JPH0766376A - 半導体基板の製造方法 - Google Patents
半導体基板の製造方法Info
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- JPH0766376A JPH0766376A JP21161693A JP21161693A JPH0766376A JP H0766376 A JPH0766376 A JP H0766376A JP 21161693 A JP21161693 A JP 21161693A JP 21161693 A JP21161693 A JP 21161693A JP H0766376 A JPH0766376 A JP H0766376A
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Abstract
(57)【要約】
【構成】 素子側ウェーハ1に酸化膜3を作成し(ST11
2)、これと支持側ウェーハ2とを接着し、接着ウェー
ハW1 を形成する(ST2)。その後、素子側ウェーハ1を
5μmまで研磨し、SOI構造を持つウェーハW2 を作
成する(ST3)。その後、そのウェーハW2 に対し、例え
ば、1200℃、1時間、H2 :Ar=5:1の不活性
雰囲気中で熱処理を行って、本発明に係るSOIウェー
ハW3 を形成する(ST4)。 【効果】 光散乱点やOSF密度の評価結果が向上し、
フォトカプラへの応用では光生成効率20〜30%の向
上が見られ、ゲートアレーへの応用では、20%以上の
歩留まり向上が確認された。基板起因のゲート酸化膜不
良が改善され薄い酸化膜で高耐圧が得られることにもな
った。
2)、これと支持側ウェーハ2とを接着し、接着ウェー
ハW1 を形成する(ST2)。その後、素子側ウェーハ1を
5μmまで研磨し、SOI構造を持つウェーハW2 を作
成する(ST3)。その後、そのウェーハW2 に対し、例え
ば、1200℃、1時間、H2 :Ar=5:1の不活性
雰囲気中で熱処理を行って、本発明に係るSOIウェー
ハW3 を形成する(ST4)。 【効果】 光散乱点やOSF密度の評価結果が向上し、
フォトカプラへの応用では光生成効率20〜30%の向
上が見られ、ゲートアレーへの応用では、20%以上の
歩留まり向上が確認された。基板起因のゲート酸化膜不
良が改善され薄い酸化膜で高耐圧が得られることにもな
った。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、半導体基板、特にSO
I構造接着ウェーハの製造方法に関するものである。
I構造接着ウェーハの製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】半導体素子の微細化が進むにつれSOI
構造が注目されてきた。例えば、MOSFETの場合、
微細化につれ動作電圧や電流も小さくなるが、ソース、
ドレイン領域とバルクとのPN接合面により形成される
寄生容量の存在により動作が遅くなることが懸念され
る。しかし、SOI構造の基板を用いることにより、全
体がシリコンで形成されている基板を用いたFETのソ
ース、ドレイン領域とバルクとのPN接合面における底
の部分が、SOI構造の基板ではソース、ドレイン領域
と絶縁膜との接触面に代わることとなって、その分だけ
PN接合面が小さくなり、寄生容量が大幅に削減され、
高速化が可能となる。
構造が注目されてきた。例えば、MOSFETの場合、
微細化につれ動作電圧や電流も小さくなるが、ソース、
ドレイン領域とバルクとのPN接合面により形成される
寄生容量の存在により動作が遅くなることが懸念され
る。しかし、SOI構造の基板を用いることにより、全
体がシリコンで形成されている基板を用いたFETのソ
ース、ドレイン領域とバルクとのPN接合面における底
の部分が、SOI構造の基板ではソース、ドレイン領域
と絶縁膜との接触面に代わることとなって、その分だけ
PN接合面が小さくなり、寄生容量が大幅に削減され、
高速化が可能となる。
【0003】また、チャネルを低抵抗化するために不純
物濃度を上げることが行われるが、これは全体がシリコ
ンの基板において微細化につれてショートチャネル効果
やパンチスルーの問題がシビアになるが、SOI構造の
場合、チャネル領域がソース、ドレイン領域と中間絶縁
膜層とで囲まれる領域に制限されるため、空乏層の広が
りが抑制されて、それらショートチャネル効果やパンチ
スルーを防止することができる。
物濃度を上げることが行われるが、これは全体がシリコ
ンの基板において微細化につれてショートチャネル効果
やパンチスルーの問題がシビアになるが、SOI構造の
場合、チャネル領域がソース、ドレイン領域と中間絶縁
膜層とで囲まれる領域に制限されるため、空乏層の広が
りが抑制されて、それらショートチャネル効果やパンチ
スルーを防止することができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このような
優れた長所を持つSOI構造の製造法は各種考えられて
いるが、Si−SiO2 界面及び薄膜Si層の結晶欠陥
の問題を抑制できるという点で接着式SOI構造のプロ
セスが最も有力視されている。
優れた長所を持つSOI構造の製造法は各種考えられて
いるが、Si−SiO2 界面及び薄膜Si層の結晶欠陥
の問題を抑制できるという点で接着式SOI構造のプロ
セスが最も有力視されている。
【0005】この接着ウェーハプロセスは、2枚のウェ
ーハ材料を用意し、その少なくとも一方の表面に酸化膜
を被着させた後、それら2枚のウェーハ材料を200℃
以上(望ましくは1000℃程度)の高温熱処理で強固
に接着一体化させる、というものである。
ーハ材料を用意し、その少なくとも一方の表面に酸化膜
を被着させた後、それら2枚のウェーハ材料を200℃
以上(望ましくは1000℃程度)の高温熱処理で強固
に接着一体化させる、というものである。
【0006】しかし、この従来の接着法は有力ではある
ものの、材料ウェーハとなるCZウェーハが酸化膜の品
質に大きく影響するSMD(Surface Micro Defect)を多
く含んでいるため、充分なものとは言いにくかった。
ものの、材料ウェーハとなるCZウェーハが酸化膜の品
質に大きく影響するSMD(Surface Micro Defect)を多
く含んでいるため、充分なものとは言いにくかった。
【0007】また、酸化膜等の絶縁膜を介して接着した
SOI構造を持つ接着ウェーハは高耐圧素子等に用いる
ことが考えられており、この場合、中間絶縁膜層の耐電
圧特性が重要となる。
SOI構造を持つ接着ウェーハは高耐圧素子等に用いる
ことが考えられており、この場合、中間絶縁膜層の耐電
圧特性が重要となる。
【0008】しかし、従来、この耐電圧特性を上げるに
は、酸化膜の品質の悪さを酸化膜を厚くして補償するし
かなく、酸化膜を厚くするとシリコンと酸化膜との内部
応力の違いにより、接着ウェーハに反りが発生し易くな
るため、SOI基板の高耐圧素子への採用の実現は今だ
厳しい状況にある。
は、酸化膜の品質の悪さを酸化膜を厚くして補償するし
かなく、酸化膜を厚くするとシリコンと酸化膜との内部
応力の違いにより、接着ウェーハに反りが発生し易くな
るため、SOI基板の高耐圧素子への採用の実現は今だ
厳しい状況にある。
【0009】本発明は、上記従来技術の有する問題点に
鑑みてなされたもので、その目的とするところは、SM
Dが低減されたSOI構造の半導体基板を形成できる半
導体基板の製造方法を提供することにある。
鑑みてなされたもので、その目的とするところは、SM
Dが低減されたSOI構造の半導体基板を形成できる半
導体基板の製造方法を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の半導体基板の製
造方法は、SOI構造を有する接着ウェーハの材料であ
る2枚の材料ウェーハの少なくとも一方の被接着面に絶
縁膜を形成する工程と、前記2枚の材料ウェーハを接着
する工程と、その接着体に対し、還元性あるいは不活性
雰囲気中において1000℃以上の高温で30分以上の
熱処理を施したものを上記接着ウェーハとして形成する
工程とを含むことを特徴とする。
造方法は、SOI構造を有する接着ウェーハの材料であ
る2枚の材料ウェーハの少なくとも一方の被接着面に絶
縁膜を形成する工程と、前記2枚の材料ウェーハを接着
する工程と、その接着体に対し、還元性あるいは不活性
雰囲気中において1000℃以上の高温で30分以上の
熱処理を施したものを上記接着ウェーハとして形成する
工程とを含むことを特徴とする。
【0011】本発明はまた2枚の材料ウェーハの接着体
に対して熱処理を施す前に該接着体の素子形成層を所定
の厚さに研磨する工程を含むことが可能である。
に対して熱処理を施す前に該接着体の素子形成層を所定
の厚さに研磨する工程を含むことが可能である。
【0012】更に接着ウェーハの素子形成面をpH8以
上の塩基性水溶液に浸すか、あるいは該水溶液から蒸発
する蒸気に晒す工程を含むことも可能である。
上の塩基性水溶液に浸すか、あるいは該水溶液から蒸発
する蒸気に晒す工程を含むことも可能である。
【0013】なお、上記不活性雰囲気は、N2 、He、
Ne、Ar、Kr、Xeのうち少なくとも一つからなる
不活性ガスから形成される。
Ne、Ar、Kr、Xeのうち少なくとも一つからなる
不活性ガスから形成される。
【0014】また、上記還元性雰囲気は、このような不
活性ガスとH2 、COのうち少なくとも一方との混合ガ
スによって形成することが可能である。
活性ガスとH2 、COのうち少なくとも一方との混合ガ
スによって形成することが可能である。
【0015】
【作用】本発明によれば、従来のウェーハと本発明ウェ
ーハとについてレーザを用いた光散乱点方式のパーティ
クルカウンタによって散乱点の計数を行うとともに、O
SF密度の評価を行った結果、両評価結果ともに本発明
のウェーハは従来のウェーハに比べ密度値が激減するこ
とが確認された(図2及び図3参照。)。
ーハとについてレーザを用いた光散乱点方式のパーティ
クルカウンタによって散乱点の計数を行うとともに、O
SF密度の評価を行った結果、両評価結果ともに本発明
のウェーハは従来のウェーハに比べ密度値が激減するこ
とが確認された(図2及び図3参照。)。
【0016】このようにSMDが減少したことは具体的
なデバイスへの応用試験を行ったときも良好な結果が出
たことによっても証明された。
なデバイスへの応用試験を行ったときも良好な結果が出
たことによっても証明された。
【0017】例えば、フォトカプラへ応用し、その光生
成効率の計測を行ったところ、従来に比べ20〜30%
の向上が見られた(図4参照。)。
成効率の計測を行ったところ、従来に比べ20〜30%
の向上が見られた(図4参照。)。
【0018】また、ゲートアレーへの応用を試みたと
き、従来より20%以上の歩留まり向上が確認された
(図6参照。)。また、基板起因のゲート酸化膜不良を
ほぼ零にすることができ、BI不良等の酸化膜信頼性不
良の大幅低減が可能となることがわかった。これによっ
て、その不良が改善される分だけ薄い酸化膜で高耐圧が
得られる。
き、従来より20%以上の歩留まり向上が確認された
(図6参照。)。また、基板起因のゲート酸化膜不良を
ほぼ零にすることができ、BI不良等の酸化膜信頼性不
良の大幅低減が可能となることがわかった。これによっ
て、その不良が改善される分だけ薄い酸化膜で高耐圧が
得られる。
【0019】
【実施例】以下に本発明の実施例について図面を参照し
つつ説明する。図1は本発明の一実施例に係る半導体基
板の製造プロセスを説明するものである。
つつ説明する。図1は本発明の一実施例に係る半導体基
板の製造プロセスを説明するものである。
【0020】この図において、まず、それぞれ素子側な
らびに支持側とする2枚のウェーハ1,2を準備する。
素子側ウェーハ1としては例えばCZ−N型(100)
5”φを用意し(ST111)、これに例えば1100
℃、180分のBOX(水素燃焼)酸化により膜厚1.
0μmの酸化膜3を作成する(ST112)。このとき
支持側ウェーハ2としてはCZ−N型(100)ρ=5
0Ω・cmを採用することができる(ST12)。
らびに支持側とする2枚のウェーハ1,2を準備する。
素子側ウェーハ1としては例えばCZ−N型(100)
5”φを用意し(ST111)、これに例えば1100
℃、180分のBOX(水素燃焼)酸化により膜厚1.
0μmの酸化膜3を作成する(ST112)。このとき
支持側ウェーハ2としてはCZ−N型(100)ρ=5
0Ω・cmを採用することができる(ST12)。
【0021】その後、素子側ウェーハ1及び支持側ウェ
ーハ2を接着し、接着ウェーハW1を形成する(ST
2)。そして、このウェーハW1 を、N2 /O2 の雰囲
気中で、1100℃、2時間のアニールを行い、その
後、素子側ウェーハ1を5μmまで研磨し、SOI構造
を持つウェーハW2 を作成した(ST3)。
ーハ2を接着し、接着ウェーハW1を形成する(ST
2)。そして、このウェーハW1 を、N2 /O2 の雰囲
気中で、1100℃、2時間のアニールを行い、その
後、素子側ウェーハ1を5μmまで研磨し、SOI構造
を持つウェーハW2 を作成した(ST3)。
【0022】その後、そのウェーハW2 に対し、120
0℃、1時間、H2 :Ar=5:1の雰囲気中で熱処理
を行って、本発明に係るSOIウェーハW3 を形成する
(ST4)。
0℃、1時間、H2 :Ar=5:1の雰囲気中で熱処理
を行って、本発明に係るSOIウェーハW3 を形成する
(ST4)。
【0023】図2は、従来のウェーハ(上記ステージS
T3の段階のウェーハW2 =サンプルA)と上記実施例
によるウェーハ(ST4の段階のウェーハ=サンプル
B)とについてレーザを用いた光散乱点方式のパーティ
クルカウンタによって散乱点の計数を行った結果を示す
ものである。
T3の段階のウェーハW2 =サンプルA)と上記実施例
によるウェーハ(ST4の段階のウェーハ=サンプル
B)とについてレーザを用いた光散乱点方式のパーティ
クルカウンタによって散乱点の計数を行った結果を示す
ものである。
【0024】この際、両サンプルA,B共に、H
2 O2 :NH3 OH:H2 O=1:1:20の水溶液に
浸し、70℃で20分間保持し、レーザを用いた光散乱
方式のパーティクルカウンタによって大きさ0.1〜
0.2μmの基板上の散乱点の計数を行った。
2 O2 :NH3 OH:H2 O=1:1:20の水溶液に
浸し、70℃で20分間保持し、レーザを用いた光散乱
方式のパーティクルカウンタによって大きさ0.1〜
0.2μmの基板上の散乱点の計数を行った。
【0025】図2に示すヒストグラムよれば、高温短時
間熱処理(ST4)を行ったサンプルBは、これを行わ
ないサンプルAに比べ、光散乱点が極めて低いのがわか
る。
間熱処理(ST4)を行ったサンプルBは、これを行わ
ないサンプルAに比べ、光散乱点が極めて低いのがわか
る。
【0026】図3はサンプルA及びBについてOSF密
度の評価を行った結果を示すものである。
度の評価を行った結果を示すものである。
【0027】これは、上記光散乱点の評価の後、両サン
プルA,Bについて、2step熱処理(780℃、3
時間+1000℃、16時間、ドライO2 )を行い、H
Fでの酸化膜エッチングを行った後、OSF密度の評価
を行った結果である。
プルA,Bについて、2step熱処理(780℃、3
時間+1000℃、16時間、ドライO2 )を行い、H
Fでの酸化膜エッチングを行った後、OSF密度の評価
を行った結果である。
【0028】図3に示すように、サンプルBはサンプル
Aに比べ、OSF密度が激減していた。
Aに比べ、OSF密度が激減していた。
【0029】次に、第2の実施例について説明する。第
1の実施例と同様のウェーハ1,2を用い(ST11
1,112,12に相当)、膜厚1.0μmの酸化膜を
はさんで接着する(ST2に相当)。素子側のウェーハ
1を厚さtN =20±2μmまで研磨し(ST3に相
当)、その後、上記実施例と同様雰囲気中で熱処理を行
った(ST4に相当)。その後、従来のウェーハ(ST
3の段階のウェーハ)と第2実施例のウェーハ(ST4
の段階のウェーハ)とについて、H2 O2 :NH3O
H:H2 O=1:1:20の水溶液中に浸し、70℃で
20分間保持した後、レーザ散乱方式によるパーティク
ルカウンタを用い、大きさ0.1〜0.2μmのウェー
ハ上の散乱点の計数を行った。その結果、散乱点密度が
0.5個/cm2 以下のものをサンプルC、同値以上の
ものをサンプルDとしてフォトカプラ用のウェーハとし
て供した。
1の実施例と同様のウェーハ1,2を用い(ST11
1,112,12に相当)、膜厚1.0μmの酸化膜を
はさんで接着する(ST2に相当)。素子側のウェーハ
1を厚さtN =20±2μmまで研磨し(ST3に相
当)、その後、上記実施例と同様雰囲気中で熱処理を行
った(ST4に相当)。その後、従来のウェーハ(ST
3の段階のウェーハ)と第2実施例のウェーハ(ST4
の段階のウェーハ)とについて、H2 O2 :NH3O
H:H2 O=1:1:20の水溶液中に浸し、70℃で
20分間保持した後、レーザ散乱方式によるパーティク
ルカウンタを用い、大きさ0.1〜0.2μmのウェー
ハ上の散乱点の計数を行った。その結果、散乱点密度が
0.5個/cm2 以下のものをサンプルC、同値以上の
ものをサンプルDとしてフォトカプラ用のウェーハとし
て供した。
【0030】図4はフォトカプラとして供したときの光
生成効率を計測した結果である。この図においては、本
発明を用いない従来製造方法のフォトカプラにおける数
値をRefとして示している。
生成効率を計測した結果である。この図においては、本
発明を用いない従来製造方法のフォトカプラにおける数
値をRefとして示している。
【0031】この図に示すように、本発明に係るサンプ
ルCは、従来のサンプルDに比べ20〜30%も光生成
効率が向上した。これにより、本発明に係るウェーハを
フォトカプラに使用した場合、光受光部の面積を小さく
できるため、大幅なコストダウンを図ることができる。
ルCは、従来のサンプルDに比べ20〜30%も光生成
効率が向上した。これにより、本発明に係るウェーハを
フォトカプラに使用した場合、光受光部の面積を小さく
できるため、大幅なコストダウンを図ることができる。
【0032】さらに、第3の実施例について示すと、ま
ず、第1の実施例と同様のウェーハを用い(ST11
1,112,12に相当)、膜厚1.0μmの酸化膜を
挟んで接着する(ST2に相当)。素子側のウェーハ1
を厚さ1000オングストロームまで研磨し(ST3に
相当)、1200℃、H2 雰囲気中でで1時間熱処理を
行う(ST4に相当)。この後、N2 O2 :NH3 O
H:H2 O=1:1:15の水溶液中に浸し、70℃で
20分間保持し、レーザ散乱方式によるパーティクルカ
ウンタを用い、大きさ0.1〜0.2μmのウェーハ上
の散乱点の計数を行った。この散乱点密度が0.5個/
1cm2 以下のものをサンプルEとし、熱処理を行わな
い従来品をRefとしてゲート長0.1μm、ゲート酸
化膜厚100オングストロームのトランジスタを使った
ゲートアレー用の基板として供した。
ず、第1の実施例と同様のウェーハを用い(ST11
1,112,12に相当)、膜厚1.0μmの酸化膜を
挟んで接着する(ST2に相当)。素子側のウェーハ1
を厚さ1000オングストロームまで研磨し(ST3に
相当)、1200℃、H2 雰囲気中でで1時間熱処理を
行う(ST4に相当)。この後、N2 O2 :NH3 O
H:H2 O=1:1:15の水溶液中に浸し、70℃で
20分間保持し、レーザ散乱方式によるパーティクルカ
ウンタを用い、大きさ0.1〜0.2μmのウェーハ上
の散乱点の計数を行った。この散乱点密度が0.5個/
1cm2 以下のものをサンプルEとし、熱処理を行わな
い従来品をRefとしてゲート長0.1μm、ゲート酸
化膜厚100オングストロームのトランジスタを使った
ゲートアレー用の基板として供した。
【0033】図5はそのデバイス単体の構造を示すもの
である。
である。
【0034】601は支持ウェーハからなる基板、60
2は層間酸化膜、603は素子領域をなすSOI膜であ
り、このSOI膜603の周囲にはLOCOS構造の素
子分離酸化膜604が形成されている。SOI膜603
の中心部上にはMOS構造のゲート電極が形成されてお
り、605はそのポリシリコンゲート電極膜、606は
ゲート酸化膜である。SOI膜603のゲート電極下の
領域がチャネル形成領域とされ、このチャネル形成領域
と素子分離酸化膜604との間にはソース・ドレインと
なるp+ 拡散層607,608が形成されている。
2は層間酸化膜、603は素子領域をなすSOI膜であ
り、このSOI膜603の周囲にはLOCOS構造の素
子分離酸化膜604が形成されている。SOI膜603
の中心部上にはMOS構造のゲート電極が形成されてお
り、605はそのポリシリコンゲート電極膜、606は
ゲート酸化膜である。SOI膜603のゲート電極下の
領域がチャネル形成領域とされ、このチャネル形成領域
と素子分離酸化膜604との間にはソース・ドレインと
なるp+ 拡散層607,608が形成されている。
【0035】図6はサンプルEによりこのようなデバイ
スからなるゲートアレーを形成したときの歩留まりを従
来のゲートアレー(Ref)のそれと比較して示すもの
である。
スからなるゲートアレーを形成したときの歩留まりを従
来のゲートアレー(Ref)のそれと比較して示すもの
である。
【0036】この図に示すように、本発明に係るサンプ
ルEを用いたゲートアレイでは従来品に比べて20%以
上も歩留まりが向上するのがわかった。また、基板起因
のゲート酸化膜不良をほぼ零にすることができ、BI不
良等の酸化膜信頼性不良の大幅低減が可能となることが
わかった。これによって、その不良が改善される分だけ
薄い酸化膜で高耐圧が得られる。
ルEを用いたゲートアレイでは従来品に比べて20%以
上も歩留まりが向上するのがわかった。また、基板起因
のゲート酸化膜不良をほぼ零にすることができ、BI不
良等の酸化膜信頼性不良の大幅低減が可能となることが
わかった。これによって、その不良が改善される分だけ
薄い酸化膜で高耐圧が得られる。
【0037】なお、上記実施例では本発明に係るウェー
ハのフォトカプラ及びゲートアレーへの応用例を示した
が、本発明はMOSデバイス全般に適用することができ
るものである。
ハのフォトカプラ及びゲートアレーへの応用例を示した
が、本発明はMOSデバイス全般に適用することができ
るものである。
【0038】例えば、DRAM、SRAM、MROM等
のメモリやE2 PROM等のトンネル酸化膜を用いるメ
モリに対しても特にゲートアレーへの応用時と同等の効
果が得られる。
のメモリやE2 PROM等のトンネル酸化膜を用いるメ
モリに対しても特にゲートアレーへの応用時と同等の効
果が得られる。
【0039】なお、上記不活性雰囲気は、N2 、He、
Ne、Ar、Kr、Xeのうち少なくとも一つからなる
不活性ガスから形成される。
Ne、Ar、Kr、Xeのうち少なくとも一つからなる
不活性ガスから形成される。
【0040】また、上記還元性雰囲気は、このような不
活性ガスとH2 、COのうち少なくとも一方との混合ガ
スによって形成することが可能である。
活性ガスとH2 、COのうち少なくとも一方との混合ガ
スによって形成することが可能である。
【0041】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、従
来のウェーハと本発明ウェーハとについてレーザを用い
た光散乱点方式のパーティクルカウンタによって散乱点
の計数を行うとともに、OSF密度の評価を行った結
果、両評価結果ともに本発明のウェーハは従来のウェー
ハに比べ密度値が激減することが確認された(図2及び
図3参照。)。
来のウェーハと本発明ウェーハとについてレーザを用い
た光散乱点方式のパーティクルカウンタによって散乱点
の計数を行うとともに、OSF密度の評価を行った結
果、両評価結果ともに本発明のウェーハは従来のウェー
ハに比べ密度値が激減することが確認された(図2及び
図3参照。)。
【0042】このようにSMDが減少したことは具体的
なデバイスへの応用試験を行ったときも良好な結果が出
たことによっても証明された。
なデバイスへの応用試験を行ったときも良好な結果が出
たことによっても証明された。
【0043】例えば、フォトカプラへ応用し、その光生
成効率の計測を行ったところ、従来に比べ20〜30%
の向上が見られた(図4参照。)。
成効率の計測を行ったところ、従来に比べ20〜30%
の向上が見られた(図4参照。)。
【0044】また、ゲートアレーへの応用を試みたと
き、従来より20%以上の歩留まり向上が確認された
(図6参照。)。また、基板起因のゲート酸化膜不良を
ほぼ零にすることができ、BI不良等の酸化膜信頼性不
良の大幅低減が可能となることがわかった。これによっ
て、その不良が改善される分だけ薄い酸化膜で高耐圧が
得られる。
き、従来より20%以上の歩留まり向上が確認された
(図6参照。)。また、基板起因のゲート酸化膜不良を
ほぼ零にすることができ、BI不良等の酸化膜信頼性不
良の大幅低減が可能となることがわかった。これによっ
て、その不良が改善される分だけ薄い酸化膜で高耐圧が
得られる。
【図1】本発明に係る半導体基板の製造方法を図解する
プロセス線図。
プロセス線図。
【図2】本発明方法で製造したSOIウェーハについて
レーザを用いた光散乱点方式のパーティクルカウンタに
よる散乱点の計数結果を示したグラフ。
レーザを用いた光散乱点方式のパーティクルカウンタに
よる散乱点の計数結果を示したグラフ。
【図3】本発明方法で製造したSOIウェーハについて
OSF密度の評価を行った結果を示すグラフ。
OSF密度の評価を行った結果を示すグラフ。
【図4】本発明方法で製造したSOIウェーハをフォト
カプラに応用したときの光生成効率の評価結果を示すグ
ラフ。
カプラに応用したときの光生成効率の評価結果を示すグ
ラフ。
【図5】本発明方法で製造したSOIウェーハ応用した
ゲートアレーのデバイス単体の構造を示す断面図。
ゲートアレーのデバイス単体の構造を示す断面図。
【図6】本発明方法で製造したSOIウェーハを図5に
示すゲートアレーに応用したときの歩留まり評価結果を
示すグラフ。
示すゲートアレーに応用したときの歩留まり評価結果を
示すグラフ。
ST112 素子側ウェーハに酸化膜を形成する工程 ST2 接着工程 ST3 素子形成層研磨工程 ST4 還元性または不活性雰囲気でのアニール工程 1 素子側ウェーハ 2 支持側ウェーハ 3 酸化膜 W1 ST2の段階で形成される接着ウェーハ W2 ST3の段階で形成される接着ウェーハ W3 ST4の段階で形成される接着ウェーハ
Claims (3)
- 【請求項1】SOI構造を有する接着ウェーハの材料で
ある2枚の材料ウェーハの少なくとも一方の被接着面に
絶縁膜を形成する工程と、 前記2枚の材料ウェーハを接着する工程と、 その接着体に対し、還元性あるいは不活性雰囲気中にお
いて1000℃以上の高温で30分以上の熱処理を施し
たものを上記接着ウェーハとして形成する工程と、 を含むことを特徴とする半導体基板の製造方法。 - 【請求項2】2枚の材料ウェーハの接着体に対して熱処
理を施す前に該接着体の素子形成層を所定の厚さに研磨
する工程を含むことを特徴とする請求項1記載の半導体
基板の製造方法。 - 【請求項3】接着ウェーハの素子形成面をpH8以上の
塩基性水溶液に浸すか、あるいは該水溶液から蒸発する
蒸気に晒す工程を含むことを特徴とする請求項1、2の
うちいずれか1項記載の半導体基板の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21161693A JPH0766376A (ja) | 1993-08-26 | 1993-08-26 | 半導体基板の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21161693A JPH0766376A (ja) | 1993-08-26 | 1993-08-26 | 半導体基板の製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0766376A true JPH0766376A (ja) | 1995-03-10 |
Family
ID=16608715
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP21161693A Pending JPH0766376A (ja) | 1993-08-26 | 1993-08-26 | 半導体基板の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0766376A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| FR2761526A1 (fr) * | 1997-03-31 | 1998-10-02 | Mitsubishi Electric Corp | Procede pour fabriquer une tranche de silicium et tranche de silicium fabriquee par ce procede |
-
1993
- 1993-08-26 JP JP21161693A patent/JPH0766376A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| FR2761526A1 (fr) * | 1997-03-31 | 1998-10-02 | Mitsubishi Electric Corp | Procede pour fabriquer une tranche de silicium et tranche de silicium fabriquee par ce procede |
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