JPH0764299A - 電子写真感光体、該電子写真感光体の製造方法、及び該電子写真感光体を有する電子写真装置 - Google Patents

電子写真感光体、該電子写真感光体の製造方法、及び該電子写真感光体を有する電子写真装置

Info

Publication number
JPH0764299A
JPH0764299A JP23589593A JP23589593A JPH0764299A JP H0764299 A JPH0764299 A JP H0764299A JP 23589593 A JP23589593 A JP 23589593A JP 23589593 A JP23589593 A JP 23589593A JP H0764299 A JPH0764299 A JP H0764299A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
photosensitive member
electrophotographic
cleaning
electrophotographic photosensitive
image
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP23589593A
Other languages
English (en)
Inventor
Shunkai Sako
春海 酒匂
Tatsuya Ikesue
龍哉 池末
Masaaki Yamagami
雅昭 山上
Noboru Kashimura
昇 樫村
Shoji Amamiya
昇司 雨宮
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP23589593A priority Critical patent/JPH0764299A/ja
Publication of JPH0764299A publication Critical patent/JPH0764299A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Photoreceptors In Electrophotography (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明の目的は、画像形成性及びクリーニン
グ性が良好な電子写真感光体、及び電子写真装置を提供
することである。 【構成】 本発明は、ブレードクリーニング方式の電子
写真装置に用いる電子写真感光体の製造方法において、
製造途中で得られた粗面状態の該感光体表面に加圧ある
いはそれと同時に加熱処理を施すことによる、表面の平
均面粗さが0.1μm以上5.0μm以下の電子写真感
光体の製造方法、該製造方法により得られた電子写真感
光体、及び該電子写真感光体を有する電子写真装置であ
る。 【効果】 本発明は、画像形成性及びクリーニング性が
良好な電子写真感光体、及び電子写真装置を可能にし
た。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は電子写真感光体、該感光
体の製造方法、および該電子写真感光体を有する電子写
真装置に関する。
【0002】
【従来の技術】電子写真感光体はその像形成プロセスに
おいて、帯電、露光、現像、転写、クリーニングおよび
除電の繰り返し過程を経る。帯電および露光により形成
された静電潜像はトナーといわれる微粒子状の現像剤に
よりトナー画像となる。さらにこのトナー画像は転写プ
ロセスにおいて紙などの転写材に転写されるが、100
%のトナーが転写されるわけではなく、一部が感光体上
に残留する。この残留トナーを除去しないと繰り返しプ
ロセスにおいて汚れなどのない高品質な画像を得ること
ができない。そのために、残留トナーのクリーニングプ
ロセスが必要となる。クリーニングプロセスとしてはフ
ァーブラシ、磁気ブラシまたはブレードなどを用いたも
のが代表的であるが、クリーニングの精度、装置構成な
どの点から一般にはブレードクリーニングが選択され
る。
【0003】ブレードクリーニングについて説明する
と、図1のAおよびBにそれぞれ正面図および側面図と
して示すように、支持体2に取り付けた板状のポリウレ
タンなどの素材からなる弾性部材1を感光体の進行方向
と垂直に感光体に加圧当接させる構成となっている。従
って、トナーのクリーニング精度を上げるためには、感
光体へのブレードの当接圧を上げる必要がある。また、
感光体3へのブレード4の当接方法としては図2に示す
ような順方向のものと、図3に示すようなカウンター方
向のものとがある。クリーニングの精度から見ると後者
のカウンター方式のブレード当接法がより好ましいとさ
れている。
【0004】ところで、電子写真感光体の製造には蒸
着、塗布などの方法が用いられるが、薄膜から厚膜まで
広い範囲で、しかも様々な組成の膜が形成可能なことか
ら一般には塗布法が用いられる。しかし、この塗布法を
用いた場合、塗布後塗布溶剤の蒸発ムラによる塗布膜の
ムラや塗布膜の表面張力による塗布膜端部の盛り上がり
などが生じ、画像上欠陥が生じたり、またクリーニング
ブレードが感光体端部まで精度良く当接できず、塗布膜
盛り上がり部からのクリーニング不良あるいはブレード
の反転による装置の停止などの問題が生じる。図4に装
置停止に至ったブレード反転状態を示す。
【0005】
【発明が解決しようとしている課題】本発明の目的は、
画像性およびクリーニング性が良好な電子写真感光体を
提供することである。また、該電子写真感光体を有する
電子写真装置を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】すなわち、本発明は、ブ
レードクリーニング方式の電子写真装置に用いる電子写
真感光体の製造方法において、製造途中で得られた粗面
状態の該感光体表面に加圧あるいはそれと同時に加熱処
理を施すことを特徴とする、表面の平均粗さが0.1μ
m以上5.0μm以下の電子写真感光体の製造方法、前
記製造方法により得られたことを特徴とする電子写真感
光体、および前記電子写真感光体を有することを特徴と
する電子写真装置である。
【0007】上記平均面粗さとは、JIS規格B061
で定義される10点平均面粗さRzをいう。
【0008】平均面粗さの値は好ましくは0.1μm以
上3.0μm以下である。
【0009】平均面粗さが5.0μmより大きい場合、
感光体表面とクリーニングブレードとの間に隙間が生
じ、転写残りの残留トナーのうち微小粒径のトナーのす
り抜けを起こし、クリーニング不良となる。また、画像
上もムラやスジが発生する。平均面粗さを5.0μm以
下にすれば画像スジやムラは発生しなくなるが、平均面
粗さが3.0μmから5.0μmの場合では環境、条件
が劣悪な状態で繰り返し使用するとやはり微小粒径のト
ナーのすり抜けを起こし、クリーニング不良となる可能
性がある。平均面粗さが3.0μm以下、0.1μm以
上であればクリーニングブレードと感光体表面との間に
トナーのすり抜けを起こす程の隙間も生じず、かつ、ク
リーニングブレードと感光体表面との摩擦も適度に小さ
くて良好な画像を得ることができる。しかし、平均面粗
さが0.1μmより小さい場合、クリーニングブレード
と感光体表面との間に大きな摩擦が生じ、クリーニング
ブレードの反転などの問題が生じてしまう。従って、平
均面粗さを0.1μm以上、5.0μm以下、好ましく
は0.1μm以上、3.0μm以下にしておけば、画像
性もクリーニング性も良好な電子写真感光体が得られ
る。
【0010】本発明の電子写真感光体の感光層は少なく
とも電荷発生材料および電荷輸送材料を含有する。
【0011】電荷発生材料の例としてはフタロシアニン
顔料、多環キノン顔料、アゾ系顔料、ペリレン顔料、イ
ンジゴ顔料、キナクリドン顔料、アズレニウム塩染料、
スクワリリウム染料、シアニン染料、ピリリウム染料、
チオピリリウム染料、キサンテン色素、キノンイミン色
素、トリフェニルメタン色素、スチリル色素、セレン、
セレン−テルル合金、アモルファスシリコン、硫化カド
ミウムなどが挙げられる。
【0012】電荷輸送材料の例としてはピレン化合物、
N−アルキルカルバゾール化合物、ヒドラゾン化合物、
N,N−ジアルキルアニリン化合物、ジフェニルアミン
化合物、トリフェニルアミン化合物、トリフェニルメタ
ン化合物、ピラゾリン化合物、スチリル化合物、スチル
ベン化合物、ポリニトロ化合物、ポリシアノ化合物、更
にこれらの化合物をポリマー上に固定したペンダントポ
リマーなどが挙げられる。
【0013】前記の電荷発生材料、電荷輸送材料など
を、それぞれ成膜性を有する結着剤樹脂中に分散、含有
させて、保護層、感光層などを形成する場合が多く、か
かる結着剤樹脂としてはポリエステル、ポリウレタン、
ポリアリレート、ポリエチレン、ポリスチレン、ポリブ
タジエン、ポリカーボネート、ポリアミド、ポリプロピ
レン、ポリイミド、フェノール樹脂、アクリル樹脂、シ
リコーン樹脂、エポキシ樹脂、ユリア樹脂、アリル樹
脂、アルキッド樹脂、ポリアミド−イミド、ナイロン、
ポリサルホン、ポリアリルエーテル、ポリアセタール、
ブチラール樹脂などが挙げられる。
【0014】本発明の電子写真感光体の層構成について
説明すると、導電性支持体は鉄、銅、金、銀、アルミニ
ウム、亜鉛、チタン、鉛、ニッケル、錫、アンチモン、
インジウムなどの金属や合金あるいは前記金属の酸化
物、カーボン、導電性ポリマーなどが使用可能であり、
形状は円筒状、円柱状などのドラム形状とベルト状、シ
ート状のものとがある。
【0015】感光層は単層構造であっても、積層構成で
あってもよい。積層構成の場合には、少なくとも電荷発
生層と電荷輸送層により構成され、導電性支持体側に電
荷発生層が設けられる場合と電荷輸送層が設けられる場
合とでは帯電極性、使用するトナー極性などが異なる。
電荷発生層の膜厚としては0.001〜6μm、好まし
くは0.01〜2μmである。電荷発生層に含有される
電荷発生材料の含有率は10〜100重量%であること
が好ましく、より好ましくは50〜100重量%であ
る。電荷輸送層の膜厚は前述の感光層の膜厚から前記電
荷発生層の膜厚を差し引いたものである。電荷輸送層中
に含有される電荷輸送材料の含有量は20〜80重量%
であることが好ましく、より好ましくは30〜70重量
%である。
【0016】導電性支持体と感光層との間に下引層を設
けてもよい。下引層は界面での電荷注入制御や接着層と
して機能する。下引層は主に結着剤樹脂からなるが、前
記金属や合金またはそれらの酸化物、塩類、界面活性剤
などを含んでいてもよい。下引層を形成する結着剤樹脂
の例としてはポリエステル、ポリウレタン、ポリアリレ
ート、ポリエチレン、ポリスチレン、ポリブタジエン、
ポリカーボネート、ポリアミド、ポリプロピレン、ポリ
イミド、フェノール樹脂、アクリル樹脂、シリコーン樹
脂、エポキシ樹脂、ユリア樹脂、アリル樹脂、アルキッ
ド樹脂、ポリアミド−イミド、ナイロン、ポリサルホ
ン、ポリアリルエーテル、ポリアセタール、ブチラール
樹脂などが挙げられる。膜厚は0.05〜7μmが好ま
しく、より好ましくは0.1〜2μmである。
【0017】保護層は必ず感光層の上に設けられ、少な
くとも高濃度のフッ素原子含有樹脂微粒子と結着剤樹脂
とからなる。
【0018】用いられるフッ素原子含有樹脂微粒子はポ
リテトラフルオロエチレン、ポリクロロトリフルオロエ
チレン、ポリフッ化ビニリデン、ポリジクロロフルオロ
エチレン、テトラフルオロエチレン−パーフルオロアル
キルビニルエーテル共重合体、テトラフルオロエチレン
−ヘキサフルオロプロピレン共重合体、テトラフルオロ
エチレン−エチレン共重合体およびテトラフルオロエチ
レン−ヘキサフルオロプロピレン−パーフルオロアルキ
ルビニルエーテル共重合体からなる群から選ばれた1種
または2種以上から構成されているものである。市販の
フッ素原子含有樹脂微粒子をそのまま用いることが可能
である。0.3万〜500万の分子量のものが使用可能
であり、0.01〜10μm、好ましくは0.05〜
0.2μmの粒径のものが使用可能である。
【0019】保護層を塗布する際に用いられる塗料は、
結着剤樹脂および溶剤中に前記フッ素原子含有樹脂微粒
子を分散させることによって調製される。分散の方法と
してはボールミル、超音波、ペイントシェーカー、レッ
ドデビル、サンドミルなどの方法が用いられる。導電性
微粉や顔料、電荷発生材料が顔料の場合も同様の分散方
法を用いることができる。
【0020】本発明の電子写真感光体の製造方法として
は、具体的にはバーコーター、ナイフコーター、浸漬塗
布、スプレー塗布、ビーム塗布、静電塗布、ロールコー
ター、アトライター、粉体塗布などの手段で塗布され
る。
【0021】また、感光体表面の加圧あるいは同時加熱
処理方法としては、加圧ローラーあるいはヒートローラ
ーによる加圧などの手段が用いられる。
【0022】図5に本発明の電子写真感光体を用いた転
写式電子写真装置の概略構成例を示した。図において1
01は像担持体としての本発明のドラム型感光体であ
り、軸101aを中心に矢印方向に所定の周速度で回転
駆動される。該感光体101はその回転過程で帯電手段
102によりその周面に正または負の所定電位の均一帯
電を受け、次いで露光部103にて不図示の像露光手段
により光像露光L(スリット露光、レーザービーム走査
露光など)を受ける。これにより感光体周面に露光像に
対応した静電潜像が順次形成されていく。
【0023】その静電潜像は次いで現像手段104でト
ナー現像され、そのトナー現像が転写手段105により
不図示の給紙部から感光体101と転写手段105との
間に感光体101の回転と同期取り出されて給紙された
転写材Pの面に順次転写されていく。
【0024】像転写を受けた転写材Pは感光体面から分
離されて像定着手段108へ導入されて像定着を受けて
複写物(コピー)として機外へプリントアウトされる。
【0025】像転写後の感光体101の表面はクリーニ
ング手段106にて転写残りトナーの除去を受けて清浄
面化され、更に前露光手段107により除電処理されて
繰り返して像形成に使用される。
【0026】感光体101の均一帯電手段102として
コロナ帯電装置が一般に広く使用されている。また転写
装置105もコロナ帯電手段が一般に広く使用されてい
る。電子写真装置として、前述の感光体や現像手段、ク
リーニング手段などの構成要素のうち、複数のものを装
置ユニットとして一体に結合して構成し、このユニット
を装置本体に対して着脱自在に構成してもよい。例えば
感光体101とクリーニング手段106とを一体化して
一つの装置ユニットとし、装置本体のレールなどの案内
手段を用いて着脱自在の構成にしてもよい。このとき、
上記装置ユニットの方に帯電手段および/または現像手
段を伴って構成してもよい。
【0027】光像露光Lは、電子写真装置を複写機やプ
リンターとして使用する場合には、原稿からの反射光や
透過光、あるいは原稿を読み取り信号化し、この信号に
よってレーザービームを走査したり、LEDアレイを駆
動したり、または液晶シャッターアレイを駆動すること
などにより行われる。
【0028】ファクシミリのプリンターとして使用する
場合には、光像露光Lは受信データをプリントするため
の露光になる。図6は、この場合の1例をブロック図で
示したものである。コントローラー111は画像読み取
り部110とプリンター119を制御する。コントロー
ラー111の全体はCPU117により制御されてい
る。画像読み取り部110からの読み取りデータは、送
信回路113を通じて相手局に送信される。相手局から
受けたデータは受信回路112を通じてプリンター11
9に送られる。画像メモリ116には所定の画像データ
が記憶される。プリンターコントローラー118はプリ
ンター119を制御している。114は電話である。回
線115から受信された画像情報(回線を介して接続さ
れたリモート端末からの画像情報)は、受信回路112
で復調された後、CPU117で複号処理が行われ、順
次画像メモリ116へ格納される。そして、少なくとも
1ページの画像情報がメモリ116に格納されると、そ
のぺージの画像情報記録を行う。CPU117は、メモ
リ116より1ページの画像情報を読み出し、プリンタ
ーコントローラー118に複号化された1ページの画像
情報を送出する。プリンターコントローラー118は、
CPU117からの1ページの画像情報を受け取るとそ
のページの画像情報記録を行うべく、プリンター119
を制御する。なお、CPU117は、プリンター119
による記録中に、次のページの受信を行っている。この
ようにして、画像の受信と記録が行われる。
【0029】本発明の電子写真感光体は電子写真複写機
やファクシミリに利用するのみならず、レーザービーム
プリンター、CRTプリンター、LEDプリンター、液
晶プリンター、レーザー製版など電子写真応用分野に広
く用いることができる。
【0030】
【実施例】以下、本発明を実施例により具体的に説明す
るが、本発明はその要旨を越えない限り、以下の実施例
に限定されるものではない。 [実施例1]10%の酸化アンチモンを含有する酸化ス
ズで被覆した導電性酸化チタン粉体50重量部、フェノ
ール樹脂25重量部、メチルセロソルブ20重量部、メ
タノール5重量部及びシリコーンオイル(ポリジメチル
シロキサンポリオキシアルキレン共重合体、数平均分子
量30000)0.002重量部をφ1mmガラスビー
ズを用いたサンドミル装置で2時間分散して導電用塗料
を調製した。アルミシリンダー(φ80mm×360m
m、肉厚0.9mm)上に上記塗料をディッピング塗工
し、140℃で30分間乾燥させ膜厚20μm導電層を
形成した。
【0031】次に、メトキシメチル化ナイロン樹脂(数
平均分子量32000)30重量部とアルコール可溶性
共重合体ナイロン樹脂(数平均分子量29000)10
重量部をメタノール260重量部、ブタノール40重量
部の混合溶媒中に溶解した液を上記導電層にディッピン
グ塗工機で塗布し乾燥後の膜厚が1μmの下引層を設け
た。
【0032】次に、下記構造式(1)のジスアゾ顔料
【0033】
【化1】
【0034】を4重量部、ベンザール樹脂2重量部、及
びテトラヒドロフラン40重量部をφ1mmガラスビー
ズを用いたサンドミル装置で60時間分散した後シクロ
ヘキサノン/テトラヒドロフラン混合溶媒で希釈し、電
荷発生層用塗料を得た。
【0035】この塗工液を上記下引層上にディッピング
塗工機で塗布し、乾燥後の膜厚が0.1μmの電荷発生
層を設けた。
【0036】次に、下記構造式(2)
【0037】
【化2】
【0038】の電荷輸送材料10重量部及びポリカーボ
ネート樹脂(数平均分子量25000)10重量部をジ
クロルメタン20重量部、モノクロルベンゼン40重量
部の混合溶媒中に溶解しこの液を前記電荷発生層上にデ
ィッピング塗工し120℃で60分間乾燥させ膜厚20
μmの電荷輸送層を形成した。
【0039】次に、ポリテトラフルオロエチレン微粒子
(ルブロンL−5:ダイキン工業(株)製)1重量部、
ポリカーボネート樹脂(ビスフェノールZ型:数平均分
子量80000)6重量部及び構造式(2)の電荷輸送
材3重量部及びモノクロルベンゼン250重量部、ジク
ロルメタン250重量部をサンドミルにて分散し保護層
塗料を得た。この塗料をスプレー塗工により塗布し12
0℃で60分間乾燥して3.0μmの保護層を形成し
た。この時の該感光体表面の平均面粗さは6.2μmで
あった。
【0040】更に、上記の感光体を図7に示されるヒー
トローラーにて加圧加熱することで該感光体表面の平均
面粗さが0.2μmである感光体を作成した。この際の
加圧加熱条件は以下の通りである。
【0041】図7において、加圧手段たる加圧ローラ5
はアルミ製でできており、直径が80mmとなってい
る。
【0042】一方、感光体の支持手段たる支持ローラー
6はアルミ製の芯金7上に厚さ3mmのシリコーンゴム
層8を有し、直径78mmに形成されており、感光体装
着機構(図示せず)により感光体3と支持ローラー6と
が同一に回転するようになっている。
【0043】上記加圧ローラー5及び支持ローラー6に
は発熱手段であるハロゲンヒーター9が配設され、両面
からの加熱を行なっている。加圧ローラー5及び支持ロ
ーラー6に当接されたサーミスタ10による両ローラー
の温度が検知され、この検知温度に基づき制御装置11
によりハロゲンヒーター9がそれぞれ制御され、加圧ロ
ーラー5及び支持ローラー6の温度が共に約180℃の
一定に保つように制御されている。なお、上記加圧ロー
ラー5と支持ローラー6は加圧機構(図示せず)によっ
て総圧約10kgで加圧されている。
【0044】また、加圧ローラー5及び支持ローラー6
の回転速度は共に30mm/秒である。
【0045】[実施例2,3]実施例1の加圧加熱方法
において、加圧ローラー5と支持ローラー6の加圧機構
による総圧をそれぞれ約5kg,2kgにした以外は同
様にして感光体を作成した。
【0046】この時の感光体の表面平均面粗さはそれぞ
れ2.0μm,4.8μmであった。
【0047】[比較例1]実施例1において加圧加熱処
理を施さなかった。感光体の表面平均面粗さは6.2μ
mであった。
【0048】[比較例2,3]実施例1の加圧加熱方法
において、加圧ローラー5と支持ローラー6の加圧機構
による総圧をそれぞれ約1kg,20kgにした以外は
同様にして感光体を作成した。
【0049】この時の感光体の表面平均面粗さはそれぞ
れ5.2μm,0.05μmであった。
【0050】上記実施例1〜3および比較例1〜3の感
光体について、クリーニングブレード長を360mmに
改造したキャノン(株)製複写機カラーレーザーコピア
−1(CLC−1)を用いて評価した。その結果を表1
に示す。
【0051】[比較例4]実施例1において、電荷輸送
層形成時、シリンダー端部5mm幅において約30μm
の盛り上がりを生じていた。この部分は非画像域(画像
域:297mm、シリンダー中央ふり分け)であり、画
像上は何ら影響はなかったが、この部分ではクリーニン
グ不良を起こしており、複写機本体内部が飛散したトナ
ーで汚染され、本体ギアなどに悪影響を及ぼしかねない
状態にあった。
【0052】[実施例4]比較例4(実施例1と同様)
の感光体において、更に、シリンダー端部30mm幅の
みを図7と類似した加圧加熱装置(不図示)にて総圧約
20kgで処理した。この時のシリンダー端部の感光層
の盛り上がりは4μmに納まっていた。
【0053】上記比較例4および実施例4の感光体につ
いてもクリーニングブレード長を360mmに改造した
キャノン製複写機カラーレーザーコピア−1(CLC−
1)を用いて、特にシリンダー端部におけるクリーニン
グ不良やそれに基づく複写機本体内部の汚染について評
価した。その結果を表2に示す。
【0054】
【表1】
【0055】
【表2】
【0056】表1に示すように、製造途中で得られた粗
面状態の感光体表面を加圧あるいは同時に加熱処理をし
て平均面粗さ0.1μm以上5.0μm以下に制御する
ことで画像ムラやクリーニング不良を防止し、良好な画
像を得ることができる。
【0057】また、表2に示すように製造途中で得られ
た感光体の端部の感光層の乱れに対しても、加圧あるい
は同時に加熱処理をしてその乱れを5μm以下に制御す
ることで、感光層乱れ部でのクリーニング不良や、それ
に基づく機械本体内部のトナー汚染を防止することがで
きる。
【0058】
【発明の効果】ブレードクリーニング方式の電子写真装
置に用いられる電子写真感光体の製造方法において、製
造途中で得られた粗面状態の感光体表面を、加圧あるい
は同時に加熱処理して平均面粗さ0.1μm以上0.5
μm以下に制御することで、画像性及びクリーニング良
好な電子写真感光体を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】クリーニングブレードの1例を示す正面図
(A)および側面図(B)である。
【図2】電子写真感光体へのクリーニングブレードの順
方向の当接を示す概略説明図である。
【図3】電子写真感光体へのクリーニングブレードのカ
ウンター方向の当接を示す概略説明図である。
【図4】クリーニングブレードの反転状態を示す概略説
明図である。
【図5】本発明の転写式電子写真装置の概略構成図であ
る。
【図6】電子写真装置をプリンターとして使用したファ
クシミリのブロック図である。
【図7】電子写真感光体の表面を処理する加圧加熱装置
の概略説明図である。
【符号の説明】
1 弾性部材 2 支持体 3 電子写真感光体 4 クリーニングブレード 5 加圧ローラー 6 支持ローラー 7 アルミ製芯金 8 シリコーンゴム層 9 ハロゲンヒーター 10 サーミスタ 11 温度制御装置 101 像担持体としてのドラム型感光体 102 コロナ帯電装置 103 露光部 104 現像手段 105 転写手段 106 クリーニング手段 107 前露光手段 108 像定着手段 L 光像露光 P 転写材 110 画像読取部 111 コントローラー 112 受信回路 113 送信回路 114 電話 115 回線 116 画像メモリ 117 CPU 118 プリンタコントローラー 119 プリンター
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 樫村 昇 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 雨宮 昇司 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ブレードクリーニング方式の電子写真装
    置に用いる電子写真感光体の製造方法において、製造途
    中で得られた粗面状態の該感光体表面に加圧あるいはそ
    れと同時に加熱処理を施すことを特徴とする、表面の平
    均粗さが0.1μm以上5.0μm以下の電子写真感光
    体の製造方法。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の製造方法により得られ
    たことを特徴とする電子写真感光体。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載の電子写真感光体を有す
    ることを特徴とする電子写真装置。
JP23589593A 1993-08-30 1993-08-30 電子写真感光体、該電子写真感光体の製造方法、及び該電子写真感光体を有する電子写真装置 Pending JPH0764299A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP23589593A JPH0764299A (ja) 1993-08-30 1993-08-30 電子写真感光体、該電子写真感光体の製造方法、及び該電子写真感光体を有する電子写真装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP23589593A JPH0764299A (ja) 1993-08-30 1993-08-30 電子写真感光体、該電子写真感光体の製造方法、及び該電子写真感光体を有する電子写真装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0764299A true JPH0764299A (ja) 1995-03-10

Family

ID=16992837

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP23589593A Pending JPH0764299A (ja) 1993-08-30 1993-08-30 電子写真感光体、該電子写真感光体の製造方法、及び該電子写真感光体を有する電子写真装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0764299A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6180299B1 (en) 1995-03-03 2001-01-30 Sharp Kabushiki Kaisha Photosensitive body for electrophotographical use and manufacturing method thereof
JP2008191338A (ja) * 2007-02-02 2008-08-21 Fuji Xerox Co Ltd 像保持体、プロセスカートリッジおよび画像形成装置

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6180299B1 (en) 1995-03-03 2001-01-30 Sharp Kabushiki Kaisha Photosensitive body for electrophotographical use and manufacturing method thereof
US6180300B1 (en) 1995-03-03 2001-01-30 Sharp Kabushiki Kaisha Photosensitive body for electrophotographical use and manufacturing method thereof
US6258500B1 (en) 1995-03-03 2001-07-10 Sharp Kabushiki Kaisha Photosensitive body for electrophotographical use and manufacturing method thereof
JP2008191338A (ja) * 2007-02-02 2008-08-21 Fuji Xerox Co Ltd 像保持体、プロセスカートリッジおよび画像形成装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH08184980A (ja) 電子写真感光体、該電子写真感光体を有するプロセスカ−トリッジ及び電子写真装置
JP3100071B2 (ja) 電子写真感光体の製造方法
JPH1020534A (ja) 電子写真感光体、プロセスカートリッジ及び電子写真装置
JPH06332217A (ja) 電子写真感光体及びそれを有する電子写真装置
JP3171295B2 (ja) 電子写真感光体、それを有する装置ユニット及び電子写真装置
JPH05113680A (ja) 電子写真感光体、該電子写真感光体を備えた電子写真装置並びにフアクシミリ
JPH0764299A (ja) 電子写真感光体、該電子写真感光体の製造方法、及び該電子写真感光体を有する電子写真装置
JPH07295271A (ja) 電子写真感光体及び電子写真装置
JPH05265243A (ja) 電子写真感光体、該電子写真感光体を備えた電子写真装置並びにファクシミリ
JPH0540358A (ja) 電子写真感光体
JP3365456B2 (ja) 電子写真感光体、該電子写真感光体を備えた電子写真装置及び装置ユニット
JP3337747B2 (ja) 電子写真感光体及びそれを有する電子写真装置
JP3332421B2 (ja) 電子写真感光体、該電子写真感光体を有する電子写真装置、装置ユニットおよびファクシミリ
JP3101469B2 (ja) 電子写真感光体、該電子写真感光体を有する電子写真装置及び装置ユニット
JPH08328269A (ja) 電子写真感光体、及び該感光体を用いた電子写真装置
JP2823942B2 (ja) 帯電用部材
JP3683992B2 (ja) プロセスカ−トリッジ及び電子写真装置
JP3308746B2 (ja) 電子写真感光体及び電子写真装置
JP2929558B2 (ja) 帯電用部材
JP3100072B2 (ja) 電子写真感光体の製造方法
JP2921715B2 (ja) 帯電用部材
JPH0545920A (ja) 電子写真感光体
JP3273423B2 (ja) 電子写真感光体、及び該感光体を有する電子写真装置
JPH04284459A (ja) 電子写真感光体
JPH05119503A (ja) 電子写真感光体、それを有する電子写真装置およびフアクシミリ