JPH0764812A - デュアルコンピュータシステムの同期制御方法 - Google Patents

デュアルコンピュータシステムの同期制御方法

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JPH0764812A
JPH0764812A JP5213667A JP21366793A JPH0764812A JP H0764812 A JPH0764812 A JP H0764812A JP 5213667 A JP5213667 A JP 5213667A JP 21366793 A JP21366793 A JP 21366793A JP H0764812 A JPH0764812 A JP H0764812A
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JP
Japan
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computer
processing
communication control
control unit
transmission
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JP5213667A
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English (en)
Inventor
Naomi Tamura
奈緒美 田村
Akira Honda
昭 本多
Toru Ishikawa
徹 石川
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Hitachi Ltd
Hitachi Computer Engineering Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Hitachi Computer Engineering Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 障害発生によるコンピュータのダウンをシス
テムダウンにしない、負荷のかからない簡単な2重系シ
ステムを実現すること。 【構成】 それぞれがデータ処理部12、22と通信制
御部11、21を持つ2台のコンピュータ1および2か
らなるデュアルシステムおいて、それぞれのコンピュー
タのデータ処理部は処理対象からの入力イベントに対す
るデータ処理を行って自通信制御部に処理結果を出力す
るための出力要求を出し、出力要求を受けた一方のコン
ピュータ1の通信制御部11は処理対象3a〜3cに処
理結果を送信すると同時に送信結果を他方のコンピュー
タ2に転送し、他方のコンピュータ2の通信制御部21
は上記一方のコンピュータ1から転送された送信結果を
自コンピュータ2の送信結果とし処理対象への処理結果
の送信を簡略している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、デュアルコンピュータ
システムの同期制御方法に関し、特にデータ処理部が同
期を意識しなくてもよいようにした同期制御方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】オンラインシステム技術において、信頼
性向上の目的でシステム構成を2重化することは従来か
ら広く行われている技術である。システムの2重化の方
式としては、デュープレックス方式とデュアル方式が一
般によく知られている。デュープレックス方式は、通常
は、2重化システムのうち一方をオンラインで使用し、
他方をバッチ処理に使用しており、オンライン系に障害
が発生した場合にスタンバイになっているバッチ処理系
システムに切り替えてオンライン処理を継続できるよう
にしたものである。そのため、デュープレックス方式
は、通常時には2系統のシステムがそれぞれ別の仕事に
振り向けられるので経済的であるが、障害発生時の回復
時間が長くなる。
【0003】一方、デュアル方式は、常時2系統のシス
テムを並列に同一処理を行わせており、相互に回答をチ
ェックするとともに、相手側システムを監視し、相手側
に異常が発生した場合には自動的に相手側システムを切
り離すようにしたシステムである。そのため、デュアル
方式は、正確であって信頼性は高いが、プログラムが複
雑になるとともに、異常が起こらない場合も常時2つの
システムで同一処理を行わせる必要があるため、システ
ムが高価になってしまう。
【0004】一般に、銀行のオンラインシステムや電力
系統の制御システムにおいては、システムに障害が発生
した場合に社会に大きな混乱を引き起こしてしまう可能
性が大きい。このため、このようなシステムでは、高信
頼性が最重要課題であり、2系列運転方式が採用され、
システムを制御するコンピュータに対して、上述したよ
うな高価なデュアル方式を採用している。すなわち、処
理対象に対して2台のコンピュータが同じ処理機能をも
ち、一方のコンピュータが故障したり、保守点検したり
するときには他方のコンピュータに処理を行なわせる。
特開昭60−19288号公報に記載されているよう
に、デュアル結合型コンピュータシステムにおいては、
2つのコンピュータが並列処理で実行中または実行可能
にしておくためのチェック手段として、互いの並列の処
理ステップに同期をとって入力データ、ステップの確認
を取ることが行なわれる。さらに同期ずれを検知しオペ
レータに通知する手段をもったものも提案されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、銀行
のオンラインシステムや電力系統の制御システムにおい
ては、信頼性を高くする不可欠であるために高価なデュ
アル方式を採用し、互いの並列の処理ステップに同期を
とって入力データ、ステップの確認を取ることが行なわ
れている。一方、店舗システムにおいても、同様に信頼
性向上のため2重系方式が採られる場合がある。しかし
ながら、店舗システムでは、銀行のオンラインシステム
のように、極度に高い信頼性を必要としない。従って、
店舗システムの場合の2重系の狙いは、処理結果の2重
チェックではなく、1台のコンピュータが障害発生によ
ってダウンした場合、もう1台のコンピュータを稼働さ
せることによってシステム全体としてのダウンを防止す
るものである。このように、店舗システムで採用される
2重系方式は、銀行オンラインシステムで行なっている
ような処理結果の2重チェックを行なう負荷の高いシス
テムは必要ではなく、より負荷のかからない簡単な構成
の2重系システムが要求されている。本発明の目的は、
データ処理部が同期制御を意識しなくてもよいようにし
て、同期制御の簡略化を図り、より簡単なデュアルシス
テムを構築することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、それぞれがデータ処理部と通信制御部を
持ち同じ処理機能を有する2台のコンピュータを並列的
に設けたデュアルコンピュータシステムの同期制御方法
において、それぞれのコンピュータのデータ処理部は処
理対象からの入力イベントに対するデータ処理を行って
対応する通信制御部に処理結果を出力するための出力要
求を出し、出力要求を受けた一方のコンピュータの通信
制御部は処理対象に処理結果を送信すると同時に送信結
果を他方のコンピュータに転送し、他方のコンピュータ
の通信制御部は上記一方のコンピュータから転送された
送信結果を自コンピュータの送信結果とし処理対象への
処理結果の送信を簡略するようにしたことを特徴とす
る。
【0007】
【作用】本発明は、一方のコンピュータで発生した入力
イベントを他方のコンピュータへ転送することによる同
一イベントの保証と、他方のコンピュータの送信処理の
簡略、処理対象への送信を起点にパケット送信数とメッ
セージ交換と処理結果の連絡による同期処理を、データ
処理部を除く通信制御部内で行うことにより、より高速
で、様々なデータ処理アプリケーションに対して簡便に
デュアルシステムを実現することを可能とする。
【0008】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を用いて説明す
る。図1は、本発明のデュアルシステムの一実施例の全
体構成図である。本実施例は、銀行オンラインシステム
ほど高信頼性を要求されない、例えば、POS端末を有
するデュアル構成のPOSシステムに適用される。図1
において、1はマスタコンピュータ、2はバックアップ
コンピュータ、3a、3b、3cは端末(例えば、PO
S端末)である。マスタコンピュータ1、バックアップ
コンピュータ2および端末3a、3b、3cは通信回線
4、5、6を介して相互に接続されている。図1のシス
テムにおいて、マスタコンピュータ1とバックアップコ
ンピュータ2は、端末3a、3b、3cから問合せを受
け、問合せに対するデータ処理を行った後、端末3a、
3b、3cに応答を返すシステムである。マスタコンピ
ュータ1とバックアップコンピュータ2がデュアル方式
で稼動する場合は、端末3a、3b、3cからの問合せ
は通信回線4からマスタコンピュータ1に取り込まれ、
さらに、通信回線5を経由し、バックアップコンピュー
タ2にも取り込まれる。この場合は通信回線6を使用し
ない。デュアルシステムとして動作中にマスタコンピュ
ータ1がダウンした場合には、端末3a、3b、3cか
らの問合せは通信回線6を経由してバックアップコンピ
ュータ2に取り込まれる。
【0009】次に、図1をさらに詳細に説明する。11
はマスタコンピュータ1内の通信制御部、12aおよび
12bはデータ処理部(それぞれの処理部はマスタコン
ピュータ1が行う複数の処理タスク、例えば商品の売買
に関するデータ処理タスク、価格の変更に関するデータ
処理タスクなどを表す)である。21はバックアップコ
ンピュータ2内の通信制御部、22aおよび22bはデ
ータ処理部(それぞれの処理部はバックアップコンピュ
ータ2が行う複数の処理タスクを表す)である。端末3
a、3b、3cから通信回線4を介して送られてくる問
合せは、先ず、マスタコンピュータ1の通信制御部11
に受信データとして取り込まれる。通信制御部11は受
信データを受けたことをデータ処理部12aまたは12
bに連絡すると同時に通信回線5を経由してバックアッ
プコンピュータ2へ該受信データを転送する。転送され
た受信データはバックアップコンピュータ2の通信制御
部21に入り、受信データを受けたことをデータ処理部
22aまたは22bに連絡する。
【0010】データ受信の連絡を受けたデータ処理部1
2a、22aもしくは12b、22bは、問合せに応じ
たデータ処理を実行し、処理結果を応答として端末へ送
り出す。処理結果はデータ処理部12a、22aもしく
は12b、22bから通信制御部11、21へ送信要求
として連絡し、通信制御部11、21は、通信回線4、
5を使用して端末3a、3b、3cへ送り出す。この
時、バックアップコンピュータ2の通信制御部21で
は、実際の応答データを通信回線5に出すことはせず
に、ダミーのデータを出す。一方、マスタコンピュータ
1の通信制御部11は、通信回線4に応答データを送り
出した後、送信結果(正常に送れたかどうかなど)をデ
ータ処理部12aまたは12bに報告するとともに通信
回線5に送り出してバックアップコンピュータ2の通信
制御部21に連絡する。バックアップコンピュータ1の
通信制御部21は、マスタコンピュータ1の通信制御部
11が送ってきた送信結果を応答データの送信結果とし
てデータ処理部22aまたは22bに報告する。このよ
うに、本実施例によると、マスタコンピュータ1とバッ
クアップコンピュータ2は、それぞれ通信制御部11と
通信制御部21の動作のみで、端末3a、3b、3cへ
のデータ処理を同期制御するように構成されているの
で、従来のようにデータ処理部(処理タスク)毎に同期
制御を行わせる必要が無くなり、デュアルシステムが簡
便に実現できる。
【0011】以下、図2ないし図5を用いて本発明にお
ける同期制御をさらに詳細に説明する。図2は、マスタ
コンピュータ1とバックアップコンピュータ2の内部に
おける端末3a、3b、3cからの問合せデータの流れ
を示したものである。端末3a、3b、3cから送られ
てきた問合せデータは、通信回線4を経て、先ず通信制
御部11が受け、矢印201に示すようにデータ処理部
12aもしくは12bに連絡される。同時に矢印202
に示すように転送されて通信制御21を経てデータ処理
22a、22bに連絡される。
【0012】図3は、同様に、マスタコンピュータ1と
バックアップコンピュータ2の内部における端末3a、
3b、3cへの問合せ応答データの流れを示したもので
ある。マスタコンピュータ1のデータ処理部12aもし
くは12bが問合せに対して実行した結果は、矢印30
1に示すように端末3a、3b、3cに送り出される。
その送信結果(正常に送られたかどうか)は矢印302
に示すようにバックアップコンピュータ2にも送信され
る。バックアップコンピュータ2のデータ処理部22a
もしくは22bが問合せに対して実行した結果は、矢印
303に示すように送り出されるが、バックアップコン
ピュータ2の通信制御部21においてダミーデータに短
縮され、マスタコンピュータ1の通信制御部11に送ら
れる。
【0013】図4は、端末3a、3b、3cからの問合
せ発生時の端末3a、3b、3c、マスタコンピュータ
1、バックアップコンピュータ2間のシーケンスチャー
トを示したものである。端末からのデータ403をマス
タコンピュータ1が受け(矢印401)、このデータ4
04をバックアップコンピュータ2へ転送している(矢
印402)。
【0014】図5は、同様に、端末3a、3b、3cへ
の問合せ応答時のシーケンスチャートを示したものであ
る。問合せ応答データ504をマスタコンピュータ1か
ら端末3a〜3cへ送る(矢印501)とともに送信結
果506をバックアップコンピュータ2へ送信する(矢
印503)。同様に問合せ応答データはバックアップコ
ンピュータ2からダミーデータに短縮されたデータ50
5がマスタコンピュータ1ヘ送られる(矢印502)。
【0015】次に、通信制御部の内部構成について説明
する。図6は、デュアルシステムを実現するためのマス
タコンピュータ1の通信制御部11内の機能ブロック図
を示したものである。端末3a、3b、3cからの問い
合わせメッセージ403(図4参照)は、パケットとい
う形でデータ受信部601で取り込まれ、パケットシー
ケンス管理部602に渡る。パケットシーケンス管理部
602では、処理対象とコンピュータ間で送受信したパ
ケット数を管理している。パケットシーケンス番号のチ
ェック、シーケンス抜けの場合の再送処理、バッファビ
ジー時のパケット送信の抑止制御などを行う。パケット
として正常に受信すると、メッセージ受信があったこと
を受信報告部603からデータ処理部12a、12bに
連絡する。さらに、アドレス書き換え部604にて、パ
ケットデータとしての送信先アドレス情報をマスタコン
ピュータ1のアドレスからバックアップコンピュータ2
のアドレスに書き換える。そして、データ転送部605
から通信回線5を介して、バックアップコンピュータ2
に転送される。
【0016】図7は、バックアップコンピュータ2の通
信制御部21内の機能ブロック図を示したものである。
マスタコンピュータ1の通信制御部11内のデータ転送
部605から転送されたデータ404(図4参照)は、
データ受信部701で取り込まれ、パケットシーケンス
管理部702に渡り、受信報告部703によってメッセ
ージ受信があったことをデータ処理部22a、22bに
連絡し、問い合わせメッセージ受信は完了する。
【0017】一方、問合せメッセージに対する応答がマ
スタコンピュータ1のデータ処理部12a、12bから
発生すると、送信要求受付け部611に送信要求と受信
メッセージが渡り、パケット作成部612で、パケット
シーケンス管理部602で保持する現在の送受信パケッ
トシーケンス番号を付加し、送信メッセージをパケット
の形にし、データ送信部613から、通信回線4を介し
て端末3a、3b、3cへ送り出される。送信結果は、
送信結果報告部614からデータ処理部12a、12b
に連絡すると同時に、送信結果をパケット作成部612
に渡し、送信結果連絡パケット506(図5参照)を作
成し、データ送信部613から、通信回線5を介してバ
ックアップコンピュータ2に送られる。同様に、バック
アップコンピュータ2においても、問合せメッセージに
対する応答がデータ処理部22a、22bから発生する
と、送信要求受付け部711に送信要求と送信メッセー
ジが渡り、パケット作成部712で、パケットシーケン
ス管理部702で保持する現在の送受信パケットシーケ
ンス番号を付加し、送信メッセージをパケットの形に
し、データ送信部713から、通信回線5を介しマスタ
コンピュータ1へ送り出される。パケット作成部712
では、データ処理部22a、22bから要求された送信
メッセージを短縮したダミーデータ505にして、デー
タ送信部713に渡し送り出す。
【0018】送信要求に対する送信結果は、マスタコン
ピュータ1から送られた送信結果連絡パケット506を
データ受信部701を経由しパケットシーケンス管理部
702でダミーデータ505と送信結果連絡パケット5
06が対応するパケットシーケンス番号であることを確
認し、送信結果報告部714からデータ処理部22a、
22bに連絡し、問合せメッセージ受信に対する応答メ
ッセージ送信は完了する。
【0019】マスタコンピュータ1における通信制御部
11のパケットシーケンス管理部602では、マスタコ
ンピュータ1と通信相手装置間の送受信パケットシーケ
ンス番号の他に、バックアップコンピュータ2と、バッ
クアップコンピュータ2の通信相手装置間の送受信パケ
ットシーケンス番号の管理を行う。バックアップコンピ
ュータ2側の送受信パケットシーケンス番号の更新が発
生するタイミングは、バックアップコンピュータ2のパ
ケットシーケンス管理部702で保持している送受信パ
ケットシーケンス番号を付加されたパケット、すなわ
ち、バックアップコンピュータ2が送信するパケットを
データ受信部601が受けた時点である。端末3a、3
b、3cからの問い合わせ応答処理が発生した場合、応
答データの送信要求を送信要求受付部611が受ける
と、パケット作成部612で、パケットシーケンス管理
部602で保持する現在の送受信パケットシーケンス番
号を付加し、送信メッセージをパケットの形にする際
に、マスタコンピュータ1側の現在の送信パケットシー
ケンス番号とバックアップコンピュータ2側の現在の送
信パケットシーケンス番号と比較し、マスタコンピュー
タ1側の送信パケットシーケンス番号が一定値以上進ん
でいたら、その送信要求を送信要求受付け部611で待
たせることにより、マスタコンピュータ1の先行を抑止
する(以上請求項3の実施例)。
【0020】マスタコンピュータ1が故障などでダウン
した場合、バックアップコンピュータ2は、接続してい
る端末3a、3b、3cに対して、マスタコンピュータ
1がダウンしてバックアップコンピュータ2がマスタコ
ンピュータとして動作することを連絡するための専用の
パケットをデータ送信部713から送る。この専用パケ
ットには、バックアップコンピュータ2の現在の受信パ
ケットシーケンス番号を付加し、これを受信した端末内
の通信制御部内のパケットシーケンス管理部にて、バッ
クアップコンピュータ2の受信パケットシーケンス番号
とマスタコンピュータ1への送信パケットシーケンス番
号との比較からデータ抜けを検知すれば、再送データを
バックアップコンピュータ2へ送る。さらに、端末側の
現在の受信パケットシーケンス番号を付加した確認用パ
ケットをバックアップコンピュータ2に送る。確認用パ
ケットを受けたバックアップコンピュータ2はパケット
シーケンス管理部702でデータ抜けを検知すれば、再
送データを端末3a、3b、3cへ送る。このように、
マスタコンピュータ1内に滞留していた送受信データ
が、ダウンによって紛失した場合でも、送受信データを
復旧し、正常にシステムの動作を継続できる(以上請求
項4の実施例)。
【0021】データ処理部12、22から、端末3a、
3b、3cへの送信要求が発生した場合、送信要求部6
11、711において、データ処理部12、22から渡
される送信データとは別に、特定のデータをマスタコン
ピュータ1とバックアップコンピュータ2との間で交換
し、交換が完了した後に、データ処理部12、22から
渡される送信データを端末3a、3b、3cへの送信す
る。バックアップコンピュータ2側が仮にデータ処理が
先行していたとしても、特定のデータの交換が、マスタ
コンピュータ1とで完了するまでは、端末3a、3b、
3cへのデータ送信は、送信要求受付け部711で待た
されることになり、バックアップコンピュータ2の先行
を抑止する(以上請求項5に関する実施例)。
【0022】以上述べた同期制御により、データ処理部
12とデータ処理部22の処理結果は、多くのケースは
一致するはずであるが、複数のデータ処理が多重に実行
されるケースにおいては、処理結果が異なるケースが発
生しうる。このケースにおいては、データ処理部12、
22において、処理結果を端末に送信する前にマスタコ
ンピュータ1とバックアップコンピュータ2間処理結果
の交換を行い、一致すれば、そのまま処理結果を端末に
送信するが、不一致の場合は、バックアップコンピュー
タ2のデータ処理部22はマスタコンピュータ1の処理
結果に書き換えて処理結果を端末に送信する(以上請求
項6に関する実施例)。
【0023】図8にパケットデータの構成を示す。80
0はデータパケットで、801はパケットの送信順序番
号、802はパケットの受信順序番号、803はパケッ
ト長、804は送信元アドレス、805は送信先アドレ
ス、806はデータである。データ806は、通信制御
部11、21の管理情報とその後にデータ処理部12、
22のデータが続く構成である。端末からの問い合わせ
や応答のメッセージは、データパケット800で送受す
る。
【0024】900は図5のダミーデータ505のパケ
ットである。901はコマンドパケットの種別、902
はパケットの受信順序番号、903はパケット長、90
4は送信元アドレス、905は送信先アドレス、906
には、バックアップコンピュータ2が相手の端末に送信
しようとするデータパケットにつけるパケット送信順序
番号801を設定する。907には、バックアップコン
ピュータ2が相手の端末に送信しようとするデータパケ
ットにつける送信先アドレス805を設定する。コマン
ドパケット900は、バックアップコンピュータ2か
ら、マスタコンピュータ1へ送信される。マスタコンピ
ュータ1の通信制御11のパケットシーケンス管理部6
02では、パケット送信順序番号906と送信先アドレ
ス907を参照して、マスタコンピュータ1側の当該端
末への送信パケットシーケンス番号とを比較する。マス
タコンピュータ1側が一定値以上進んでいた場合、送信
要求部611でマスタコンピュータ1から当該端末への
送信処理を待たせることにより、マスタコンピュータ1
の先行を抑止する。
【0025】1000は図5の送信結果を連絡するコマ
ンドパケット506の構造である。1001はコマンド
パケットの種別、1002はパケットの受信順序番号、
1003はパケット長、1004は送信元アドレス。1
005は送信先アドレス、1006には、マスタコンピ
ュータ1が相手の端末に送信したデータパケットにつけ
たパケット送信順序番号801を設定する。1007に
は、マスタコンピュータ1が相手の端末に送信したデー
タパケットにつけた送信先アドレス805を設定する。
1008には、マスタコンピュータ1が相手の端末に送
信したデータパケットの送信結果が設定される。
【0026】コマンドパケット1000は、マスタコン
ピュータ1から、バックアップコンピュータ2へ送信さ
れる。バックアップコンピュータ2の通信制御部21
は、コマンドパケット1000のパケット送信順序番号
1006と送信先アドレス1007を参照し、これと一
致するパケット送信順序番号906と送信先アドレス9
07のダミーデータのパケット900の送信要求に対す
る結果として1008をデータ処理部22に渡す。
【0027】1100は、マスタコンピュータ1がダウ
ンした時に、バックアップコンピュータ2がマスタコン
ピュータとして動作することを各端末3a、3b、3c
に連絡する専用のコマンドパケットである。1101は
コマンドパケットの種別、1102はパケットの受信順
序番号、1103はパケット長、1104は送信元アド
レス、1105は送信先アドレスである。各端末3a、
3b、3cが、コマンドパケット1100を受信する
と、受信順序番号1102とマスタコンピュータ1への
送信パケットシーケンス番号との比較をし、データ抜け
を検知すれば、再送データをバックアップコンピュータ
2へ送る。
【0028】以上説明したように、本発明は、店舗シス
テムにおいては、銀行のオンラインシステムのような処
理結果の2重チェックが不要であり、また、データ処理
の種類が多く、各々のデータ処理に2重系の同期制御を
組み込むのは非常に大変であることを考慮し、同期制御
をデータ処理部分から切離して通信制御部内に組み込む
ことにより、簡単なデュアルシステムを構築している。
【0029】
【発明の効果】一方のコンピュータで発生した入力イベ
ントを他方のコンピュータへ転送することによる同一イ
ベントの保証と、他方のコンピュータの送信処理の簡
略、処理対象への送信を起点にパケット送信数とメッセ
ージ交換と処理結果の連絡による同期処理を、各データ
処理部(各処理タスク)毎に行わず、全て通信制御部内
で行うことにより、コンピュータで動作する様々なデー
タ処理アプリケーションに対して、より高速で簡便に、
デュアルシステムを実現することを可能とする。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のデュアルシステムの一例の全体構成図
である。
【図2】マスタコンピュータとバックアップコンピュー
タの内部における端末からの問合せデータの流れを示し
たものである。
【図3】マスタコンピュータとバックアップコンピュー
タの内部における、端末への問合せ応答データの流れを
示したものである。
【図4】端末からの問合せ発生時の端末、マスタコンピ
ュータ、バックアップコンピュータ間のシーケンスを示
したものである。
【図5】端末からの問合せ応答時の端末、マスタコンピ
ュータ、バックアップコンピュータ間シーケンスを示し
たものである。
【図6】通信制御部11の内部の機能ブロック図であ
る。
【図7】通信制御部21の内部の機能ブロック図であ
る。
【図8】パケットデータ構成例を示す図である。
【符号の説明】
1 マスタコンピュータ 2 バックアップコンピュータ 3a〜3c 端末 4〜6 通信回線 11 マスタコンピュータ内の通信制御部 12a、12b データ処理部 21 バックアップコンピュータ内の通信制御部 22a、22b データ処理部 201、202、301、302、303 データの流
れ 403 問合せデータ 401、402、501、502、503 シーケンス 404 バックアップコンピュータに転送する問合せデ
ータ 504 問合せ応答データ 505 バックアップコンピュータの問合せ応答データ
(ダミーデータに短縮) 506 送信結果をバックアップコンピュータに連絡す
るデータ 601、701 データ受信部 602、702 パケットシーケンス管理部 603、703 受信報告部 604 アドレス書き換え部 605 データ転送部 611、711 送信要求受付け部 612、712 パケット作成部 613、713 データ送信部 614、714 送信結果報告部 800 データパケット(問合せデータ、問合せ応答デ
ータを送るパケット) 801 パケット送信順序番号 802 パケット受信順序番号 803 パケット長 804 送信元アドレス 805 送信先アドレス 806 データ(問合せデータなどのメッセージデー
タ) 900 ダミーパケット 901 コマンドパケットの種別 902 パケットの受信順序番号(マスタコンピュータ
1からのパケット受信順序番号) 903 パケット長 904 送信元アドレス 905 送信先アドレス 906 パケット送信順序番号(送信先の端末へのパケ
ット送信順序番号) 907 送信先アドレス(送信先端末アドレス) 1000 送信結果連絡コマンドパケット 1001 コマンドパケットの種別 1002 パケットの受信順序番号(バックアップコン
ピュータ2からのパケット受信順序番号) 1003 パケット長 1004 送信元アドレス 1005 送信先アドレス 1006 パケット送信順序番号(マスタコンピュータ
1から送信先の端末へのパケット送信順序番号) 1007 送信先アドレス(マスタコンピュータ1から
のデータを送信した端末のアドレス) 1008 送信結果 1100 バックアップ切り替えコマンドパケット 1101 コマンドパケットの種別 1102 パケットの受信順序番号 1103 パケット長 1104 送信元アドレス 1105 送信先アドレス
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 本多 昭 神奈川県海老名市下今泉810番地 株式会 社日立製作所オフィスシステム事業部内 (72)発明者 石川 徹 神奈川県秦野市堀山下1番地 日立コンピ ュータエンジニアリング株式会社内

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 それぞれがデータ処理部と通信制御部を
    持ち同じ処理機能を有する2台のコンピュータを並列的
    に設けたデュアルコンピュータシステムの同期制御方法
    において、それぞれのコンピュータのデータ処理部は処
    理対象からの入力イベントに対するデータ処理を行っ
    て、対応する通信制御部に処理結果を出力するための出
    力要求を出し、出力要求を受けた一方のコンピュータの
    通信制御部は処理対象に処理結果を送信すると同時に送
    信結果を他方のコンピュータに転送し、他方のコンピュ
    ータの通信制御部は上記一方のコンピュータから転送さ
    れた送信結果を自コンピュータの送信結果とし処理対象
    への処理結果の送信を簡略するようにしたことを特徴と
    するデュアルコンピュータシステムの同期制御方法。
  2. 【請求項2】 それぞれがデータ処理部と通信制御部を
    持ち同じ処理機能を有する2台のコンピュータを並列的
    に設けたデュアルコンピュータシステムの同期制御方法
    において、それぞれのコンピュータの通信制御部内にデ
    ュアルコンピュータシステムの同期制御を行う同期制御
    手段を有することにより、データ処理部が同期処理を意
    識しなくてもよいようにしたことを特徴とするデュアル
    コンピュータシステムの同期制御方法。
  3. 【請求項3】 それぞれがデータ処理部と通信制御部を
    持ち同じ処理機能を有する2台のコンピュータを並列的
    に設けたデュアルコンピュータシステムの同期制御方法
    において、それぞれのコンピュータの通信制御部内に処
    理対象へ送信したパケット数を管理する手段を有し、一
    方のコンピュータと他方のコンピュータ間のパケット送
    受信時に双方で管理している送信パケット数を連絡する
    手段を有し、一方のコンピュータの通信制御部が処理対
    象に処理結果を送信する際に、他方のコンピュータの処
    理の進み具合をパケットの送信数から判断し一定数先行
    した場合に処理結果の送信を遅らせるようにしたことを
    特徴とするデュアルコンピュータシステムの同期制御方
    法。
  4. 【請求項4】 それぞれがデータ処理部と通信制御部を
    持ち同じ処理機能を有する2台のコンピュータを並列的
    に設けたデュアルコンピュータシステムの同期制御方法
    において、それぞれのコンピュータおよび処理対象側の
    通信制御部内に処理対象とコンピュータ間で送受信した
    パケット数を管理する手段を有し、一方のコンピュータ
    と他方のコンピュータ及び処理対象装置間のパケット送
    受信時に双方で管理している送信パケット数を連絡する
    手段を有し、一方のコンピュータが故障等でダウンした
    場合、他方のコンピュータ内の通信制御部と処理対象装
    置の通信制御部間で、送受信のパケット数を確認し、コ
    ンピュータダウンによるパケットの欠落を再送により復
    旧し、正常に処理対象との処理を継続できるようにした
    ことを特徴とするデュアルコンピュータシステムの同期
    制御方法。
  5. 【請求項5】 それぞれがデータ処理部と通信制御部を
    持ち同じ処理機能を有する2台のコンピュータを並列的
    に設けたデュアルコンピュータシステムの同期制御方法
    において、それぞれのコンピュータの通信制御部内に、
    処理対象に対して処理結果を送信する際に相互のコンピ
    ュータの処理の進み具合を確認するためメッセージ交換
    を行なう手段を有し、一方のコンピュータの処理が先行
    した場合、他方のコンピュータの処理が追いつくまで一
    方のコンピュータから処理対象への送信を待つようにし
    たことを特徴とするデュアルコンピュータシステムの同
    期制御方法。
  6. 【請求項6】 それぞれがデータ処理部と通信制御部を
    持ち同じ処理機能を有する2台のコンピュータを並列的
    に設けたデュアルコンピュータシステムの同期制御方法
    において、双方のコンピュータ内で処理対象に対して処
    理結果を送信する際に、相互のコンピュータの処理結果
    を連絡する手段を有し、一方のコンピュータの通信制御
    部から処理対象に処理結果を送信する際に、他方のコン
    ピュータの通信制御部へ処理結果を送り、他方のコンピ
    ュータの処理結果が異なる場合、他方のコンピュータ内
    で処理結果を書替えるようにしたことを特徴とするデュ
    アルコンピュータシステムの同期制御方法。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002109295A (ja) * 2000-09-28 2002-04-12 Visual Japan Inc Posシステム、posサーバ、店端末、販売管理方法、及び記録媒体
WO2002078292A1 (en) * 2001-03-26 2002-10-03 Duaxes Corporation Protocol duplexer and protocol duplexing method
JP2007188119A (ja) * 2006-01-11 2007-07-26 Nec Corp ホットスタンバイ方式を採用したシステム及びそれに用いる同期方法

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