JPH076509U - 連結具 - Google Patents

連結具

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JPH076509U
JPH076509U JP072782U JP7278293U JPH076509U JP H076509 U JPH076509 U JP H076509U JP 072782 U JP072782 U JP 072782U JP 7278293 U JP7278293 U JP 7278293U JP H076509 U JPH076509 U JP H076509U
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▲アキラ▼ 三木
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  • Civil Engineering (AREA)
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  • Furniture Connections (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 凡そ、枠板や壁等で形成される立面等に横板
や棒部材等を連結する際の利用に便利となる連結具を提
供すること。 【構成】 軸線方向となる前後方向に沿った縦断面形状
が長方形あるいは台形若しくは上辺の一方側を傾斜辺と
する五角形とされ、上記前後方向に直交する左右方向の
縦断面形状が尖端が上向きとなる略クサビ形とされ、か
つ、底面の形状が台形とされてなり、上記前後方向に沿
う軸芯部あるいは該軸芯部より偏芯した部位にネジ等か
らなる止着具2の挿通を許容する透孔11が開穿される
と共に、上記前後方向に沿う外側面12に該外側面12
に隣接される他部との間に抜け止め構造を形成する凹部
等の変形部13が設けられてなるとする。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、枠板や壁等で形成される立面等に横板や棒部材等を連結する際に 利用する連結具に関する。
【0002】
【従来技術とその問題点】
近年の衣装棚や本棚等の中には、所謂ノックダウン方式で提供されて利用者が これを組み立てる組立型のものがあるが、この組立型の本棚等においては、縦方 向に配在される枠板に横方向に配在される棚板を連結するについて、所謂連結具 たるネジが利用されるとしている。
【0003】 即ち、図22に示すように、立面を形成する枠板1の外側から該枠板1に予め 開穿されている孔1aを介してネジ2を棚板たる横板3の端面から内部にねじ込 むようにするものである。
【0004】 しかしながら、このネジ2を利用して枠板1に横板3を連結する方策は、枠板 1が所謂左右で二枚とされる場合に利用できる方策であって、枠板1が三枚以上 並列されることになる場合には、利用できない方策になる。
【0005】 その結果、枠板1が三枚以上並列されることになる比較的大型の本棚等につい ては、上記のノックダウン方式では提供できないことになる。
【0006】 一方、近年の家屋においては、本棚等が壁内に埋設されるようにする所謂作付 とされるケースが多いが、該本棚等が所謂後付とされる場合には、立面を形成す る枠板1に横板3を連結するについて、図23に示すように、釘4を連結具とし て利用して横板3を枠板1に連結する所謂釘打ちの方策が採られる。
【0007】 尚、この釘打ちの方策は、前記した枠板1が三枚以上並列されてそれぞれの間 に横板3が配設されるとする場合にも適用可能となる。
【0008】 しかしながら、この場合には、釘4を横板3の下面側からしかも斜めに打ち込 むことになるからその作業が容易でなく、横板3の脱落を阻止する上での所謂耐 久性を保障し難い不利もある。
【0009】 そのため、この釘4を利用する場合には、図中に仮想線図で示すように、横板 3の下面と枠板1の内側面との間に支持金具5を配在するか、あるいは、図中に 仮想線図で示すように、枠板1の内側面に溝1bを形成し、該溝1b内に横板3 の端部を挿し込むようにする方策が採られることになる。
【0010】 しかし、上記の支持金具5及び溝1bを利用する方策にあっては、作業数の増 大を招来することになり、近年のように、この種の作業の遂行に要す費用が高騰 化している折りには、所望の本棚等を得るのに多費用を要すことになる不具合が ある。
【0011】 のみならず、上記の釘打ちの方策は、前記したノックダウン方式には適合し得 ないことになり、従って、所謂大型の本棚等をノックダウン方式によっては提供 し得ないことになる。
【0012】 また、例えば、階段手摺構造を所謂後付で設ける場合に、手摺を形成する棒部 材の端部を壁等の立面に連結するに際しては、図24に示すように、立面を形成 する壁6に棒部材からなる手摺7の端面を当接した状態で、前記した場合と同様 に、釘4を手摺7の所謂下面側から打ち込むようにする釘打ちの方策に依らざる を得なかった。
【0013】 そして、この場合にあっても、釘打ちだけでは耐久性に対する信頼性が薄いの で、別途に補助金具(図示せず)等を利用する必要があり、従って、前記した場 合と同様に、所望の階段手摺構造を得るのに多費用を要すことになる不具合があ る。
【0014】 この考案は、前記した事情に鑑みて創案されたものであって、その目的とする ところは、凡そ、枠板や壁等で形成される立面等に横板や棒部材等を連結する際 の利用に便利となる連結具を提供することである。
【0015】
【課題を解決するための手段】
上記した目的を達成するために、この考案に係る連結具の構成を、軸線方向と なる前後方向に沿った縦断面形状が長方形あるいは台形若しくは上辺の一方側を 傾斜辺とする五角形とされ、上記前後方向に直交する左右方向の縦断面形状が尖 端が上向きとなる略クサビ形とされ、かつ、底面の形状が台形とされてなり、上 記前後方向に沿う軸芯部あるいは該軸芯部より偏芯した部位にネジ等からなる止 着具の挿通を許容する透孔が開穿されてなると共に、上記前後方向に沿う外側面 に該外側面に隣接される他部との間に抜け止め構造を形成する凹部等の変形部が 設けられてなるとする。
【0016】 そして、好ましくは、透孔の一端が開口する先端側の端面にホゾ状の挿し込み 部が一体形成されてなると共に、透孔がホゾ状の挿し込み部の中央部あるいは該 中央部より偏芯する位置に開穿されてなるとし、さらに、尖端が上向きとなる略 クサビ形における尖端側に割り溝が配在されてなると共に、該割り溝内にタップ ネジ等の他部材が圧入されて略クサビ形における尖端側が拡開可能あるいは膨出 可能とされてなるとする。
【0017】
【作用】
それ故、連結具は、その一端たる先端が立面を形成する枠板等に隣接された状 態で、透孔内に挿入された止着具たるネジが工具たるドライバ利用で上記枠板等 にねじ込まれることで、上記枠板等に固定的に連結される。
【0018】 その際、連結具においては、その尖端側が上向きとなるように配慮される。
【0019】 そして、連結具の枠板等への連結状態をより確実なものにするには、連結具の 一端面たる先端面にホゾ状の挿し込み部を一体形成するとし、かつ、該挿し込み 部が枠板等に開穿される丸穴等に嵌装されるとする。
【0020】 また、ホゾ状の挿し込み部を円柱状以外の回り難い形状に設定することで、該 挿し込み部の対向する穴等への嵌装で、連結具自体の回動が阻止されることにな る。
【0021】 このとき、透孔の一端は、透孔が連結具においてその前後方向に沿う軸芯部に 開穿されている場合には、挿し込み部の中心部に開口するのを原則とするが、透 孔が軸芯部より偏芯する位置に開穿されてなる場合には、透孔の一端が挿し込み 部の中心部から偏芯した位置に開口することになる。
【0022】 従って、透孔の一端が挿し込み部の中心部から偏芯した位置に開口する状態に ある連結具が枠板等の両側面に連設される場合に、互いの止着具たるネジを互い にかわし得る状態になる。
【0023】 枠板等に連設された連結具の上方に臨在の横板等を下降させ、該横板等の下面 に予め形成の凹部内に連結具を埋没させることで、両者の連結が可能になる。
【0024】 このとき、上記凹部が連結具に一致する形態に形成され、連結具が比較的硬質 のプラスチックたるポリプロピレンからなることと相俟って、凹部内への連結具 の埋没には極端に大きい外力作用を要しない。
【0025】 また、一旦、横板等の凹部内に埋没された連結具は、凹部との間に抜け止め構 造を有してなるとするので、通常の外力作用の範囲内では両者の分離が不可能に なる、即ち、両者の固定的な連結が可能になる。
【0026】 そして、略クサビ形に形成された連結具における尖端側が割り溝を有してなる と共に、該割り溝が連結具の底面側から挿通されるタップネジによって拡開され るときには、略クサビ形に形成された尖端側が拡開あるいは膨出され、該連結具 の横板等の凹部内からの抜け出しが恒久的に防止される。
【0027】 また、上記タップネジの撤去で上記尖端側の拡開あるいは膨出が解消され、該 連結具の横板等の凹部内からの抜け出し、即ち、横板の枠板等からの分離を可能 にする。
【0028】
【実施例】
以下、図示した実施例に基いてこの考案を詳細に説明するが、図1乃至図4に 示すように、この考案の一実施例に係る連結具10は、軸線方向となる前後方向 の縦断面形状を長方形とする(図4参照)と共に、上記前後方向に直交する左右 方向の縦断面形状を尖端が上向きとなる略クサビ形とし(図2参照)、かつ、底 面の形状を台形としてなる(図3参照)。
【0029】 該連結具10は、図示例にあっては、比較的硬質のプラスチック、例えば、ポ リプロピレンで形成されるとしているが、これに代えて、アルミニューム等で形 成されるとしても良く、その成形も所謂型を利用した一体成形の他に切削等の任 意の方法が選択される。
【0030】 そして、該連結具10は、上記前後方向に沿う略軸芯部に止着具としてのネジ 2(図7参照)の挿通を許容する透孔11が開穿されてなると共に、上記前後方 向に沿う外側面12に該外側面12に隣接される他部との間に抜け止め構造を形 成する凹部からなる変形部13が設けられてなるとしている。
【0031】 上記透孔11は、全体的には上記ネジ2の所謂頭部の挿通を許容するように大 径に形成されているが、連結具10において先端とされる一端(図3及び図4中 で左端)側にネジ2の所謂本体部のみを挿通させる小径孔部11aを有すとして おり、該小径孔部11aは、連結具10の先端面に開口されるとしている。
【0032】 また、上記変形部13は、図示例にあって外側面12を部分的に凹ませるよう に形成されているとするが、これに代えて、外側面12を部分的に隆起させるよ うに形成されるとしても良い。
【0033】 以上のように形成された連結具10は、枠板や壁等で形成される立面等に横板 や棒部材等を連結するために利用されるが、該連結具10の利用に際しては、事 前に、枠板等に連結される横板等に所定の加工を施しておく。
【0034】 即ち、図5及び図6に示すように、立面を形成する枠板1(図7参照)に連結 される横板3にあっては、その下面に連結具10の形状に略一致する凹部3aが 形成されているとする。
【0035】 該凹部3aは、上記横板3が本棚等の棚板とされる場合には、横板3の所謂前 後左右の四か所に設けられることになるが、例えば、図示しないが、階段手摺構 造における手摺を形成する棒部材の端部を壁等の立面に連結するに際しては、棒 部材の端部下面に一か所設けられることになる等、その配設数については利用す る状況によって異なること勿論である。
【0036】 そして、該凹部3aは、好ましくは、連結具10が該凹部3aに埋没される際 に、連結具10の底面が横板3の下面と同一レベルにありながら横板3の下面に 露呈される状況になるように形成される。
【0037】 尚、該凹部3aは、図示例にあって、その内周面に連結具10の外側面12に 形成の凹部13と一致する隆起部3bを有してなる。
【0038】 一方、連結具10は、図7に示すように、該連結具10の一端、即ち、止着具 たるネジ2の先端ネジ部の突出を許容する小径孔部11aが開口する端面を枠板 1で形成される対向する立面に隣接させると共に、透孔11内に挿入されたネジ 2を工具たるドライバ利用でねじ込むようにして、上記枠板1に固定的に連設に する。
【0039】 尚、このとき、連結具10においては、その尖端側が上向きとなるように配慮 すること勿論である。
【0040】 上記の状態から、連結具10の上方に臨在される横板3を図7中に矢印で示す 方向、即ち、下降させるようにして、図8及び図9に示すように、該横板3にお ける凹部3a内に連結具10を埋没させるようにする。
【0041】 このとき、凹部3aが連結具10に一致する形態に形成されていることで、該 凹部3a内への連結具10の埋没に大きい外力作用を要すことになるが、横板3 が、例えば、木材からなる場合には、該連結具10が比較的硬質のプラスチック たるポリプロピレンからなることと相俟って、比較的容易に、即ち、極端に大き な外力作用を要せずして両者の連結が可能になる。
【0042】 その結果、連結具10と横板3との連結時には、連結具10と凹部3aとの間 に変形部13としての凹部とこれに一致する隆起部3bとで抜け止め構造が設け られることになり、従って、両者の一体的な連結が実現される。
【0043】 以上のようにして、連結具10の利用で枠板1や壁等で形成される立面等への 横板3や棒部材等の連結が可能になるが、該連結具10の枠板1等への連結状態 をより確実なものにするには、図10及び図11に示すように、透孔11の小径 孔部11aが開口する連結具10の一端面に円柱状に形成されたホゾ状の挿し込 み部14が一体形成されてなるとするのが好ましい。
【0044】 この場合に、枠板1側には、挿し込み部14が嵌装される丸穴が事前に開穿さ れることになり、その結果、連結具10を配設する位置が枠板1側に予め表示さ れていることになり、連結具10の配設位置を誤認するような不具合が予め排除 されることになる利点を生む。
【0045】 前記した実施例のように形成される連結具10にあっては、これに次のような 変形をすることが可能である。
【0046】 即ち、先ず、図12に示すように、連結具10が呈するクサビ形についてであ るが、前記した実施例に比較して、クサビ形の尖端に丸身のない台形に類似する クサビ形を呈するとしても良い。
【0047】 次に、変形部13についてであるが、図13に示すように、凹部からなるに代 えて、逆目状突起からなる変形部13aとされるとしても良く、また、図14に 示すように、角波状小突起からなる変形部13bとされるとしても良い。
【0048】 この変形部13a,13bを選択する場合には、例えば、横板3の下面に事前 に形成される凹部3aにおいて、隆起部3b(図5及び図6参照)を形成する必 要がなくなる利点を生む。
【0049】 図15及び図16に示す連結具10は、該連結具10を利用して枠板1(図8 参照)に連結された横板3(図8参照)を枠板1から爾後に分離することを可能 にするように構成されている。
【0050】 尚、その他の構成は、前記した実施例と同様であるので、その構成の同一なる 部分については、図中に同一の符号を付して、その詳しい説明を省略する。
【0051】 即ち、この実施例に係る連結具10は、図15に示すように、これをその先端 側から観察するに、クサビ形における傾斜を緩やかにして所謂抜き出し易い形状 を呈するように構成されるのを原則とする一方で、図15中で上端となるクサビ 形の尖端側を拡開し得るように構成されてなるとする。
【0052】 そのため、該連結具10は、図16中で左側となる先端側に該連結具10の軸 線方向に延在される割り溝15を有してなると共に、該連結具10を縦方向に貫 通するように該連結具10の底面から開穿されてその上端が上記割り溝15に連 通するネジ挿通孔16を有してなるとしている。
【0053】 尚、この実施例にあっても、外側面12に他部との間に抜け止め構造を形成す る凹部からなる変形部13が設けられてなるとすること勿論である。
【0054】 因に、この実施例にあって、連結具10における前後方向に沿った縦断面形状 は、図示しないが、その上辺が傾斜辺になる台形に設定されている。
【0055】 上記ネジ挿通孔16内には、図17及び図18に示すように、タップネジ2a が挿通されるとしているが、図17に示すように、タップネジ2aが所謂浅く挿 通される際には、タップネジ2aの先端側が割り溝15に至らず、従って、クサ ビ形における尖端側が拡開しない。
【0056】 しかし、図18に示すように、タップネジ2aが所謂深く挿通されて、その先 端側が割り溝15内に至る際には、該割り溝15が拡開されるようになり、クサ ビ形における尖端側が拡開されることになる。
【0057】 その結果、該連結具10が横板3等に連結されているときに、上記ネジ挿通孔 16内にタップネジ2aを深く挿通する場合には、該連結具10の横板3等から の抜け出し、即ち、該連結具10と横板3等との分離が不可能な状態になり、従 って、この実施例によれば、該連結具10が連結される枠板1等と横板3等との 間における固定的な連結が可能になる一方で、タップネジ2aの撤去で枠板1側 からの横板3等の分離が可能になることになる。
【0058】 一方、この実施例に係る連結具10は、その先端面たる一端面に挿し込み部1 4が一体形成されるとしているが、該挿し込み部14は、前記した図10に示す 実施例の場合に円柱状に形成されていたことに代えて、その断面形状が長円形と なる柱状に形成されると共にその偏芯位置に透孔11の小径孔部11aが開口す るとしている。
【0059】 そして、この実施例に係る連結具10が連結される枠板1側等においては、図 示しないが、上記挿し込み部14が嵌装される部位には相応の形状の穴が開穿さ れているものとする。
【0060】 尚、上記透孔11は、前記した各実施例の場合と異なり、所謂軸芯部より偏芯 した位置にこれが開穿されるとしていること勿論である。
【0061】 上記長円形の挿し込み部14の形成及びこれが嵌装される穴の形成によって、 該連結具10を枠板1等に止着具たるネジ2(図7参照)で連結するときに、該 連結具10自体の回転が阻止されることになり、該連結具10の所謂正立状態で の枠板1等への止着が容易に実現されることになる。
【0062】 また、この実施例の場合には、枠板1を挟んで所謂同軸上に対向するように連 結具10が配在されることになるとき、互いの止着具たるネジ2が相手をかわす 状態になり、所謂ネジ2のぶつかり合いが予め回避されることになる。
【0063】 図19乃至図21は、前記図15及び図16に示す実施例の連結具10を変形 した実施例を示すものであるが、以下のような変形をしている。
【0064】 尚、その他の構成は、前記した実施例と同様であるので、その構成の同一なる 部分については、図中に同一の符号を付して、その詳しい説明を省略する。
【0065】 即ち、先ず、該連結具10は、図19中で左右となるその軸線方向たる前後方 向に沿った縦断面形状が、その上辺の一方側を傾斜辺とする略五角形とされてい ることである。
【0066】 これは、該連結具10を形成するときに、クサビ形における尖端側の後端側、 即ち、図19中で右側となる上端側を水平に欠落させるようにした結果であり、 これによって、該連結具10をプラスチック成形で形成するときに、その型から の摘出のための把持作業を容易にする利点がある。
【0067】 また、この実施例においては、ネジ挿通孔16内にタップネジ2aを挿通して 割り溝15を拡開するようにするとき、それが容易になるように配慮した結果で もある。
【0068】 即ち、この実施例において、上記割り溝15は、前記した図15及び図16の 実施例とは異なり、先ず、図19及び図21に示すように、連結具10の後端側 に配在されるとし、次に、該割り溝15の上端は、図20に示すように、後端側 においてクサビ形における尖端側の上面に露呈しない構成とされ、また、連結具 10の後端側に形成された横割り溝15aに連通されてなるとしている。
【0069】 尚、横割り溝15aは、連結具10の外側面12に形成の凹部13にその外側 端が開口するとしている。
【0070】 以上によって、この実施例における連結具10にあっては、後端側においてク サビ形における尖端側が総じて薄肉に形成されることになり、ネジ挿通孔16内 にタップネジ2aを挿通して割り溝15を拡開するときに、該割り溝15が拡開 し易くなる。
【0071】 ただ、この実施例においては、上記割り溝15が拡開されるとき、クサビ形に おける尖端側は、前記した図15及び図16の実施例の場合と異なり、これが拡 開されるのではなく、膨出されるようになる。
【0072】 次に、この実施例に係る連結具10にあっても、その先端面たる一端面に挿し 込み部14が一体形成されるとしているが、該挿し込み部14は、前記した図1 5及び図16の実施例の場合に断面形状が長円形となる柱状に形成されるとした ことに代えて、円柱状に形成されてなるとしている。
【0073】 これによって、枠板1側等に開穿されて該挿し込み部14を嵌装させる穴を円 形に開穿できることになり、該開穿作業が容易になる利点がある。
【0074】 また、該挿し込み部14にあっては、該挿し込み部14の中心部より偏芯した 位置に透孔11の小径孔部11aが開口するとしている。
【0075】 因に、この実施例の場合には、前記した図15及び図16の実施例の場合と同 様に、枠板1を挟んで所謂同軸上に対向するように連結具10が配在されること になるとき、互いの止着具たるネジ2が相手をかわす状態になり、所謂ネジ2の ぶつかり合いが予め回避される。
【0076】 前記したところは、この考案に係る連結具10が立面を形成する枠板1に横方 向から直交状態に当接される横板3を連結する際に利用されるものとして説明し たが、この考案の意図するところからすれば、階段手摺構造を設ける場合の手摺 の一端を壁に連結するような、所謂斜めになる連結の場合にも利用できること勿 論である。
【0077】
【考案の効果】
以上のように、この考案によれば、凡そ、枠板や壁等で形成される立面等に横 板や棒部材等を連結する際の利用に便利となる利点がある。
【0078】 即ち、立面を形成する枠板が三枚以上並列されてそれぞれの間に棚板たる横板 が配設されるような所謂大型の衣装棚や本棚を形成する場合に、連結具を所定位 置にネジ止めする簡単な作業を要するのみで横板の配設を実現できる。
【0079】 その結果、利用者において組み立てその利用に供するとする所謂ノックダウン 方式によっても大型の衣装棚や本棚を提供することが可能になると共に、在来工 法で所謂組付の衣装棚や本棚を仮に後付工法で設ける場合にも、多費用を要すこ となく所望の組付型の衣装棚や本棚を設けることが可能になる。
【0080】 そして、例えば、階段手摺構造を所謂後付で設ける場合に、棒部材からなる手 摺の端部下面にを凹部を形成し、該凹部に立面たる壁面に連設の連結具を埋没さ せるようにするのみで、手摺の一端を壁に連結できることになり、在来工法によ る場合に比較して、別途に補助金具等を要せずして所望の階段手摺構造を設ける ことが可能になる。
【0081】 さらに、該連結具の形成についても、これがポリプロピレン等のプラスチック で形成されるとする場合には、当初に所謂型を興すのみでその廉価にしての量産 が容易であり、その供給の点からも便利かつ有利である。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の一実施例に係る連結具を示す斜視図
である。
【図2】連結具の先端側の側面図である。
【図3】図1に示す連結具の平面図である。
【図4】図1に示す連結具の縦断面図である。
【図5】図1に示す連結具を埋没させる凹部を形成した
横板の部分縦断面図である。
【図6】図5に示す凹部を形成した横板の部分側面図で
ある。
【図7】図1に示す連結具を枠板に連設した状態を示す
部分縦断面図である。
【図8】枠板に連設された図1の連結具を利用して横板
を連結した状態を示す部分縦断面図である。
【図9】枠板に連設された図1の連結具を利用して枠板
に横板を連結した状態を示す部分縦断面図である。
【図10】この考案の他の実施例に係る連結具の先端側
の側面図である。
【図11】図10に示す連結具の平面図である。
【図12】この考案の他の実施例に係る連結具の先端側
の側面図である。
【図13】この考案の他の実施例に係る連結具の先端側
の側面図である。
【図14】この考案の他の実施例に係る連結具の先端側
の側面図である。
【図15】この考案の他の実施例に係る連結具の先端側
の側面図である。
【図16】図15に示す連結具の平面図である。
【図17】図15に示す連結具を枠板に連設した状態を
示す部分縦断面図である。
【図18】枠板に連設された図15の連結具の尖端側が
拡開した状態を図17と同様に示す部分縦断面図であ
る。
【図19】この考案の他の実施例に係る連結具の縦断面
図である。
【図20】図19に示す連結具の先端側の側面図であ
る。
【図21】図19に示す連結具の平面図である。
【図22】従来例としての枠板と横板との連結状態を示
す部分縦断面図である。
【図23】従来例としての枠板と横板との連結状態を示
す部分縦断面図である。
【図24】従来例としての壁と手摺との連結状態を示す
部分縦断面図である。
【符号の説明】
1 立面を形成する枠板 2 止着具としてのネジ 2a タップネジ 3 横板 3a 凹部 3b 抜け止め構造を形成する隆起部 6 立面を形成する壁 7 棒部材としての手摺 10 連結具 11 透孔 11a 小径孔部 12 外側面 13 抜け止め構造を形成する凹部からなる変形部 13a 抜け止め構造を形成する逆目状突起からなる変
形部 13b 抜け止め構造を形成する角波状小突起からなる
変形部 14 挿し込み部 15 割り溝 15a 横割り溝 16 ネジ挿通孔

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 軸線方向となる前後方向に沿った縦断面
    形状が長方形あるいは台形若しくは上辺の一方側を傾斜
    辺とする五角形とされ、上記前後方向に直交する左右方
    向の縦断面形状が尖端が上向きとなる略クサビ形とさ
    れ、かつ、底面の形状が台形とされてなり、上記前後方
    向に沿う軸芯部あるいは該軸芯部より偏芯した部位にネ
    ジ等からなる止着具の挿通を許容する透孔が開穿されて
    なると共に、上記前後方向に沿う外側面に該外側面に隣
    接される他部との間に抜け止め構造を形成する凹部等の
    変形部が設けられてなることを特徴とする連結具
  2. 【請求項2】 透孔の一端が開口する先端側の端面にホ
    ゾ状の挿し込み部が一体形成されてなると共に、透孔が
    ホゾ状の挿し込み部の中央部あるいは該中央部より偏芯
    する位置に開穿されてなる請求項1の連結具
  3. 【請求項3】 尖端が上向きとなる略クサビ形における
    尖端側に割り溝が配在されてなると共に、該割り溝内に
    タップネジ等の他部材が圧入されて略クサビ形における
    尖端側が拡開可能あるいは膨出可能とされてなる請求項
    1の連結具
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