JPH0763266A - ピストンリング - Google Patents
ピストンリングInfo
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- JPH0763266A JPH0763266A JP5210757A JP21075793A JPH0763266A JP H0763266 A JPH0763266 A JP H0763266A JP 5210757 A JP5210757 A JP 5210757A JP 21075793 A JP21075793 A JP 21075793A JP H0763266 A JPH0763266 A JP H0763266A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- piston ring
- piston
- layer
- wear
- ring
- Prior art date
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- Pending
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-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16J—PISTONS; CYLINDERS; SEALINGS
- F16J9/00—Piston-rings, e.g. non-metallic piston-rings, seats therefor; Ring sealings of similar construction
- F16J9/26—Piston-rings, e.g. non-metallic piston-rings, seats therefor; Ring sealings of similar construction characterised by the use of particular materials
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02B—INTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
- F02B75/00—Other engines
- F02B75/02—Engines characterised by their cycles, e.g. six-stroke
- F02B2075/022—Engines characterised by their cycles, e.g. six-stroke having less than six strokes per cycle
- F02B2075/027—Engines characterised by their cycles, e.g. six-stroke having less than six strokes per cycle four
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10T—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
- Y10T29/00—Metal working
- Y10T29/49—Method of mechanical manufacture
- Y10T29/49229—Prime mover or fluid pump making
- Y10T29/49274—Piston ring or piston packing making
- Y10T29/49281—Piston ring or piston packing making including coating or plating
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Pistons, Piston Rings, And Cylinders (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 ピストンリングへのアルミニウム凝着(溶
着)現象を効果的に防止しうるピストンリングを提供す
る。 【構成】 ピストンリング1の上面2および下面3又は
下面3に、窒化層またはクロムメッキ層等の耐摩耗表面
処理層6を形成し、かつ、ピストンリング1の上面2お
よび下面3又は下面3に位置する耐摩耗表面処理層6の
表面上にさらに固体潤滑剤を含有するポリベンゾイミダ
ゾール樹脂被膜7を形成する。
着)現象を効果的に防止しうるピストンリングを提供す
る。 【構成】 ピストンリング1の上面2および下面3又は
下面3に、窒化層またはクロムメッキ層等の耐摩耗表面
処理層6を形成し、かつ、ピストンリング1の上面2お
よび下面3又は下面3に位置する耐摩耗表面処理層6の
表面上にさらに固体潤滑剤を含有するポリベンゾイミダ
ゾール樹脂被膜7を形成する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は内燃機関に使用されるピ
ストンリングに関し、特に、ピストンリングへのアルミ
ニウム凝着(溶着)現象を効果的に防止しうるピストン
リングに関する。
ストンリングに関し、特に、ピストンリングへのアルミ
ニウム凝着(溶着)現象を効果的に防止しうるピストン
リングに関する。
【0002】
【従来の技術】一般に往復動のピストンには、ピストン
リングとして圧力リングとオイルリングとが装着され
る。この圧力リングは、高圧の燃焼ガスが燃焼室側から
クランク室側へ流出する現象(ブローバイ)の防止機能
およびシリンダ内壁の余分な潤滑油が燃焼室に流入する
ことを防止している。一方、オイルリングは、シリンダ
内壁の余分な潤滑油がクランク室側から燃焼室側へ侵入
して消費される現象(オイルアップ)の抑制機能を有す
る。そして、従来の標準的なピストンリングの組合せと
しては、トップリングおよびセカンドリングからなる2
本の圧力リングと1本のオイルリングとの計3本のピス
トンリングの組合せが知られている。
リングとして圧力リングとオイルリングとが装着され
る。この圧力リングは、高圧の燃焼ガスが燃焼室側から
クランク室側へ流出する現象(ブローバイ)の防止機能
およびシリンダ内壁の余分な潤滑油が燃焼室に流入する
ことを防止している。一方、オイルリングは、シリンダ
内壁の余分な潤滑油がクランク室側から燃焼室側へ侵入
して消費される現象(オイルアップ)の抑制機能を有す
る。そして、従来の標準的なピストンリングの組合せと
しては、トップリングおよびセカンドリングからなる2
本の圧力リングと1本のオイルリングとの計3本のピス
トンリングの組合せが知られている。
【0003】近年、内燃機関の軽量化と高出力化に伴
い、ピストンリングに要求される品質が高度になってき
ている。従来、内燃機関用ピストンリングにはその耐久
性を改善する手段として摺動面に硬質クロムメッキ処理
や溶射処理あるいは窒化処理等の耐摩耗表面処理が施さ
れている。
い、ピストンリングに要求される品質が高度になってき
ている。従来、内燃機関用ピストンリングにはその耐久
性を改善する手段として摺動面に硬質クロムメッキ処理
や溶射処理あるいは窒化処理等の耐摩耗表面処理が施さ
れている。
【0004】これらの表面処理のうちで特に窒化処理は
優れた耐摩耗性を示すことから苛酷な運転条件の下で使
用されるピストンリングの表面処理として注目され広く
利用に供されている。
優れた耐摩耗性を示すことから苛酷な運転条件の下で使
用されるピストンリングの表面処理として注目され広く
利用に供されている。
【0005】しかしながら、窒化処理層を形成したピス
トンリングは耐摩耗性には優れているものの、アルミ合
金製ピストンに装着した場合、ピストンのリング溝摩耗
が増大する傾向があった。また、ピストンのリング溝摩
耗に起因して、図3(a)〜(c)に示すように、ピス
トンリング1の下面3にアルミ合金製ピストン10の溝
下面11のアルミニウムが凝着するアルミ凝着が生ずる
(図3(c))。
トンリングは耐摩耗性には優れているものの、アルミ合
金製ピストンに装着した場合、ピストンのリング溝摩耗
が増大する傾向があった。また、ピストンのリング溝摩
耗に起因して、図3(a)〜(c)に示すように、ピス
トンリング1の下面3にアルミ合金製ピストン10の溝
下面11のアルミニウムが凝着するアルミ凝着が生ずる
(図3(c))。
【0006】図4(a)〜(c)にピストンのリング溝
の上面2および下面3の表面状態の変化の様子を現わす
触針式表面荒さ試験機によるチャートを示す。図4に示
すように、ピストンのリング溝の上面2および下面3の
表面状態は、正常状態(図4(a))から、ピストン溝
荒れ状態(図4(b))、アルミ凝着状態(図4
(c))へと変化する。
の上面2および下面3の表面状態の変化の様子を現わす
触針式表面荒さ試験機によるチャートを示す。図4に示
すように、ピストンのリング溝の上面2および下面3の
表面状態は、正常状態(図4(a))から、ピストン溝
荒れ状態(図4(b))、アルミ凝着状態(図4
(c))へと変化する。
【0007】また、図5(a)〜(c)は、アルミ凝着
メカニズムを示し、ピストンリング1の下面3とアルミ
合金製ピストン10の溝下面11とが、双方の表面にそ
れぞれ形成された酸化膜8(0.2μm以下)を介して
接触し(図5(a))、次いで、接触部分の酸化膜8の
応力が局部的に高くなり酸化膜8が破壊されて、ピスト
ンリング1の下面3のFeとアルミ合金製ピストン10
の溝下面11のAlとが接合され(図5(b))、アル
ミニウム20がピストンリング1の下面3に溶着する
(図5(c))。なお、アルミ凝着部分の拡大図を図6
に示す。図6において、20は凝着したアルミニウムを
示し、21はAlとFeとの接合部を示す。
メカニズムを示し、ピストンリング1の下面3とアルミ
合金製ピストン10の溝下面11とが、双方の表面にそ
れぞれ形成された酸化膜8(0.2μm以下)を介して
接触し(図5(a))、次いで、接触部分の酸化膜8の
応力が局部的に高くなり酸化膜8が破壊されて、ピスト
ンリング1の下面3のFeとアルミ合金製ピストン10
の溝下面11のAlとが接合され(図5(b))、アル
ミニウム20がピストンリング1の下面3に溶着する
(図5(c))。なお、アルミ凝着部分の拡大図を図6
に示す。図6において、20は凝着したアルミニウムを
示し、21はAlとFeとの接合部を示す。
【0008】上述したように、ピストンリングの上下運
動に伴い、ピストンの溝の一定部分にこの溶着現象に起
因する局部的摩耗が発生すると、内燃機関はブローバイ
ガスの吹き抜けによりオイル消費量が増大し、出力が低
下する。この現象はピストンのリング溝の下側に短時間
で発生し、内燃機関の耐久性に大きな影響を与えるた
め、従来から多くのピストン溝摩耗対策が提案されてい
る。
動に伴い、ピストンの溝の一定部分にこの溶着現象に起
因する局部的摩耗が発生すると、内燃機関はブローバイ
ガスの吹き抜けによりオイル消費量が増大し、出力が低
下する。この現象はピストンのリング溝の下側に短時間
で発生し、内燃機関の耐久性に大きな影響を与えるた
め、従来から多くのピストン溝摩耗対策が提案されてい
る。
【0009】例えば、ピストン溝摩耗対策として、ピス
トンとピストンリングとの直接接触を防止するため、ピ
ストンへの対策としては陽極酸化被膜処理、メッキ処理
あるいはマトリックス強化処理(ピストン中)を施し、
またピストンリングへの対策としては、リン酸塩被膜処
理、メッキ処理を施したり、あるいは図7(a)および
(b)に示すように、ピストン10とピストンリング1
の表面に樹脂コーティング処理8(例えば、デフリック
((株)川邑研究所製 コーティング処理)を施したり
している。 また、本願出願人は、ピストン溝摩耗対策
として、エポキシ樹脂、フッ素樹脂、ポリアミドイミド
樹脂等の耐摩耗性樹脂に、固体潤滑剤として二硫化モリ
ブデン、黒鉛、炭素、窒化硼素等を混合させ、必要に応
じ炭素繊維、ガラス繊維等を充填剤として添加混合し、
スプレー、浸漬、静電塗装等でピストンリングの上下面
に付着させた後に、加熱焼成して被膜を形成する技術を
開発し、出願を行っている(特開平1−307568
号)。
トンとピストンリングとの直接接触を防止するため、ピ
ストンへの対策としては陽極酸化被膜処理、メッキ処理
あるいはマトリックス強化処理(ピストン中)を施し、
またピストンリングへの対策としては、リン酸塩被膜処
理、メッキ処理を施したり、あるいは図7(a)および
(b)に示すように、ピストン10とピストンリング1
の表面に樹脂コーティング処理8(例えば、デフリック
((株)川邑研究所製 コーティング処理)を施したり
している。 また、本願出願人は、ピストン溝摩耗対策
として、エポキシ樹脂、フッ素樹脂、ポリアミドイミド
樹脂等の耐摩耗性樹脂に、固体潤滑剤として二硫化モリ
ブデン、黒鉛、炭素、窒化硼素等を混合させ、必要に応
じ炭素繊維、ガラス繊維等を充填剤として添加混合し、
スプレー、浸漬、静電塗装等でピストンリングの上下面
に付着させた後に、加熱焼成して被膜を形成する技術を
開発し、出願を行っている(特開平1−307568
号)。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来のピストン溝摩耗対策は、ピストン使用時の初期
段階におけるアルミニウム凝着防止の効果はあるもの
の、中、長期的な寿命が不充分であり、さらなる耐久性
の向上が望まれている。
た従来のピストン溝摩耗対策は、ピストン使用時の初期
段階におけるアルミニウム凝着防止の効果はあるもの
の、中、長期的な寿命が不充分であり、さらなる耐久性
の向上が望まれている。
【0011】本発明は上記問題点にがんがみてなされた
ものであり、ピストンリングへのアルミニウム凝着現象
を効果的に防止しうるピストンリングの提供を目的とす
る。
ものであり、ピストンリングへのアルミニウム凝着現象
を効果的に防止しうるピストンリングの提供を目的とす
る。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明のピストンリングは、ピストンリングの上面お
よび下面又は下面に耐摩耗表面処理層を形成し、かつ、
前記耐摩耗表面処理層の表面上にさらに固体潤滑剤を含
有するポリベンゾイミダゾール樹脂被膜を形成した構成
としてある。
に本発明のピストンリングは、ピストンリングの上面お
よび下面又は下面に耐摩耗表面処理層を形成し、かつ、
前記耐摩耗表面処理層の表面上にさらに固体潤滑剤を含
有するポリベンゾイミダゾール樹脂被膜を形成した構成
としてある。
【0013】また、本発明のピストンリングは、好まし
くは、上記耐摩耗表面処理層が窒化層、クロムメッキ
層、または溶射処理層である構成としてあり、上記窒化
層が、化合物層が除去された窒化拡散層である構成とし
てある。
くは、上記耐摩耗表面処理層が窒化層、クロムメッキ
層、または溶射処理層である構成としてあり、上記窒化
層が、化合物層が除去された窒化拡散層である構成とし
てある。
【0014】
【作用】上記構成からなる本発明のピストンリングは、
シリンダの内周面と当接するピストンリングの外周面に
窒化層が形成されているので、苛酷な使用条件に耐える
ことができる。
シリンダの内周面と当接するピストンリングの外周面に
窒化層が形成されているので、苛酷な使用条件に耐える
ことができる。
【0015】さらに、ピストンリングの上下面における
窒化層の上に、固体潤滑剤を含有するポリベンゾイミダ
ゾール樹脂被膜が形成されているので、アルミニウム製
ピストンのリング溝の一部が剥離してピストンリングに
付着することがない。
窒化層の上に、固体潤滑剤を含有するポリベンゾイミダ
ゾール樹脂被膜が形成されているので、アルミニウム製
ピストンのリング溝の一部が剥離してピストンリングに
付着することがない。
【0016】
【実施例】以下、実施例にもとづき本発明を説明する。
本発明のピストンリングにおいては、図1に示すよう
に、ピストンリング1の上面2および下面3のうち少な
くとも下面3に窒化層またはクロムメッキ層等の耐摩耗
表面処理層6が形成してある。
本発明のピストンリングにおいては、図1に示すよう
に、ピストンリング1の上面2および下面3のうち少な
くとも下面3に窒化層またはクロムメッキ層等の耐摩耗
表面処理層6が形成してある。
【0017】ここで、窒化とは、鋼材の表面に窒素を拡
散浸透させ硬い窒化層を形成する処理をいう。窒化層の
形成方法としては、アンモニアガス気流中で鋼材を47
5〜580℃に2〜50時間加熱保持して窒化を行うガ
ス窒化法、減圧窒化雰囲気中でのグロー放電を利用して
窒化を行うイオン窒化法、CNO- を主成分とする溶融
塩浴中に鋼材を浸漬させて窒化を行う塩浴窒化法、浸炭
性ガス雰囲気中に適量のアンモニアガスを加えて窒化を
行うガス浸炭窒化法等が挙げられる。
散浸透させ硬い窒化層を形成する処理をいう。窒化層の
形成方法としては、アンモニアガス気流中で鋼材を47
5〜580℃に2〜50時間加熱保持して窒化を行うガ
ス窒化法、減圧窒化雰囲気中でのグロー放電を利用して
窒化を行うイオン窒化法、CNO- を主成分とする溶融
塩浴中に鋼材を浸漬させて窒化を行う塩浴窒化法、浸炭
性ガス雰囲気中に適量のアンモニアガスを加えて窒化を
行うガス浸炭窒化法等が挙げられる。
【0018】なお、上記窒化層は、化合物層が除去され
た窒化拡散層とすることが好ましい。また、クロムメッ
キ層は、主としてディーゼルエンジンにおけるピストン
リングの表面処理層として用いられており、硬質クロム
メッキ処理やクロム系溶射処理等によって形成される。
た窒化拡散層とすることが好ましい。また、クロムメッ
キ層は、主としてディーゼルエンジンにおけるピストン
リングの表面処理層として用いられており、硬質クロム
メッキ処理やクロム系溶射処理等によって形成される。
【0019】なお、ピストンリングの上面および下面又
は下面に窒化層またはクロムメッキ層を形成するのは、
ピストンのリング溝の下側で凝着現象が発生しやすいた
めである。
は下面に窒化層またはクロムメッキ層を形成するのは、
ピストンのリング溝の下側で凝着現象が発生しやすいた
めである。
【0020】なお、ピストンリングの鋼材組成、形状等
は特に制限されない。本発明のピストンリングにおいて
は、ピストンリング1の上面2および下面3または下面
3に位置する耐摩耗表面処理層6の表面上(ピストンリ
ング1の上面2および下面3または下面3に形成された
耐摩耗表面処理層6の表面上)にさらに固体潤滑剤を含
有するポリベンゾイミダゾール樹脂被膜7を形成してあ
る。
は特に制限されない。本発明のピストンリングにおいて
は、ピストンリング1の上面2および下面3または下面
3に位置する耐摩耗表面処理層6の表面上(ピストンリ
ング1の上面2および下面3または下面3に形成された
耐摩耗表面処理層6の表面上)にさらに固体潤滑剤を含
有するポリベンゾイミダゾール樹脂被膜7を形成してあ
る。
【0021】ここで、ポリベンゾイミダゾール(PB
I)として、例えば、下記構造式(1)で示されるポリ
−2,2′−(m−フェニレン)−5,5′−ビベンゾ
イミダゾールが用いられる。
I)として、例えば、下記構造式(1)で示されるポリ
−2,2′−(m−フェニレン)−5,5′−ビベンゾ
イミダゾールが用いられる。
【0022】
【化1】 PBI樹脂は、NASA(米航空宇宙研究所)、AFM
L(米空軍材料研究所)およびヘキストセラニーズコー
ポレーションが共同開発した新材料である。
L(米空軍材料研究所)およびヘキストセラニーズコー
ポレーションが共同開発した新材料である。
【0023】本発明において、用いられるPBIの25
℃、ジメチルスルホキシド中0.5重量%溶液にて測定
される固有粘度が、0.2〜1.1であることが被膜形
成性および形成後の被膜の特性の点から望ましい。。
℃、ジメチルスルホキシド中0.5重量%溶液にて測定
される固有粘度が、0.2〜1.1であることが被膜形
成性および形成後の被膜の特性の点から望ましい。。
【0024】固体潤滑剤としては、二硫化モリブデン、
黒鉛、炭素、窒化硼素等が挙げられる。これらの固体潤
滑剤は、単独あるいは二種以上を混合して用いられる。
なお、上記固体潤滑剤を含有するPBI樹脂には、必要
に応じ、炭素繊維、ガラス繊維等の充填剤を添加混合し
てもよい。
黒鉛、炭素、窒化硼素等が挙げられる。これらの固体潤
滑剤は、単独あるいは二種以上を混合して用いられる。
なお、上記固体潤滑剤を含有するPBI樹脂には、必要
に応じ、炭素繊維、ガラス繊維等の充填剤を添加混合し
てもよい。
【0025】固体潤滑剤を含有するPBI樹脂被膜の形
成方法としては、スプレー、浸漬、静電塗装等が挙げら
れる。PBI樹脂被膜は、適宜加熱焼成等の後処理がな
される。
成方法としては、スプレー、浸漬、静電塗装等が挙げら
れる。PBI樹脂被膜は、適宜加熱焼成等の後処理がな
される。
【0026】
【実験例】以下、実験例にもとづき本発明をさらに具体
的に説明する。実験例1 図2に示す高温弁座摩耗試験機30を用いてアルミ凝着
試験を行った。
的に説明する。実験例1 図2に示す高温弁座摩耗試験機30を用いてアルミ凝着
試験を行った。
【0027】ピストン材10としては、アルミニウム
(JIS AC8A)を使用した。また、ピストンリン
グ材1としては、焼戻しマルテンサイトのステンレスス
チールを母材とし、ガス窒化処理により窒化層を形成し
た後、これに、溶媒をN,N−ジメチルアセトアミドと
する15重量%ポリ−2,2′−(m−フェニレン)−
5,5′−ビベンゾイミダゾール溶液1リットルに対し
固体潤滑剤としてグラファイト(カーボン:C)を15
g混合したものをスプレーガンによって吹き付け、20
0℃で40分間加熱焼成して、厚さ7μmの樹脂被膜を
形成したものを使用した。
(JIS AC8A)を使用した。また、ピストンリン
グ材1としては、焼戻しマルテンサイトのステンレスス
チールを母材とし、ガス窒化処理により窒化層を形成し
た後、これに、溶媒をN,N−ジメチルアセトアミドと
する15重量%ポリ−2,2′−(m−フェニレン)−
5,5′−ビベンゾイミダゾール溶液1リットルに対し
固体潤滑剤としてグラファイト(カーボン:C)を15
g混合したものをスプレーガンによって吹き付け、20
0℃で40分間加熱焼成して、厚さ7μmの樹脂被膜を
形成したものを使用した。
【0028】試験条件は、ピストン材(アルミ)の温度
をヒーター31により240℃および340℃とし、こ
の2温度条件下で、ピストンリング材の繰り返し数50
0回/分、ピストンリング材の回転数3.0rpm、試
験時間5時間とした。
をヒーター31により240℃および340℃とし、こ
の2温度条件下で、ピストンリング材の繰り返し数50
0回/分、ピストンリング材の回転数3.0rpm、試
験時間5時間とした。
【0029】上記アルミ凝着試験の結果を表1に示す。実験例2 固体潤滑剤として二硫化モリブデン(MoS2 )8gお
よびグラファイト7gを混合したこと以外は、実験例1
と同様にして試験を行った。結果を表1に示す。比較例1 固体潤滑剤を混合しなかったこと以外は、実験例1と同
様にして試験を行った。結果を表1に示す。比較例2 PBIの代わりに、ポリアミドイミド樹脂(デフリッ
ク:(株)川邑研究所製)を用いて樹脂被膜を形成した
こと以外は、実験例1と同様にして試験を行った。結果
を表1に示す。比較例3 樹脂被膜を形成しなかったこと以外は、実験例1と同様
にして試験を行った。結果を表1に示す。
よびグラファイト7gを混合したこと以外は、実験例1
と同様にして試験を行った。結果を表1に示す。比較例1 固体潤滑剤を混合しなかったこと以外は、実験例1と同
様にして試験を行った。結果を表1に示す。比較例2 PBIの代わりに、ポリアミドイミド樹脂(デフリッ
ク:(株)川邑研究所製)を用いて樹脂被膜を形成した
こと以外は、実験例1と同様にして試験を行った。結果
を表1に示す。比較例3 樹脂被膜を形成しなかったこと以外は、実験例1と同様
にして試験を行った。結果を表1に示す。
【0030】
【表1】 試験結果 表1から明らかなように、固体潤滑剤を混合しない場合
(比較例1および3)には、アルミ凝着が発生している
ことから、樹脂被膜に固体潤滑剤を混合することが必要
であることがわかる。実験例3 アルミ凝着に対する固体潤滑剤としてのグラファイトの
濃度の影響を調べるため、図2に示す高温弁座摩耗試験
機30を用いてアルミ凝着試験を行った。
(比較例1および3)には、アルミ凝着が発生している
ことから、樹脂被膜に固体潤滑剤を混合することが必要
であることがわかる。実験例3 アルミ凝着に対する固体潤滑剤としてのグラファイトの
濃度の影響を調べるため、図2に示す高温弁座摩耗試験
機30を用いてアルミ凝着試験を行った。
【0031】ピストン材10としては、アルミニウム
(JIS AC8A)を使用した。また、ピストンリン
グ材1としては、焼戻しマルテンサイトのステンレスス
チールを母材とし、ガス窒化処理により窒化層を形成し
た後、これに、溶媒をN,N−ジメチルアセトアミドと
する15重量%ポリ−2,2′−(m−フェニレン)−
5,5′−ビベンゾイミダゾール溶液1リットルに対
し、固体潤滑剤としてグラファイト(カーボン:C)
を、10g、20g、30g、40gまたは50g混合
したものを、それぞれスプレーガンによって吹き付け、
200℃で40分間加熱焼成して、厚さ7μmの樹脂被
膜を形成した5種類のサンプルを使用した。
(JIS AC8A)を使用した。また、ピストンリン
グ材1としては、焼戻しマルテンサイトのステンレスス
チールを母材とし、ガス窒化処理により窒化層を形成し
た後、これに、溶媒をN,N−ジメチルアセトアミドと
する15重量%ポリ−2,2′−(m−フェニレン)−
5,5′−ビベンゾイミダゾール溶液1リットルに対
し、固体潤滑剤としてグラファイト(カーボン:C)
を、10g、20g、30g、40gまたは50g混合
したものを、それぞれスプレーガンによって吹き付け、
200℃で40分間加熱焼成して、厚さ7μmの樹脂被
膜を形成した5種類のサンプルを使用した。
【0032】試験条件は、ピストン材(アルミ)温度3
40℃、繰り返し数500回/分、回転数3.0rp
m、試験時間5時間とした。結果を表2に示す。実験例4 固体潤滑剤として二硫化モリブデン(MoS2 )を8g
混合し、さらにグラファイトを、10g、20g、30
g、40gまたは50g混合したものをそれぞれ用いて
樹脂被膜を形成した5種類のサンプルを使用したこと以
外は、実験例3と同様にして試験を行った。結果を表2
に示す。
40℃、繰り返し数500回/分、回転数3.0rp
m、試験時間5時間とした。結果を表2に示す。実験例4 固体潤滑剤として二硫化モリブデン(MoS2 )を8g
混合し、さらにグラファイトを、10g、20g、30
g、40gまたは50g混合したものをそれぞれ用いて
樹脂被膜を形成した5種類のサンプルを使用したこと以
外は、実験例3と同様にして試験を行った。結果を表2
に示す。
【0033】
【表2】 試験結果 表2から明らかなように、固体潤滑剤としてのグラファ
イトの濃度は、アルミ凝着に影響を与えることがわか
る。すなわち、固体潤滑剤としてのグラファイトの濃度
が少なすぎると、アルミ凝着が発生することがわかる。実験例5 長時間耐久性に対する固体潤滑剤としてのグラファイト
の濃度の影響を調べるため、図2に示す高温弁座摩耗試
験機30を用いてアルミ凝着試験を行った。
イトの濃度は、アルミ凝着に影響を与えることがわか
る。すなわち、固体潤滑剤としてのグラファイトの濃度
が少なすぎると、アルミ凝着が発生することがわかる。実験例5 長時間耐久性に対する固体潤滑剤としてのグラファイト
の濃度の影響を調べるため、図2に示す高温弁座摩耗試
験機30を用いてアルミ凝着試験を行った。
【0034】アルミ凝着試験は、固体潤滑剤としてグラ
ファイトを30g、40gまたは50g混合したものを
それぞれ用いて樹脂被膜を形成した3種類のサンプルを
使用し、試験時間を20時間としたこと以外は、実験例
3と同様にして試験を行った。結果を表3に示す。実験例6 固体潤滑剤としてグラファイトのほかに二硫化モリブデ
ン(MoS2 )を8g混合したものをそれぞれ用いて樹
脂被膜を形成した3種類のサンプルを使用したこと以外
は、実験例5と同様にして試験を行った。結果を表3に
示す。比較例4 PBIの代わりに、ポリアミドイミド樹脂(デフリッ
ク)を用いて樹脂被膜を形成したこと以外は、実験例5
と同様にして試験を行った。結果を表3に示す。
ファイトを30g、40gまたは50g混合したものを
それぞれ用いて樹脂被膜を形成した3種類のサンプルを
使用し、試験時間を20時間としたこと以外は、実験例
3と同様にして試験を行った。結果を表3に示す。実験例6 固体潤滑剤としてグラファイトのほかに二硫化モリブデ
ン(MoS2 )を8g混合したものをそれぞれ用いて樹
脂被膜を形成した3種類のサンプルを使用したこと以外
は、実験例5と同様にして試験を行った。結果を表3に
示す。比較例4 PBIの代わりに、ポリアミドイミド樹脂(デフリッ
ク)を用いて樹脂被膜を形成したこと以外は、実験例5
と同様にして試験を行った。結果を表3に示す。
【0035】
【表3】 試験結果 表3から明らかなように、固体潤滑剤としてのグラファ
イトの濃度は、アルミ凝着に対する長時間耐久性に影響
を与えることがわかる。また、本発明のピストンリング
(実験例5および6)が、従来品(比較例4)に比べ、
長時間耐久性すなわち実用性の面で優れていることがわ
かる。実験例7 図1において、摺動面4、上面2、下面3、内周面5に
窒化層6を形成した直径D92φmm×幅B2.0mm
×厚さT3.3mmの窒化ピストンリング(バレルフェ
ース)に、固体潤滑剤として二硫化モリブデン(MoS
2 )およびグラファイト(カーボン:C)を、溶媒を
N,N−ジメチルアセトアミドとする15重量%ポリ−
2,2′−(m−フェニレン)−5,5′−ビベンゾイ
ミダゾール溶液1リットルに対し20重量%混合したも
のを揮発性の搬送剤とともに、スプレーガンによって上
記ピストンリングの上下面2,3に吹き付け、200℃
で40分間加熱焼成して、厚さ7μmの樹脂被膜7を形
成した。
イトの濃度は、アルミ凝着に対する長時間耐久性に影響
を与えることがわかる。また、本発明のピストンリング
(実験例5および6)が、従来品(比較例4)に比べ、
長時間耐久性すなわち実用性の面で優れていることがわ
かる。実験例7 図1において、摺動面4、上面2、下面3、内周面5に
窒化層6を形成した直径D92φmm×幅B2.0mm
×厚さT3.3mmの窒化ピストンリング(バレルフェ
ース)に、固体潤滑剤として二硫化モリブデン(MoS
2 )およびグラファイト(カーボン:C)を、溶媒を
N,N−ジメチルアセトアミドとする15重量%ポリ−
2,2′−(m−フェニレン)−5,5′−ビベンゾイ
ミダゾール溶液1リットルに対し20重量%混合したも
のを揮発性の搬送剤とともに、スプレーガンによって上
記ピストンリングの上下面2,3に吹き付け、200℃
で40分間加熱焼成して、厚さ7μmの樹脂被膜7を形
成した。
【0036】なお、ピストンリングの母材は成分が重量
%で、C:0.63、Si:0.31、Mn:0.2
8、Cr:13.45、Mo:0.34、P:0.02
6、S:0.005、残Feから成る焼戻しマルテンサ
イトのステンレススチールであり、ガス窒化処理による
窒化層5のピストンリングの上下面2,3は化合物が除
去され、化合物が点在する窒化拡散層であり、表面硬度
Hvは950である。
%で、C:0.63、Si:0.31、Mn:0.2
8、Cr:13.45、Mo:0.34、P:0.02
6、S:0.005、残Feから成る焼戻しマルテンサ
イトのステンレススチールであり、ガス窒化処理による
窒化層5のピストンリングの上下面2,3は化合物が除
去され、化合物が点在する窒化拡散層であり、表面硬度
Hvは950である。
【0037】上記表面処理を施した本発明のピストンリ
ングを、下記仕様のエンジンの第一リングとして組込
み、エンジン実機試験をした。 供給エンジン:4サイクル4気筒エンジン(ピストン:
アルミニウム製)排気量2000cc,口径92φmm 運転条件および試験方法:ならし運転(4000r.
p.m)4/4負荷で20分運転後、高速回転(750
0r.p.m)4/4負荷で10分間運転後、ピストン
リング1の上面2または下面3へのアルミニウムの凝着
を確認した。
ングを、下記仕様のエンジンの第一リングとして組込
み、エンジン実機試験をした。 供給エンジン:4サイクル4気筒エンジン(ピストン:
アルミニウム製)排気量2000cc,口径92φmm 運転条件および試験方法:ならし運転(4000r.
p.m)4/4負荷で20分運転後、高速回転(750
0r.p.m)4/4負荷で10分間運転後、ピストン
リング1の上面2または下面3へのアルミニウムの凝着
を確認した。
【0038】燃料としては、オイル混合比32:1(比
重0.75)のハイオクタンガソリンを用いた。比較例5 樹脂被膜7を形成せず、表面処理なしの同一サイズ、同
一形状の窒化ピストンリングを用いたこと以外は実験例
7と同様にして試験を行った。試験結果 上記エンジン実機試験の結果、本発明によるピストンリ
ング(実験例7)の上面2および下面3にはアルミニウ
ムの凝着は全く認められなかった。一方、樹脂被膜7を
形成しなかった窒化ピストンリング(比較例5)の上面
2および下面3にはアルミニウムの凝着が認められた。
重0.75)のハイオクタンガソリンを用いた。比較例5 樹脂被膜7を形成せず、表面処理なしの同一サイズ、同
一形状の窒化ピストンリングを用いたこと以外は実験例
7と同様にして試験を行った。試験結果 上記エンジン実機試験の結果、本発明によるピストンリ
ング(実験例7)の上面2および下面3にはアルミニウ
ムの凝着は全く認められなかった。一方、樹脂被膜7を
形成しなかった窒化ピストンリング(比較例5)の上面
2および下面3にはアルミニウムの凝着が認められた。
【0039】上記実験例および比較例から明らかなよう
に、本発明のピストンリングにおいては、ピストンリン
グの上面および下面に形成した樹脂被膜が自己潤滑性に
富み、耐熱性もあることから、アルミニウムがピストン
リングの上面および下面に付着することがない。したが
って、従来のようにアルミニウムがピストンリングの上
面および下面に凝着して、ガスシール機能が低下し、そ
れに伴って出力が低下してプローバイも増加するという
問題は発生しない。
に、本発明のピストンリングにおいては、ピストンリン
グの上面および下面に形成した樹脂被膜が自己潤滑性に
富み、耐熱性もあることから、アルミニウムがピストン
リングの上面および下面に付着することがない。したが
って、従来のようにアルミニウムがピストンリングの上
面および下面に凝着して、ガスシール機能が低下し、そ
れに伴って出力が低下してプローバイも増加するという
問題は発生しない。
【0040】
【発明の効果】以上に説明したように本発明の圧力リン
グによれば、ピストンリングへのアルミニウム凝着現象
を効果的に防止しうるピストンリングを提供できる。
グによれば、ピストンリングへのアルミニウム凝着現象
を効果的に防止しうるピストンリングを提供できる。
【図1】本発明のピストンリングを示す断面図である。
【図2】高温弁座摩耗試験機を示す図であり、図2
(a)は一部切欠斜視図、図2(b)は部分斜視図であ
る。
(a)は一部切欠斜視図、図2(b)は部分斜視図であ
る。
【図3】アルミ凝着現象の説明図であり、(a)はピス
トンの斜視図、(b)はピストンのリング溝およびピス
トンリングの拡大斜視図、(c)はピストンリングへの
のアルミ凝着を示す拡大斜視図である。
トンの斜視図、(b)はピストンのリング溝およびピス
トンリングの拡大斜視図、(c)はピストンリングへの
のアルミ凝着を示す拡大斜視図である。
【図4】(a)〜(c)は、ピストンのリング溝の状面
および下面の表面状態の変化の様子を示す図である。
および下面の表面状態の変化の様子を示す図である。
【図5】(a)〜(c)は、アルミ凝着メカニズムを示
す断面図である。
す断面図である。
【図6】アルミ凝着部分の拡大図である。
【図7】従来の樹脂コーティング処理を示す断面図であ
る。
る。
1…ピストンリング 2…ピストンリングの上面 3…ピストンリングの下面 6…耐摩耗表面処理層 7…ポリベンゾイミダゾール樹脂被膜
フロントページの続き (72)発明者 為貝 悦夫 埼玉県与野市本町西5丁目2番6号 日本 ピストンリング株式会社与野工場内 (72)発明者 小川 勝明 埼玉県与野市本町西5丁目2番6号 日本 ピストンリング株式会社与野工場内 (72)発明者 村田 誠 埼玉県鶴ヶ島市上広谷53−1−604
Claims (3)
- 【請求項1】 ピストンリングの上面および下面又は下
面に耐摩耗表面処理層を形成し、かつ、上記耐摩耗表面
処理層の表面上にさらに固体潤滑剤を含有するポリベン
ゾイミダゾール樹脂被膜を形成したことを特徴とするピ
ストンリング。 - 【請求項2】 前記耐摩耗表面処理層が、窒化層、クロ
ムメッキ層、または溶射処理層であることを特徴とする
請求項1記載のピストンリング。 - 【請求項3】 前記窒化層が、化合物層が除去された窒
化拡散層であることを特徴とする請求項1または2記載
のピストンリング。
Priority Applications (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5210757A JPH0763266A (ja) | 1993-08-25 | 1993-08-25 | ピストンリング |
| US08/291,436 US5531195A (en) | 1993-08-25 | 1994-08-16 | Piston ring |
| DE4430027A DE4430027A1 (de) | 1993-08-25 | 1994-08-24 | Kolbenring |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5210757A JPH0763266A (ja) | 1993-08-25 | 1993-08-25 | ピストンリング |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0763266A true JPH0763266A (ja) | 1995-03-07 |
Family
ID=16594630
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5210757A Pending JPH0763266A (ja) | 1993-08-25 | 1993-08-25 | ピストンリング |
Country Status (3)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5531195A (ja) |
| JP (1) | JPH0763266A (ja) |
| DE (1) | DE4430027A1 (ja) |
Cited By (10)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2001181501A (ja) * | 1999-12-24 | 2001-07-03 | Clariant (Japan) Kk | 摺動材料 |
| JP2008248986A (ja) * | 2007-03-29 | 2008-10-16 | Nippon Piston Ring Co Ltd | ピストンリング |
| JP2008275028A (ja) * | 2007-04-26 | 2008-11-13 | Nippon Piston Ring Co Ltd | ピストンリング |
| JP2009052625A (ja) * | 2007-08-24 | 2009-03-12 | Nippon Piston Ring Co Ltd | ピストンリング |
| DE102008038636A1 (de) | 2007-08-24 | 2009-03-26 | Nippon Piston Ring Co., Ltd. | Kolbenring |
| DE112007002854T5 (de) | 2006-11-24 | 2009-10-29 | Kabushiki Kaisha Riken | Kolbenring |
| US8240676B2 (en) | 2006-02-28 | 2012-08-14 | Nippon Piston Ring Co., Ltd. | Piston ring |
| WO2013065652A1 (ja) | 2011-10-31 | 2013-05-10 | 株式会社リケン | ピストンリング |
| KR101504385B1 (ko) * | 2008-01-08 | 2015-03-19 | 말레 인터내셔널 게엠베하 | 열분사 코팅에 의한 피스톤 링의 측부 보호 |
| WO2015056450A1 (ja) * | 2013-10-18 | 2015-04-23 | 株式会社リケン | 内燃機関用ピストンリング |
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| GB2306350B (en) * | 1995-10-30 | 1998-05-06 | Riken Kk | Wear-resistant parts, particularly the piston ring of an internal combustion engine |
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| BR112016030273A2 (pt) | 2014-06-24 | 2017-08-22 | Icon Medical Corp | Dispositivo médico e método para formar o referido dispositivo |
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| WO2017151548A1 (en) | 2016-03-04 | 2017-09-08 | Mirus Llc | Stent device for spinal fusion |
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-
1993
- 1993-08-25 JP JP5210757A patent/JPH0763266A/ja active Pending
-
1994
- 1994-08-16 US US08/291,436 patent/US5531195A/en not_active Expired - Lifetime
- 1994-08-24 DE DE4430027A patent/DE4430027A1/de not_active Ceased
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Also Published As
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|---|---|
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| US5531195A (en) | 1996-07-02 |
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