字型の断面形状になっているので
長尺の鋼矢板を打設する場合でも、鋼矢板の中央部が湾
曲して、鋼矢板のセクションがはずれたり、摩擦熱によ
って鋼矢板のセクションが溶着や溶解することがない。
の鋼矢板打設方法にて使用するダミー矢板22は、それぞ
れ図示のごとく、打設される鋼矢板9の断面形状と同
じ、または、それに合せた断面形状を有する鋼矢板(U
型部材)22Aに、ほぼ対称な断面形状を形成する補強部
材22Bを溶接したものである。この場合も、この補強部
材22Bにより、バランスが良好になり、かつ剛性が増す
ように、ほぼ対称なロ字型の断面形状になっているので
長尺の鋼矢板を打設する場合でも、鋼矢板の中央部が湾
曲して、鋼矢板のセクションがはずれたり、摩擦熱によ
って鋼矢板のセクションが溶着や溶解することがない。
なお、これら実施例3,4の場合も岩盤が硬い場合には、
ダミー矢板22の鋼矢板22A及び補強部材22Bの先端部に高
強度鋼を使用すると良い。
ダミー矢板22の鋼矢板22A及び補強部材22Bの先端部に高
強度鋼を使用すると良い。
また、第8図の実施例3ではダミー矢板22の鋼矢板22A
の上下全体に補強部材22Bを取付けているのに対し、第
9図の実施例4では、補強部材22Bを鋼矢板22Aの上下端
部には取付けておらず、このように上下端部に補強部材
22Bを設けないダミー矢板22を使用するのは、岩盤が比
較的柔らかい場合である。この場合、補強部材22Bを設
けない範囲は、岩盤の強度に応じて適宜決定する。
の上下全体に補強部材22Bを取付けているのに対し、第
9図の実施例4では、補強部材22Bを鋼矢板22Aの上下端
部には取付けておらず、このように上下端部に補強部材
22Bを設けないダミー矢板22を使用するのは、岩盤が比
較的柔らかい場合である。この場合、補強部材22Bを設
けない範囲は、岩盤の強度に応じて適宜決定する。
次に、上記実施例3,4のダミー矢板22を使用して鋼矢板
9を岩盤へ打設する施工手順を説明する。
9を岩盤へ打設する施工手順を説明する。
まず、第10図に示すように、A,B,Cで示す3枚のダミー
矢板22を実施例1で説明した導枠1に沿って打設し、次
に第11図に示すように、第10図のAで示したダミー矢板
22を引き抜き、Bで示すダミー矢板22をガイドにして打
設されるべきYで示す鋼矢板9を挿入する。
矢板22を実施例1で説明した導枠1に沿って打設し、次
に第11図に示すように、第10図のAで示したダミー矢板
22を引き抜き、Bで示すダミー矢板22をガイドにして打
設されるべきYで示す鋼矢板9を挿入する。
更に、第12図に示すように、第10図のAで示したダミー
矢板22をCで示すダミー矢板22のとなりにDで示すダミ
ー矢板22に転用して打設する。
矢板22をCで示すダミー矢板22のとなりにDで示すダミ
ー矢板22に転用して打設する。
続いて、Bで示すダミー矢板22を引き抜き、Yで示す鋼
矢板9とCで示すダミー矢板22との間に次の打設される
べき鋼矢板9を挿入し、以下上記の手順を繰返して施工
する。
矢板9とCで示すダミー矢板22との間に次の打設される
べき鋼矢板9を挿入し、以下上記の手順を繰返して施工
する。
上記の手順では、ダミー矢板22を3枚使用したが、これ
は、ダミー矢板22を引き抜く時に引き抜かないダミー矢
板22が1枚であると、引き抜かないダミー矢板22が共上
がりする恐れがあるためであり、もし、その恐れがない
場合には2枚のダミー矢板22を使用して鋼矢板9の打設
を施工しても良く、また、ダミー矢板22を2枚組にした
ものを使用することも勿論可能である。
は、ダミー矢板22を引き抜く時に引き抜かないダミー矢
板22が1枚であると、引き抜かないダミー矢板22が共上
がりする恐れがあるためであり、もし、その恐れがない
場合には2枚のダミー矢板22を使用して鋼矢板9の打設
を施工しても良く、また、ダミー矢板22を2枚組にした
ものを使用することも勿論可能である。
以上に説明したごとく、本発明の方法によれば、剛性が
高く、かつ対称な断面形状のダミー矢板を使用するの
で、バランスの良い正確な打設が行なわれ、バイブロハ
ンマーの鉛直方向の振動が、効率良く岩盤に伝わり、削
孔能力が増大するので、従来打設ができなかった硬い岩
盤にもダミー矢板を打設し削孔することができる。
高く、かつ対称な断面形状のダミー矢板を使用するの
で、バランスの良い正確な打設が行なわれ、バイブロハ
ンマーの鉛直方向の振動が、効率良く岩盤に伝わり、削
孔能力が増大するので、従来打設ができなかった硬い岩
盤にもダミー矢板を打設し削孔することができる。
そして、このダミー矢板はその断面形状に鋼矢板の断面
形状に含んでいるから、ダミー矢板を引き抜いた跡の削
孔部に鋼矢板を容易に打設できる。
形状に含んでいるから、ダミー矢板を引き抜いた跡の削
孔部に鋼矢板を容易に打設できる。
また、従来の方法で打設可能な岩盤に対して本発明の方
法を適用すれば、削孔能力が増大するので、作業能率が
向上するという効果がある。
法を適用すれば、削孔能力が増大するので、作業能率が
向上するという効果がある。
第1−A図は本発明の実施例1におけるダミー矢板打設
時の作業工程説明図、第1−B図は第1−A図における
ダミー矢板打設の平面図、第2−A図は鋼矢板挿入時の
作業工程説明図、第2−B図は第2−A図における鋼矢
板打設の平面図、第3図は根固め用グラウト注入の作業
工程図、第4−A図は継手グラウト注入時の作業工程説
明図、第4−B図は鋼矢板を止水性をもたせて連続して
完成した状態を示す平面図、第5図は第1−A図に示す
導枠組立状態を示す斜視図、第6−A図は第1−A図の
実施例における2枚組用のダミー矢板の平面図、第6−
B図は第6−A図のA−A方向の下端部を示す断面図、
第6−C図は第6−B図のB−B方向の平断面図、第7
図は本発明の実施例2における1枚打設用のダミー矢板
の平面図、第8図は本発明の実施例3において使用され
るダミー矢板の斜視図、第9図は本発明の実施例4にお
いて使用されるダミー矢板の斜視図、第10図、第11図及
び第12図は第8図の実施例3及び第9図の実施例4のダ
ミー矢板を使用して鋼矢板を打設する手順の説明用平断
面図である。 2……ダミー矢板、2A……H型鋼、2B……ハの字形状の
部材、2C……ガイド用のL形部材、2D……継手部の穿孔
用のL形部材、2E……継手部の穿孔用の板部材、6……
バイブロハンマー、8……ジェットポンプ、9……鋼矢
板、22……ダミー矢板、22A……鋼矢板(U型部材)、2
2B……補強部材。
時の作業工程説明図、第1−B図は第1−A図における
ダミー矢板打設の平面図、第2−A図は鋼矢板挿入時の
作業工程説明図、第2−B図は第2−A図における鋼矢
板打設の平面図、第3図は根固め用グラウト注入の作業
工程図、第4−A図は継手グラウト注入時の作業工程説
明図、第4−B図は鋼矢板を止水性をもたせて連続して
完成した状態を示す平面図、第5図は第1−A図に示す
導枠組立状態を示す斜視図、第6−A図は第1−A図の
実施例における2枚組用のダミー矢板の平面図、第6−
B図は第6−A図のA−A方向の下端部を示す断面図、
第6−C図は第6−B図のB−B方向の平断面図、第7
図は本発明の実施例2における1枚打設用のダミー矢板
の平面図、第8図は本発明の実施例3において使用され
るダミー矢板の斜視図、第9図は本発明の実施例4にお
いて使用されるダミー矢板の斜視図、第10図、第11図及
び第12図は第8図の実施例3及び第9図の実施例4のダ
ミー矢板を使用して鋼矢板を打設する手順の説明用平断
面図である。 2……ダミー矢板、2A……H型鋼、2B……ハの字形状の
部材、2C……ガイド用のL形部材、2D……継手部の穿孔
用のL形部材、2E……継手部の穿孔用の板部材、6……
バイブロハンマー、8……ジェットポンプ、9……鋼矢
板、22……ダミー矢板、22A……鋼矢板(U型部材)、2
2B……補強部材。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭61−137917(JP,A) 特公 昭52−27442(JP,B2) 特公 昭54−5607(JP,B2)
Claims (2)
- 【請求項1】ダミー矢板を用いて削孔した岩盤の削孔部
にU型鋼矢板を打設する方法であって、前記ダミー矢板
として、H型鋼の一方のフランジの両端に、断面形状が
他方のフランジの方向にほぼハの字型に拡開する部材を
固着して、打設されるU形鋼矢板の断面形状に合わせた
断面形状をその一部に形成している型鋼組立材を使用し
てなる岩盤へのU型鋼矢板打設方法。 - 【請求項2】ダミー矢板を用いて削孔した岩盤の削孔部
にU型鋼矢板を打設する方法であって、前記ダミー矢板
として、打設されるU型鋼矢板の断面形状に合わせた断
面形状のU型部材と、該部材とほぼ対称な断面形状の補
強部材とを固着した型鋼組立材を使用してなる岩盤への
U型鋼矢板打設方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63282353A JPH076189B2 (ja) | 1988-11-10 | 1988-11-10 | 岩盤へのu型鋼矢板打設方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63282353A JPH076189B2 (ja) | 1988-11-10 | 1988-11-10 | 岩盤へのu型鋼矢板打設方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH02132223A JPH02132223A (ja) | 1990-05-21 |
| JPH076189B2 true JPH076189B2 (ja) | 1995-01-30 |
Family
ID=17651311
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP63282353A Expired - Fee Related JPH076189B2 (ja) | 1988-11-10 | 1988-11-10 | 岩盤へのu型鋼矢板打設方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH076189B2 (ja) |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5227442A (en) * | 1976-05-04 | 1977-03-01 | Mitsubishi Rayon Co Ltd | Method for coating articles having a slight electrical conductivity |
| JPS61137917A (ja) * | 1984-12-10 | 1986-06-25 | Nippon Press Concrete Kk | コンクリ−ト矢板の打込方法 |
-
1988
- 1988-11-10 JP JP63282353A patent/JPH076189B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH02132223A (ja) | 1990-05-21 |
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