JPH0763388A - 天井用換気扇 - Google Patents

天井用換気扇

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JPH0763388A
JPH0763388A JP5209192A JP20919293A JPH0763388A JP H0763388 A JPH0763388 A JP H0763388A JP 5209192 A JP5209192 A JP 5209192A JP 20919293 A JP20919293 A JP 20919293A JP H0763388 A JPH0763388 A JP H0763388A
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ventilation fan
hole
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Yuji Tsukitari
裕二 月足
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 天井用換気扇の本体の取り付け作業を容易化
する。 【構成】 本体14を開口部12に挿入し、フランジ1
5を木枠13の下面に当接させると共に、取付部材24
の上部の掛合部25を木枠13の上面部に掛合させた状
態で、取付部材24をフランジ15の通し孔23から下
方に突出した部分で折り曲げる。これにより、本体14
が取付部材24を介して木枠13に取り付けられる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、本体を天井に形成され
た開口部から挿入して該開口部の周囲に設けられた取付
枠に取り付ける構成の天井用換気扇に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の天井用換気扇における従来の取
付構成は、図16に示すように、本体1を、天井板2に
形成された開口部3から天井裏に挿入し、本体1の下端
部のフランジ4を開口部3の周囲部に設けた木製の取付
枠5に木ねじ6により締め付けて固定するというもので
あった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た従来の取付構成では、作業者が片方の手で本体1を支
えながら、残る片方の手で木ねじ6をねじ込まねばなら
ず、作業し難いという問題があった。
【0004】本発明は上記の事情に鑑みてなされたもの
で、その目的は、本体の取り付け作業を容易に行うこと
ができる天井用換気扇を提供するにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の天井用換
気扇は、本体を天井に形成された開口部から挿入して該
開口部の周囲に設けられた取付枠に取り付けるものにお
いて、前記本体に設けられ、前記開口部の周縁部下面に
押し当てられるフランジと、前記本体の外側面に上下動
可能に設けられ、下部が前記フランジに形成された通し
孔から下方に突出された折り曲げ可能な取付部材と、こ
の取付部材の上部に外側に突出するように設けられ、前
記取付枠の上面部に掛合する弾性変形可能な掛合部とを
具備し、前記掛合部は、前記開口部への本体の挿入の際
には前記取付部材からの突出量が小となるように弾性変
形されることによって前記取付枠を通過可能となり、取
付枠を通過した後に弾性変形状態から解除されて取付枠
の上面部に掛合可能となるように構成されていると共
に、前記取付部材は、掛合部を取付枠の上面部に掛合さ
せ且つ前記フランジを開口部の周縁部下面に押し当てた
状態で前記通し孔から下方に突出する部分が折り曲げら
れることにより、本体に掛合して該本体を支持するよう
に構成されていることを特徴とするものである。
【0006】この場合、掛合部を取付部材と別体に形成
して該取付部材に固定する構成としても良い(請求項
2)。また、取付部材を金属板材により形成し、掛合部
は取付部材の上部に切れ目部を形成して該切れ目部によ
り囲まれた部分を外方に突出するように曲げることによ
り形成するようにしても良い(請求項3)。
【0007】請求項4記載の天井用換気扇は、本体の外
側面に保持部を設け、掛合部は突出量が小となるように
弾性変形されて取付部材の上部と共に保持部の内側に挿
入されることにより、その弾性変形状態が保持されるよ
うにしたことを特徴とするものである。
【0008】この場合、保持部を本体の外側面に形成さ
れた凹部内に設け、取付部材を上部が掛合部と共に保持
部内に挿入された状態で凹部の内面に接するように該凹
部の内面形状に合致する形状に曲げるようにしても良い
(請求項5)。
【0009】また、本体の外側面に凹部からフランジま
で延びる溝部を形成し、この溝部内に取付部材を嵌め込
むようにしても良い(請求項6)。
【0010】請求項7記載の天井用換気扇は、取付部材
に他の部分よりも強度的に弱い低強度部を少なくとも1
箇所設け、取付部材をその低強度部において折り曲げる
ようにしたことを特徴とするものである。
【0011】請求項8記載の天井用換気扇は、低強度部
を取付部材に透孔を形成することによって構成し、フラ
ンジの通し孔に該透孔に係合する突片を設けたことを特
徴とするものである。
【0012】ここで、上記突片は下向きに傾斜している
ことが好ましく(請求項9)、また突片を弾性変形可能
とし、突片と該突片の先端と対向する通し孔の内面との
間の隙間を取付部材の厚さよりも小さく設定することが
好ましい(請求項10)。
【0013】
【作用】請求項1記載の手段によれば、本体を開口部に
挿入し、その後、掛合部を取付枠の上面部に掛合させる
と共にフランジを取付枠の下面に押し当てた状態で取付
部材を折り曲げるだけで、本体を取付枠に取り付けるこ
とができる。
【0014】請求項2記載の手段によれば、掛合部の強
度が向上する。請求項3記載の手段によれば、掛合部の
形成が容易となる。請求項4記載の手段によれば、掛合
部がその復元弾発力により支持孔内面に圧接して取付部
材を固定した状態になるので、運搬中に本体が取付部材
により傷付けられることがない。
【0015】請求項5記載の手段によれば、保持部、掛
合部が凹部内に収容された状態となるので、本体と取付
枠との間の隙間が小さい場合でも本体の挿入性が良く、
また本体の梱包時に該本体に宛てがわれる緩衝材に保持
部、掛合部の逃げ凹部を形成せずとも済む。
【0016】請求項6記載の手段によれば、保持部、取
付部材、掛合部が本体の外側面から突出しないので、取
付枠に対する本体の挿入性が一層良くなり、また緩衝材
に取付部材の逃げ凹部も形成せずとも良くなる。
【0017】請求項7記載の手段によれば、取付部材の
折り曲げが容易となる。請求項8記載の手段によれば、
取付部材を折り曲げる前段階でも、本体を突片と透孔と
の係合により仮保持できる。
【0018】請求項9記載の手段によれば、仮保持状態
で突片と透孔との係合が不用意に解除されるおそれがな
い。請求項10記載の手段によれば、仮保持状態で突片
と透孔との係合が不用意に解除されることをより確実に
防止できる。
【0019】
【実施例】以下、本発明の第1の実施例を図1ないし図
3を参照して説明する。図1に示すように、室の天井板
11には矩形状の開口部12が形成されており、該天井
板11の上面(裏面)にこの開口部12を取り囲むよう
にして取付枠としての矩形状の木枠13が取り付けられ
ている。そして、木枠13には開口部12から挿入され
た天井用換気扇の本体14が後述のようにして取り付け
られている。
【0020】上記本体14は下端部にフランジ15を有
した四角箱形に形成されている。この本体14内の上半
部には端板16によりファンケーシング部17が形成さ
れており、このファンケーシング部17内には本体14
の上面部に取付けられたモータ18によって回転される
遠心形のファン19が配置されている。また、本体14
には開口部12の全体を室内側から覆う化粧カバー20
が図示しない装着具を介して着脱可能に取り付けられて
いる。そして、ファン19がモータ18により回転され
ると、室内の空気が化粧カバー20の通気孔20a、端
板16に形成された吸気口16aを順に介してファンケ
ーシング部17内に吸引され、該ファンケーシング部1
7の吐気口、該吐気口に連結されたダクト(いずれも図
示せず)を順に介して室外に排出されるようになってい
る。
【0021】次に、前記開口部12(木枠13)への本
体14の取付構成につき説明する。図2にも示すよう
に、本体14の左右両外側面(図2では左側面のみ図
示)の下端寄りの部位には、例えば本体14の対角線上
の2隅角部近くに位置して一対の支持部21が形成され
ている。この支持部21は本体14の左右両側面部を突
き出すことによって略コ字形に形成されたもので、上下
両側は切断されて幅狭の支持孔22として形成されてい
る。そして、フランジ15には支持孔22の直下に位置
するようにして同じく幅狭の通し孔23が形成されてい
る。
【0022】また、本体14の左右両外側面には、取付
部材24が上下動可能に設けられている。この取付部材
24は例えば金属板材により上下に長い帯板状に形成さ
れたもので、上部には掛合部25が設けられている。こ
の掛合部25は取付部材24の上部を鋭角状に折り曲げ
ることによって該取付部材24に一体に形成されたもの
で、取付部材24から外側に斜め下向きとなって突出す
る形態になされている。そして、この取付部材24は支
持部21の支持孔22、通し孔23に上方から順に通さ
れて上下動可能に支持されており、下端部には略L字形
の手掛部24aが折り曲げ形成されている。なお、手掛
部24aは取付部材24を支持孔22、通し孔23に通
した後に折り曲げ形成されたものである。
【0023】しかして、取付部材24が金属板材製であ
ることにより、該取付部材24の上部に一体に形成され
た掛合部25は上端部の屈曲部25aを中心にして矢印
A及びこれとは反対の矢印B方向に弾性変形可能である
と共に、取付部材24自身は通し孔23から下方に突出
した部分において折り曲げることができるようになって
いる。
【0024】次に上記構成において本体14を木枠13
に取り付ける手順につき説明する。まず、化粧カバー2
0は本体14から取り外され、また図3(a)に示すよ
うに取付部材24は掛合部25の屈曲部25aが支持部
21に係止される位置に下がった状態にあるものとす
る。この状態で本体14を開口部12内に挿入するよう
に押し上げる。
【0025】すると、掛合部25が木枠13の内周面下
端に当接するため、その後の本体14の押し上げに伴
い、掛合部25は図3(b)に示すように矢印A方向、
すなわち取付部材24からの突出量が小となるように弾
性変形する。これにより、木枠13内への掛合部25の
侵入が許容され、該掛合部25は本体14の押し上げに
伴って木枠13の内面を上方に向かってスライドしてゆ
く。
【0026】さて、図3(c)に示すように、本体14
をフランジ15が開口部12の下面、すなわち木枠13
の下面に当接するまで押し上げた状態では、掛合部25
はまだ木枠13の内面に接しているので、この状態で取
付部材24を押し上げて掛合部25が木枠13を通過す
るようにする。すると、掛合部25は自身の弾発力によ
り元の状態に復帰し、図3(d)に示すように木枠13
の上面部に掛合する。そして、掛合部25が木枠13の
上面部に掛合した状態で取付部材24の手掛部24aに
手を掛けて強く下方に引っ張る。すると、掛合部25が
図3(e)に示すように弾性的に矢印B方向に弾性変形
するので、取付部材24を通し孔23から突出した部分
を図1および図3(e)に示すように本体14の内側方
向に鋭角状に折り曲げる。
【0027】この折り曲げにより取付部材24が折曲部
24bにおいて本体14の下端に掛合して該本体14を
支持するようになる。以上により、掛合部25の弾発力
によって本体14がフランジ15を木枠13の下面に圧
接させた状態で該木枠13に取り付けられた状態とな
る。このようにして本体14を木枠13に取り付けた
後、該本体14に化粧カバー20を装着する。
【0028】このように構成した本実施例によれば、本
体14を開口部12内に挿入し、そして取付部材24を
一旦押し上げた後、引き下げて通し孔23から下方に突
出した部分を折り曲げるという簡単な作業で本体14を
木枠13に取り付けることができるので、面倒で長い時
間を要する従来の木ねじによる取付構成に比べ、容易且
つ短時間で本体14を取り付けることができる。なお、
取付部材24は通し孔23のみで上下動可能に支持でき
るから、支持部21は特に設けなくとも良い。
【0029】図4ないし図7には本発明の取付部材、掛
合部の他の構成例が第2ないし第5の実施例として示さ
れている。図4に示す第2の実施例において、取付部材
26と掛合部27とは別体のものとして形成されてい
る。取付部材26および掛合部27は共に金属板材製
で、掛合部27は上端部分が取付部材26の上端部分に
例えばスポット溶接Cにより固定されている。そして、
掛合部27は取付部材26から外側に斜め下向きとなっ
て突出するように曲げ起こされた形態になされている。
【0030】このように構成した第2の実施例では、第
1の実施例の取付部材24の上部を鋭角状に折り曲げて
掛合部25を形成するものとは異なり、それぞれ別体の
取付部材26と掛合部27とを重ねて固着するので、取
付部材26、掛合部27の強度が強くなる。
【0031】図5に示す第3の実施例において、取付部
材28は金属板材製で、その上方部分には切れ目部とし
てのスリット29が略U字形をなすようにして形成さ
れ、そしてスリット29に囲まれた短冊状部分は取付部
材26から外側に斜め下向きとなって突出するように曲
げ起こされて掛合部30に形成されている。
【0032】このように構成した第2の実施例では、第
1の実施例の取付部材24の上部を鋭角状に折り曲げて
掛合部25を形成するものとは異なり、スリット29の
打抜と掛合部30の曲げ加工とを一つのプレス型で行う
ことができるので、容易に製作できる。
【0033】図6および図7に示す第4および第5の実
施例において、取付部材31および32、掛合部33お
よび34は第1の実施例と同様にして金属板材により一
体に形成されている。そして、図6に示す第4の実施例
では、取付部材31の左右両側縁部分には略V字形の切
欠35aが上下多段に形成されており、各段の切欠35
a形成部は他の部分(切欠35aのない部分)よりも強
度の弱い低強度部35とされている。また、図7に示す
第5の実施例では、取付部材32に横長の透孔36aが
上下多段に形成されており、各段の透孔36a形成部は
他の部分(透孔36aのない部分)よりも強度の弱い低
強度部36とされている。
【0034】このように構成した第4および第5の実施
例において、本体14を木枠13に取り付ける場合、上
下多段の低強度部35,36のうち、木枠13の厚さに
応じた低強度部で折り曲げる。このとき、低強度部3
5,36は他の部分よりも強度が低く、しかも折り曲げ
力は切欠35a,透孔36aの存在により該低強度部3
5および36に集中するようになるので、小さな力で取
付部材31,32を折り曲げることができる。しかも、
低強度部35,36は上下多段に設けられているから、
木枠13の厚さ寸法の相違に対処できる。
【0035】なお、低強度部としては、取付部材に溝を
設けて板厚を薄くすることによっても形成できる。ま
た、上記第4および第5の各実施例における低強度部3
5,36は上下多段に設けることなく、1箇所だけに設
けても良い。その理由は、掛合部33,34を木枠13
に掛合させた状態で、取付部材31,32を引き下げる
と、該掛合部33,34は矢印B方向に弾性変形する
が、その引き下げ力の大小によって掛合部33,34の
弾性変形量が変わるので、木枠13の厚さの相違に対し
ては、引き下げ力を調節して1箇所の低強度部33,3
4が通し孔23の下方に位置するように調節すれば良い
からである。
【0036】図8は本発明の第6の実施例を示すもの
で、第1の実施例を示す図1と同一部分には同一符号を
付して異なる部分のみ説明する。この実施例では、第1
の実施例の支持部21は設けられていない。その代わ
り、本体14の外側面には比較的上方の部位に位置して
略コ字形の保持部37が設けられている。この保持部3
7も本体14の側面部を突き出すことによって形成され
たもので、幅狭の支持孔38を有している。そして、天
井用換気扇を梱包して出荷する際には、掛合部25は矢
印A方向に弾性変形されて外側への突出量が小となるよ
うに、すなわち取付部材24に略重なり合った状態にさ
れて該取付部材24の上部と共に保持部37の保持孔2
8内に挿入される。これにより、掛合部25は自身の弾
発力により保持部37の内面に圧接し、その摩擦力によ
って取付部材24を動くことのないように拘束する。
【0037】この構成において、本体14を木枠13に
取り付ける場合、掛合部25が取付部材24の上部と共
に保持孔38内に挿入された状態のまま、本体14を開
口部12内に挿入する。そして、本体14をフランジ1
5が木枠13の下面に当接するまで押し上げると、保持
部37の形成位置が比較的高いことにより掛合部25は
木枠13を通過して該木枠13より上方に位置される。
【0038】そこで、取付部材24を引き下げて該取付
部材24の上端部分を掛合部25と共に保持孔38から
引き抜く。すると、掛合部25が自身の弾発力により復
元するので、その後の取付部材24の引き下げにより図
8に二点鎖線で示すように木枠13の上面部に掛合す
る。そこで、取付部材24を折り曲げることにより、本
体14を木枠13に取り付ける。
【0039】このように本実施例によれば、天井用換気
扇を梱包する場合、掛合部25を弾性変形させた状態に
して取付部材24の上部と共に保持孔38内に挿入する
ことにより取付部材24を動くことのないように拘束で
きるので、輸送時に取付部材24が不用意に動いて本体
14の塗装された外側面を傷付けるという不具合の発生
を未然に防止することができる。
【0040】なお、保持部37を設ける位置としては、
本体14の外側面の下方位置(例えば図1に示す支持部
21を設けた位置)であっても良く、このように下方位
置に設けた場合には、取付部材24を押し上げて掛合部
25を保持孔38から抜き外すようにすれば良い。
【0041】ちなみに、保持部37を上方位置に設けた
第6の実施例では、取付部材24を保持部37に邪魔さ
れることなく掛合部25がフランジ15に当接するまで
引き下げ得るから、木枠13の厚さがごく薄い場合でも
掛合部25を木枠13に掛合させることが可能となる。
【0042】図9および図10は本発明の第7の実施例
を示すもので、前記第1の実施例を示す図1と同一部分
には同一符号を付して異なる部分のみ説明する。この実
施例では、本体14の外側面には凹部39が形成されて
いる。この凹部39は本体14の側部を絞り成形するこ
とによって形成されたもので、該凹部39の底部には第
6の実施例における保持部37と同様の保持部40が切
り起こし形成されている。そして、取付部材24は凹部
39の内面に沿うように途中の二箇所において略く字形
および略逆く字形に折曲形成されている。
【0043】この構成において、本体14の梱包時に
は、掛合部25は取付部材24に重なるように弾性変形
された状態で該取付部材24の上部と共に保持部37の
保持孔41内に挿入される。従って、梱包時に本体14
の外側面に宛てがわれる発泡プラスチック製の緩衝部材
に、保持部40、掛合部25等の逃げのための凹部を設
けずとも済むので、緩衝部材を安価に製作できる。ま
た、木枠13と本体14との間の隙間が狭い場合でも、
保持部40が木枠13の内面に支えるおそれがなく、本
体14を挿入し易くなる。
【0044】図11および図12は本発明の第8の実施
例を示すもので、第7の実施例を示す図9および図10
と同一部分に同一符号を付して異なる部分のみ説明す
る。この実施例では、本体14の外側面に凹部39の下
部からフランジ15まで延びる溝部42が形成され、フ
ランジ15のうち溝部42の下端相当部分に通し孔23
が形成されている。そして、取付部材24は溝部42内
に嵌め込まれて本体14の外側面と略面一になされてい
る。
【0045】このように構成した本実施例によれば、掛
合部25は勿論のこと、取付部材24も本体14の外側
面から突出することのない状態になされるので、木枠1
3と本体14との間の隙間がごく狭い場合でも、保持部
40、掛合部25は勿論、取付部材24も木枠13の内
面に支えるおそれがないので、本体14の挿入性が一層
良い。また、梱包時に使用する緩衝部材も取付部材25
に対応する部位に溝などを設けなくとも済むので、緩衝
部材を一層安価に製作できる。
【0046】図13ないし図15は本発明の第9の実施
例を示すもので、第1の実施例を示す図1と同一部分に
同一符号を付して異なる部分のみ説明する。なお、この
実施例では、取付部材として図7に示す取付部材32を
使用するものとする。
【0047】フランジ15に形成された通し孔23の一
方側には図15に示すように一対のスリット23aが連
続して形成され、この両スリット23a間の部分は弾性
変形可能な突片43に形成されている。そして、この突
片43は斜め下向きに突出するように傾斜している。こ
の場合、図15に示すように、突片43の幅寸法Wは取
付部材32の透孔36aの長さ寸法よりも小さく設定さ
れ、また図15に示すように、突片43とこの突片43
の先端と対向する通し孔23の内面との間の隙間寸法G
は取付部材32の板厚寸法よりも小さく設定されてい
る。しかして、取付部材32を通し孔23に通した状態
では、取付部材32の下方への移動は突片43の弾性変
形により許容されるものの、上方への移動は図13に示
すように突片43が透孔36aに係合することにより止
められるようになっている。
【0048】このように構成した本実施例では、図13
に示すように、掛合部34を木枠13の上面部に掛合さ
せると、突片43と透孔36aとの係合によって本体1
4が取付部材32により落下しないように仮保持された
状態となる。このため、取付部材32の折り曲げを完了
するまでの間、本体14を手で受けていなくとも済み、
楽に取付作業を行うことができる。
【0049】なお、上記第9の実施例では、突片43と
この突片43の先端と対向する通し孔23の内面との間
の隙間寸法Gを取付部材32の板厚寸法よりも小さく設
定したが、隙間寸法Gは取付部材32の板厚寸法よりも
大きく設定しても良く、また突片43は特に下向きに傾
斜させず、水平状態としてあっても良い。その理由は、
取付部材32を図13に矢印Dで示す方向に押していれ
ば、透孔36aと突片43との係合が外れるおそれはな
いからである。なお、本発明は上記し且つ図面に示す実
施例に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない
範囲で種々変更して実施することができる。
【0050】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば次の
ような効果を得ることができる。請求項1記載の手段に
よれば、本体の外側面に下部が本体のフランジに形成さ
れた通し孔から下方に突出する折り曲げ可能な取付部材
を上下動可能に設け、この取付部材の上部に取付枠の上
面部に掛合する弾性変形可能な掛合部を設ける構成とし
たことにより、本体を天井に形成された開口部に挿入
し、そして掛合部を取付枠の上面部に掛合させると共
に、フランジを取付枠の下面に押し当てた状態で取付部
材を折り曲げるだけで、本体を取付枠に取り付けること
ができるので、本体の取り付け作業を容易に行うことが
できる。
【0051】請求項2記載の手段によれば、掛合部を取
付部材と別体に形成して該取付部材に固定する構成とし
たことにより、取付部材および掛合部の強度が向上す
る。請求項3記載の手段によれば、取付部材を金属板材
により形成し、掛合部を取付部材の上部に切れ目部を形
成して該切れ目分により囲まれた部分を外方に突出する
ように曲げることにより形成する構成としたことによ
り、掛合部の形成が容易となる。
【0052】請求項4記載の手段によれば、本体の外側
面に保持部を設け、掛合部を突出量が小となるように弾
性変形させて取付部材の上部と共に保持部内に挿入する
ことにより、その弾性変形状態を保持する構成としたこ
とにより、掛合部がその復元弾発力により保持部内面に
圧接して取付部材を固定した状態になるので、運搬中に
本体が取付部材により傷付けられるおそれがない。
【0053】請求項5記載の手段によれば、保持部を本
体の外側面に形成された凹部内に設けると共に、掛合部
を取付部材の上部と共に保持部内に挿入した状態で取付
部材が凹部の内面に接するように、取付部材を凹部の内
面形状に合致する形状に曲げる構成としたことにより、
保持部、掛合部が凹部内に収容された状態となるので、
本体と取付枠との間の隙間が小さい場合でも本体の挿入
性が良く、しかも梱包時に使用する緩衝材に保持部、掛
合部の逃げ凹部を設けなくとも済む。
【0054】請求項6記載の手段によれば、本体の外側
面に凹部からフランジまで延びる溝部を形成し、この溝
部内に取付部材を嵌め込む構成としたことにより、取付
枠への本体の挿入性が一層良くなると共に、緩衝材に取
付部材の逃げ溝を設けなくとも済む。
【0055】請求項7記載の手段によれば、取付部材に
他の部分よりも強度的に弱い低強度部を少なくとも1箇
所設け、取付部材をその低強度部において折り曲げる構
成としたことにより、本体を取付枠に取り付けるべく取
付部材を折り曲げる場合、その折り曲げを容易に行うこ
とができる。
【0056】請求項8記載の手段によれば、低強度部を
取付部材に透孔を形成することによって構成し、フラン
ジの通し孔には透孔に掛合する弾性変形可能な突片を設
ける構成としたことにより、取付部材を折り曲げる前段
階でも、本体を突片と透孔との係合により仮保持でき、
本体の取り付け作業性が一層向上する。
【0057】請求項9記載の手段によれば、突片を下向
きに傾斜させる構成としたことにより、仮保持状態で突
片と透孔との係合が不用意に解除されるおそれがない。
請求項10記載の手段によれば、突片と該突片の先端と
対向する通し孔の内面との隙間を、取付部材の厚さより
も小さく設定する構成としたことにより、本体の仮保持
状態で突片と透孔との係合が不用意に解除されることを
より確実に防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例を示す縦断側面図
【図2】要部の斜視図
【図3】本体の取付過程を順に示す要部の縦断側面図
【図4】本発明の第2の実施例を示す取付部材の斜視図
【図5】本発明の第3の実施例を示す取付部材の斜視図
【図6】本発明の第4の実施例を示す取付部材の斜視図
【図7】本発明の第5の実施例を示す取付部材の斜視図
【図8】本発明の第6の実施例を示す要部の縦断側面図
【図9】本発明の第7の実施例を示す要部の縦断側面図
【図10】本体の部分斜視図
【図11】本発明の第8の実施例を示す要部の縦断側面
図
【図12】本体の部分斜視図
【図13】本発明の第9の実施例を示す要部の縦断側面
図
【図14】本体の通し孔部分の縦断側面図
【図15】本体の通し孔部分の斜視図
【図16】従来の換気扇の取付構成を示す図1相当図
【符号の説明】
12は開口部、13は木枠(取付枠)、14は本体、1
5はフランジ、23は通し孔、24は取付部材、25は
掛合部、26は取付部材、27は掛合部、28は取付部
材、29はスリット(切れ目部)、30は掛合部、3
1,32は取付部材、33,34は掛合部、35,36
は低強度部、35aは切欠、36aは透孔、37は保持
部、39は凹部、40は保持部、42は溝部、43は突
片である。

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 本体を天井に形成された開口部から挿入
    して該開口部の周囲に設けられた取付枠に取り付けるも
    のにおいて、 前記本体に設けられ、前記開口部の周縁部下面に押し当
    てられるフランジと、 前記本体の外側面に上下動可能に設けられ、下部が前記
    フランジに形成された通し孔から下方に突出された折り
    曲げ可能な取付部材と、 この取付部材の上部に外側に突出するように設けられ、
    前記取付枠の上面部に掛合する弾性変形可能な掛合部と
    を具備し、 前記掛合部は、前記開口部への本体の挿入の際には前記
    取付部材からの突出量が小となるように弾性変形される
    ことによって前記取付枠を通過可能となり、取付枠を通
    過した後に弾性変形状態から解除されて取付枠の上面部
    に掛合可能となるように構成されていると共に、 前記取付部材は、掛合部を取付枠の上面部に掛合させ且
    つ前記フランジを開口部の周縁部下面に押し当てた状態
    で前記通し孔から下方に突出する部分が折り曲げられる
    ことにより、本体に掛合して該本体を支持するように構
    成されていることを特徴とする天井用換気扇。
  2. 【請求項2】 掛合部は、取付部材と別体に形成されて
    該取付部材に固定されていることを特徴とする請求項1
    記載の天井用換気扇。
  3. 【請求項3】 取付部材は、金属板材により形成され、
    掛合部は取付部材の上部に切れ目部を形成して該切れ目
    部により囲まれた部分を外方に突出するように曲げるこ
    とにより形成されていることを特徴とする請求項1記載
    の天井用換気扇。
  4. 【請求項4】 本体の外側面に保持部が設けられ、掛合
    部は突出量が小となるように弾性変形されて取付部材の
    上部と共に保持部の内側に挿入されることにより、その
    弾性変形状態が保持されることを特徴とする請求項1な
    いし3のいずれかに記載の天井用換気扇。
  5. 【請求項5】 保持部は本体の外側面に形成された凹部
    内に設けられ、取付部材は上部が掛合部と共に保持部内
    に挿入された状態で凹部の内面に接するように該凹部の
    内面形状に合致する形状に曲げられていることを特徴と
    する請求項4記載の天井用換気扇。
  6. 【請求項6】 本体の外側面に凹部からフランジまで延
    びる溝部を形成し、この溝部内に取付部材が嵌め込まれ
    ていることを特徴とする請求項5記載の天井用換気扇。
  7. 【請求項7】 取付部材には他の部分よりも強度的に弱
    い低強度部を少なくとも1箇所設け、その低強度部にお
    いて折り曲げられることを特徴とする請求項1ないし6
    記載のいずれかに記載の天井用換気扇。
  8. 【請求項8】 低強度部は取付部材に透孔を形成するこ
    とによって構成され、フランジの通し孔には該透孔に係
    合する突片が設けられていることを特徴とする請求項7
    記載の天井用換気扇。
  9. 【請求項9】 突片は下向きに傾斜していることを特徴
    とする請求項8記載の天井用換気扇。
  10. 【請求項10】 突片は弾性変形可能で、突片と該突片
    の先端と対向する通し孔の内面との間の隙間は、取付部
    材の厚さよりも小さく設定されていることを特徴とする
    請求項8または9記載の天井用換気扇。
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