JPH0764340A - 静電荷像現像用キャリア及びその製造方法 - Google Patents

静電荷像現像用キャリア及びその製造方法

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JPH0764340A
JPH0764340A JP5209363A JP20936393A JPH0764340A JP H0764340 A JPH0764340 A JP H0764340A JP 5209363 A JP5209363 A JP 5209363A JP 20936393 A JP20936393 A JP 20936393A JP H0764340 A JPH0764340 A JP H0764340A
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JP
Japan
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resin
carrier
electrostatic charge
coating
charge image
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JP5209363A
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English (en)
Inventor
Masao Mochizuki
雅夫 望月
Shinji Sudo
晋二 須藤
Yasuo Matsumura
保雄 松村
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Fujifilm Business Innovation Corp
Original Assignee
Fuji Xerox Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 被覆樹脂量を多くすることにより、摩耗によ
る画質劣化を防止し、キャリアの抵抗の低下を抑制し、
キャリア付着を防止して安定した高画質の得られる静電
荷像現像用キャリア及びその製造方法を提供しようとす
るものである。 【構成】 磁性核体粒子上に、乾燥状態で混合し、溶融
被覆する方法で形成se第1の樹脂被覆層と、該層の上
に、同じ方法で形成された第2の樹脂被覆層からなる静
電荷像現像用キャリアであって、第1の樹脂のTgより
第2の樹脂のTgを低くしたことを特徴とする静電荷像
現像用キャリア及びその製造方法である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電子写真法、静電記録
法等により形成される静電潜像を二成分現像剤により現
像する際に用いられる静電荷像現像用キャリア及びその
製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】電子写真法など静電荷像を経て画像情報
を可視化する方法は、現在様々の分野で利用されてい
る。電子写真法においては、帯電、露光工程により感光
体上に静電潜像を形成し、トナーを含む現像剤で静電潜
像を現像し、転写、定着工程を経て可視化される。ここ
で用いられる現像剤には、トナーとキャリアからなる二
成分現像剤と、磁性トナーなどのようにトナー単独で用
いられる一成分現像剤とがあるが、二成分現像剤は、キ
ャリアが現像剤の攪拌・搬送・帯電などの機能を分担
し、現像剤として機能分離されているため、制御性がよ
いなどの特徴があり、現在広く用いられている。特に、
樹脂被覆を施したキャリアを用いる現像剤は、帯電制御
性が優れ、環境依存性、経時安定性の改善が比較的容易
である。また、現像方法としては、古くはカスケード法
などが用いられていたが、現在は現像剤搬送単体として
磁気ロールを用いる磁気ブラシ法が主流である。
【0003】二成分現像剤を用いる磁気ブラシ法には、
現像剤の帯電劣化による画像濃度の低下、著しい背景部
の汚れの発生、画像へのキャリアの付着による画像荒れ
及びキャリアの消費、さらには画像濃度ムラの発生など
の問題がある。画像へのキャリアの付着メカニズムは、
キャリアの抵抗が低下することにより、画像部に誘導電
荷が注入されてキャリアが付着するか、キャリアの帯電
量の上限制御が不十分であるために、現像後のキャリア
の帯電量が過剰になり、エッジ部にキャリアが付着する
ものと考えられている。近年、二成分現像剤では高画質
化を目的としてキャリアのより小径化が進み、キャリア
の自重が軽くなり、ますますキャリアの付着が問題にな
っている。現像システムの動向としては高速化があり、
機械内部で現像剤の受けるストレスはさらに増大し、そ
の分、信頼性の低下につながることが多い。
【0004】そこで、キャリアの抵抗の調整やキャリア
の帯電量を制御するために、樹脂で被覆した被覆キャリ
アが使用されてきた。そして、樹脂の被覆方法について
は、樹脂を溶剤に溶解した後、磁性核体粒子の表面を被
覆、乾燥する方法が一般的であるが、環境安全性に配慮
して被覆方法の見直し、改善が求められている。また、
磁性核体粒子と樹脂微粒子を機械的に混合して被覆層を
形成した後、樹脂微粒子を溶融して固定化する方法があ
るが、固形化の際に溶融した樹脂微粒子同志が接着した
り、樹脂微粒子を介して核体粒子同志が接着して大きな
粒子を形成するため、目的の粒径分布のキャリアを得よ
うとすると収率が低下するという問題がある。
【0005】特開平2─13970号公報では、核体粒
子と中間層を構成する樹脂とを混合攪拌した後、衝撃
力、剪断力等の機械的エネルギーを繰り返し付与して該
樹脂を強固に固定し、その上に摩擦帯電制御を行う樹脂
を上記と同様に固定する方法が提案されているが、この
方法で得たキャリアは表面に多数の凹凸ができるため、
トナーが付着し易く、安定した帯電性を長く維持するこ
とができない。また、軟化点の高い樹脂は強固に固定す
ることができず、使用する樹脂が制限される。
【0006】特開平3─263052号公報では、外層
を構成する樹脂より高い硬度を有する樹脂を溶剤に溶解
し、核体粒子に塗布して内層を形成した後、上記の樹脂
の溶剤溶液を塗布して外層を形成した現像剤用キャリア
が提案されているが、この種の溶剤溶液を塗布する方法
では、樹脂に溶剤溶解性が要求されるため、樹脂の選択
範囲が狭くなり、また、被覆樹脂量を大きくすることは
できない。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】そこで、本発明は、上
記の問題点を解消し、以下の特徴を有する静電荷像現像
用キャリア及びその製造方法を提供しようとするもので
ある。 キャリアの被覆樹脂量を多くして層厚を厚くすること
により、摩耗による画質劣化を防止できる。 キャリアの抵抗の低下を抑制することができ、その結
果、キャリア付着を防止して安定した高画質を確保する
とともに、キャリア消費を抑制できる。 キャリア被覆層の表面が平滑であるため、トナーの付
着を防止でき、帯電安定性を維持することができる。 核体粒子を樹脂で完全に被覆することより、感光体へ
の傷の発生及び黒点の発生を防止できる。 環境変動などによる帯電性変化を抑制して画質維持性
を改善できる。 黒ベタ及び細線再現に優れた画質を提供できる。 有機溶剤を用いないので、環境安全性が高い。 静電荷像現像用キャリアを効率的に製造できる。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、(1) 磁性核体
粒子上に、乾燥状態で混合し、加熱して溶融被覆する方
法で形成された第1の樹脂被覆層と、該層の上に、上記
と同じ方法で形成された第2の樹脂被覆層からなる静電
荷像現像用キャリアであって、第1の樹脂のガラス転移
点より第2の樹脂のガラス転移点を低くしたことを特徴
とする静電荷像現像用キャリア、及び(2) 磁性核体粒子
と第1の樹脂を乾燥状態で混合し、加熱して樹脂を溶融
して第1の被覆層を形成する工程と、第1の樹脂よりガ
ラス転移点の低い第2の樹脂と第1の被覆層を有する粒
子とを乾燥状態で混合し、加熱して樹脂を溶融して第2
の被覆層を形成する工程とを有することを特徴とする静
電荷像現像用キャリアの製造方法である。
【0009】上記の静電荷像現像用キャリアにおいて、
キャリアに対する第1及び第2の樹脂被覆層の合計被覆
量を3〜20重量%の範囲、特に5〜10重量%の範囲
とすることが好ましく、また、第2の樹脂より第1の樹
脂の帯電性がより高いものを選択することが好ましい。
又は、上記の製造方法において、第1の被覆層を形成す
る工程の加熱温度を180℃以上とすることが好まし
い。
【0010】
【作用】小径キャリアにおけるキャリア付着を防止する
には、キャリアの繰り返し使用後の電気抵抗値の低下を
抑えることが重要である。そのためには、核体粒子の表
面に樹脂を厚くコーティングすることが効果的である。
この場合、コーティングの均一性を保持できないと、経
時的な低抵抗化、感光体の損傷などの影響が大きくな
る。核体粒子への被覆樹脂量の増加は、被覆法により制
限され、溶剤溶液塗布法では約2重量%程度が限界であ
る。
【0011】本発明では、乾燥状態で混合した後、加熱
して樹脂を溶融して被覆する方法で、ガラス転移点の異
なる被覆用樹脂を2層に被覆することにより、被覆樹脂
量に対する制限を大幅に緩和することができ、3重量%
以上の樹脂量を核体粒子に均一にコートすることが可能
となった。そして、キャリア表面が完全に厚く樹脂被覆
されるため、電気的抵抗の経時的低下の問題も、感光体
への傷の問題も解消され、さらに、核体粒子の帯電性へ
の影響も無視でき、その結果、キャリア付着が防止さ
れ、安定した高画質が確保され、キャリア消費も抑制で
き、かつ、キャリア被覆層の表面が平滑化されるため、
トナーのキャリア表面への付着が防止され、帯電安定性
を維持することができるようになった。特に5重量%以
上の樹脂量を被覆した場合には、より耐久性が優れてお
り、特に高絶縁性が保たれるため、安定した帯電性が得
られる。
【0012】また、本発明のキャリアは、2層の樹脂被
覆を有するところから、被覆樹脂の選択の自由度が大き
くなり、帯電制御が容易になった。また、内層にやや高
帯電性の樹脂を用い、外層をやや低い帯電性の樹脂を用
いることにより、キャリアの劣化を抑制することが可能
になった。
【0013】本発明で使用する被覆樹脂としては、フッ
化ビニリデン、テトラフロロエチレン、ヘキサフルオロ
プロピレン、モノクロロトリフロロエチレン、モノクロ
ロエチレン、トリフロロエチレンなどのビニル系フッ素
含有モノマーの共重合体;スチレン、クロルスチレン、
メチルスチレンなどのスチレン類;メチルメタクリレー
ト、メチルアクリレート、プロピルアクリレート、ラウ
リルアクリレート、メタクリル酸、アクリル酸、ブチル
メタクリレート、ブチルアクリレート、2─エチルヘキ
シルアクリレート、エチルメタクリレートなどのα─メ
チレン脂肪族モノカルボン酸類;ジメチルアミノエチル
メタクリレートなどの含窒素アクリル類;アクリロニト
リル、メタクリロニトリルなどのニトリル類;2─ビニ
ルピリジン、4─ビニルピリジンなどのビニルピリジン
類;ビニルエーテル類;ビニルケトン類;エチレン、プ
ロピレン、ブタジエンなどのオレフィン類;メチルシリ
コン、メチルフェニルシリコン等のシリコン類の単独重
合体又は共重合体を挙げることができ、さらに、ビスフ
ェノール、グリコールなどを含むポリエステル類を挙げ
ることもできる。また、上記の併用樹脂を2種以上混合
して正負帯電トナー用の被覆組成とすることもできる。
【0014】本発明で使用する内層用樹脂は、ガラス転
移点が100℃以上であることが好ましい。100℃未
満であると、外層の樹脂の選択が制約され、外層のコー
ティングに十分な高温をかけられないと、均一な被膜の
形成が困難になる。内層用樹脂のガラス転移点の上限は
200℃程度である。外層用樹脂のガラス転移点は、内
層用樹脂のガラス転移点より5℃以上低いものが好まし
く、特に10℃以上低いものが好ましい。両者のガラス
転移点が近すぎると、外層形成時に内層が溶融し易く、
被覆量を多くするときには凝集物が増加する恐れがあ
り、被覆層が不均一になり易く、樹脂の片寄りが発生す
る。
【0015】被覆用樹脂の被覆量は、キャリアに対して
総量で3〜20重量%程度、好ましくは5〜10重量%
の範囲が画質、2次障害、帯電性などを同時に満たすた
めに適当である。内層の被覆量は0.5〜10重量部の
範囲が好ましい。特に帯電性の樹脂をこの範囲に被覆す
ることにより、帯電量の変化が少ないキャリアが得られ
る。また、外層は、0.1〜10重量部の範囲が好まし
い。この範囲に被覆することにより、耐久性が良好なキ
ャリアが得られる。
【0016】本発明で使用する核体粒子としては、鉄粉
末、フェライト粉末、造粒マグネタイトなど挙げること
ができる。核体粒子の平均粒径は20〜60μm程度の
ものを使用できる。20μmより小さいと、画像へのキ
ャリア付着が多くなり、60μmより大きくなると、線
画像とベタ黒画像の両立が難しく、高画質を得ることが
困難となる。
【0017】本発明のキャリアは、核体粒子と被覆用樹
脂とを乾燥状態で混合した後、加熱して被覆用樹脂を溶
融し、核体粒子を被覆するために、加熱型ニーダー、加
熱型ヘンシェルミキサー、UMミキサー、プラネタリー
ミキサーなどを使用することができる。本発明のキャリ
アは、平均粒径が20〜80μm、特に20〜70μm
の範囲が好ましい。
【0018】本発明のキャリアは、トナーと混合して2
成分現像剤として用いられる。トナーは結着樹脂中に着
色剤等を分散させたものであり、トナーに使用する結着
樹脂としては、スチレン、パラクロロスチレンなどのス
チレン類;エチレン、プロピレン、ブチレン、イソブチ
レンなどのモノオレフィン類;酢酸ビニル、プロピオン
酸ビニル、酪酸ビニル、安息香酸ビニルなどのビニルエ
ステル類;アクリル酸メチル、アクリル酸エチル、アク
リル酸ブチル、アクリル酸オクチル、アクリル酸ドデシ
ル、アクリル酸フェニル、メタクリル酸メチル、メタク
リル酸エチル、メタクリル酸ブチル、メタクリル酸ドデ
シルなどのα−メチレン脂肪族モノカルボン酸エステル
類;ビニルメチルエーテル、ビニルエチルエーテル、ビ
ニルブチルエーテルなどのビニルエーテル類;ビニルメ
チルケトン、ビニルヘキシルケトン、ビニルイソプロペ
ニルケトンなどのビニルケトン類等の単独重合体又は共
重合体を挙げることができる。特に、代表的な結着樹脂
としては、ポリスチレン、ポリエチレン、ポリプロピレ
ン、スチレン─アクリル酸アルキル共重合体、スチレン
─メタクリル酸アルキル共重合体、スチレン─アクリロ
ニトリル共重合体、スチレン─ブタジエン共重合体、ス
チレン─無水マレイン酸共重合体を挙げることができ
る。さらに、ポリエステル樹脂、ポリウレタン樹脂、エ
ポキシ樹脂、シリコーン樹脂、ポリアミド樹脂、変性ロ
ジン、パラフィンワックス類を挙げることができる。
【0019】トナーに用いる着色剤は、カーボンブラッ
ク、アニリンブラック、アニリンブルー、カルコイルブ
ルー、クロムイエロー、ウルトラマリンブルー、デュポ
ンオイルレッド、キノリンイエロー、メチレンブルーク
ロリド、フタロシアニンブルー、マラカイトグリーンオ
キサレート、ランプブラック、ローズベンガルなどを代
表的なものとして例示することができる。
【0020】着色剤以外のトナー成分としては、サリチ
ル酸金属塩、含金属アゾ化合物、ニグロシン、四級アン
モニウム塩等の荷電制御剤;低分子量ポリプロピレン、
低分子量ポリエチレン、ワックス等のオフセット防止剤
などの公知の成分を添加することができ、その中でも、
重量平均分子量500〜5000の低分子量ポリプロピ
レンが特に有効である。
【0021】トナーの製造は、上記のトナー材料を配合
し、バンバリーミキサー、ニーダーコーダー、CMミキ
サー、エクストルーダーなどを用いて混合し、溶融混練
し、粉砕分級することにより、平均粒径30μm以下、
特に3〜20μの微粒子とすることが好ましい。
【0022】さらに、シリカ、チタニア、アルミナ等の
流動化剤やポリスチレン微粒子、ポリメチルメタクリレ
ート微粒子、ポリフッ化ビニリデン微粒子等のクリーニ
ング助剤若しくは転写助剤などの外添剤を用いることが
でき、その中でも、一次平均粒径が5〜30μmの疎水
性が特に有効である。
【0023】
〔実施例1〕
(キャリアの製造)平均粒径50μmのフェライト(パ
ウダーテック社製)100重量部に、スチレン−MMA
共重合体(Tg=100℃,三菱レーヨン社製)2.5
重量部を配合し、1L小型ニーダーで5分間混合し、熱
媒温度200℃に設定して40分間攪拌混練した後、ヒ
ーターを切り、攪拌しながら50分間冷却し、その後、
75μmの篩で篩分を行って被覆粒子を得た。次いで、
該被覆粒子100重量部に、スチレン−nBMA共重合
体(Tg=55℃,三菱レーヨン社製)2.5重量部を
配合し、熱媒温度100℃に設定し、その他の条件は上
記と同様にして、55μmのキャリアを得た。
【0024】(トナーの製造)結着樹脂(スチレン−n
ブチルメタクリレート)86重量%、カーボンブラック
(キャボット社製BPL)8重量%、帯電制御剤(オリ
エント化学社製ボントロンNO4)2重量%、及び、ポ
リプロピレンワックス(三洋化成社製660P)4重量
%を用い、混練粉砕法により平均粒径9μのトナーを得
た。 (現像剤の作製)そして、トナー濃度6%となるよう
に、上記のトナーとキャリアを混合して現像剤を作製し
た。得られたキャリアをSEMで1000倍に拡大して
表面を観察したところ、芯材の下地が見えず、滑らかに
コーティングされていることが確認された。
【0025】(評価)この現像剤について、富士ゼロッ
クス社製VIVACE500改造機を用いて画質維持性
試験を行った。その結果、現像剤は10万枚複写後の画
像も問題がなく、画質維持性も良好であった。また、感
光体には傷の発生はみられなかった。さらに、高温高湿
下(28℃80%)、低温低湿(10℃30%)の環境
下でも鮮明な画像を得ることができた。また、キャリア
へのトナー付着が少なかった。
【0026】〔実施例2〕 (キャリアの製造)平均粒径60μmのマグネタイト
(富士電気化学社製)100重量部に、スチレン−MM
A共重合体(Tg=100℃,三菱レーヨン社製)2.
5重量部を配合し、1L小型ニーダーで5分間混合し、
熱媒温度200℃に設定して40分間攪拌混練した後、
ヒーターを切り、攪拌しながら50分間冷却し、その
後、105μmの篩で篩分を行って被覆粒子を得た。次
いで、該被覆粒子100重量部に、変性シリコン樹脂
(Tg=50℃,東レダウシリコーン社製)3重量部を
配合し、熱媒温度90℃に設定し、その他の条件は上記
と同様にして、65μmのキャリアを得た。得られたキ
ャリアをSEMで1000倍に拡大して表面を観察した
ところ、芯材の下地が見えず、滑らかにコーティングさ
れていることが確認された。
【0027】(現像剤の作製)トナーは実施例1と同じ
ものを用い、トナー濃度5%となるように、上記のトナ
ーとキャリアを混合して現像剤を作製した。 (評価)この現像剤について、富士ゼロックス社製FX
5039改造機を用いて画質維持性試験を行った。その
結果、現像剤は10万枚複写後の画像も問題がなく、画
質維持性も良好であった。また、感光体には傷の発生は
みられなかった。さらに、高温高湿下(28℃80
%)、低温低湿(10℃30%)の環境下でも鮮明な画
像を得ることができた。また、キャリアへのトナー付着
はなかった。
【0028】〔実施例3〕 (キャリアの製造)平均粒径40μmのフェライト(パ
ウダーテック社製)100重量部に、スチレン−PMM
A共重合体(Tg=110℃,綜研化学社製)2重量部
を配合し、1L小型ニーダーで5分間混合し、熱媒温度
200℃に設定して40分間攪拌混練した後、ヒーター
を切り、攪拌しながら50分間冷却し、その後、75μ
mの篩で篩分を行って被覆粒子を得た。次いで、該被覆
粒子100重量部に、スチレン−MMA共重合体(Tg
=100℃,三菱レーヨン社製)2重量部を配合し、熱
媒温度100℃に設定し、その他の条件は上記と同様に
して、45μmのキャリアを得た。得られたキャリアを
SEMで1000倍に拡大して表面を観察したところ、
芯材の下地が見えず、滑らかにコーティングされている
ことが確認された。
【0029】(現像剤の作製)トナーは実施例1と同じ
ものを用い、トナー濃度6%となるように、上記のトナ
ーとキャリアを混合して現像剤を作製した。 (評価)この現像剤について、富士ゼロックス社製VI
VACE500改造機を用いて画質維持性試験を行っ
た。その結果、現像剤は8万枚複写後の画像も問題がな
く、画質維持性も良好であった。また、感光体には傷の
発生はみられなかった。さらに、高温高湿下(28℃8
0%)、低温低湿(10℃30%)の環境下でも鮮明な
画像を得ることができた。また、キャリアへのトナー付
着はほとんどなかった。
【0030】〔比較例1〕 (キャリアの製造)実施例1に対し、平均粒径50μm
のフェライト(パウダーテック社製)100重量部に、
スチレン−MMA共重合体(Tg=100℃,三菱レー
ヨン社製)2重量部及びスチレン−nBMA共重合体
(Tg=55℃,三菱レーヨン社製)2重量部を配合
し、1L小型ニーダーで5分間混合し、熱媒温度200
℃に設定して40分間攪拌混練した後、ヒーターを切
り、攪拌しながら50分間冷却し、その後、75μmの
篩で篩分を行ってキャリアを得た。得られたキャリアを
SEMで1000倍に拡大して表面を観察したところ、
芯材の下地が見え、ところどころしかコーティングされ
ていなかった。
【0031】(現像剤の作製)トナーは実施例1と同じ
ものを用い、トナー濃度6%となるように、上記のトナ
ーとキャリアを混合して現像剤を作製した。 (評価)この現像剤について、富士ゼロックス社製VI
VACE500改造機を用いて画質維持性試験を行った
ところ、初期画質でややベタ黒にブラシ状にムラがみら
れ、1万枚複写後の画像は著しい濃度低下が見られた。
また、感光体には傷の発生がやや見られた。さらに、高
温高湿下(28℃80%)、低温低湿(10℃30%)
の環境下ではカブリが発生した。また、キャリアへのト
ナー付着が多かった。
【0032】〔比較例2〕 (キャリアの製造)実施例2に対し、スチレン−MMA
共重合体(Tg=110℃,三菱レーヨン社製)2重量
部をトルエン50重量部に溶解して樹脂溶液を調製し、
平均粒径60μmのマグネタイト(富士電気化学社製)
100重量部に溶液コーティングお行った。次いで、ス
チレン−nBMA共重合体(Tg=55℃,三菱レーヨ
ン社製)2重量部をパウダーコーティングし、105μ
mの篩で篩分を行ってキャリアを得た。得られたキャリ
アをSEMで1000倍に拡大して表面を観察したとこ
ろ、芯材の下地が見え、ところどころしかコーティング
されていなかった。
【0033】(現像剤の作製)トナーは実施例1と同じ
ものを用い、トナー濃度5%となるように、上記のトナ
ーとキャリアを混合して現像剤を作製した。 (評価)この現像剤について、富士ゼロックス社製FX
5039改造機を用いて画質維持性試験を行ったとこ
ろ、初期画質は問題がなかったが、2万枚複写後の画像
は著しい濃度低下が見られた。また、感光体には傷の発
生がやや見られた。さらに、高温高湿下(28℃80
%)、低温低湿(10℃30%)の環境下ではカブリが
発生した。また、キャリアへのトナー付着が多かった。
【0034】〔比較例3〕 (キャリアの製造)平均粒径50μmのフェライト(パ
ウダーテック社製)100重量部に、スチレン−MMA
共重合体(Tg=100℃,平均粒径0.4μm,三菱
レーヨン社製)2重量部配合し、YGG混合機(ヤヨイ
社製)5分間混合し、次いで、ハイブリダイザーNHS
−1装置(奈良機械社製)に移し、回転数7000rp
mで5分間衝撃力を繰り返し付与し、75μmの篩で篩
分して平均粒径52μmの被覆粒子を得た。この被覆粒
子100重量部に、スチレン−nBMA共重合体(Tg
=55℃,平均粒径0.5μm,三菱レーヨン社製)2
重量部を配合し、上記と同じ条件で平均粒径55μmの
キャリアを得た。得られたキャリアをSEMで1000
倍に拡大して表面を観察したところ、芯材の下地は見え
ないが、全体に凹凸が観察された。
【0035】(現像剤の作製)トナーは実施例1と同じ
ものを用い、トナー濃度6%となるように、トナーと上
記のキャリアを混合して現像剤を作製した。 (評価)この現像剤について、富士ゼロックス社製VI
VACE500改造機を用いて画質維持性試験を行った
ところ、初期画質でややベタ黒にブラシ状にムラがみら
れ、1万枚複写後の画像は著しい濃度低下が見られた。
また、感光体には傷の発生はほとんどみられなかった。
さらに、高温高湿下(28℃80%)、低温低湿(10
℃30%)の環境下ではカブリが発生した。また、キャ
リアへのトナー付着が多かった。
【0036】
【発明の効果】本発明は、上記の構成を採用することに
より、キャリアの帯電維持性を向上させることができ、
かつ、画像へのキャリアの付着が防止でき、濃度ムラや
地汚れのない優れた画質を得ることが可能になった。ま
た、キャリアの消費量を大幅に抑えることができるよう
になった。さらに、被覆用樹脂と核体粒子を予め乾燥状
態で混合してから溶融被覆することにより、キャリアの
効率的な製造を可能にした。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 磁性核体粒子上に、乾燥状態で混合し、
    加熱して溶融被覆する方法で形成された第1の樹脂被覆
    層と、該層の上に、上記と同じ方法で形成された第2の
    樹脂被覆層からなる静電荷像現像用キャリアであって、
    第1の樹脂のガラス転移点より第2の樹脂のガラス転移
    点を低くしたことを特徴とする静電荷像現像用キャリ
    ア。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の静電荷像現像用キャリア
    において、キャリアに対して第1及び第2の樹脂被覆層
    の合計被覆量を3〜20重量%の範囲としたことを特徴
    とする静電荷像現像用キャリア。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の静電荷像現像用キャリア
    において、第2の樹脂より第1の樹脂の帯電性をより高
    くしたことを特徴とする静電荷像現像用キャリア。
  4. 【請求項4】 請求項1〜3のいずれか1項に記載の静
    電荷像現像用キャリアを製造する方法において、磁性核
    体粒子と第1の樹脂を乾燥状態で混合し、加熱して樹脂
    を溶融して第1の被覆層を形成する工程と、第1の樹脂
    よりガラス転移点の低い第2の樹脂と第1の被覆層を有
    する粒子とを乾燥状態で混合し、加熱して樹脂を溶融し
    て第2の被覆層を形成する工程とを有することを特徴と
    する静電荷像現像用キャリアの製造方法。
  5. 【請求項5】 請求項4記載の静電荷像現像用キャリア
    の製造方法において、第1の被覆層を形成する工程の加
    熱温度を180℃以上としたことを特徴とする静電荷像
    現像用キャリアの製造方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004198663A (ja) * 2002-12-17 2004-07-15 Ricoh Co Ltd 電子写真用キャリア、現像剤、容器及び画像形成方法

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