JPH0763893B2 - ボールねじ用ねじ軸の切削加工方法 - Google Patents
ボールねじ用ねじ軸の切削加工方法Info
- Publication number
- JPH0763893B2 JPH0763893B2 JP63329095A JP32909588A JPH0763893B2 JP H0763893 B2 JPH0763893 B2 JP H0763893B2 JP 63329095 A JP63329095 A JP 63329095A JP 32909588 A JP32909588 A JP 32909588A JP H0763893 B2 JPH0763893 B2 JP H0763893B2
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- Japan
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- cutting
- screw
- screw shaft
- thread groove
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Description
【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、ねじ軸のねじ部を切削加工する方法に関す
る。より詳細には、NC旋盤とバイトを使用して、特に、
ボールねじのねじ軸のようなねじ軸を、精度よく切削加
工する方法に関する。
る。より詳細には、NC旋盤とバイトを使用して、特に、
ボールねじのねじ軸のようなねじ軸を、精度よく切削加
工する方法に関する。
従来技術及びその課題 従来、前記のようなねじ軸を切削する方法には、旋盤を
用いて総形バイトの形状を模写させて切削する方法と、
マッハ装置を使用して倣い切削する方法とがある。前者
では、総形バイトの形状精度が悪いと、また総形バイト
のセッテイング位置が悪いと、ねじの形状精度も悪くな
る問題がある。しかし、セッティング位置を精度よく設
定するには、高度の技術を必要とする。また、総形バイ
トの欠け及び摩耗により、ねじ部の形状がくずれ、精度
が悪くなるという問題もある。さらに、最終仕上時には
ねじ部全面を総形バイトで切削することになり、切削抵
抗が大きくなって、ねじ軸の剛性も有るので、びびりが
発生したりして良好な面粗度を得ることができなかっ
た。
用いて総形バイトの形状を模写させて切削する方法と、
マッハ装置を使用して倣い切削する方法とがある。前者
では、総形バイトの形状精度が悪いと、また総形バイト
のセッテイング位置が悪いと、ねじの形状精度も悪くな
る問題がある。しかし、セッティング位置を精度よく設
定するには、高度の技術を必要とする。また、総形バイ
トの欠け及び摩耗により、ねじ部の形状がくずれ、精度
が悪くなるという問題もある。さらに、最終仕上時には
ねじ部全面を総形バイトで切削することになり、切削抵
抗が大きくなって、ねじ軸の剛性も有るので、びびりが
発生したりして良好な面粗度を得ることができなかっ
た。
前記マッハ装置では、第7図及び第8図に示すように、
モータ29で回転されるバイトホルダ30にその中心孔31内
に先端を突出させて複数のバイト32を等間隔に固定し、
ねじ加工すべき工作物33の中心軸に対して中心孔31を偏
心させ、且つねじ溝のリード角をもって工作物33に対し
て傾斜させた状態でバイトホルダ30を回転させつつ工作
物33を図示しない親ねじで軸方向に送ってねじ溝を切削
形成する。マッハ装置を用いた場合は、加工中にねじ軸
が撓んでびびりを生じ、良好な面粗度が得られないとい
う問題がある。
モータ29で回転されるバイトホルダ30にその中心孔31内
に先端を突出させて複数のバイト32を等間隔に固定し、
ねじ加工すべき工作物33の中心軸に対して中心孔31を偏
心させ、且つねじ溝のリード角をもって工作物33に対し
て傾斜させた状態でバイトホルダ30を回転させつつ工作
物33を図示しない親ねじで軸方向に送ってねじ溝を切削
形成する。マッハ装置を用いた場合は、加工中にねじ軸
が撓んでびびりを生じ、良好な面粗度が得られないとい
う問題がある。
また、共通の問題として、切削時の工具の摩耗による精
度低下が避けられない。
度低下が避けられない。
課題を解決するための手段 本発明は、ねじ軸のねじ溝を荒削りし、NC旋盤に前記ね
じ軸を取付けて回転させてピッチ送りし、前記ねじ溝の
仕上形状の断面外縁を微小分割した点群を該点群が夫々
形成するねじ溝と平行の螺旋経路に沿って切削するよ
う、前記点群の位置をあらかじめ記憶した前記NC旋盤に
より数値制御される切削部のねじ軸方向の幅が前記点群
の間隔程度の小幅な尖った形状のバイトでねじ溝を前記
仕上形状に倣い切削させる、ねじ軸の切削加工方法によ
り前記課題を解決した。
じ軸を取付けて回転させてピッチ送りし、前記ねじ溝の
仕上形状の断面外縁を微小分割した点群を該点群が夫々
形成するねじ溝と平行の螺旋経路に沿って切削するよ
う、前記点群の位置をあらかじめ記憶した前記NC旋盤に
より数値制御される切削部のねじ軸方向の幅が前記点群
の間隔程度の小幅な尖った形状のバイトでねじ溝を前記
仕上形状に倣い切削させる、ねじ軸の切削加工方法によ
り前記課題を解決した。
作用 バイトは、ねじ溝の仕上形状の断面を所望の精度に応じ
た程度で微小分割した各点群に向かって何回も切り込ま
れ、その軌跡の集積が最終的にねじ溝の仕上形状とな
る。バイトは僅かな容積を切削するだけであるから、切
削抵抗も低くびびりも生じないので、ねじ溝は得るべき
仕上形状を高精度で形成される。
た程度で微小分割した各点群に向かって何回も切り込ま
れ、その軌跡の集積が最終的にねじ溝の仕上形状とな
る。バイトは僅かな容積を切削するだけであるから、切
削抵抗も低くびびりも生じないので、ねじ溝は得るべき
仕上形状を高精度で形成される。
実施例 以下、図面を参照し、本発明によるボールねじ用ねじ軸
の切削加工方法を説明する。
の切削加工方法を説明する。
まず、第4図乃至第6図に順次示すように、素材を適宜
の長さに切断して棒材10とし、この棒材10にNC旋盤装着
用のセンタ穴12を加工し、ねじ溝14の荒削りを行い、第
6図に示すねじ軸の中間加工品11を得る。
の長さに切断して棒材10とし、この棒材10にNC旋盤装着
用のセンタ穴12を加工し、ねじ溝14の荒削りを行い、第
6図に示すねじ軸の中間加工品11を得る。
前記工程後における中間加工品11は、そのねじ溝14の断
面が、第1図で符号14bで示されるように、仕上形状の
ねじ溝14a近くまで切削されており、ねじ溝14aは周知の
ように円弧面が山形に向き合つた形状を有する。
面が、第1図で符号14bで示されるように、仕上形状の
ねじ溝14a近くまで切削されており、ねじ溝14aは周知の
ように円弧面が山形に向き合つた形状を有する。
最終的には、第1図において実線で示されるようなねじ
溝14aが形成されなければならないが、そのため、ま
ず、第2図に示すように、中間加工品11を、NC旋盤20の
主軸22,24に取付け、主軸22,24を回転させながらねじ軸
のねじピッチで軸方向に送る。
溝14aが形成されなければならないが、そのため、ま
ず、第2図に示すように、中間加工品11を、NC旋盤20の
主軸22,24に取付け、主軸22,24を回転させながらねじ軸
のねじピッチで軸方向に送る。
NC旋盤20の刃物台26にはバイト28が取付けられている。
従来のバイトは総形であるが、本発明で使用するバイト
28は、後述するように各点群を求めて切削するのである
から、総形にする必要がなく普通の尖った形状でよく、
市場で容易に入手可能なバイトである。ねじ溝の形状に
合致するように別途成形することも不要である。
従来のバイトは総形であるが、本発明で使用するバイト
28は、後述するように各点群を求めて切削するのである
から、総形にする必要がなく普通の尖った形状でよく、
市場で容易に入手可能なバイトである。ねじ溝の形状に
合致するように別途成形することも不要である。
バイト28は、数値制御(NC)により、回転しながらピッ
チ送りされる中間加工品11の荒仕上されたねじ溝14を何
回も切り込む。バイト28の最終切り込み位置は、最終的
に仕上られるねじ溝14aの断面を微小分割した点群18で
ある。すなわち、点群18は、第3図に示すように、ねじ
溝の最終仕上面14aの断面外縁に沿って微小分割された
多くの点からなる。点群18の各点の位置は、所要の精度
に応じてNC旋盤に予めプログラムされており、バイト28
はこの点群18を求めるように制御されて何回も切り込ま
れる。すなわち、あたかも従来の同時2軸により円弧補
間切削をおこなっているかのように、所望の形状を倣い
切削するのである。
チ送りされる中間加工品11の荒仕上されたねじ溝14を何
回も切り込む。バイト28の最終切り込み位置は、最終的
に仕上られるねじ溝14aの断面を微小分割した点群18で
ある。すなわち、点群18は、第3図に示すように、ねじ
溝の最終仕上面14aの断面外縁に沿って微小分割された
多くの点からなる。点群18の各点の位置は、所要の精度
に応じてNC旋盤に予めプログラムされており、バイト28
はこの点群18を求めるように制御されて何回も切り込ま
れる。すなわち、あたかも従来の同時2軸により円弧補
間切削をおこなっているかのように、所望の形状を倣い
切削するのである。
このように、ねじ溝の最終仕上形状の各点をバイト28が
切削し、その軌跡の集積がねじ溝の仕上形状となるの
で、高精度のねじ溝加工をおこなうことができる。ま
た、バイト28は僅かな容積を切削するだけであるから切
削抵抗が少なく、欠け及び摩耗が大幅に減少され、しか
も、点群18の点の数を調節することによってその影響を
少なくすることができる。切削抵抗は部分的にわずかに
変化するが、従来の総形バイトによる方法と比べると数
分の1から数10分の1に減少し、びびりの発生が防止さ
れて良好な面粗度が得られる。しかも、バイト28のセッ
ティングにおいて、その誤差の影響はほとんど生じるこ
とがない。
切削し、その軌跡の集積がねじ溝の仕上形状となるの
で、高精度のねじ溝加工をおこなうことができる。ま
た、バイト28は僅かな容積を切削するだけであるから切
削抵抗が少なく、欠け及び摩耗が大幅に減少され、しか
も、点群18の点の数を調節することによってその影響を
少なくすることができる。切削抵抗は部分的にわずかに
変化するが、従来の総形バイトによる方法と比べると数
分の1から数10分の1に減少し、びびりの発生が防止さ
れて良好な面粗度が得られる。しかも、バイト28のセッ
ティングにおいて、その誤差の影響はほとんど生じるこ
とがない。
発明の効果 本発明は以上の構成であるから、マッハ装置等の装置を
必要とせず、既存のNC旋盤でねじ軸を精度良く切削加工
することができる。
必要とせず、既存のNC旋盤でねじ軸を精度良く切削加工
することができる。
また、バイトが、数値制御により、最終仕上形状ねじ溝
の断面の点群に向かってその軌跡の集積がねじ溝の仕上
形状となるように切り込まれるため、従来では得られな
かった形状精度及び面粗度を得ることができる。また、
バイトの切削容積が小さいことから、切削抵抗が低く、
びびりを防止して、面粗度の良好なねじ軸を得ることが
できるほか、ねじ軸の焼入れ後であっても、ねじ溝の形
状やピッチ等の修正が可能である。
の断面の点群に向かってその軌跡の集積がねじ溝の仕上
形状となるように切り込まれるため、従来では得られな
かった形状精度及び面粗度を得ることができる。また、
バイトの切削容積が小さいことから、切削抵抗が低く、
びびりを防止して、面粗度の良好なねじ軸を得ることが
できるほか、ねじ軸の焼入れ後であっても、ねじ溝の形
状やピッチ等の修正が可能である。
しかも、ねじ溝形状の変更には、数値制御のプログラム
の変更で対応することができる。
の変更で対応することができる。
第1図は本発明の原理の概略説明図、第2図はNC旋盤に
第6図の中間加工品を取付けた状態の側面図、第3図は
ねじ溝の点群を示すねじ軸の部分拡大断面図、第4図は
素材を切断した棒材の側面図、第5図はセンタ穴加工を
施した棒材の側面図、第6図は第5図の棒材を荒削りし
た中間加工品の側面図、第7図及び第8図はマッハ装置
の要部概略を示すそれぞれ正面図及び側面断面図であ
る。 11……ねじ軸(中間仕上品) 14……(荒仕上)ねじ溝 14a……仕上ねじ溝 18……点群 20……NC旋盤、28……バイト
第6図の中間加工品を取付けた状態の側面図、第3図は
ねじ溝の点群を示すねじ軸の部分拡大断面図、第4図は
素材を切断した棒材の側面図、第5図はセンタ穴加工を
施した棒材の側面図、第6図は第5図の棒材を荒削りし
た中間加工品の側面図、第7図及び第8図はマッハ装置
の要部概略を示すそれぞれ正面図及び側面断面図であ
る。 11……ねじ軸(中間仕上品) 14……(荒仕上)ねじ溝 14a……仕上ねじ溝 18……点群 20……NC旋盤、28……バイト
Claims (1)
- 【請求項1】ボールねじのねじ軸のねじ溝を荒削りし、
NC旋盤に前記ねじ軸を取付けて回転させてピッチ送り
し、前記ねじ溝の仕上形状の断面外縁を微小分割した点
群を該点群が夫々形成するねじ溝と平行の螺旋経路に沿
って切削するよう、前記点群の位置をあらかじめ記憶し
た前記NC旋盤により数値制御される切削部のねじ軸方向
の巾が前記点群の間隔程度の小巾な尖った形状のバイト
でねじ溝を前記仕上形状に倣い切削させることを特徴と
する、 ボールねじのねじ軸の切削加工方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63329095A JPH0763893B2 (ja) | 1988-12-28 | 1988-12-28 | ボールねじ用ねじ軸の切削加工方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63329095A JPH0763893B2 (ja) | 1988-12-28 | 1988-12-28 | ボールねじ用ねじ軸の切削加工方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH02180523A JPH02180523A (ja) | 1990-07-13 |
| JPH0763893B2 true JPH0763893B2 (ja) | 1995-07-12 |
Family
ID=18217556
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP63329095A Expired - Lifetime JPH0763893B2 (ja) | 1988-12-28 | 1988-12-28 | ボールねじ用ねじ軸の切削加工方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0763893B2 (ja) |
Families Citing this family (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP5131738B2 (ja) * | 2007-05-24 | 2013-01-30 | オークマ株式会社 | 旋削加工方法 |
| JP5126665B2 (ja) * | 2007-12-05 | 2013-01-23 | オークマ株式会社 | 旋削加工方法及び旋削条件及び切削経路生成方法 |
| JP5538754B2 (ja) * | 2009-06-15 | 2014-07-02 | Ntn株式会社 | センタレス研削用調整車の製造方法、調整車、円錐ころの製作方法 |
| JP2016132092A (ja) * | 2015-01-19 | 2016-07-25 | 庸平 中田 | 螺子加工 |
| JP7391594B2 (ja) * | 2019-10-03 | 2023-12-05 | ファナック株式会社 | 工作機械の制御装置 |
| CN114101812B (zh) * | 2021-12-21 | 2022-08-09 | 中国航发中传机械有限公司 | 一种多头大槽宽大螺旋角高精度内矩形螺纹的加工方法 |
Family Cites Families (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS471627U (ja) * | 1971-01-22 | 1972-08-18 | ||
| JPS6299020A (ja) * | 1985-10-23 | 1987-05-08 | Okuma Mach Works Ltd | ねじ切り制御方式 |
| JPS63272416A (ja) * | 1987-04-28 | 1988-11-09 | Fanuc Ltd | ねじ切り加工方法 |
| JPH01228720A (ja) * | 1988-03-10 | 1989-09-12 | Fanuc Ltd | 円形ねじ加工方法 |
-
1988
- 1988-12-28 JP JP63329095A patent/JPH0763893B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH02180523A (ja) | 1990-07-13 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
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| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080712 Year of fee payment: 13 |
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| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
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|
| EXPY | Cancellation because of completion of term | ||
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
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