JPH0762852B2 - 織物デザイン装置 - Google Patents

織物デザイン装置

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JPH0762852B2
JPH0762852B2 JP4359391A JP35939192A JPH0762852B2 JP H0762852 B2 JPH0762852 B2 JP H0762852B2 JP 4359391 A JP4359391 A JP 4359391A JP 35939192 A JP35939192 A JP 35939192A JP H0762852 B2 JPH0762852 B2 JP H0762852B2
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正博 荒川
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株式会社アラクリエーション
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    • DTEXTILES; PAPER
    • D03WEAVING
    • D03CSHEDDING MECHANISMS; PATTERN CARDS OR CHAINS; PUNCHING OF CARDS; DESIGNING PATTERNS
    • D03C19/00Methods or devices concerned with designing or making patterns, not provided for in other groups of this subclass
    • D03C19/005Electronic

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Textile Engineering (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ジャカード織機等を用
いて織成される先染め生地の模様をデザインするための
織物デザイン装置に関し、特にコンピュータグラフィッ
クスの手法を用いて織物をデザインする織物デザイン装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、織物はプリント生地と先染め生
地とに大別される。プリント生地は、後染め生地とも呼
ばれ、白地又は他の色地の糸で織り上げられた無地の生
地に模様をプリントしたものである。一方、先染め生地
は、予め染色された糸を使って模様を形成するように織
り上げたもので、格子縞のような比較的簡単な模様の場
合はドビー織機等を用い、複雑な模様の場合はジャカー
ド織機等を用いて作製される。例えば、ネクタイの生地
等はジャカード織機で作製されることが多い。
【0003】ジャカード織機を使用した伝統的な織物製
作工程は、概ね次のようなものである。 (1)織物の模様を色付きで描く。これを正絵と呼ぶ。 (2)正絵の実寸に対して、糸の直径や糸の間隔等を考
慮して縦糸と横糸の本数を決定する。 (3)縦糸と横糸の交差によって形成される各矩形に相
当するマス目を持つ方眼紙に、上述した正絵と相似な拡
大図を、各マス目に色付けしながら作製する。これを意
匠図と呼ぶ。
【0004】(4)この意匠図をもとに紋紙を作製す
る。紋紙はパンチカード形式となっており、1枚が織物
の横糸1本分に相当し、織機の縦糸の位置を制御する。
この紋紙は、横糸の本数に相当する枚数分だけ必要で、
通常、1つのデザインで数千枚、大きなものになると1
万枚を超えることがある。また、紋紙に穿たれる孔は、
縦糸1本1本を上に引き上げるかどうかを指示するもの
で、縦糸の本数に対応する。 (5)作製された紋紙は、ジャカード織機に装填され
る。そして、織機を稼働させると、紋紙1枚毎に、孔の
有無に応じて縦糸が上に引き上げられるかどうかが制御
され、縦糸の隙間を縫って横糸が走行する工程を繰返す
ことにより、生地が織り上げられていく。なお、走行す
る横糸は、模様に合わせて変えていく。
【0005】このような伝統的な工程に対し、最近で
は、コンピュータグラフィックスの手法を用いて、正絵
に相当するグラフィックスイメージをディスプレイ上で
作成することもなされている。また、デザインされた正
絵の拡大図を高解像度ドラムスキャナ等で読取ってコン
ピュータに入力し、使用する縦糸及び横糸の太さや間隔
等の諸条件を入力することにより、仮想の方眼紙に基づ
く意匠図をコンピュータ内に作成し、紋紙作成のための
データや織機をコントロールするためのデータを出力す
るようにしたシステムも開発されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかながら、上述した
従来のシステムにおいても、企画デザインから織成まで
の全工程を一貫して自動化するには至っていないのが現
状である。その原因は、コンピュータグラフィック技法
を使用して作成されたイメージデータを、意匠図作成用
のイメージデータとして直接取り込めないことにあり、
これは、コンピュータ上で作成されたパターンを任意の
大きさに拡大できないことに基づいている。
【0007】即ち、ネクタイ等の生地を作製する場合、
一般的には1/10〜1/12mmといった極めて細い糸
が使用される。このため、縦糸及び横糸の密度に対応し
た意匠図を作成する場合、1つのマス目の大きさは0.
1mm角以下となる。グラフィックイメージからこのよう
な意匠図を作成する場合、このマス目内に少なくとも1
ドットのデータが存在しなくてはならない。これに対
し、コンピュータグラフィックスによるデザイン作業に
おいては、全体イメージがディスプレイ上に表現される
ことが必要であったり、イメージスキャナで写真等を取
り込んで編集するといったことが頻繁になされるため、
意匠図作成のために要求されるイメージデータよりも一
般的には粗いドットのイメージデータを処理することに
なる。このため、両イメージデータのドット密度が整合
しないという問題が発生する。
【0008】そこで、従来は、コンピュータで作成され
た粗いイメージデータを一度プリントアウトしたものか
ら拡大図を書き直してスキャナで再度データを取り込ん
だり、高価な高解像度ドラムスキャナを用いてプリント
アウトイメージからイメージデータを再度取り込むとい
う手間のかかる作業が必要であり、製品完成までの期間
を十分に短くすることができないという問題点があっ
た。
【0009】本発明はこのような問題点を解決するため
になされたもので、企画デザインから織成までの全工程
を自動化することができ、デザインから製品完成までの
期間を大幅に短縮することが可能な織物デザイン装置を
提供することを目的とする。
【0010】本発明に係る織物デザイン装置は、入力デ
バイスによって与えられた作図コマンドに基づいて織物
の色付き模様を任意の倍率で描いた正絵のイメージデー
タを生成する画像編集処理手段と、この画像編集処理手
段で生成された正絵のイメージデータをラスタデータの
形態で記憶する画像記憶手段と、この画像記憶手段に記
憶されたラスタデータから各色の模様の輪郭線データを
抽出する輪郭線抽出手段と、この輪郭線抽出手段で抽出
された各色の模様の輪郭線データをベクトルデータに変
換するベクトル変換手段と、このベクトル変換手段で求
められた各色の模様のベクトルデータを前記記憶手段に
記憶された正絵のイメージデータのドット密度に対する
織物の縦糸及び横糸の密度を示すパラメータに基づいて
座標変換するベクトル座標変換手段と、このベクトル座
標変換手段で変換されたベクトルデータに基づいて前記
各色の模様の輪郭線を前記織物の縦糸及び横糸の密度と
対応したドット密度で前記画像記憶手段に描画する輪郭
線描画手段と、この輪郭線描画手段で描画された各色の
模様の輪郭線の内部を各色に塗り潰して意匠図作成用の
イメージデータを生成する塗り潰し処理手段とを具備
、任意のドット密度の正絵から縦糸及び横糸の密度に
対応したドット密度の意匠図作成用イメージデータを得
るようにしたことを特徴とする。
【0011】
【作用】グラフィックスコンピュータで作成されたイメ
ージデータやイメージスキャナで読取られたイメージデ
ータは、赤(R)、緑(G)、青(B)の情報を持つド
ットから構成されるラスタデータであり、これらのデー
タを1.5倍、2.1倍といった任意の倍率で拡大する
ことは通常困難であるが、このラスタデータをベクトル
データに変換すれば、この情報は位置情報ともいえるの
で、移動、拡大、縮小、回転等の処理がマトリクス演算
等によって容易に行えることになる。
【0012】本発明によれば、織物の模様を描いたラス
タデータから一旦各色の模様の輪郭線データが抽出さ
れ、更にこの輪郭線データがベクトルデータに変換され
るので、データ量も圧縮されるうえ、移動、拡大等の処
理も容易となる。そこで、ベクトル座標変換部では、織
物の縦糸及び横糸の密度を示すパラメータに基づいて、
上記輪郭線のベクトルデータの座標を変換する。変換さ
れたベクトルデータは、メモリに描画され、更に内部を
塗り潰される。これにより、任意のドット密度のラスタ
データから縦糸及び横糸の密度に対応したドット密度の
ラスタデータが生成される。このラスタデータが意匠図
作成用イメージデータとして使用されることになる。
【0013】したがって、本発明によれば、企画デザイ
ンから織成までの全工程を自動化することができ、デザ
インから製品完成までの期間を大幅に短縮することが可
能になる。
【0014】
【実施例】以下、添付の図面を参照してこの発明の実施
例について説明する。図1はこの発明の実施例に係る織
物製作システムの構成を示す図である。このシステム
は、ディスプレイ画面上で織物の模様のデザインから意
匠図の作成及び紋紙データの生成までを行うための織物
デザイン装置1と、この装置1で作成された紋紙データ
2から紋紙4を作成する自動紋彫装置3と、作成された
紋紙4を読取って織物6を織成するジャカード織機5と
から構成されている。織物デザイン装置1は、グラフィ
ックスコンピュータによって構成されたもので、コンピ
ュータ本体11、キーボード12、ディスプレイ装置1
3、イメージスキャナ14、マウス15、ディジタイザ
16及び外部記憶装置17等で構成されている。
【0015】図2は、織物デザイン装置1の要部の機能
ブロック図である。画像編集処理部21は、キーボード
12、マウス15及びディジタイザ16等の入力デバイ
スによって与えられた作図コマンドに基づいて、織物の
模様を描いた正絵を構成するイメージデータを生成及び
編集する。このイメージデータは、デザイナーが効率良
くデザインできるように、ディスプレイ装置13上に任
意の大きさで表示される。作成された正絵は、画像メモ
リ22にラスタデータの形態で格納される。また、画像
メモリ22には、イメージスキャナ14で読取られたイ
メージデータも格納される。画像編集処理部21は、イ
メージスキャナ14によって取り込まれたイメージデー
タに対しても編集処理を実行する。
【0016】画像メモリ22に格納された正絵(ラスタ
データ)は、デザイン工程を考慮したドット密度のイメ
ージデータとなっており、実際の織物の縦糸及び横糸の
密度よりも、通常は粗い密度となっている。したがっ
て、イメージ変換処理部23は、このような粗い密度の
正絵を、織物の糸の密度に対応した意匠図作成用のイメ
ージデータに変換する。イメージ変換処理部23は、輪
郭線抽出部24、ベクトル変換部25、ベクトル座標変
換部26、輪郭線描画部27及び塗り潰し処理部28に
より構成されている。
【0017】図3は、イメージ変換処理部23の処理の
流れを示すフローチャートである。まず、輪郭線抽出部
24が起動され、画像の輪郭線データの追跡処理が開始
される(S1)。この輪郭線の追跡処理は、図4のフロ
ーチャートに示すような手順で実行される。即ち、まず
ディスプレイ装置13上に表示された正絵をラスタスキ
ャンして、使用されている色数を検査する(S11)。
次に、使用されている色の一つを選択し、その色の輪郭
線を追跡して位置ベクトルを求めていく(S12)。こ
の輪郭線の追跡処理を全ての色について実行する(S1
3)。
【0018】ある色のパターンの追跡方法としては、例
えば、図5に示すように、特定の点を開始点P0 とし、
この開始点P0 からそのパターンの境界を反時計回りに
追跡し、開始点P0 に到着したときに、一つのパターン
の追跡を終了するという方法を用いることができる。こ
のような追跡方法によって得られるデータは、例えば図
6に示すように、色情報、開始点P0 の座標及び隣接画
素位置の情報の連鎖によって構成され、特に隣接画素位
置の情報は8方向ベクトルの1つとして表現できるの
で、1バイトで2点の情報を表現することができ、少な
い容量で元の画像情報を完全に保持することができる。
【0019】求められた輪郭線データは、ベクトル変換
部25でベクトルデータ列に変換される(S2)。これ
により、輪郭線が各点の絶対的な座標値の集合によって
表現される。続いて、ベクトル座標変換部26でベクト
ル座標が変換される(S3)。ベクトル座標変換部25
には、縦糸の間隔及び横糸の打込み密度等を示す織成パ
ラメータが与えられている。ベクトル座標変換部26で
は、この織成パラメータと正絵の表示密度とに基づい
て、下記数1のような座標変換処理を実行する。
【0020】
【数1】
【0021】なお、ここで、(x,y)は変換前のベク
トル座標、(X,Y)は変換後のベクトル座標で、変換
行列[A]は、正絵の横方向のドット密度に対する横糸
の密度、正絵の縦方向のドット密度に対する縦糸の密
度、位置移動量及び回転量等に応じて任意の値に設定で
きる。このような変換処理によって正絵を1.5倍に拡
大した例を図7に示す。
【0022】次に、輪郭線描画部27は、変換された座
標に基づいて輪郭線を画像メモリ22に描画する(S
4)。このとき、隣接する点間は直線によって連結する
ことにより、点と点との間を直線補間することができ
る。輪郭線が描画されたら、各輪郭線に付属する色情報
に基づいて輪郭線の内部を塗り潰す(S5)。塗り潰し
処理部28は、画像メモリ22へのラスタスキャンを実
行しながら輪郭線検出及び輪郭線内部判定を実行するこ
とによりなされる。
【0023】以上の処理によって、正絵を任意のドット
密度のイメージデータに変換することが実現できる。そ
して、得られたイメージデータに対して、平織り、綾織
り等の織り組織を指定することにより、例えば図8に示
すように、横糸と縦糸との上下関係が指定され、意匠図
が完成される。
【0024】なお、以上の実施例では、紋紙データ2か
ら紋紙4を生成してジャカード織機を制御するシステム
を例にあげたが、紋紙データからコントローラを介して
直接織機を制御するシステムにも適用可能であることは
いうまでもない。
【0025】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、織
物の模様を描いたラスタデータから各色の輪郭線データ
を抽出し、これをベクトルデータに変換して、織物の縦
糸及び横糸の密度を示すパラメータに基づいた拡大・縮
小を行うことにより、任意のドット密度の正絵から縦糸
及び横糸の密度に対応したドット密度の意匠図作成用イ
メージデータを得ることができるので、企画デザインか
ら織成までの全工程を自動化することができ、デザイン
から製品完成までの期間を大幅に短縮することができる
という効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施例に係る織物製作システムの構
成を示す図である。
【図2】 同システムにおける織物デザイン装置の要部
の機能ブロック図である。
【図3】 同装置におけるイメージ変換処理部の処理の
流れを示すフローチャートである。
【図4】 同イメージ変換処理における輪郭線追跡処理
のフローチャートである。
【図5】 同輪郭線追跡処理を説明するための図であ
る。
【図6】 同輪郭線追跡処理で得られるデータの一例を
示す図である。
【図7】 座標変換処理の一例を示す図である。
【図8】 イメージデータに織り組織を付加した例を示
す図である。
【符号の説明】
1…織物デザイン装置、2…紋紙データ、3…自動紋彫
装置、4…紋紙、5…ジャカード織機、11…コンピュ
ータ本体、12…キーボード、13…ディスプレイ装
置、14…イメージスキャナ、15…マウス、16…デ
ィジタイザ、17…外部記憶装置、21…画像編集処理
部、22…画像メモリ、23…イメージ変換処理部、2
4…輪郭線抽出部、25…ベクトル変換部、26…ベク
トル座標変換部、27…輪郭線描画部、28…塗り潰し
処理部。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力デバイスによって与えられた作図コ
    マンドに基づいて織物の色付き模様を任意の倍率で描い
    た正絵のイメージデータを生成する画像編集処理手段
    と、 この画像編集処理手段で生成された正絵のイメージデー
    タをラスタデータの形態で記憶する画像記憶手段と、 この画像記憶手段に記憶された ラスタデータから各色の
    模様の輪郭線データを抽出する輪郭線抽出手段と、 この輪郭線抽出手段で抽出された各色の模様の輪郭線デ
    ータをベクトルデータに変換するベクトル変換手段と、 このベクトル変換手段で求められた各色の模様のベクト
    ルデータを前記記憶手段に記憶された正絵のイメージデ
    ータのドット密度に対する織物の縦糸及び横糸の密度を
    示すパラメータに基づいて座標変換するベクトル座標変
    換手段と、 このベクトル座標変換手段で変換されたベクトルデータ
    に基づいて前記各色の模様の輪郭線を前記織物の縦糸及
    び横糸の密度と対応したドット密度で前記画像記憶手段
    に描画する輪郭線描画手段と、 この輪郭線描画手段で描画された各色の模様の輪郭線の
    内部を各色に塗り潰して意匠図作成用のイメージデータ
    を生成する塗り潰し処理手段とを具備し 任意のドット密度の正絵から縦糸及び横糸の密度に対応
    したドット密度の意匠図作成用イメージデータを得るよ
    うにした ことを特徴とする織物デザイン装置。
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JP4586241B2 (ja) 2000-06-14 2010-11-24 コニカミノルタビジネステクノロジーズ株式会社 画像処理装置
JP3938005B2 (ja) 2002-10-23 2007-06-27 コニカミノルタビジネステクノロジーズ株式会社 画像処理装置および画像処理方法
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Non-Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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テレビジョン学会誌第35巻第11号P.947−953(1981年)

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