JPH0764344A - 静電荷像現像剤 - Google Patents
静電荷像現像剤Info
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- JPH0764344A JPH0764344A JP5211421A JP21142193A JPH0764344A JP H0764344 A JPH0764344 A JP H0764344A JP 5211421 A JP5211421 A JP 5211421A JP 21142193 A JP21142193 A JP 21142193A JP H0764344 A JPH0764344 A JP H0764344A
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Abstract
該凹部が、結着剤と共にフッ素樹脂で充填され、芯材外
表面がシリコーン樹脂で被覆されているキャリア及びト
ナーからなる静電荷像現像剤。 【効果】 本発明の静電荷像現像剤は、初期使用時から
長期にわたって、キャリア抵抗及び帯電量を安定に維持
できる長寿命のものであって、その生産性も良好なもの
である。また本発明の静電荷像現像剤は、フルカラー対
応現像剤等のカラー現像剤への適用が特に好適である。
Description
式静電複写機等の画像形成装置において静電潜像を現像
する際に用いられる乾式二成分現像剤に関し、更に詳細
には、高画質でキャリアへのトナー固着が少なく長寿命
であり、更にカラー現像剤、特に他色表現を可能にする
フルカラー現像剤として好適な静電荷像現像剤に関す
る。
ープリンタ、乾式静電複写機等の画像形成装置に用いら
れる電子写真法は、米国特許第2,221,776号、同第2,29
7,691号、同第2,357,809号等の明細書に記載されている
ように、光導電性絶縁層を一様に帯電させ(帯電工
程)、次いでその層を露光せしめ、露光された部分の電
荷を消散させることによって静電気的な潜像を形成し
(露光工程)、更に該静電潜像に帯電したトナーと称さ
れる着色微粉末を付着せしめることによって可視化させ
(現像工程)、得られた可視像を転写紙等の転写材に転
写せしめた(転写工程)後、加熱、圧力あるいはその他
の適当な手段によって永久定着せしめる(定着工程)工
程からなるものである。
複数回繰り返し、定着することによって画像形成が行わ
れる。ただし、露光工程において、現像する色トナーの
補色に該当する色分解フィルターを通して、あるいはス
キャナーで読み取った像をレーザーなどで書き込むこと
により露光される。
には、大別して乾式現像法と湿式現像法とがある。前者
には、更に一成分系現像剤を用いる方法と、トナーとキ
ャリアからなる二成分系現像剤を用いる方法とがあり、
本発明は二成分系乾式現像剤に関する。二成分系乾式現
像剤を用いる方法に属するものには、トナーを搬送する
システムの種類により、磁性粉キャリアを用いる磁気ブ
ラシ現像法(米国特許第2,786,439号明細書)、幾分粗
いビーズキャリアを用いるカスケード現像法(米国特許
第2,618,551号明細書)等がある。
は、スチレン−アクリル共重合系(ポリスチレン系)樹
脂、ポリエステル系樹脂、エポキシ系樹脂等のトナー結
着樹脂(以下、「バインダー」と称する。)中に染料・
顔料等の着色剤、荷電制御剤、ワックス等の各種機能性
添加剤を混合分散させ、1〜30μm程度に粉砕した微粉
末が一般に使用されている。
像方式の場合、トナーは、鉄粉、フェライト粉等の磁性
キャリア粒子との混合によって生じる静電気的な引力
(クーロン力)によりキャリアに保持され、これがマグ
ネットロールに磁気吸引されて静電潜像面へ搬送され
る。トナーの帯電極性は、静電潜像の帯電極性により決
定され、正又は負の明確な極性と適切な電荷量を付与す
ることが要求される。トナーに所望の電荷を保持させる
には、キャリア側の芯材及び表面被覆材とトナー側の主
成分である樹脂との摩擦帯電性を利用することができる
が、この方法のみでは、トナー帯電量の調整の困難さ、
迅速に所望の帯電量に到達し難い等の点で満足できない
ことがしばしば起こり得る。従って、このような場合に
は、必要な画像濃度が得られなかったり、あるいは地肌
カブリが発生しやすいなど、画像そのものが満足のいく
レベルに達せず、不鮮明なものとなる。
の措置を行うことによって、トナーへの所望帯電量の迅
速な付与を可能にしている。
なわち連続現像による画質や帯電量の安定性が求めら
れ、更にフルカラー画像を再現可能にするカラー現像剤
においては色彩性能や透明性などの特別な特性が求めら
れる。これらの要素を安定に維持する目的で、従来、ト
ナー側からは、バインダー、荷電制御剤、その他の添加
剤の設計及び選択が検討されており、またキャリア側か
らも鉄粉の酸化処理法あるいはフェライト、マグネタイ
ト等の構成材料、更にこれら磁性粉の表面形状、表面コ
ーティング材料、その処理法等が種々検討されている。
ト、マグネタイト、鉄粉等が用いられている。これらの
うち、フェライトやマグネタイトは、鉄粉に比べて長寿
命ではあるが、高抵抗であり、ベタの輪郭にトナーが多
く極在化して中心部のトナー付着量が低下する(画像濃
度が低下する)エッジ現象や、ハーフトーン部の前方又
は後方が欠けてトナーが付着しない先端欠け又は後端欠
けが生じるという問題を有する。これらは、カラー画
像、特にカラー写真等の再現のような多色表現カラー画
像では、ほとんどの色がベタとハーフトーンの組合わせ
で表現されるため、大きな問題となる。従って、色彩性
能、透明性等の要求性能を満たした上で更に鮮明な高画
質のフルカラー画像を得るためには、これらエッジ現象
やハーフトーンの欠けの改善が必要不可欠である。
れをキャリア芯材として用いるとエッジ現象やハーフト
ーンの欠けを防止することができる。しかし、鉄粉はフ
ェライトやマグネタイトに比べ見掛け密度が大きく、現
像剤が現像槽中で受ける力が大きいため、キャリアのコ
ート剥離やキャリア表面へのトナーの融着等による帯電
量推移の変化や画質の劣化、背景かぶりの増加等の現象
を引き起こすなど、現像剤の短命化が問題となる。
呼ばれる多孔性の不定型鉄粉を用いて比重を小さくし、
現像トルクを低減させる方法も採られるが、キャリアを
多孔性にすると、その反復使用によって表面の凹部に次
第にトナーが充填され、トナーとの摩擦帯電が妨げられ
現像剤全体として高抵抗化し、時間の経過とともに現像
剤特性及び画質が劣化するという問題があった。実際
に、このような状態の現像剤を用いると、ベタの肌理が
粗く全体としてがさがさとした無機質な硬い感じのする
画像となり、これでは特にフルカラー対応現像剤には使
用できない。
のキャリア粒子を予備調製することによる改善方法が提
案されている(米国特許第3,970,571号明細書)。これ
は、トナーとキャリアを混合撹拌して現像剤を製造する
前に、あらかじめキャリア粒子を荷電制御剤とバインダ
ーからなる予備調製用トナーで撹拌混合し、現像剤使用
初期におけるトナーのキャリア表面の細孔への充填やス
カミング及びキャリア表面の摩損を意図的にもたらし、
次いで過剰の予備調製用トナーを除去した後、トナーと
混合して現像剤を製造する方法である。
動を低減できるものの予備調製時に必要以上にキャリア
のコーティング剤が剥離し、そこがトナー固着の核とな
ってトナースカムが成長を始めたり、予備調製用トナー
もトナーと類似の組成物であるため、その上に更にトナ
ーの蓄積が促進されるなど、逆にロングライフ性を減少
させてしまう点や、補給用トナーとは別に予備調製用の
粒度分布の異なるトナーの製造を行う必要がある点、更
にその予備調製時間が数時間にも及ぶため、現像剤の生
産性が著しく低下してしまう点などの大きな問題があっ
た。
コンディショニング処理を必要とすることなく、現像剤
の帯電量を長期にわたって安定に維持する方法も提案さ
れている。
密度の小さい磁性コアに体積固有抵抗が1.0Ω・cm以下の
導電性樹脂組成物をアンダーコートし、その上に1×10
5乃至1×1020Ω・cmの樹脂をトップコートし、キャリア
の抵抗を制御する方法(特開昭64-88557号公報)やその
類似の方法(特開平4-324457号公報)が提案されてい
る。また、凹部を有する酸化鉄粉キャリア芯材の凹部に
導電材を埋め込み、かつその外表面をシリコーン樹脂又
はフッ素樹脂で被覆する方法(特開平1-133067号公報)
も示されている。
特開平4-324457号公報に記載の方法は、球状キャリアの
抵抗の制御によるエッジ効果低減等の画質向上が主目的
であり、スポンジ状の多孔質鉄粉キャリアに対しては、
コート量が少ないために高速の現像システムで使用した
場合、依然としてキャリア表面のトナー固着を防止する
ことができないという問題があった。
写真用キャリアの場合、スポンジ状の多孔質鉄粉のよう
な凹部の大きなコアを用いた場合は、高速で使用すると
トップコートが剥離して導電性物質が漏れ出し、キャリ
アの帯電保持特性を著しく低下させてしまうという問題
が残っていた。
あって、その目的は現像剤の生産性を損なうことなく、
初期使用時から長期にわたってキャリア抵抗及び帯電量
を安定に維持でき、特にカラー現像剤に好適に適用でき
る静電荷像現像剤、すなわち良好な画質特性、特にベタ
のエッジ現象による画像濃度低下及びハーフトーンの欠
けが起こらないという特性を有する静電荷像現像剤を提
供することにある。
情において、鋭意研究を重ねた結果、スポンジ状の多孔
質鉄粉の凹部に結着剤と共にフッ素樹脂を充填し、芯材
外表面をシリコーン樹脂で被覆したキャリアを用いた現
像剤は、初期から充分な画像濃度を確保することがで
き、ベタのエッジ現象やハーフトーンの欠けを消失さ
せ、キャリア抵抗及び帯電量を安定に維持できるロング
ラン性の高いものであり、カラー現像剤への適用に特に
好適であることを見出し、本発明を完成した。
孔性の不定型鉄粉の当該凹部が、結着剤と共にフッ素樹
脂で充填され、芯材外表面がシリコーン樹脂で被覆され
ているキャリア及びトナーからなることを特徴とする静
電荷像現像剤に係るものである。
ある表面に凹部を有する多孔性の不定型鉄粉は、スポン
ジ鉄粉と呼称されるものであり、代表的なものとして
は、鉄鉱石を還元して製造する鉄鉱石還元鉄粉、ミルス
ケールを還元して製造するミルスケール還元鉄粉、鋼の
溶湯を細孔から流出して冷却粉末化した球状のアトマイ
ズ鉄粉、鋼の薄片を窒化し粉砕後脱窒素処理をした窒化
鉄粉等が挙げられるが、これらのうち、かさ比重が3.5g
/cm3以下、平均粒径が30〜100μmで、各粒子に凹凸の
差が10μm以上のものが好ましい。
化され表面にFe2O3(いわゆる錆)が生じてしまうた
め、強制酸化により比較的高抵抗の安定な酸化薄膜で覆
い、この処理度合いでキャリアの電気抵抗を調整するこ
とが出来る。
して利用するために、一般的に表面をある種の樹脂でコ
ートする場合がある。本発明においては、芯材外表面の
凹部をあらかじめフッ素樹脂にて充填し、更に表面全体
をシリコーン樹脂にてコートしたものをキャリアとして
用いた。また、凹部に充填されるフッ素樹脂と芯材との
結着性を上げるために結着剤を混在させた。
フッ化ビニリデン、トリフルオロエチレン、テトラフル
オロエチレン、ヘキサフルオロプロピレン等の単独重合
体又は共重合体が挙げられる。更に具体的には、テトラ
フルオロエチレン−ヘキサフルオロプロピレン共重合
体、フッ化ビニリデン−トリフルオロエチレン共重合
体、フッ化ビニリデン−テトラフルオロエチレン共重合
体、フッ化ビニリデン−ヘキサフルオロプロピレン共重
合体等が挙げられる。これらのうち、四フッ化エチレン
又はフッ化ビニリデンを単量体の一つとして用いたフッ
素樹脂が好ましい。フッ化ビニリデン系樹脂の場合、単
量体としてフッ化ビニリデンを40〜80重量%用いたもの
が好ましい。
との結着性を上げるために用いられる結着剤としては、
ポリアミド系樹脂又はエポキシ系樹脂が好ましい。ポリ
アミドイミド樹脂としては、例えば式(1)
として挙げられる。
ドイミド樹脂又はエポキシ樹脂との比率は、例えば、ポ
リアミドイミド樹脂を含む四フッ化エチレン系樹脂の場
合は、ポリアミドイミド樹脂含有量が10〜40重量%であ
るものが好ましく、エポキシ樹脂を含む四フッ化エチレ
ン系樹脂の場合は、エポキシ樹脂含有量が10〜40重量%
であるものが好ましい。
られるシリコーン樹脂は、現像剤に要求される帯電性能
などに応じて適宜選択されるが、例えば常温硬化型や熱
硬化型のメチルジメチルシリコーン、メチルフェニルシ
リコーン等のほか、これらに架橋剤としてオキシム基や
カップリング剤を導入したものや、結着性を高めるため
にアルキッド変性、エポキシ変性、アクリル変性、ポリ
エステル変性、フェノール変性、メラニン変性、ウレタ
ン変性等の変性シリコーンも用いることができる。
脂の充填方法としては特に限定されないが、例えば粉末
の樹脂に適度な機械的シェアをかけて充填する方法、コ
ート材を溶媒と共に多孔質鉄粉に噴霧する方法、コート
材を含む溶液又は分散液に多孔質鉄粉を浸漬して凹部に
充填させる方法等が挙げられる。充填方法が、機械的に
適度なシェアを与える装置によるものである場合、その
装置は特に限定されることはなく、例えば、アトライタ
ー、振動ミル、水平円筒形、V型、W型の容器回転型混
合機、ナウターミキサー等が用いられる。また、スプレ
ー法や浸漬法による充填の場合、コート材は、溶媒に分
散した状態でも、完全に溶解した状態で処理してもよ
い。充填後、必要に応じて過剰の結着剤及びフッ素樹脂
を除去する。充填時の結着剤及びフッ素樹脂の量は、芯
材の鉄粉重量に対して、0.1〜10重量%、より好ましく
は0.3〜3重量%とするのが好ましい。
樹脂をメチルエチルケトン、テトラヒドロフラン等の分
散媒に分散させ、上記の凹部に結着剤及びフッ素樹脂を
充填した多孔質鉄粉を浸漬させるか、又はその分散液を
この鉄粉にスプレーし、続いて150〜300℃で熱硬化する
ことによって行われる。コーティング量は、鉄粉重量に
対して乾燥重量で0.1〜10重量%、特に0.1〜5重量%と
するのが好ましい。
によりキャリアの抵抗値が上昇して十分に低抵抗化でき
ない場合には、凹部に充填するフッ素樹脂や表面を被覆
するシリコーン樹脂と共に、導電性物質を混在添加する
ことも非常に有効である。
質としては、例えばVulcan XC-72(Cabot社製)、KETJE
N black EC(LIONAKUZO社製)、TOKABLACK 5500,同450
0(東海カーボン(株)製)、CONDUCTEX 975(COLUMBIAN
CARBON社製)、Printex L(Degussa社製)等の導電性カ
ーボンブラック;例えばEXP-1 Powder(小原化工(株)
製)等の導電性グラファイト;その他無機微粉末とし
て、導電性酸化亜鉛、T-1(三菱マテリアル社製)等の
アンチモンなどにより表面処理された酸化スズ、SE-032
6(BASF社製)等の四三酸化鉄粉などが挙げられる。こ
れらの導電性物質の粒径は0.01〜5μmが好ましい。
せて使用されるトナーは特に限定されないが、特にフル
カラー対応トナーが好適である。カラー現像剤、特にイ
エロー、マゼンタ及びシアンの3色又はこれにブラック
を加えた4色の組合わせで多色表現できるフルカラー対
応現像剤では、現像剤特性として、色彩性能や透明性に
優れることが要求される。すなわち、トナーはバインダ
ーと現像剤を主成分とするが、バインダーには良好な透
明性が、着色剤には良好な色彩性能が要求される。
ーには、色の異なる複数の重なった各トナー層を光が透
過する際、合成された色の再現性が原稿に忠実であるこ
とが要求されるばかりでなく、オーバーヘッドプロジェ
クター用トランスペアレンシーフィルム(OHP用フィル
ム)へ転写・定着したトナー画像のOHP投影像の透明性
が優れていること、すなわち分光透明特性が良好である
ことも併せて要求される。
は、バインダーは、定着工程において所定の温度で急速
に融解する性質、すなわちシャープメルト性を有するこ
とが好ましい。従ってトナーの保存性を考慮すればバイ
ンダーのガラス転移温度は55℃以上で、かつ上記したシ
ャープメルト性を有するためには重合度(分子量)が適
度に小さく、分子量分布幅の狭い高分子化合物が適して
いる。一般に分子量分布幅は重量平均分子量(Mw)/数
平均分子量(Mn)で表され、Mw/Mnが大きくなると温度
に対して樹脂の融解する性質は緩慢なものとなる。バイ
ンダーのMnは5000以下、Mw/Mnは4.0以下の範囲にあるの
が好ましく、Mnが5000を超え、又はMw/Mnが4.0を超える
と良好な透明性が得られなくなる。
ポリエステル系、ポリスチレン(又はスチレン−アクリ
ル共重合)系 、エポキシ系、ポリプロピレン系、ポリ
エチレン系等の樹脂が用いられる。中でも本発明に好適
なバインダーはポリエステル系樹脂であり、該ポリエス
テル樹脂の製造に用いられる多価カルボン酸類として
は、例えばフマル酸、マレイン酸、フタル酸、イソフタ
ル酸、テレフタル酸、トリメリット酸、コハク酸、アジ
ピン酸等のカルボン酸、カルボン酸無水物又は低級アル
キルエステルが用いられる。また多価アルコール類とし
ては、例えばエチレングリコール、ジエチレングリコー
ル、トリエチレングリコール、プロピレングリコール、
ブタンジオール、ネオペンチルグリコール、ポリオキシ
エチレン(2.2)-2,2′-ビス(4-ヒドロキシフェニル)プロ
パン、ポリオキシプロピレン(2.2)-2,2′-ビス(4-ヒド
ロキシフェニル)プロパン、水素添加ビスフェノール
A、グリセリン等が用いられる。また、必要に応じてモ
ノカルボン酸類やモノアルコール類を加えることができ
る。
させるために、三原色の各トナーが良好な分光反射特性
を有する必要があり、三原色トナーの重畳部が極めて彩
度の低い黒を呈する必要がある。
の有機顔料及び染料が使用され、同一色相の有機顔料及
び染料が単独で又は併用される。例えば、黒色用着色剤
としては、サーマルブラック法、アセチレンブラック
法、チャンネンブラック法、ランプブラック法等により
製造される各種のカーボンブラックが挙げられる。また
カラー用着色剤としては、イエロー用として、カラーイ
ンデックスに記載されているC.I.ピグメントイエロー14
とC.I.ソルベントイエロー30の組合わせ、C.I.ピグメン
トイエロー12とC.I.ソルベントイエロー77の組合わせ等
が、マゼンタ用として、C.I.ピグメントレッド48:2とC.
I.ソルベントレッド49の組合わせ、C.I.ピグメントレッ
ド58:2とC.I.ソルベントレッド52の組合わせ等が、シア
ン用として、C.I.ピグメントブルー15:3とC.I.ソルベン
トブルー69の組合わせ、C.I.ピグメントブルー15:3とC.
I.ソルベントブルー23の組合わせ等が挙げられる。
例えば有機顔料と染料を併用する場合には、バインダー
100重量部に対し有機顔料は1.0〜5.0重量部、特に1.0〜
3.0重量部が好ましく、染料は0.05〜2.0重量部、特に0.
1〜1.5重量部が好ましい。有機顔料が5重量%を超える
と、OHP用フィルムに定着した画像の投影像が隠蔽力の
強い、暗く彩度の低いものとなり、1.0重量部未満では
所望の画像濃度が得られない。染料が2.0重量%を超え
ると、熱や光による堅牢性が低下し、また温湿度環境の
変化に影響され、トナーの帯電量が低下して地肌カブリ
等による画像品質の低下やトナーの飛散による機内汚染
が生じたり、更に染料のブリード性により感光体へのフ
ィルミングやキャリアへのスペントが生じ現像剤の安定
性が著しく損なわれる。また染料が0.05重量%未満では
所望の画像濃度が得られない。
合することにより、本発明の静電荷像現像剤が得られ
る。
明するが、本発明はこれらに何ら限定されるものではな
い。
チレングリコール 52.1重量部及びジメチルテレフタレ
ート 410.2重量部を仕込み、220℃で脱メタノール縮合
反応を行い、メタノールの留出が終了した時点で、トリ
メリット酸無水物55.3重量部を加えて更に反応させ、軟
化点(SP)=104.5℃、ガラス転移点(Tg)=62.4℃、
ゲル・パーミネーション・クロマトグラフィー(GPC)
におけるポリスチレン換算の数平均分子量(Mn)=318
0、Mw/Mn=3.82のポリエステル樹脂を得た。該樹脂は微
褐色透明であったが、カラートナー用バインダーとして
色彩への影響は無視し得る程度であった。
ビス(4-ヒドロキシフェニル)プロパン 350.0重量部、フ
マル酸 116.0重量部及びハイドロキノンモノメチルエー
テル 0.2重量部を仕込み、徐々に昇温し、210℃で脱水
縮合反応を行い、SP=98.6℃、Tg=60.5℃、GPCによるM
n=3100、Mw/Mn=3.12のポリエステル樹脂を得た。該樹
脂は微褐色透明であったが、カラートナー用バインダー
として色彩への影響は無視し得る程度であった。
の凹部に芯材100重量部に対して1重量部のテフロンS95
4-100(デュポン社製)と0.2重量部の式(1)で表される
ポリアミドイミド樹脂を、アトライターにより機械的に
適度なシェアをかけて充填した。次いでこれにメチルジ
メチルシリコーン樹脂として2重量部のSR-2400(東レ
ダウコーニング社製)をトルエンに分散させた樹脂分散
液を流動コーティング装置を用いてスプレーコートした
後、流動層にて250℃で約30分間熱処理を行い、硬化す
ることにより表面全体を被覆し、キャリアを得た。また
合成例1で得られたバインダーに銅フタロシアニンKET
Blue-111(大日精化工業社製)、荷電制御剤ボントロン
P-51(オリエント化学社製)等を配合し、混練、粉砕、
分級等の工程を経てシアントナーを得た。このキャリア
とシアントナーを混合して得られたシアン現像剤の耐刷
評価を行った結果、エッジ現象は全くなく、後端欠けも
ほとんど確認できなかった。また、キャリア表面へのス
ペントも大幅に減少した。更に、100,000枚の耐刷での
画像濃度の変化幅は1.2から1.5の間で安定しており、か
ぶりなども問題なかった。帯電量の変化も、初期20μc/
gに対し100,000枚後では15μc/gであり、小さいもので
あった。
及び導電剤として0.1重量部のカーボンブラックをテフ
ロンS954-101(デュポン社製)1重量部に混在添加し、
メチルエチルケトンに分散させ、これに表面に凹部を有
する多孔性の不定型鉄粉芯材100重量部を浸漬すること
により該凹部に充填させた。次いで、2重量部のメチル
ジメチルシリコーン樹脂SR-2410(東レダウコーニング
社製)をトルエンに分散させた樹脂分散液を流動コーテ
ィング装置を用いてスプレーコートした後、流動層にて
250℃で約30分間熱処理を行い、硬化することにより表
面全体を被覆し、キャリアを得た。また合成例2で得ら
れたバインダーにピグメントイエローY-2(大日精化工
業社製)、荷電制御剤ボントロンP-51(オリエント化学
社製)等を配合し、混練、粉砕、分級等の工程を経てイ
エロートナーを得た。このキャリアとイエロートナーを
混合して得られたイエロー現像剤の耐刷評価を行った結
果、現像剤の抵抗が低下し(現像剤電流値が上昇し)、
エッジ現象や後端欠けは実施例1より更に改善された。
また、キャリア表面へのトナー付着、画像濃度の変化及
びかぶりの程度は実施例1と同程度であった。
重量部を2重量部のメチルジメチルシリコーン樹脂SR-2
400(東レダウコーニング社製)で被覆して得られたキ
ャリアを混合して得られたシアン現像剤の評価を行った
結果、最初の一枚目からエッジ現象や後端欠けが起こ
り、画質を著しく損ねた。
多孔性の不定型鉄粉芯材の凹部をフッ素樹脂で充填する
ことなく、表面全体を3重量部のメチルジメチルシリコ
ーン樹脂SR-2410(東レダウコーニング社製)で被覆し
て得られたキャリアを混合して得られたシアン現像剤の
耐刷評価を行った結果、初期的な画質としてはエッジ現
象や後端欠けは観察されなかったが、耐刷とともにキャ
リアの凹部にトナーが埋没し、現像剤の抵抗が大きく上
昇したためベタなどの肌理が極端に悪くなった。
多孔性の不定型鉄粉芯材の凹部に結着剤としてポリアミ
ドイミド樹脂(1)を混在添加した1重量部のテフロンS95
4-100(デュポン社製)を充填し、かつ表面全体を2重
量部のテフロンS954-100で被覆して得られたキャリアを
混合して得られたシアン現像剤の耐刷評価を行った結
果、エッジ現象や後端欠けは観察されなかったが、ベタ
の肌理が、キャリア表面をシリコーン樹脂で被覆した実
施例1に比べて悪かった。
から長期にわたって、キャリア抵抗及び帯電量を安定に
維持できる長寿命のものであって、その生産性も良好な
ものである。また本発明の静電荷像現像剤は、フルカラ
ー対応現像剤等のカラー現像剤への適用が特に好適であ
る。
Claims (4)
- 【請求項1】 表面に凹部を有する多孔性の不定型鉄粉
の当該凹部が、結着剤と共にフッ素樹脂で充填され、芯
材外表面がシリコーン樹脂で被覆されているキャリア及
びトナーからなることを特徴とする静電荷像現像剤。 - 【請求項2】 当該凹部に充填されるフッ素樹脂が、四
フッ化エチレン系樹脂又はフッ化ビニリデン系樹脂であ
り、フッ素樹脂と共に用いられる結着剤が、ポリアミド
イミド系樹脂又はエポキシ系樹脂である請求項1記載の
静電荷像現像剤。 - 【請求項3】 当該凹部及び/又は芯材外表面に導電性
物質を混在添加させた請求項1又は2記載の静電荷像現
像剤。 - 【請求項4】 カラー現像剤である請求項1〜3のいず
れかに記載の静電荷像現像剤。
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|---|---|---|---|
| JP21142193A JP3186362B2 (ja) | 1993-08-26 | 1993-08-26 | 静電荷像現像剤の製造方法 |
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| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21142193A JP3186362B2 (ja) | 1993-08-26 | 1993-08-26 | 静電荷像現像剤の製造方法 |
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|---|---|
| JPH0764344A true JPH0764344A (ja) | 1995-03-10 |
| JP3186362B2 JP3186362B2 (ja) | 2001-07-11 |
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Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP21142193A Expired - Fee Related JP3186362B2 (ja) | 1993-08-26 | 1993-08-26 | 静電荷像現像剤の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3186362B2 (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0762224A3 (en) * | 1995-08-11 | 1997-09-24 | Mita Industrial Co Ltd | Vehicle agent |
| JP2007133100A (ja) * | 2005-11-09 | 2007-05-31 | Canon Inc | 補給用現像剤及びそれを用いた現像方法 |
| EP1962143A1 (en) * | 2007-02-20 | 2008-08-27 | Powdertech Co., Ltd. | Resin-filled ferrite carrier for electrophotographic developer and electrophotographic developer using the ferrite carrier |
| JP2008287243A (ja) * | 2007-04-20 | 2008-11-27 | Canon Inc | 画像形成装置 |
| JP2022161686A (ja) * | 2021-04-09 | 2022-10-21 | キヤノン株式会社 | 磁性キャリア、磁性キャリアの製造方法、二成分現像剤、及び補給用現像剤 |
-
1993
- 1993-08-26 JP JP21142193A patent/JP3186362B2/ja not_active Expired - Fee Related
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0762224A3 (en) * | 1995-08-11 | 1997-09-24 | Mita Industrial Co Ltd | Vehicle agent |
| JP2007133100A (ja) * | 2005-11-09 | 2007-05-31 | Canon Inc | 補給用現像剤及びそれを用いた現像方法 |
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| Publication number | Publication date |
|---|---|
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