JPH0762328B2 - ドライ式作業ユニットのシール構造 - Google Patents

ドライ式作業ユニットのシール構造

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JPH0762328B2
JPH0762328B2 JP11047590A JP11047590A JPH0762328B2 JP H0762328 B2 JPH0762328 B2 JP H0762328B2 JP 11047590 A JP11047590 A JP 11047590A JP 11047590 A JP11047590 A JP 11047590A JP H0762328 B2 JPH0762328 B2 JP H0762328B2
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JP
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sheet pile
steel sheet
seal
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slope
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啓 和田
啓介 塩田
義夫 堀之内
賢治 大類
幸彦 小池
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Neos Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、既設の鋼矢板護岸の干満帯部を既設の現場に
おいて手入れをしたり塗装工事を行うための作業空間と
して用いる、ドライ式作業ユニットのシール構造に関す
る。
〔従来の技術〕
海域や河川に建設された鋼矢板護岸では、干満帯や水面
付近の腐食が著しいことが問題となっている。
このような鋼矢板の防食法として、アルミニウム陽極に
よる電気防食があるが、水面付近では防食効果が低下す
るため、この部分にはエポキシ樹脂等の重防食塗装を併
用する必要がある。この水面付近の防食塗装を効率的に
行うために、例えば第5図に示すような矢板壁1側が開
放した箱型の作業足場から成る作業ユニット2を護岸3
の上面から水中に吊下して鋼矢板護岸の鋼矢板壁1に密
着させ、この作業ユニット2内の水をポンプにて汲み出
し、水面4より下方にドライな作業空間を形成し、作業
員がこの作業ユニット内に入り塗装を行う工法が提案さ
れている(特開昭63−114709号)。
このような工法では、鋼矢板に対面する面を開放した作
業ユニット2を用い、この作業ユニット2の鋼矢板壁1
に当接する固定シール部5を鋼矢板壁1に押し付けてシ
ールするようになっている。
この状態を取り出して第6図(a)に示した。鋼矢板壁
1に、作業ユニット2の鋼矢板と当接する部分に付した
固定シール部5を押し付ける。
この場合、第6図(b)に示すように、鋼矢板は凹凸形
状をしており、その全面に一様な力で押圧することは難
しく、特に隣接矢板との接合部の爪部6付近に隙間を生
じ、作業ユニット2内への水の流入が著しく、作業ユニ
ット2内の水をポンプにて十分に汲み上げることが容易
でなかった。
そのため、容量の大きいポンプを使用する必要があり、
または作業ユニット内に水が残存する状態で作業を行わ
なければならず、コストアップを招来したり、作業能率
を低下させていることが問題となっていた。
〔発明が解決しようとする課題〕
このような問題を解決するために、本発明者等は特願昭
63−224782号(特開平2−74711号公報)において、ド
ライ式作業ユニットのシール構造を提案した。
第3図にその作業ユニットの底板近傍の一部破断斜視図
を示す(第3図に示す油圧ジャッキ(アクチュエータ)
30、シールフレーム31、シール材10、底板7等は本発明
と共通である)。作業ユニット2の底板7に固定された
油圧ジャッキ(アクチュエータ)30により、シールフレ
ーム31を鋼矢板1側へ押出し、鋼矢板1の凹部にシール
材10を押圧すると同時に、シール材20によって鋼矢板1
の斜面をシールするものである。すなわち、第3図に示
す油圧ジャッキ30によりシールフレーム31を鋼矢板1側
へ押出すと、シール材20は、第4図(a)に示すように
軸21とアーム24の作用により左右に開き、第4図(b)
に示すように鋼矢板1の斜面に密着する構造となってい
る。
特願昭63−224782号(特開平2−74711号公報)によっ
て従来問題となっていた、シール構造の止水効果を向上
させることができたが、この構造は鋼矢板1の打設状態
が良好の場合には効果があるが、打設状態が悪く鋼矢板
1の断面に歪等がある場合には軸21とアーム24の作用が
不十分で、左右方向の支圧力が不足し止水効果を発揮で
きないことがあるという問題があった。
本発明は、このような問題を解決して鋼矢板の打設状態
が悪いときでも十分に止水効果のあるドライ式作業ユニ
ットのシール構造を提供することを課題とするものであ
る。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は上述の問題点を解決するもので、鋼矢板護岸面
に対面する面を開放した箱体からなり、護岸面に開放面
を押し付けてその内部を排水し、箱体内に護岸面の手入
れ作業空間を形成する作業ユニットに適用され、次の技
術手段を採った。すなわち、 鋼矢板表面とほぼ同様の輪郭を有し、鋼矢板の谷底面と
山頂面に強く押圧当接する平板状固定シール材と、鋼矢
板の斜面とほぼ同様の輪郭を有し、第1のアクチュエー
タにより鋼矢板の斜面に押圧当接する横開き形のブロッ
ク状可動シール材とを、箱体の底壁の鋼矢板護岸面と当
接する部分に配設し、固定シール材と可動シール材は上
下に相互に密着させておき、固定シール材および可動シ
ール材を鋼矢板に圧着させる第2のアクチュエータを備
えたことを特徴とするドライ式作業ユニットのシール構
造である。
〔作用〕
本発明は、特願昭63−224782号(特開平2−74711号公
報)(以下従来例という)において、問題となっていた
鋼矢板の斜面のシール構造を改善したものである。すな
わち、従来例では第3図に示すように鋼矢板1の凹凸面
部と斜面シールを1つの油圧ジャッキ(アクチュエー
タ)30で行なっていた。本発明では、鋼矢板1の斜面の
シール構造を第4図に示すような軸21とアーム24構造に
替えて、横開き形のブロック状可動シール材を鋼矢板の
斜面に押圧当接する第1のアクチュエータを油圧ジャッ
キ30(第2のアクチュエータ)とは別個に独立して設け
た。
従って、鋼矢板の打設状態が悪く鋼矢板の断面に歪など
がある場合でも、第1のアクチュエータの作用により、
鋼矢板の斜面側を良好にシールすることが可能となる。
〔実施例〕
本発明の一実施例を第1図に示す。第1図は作業ユニッ
トを底面から見たものである。
作業ユニット本体2の底部に、第2のアクチュエータと
して油圧ジャッキ30(第3図の油圧ジャッキ30と同じも
の)が配設され、そのピストンの先端にはシールフレー
ム31(第3図のシールフレーム31と同じくシール構造全
体を支持する作業ユニット2の底面に装着されたフレー
ムである)が取付けられ、このシールフレーム31の上層
シール材10(図示していない)及び下層シール材20aが
取付けられている。
シールフレーム31にはガイドロッド固定具42が装着され
ており、ガイドロッド43を2本支持している。
このガイドロッド43にスライド管44が外嵌しており、こ
のスライド管44は固定フレーム40のブラケット40aに取
付けられている。ブラケット40aは固定フレーム40から
突出しており、三角リブ45が固定フレーム40とブラケッ
ト40aの補強リブとして取付けられている。固定フレー
ム40はシール材20aを固定している。ブラケット40aの中
央部に油圧シリンダ41(第1のアクチュエータ)の両端
が固定されており、ブラケット40aを介して固定フレー
ム40を左右に移動させる。
本発明では、鋼矢板の斜面のシール構造部分をこのよう
に構成したので、油圧シリンダ41を作動させると、スラ
イド管44がガイドロッド43に沿って左右に移動しシール
材20aは鋼矢板の斜面側をシールすることができる。
本発明によるシール構造をさらに詳しく説明する。
油圧ジャッキ30を伸長させてシール材10(図示していな
い)及び下層シール材20aを鋼矢板1に押圧する。
次いで、油圧シリンダ41を伸長させることにより、ブラ
ケット40a、固定フレーム40、シール材20a及びスライド
管44が一体となって、ガイドロッド43に沿い外側に向け
左右に移動する。このとき、油圧シリンダ41は両側のブ
ラケット40aの間隔を離すように作用するので、片側の
シール材20aが鋼矢板の斜面に密着すると、他の片側の
シール材20aのみが反対側の鋼矢板の斜面方向に移動
し、両側のシール材20aともに鋼矢板の斜面に密着する
状態になるまで移動する。従って、鋼矢板の断面が非対
称な場合でも鋼矢板の両斜面にシール材20aを密着させ
ることが可能となり、シール効果を向上させることがで
きる。
シールを解除するときは、油圧シリンダ41を縮小させれ
ば、上述と逆の手順によってシール材20aを鋼矢板の両
斜面から離間させることができる。このとき、ガイドロ
ッド43の中央部にあるガイドロッド43より一回り外径の
大きい止端部46によってスライド管44の内側への移動は
停止し、固定フレーム40は所定の位置に停止する。その
後、油圧ジャッキ30を縮小させる方向に作動させればよ
い。
第2図は本発明の実施例による効果を示す。横軸は作業
ユニット内の水をポンプアップし始めてからの経過時間
を示し、縦軸は、作業ユニット外の水面を基準として作
業ユニット内の水面の低下量を表わしたものである。曲
線aは従来技術によるもの、曲線bは従来列、曲線cは
本発明を示す。
本発明においては、油圧シリンダ41の作用により、シー
ル材20aの支圧力が大きくなったために止水効果が大き
く改善された。従って、作業ユニット底面より外水位が
2000mm高い場合において、ポンプアップによって作業ユ
ニット内の水位低下時間が速くなるため、作業開始時間
を早めることが可能となり、作業能率の向上を図ること
ができた。
また、鋼矢板の打設状態が悪く鋼矢板の断面に歪などが
ある場合でも、鋼矢板の斜面側を良好にシールすること
が可能となったので適用範囲を拡大することができる。
〔発明の効果〕
本発明によれば、作業ユニット内の水位低下を短時間
に、低い水位まで達成することができ、ポンプアップ作
業時間の短縮、ユニット内の作業性の向上、ポンプの容
量削減が可能となることが明らかである。また、鋼矢板
の断面に歪などがある場合でも使用できるので、適用範
囲を拡大することが可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の鋼矢板の斜面のシール構造の底面図、
第2図は実施例の効果を示すグラフ、第3図〜第6図は
従来例の説明図であり、第3図は作業ユニットの底板近
傍の一部破断斜視図(一部本発明との共通部分を含
む)、第4図は鋼矢板の斜面のシール構造の作動説明
図、第5図は作業ユニットの説明図、第6図はシール部
の説明図である。 1……鋼矢板(壁)、2……作業ユニット 5……固定シール部 10……シール材(上層、固定) 20、20a……シール材(下層、可動) 30……アクチュエータ(第2のアクチュエータ) 31……シールフレーム 40……固定フレーム 41……油圧シリンダ(第1のアクチュエータ) 43……ガイドロッド 45……3角リブ a……従来技術の水位曲線 b……従来例の水位曲線 c……本発明の水位曲線
フロントページの続き (72)発明者 塩田 啓介 東京都千代田区内幸町2丁目2番3号 川 崎製鉄株式会社東京本社内 (72)発明者 堀之内 義夫 東京都千代田区内幸町2丁目2番3号 川 崎製鉄株式会社東京本社内 (72)発明者 大類 賢治 東京都中央区八重洲2丁目9番7号 石川 島タンク建設株式会社内 (72)発明者 小池 幸彦 東京都港区浜松町1丁目27番17号 株式会 社ネオス内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】鋼矢板護岸面に対面する面を開放した箱体
    からなり、該護岸面に開放面を押し付けてその内部を排
    水し、該箱体内に該護岸面の手入れ作業空間を形成する
    作業ユニットにおいて、 鋼矢板表面とほぼ同様の輪郭を有し、鋼矢板の谷底面と
    山頂面に強く押圧当接する平板状固定シール材と、鋼矢
    板の斜面とほぼ同様の輪郭を有し、第1のアクチュエー
    タにより鋼矢板の斜面に押圧当接する横開き形のブロッ
    ク状可動シール材とを、前記箱体の底壁の前記鋼矢板護
    岸面と当接する部分に配設し、該固定シール材と該可動
    シール材は上下に相互に密着させておき、該固定シール
    材および可動シール材を鋼矢板に圧着させる第2のアク
    チュエータを備えたことを特徴とするドライ式作業ユニ
    ットのシール構造。
JP11047590A 1990-04-27 1990-04-27 ドライ式作業ユニットのシール構造 Expired - Lifetime JPH0762328B2 (ja)

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JP6007032B2 (ja) * 2012-08-28 2016-10-12 五洋建設株式会社 作業函の止水機構
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