JPH0763425B2 - 電気貯湯容器 - Google Patents

電気貯湯容器

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JPH0763425B2
JPH0763425B2 JP3344909A JP34490991A JPH0763425B2 JP H0763425 B2 JPH0763425 B2 JP H0763425B2 JP 3344909 A JP3344909 A JP 3344909A JP 34490991 A JP34490991 A JP 34490991A JP H0763425 B2 JPH0763425 B2 JP H0763425B2
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electric
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、内容器を収容保持して
いる器体の底体の一部に下向きに開口する電気回路ボッ
クスを設けた電気貯湯容器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】この種の電気貯湯容器は、実開平3−8
4029号公報等で知られているように、内容液を加熱
し湯沸かしや所定温度での保温を行うヒータの種々のモ
ードでの通電制御や、内容液の液量検出、あるいはこれ
らに関連した各種操作や表示を行うための電気回路の主
要部を、1つの回路基板上に集約配線し、これを器体の
底部空間に設置するのに、器体の底体の一部に設けた電
気回路ボックスに収容するようにしている。
【0003】これは、底体が器体の外装体の下端に結合
される合成樹脂製の部材であるのを利用して、その一部
に電気回路ボックスを一体形成したもので、電気回路ボ
ックスは、器体内での上からの漏水や結露水の滴下、あ
るいは内容器の底部に設けられるヒータの熱等から、前
記回路基板上の電気回路を保護するために、下向きに開
口する形を採用している。
【0004】また一方では、実開平3−84029号公
報で知られているように、器体内に生じた漏水や結露
水、あるいは器体外部の部品結合部を隙間から侵入した
水を器外に抜き出すための水抜き穴や隙間を積極的に設
けることも行われている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、電気貯湯容器
の使用や取り扱い上、台所の流し台におけるシンクタン
クやこれに置かれた洗い桶、あるいはその他の容器等に
入れられあるいは溜まっている水の中に電気貯湯容器の
底部が不用意にじゃぶ漬けされることがある。
【0006】このような場合、前記の水が器体の底部に
設けられている水抜き穴や隙間から器体内にまとまって
侵入し、この侵入水が電気回路ボックス内に飛び散って
回路基板上の電子部品や回路が濡れるという不都合が生
じる。
【0007】また、水の溜りがなくても、水が零れた、
あるいは飛び散った流し台等の面に電気貯湯容器が置か
れると、器体の定置部が濡れて水が付着する。この付着
した水は器体の転倒等によって器体の定置部内に伝い入
り、電気回路ボックス内の電子部品や回路に及んでこれ
らに悪影響することがときとしてある。
【0008】そこで本発明は、このような侵入水があっ
ても電気回路ボックス内に設けられる電気回路の安全を
図ることができる構造の電気貯湯容器を提供することを
課題とするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は上記のような課
題を達成するため、内容器を収容保持している器体の底
体の一部に下向きに開口する電気回路ボックスを設けた
電気貯湯容器において、電気回路ボックスの開口部に下
方より被さり周壁の上縁が電気回路ボックスの開口縁よ
りも上位になるように嵌まり合う防水用のカバーを設け
て、このカバーを器体の定置部との間に空間を有して設
置し、カバーおよび電気回路ボックスの周壁間または少
なくとも一方の周壁であってカバーの底部よりも上方部
分に、電気回路ボックスの内外が通じる通気部を設けた
ことを主たる特徴とするものである。
【0010】カバーと電気回路ボックスとの間に形成し
た通気部が電気回路ボックス内に設けられる電気回路の
他との接続用リード線の引出し口を兼用するようにする
ことができる。
【0011】
【作用】本発明の主たる特徴の上記構成では、器体の底
部が溜り水等にじゃぶ漬けされて、器体の底部内に水が
まとまって侵入し、まわりに飛散するようなことがあっ
ても、また、水が零れた、あるいは飛び散った流し台等
の面に電気貯湯容器が置かれて器体の定置部が濡れて水
が付着し、この付着した水が器体の転倒等によって器体
の底部内に伝い入るようなことがあっても、電気回路ボ
ックスの下向きの開口に下方から被ったカバーが器体の
定置部との間に空間を有して設置されているので、前記
侵入してまわりに飛散した、または器体の底部内に伝い
入った水はカバーに届きにくい上、万一カバーに届いて
も電気回路ボックス内に水がそのまま侵入するのをカバ
ー底部が確実に遮断するし、カバーの電気回路ボックス
の開口部よりも上縁が上部に達している周壁と電気回路
ボックスとの間か、カバーおよび電気回路ボックスの少
なくとも一方の周壁に電気回路ボックスの内外が通じる
通気部を設けて、電気回路ボックス内にて電子部品が発
熱したとしても通気部を通じた内外の通気により冷却を
促進して熱的安全を図りながら、この通気部がカバーの
底部よりもさらに上方部分で、しかも特定の箇所にしか
ないので、カバーの底部に万一にも届いた水でも、これ
が通気部に達する確率を極く小さく抑え、電気回路ボッ
クス内に水が侵入するのを十分に防止し、電気回路ボッ
クス内の電子部品や回路の水からの保護性能が向上す
る。
【0012】また、カバーと電気回路ボックスとの間に
形成した通気部が電気回路ボックス内に設けられる電気
回路の他との接続用リード線の引出し口を兼用している
構成のものでは、リード線の引出し口を特別に設けた
り、特別な作業を行わないで、電気回路ボックスにカバ
ーを被せて固定するだけで、電気回路ボックス内の電気
回路と電気回路ボックス外の電気機器や電気回路とのリ
ード線による結線を可能とすることができる。
【0013】
【実施例】以下本考案の各実施例につき図を参照して詳
細に説明する。
【0014】図1〜図5は本考案の第1の実施例を示
し、湯沸かし可能でかつ非加圧タイプの電動ポンプによ
って内容液を注出する電気ポットの場合を示している。
【0015】図1に示すように、内容器2を外装ケース
3内に収容して器体1を構成している。内容器2は外装
ケース3の上端に無理嵌めした合成樹脂製の肩部材4に
よって上端フランジを受けられている。
【0016】そして外装ケース3の下端には合成樹脂製
の底環5が当てがわれ、この底環5と前記内容器2の底
部とを図示しない連結金具によって連結し外装ケース
3、内容器2および底環5の相互を一体化している。底
環5の開口には底蓋10が自身に設けられている複数の
爪10aと底環5の係合穴5aとの嵌め合わせと一箇所
でのビス104によるネジ止めにて取付られ、この底蓋
10の下面外周部には、それに設けられた複数の爪11
2によって回転座体9が回転可能に嵌め付けられ、器体
1を定置したとき回転座体9上で器体1を回転させられ
るようになっており、前記底環5は器体1の底体の一例
であるし、回転座体9および底蓋10が器体1の流し台
やテーブル面等に載置するときの載置部の一例である。
したがって、底体および載置部の具体的にな構成は種々
に変更することができる。
【0017】内容器2の底部には内容液を注出する注出
路11が接続されている。この注出路11は内容器2と
外装ケース3との間の空間で、肩部材4の前部に設けら
れた嘴状突出部12内にまで立ち上がり、この部分でU
字状に屈曲して吐出口19が下向きに開口している。注
出路11の内容器2よりも下になった部分には、注出路
11に流入する内容液を前記吐出口19に送り出す注出
ポンプ13が設けられ、モータによって駆動するように
している。
【0018】前記吐出口19から吐出される内容液は一
旦大気に開放された後、前記嘴状突出部12の下側に当
てがい外装ケース3の前部に取付た下カバー15に一体
成形された注液ガイド16に受けられ、注液ガイド16
に案内されて注液される。
【0019】また注出路11の立ち上がり部は内容器2
と同じ液位となるのを利用して液量を静電容量方式やフ
ォトセンサ方式で検出する液量検出部21が設けられて
いる。注出路11の屈曲部のすぐ上流側には転倒時止水
弁22が設けられている。
【0020】内容器2の底部の下面には湯沸かしヒータ
61b、および保温ヒータ61cが当てがわれている。
【0021】これら湯沸かしヒータ61bと保温ヒータ
61cは、環状のマイカ板にヒータ線を交互に巻付けて
マイカ板間に挟み付け、ケースに収容したものである。
【0022】内容器2の底部下には金具23を利用して
遮熱板24がビス止めされ、この遮熱板24と、底面湯
沸かし、保温ヒータ61b、61cの裏側との間に押さ
えばね28を挟み込み、これによって両ヒータ61b、
61cを内容器2の底部下面に押し当てている。遮熱板
24の一部に前記注出ポンプ13が取付けられている。
【0023】両ヒータ61b、61cの中央の透孔には
内容液の温度を感知する温度センサ33が設けられ、遮
熱壁34によって両ヒータ61b、61cから熱的に隔
絶され、両ヒータ61b、61cの熱影響なしに内容器
2の温度を正確に検出できるようにしている。
【0024】前記器体1の底体である底環5には図1〜
図3に示すように、電気回路ボックス41が下向きに開
口するように一体成形して設けられている。これにより
電気回路ボックス41に収容される回路基板48が上方
からの漏水に対する防水がなされる。
【0025】電気回路ボックス41には、図1に示すよ
うにその開口に下方より被さる合成樹脂製のカバー10
1が設けられ、このカバー101を器体1の前記定置部
をなす底蓋10等との間に空間Aを有して設置され、本
実施例では電気回路ぼっクス41に取付け、底体である
底環5に対し間接的に固定している。
【0026】そして、カバー101の周壁101aは、
これの上縁101bが電気回路ボックス41の周壁41
aの下縁41bよりも上位に位置するように嵌め合わさ
れている。
【0027】本実施例では、カバー101は上縁101
bに形成した溝101cを電気回路ボックス41の下縁
41bと嵌め合わされ、周壁101a、41aの一辺の
左右2箇所に設けられた係合穴41dおよび係合爪10
1dどうしの係合と、前記底蓋10に一体形成された電
源接続部用の枠状部10bに底部101eが当接するこ
ととによって前記嵌め合い状態を保持され、電気回路ボ
ックス41に取付けられるようにしてある。
【0028】電気回路ボックス41の周壁41aとカバ
ー101の周壁101aとの間に、互いの嵌まり合いに
よって回路基板84からのリード線106の引出し口1
05を形成する切欠きを形成してあり、周壁41aの一
部には器体1の底部内の配線107を結束状態に保持す
るフック108が形成され、周壁101aの一部には前
記フック108にリード線等の配線107を通すための
開口109が形成されている。
【0029】これら引出し口105、開口109、およ
びフック108形成部の型逃がし窓111は、カバー1
01によって防水のために閉じられる電気回路ボックス
41内の外部との適当な通気を図る通気部をなすので、
電気回路ボックス41内の電子部品等からの発熱があっ
てもこれを前記通気によって適度に冷却することがで
き、回路基板48の熱的安全を図ることができる。
【0030】これら通気部をなす引出し口105、開口
109、および逃がし窓111は、カバー101の底部
よりも上方に位置するように設けてある。
【0031】以上のような本実施例の電気回路ボックス
41とカバー101との組み合わせ構造によると、器体
1の底部が溜り水等にじゃぶ漬けされて、器体1の底部
内に水がまとまって侵入し、まわりに飛散するようなこ
とがあっても、また、水が零れた、あるいは飛び散った
流し台等の面に電気貯湯容器が置かれて器体1の定置部
をなす底蓋10等が濡れて水が付着し、この付着した水
が器体1の転倒等によって器体1の底部内に伝い入るよ
うなことがあっても、電気回路ボックス41の下向きの
開口に下方から被ったカバー101が器体1の定置部で
ある底蓋10との間に空間Aを有して設置されているの
で、前記侵入してまわりに飛散した、または器体1の底
部内に伝い入った水はカバー101に届きにくい上、万
一カバー101に届いても電気回路ボックス41内に水
がそのまま侵入するのをカバー101底部が確実に遮断
するし、カバー101の電気回路ボックス41の開口部
よりも上縁が上部に達している周壁101aと電気回路
ボックス41との間に、電気回路ボックスの内外が通じ
る通気部を設けて、電気回路ボックス内にて電子部品が
発熱したとしても通気部である前記引出し口105、開
口109、および逃がし窓111を通じた内外の通気に
より冷却を促進して熱的安全を図りながら、これら通気
部がカバーの底部よりもさらに上方部分で、しかも特定
の箇所にしかないので、カバーの底部に万一にも届いた
水でも、これが通気部に達する確率を極く小さく抑え、
電気回路ボックス41内に水が侵入するのを十分に防止
し、電気回路ボックス41内の電子部品や回路の水から
の保護性能が向上する。
【0032】また、カバー101と電気回路ボックス4
1との間に通気部が、電気回路ボックス41内に設けら
れる電気回路の他との接続用リード線106の引出し口
105等を兼用しているので、リード線106の引出し
口105等を特別に設けたり、特別な作業を行わない
で、電気回路ボックス41にカバー101を被せて固定
するだけで、電気回路ボックス41内の電気回路と電気
回路ボックス41外の電気機器や電気回路とのリード線
106による結線を可能とすることができる。
【0033】器体1の上端には器体蓋62が設けられて
いる。器体蓋62はその後部に取付けられたヒンジピン
63を、肩部材4に一体の前部が開放された軸受部材6
4に嵌め合わせることにより開閉可能でしかも所定の開
き状態にて着脱可能なように枢着してある。
【0034】器体蓋62の自由端部には、肩部材14の
係止部71にばね72の付勢によって弾性係合し、器体
蓋62を閉じ状態に係止するロック部材69が設けられ
ている。
【0035】ロック部材69は器体蓋62の裏板82上
面に形成された突起83等によって進退を案内される。
【0036】ロック部材69の尾片75には、器体蓋6
2に対し軸76によって枢着されたロック解除レバー7
7のカム部78が当接している。このロック解除レバー
77は前記ロック部材69がばね72によって前記係合
位置に進出されているとき、前記尾片75によってノー
マル位置に押戻されていて、先端部の操作部79が器体
蓋62の上面開口81から器体蓋62の表面と面一な状
態に露出している。
【0037】この状態で操作部79が引き上げられると
ロック解除レバー77は時計方向に回動されカム78に
よってロック部材69の尾片75を押動し、ロック部材
69をばね68に抗して後退させ前記係止部71との係
合を外す。このため器体蓋62の閉じ状態へのロックが
解除される。このロック解除が完了する時点で操作部7
9の引き上げ操作がロックを解除された器体蓋62の開
き操作に切り替わり、器体蓋62を全開状態まで開くこ
とができる。
【0038】器体蓋62の裏板82の下面には内容器2
の後部を閉じる金属製の内蓋85が当てがわれ、ビス8
0にてビス止めされている。内蓋85の外周と裏板82
との間には内容器2の口縁に対向するシールパッキング
86が挟持されており、器体蓋62が閉じられると内蓋
85はこのシールパッキング86部で内容器2の口縁に
接し、内容器2を閉じる。
【0039】内蓋85と裏板82との間には内容器2内
で発生する蒸気を外部に逃がす蒸気通路87が設けられ
ている。蒸気通路87は内蓋85に内容器2側への開口
88を持ち、器体蓋62の後部側の上面に外部への開口
89を持っている。開口88部には裏板82に下方より
嵌め付けた弁室91が設けられ、これに器体1が転倒し
たときに閉じる転倒時止水弁92が設けられている。
【0040】この弁室91の直ぐ下流側には器体蓋62
の上部にまで達する広い空間を持った溜り部93が設け
られ、器体1が前後、左右の何れかに転倒して内容液が
前記転倒時止水弁92によっても止められずに蒸気通路
87を通じて流出しようとするとき、この流出しようと
する内容液を溜り部93に溜め込み、内容液が溢れ出る
まで下流側への流出を抑え、また防止するようにしてい
る。
【0041】これにより内容液の外部への流出が抑制さ
れ、外部に流出するまでに器体1を正常な状態に戻す時
間的な余裕を充分に与えることができる。このために溜
り部93から下流側への流出口94の通路断面積を小さ
くし、かつこの流出口94に対し溜り部93の形状を器
体1の前後、左右の方向と、器体蓋62の上面側とに拡
がりを持つようにするとともに、前記流出口94を溜り
部93内へ横向きに開口させるなど種々の工夫がなされ
ている。
【0042】前記回路基板48に装備された制御回路2
00はマイクロコンピュータ201を利用したものであ
る。嘴状突出部12の上面に設けた操作パネル202は
注出操作キー203の他、図示しない再沸騰・カルキ除
去設定キー、タイマ設定キー、注出ロック・解除キー
と、これらに関連した表示や液量の表示部等が設けら
れ、特に注出操作キー203は注出ポンプ13の電源を
オン、オフするマイクロスイッチ204をオン操作する
のと同時に圧力センサ205を押圧し、押圧力に応じて
注出ポンプ13が駆動されるようにしてある(図4)。
【0043】このために圧力センサ205からの信号は
マイクロコンピュータ201に入力し、マイクロスイッ
チ204は注出ポンプ13の電源回路内に挿入してある
(図5)。
【0044】図6は本発明の第2の実施例を示し、電気
回路ボックス41に第1の実施例のカバー101と同様
の作用効果を発揮する金属製のカバー211を被せ付け
るようにしてある。
【0045】カバー211はその周壁の周囲適数箇所
に、係合穴211dが設けられ、これらが電気回路ボッ
クス41の周壁41aの外面適数箇所に一体成形されて
いる係合突起41gに弾性係合させることにより前記被
せ付け状態に保持されている。
【0046】本実施例ではカバー211の周壁にリード
線106の引出し口105を開設して通気部を兼用する
ようにしてある。しかし、これに限らず前記実施例のよ
うに設けることもできるし、具体構造は自由である。
【0047】また底環5と底蓋10との嵌め合い境界部
にラビリンス部212を形成し、器体1の底部分が溜り
水にじゃぶ漬けされても、器体1の底部内に水が侵入し
にくいようにしてある。
【0048】図7は本発明の第3の実施例を示し、カバ
ー211の周壁211aの周縁211bにフランジ21
1cを形成し、これを底環5にビス213によってネジ
止めすることによりカバー211を電気回路ボックス4
1への被せ付け状態に保持するようにしてある点で、第
2の実施例と異なっている。
【0049】図8は本発明の第4の実施例を示し、カバ
ー211を底蓋10の内面に形成したリブ状突起231
と、底環5の下面に形成されたリブ232の一部に形成
した突起232aとの間で上下から挟持し、カバー21
1を電気回路ボックス41への被せ付け状態に保持して
いる点で、第2、第3の実施例と異なっている。
【0050】なお、突起231、232aのアール面2
31a、232bはカバー211の挟持位置をラフな状
態の嵌まり合いから適正位置に強制する案内作用を発揮
する。これは単なる傾斜面としても同様である。
【0051】図9は本発明の第5の実施例を示し、カバ
ー211を底蓋10のリブ状突起231によって電気回
路ボックス41に押しつけて、電気回路ボックス41へ
の被せ付け状態に保持するようにしてあり、このため電
気回路ボックス41の周壁41aの下縁41bとカバー
211との間から電気回路ボックス41内に水が侵入す
るのを防止し易くなっている点で、第2〜第4の実施例
の場合と異なっている。
【0052】そして電気回路ボックス41の上部一隅
に、リード線106の引出し口105を開設して通気部
を兼用するようになっているが、この位置や開設の具体
的方法は自由である。
【0053】図10は本発明の第6の実施例を示し、第
5の実施例でのカバー211の底部四周に凹溝233を
形成した点を特徴としている。
【0054】これによって上方からの滴下水があってリ
ード線106を伝って電気回路ボックス41内に侵入す
ることがあっても、これを凹溝233に受け入れて電気
回路ボックス41内の電気回路に影響しにくいようにし
てある。
【0055】また、電気回路ボックス41の周壁41a
には切欠き41hを設けて、電気回路ボックス41の周
壁41aとカバー211の周壁211aとの間から水が
侵入しても、これを凹溝233に受入れられ、前記同様
電気回路に影響しにくいようにしてある。
【0056】凹溝233の内側周縁に設けた立ち上がり
周壁233aは、電気回路ボックス41内に侵入する水
は、それがリード線106を伝ってのものであっても電
気回路側に進入するのを妨害しやすくなる。
【0057】図11は本発明の第7の実施例を示し、電
気回路ボックス41の周壁41aの内周面の適所に、リ
ブ241を設け、このリブ241の先端に設けたアール
面241aによってカバー211との嵌まり合いを案内
できるようにしてある。
【0058】図12、図13は本発明の第8の実施例を
示し、電気回路ボックス41の周壁41aに設けたリー
ド線106の引出し口105の部分にリード線106の
引出し方向を上向きとするガイド250を設けてある。
【0059】これによってリード線106はガイド25
0によって上向きに引き出されるように案内するので、
リード線106の復元力によってカバー211が押し下
げられて、電気回路ボックス41への被せ付け状態が甘
くならないようにする。
【0060】したがってカバー211の被せ付け状態の
保持構造を極く簡単なものにしても問題はない。
【0061】図14、図15は本発明の第9の実施例を
示し、電気回路ボックス41と樹脂製のカバー101と
の結合を、相互に設けた係合穴251と係合爪252と
の弾性係合によって行っている。
【0062】
【発明の効果】本発明の主たる特徴によれば、器体の底
部が溜り水等にじゃぶ漬けされて、器体の底部内に水が
まとまって侵入し、まわりに飛散するようなことがあっ
ても、また、水が零れた、あるいは飛び散った流し台等
の面に電気貯湯容器が置かれて器体の定置部が濡れて水
が付着し、この付着した水が器体の転倒等によって器体
の底部内に伝い入るようなことがあっても、電気回路ボ
ックスの下向きの開口に下方から被ったカバーが器体の
定置部との間に空間を有して設置されているので、前記
侵入してまわりに飛散した、または器体の底部内に伝い
入った水はカバーに届きにくい上、万一カバーに届いて
も電気回路ボックス内に水がそのまま侵入するのをカバ
ー底部が確実に遮断するし、カバーの電気回路ボックス
の開口部よりも上縁が上部に達している周壁と電気回路
ボックスとの間か、カバーおよび電気回路ボックスの少
なくとも一方の周壁に、電気回路ボックスの内外が通じ
る通気部を設けて、電気回路ボックス内にて電子部品が
発熱したとしても通気部を通じた内外の通気により冷却
を促進して熱的安全を図りながら、この通気部がカバー
の底部よりもさらに上方部分で、しかも特定の箇所にし
かないので、カバーの底部に万一にも届いた水でも、こ
れが通気部に達する確率を極く小さく抑え、電気回路ボ
ックス内に水が侵入するのを十分に防止し、電気回路ボ
ックス内の電子部品や回路の水からの保護性能が向上す
る。
【0063】また、カバーと電気回路ボックスとの間に
形成した通気部が電気回路ボックス内に設けられる電気
回路の他との接続用リード線の引出し口を兼用している
構成のものでは、リード線の引出し口を特別に設けた
り、特別な作業を行わないで、電気回路ボックスにカバ
ーを被せて固定するだけで、電気回路ボックス内の電気
回路と電気回路ボックス外の電気機器や電気回路とのリ
ード線による結線を可能とすることができる。
【0064】またカバーと電気回路ボックスとの間に形
成した通気部が電気回路ボックス内に設けられる電気回
路の他との接続用リード線の引出し口を兼用している
と、リード線の引出し口を特別に設けたり、特別な作業
を行わないで、電気回路ボックスにカバーを被せて固定
するだけで、電気回路ボックス内の電気回路と電気回路
ボックス外の電気機器や電気回路とのリード線による結
線を可能とすることができ、構造の簡略化とともに結線
作業を含めた組立作業が簡略化しコストの低減を図るこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例を示す電気ポットの縦断
面図である。
【図2】図1の電気ポットの底構造の分解斜視図であ
る。
【図3】図1の電気ポットの底構造の断面図である。
【図4】図1の電気ポットの操作パネル部の断面図であ
る。
【図5】図1の電気ポットのー制御回路の概略を示すブ
ロック図である。
【図6】本発明の第2の実施例を示す底構造の断面図で
ある。
【図7】本発明の第3の実施例を示す底構造の一部の断
面図である。
【図8】本発明の第4の実施例を示す底構造の一部の断
面図である。
【図9】本発明の第5の実施例を示す底構造の一部の断
面図である。
【図10】本発明の第6の実施例を示す底構造の一部の
断面図である。
【図11】本発明の第7の実施例を示す底構造の一部の
断面図である。
【図12】本発明の第8の実施例を示す底構造の一部の
斜視図である。
【図13】図12の一部の断面図である。
【図14】本発明の第9の実施例を示す底構造の一部の
斜視図である。
【図15】図15の一部の断面図である。
【符号の説明】
1 器体 2 内容器 5 底環 10 底蓋 41 電気回路ボックス 41a 周壁 41b 下縁 48 回路基板 101 カバー 101a 周壁 101b 上縁 105 引出し口 106 リード線 211 カバー A 空間

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内容器を収容保持している器体の底体の
    一部に下向きに開口する電気回路ボックスを設けた電気
    貯湯容器において、電気回路ボックスの開口部に下方よ
    り被さり周壁の上縁が電気回路ボックスの開口縁よりも
    上位になるように嵌まり合う防水用のカバーを設けて、
    このカバーを器体の定置部との間に空間を有して設置
    し、カバーおよび電気回路ボックスの周壁間または少な
    くとも一方の周壁であってカバーの底部よりも上方部分
    に、電気回路ボックスの内外が通じる通気部を設けたこ
    とを特徴とする電気貯湯容器。
  2. 【請求項2】 カバーと電気回路ボックスとの間に形成
    した通気部が、電気回路ボックス内に設けられる電気回
    路の他との接続用リード線の引出し口を兼用している請
    求項1記載の電気貯湯容器。
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