JPH076330Y2 - 木質複合防音床材 - Google Patents

木質複合防音床材

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JPH076330Y2
JPH076330Y2 JP8428889U JP8428889U JPH076330Y2 JP H076330 Y2 JPH076330 Y2 JP H076330Y2 JP 8428889 U JP8428889 U JP 8428889U JP 8428889 U JP8428889 U JP 8428889U JP H076330 Y2 JPH076330 Y2 JP H076330Y2
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JP8428889U
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秀雄 池内
和成 堀
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三井木材工業株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 <産業上の利用分野> この考案は、集合住宅などにおいて床衝撃音が階下に伝
播するのを低減する木質複合防音床材に関し、コンクリ
ート床スラブなどの床下地上に接着剤等で直貼りされ
て、特に歩行音やその他の騒音(軽量床衝撃音)がこの
床スラブを介して隣室や階下室などに伝播するのを防止
するために用いられる、木質複合防音床材に関するもの
である。
<従来の技術> 集合住宅などに使用される木質床材の防音性能を高めて
上記のような軽量床衝撃音の低減を図るため、木質床材
の裏面に合成樹脂やゴムの発泡体などの緩衝材を貼着す
ることが一般的に行われており、またその性能向上を目
的として材質の硬度,厚み,形状などに関し様々な検討
がなされ、また多くの提案がされている。
例えば実開昭64−33846号公報では、床スラブと接触す
る面積が40%未満でJIS K 6301号に規定するC形硬度計
による硬度が40度未満のゴムまたは合成樹脂シートを上
記の緩衝材として用いることにより、遮音等級L−55程
度の防音性能を得られることが示されている。
<考案が解決しようとする課題> ところで、床材の防音性能を更に高めて例えばL−50以
上の遮音等級としたい場合がある。このような高い遮音
等級を得るためには、通常、緩衝材の材質を更に軟らか
いものとしたり、あるいは緩衝材の形状を代えて床下地
との接触面積を少なくするなどの方法が考えられてい
る。
しかしながら、緩衝材の材質を軟らかくする方法では、
これを床材として用いた場合に床面が軟らかくなり過
ぎ、このため歩行感が悪化したりあるいは荷重による局
部変形が大きくなるといった実用上の性能に問題がでて
くる。
一方、上記のように接触面積を少なくする場合、緩衝材
に独立した凸部を多数設ける方法が緩衝材と床下地との
間にできる空気層が連続するようになるので、防音性能
が高くなり、従って防音効果に対しては有利である。
ところが、このように凸部を独立して設けただけでは、
これら凸部と凸部の間において木質板と床下地とは連結
されずに空間部分になるため、床材の周辺部に荷重が作
用した際に局部的に大きな変形が生じ、場合によっては
周辺部の隅部が割れるなどの問題が起きる。
また、隣接する床材同士を嵌合するため、この種の床材
ではその周縁部分に実加工を施すことが一般に行われて
いるが、木質板の厚みが薄くなると実部分の木質板はき
わめて薄いものとなり、従ってそのままでは折れ易いと
いった、床材として実用面での問題が出てくる。
本考案は、このような問題点を解決し、防音性能、特に
軽量床衝撃音の遮音等級がL−50以上の優れた性能が得
られ、且つ住宅の適性床材としての一定強度及び適度な
クッション性を同時に満足できる木質複合防音床材を提
供することを目的とする。
<課題を解決するための手段> 本考案者は、上記目的を達成するため鋭意研究を重ねた
結果、緩衝材としてその周辺部に帯状の凸部を設け、ま
たその内側に多数の凸部を有するシート状物を用い、更
にこのシート状物を中間に木質板を介して2層に使用す
ることで、遮音等級L−50以上の防音性能を満足し、且
つ床材としての実用性能を有する木質複合防音床材とし
得ることを知得して、本考案を完成するに至った。
即ち、この考案の木質複合防音床材は、表面に化粧単板
を貼着した第1の木質板の裏面に、第1の緩衝材,第2
の木質板、及び第2の緩衝材を順次積層してなる木質複
合防音床材であって、前記第1及び第2の緩衝材は、そ
の周辺部に連続した帯状凸部を有し、また内側に多数の
凸部を所定間隔で設けてなるシート状物であることを要
旨とする。
また、上記第2の緩衝材として、上述したシート状物に
代えて、周辺部に帯状凸部を所定の間隔で断続的に形成
し、また内側に多数の凸部を所定間隔で設けてなるシー
ト状物を用いても良く、更に高い性能を有する木質複合
防音床材が得られる。
上記の化粧単板は通常厚さ0.2〜1.5mm程度であり、また
各種突板やロータリー単板などが用いられるが、これら
に限定されるものではない。
一方、第1の木質板は通常2〜5mm程度、第2の木質板
は通常3〜9mm程度の厚さのものがそれぞれ用いられ、
またいずれも合板,繊維板,パーテイクルボードなどの
木質材料が使用される。
第1,2の緩衝材は、軟質合成樹脂等の発泡体よりなるシ
ート状物、例えば軟質塩化ビニル樹脂発泡体シートで、
その平坦部分と上記凸部とが一体成型されたもので、更
に発泡倍率が3〜6倍程度のものが使用される。発泡倍
率が3倍以下では材質が硬くなりすぎて必要とされる緩
衝効果が得られず、防音性能が劣る。発泡倍率が6倍以
上になると材質が軟らかくなりすぎるため、荷重が作用
した場合に材質が圧密されて緩衝効果が得られなくな
り、また防音性能が劣る他、床面の沈みが大きくなりす
ぎて歩行感などにも悪影響が出てくる。
この発泡体シートには、繰返しの衝撃に対する復元性や
耐久性などを向上させる目的で、種々なる充填材を混入
させても良い。このような充填材としては、例えば雲母
が使用される。そして、例えば上記軟質塩化ビニル樹脂
を用いた場合、この塩化ビニル樹脂100重量部に対して
雲母15重量部、並びに可塑剤60〜70重量部、その他微量
の添加剤を混合し、また発泡倍率を3倍程度にした軟質
塩化ビニル樹脂発泡体シートが好適に用いられる。ただ
し、このような充填材の使用は本考案では特に限定され
るものではなく、繰返しの衝撃にたいする復元性並びに
耐久性が良好なものであれば良い。
ところで、本考案において、緩衝材の外周部分に設けた
上記帯状凸部は、床材周辺部に荷重が作用した場合の強
度及び変形等の影響を抑制し、床材としての実用性能を
維持するためのものである。
この帯状凸部は幅5〜20mm,高さ1〜5mmである。帯状凸
部の幅が5mm以下であると、床材の周辺部に荷重が働い
た時の変形が大きいし、また実加工した場合の実強度が
弱くて破損し易い等の実用性能面に問題がでる。一方、
帯状凸部の幅を20mm以上にすると、周辺部の荷重に対す
る局部変形は抑えることができるが、床衝撃音の低減効
果が悪くなる。
また、緩衝材の内側に設ける上記凸部は高さ1〜5mm,直
径5〜30mm程度のものである。この凸部は、床下地との
接触面積を少なくし、しかも連続した空気層を設けるた
めのものである。更に、この凸部が所定間隔に略均一に
設けられているので、床面に対する荷重変形を均等にさ
せる効果がある。
ところで、上述したように、外周部分に帯状凸部を断続
的に設け、且つ内側には所定間隔で多数の凸部を設けて
構成されているシート状物を第2の緩衝材として用いて
も良い。この場合、帯状凸部は、周辺部の荷重に対する
強度及び変形が床材としての基本性能に差し使えない程
度で断続的に設けられる。そして、このようなシート状
物を用いることで、第2の緩衝材と床下地との接触面積
が更に少なくなるので防音性能が更に向上する。
<作用> 上記のように第1及び第2の緩衝材を木質板を介して積
層してなる本考案の木質複合防音床材は、遮音等級L−
50以上の防音性能を有する。
また緩衝材の周辺部に上記の帯状凸部を設けたので、床
材周辺部に荷重が作用した場合でも局部的に大きな変形
や隅部の割れなどが起こることはないし、また周縁部分
に実加工を施す場合でもこの帯状凸部により折れ難くな
り、従って木質床材としての実用性能を確保することが
できる。
<実施例> 以下に実施例を説明する。
第1図(A)〜(C)は実施例1の木質複合防音床材を
示したもので、この床材は、その表面に厚さ0.3mmの突
板からなる化粧単板1を貼着した厚さ2.7mmの合板で作
った木質板2の裏面に、軟質塩化ビニル樹脂発泡体シー
トで作られた厚さ3mmの緩衝材3,厚さ5mmの合板からなる
木質板4,並びに上記緩衝材3と同様な厚さ3mmの緩衝材
5を順次積層・貼着して構成され全体の寸法が300mm×6
00mmで、総厚14mm程度のものである。
この内、緩衝材3は、平坦部分の厚さが1mmで、またそ
の周辺部に幅10mm,厚さ3mmの連続した帯状凸部3aを有
し、また内側には直径15mm,厚さ3mmの円柱状の凸部3bを
50mm間隔で多数設けてなるシート状物で、そのシート面
積に対するこれら帯状凸部3a及び凸部3bの合計の面積の
割合が16.8%のものである。また緩衝材5は上記緩衝材
3と同様なシート状物で、帯状凸部5aと円柱状の凸部5b
を有してなる。
一方、第2図(A)〜(C)は実施例2の木質複合防音
床材を示したもので、上記緩衝材5に代えて緩衝材6を
用いた他は上記実施例1と同じ構成のものである。この
緩衝材6は、平坦部分の厚さが1mmで、また幅10mm,厚さ
3mm,長さ100mmの帯状凸部6aをその周辺部に100mmの間隔
で断続的に設け、また内側には直径15mm,厚さ3mmの円柱
状の凸部6bを50mm間隔で多数設けてなるシート状物で、
そのシート面積に対するこれら帯状凸部6a及び凸部6bの
合計の面積の割合が12.4%のものである。
更に、第3図(A),(B)は比較例の木質複合防音床
材を示したもので、実施例1で用いた緩衝材3,5に代え
て、厚さ3mmの平板状の軟質塩化ビニル樹脂発泡体シー
トで作った緩衝材7,8をそれぞれ用いて構成される。
これらの3種の木質複合防音床材の防音性能を試験する
ため、JIS A 1418(建築物の現場における床衝撃音レベ
ル測定法)に準拠して、150mm厚さのコンクリート床ス
ラブでの軽量床衝撃音レベル(dB)をそれぞれ測定し
た。
結果は第1表並びに第4図に示した通りで、実施例1の
床材は遮音等級L−50を、また実施例2の床材は遮音等
級L−45をクリアした。
<考案の効果> 以上の通り、この考案によれば、遮音等級L−50以上の
防音性能を持ち、また木質床材としての実用性能を有し
た、木質複合防音床材を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図(A)は実施例1の木質複合防音床材の構成の説
明図、第1図(B)はこの床材の斜視図、第1図(C)
は第1図(B)におけるA−A線断面図、第2図(A)
は実施例2の木質複合防音床材の構成の説明図、第2図
(B)はこの床材の斜視図、第2図(C)は第2図
(B)におけるB−B線断面図、第3図(A)は比較例
の木質複合防音床材の構成の説明図、第3図(B)はこ
の床材の断面図、第4図はこれらの床材の防音性能試験
の結果を示したグラフである。 1…化粧単板、2,4…木質板、3,5,6〜8緩衝材。

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】表面に化粧単板を貼着した第1の木質板の
    裏面に、第1の緩衝材,第2の木質板、及び第2の緩衝
    材を順次積層してなる木質複合防音床材であって、前記
    第1及び第2の緩衝材は、その周辺部に連続した帯状凸
    部を有し、また内側に多数の凸部を所定間隔で設けてな
    るシート状物であることを特徴とする木質複合防音床
    材。
  2. 【請求項2】前記第2の緩衝材として、前記シート状物
    に代えて、周辺部に帯状凸部を所定の間隔で断続的に形
    成し、また内側に多数の凸部を所定間隔で設けてなるシ
    ート状物を用いたことを特徴とする請求項1記載の木質
    複合防音床材。
JP8428889U 1989-07-18 1989-07-18 木質複合防音床材 Expired - Lifetime JPH076330Y2 (ja)

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