JPH0765290B2 - 路面標示ラインの施工方法及びその装置 - Google Patents

路面標示ラインの施工方法及びその装置

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JPH0765290B2
JPH0765290B2 JP1026449A JP2644989A JPH0765290B2 JP H0765290 B2 JPH0765290 B2 JP H0765290B2 JP 1026449 A JP1026449 A JP 1026449A JP 2644989 A JP2644989 A JP 2644989A JP H0765290 B2 JPH0765290 B2 JP H0765290B2
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は道路区画線等の路面標示ラインの施工方法及び
その装置に関するものである。
(従来の技術) 従来、路面標示ラインは上面が平滑面であると自動車が
ライン上でスリップしやすく危険であると共に、夜間雨
天時に冠水して視認効果が著しくそこなわれることか
ら、これを改良したラインが要望され、例えば特公昭55
−27922号公報には上記改良ラインの施工方法が提案さ
れている。このラインの施工方法は、路面に溶融した塗
料をタンクのスリット部より流出して適宜の厚みと幅に
ライン状に塗布し、路面に塗布された塗料の上面に塊状
の硬化ないし半硬化塗料等からなる突部形成用塗料をタ
ンクより流出落下させ、路面のライン状塗料上に突部形
成用塗料を突出した状態で溶着固定するものである。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら、かかる従来のラインの施工方法は、路面
に塗布したライン状の塗料の上面に突部形成用塗料を流
出落下させるので、ライン用と突部用の2種類の塗料を
別々に準備しておかなければならないと共に、これらの
塗料の流出塗布を別々に行うことから作業性が悪い問題
点がある。又、突部形成用塗料を落下した後、ガスバー
ナーで加熱しないと塗料どうしの溶着が十分に行われ
ず、施工に手間がかかる問題点がある。
本発明はかかる従来の課題を解決した施工性の良い路面
標示ラインの施工方法及びその装置を提供することを目
的としている。
(課題を解決するための手段) 上記課題を解決するため、本発明路面標示ラインの施工
方法は、台車を移動させ、該台車上の塗料タンクのスリ
ット部から溶融した塗料を所定の幅で路面に流出させて
帯状物を形成すると共に、台車の車輪の回転と連動する
カムとレバー装置からなる作動部を介してスリット部を
周期的に吊上げ、スリット部からの塗料の流出量を増大
させて帯状物上に所定間隔をおいて突部を形成し、回転
伝達機構を介して台車の車輪の回転と連動してスリット
部後方のビーズ散布ロールを回転させて帯状物上にガラ
スビーズを散布し付着させるものである。又、小径のガ
ラスビーズを散布する小ビーズ散布ロールを常時又は該
ロール下方の帯状物上面が平滑な時に回転させ、大径の
ガラスビーズを散布する大ビーズ散布ロールを該ロール
下方の帯状物上面に突部が形成されている時に回転させ
てガラスビーズを散布するものである。
本発明路面標示ラインの施工装置は、台車上の塗料タン
クのスリット部から溶融した塗料を所定の幅で路面に流
出させ、路面に塗布した塗料上面にガラスビーズを散布
し付着させるようにした路面標示ラインの施工装置にお
いて、台車の車輪の回転と連動するカムと該カムによっ
て作動するレバー装置を備え、レバー装置にスリット部
が連結され、カムの回転によりレバー装置を介してスリ
ット部が周期的に吊上げられてスリット部からの塗料の
流出量が増大されるようになされ、スリット部後方に配
置したビーズ散布機にビーズ散布ロールを備え、該ビー
ズ散布ロールの回転が回転伝達機構を介して台車の車輪
の回転と連動するようになされたものである。又、ビー
ズ散布機に小径のガラスビーズを散布する小ビーズ散布
ロールと大径のガラスビーズを散布する大ビーズ散布ロ
ールとを備え、回転伝達機構がカム軸と連動され、該回
転伝達機構に、大ビーズ散布ロールの回転周期と小ビー
ズ散布ロールの停止周期がそれぞれカムによるレバー装
置の作動周期と対応するようにした間欠伝達機構が組込
まれて上記両ロールが間欠的に回転停止するようになさ
れ、スリット部からの塗料の流出量が増大されるレバー
装置の作動時に、間欠伝達機構を介して停止中の大ビー
ズ散布ロールが回転すると共に回転中の小ビーズ散布ロ
ールが停止するようになされたものである。
(実施例) 以下、図面を参照しながら本発明について説明する。
第1図は本発明施工装置の一実施例を示す概略側面図で
ある。
第1図において、(1)は手押し式の台車、(2)は車輪、
(3)は塗料タンク、(4)はスリット部、(5)は作動部、(6)
はカム、(7)はレバー装置、(8)は大径のガラスビーズタ
ンク、(9)は小径のガラスビーズタンク、(10),(11)はビ
ーズ散布機、(12),(13)は導管、(14)は回転伝達機構、
(15)は路面、(16)は帯状物である。
スリット部(4)は塗料タンク(3)から加熱溶融した塗料が
供給されるようになされており、車輪(2)により移動し
ながら塗料を所定の幅で路面(15)に流出して帯状物(16)
を形成するようになされている。該スリット部(4)は台
車(1)の側方に配置され、少くとも上下に回動するよう
に支持されている。又、スリット部(4)は後述の作動部
(5)を介して周期的に吊上げられて回動し、塗料の流出
量が周期的に増大するようになされている。
作動部(5)は台車(1)上に軸支されたカム(6)とレバー装
置(7)から形成されている。カム(6)は車輪(2)の回転と
連動され、例えば第2図の如く、車軸(17)に設けられた
スプロケット(18)とカム軸(19)に設けられたスプロケッ
ト(20)にチェーン(21)がかけられている。この第2図の
場合、カム軸(19)にクラッチ(22)が設けられ、クラッチ
ペダル(図示せず)により車軸(17)の回転伝達が断続操
作されるようになされている。又、カム(6)にはハンド
ル(23)が設けられ、クラッチ(22)の切断状態で回転操作
可能、すなわちカム突部の位置調整ができるようになさ
れている。
レバー装置(7)は2つのレバー(24),(25)から形成され、
カム(6)の回転によって作動するようになされている。
一方のレバー(24)は第3図の如く台車(1)上の支持部(2
6)に軸(27)により回動可能に支持され、端部にカム(6)
と摺接する摺接部(28)を有している。他方のレバー(25)
は第3図の如く上端部が軸(29)によりレバー(24)の端部
に回動可能に連結され、下端部が軸(30)によりスリット
部(4)の後面に回動可能に連結されている。
カム(6)の回転により、レバー(24)の摺接部(28)がカム
(6)の平滑面と摺接している間はレバー装置(7)は作動せ
ず、摺接部(28)がカム(6)の突部と摺接すると、第3図
の如くレバー(24)が軸(27)を支点として回動し、これに
ともなってレバー(25)が上方に引上げられ、スリット部
(4)が吊上げられるようになされている。このとき、ス
リット部(4)は前面が台車(1)と継手(31)に回動可能に支
持され、レバー装置(7)が作動すると継手(31)を支点に
上方に回動して吊上げられるものである。なお、スリッ
ト部(4)の側面には上下動する側板(図示せず)が設け
られ、スリット部(4)が吊上げられた際に下方に強制移
動されてスリット部(4)の側面から塗料が流出しないよ
うになされている。
ビーズ散布機(10),(11)はスリット部(4)の後方所定位置
に配置され、それぞれ大ビーズ散布ロール(32)、小ビー
ズ散布ロール(33)を備え、これらロール(32),(33)の回
転が回転伝達機構(14)を介して車輪(2)の回転と連動す
るようになされている。又、回転伝達機構(14)には、大
ビーズ散布ロール(32)の回転周期と小ビーズ散布ロール
(33)の停止周期がそれぞれカム(6)によるレバー装置(7)
の作動周期と対応するようにした間欠伝達機構(34)が組
込まれている。
回転伝達機構(14)は、第2図の如く、上述した車軸(17)
とカム軸(19)間の伝達機構を含み、カム軸(19)に設けら
れたスプロケット(35)と中継軸(36)に設けられたスプロ
ケット(37)にチェーン(38)がかけられ、中継軸(36)のギ
ア(39)とギア軸(40)のギア(41)が噛合され、このギア軸
(40)に設けられたスプロケット(42)とギア軸(43)に設け
られたスプロケット(44)にチェーン(45)がかけられてい
る。間欠伝達機構(34)は、第2図の如く、上記ギア軸(4
0)の端部の間欠ギア(46)が大ビーズ散布ロール(32)と同
軸のギア(47)と噛合しうるようになされ、ギア軸(43)の
端部の間欠ギア(48)が小ビーズ散布ロール(33)と同軸の
ギア(49)と噛合するようになされている。上記間欠ギア
(46)は第5図の如く外周の一部に突出した部分のみがギ
ア(47)と噛合するようになされている。又、間欠ギア(4
8)は上記間欠ギア(46)とは逆に外周の一部に凹み部分が
設けられ、この凹み部分のみがギア(49)と噛合しないよ
うになされている。
しかして、本発明施工方法は、上記施工装置を用い、台
車(1)を移動させることにより、塗料タンク(3)のスリッ
ト部(4)から溶融した塗料を所定の幅で路面(15)に流出
させて帯状物(16)を形成する。このとき、台車(1)の車
輪(2)と連動する作動部(5)、詳しくは第3図の如くカム
(6)とレバー装置(7)を介してスリット部(4)を周期的に
上方に回動させるべく吊上げる。すなわち、スリット部
(4)を周期的に吊上げることにより塗料の流出量を周期
的に増大させ、第6図の如く帯状物(16)上に所定間隔を
おいて突部(50)を形成する。
さらに、スリット部(4)の後方において路面(15)に塗布
した帯状物(16)の上面が平滑な時には小ビーズ散布ロー
ル(33)を回転させ、帯状物(16)の上面に突部(50)が形成
されている時には大ビーズ散布ロール(32)を回転させ
て、第6図の如く、小径ガラスビーズ(51)、大径ガラス
ビーズ(52)を散布し、付着させる。
上記ガラスビーズ(51),(52)の散布は、回転伝達機構(1
4)と間欠伝達機構(34)により車輪(2)の回転と連動して
小ビーズ散布ロール(33)、大ビーズ散布ロール(32)を回
転させることにより行う。詳しくは始動時にビーズタン
ク(8),(9)のコックを閉じ、クラッチ(22)を切断し、カ
ム(6)のハンドル(23)を回転させてカム突部の位置を調
整することにより、これにともなって間欠伝達機構(34)
の間欠ギア(46)とギア(47)の噛合、間欠ギア(48)とギア
(49)の噛合状態を調整しておき、カム(6)によるレバー
装置(7)の作動周期に対応して上記ロール(32),(33)を間
欠的に回転停止させる。すなわち、スリット部(4)から
の塗料の流出量が増大されるレバー装置(7)の作動時
に、間欠ギア(46)とギア(47)が噛合されて大ビーズ散布
ロール(32)が回転すると共に、間欠ギア(48)とギア(49)
の噛合がはずれて小ビーズ散布ロール(33)が停止し、大
径ガラスビーズ(52)のみが散布される。又、レバー装置
(7)が作動を終了して元に戻ると、間欠ギア(46)とギア
(47)の噛合がはずれて大ビーズ散布ロール(32)が停止す
ると共に、間欠ギア(48)とギア(49)が噛合されて小ビー
ズ散布ロール(33)が回転し、小径ガラスビーズ(51)のみ
が散布される。なお、間欠ギア(46)とギア(47)の噛合、
間欠ギア(48)とギア(49)の噛合は、上述した如くロール
(33)下方の帯状物(16)の上面が平滑な時に小ビーズ散布
ロール(33)、すなわちギア(49)が回転し、ロール(32)下
方の帯状物(16)の上面に突部(50)が形成されている時に
大ビーズ散布ロール(32)、すなわちギア(47)が回転する
ように予め設計されている。
以上説明した実施例においては、それぞれ小径と大径の
ガラスビーズ(51),(52)を特定箇所に散布するようにし
ているが、小ビーズ散布ロール(33)を常時回転させて帯
状物(16)の上面全体に小径ガラスビーズ(51)を散布し、
突部(50)に大径ガラスビーズ(52)を散布してもよい。
又、大径ガラスビーズ(52)の代わりに高輝度のガラスビ
ーズを散布してもよい。又、帯状物(16)の上面の平滑や
突部(50)に関係なく適宜径や輝度のガラスビーズを散布
するようにしてもよい。この場合、ガラスビーズの散布
は車輪(2)の回転と運動されるが、回転伝達機構(14)に
間欠伝達機構(34)を介さないで直接ビーズ散布ロールが
連結されればよい。
(発明の効果) 以上詳述した如く、本発明は台車の車輪の回転と連動す
る作動部を介してスリット部を周期的に吊上げ、スリッ
ト部からの塗料の流出量を増大させて帯状物上に所定間
隔をおいて突部を形成するので、路面標示ライン及びラ
イン上の突部を同一塗料により同時に形成することがで
き、作業性を向上させることができる。しかも、ライン
上の突部形成を車輪の回転と連動して行うことから、突
部形成のための動力源を必要とせず、施工が簡単にでき
る。
又、回転伝達機構を介して台車の車輪の回転と連動して
ビーズ散布ロールを回転させてガラスビーズを散布する
ので、ビーズを均一に散布することができると共に、ビ
ーズ散布のための動力源がいらない。
さらに、小ビーズ散布ロール下方の帯状物の上面が平滑
な時に小径のガラスビーズを散布する小ビーズ散布ロー
ルを回転させ、大ビーズ散布ロール下方の帯状物の上面
に突部が形成されている時には大径のガラスビーズを散
布する大ビーズ散布ロールを回転させてガラスビーズを
散布するので、夜間雨天時においてもライン上突部のピ
ーズ反射効果を発揮する視認性の優れた路面標示ライン
を得ることができる。しかも、上記ビーズ散布ロールは
それぞれ台車の車輪の回転と連動する回転伝達機構、間
欠伝達機構を介して回転されるので、自動的にビーズの
散布分けができると共に均一に散布することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明施工装置の一実施例を示す概略側面図、
第2図は本発明施工装置における伝達機構を示す平面
図、第3図は本発明施工装置における作動部を示す一部
切欠側面図、第4図は本発明施工装置における間欠伝達
機構の小径ビーズ散布側ギア噛合説明図、第5図は同大
径ビーズ側ギア噛合説明図、第6図は本発明により施工
された路面標示ラインを示す一部切欠断面図である。 1……台車、2……車輪、3……塗料タンク、4……ス
リット部、5……作動部、6……カム、7……レバー装
置、8,9……ビーズタンク、10,11……ビーズ散布機、14
……回転伝達機構、15……路面、16……帯状物、32……
大ビーズ散布ロール、33……小ビーズ散布ロール、34…
…間欠伝達機構、50……突部、51……小径ガラスビー
ズ、52……大径ガラスビーズ。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】台車を移動させ、該台車上の塗料タンクの
    スリット部から溶融した塗料を所定の幅で路面に流出さ
    せて帯状物を形成すると共に、台車の車輪の回転と連動
    するカムとレバー装置からなる作動部を介してスリット
    部を周期的に吊上げ、スリット部からの塗料の流出量を
    増大させて帯状物上に所定間隔をおいて突部を形成し、
    回転伝達機構を介して台車の車輪の回転と連動してスリ
    ット部後方のビーズ散布ロールを回転させて帯状物上に
    ガラスビーズを散布し付着させる路面標示ラインの施工
    方法。
  2. 【請求項2】小径のガラスビーズを散布する小ビーズ散
    布ロールを常時又は該ロール下方の帯状物上面が平滑な
    時に回転させ、大径のガラスビーズを散布する大ビーズ
    散布ロールを該ロール下方の帯状物上面に突部が形成さ
    れている時に回転させてガラスビーズを散布する請求項
    1記載の路面標示ラインの施工方法。
  3. 【請求項3】台車上の塗料タンクのスリット部から溶融
    した塗料を所定の幅で路面に流出させ、路面に塗布した
    塗料上面にガラスビーズを散布し付着させるようにした
    路面標示ラインの施工装置において、台車の車輪の回転
    と連動するカムと該カムによって作動するレバー装置を
    備え、レバー装置にスリット部が連結され、カムの回転
    によりレバー装置を介してスリット部が周期的に吊上げ
    られてスリット部からの塗料の流出量が増大されるよう
    になされ、スリット部後方に配置したビーズ散布機にビ
    ーズ散布ロールを備え、該ビーズ散布ロールの回転が回
    転伝達機構を介して台車の車輪の回転と連動するように
    なされた路面標示ラインの施工方法。
  4. 【請求項4】ビーズ散布機に小径のガラスビーズを散布
    する小ビーズ散布ロールと大径のガラスビーズを散布す
    る大ビーズ散布ロールとを備え、回転伝達機構がカム軸
    と連動され、該回転伝達機構に、大ビーズ散布ロールの
    回転周期と小ビーズ散布ロールの停止周期がそれぞれカ
    ムによるレバー装置の作動周期と対応するようにした間
    欠伝達機構が組込まれて上記両ロールが間欠的に回転停
    止するようになされ、スリット部からの塗料の流出量が
    増大されるレバー装置の作動時に、間欠伝達機構を介し
    て停止中の大ビーズ散布ロールが回転すると共に回転中
    の小ビーズ散布ロールが停止するようになされた請求項
    3記載の路面標示ラインの施工方法。
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