JPH076528U - トランスミッション用シンクロ装置 - Google Patents
トランスミッション用シンクロ装置Info
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- JPH076528U JPH076528U JP035895U JP3589593U JPH076528U JP H076528 U JPH076528 U JP H076528U JP 035895 U JP035895 U JP 035895U JP 3589593 U JP3589593 U JP 3589593U JP H076528 U JPH076528 U JP H076528U
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16D—COUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
- F16D23/00—Details of mechanically-actuated clutches not specific for one distinct type
- F16D23/02—Arrangements for synchronisation, also for power-operated clutches
- F16D23/025—Synchro rings
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
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- Mechanical Engineering (AREA)
- Mechanical Operated Clutches (AREA)
- Gear-Shifting Mechanisms (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 シンクロナイザコーンとシンクロナイザリン
グのテーパ面同士を接触させてシンクロ状態を形成する
シンクロ装置において、コーンの製作を簡略化し、コー
ンとリングのテーパ面に形成する摩擦材の安定した性能
を確保する。 【構成】 シンクロナイザリング2のテーパ面4に、射
出成形によって合成樹脂製の摩擦材5を一体に形成し、
摩擦材5を、リング2の内外径を貫通する穴6に連続さ
せて抜け止めを図る。シンクロナイザコーン1を鋼板プ
レスで形成し、熱処理や研削加工を省略する。
グのテーパ面同士を接触させてシンクロ状態を形成する
シンクロ装置において、コーンの製作を簡略化し、コー
ンとリングのテーパ面に形成する摩擦材の安定した性能
を確保する。 【構成】 シンクロナイザリング2のテーパ面4に、射
出成形によって合成樹脂製の摩擦材5を一体に形成し、
摩擦材5を、リング2の内外径を貫通する穴6に連続さ
せて抜け止めを図る。シンクロナイザコーン1を鋼板プ
レスで形成し、熱処理や研削加工を省略する。
Description
【0001】
この考案は、自動車等のマニュアル・トランスミッションに用いられるシンク ロ装置に関し、特に、接触して同期作動をするシンクロナイザリングとシンクロ ナイザコーンのテーパ面と、そのテーパ面を覆う摩擦材の改良に関するものであ る。
【0002】
一般に、自動車のマニュアル・トランスミッションにおいては、変速ギヤの一 側にシンクロ装置を配して変速ギヤのギヤチェンジがスムーズに行なえるように している。
【0003】 図1は、シングルコーン方式のシンクロ装置の例を示しており、出力軸20に 対して回り止めされたハブ21の外周に歯22を設け、ハブ21の外側に摺動自 在に取付けられたスリーブ23の内周に、上記歯22と噛合する歯24を設けて いる。又、出力軸20の外側に回転自在に設けた変速ギヤ25の一側部にクラッ チギヤ26を配し、このクラッチギヤ26の側面にシンクロナイザコーン1を取 付け、このコーン1の外側に設けたシンクロナイザリング2の内径側にテーパ面 4を形成している。
【0004】 この構造では、シンクロナイザリング2をシンクロナイザコーン1に向けて移 動させ、このリング2のテーパ面4と、シンクロナイザコーン1の外径側に設け たテーパ面3とを接触させることにより、シンクロナイザリング2とスリーブ2 3を変速ギヤ25に同期回転させ、その状態でスリーブ23の歯24をシンクロ ナイザリング2の外周の歯27とクラッチギヤ26の歯28に噛合させ、変速ギ ヤ25の回転をハブ21を介して出力軸20に伝達している。
【0005】 一方、エンジンの高出力化に伴なってトランスミッションに加わる負荷の増大 に対し、変速のシフト操作が軽く滑らかにできるように、図2に示すようにシン クロナイザコーンを2重構造にしたダブルコーン方式のものが考えられている。
【0006】 このダブルコーン方式は、シンクロナイザリング2の内径側に2個のシンクロ ナイザコーン1、1’を設け、接触する摩擦テーパ面3、3’を複数とすること により、同期容量の増大と同期操作力の軽減を図るようにしている。
【0007】 上記のシングルコーン及びダブルコーン方式のシンクロ装置において、接触す るシンクロナイザコーン1とシンクロナイザリング2のテーパ面3、4は、両者 間でスムーズなシンクロ状態を発揮するために、高い形状及び寸法精度と、接触 時の変形に耐え得る充分な強度、及び接触時において一定の安定した摩擦力を発 生できる機能が求められる。
【0008】 このため、従来のシンクロナイザコーン1は、構造用炭素鋼などの鋼材を熱処 理により硬化して形成され、また、テーパ面3を研削加工によりテーパ角度等が 高い精度に入るように充分に管理されて仕上げられている。
【0009】 また、接触時に一定の摩擦力を発揮できるように、シングルコーン方式の場合 には、図7に示すようにシンクロナイザリング2のテーパ面4に摩擦材31を貼 り付け、ダブルコーン方式の場合は、図8のようにシンクロナイザコーン1の内 外のテーパ面3、3’に摩擦材32を貼り付けている。この摩擦材31、32に は、従来摩擦係数の高い紙やすり状のものが使用され、接着剤を用いてテーパ面 3、3’、4に接着されており、これら摩擦材31、32を介在させることによ り、金属同士の接触よりも同期容量の増加を図ることができる。
【0010】
しかしながら、上記のような従来の構造においては、シンクロナイザコーン1 の製作を、熱処理や研削加工、摩擦材の貼り付け等の多数の工程を経て行なう必 要があり、研削加工等にも高い精度管理が必要になるため、製作に著しい手間が かかり、製造コストが高くなる不具合がある。
【0011】 また、接着により貼り付けられる摩擦材31、32は、使用の初期は良いが、 使用が継続するとテーパ面との接着状態が剥れる恐れがあり、シンクロ装置の耐 久性や信頼性の上で問題があった。
【0012】 そこで、この考案は、上記の問題を解決し、シンクロナイザコーンやシンクロ ナイザリングの製作を簡略化でき、摩擦材の安定した性能を維持できるシンクロ 装置を提供することを目的としている。
【0013】
上記の課題を解決するため、この考案は、シンクロナイザリング又はシンクロ ナイザコーンの一方のテーパ面に、射出成形によって合成樹脂製の摩擦材を一体 に成形し、その摩擦材を、上記テーパ面又はそのテーパ面の近傍に形成した係止 用凹所に連続させた構造としたのである。
【0014】 なお、上記係止用凹所は、テーパ面から径方向に延びる穴としたり、テーパ面 と径方向に交差する端面に設けた環状の溝とすることができる。
【0015】 また、上記摩擦材の表面に、潤滑剤の導入溝を設けるようにしてもよい。
【0016】
上記のように、テーパ面に射出成形によって合成樹脂の摩擦材を一体に形成す ると、高い精度で最適な摩擦係数をもつ摩擦面を形成することができ、シンクロ ナイザコーンの製造から熱処理や研削加工、摩擦材貼り付け等の工程を省くこと ができる。
【0017】 また、テーパ面に形成した係止用凹所に摩擦材を連続させることにより、摩擦 材を確実に抜け止めすることができ、使用中の摩擦材の剥れが防止される。
【0018】
以下、この考案の実施例を添付の図3乃至図6に基づいて説明する。 図3は、シングルコーン方式のシンクロ装置において、シンクロナイザリング 2のテーパ面4に合成樹脂からなる摩擦部5を一体成形した例である。この例で は、テーパ面4に形成させる摩擦材5の剥れを防止するため、リング2に、内径 面2aと外径面2bとを連通する穴6を形成し、その穴6に連続してリング2の 外表面を覆うように摩擦材5を形成している。1は、リング2と接触するテーパ 状外径面3を一体に有するシンクロナイザコーンであり、上記リング2及びコー ン1には、それぞれフランジ7、8が形成され、図示していないが、リング2の 外周側には歯が形成されている。
【0019】 上記摩擦材5を形成する合成樹脂には、負荷に対するトルクの立上り追従性が 良く、動摩擦・静摩擦係数が高い特性が求められ、また喰い付きがなく、負荷条 件の変化に対して変動が少ないことが要求される。このような特性をもつ合成樹 脂として、フェノール系樹脂に添加剤を含有したもの等を使用することができる 。
【0020】 図4は、ダブルコーン方式のシンクロ装置において、シンクロナイザコーンに この考案を適用した例を示している。このコーン1は、ギヤドッグ(図示せず) に係止するストッパ部9とテーパ状筒部10からなり、そのテーパ状筒部10の 内径面10a及び外径面10bに、合成樹脂からなる摩擦材11が一体成形され ている。
【0021】 また、コーン1の内径面と外径面を連通する穴12を筒部10に形成し、その 穴12に摩擦材11の樹脂層を連続させることにより、摩擦材11はコーン1に 強固に固着し、剥れの問題はなくなる。この例のコーン1は、鋼板プレスで成形 され、熱処理は行なわない。
【0022】 図5は、図4の実施例において、シンクロナイザコーン1の内径面の摩擦材1 1に、潤滑材が導入される潤滑溝13を軸方向及び円周方向にそれぞれ形成した ものである。なお、他の部分には図4の例と同じ符号を付け、その説明を省略す る。
【0023】 図6は他の実施例を示し、シンクロナイザリング2の端面2c、2dにそれぞ れ環状溝14、15を形成し、内径面2aに形成した摩擦材16からその各環状 溝14、15に連続して樹脂層を形成させたものである。このように環状溝14 、15に樹脂層を連続させることにより、摩擦材16をより強固に保持させるこ とができる。なお、上記した潤滑溝13を、摩擦材16の内径面に射出成形によ り形成するようにしても良い。
【0024】
以上のように、この考案に係るシンクロ装置においては、シンクロナイザコー ンやリングのテーパ面に形成される摩擦材が、合成樹脂からなり、係止凹所に連 続して一体成形されるため、以下に挙げる特有の効果を奏することができる。
【0025】 摩擦材を一体に射出成形するため、テーパ面に強固に固着することができ、 耐久性が向上する。
【0026】 摩擦材の表面に、潤滑剤の導入溝を射出成形によって一体に形成することが できるので、摩擦材の形成の上でコスト的に有利になる。
【0027】 シンクロナイザコーンの製作の上で熱処理、研削加工等の工程が不要となり 、コーンを鋼板プレス等で簡単に形成することができるので、製作工程の簡略化 と製造コストの低減を図ることができる。
【図1】シングルコーン方式のシンクロ装置を示す断面
図
図
【図2】ダブルコーン方式のシンクロ装置を示す断面図
【図3】実施例を示す断面図
【図4】他の実施例のシンクロナイザコーンを示す断面
図
図
【図5】他の実施例のシンクロナイザコーンを示す断面
図
図
【図6】他の実施例のシンクロナイザリングを示す断面
図
図
【図7】従来例のシンクロナイザリングを示す断面図
【図8】従来例のシンクロナイザコーンを示す断面図
1、1’ シンクロナイザコーン 2 シンクロナイザリング 3、3’ テーパ面 4 テーパ面 5、11、16 摩擦材 6、12 穴 13 潤滑溝 14、15 環状溝 21 ハブ 22 外周歯 23 スリーブ 25 変速ギヤ 26 クラッチギヤ
Claims (5)
- 【請求項1】 ハブの外側に、そのハブの外周の歯とス
ライド自在に噛み合うスリーブを設け、このスリーブと
変速ギヤに取付けたシンクロナイザコーンとの間に、そ
のシンクロナイザコーンとテーパ面を介して接触するシ
ンクロナイザリングを設け、上記シンクロナイザコーン
とリングを接触させることによりスリーブと変速ギヤを
同期回転させるトランスミッション用シンクロ装置にお
いて、上記シンクロナイザリング又はシンクロナイザコ
ーンの一方のテーパ面に、射出成形によって合成樹脂製
の摩擦材を一体に成形し、その摩擦材を、上記テーパ面
又はそのテーパ面の近傍に形成した係止用凹所に連続さ
せたことを特徴とするトランスミッション用シンクロ装
置。 - 【請求項2】 上記係止用凹所を、テーパ面から径方向
に延びる穴としたことを特徴とする請求項1に記載のト
ランスミッション用シンクロ装置。 - 【請求項3】 上記係止用凹所を、テーパ面と径方向に
交差する端面に設けた環状の溝としたことを特徴とする
請求項1に記載のトランスミッション用シンクロ装置。 - 【請求項4】 上記摩擦材の表面に、潤滑剤の導入溝を
設けたことを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記
載のトランスミッション用シンクロ装置。 - 【請求項5】 上記シンクロナイザコーンの内側に、そ
のシンクロナイザコーンとテーパ面を介して接触する第
2のコーンを設け、その第2のコーンと上記シンクロナ
イザリングと接触する上記シンクロナイザコーンの内外
のテーパ面に上記摩擦材を成形したことを特徴とする請
求項1乃至4のいずれかに記載のトランスミッション用
シンクロ装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP035895U JPH076528U (ja) | 1993-06-30 | 1993-06-30 | トランスミッション用シンクロ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP035895U JPH076528U (ja) | 1993-06-30 | 1993-06-30 | トランスミッション用シンクロ装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH076528U true JPH076528U (ja) | 1995-01-31 |
Family
ID=12454771
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP035895U Pending JPH076528U (ja) | 1993-06-30 | 1993-06-30 | トランスミッション用シンクロ装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH076528U (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2013535635A (ja) * | 2010-08-10 | 2013-09-12 | ヘルビガー アントリエブステクニック ホールディング ゲーエムベーハー | 摩擦リングおよび摩擦リングを製造する方法 |
| CN116164052A (zh) * | 2023-02-16 | 2023-05-26 | 浙江瑞格智能科技股份有限公司 | 同步器齿环结构 |
-
1993
- 1993-06-30 JP JP035895U patent/JPH076528U/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2013535635A (ja) * | 2010-08-10 | 2013-09-12 | ヘルビガー アントリエブステクニック ホールディング ゲーエムベーハー | 摩擦リングおよび摩擦リングを製造する方法 |
| US9718093B2 (en) | 2010-08-10 | 2017-08-01 | Hoerbiger Antriebstechnik Holding Gmbh | Friction ring and method for producing same |
| CN116164052A (zh) * | 2023-02-16 | 2023-05-26 | 浙江瑞格智能科技股份有限公司 | 同步器齿环结构 |
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