JPH076732A - 屈曲形けい光ランプおよびこれを用いた照明器具 - Google Patents
屈曲形けい光ランプおよびこれを用いた照明器具Info
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- JPH076732A JPH076732A JP14905493A JP14905493A JPH076732A JP H076732 A JPH076732 A JP H076732A JP 14905493 A JP14905493 A JP 14905493A JP 14905493 A JP14905493 A JP 14905493A JP H076732 A JPH076732 A JP H076732A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】色むらや透けて見えるのを防止し、かつ強度の
低下も防止することができる屈曲形けい光ランプおよび
これを用いた照明器具を提供する。 【構成】両端に直線部11を備えるとともにこれら直線
部相互を連通する連通部12を有するバルブ10の内面
に、けい光体被膜15を形成した屈曲形けい光ランプ1
において、連通部12におけるけい光体の膜厚tを、
8.0μm以上とし、かつ直線部11におけるけい光体
の膜厚T以下にしたことを特徴とする。 【作用】連通部のけい光体の膜厚が厚くなり、直線部の
けい光体の膜厚との格差が小さくなるので、色むらが解
消されるとともに、連通部が透けて見えることがなくな
り、かつ膜厚が大きくなるから機械的強度が向上する。
低下も防止することができる屈曲形けい光ランプおよび
これを用いた照明器具を提供する。 【構成】両端に直線部11を備えるとともにこれら直線
部相互を連通する連通部12を有するバルブ10の内面
に、けい光体被膜15を形成した屈曲形けい光ランプ1
において、連通部12におけるけい光体の膜厚tを、
8.0μm以上とし、かつ直線部11におけるけい光体
の膜厚T以下にしたことを特徴とする。 【作用】連通部のけい光体の膜厚が厚くなり、直線部の
けい光体の膜厚との格差が小さくなるので、色むらが解
消されるとともに、連通部が透けて見えることがなくな
り、かつ膜厚が大きくなるから機械的強度が向上する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、U字形などのような屈
曲形状バルブの内面にけい光体被膜を形成した屈曲形け
い光ランプおよびこれを用いた照明器具に関する。
曲形状バルブの内面にけい光体被膜を形成した屈曲形け
い光ランプおよびこれを用いた照明器具に関する。
【0002】
【従来の技術】最近、バルブの形状がU字形、H字形ま
たはW字形等に屈曲成形されてなるけい光ランプ(コン
パクト形と称している)が広く普及しつつある。この種
のけい光ランプは、バルブの両端に直線部を有し、これ
ら直線部のそれぞれ一端に電極を封装するとともに他端
を屈曲部等のような連通部によって相互に連通した構造
をなしており、バルブの内面にはけい光体被膜が形成さ
れている。
たはW字形等に屈曲成形されてなるけい光ランプ(コン
パクト形と称している)が広く普及しつつある。この種
のけい光ランプは、バルブの両端に直線部を有し、これ
ら直線部のそれぞれ一端に電極を封装するとともに他端
を屈曲部等のような連通部によって相互に連通した構造
をなしており、バルブの内面にはけい光体被膜が形成さ
れている。
【0003】このような屈曲形けい光ランプにおいて、
上記バルブの内面にけい光体被膜を形成する場合は、直
線部の開口端を上向きにしてこの開口端からバルブ内に
けい光体の塗布液を注入し、このバルブ内に塗布液が充
満するとバルブを上下反転して上記開口端から余剰の塗
布液を流出させ、これによりバルブの内面を塗布液で濡
らしてバルブ内面に塗布するようにしている。そして、
開口端を下向きの姿勢に保持したまま、この開口端から
バルブの内部に乾燥用のエアーを吹き込み、いわゆるエ
アーブローすることにより上記塗布液を乾燥させてい
る。
上記バルブの内面にけい光体被膜を形成する場合は、直
線部の開口端を上向きにしてこの開口端からバルブ内に
けい光体の塗布液を注入し、このバルブ内に塗布液が充
満するとバルブを上下反転して上記開口端から余剰の塗
布液を流出させ、これによりバルブの内面を塗布液で濡
らしてバルブ内面に塗布するようにしている。そして、
開口端を下向きの姿勢に保持したまま、この開口端から
バルブの内部に乾燥用のエアーを吹き込み、いわゆるエ
アーブローすることにより上記塗布液を乾燥させてい
る。
【0004】塗布液としては有機溶媒にけい光体粉末を
溶かした溶液を用いることもあるが、有機溶媒は火災等
の事故が心配され、取扱いが面倒であるため、最近は水
溶性塗布液を用いる傾向にある。しかし、水溶性のけい
光体塗布液は、乾燥が遅いので上記エアーブローにより
乾燥を促進させるようにしている。
溶かした溶液を用いることもあるが、有機溶媒は火災等
の事故が心配され、取扱いが面倒であるため、最近は水
溶性塗布液を用いる傾向にある。しかし、水溶性のけい
光体塗布液は、乾燥が遅いので上記エアーブローにより
乾燥を促進させるようにしている。
【0005】しかし、このようなエアーブローを採用し
ても、乾燥の過程でバルブ壁面に沿って塗布液が流れ落
ち、このため上に位置する連通部はその塗布膜厚が相対
的に薄くなり、これに比べて下に位置する直線部は塗布
膜厚が厚くなる傾向がある。
ても、乾燥の過程でバルブ壁面に沿って塗布液が流れ落
ち、このため上に位置する連通部はその塗布膜厚が相対
的に薄くなり、これに比べて下に位置する直線部は塗布
膜厚が厚くなる傾向がある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】連通部の膜厚があまり
にも薄くなり過ぎると、紫外線を可視光に変換する性能
が低下しバルブの位置により色むらを生じるとともに、
点灯中に透けて見えることがあり、外観が著しく低下す
る。特に、反射体によりこの種のランプの一側方向を覆
い、他側方向から光を放出する照明器具の場合は、色む
らや透けて見えるのが目立つ不具合がある。
にも薄くなり過ぎると、紫外線を可視光に変換する性能
が低下しバルブの位置により色むらを生じるとともに、
点灯中に透けて見えることがあり、外観が著しく低下す
る。特に、反射体によりこの種のランプの一側方向を覆
い、他側方向から光を放出する照明器具の場合は、色む
らや透けて見えるのが目立つ不具合がある。
【0007】また、連通部はもともと応力が発生し易い
箇所であるのに加えてここのけい光の膜厚が薄いと、機
械的強度が低下し、破損し易い不具合もある。本発明は
このような事情にもとづきなされたもので、その目的と
するところは、色むらや透けて見えるのを防止し、かつ
強度の低下も防止することができる屈曲形けい光ランプ
およびこれを用いた照明器具を提供しようとするもので
ある。
箇所であるのに加えてここのけい光の膜厚が薄いと、機
械的強度が低下し、破損し易い不具合もある。本発明は
このような事情にもとづきなされたもので、その目的と
するところは、色むらや透けて見えるのを防止し、かつ
強度の低下も防止することができる屈曲形けい光ランプ
およびこれを用いた照明器具を提供しようとするもので
ある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
請求項1に記載の屈曲形けい光ランプは、連通部におけ
るけい光体の膜厚tを、8.0μm以上とし、かつ直線
部におけるけい光体の膜厚T以下にしたことを特徴とす
る。また、請求項2に記載の屈曲形けい光ランプは、連
通部におけるけい光体の膜厚をt、直線部におけるけい
光体の膜厚をTとした場合、0.28≦t/T≦1とし
たことを特徴とする。請求項3に記載の照明器具は、上
記請求項1または請求項2の屈曲形けい光ランプと、こ
のランプの一側方向を覆うとともに他側方向から光を放
出する反射体とを備えたことを特徴とする。
請求項1に記載の屈曲形けい光ランプは、連通部におけ
るけい光体の膜厚tを、8.0μm以上とし、かつ直線
部におけるけい光体の膜厚T以下にしたことを特徴とす
る。また、請求項2に記載の屈曲形けい光ランプは、連
通部におけるけい光体の膜厚をt、直線部におけるけい
光体の膜厚をTとした場合、0.28≦t/T≦1とし
たことを特徴とする。請求項3に記載の照明器具は、上
記請求項1または請求項2の屈曲形けい光ランプと、こ
のランプの一側方向を覆うとともに他側方向から光を放
出する反射体とを備えたことを特徴とする。
【0009】
【作用】本発明の屈曲形けい光ランプによれば、連通部
のけい光体の膜厚が厚くなり、直線部のけい光体の膜厚
との格差が小さくなるので、色むらが解消されるととも
に、連通部が透けて見えることがなくなり、かつ膜厚が
大きくなることから機械的強度が向上する。また、本発
明の照明器具によれば、ランプの色むらや透けて見える
のが解消されるから、色や明るさのばらつきがなくな
り、配光特性がよくなる。
のけい光体の膜厚が厚くなり、直線部のけい光体の膜厚
との格差が小さくなるので、色むらが解消されるととも
に、連通部が透けて見えることがなくなり、かつ膜厚が
大きくなることから機械的強度が向上する。また、本発
明の照明器具によれば、ランプの色むらや透けて見える
のが解消されるから、色や明るさのばらつきがなくな
り、配光特性がよくなる。
【0010】
【実施例】以下本発明について、図1ないし図6に示す
第1の実施例にもとづき説明する。図1はU字形のけい
光ランプ1を示し、図において10はU字形に成形した
バルブである。バルブ10は、両端部に直線部11、1
1を有し、これら直線部11、11を屈曲部よりなる連
通部12により相互に連通してある。直線部11、11
のそれぞれ端部には、ステム13、13に支持された電
極14、14が封装されている。
第1の実施例にもとづき説明する。図1はU字形のけい
光ランプ1を示し、図において10はU字形に成形した
バルブである。バルブ10は、両端部に直線部11、1
1を有し、これら直線部11、11を屈曲部よりなる連
通部12により相互に連通してある。直線部11、11
のそれぞれ端部には、ステム13、13に支持された電
極14、14が封装されている。
【0011】バルブ10の内面にはけい光体被膜15が
形成されている。けい光体被膜の膜厚はバルブ全面に亘
り均等であることが望ましいが、成形時のばらつきのた
め膜厚差が発生する。しかし、本実施例の場合、連通部
12におけるけい光体の膜厚tは9.0μm、直線部1
1におけるけい光体の膜厚Tは平均28μmとされてお
り、t/T=0.32となっている。
形成されている。けい光体被膜の膜厚はバルブ全面に亘
り均等であることが望ましいが、成形時のばらつきのた
め膜厚差が発生する。しかし、本実施例の場合、連通部
12におけるけい光体の膜厚tは9.0μm、直線部1
1におけるけい光体の膜厚Tは平均28μmとされてお
り、t/T=0.32となっている。
【0012】従来の場合、連通部12におけるけい光体
の膜厚tは平均でほぼ7.5μmであり、直線部11に
おけるけい光体の膜厚Tは平均28μmとなっており、
t/T=0.268であった。したがって、本実施例の
場合、直線部11における膜厚は従来と同様であるが、
連通部12における膜厚が従来に比べて大きくなってお
り、直線部11と連通部12との膜厚差は小さくなって
いる。
の膜厚tは平均でほぼ7.5μmであり、直線部11に
おけるけい光体の膜厚Tは平均28μmとなっており、
t/T=0.268であった。したがって、本実施例の
場合、直線部11における膜厚は従来と同様であるが、
連通部12における膜厚が従来に比べて大きくなってお
り、直線部11と連通部12との膜厚差は小さくなって
いる。
【0013】直線部11と連通部12とでけい光体被膜
の膜厚差を小さくするには、図2に示す乾燥方法を用い
て実現することができる。すなわち、図2における30
はけい光体被膜の乾燥装置であり、内面に水溶性けい光
体塗布液を塗った屈曲形バルブ10を、バルブホルダー
31およびバルブフック32により、バルブの連通部1
2が上を向き、直線部11が下を向く姿勢で保持する。
バルブ10の下端開口部から内部ブロー装置33により
バルブ11の内部に乾燥用のエアーを吹き付ける。この
とき、連通部12の上方から連通部12の外面に向け
て、外部ブロー装置34により乾燥用のエアーを吹き付
ける。
の膜厚差を小さくするには、図2に示す乾燥方法を用い
て実現することができる。すなわち、図2における30
はけい光体被膜の乾燥装置であり、内面に水溶性けい光
体塗布液を塗った屈曲形バルブ10を、バルブホルダー
31およびバルブフック32により、バルブの連通部1
2が上を向き、直線部11が下を向く姿勢で保持する。
バルブ10の下端開口部から内部ブロー装置33により
バルブ11の内部に乾燥用のエアーを吹き付ける。この
とき、連通部12の上方から連通部12の外面に向け
て、外部ブロー装置34により乾燥用のエアーを吹き付
ける。
【0014】内部ブロー装置33からバルブ10の内部
に吹き付けられるエアーは、温度が室温であり、流速は
5.0m/秒程度である。また、外部ブロー装置34か
ら連通部12の外面に吹き付けられるエアーは、温度が
室温であり、流速は3〜7.0m/秒程度である。
に吹き付けられるエアーは、温度が室温であり、流速は
5.0m/秒程度である。また、外部ブロー装置34か
ら連通部12の外面に吹き付けられるエアーは、温度が
室温であり、流速は3〜7.0m/秒程度である。
【0015】このように、内部ブローと同時に外部ブロ
ーを行うと、連通部12の温度が外部ブローにより補わ
れるようになる。すなわち、けい光体が乾燥する場合、
水分が気化することによりかなりの熱が奪われ、バルブ
の外表面が水分で曇る程の冷却がなされる。そこで、奪
われた熱を補うため、外部からエアーを吹き付けて、こ
のエアーにより熱を供給する。つまり、連通部12を外
部ブローにて部分加熱を行い、この結果連通部12に塗
布したけい光体塗布液の乾燥を促す。
ーを行うと、連通部12の温度が外部ブローにより補わ
れるようになる。すなわち、けい光体が乾燥する場合、
水分が気化することによりかなりの熱が奪われ、バルブ
の外表面が水分で曇る程の冷却がなされる。そこで、奪
われた熱を補うため、外部からエアーを吹き付けて、こ
のエアーにより熱を供給する。つまり、連通部12を外
部ブローにて部分加熱を行い、この結果連通部12に塗
布したけい光体塗布液の乾燥を促す。
【0016】但し、この場合、温度の高いエアー(10
0〜300℃)を吹き付けると、液だれや膜厚のむらが
著しくなり、表面の膜肌が悪化する。これはバルブが急
加熱されることから、ベルブの表面に近い塗布液層から
乾燥が急速に始まるとともに、塗布液の粘度が急低下す
るためである。よって、吹き付けるエアーの温度は室温
程度が好ましい。
0〜300℃)を吹き付けると、液だれや膜厚のむらが
著しくなり、表面の膜肌が悪化する。これはバルブが急
加熱されることから、ベルブの表面に近い塗布液層から
乾燥が急速に始まるとともに、塗布液の粘度が急低下す
るためである。よって、吹き付けるエアーの温度は室温
程度が好ましい。
【0017】図3は、外部ブローのブローエアー流速
と、乾燥時間の関係を測定した図である。この特性よ
り、外部ブローの流速が1〜3m/秒で乾燥時間が減少
する効果が現れる。
と、乾燥時間の関係を測定した図である。この特性よ
り、外部ブローの流速が1〜3m/秒で乾燥時間が減少
する効果が現れる。
【0018】また、図4は、外部ブローのブローエアー
流速と、けい光体の付着量との関係を測定した図であ
る。この図から、外部ブローの流速が7m/秒程度まで
はけい光体の付着量が上昇する。
流速と、けい光体の付着量との関係を測定した図であ
る。この図から、外部ブローの流速が7m/秒程度まで
はけい光体の付着量が上昇する。
【0019】そして、図5は、外部ブローのブローエア
ー流速と、けい光体の膜厚との関係を示す。同図から、
外部ブローのエアー流速が変わっても直線部11の膜厚
はほとんど変化せず、平均28μm程度である。これに
対し、連通部12の膜厚は、外部ブローのエアー流速が
大きくなるにつれて増加しており、流速が7m/秒程度
までは膜厚が大きくなる。そして、連通部12の膜厚
は、従来(外部ブローのエアー流速は零)の場合は平均
で約7.5μmであるが、外部ブロー方法を用いると
8.0〜12μmになり、よって連通部12の膜厚が大
きくなる。
ー流速と、けい光体の膜厚との関係を示す。同図から、
外部ブローのエアー流速が変わっても直線部11の膜厚
はほとんど変化せず、平均28μm程度である。これに
対し、連通部12の膜厚は、外部ブローのエアー流速が
大きくなるにつれて増加しており、流速が7m/秒程度
までは膜厚が大きくなる。そして、連通部12の膜厚
は、従来(外部ブローのエアー流速は零)の場合は平均
で約7.5μmであるが、外部ブロー方法を用いると
8.0〜12μmになり、よって連通部12の膜厚が大
きくなる。
【0020】このようなことから、上記実施例のけい光
ランプ1は、連通部12の膜厚と直線部11の膜厚の格
差が小さくなり、よって紫外線を可視光に変換する機能
が差を生じなくなり、連通部12と直線部11とで色む
らの発生するのが防止される。また、連通部12は膜厚
が大きくなるので、点灯中に透けて見えることがなく、
外観も向上する。図6はけい光体の膜厚による外観テス
トの結果を示すもので、10人の試験人も目で透けて見
えるか否かを判断した表である。この表から、けい光体
被膜15の膜厚が8.0μm未満の場合に透けて見え
る、または透けて見え易いと判断されており、したがっ
て膜厚は8.0μm以上がよい。
ランプ1は、連通部12の膜厚と直線部11の膜厚の格
差が小さくなり、よって紫外線を可視光に変換する機能
が差を生じなくなり、連通部12と直線部11とで色む
らの発生するのが防止される。また、連通部12は膜厚
が大きくなるので、点灯中に透けて見えることがなく、
外観も向上する。図6はけい光体の膜厚による外観テス
トの結果を示すもので、10人の試験人も目で透けて見
えるか否かを判断した表である。この表から、けい光体
被膜15の膜厚が8.0μm未満の場合に透けて見え
る、または透けて見え易いと判断されており、したがっ
て膜厚は8.0μm以上がよい。
【0021】さらに、連通部12はけい光体を塗布した
ことにより機械的強度が高くなり、しかもその膜厚が大
きい程強度が大きくなる。したがって、応力の集中し勝
ちな連通部12の破損が防止される。なお、けい光体の
膜厚があまりに厚くなり過ぎると、けい光体ににより自
己吸収のために光量が低下する。このため、直線部11
の膜厚は28μm程度が望ましい。
ことにより機械的強度が高くなり、しかもその膜厚が大
きい程強度が大きくなる。したがって、応力の集中し勝
ちな連通部12の破損が防止される。なお、けい光体の
膜厚があまりに厚くなり過ぎると、けい光体ににより自
己吸収のために光量が低下する。このため、直線部11
の膜厚は28μm程度が望ましい。
【0022】したがって、屈曲形けい光ランプ1は、連
通部12におけるけい光体の膜厚tを8.0μm以上と
し、かつ直線部11におけるけい光体の膜厚T以下にす
れば、色むらや透けて見えるのが防止され、かつ機械的
強度が向上する。これを膜厚比で現すと、連通部におけ
るけい光体の膜厚をt、直線部におけるけい光体の膜厚
をTとした場合、0.28≦t/T≦1 にすればよい
ことになる。
通部12におけるけい光体の膜厚tを8.0μm以上と
し、かつ直線部11におけるけい光体の膜厚T以下にす
れば、色むらや透けて見えるのが防止され、かつ機械的
強度が向上する。これを膜厚比で現すと、連通部におけ
るけい光体の膜厚をt、直線部におけるけい光体の膜厚
をTとした場合、0.28≦t/T≦1 にすればよい
ことになる。
【0023】上記のようなコンパクト形けい光ランプ1
は、図7に示すような反射体20に組み込まれて、例え
ばスタンド照明器具として用いられる。反射体20は下
面が開放されたセードをなし、上記けい光ランプ1を水
平にして収容し、よってけい光ランプ1は上面側が反射
体20で覆われている。
は、図7に示すような反射体20に組み込まれて、例え
ばスタンド照明器具として用いられる。反射体20は下
面が開放されたセードをなし、上記けい光ランプ1を水
平にして収容し、よってけい光ランプ1は上面側が反射
体20で覆われている。
【0024】このような照明器具の場合、ランプ1の直
線部11と連通部12とで色むらがあると、反射体20
で反射されて下方を照明する光も色むらおよび明るさの
むらを生じる。これに対し、前記図1に示すけい光ラン
プ1を用いた場合、直線部11と連通部12とで色むら
が解消されるから、下方を照射する光に色むらおよび明
るさのむらがなくなり、配光特性がよくなる。
線部11と連通部12とで色むらがあると、反射体20
で反射されて下方を照明する光も色むらおよび明るさの
むらを生じる。これに対し、前記図1に示すけい光ラン
プ1を用いた場合、直線部11と連通部12とで色むら
が解消されるから、下方を照射する光に色むらおよび明
るさのむらがなくなり、配光特性がよくなる。
【0025】なお、上記実施例の場合、U字形のけい光
ランプについて説明したが、本発明はW字形のけい光ラ
ンプであってもよい。また、本発明は、図8に示すH字
形のけい光ランプであってもよい。H字形のけい光ラン
プ30は、2本の直管形ガラスチューブ31、31をそ
の閉塞端部の近傍で、溶融接合部32により接合したも
のであり、放電路が実質的に屈曲形状となるから本発明
の屈曲形けい光ランプの1種として考えて差支えない。
この場合、けい光体被膜35は、予め溶融接合部32に
より接合する前に、それぞれの直管形ガラスチューブ3
1、31の内面に形成しておき、その後でガラス壁を加
熱溶融して吹き破り、この吹き破り箇所で接合するよう
になっている。しかしながら、それぞれの直管形ガラス
チューブ31、31の内面にけい光体被膜を形成する
時、各チューブ31、31は一端が閉塞されているの
で、図2に示す場合と同様に、開口端を下向きにしてけ
い光体塗布液の乾燥を行う。このため、閉塞端部側内面
の膜厚が薄くなり勝ちである。よって、図2の方法を採
用して、閉塞端部側、すなわち連通部側の膜厚を増加す
ることにより、U字形けい光ランプ1の場合と同様の効
果を得ることができる。
ランプについて説明したが、本発明はW字形のけい光ラ
ンプであってもよい。また、本発明は、図8に示すH字
形のけい光ランプであってもよい。H字形のけい光ラン
プ30は、2本の直管形ガラスチューブ31、31をそ
の閉塞端部の近傍で、溶融接合部32により接合したも
のであり、放電路が実質的に屈曲形状となるから本発明
の屈曲形けい光ランプの1種として考えて差支えない。
この場合、けい光体被膜35は、予め溶融接合部32に
より接合する前に、それぞれの直管形ガラスチューブ3
1、31の内面に形成しておき、その後でガラス壁を加
熱溶融して吹き破り、この吹き破り箇所で接合するよう
になっている。しかしながら、それぞれの直管形ガラス
チューブ31、31の内面にけい光体被膜を形成する
時、各チューブ31、31は一端が閉塞されているの
で、図2に示す場合と同様に、開口端を下向きにしてけ
い光体塗布液の乾燥を行う。このため、閉塞端部側内面
の膜厚が薄くなり勝ちである。よって、図2の方法を採
用して、閉塞端部側、すなわち連通部側の膜厚を増加す
ることにより、U字形けい光ランプ1の場合と同様の効
果を得ることができる。
【0026】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、連
通部のけい光体の膜厚が厚くなり、直線部のけい光体の
膜厚との格差が小さくなるので、色むらが解消されると
ともに、連通部が透けて見えることもなくなり、かつ膜
厚が大きくなることから機械的強度が向上する。
通部のけい光体の膜厚が厚くなり、直線部のけい光体の
膜厚との格差が小さくなるので、色むらが解消されると
ともに、連通部が透けて見えることもなくなり、かつ膜
厚が大きくなることから機械的強度が向上する。
【図1】本発明の第1の実施例を示すU字形けい光ラン
プの正面図。
プの正面図。
【図2】同実施例のけい光体被膜を乾燥する装置を示
し、(A)図は正面図、(B)図は側面図。
し、(A)図は正面図、(B)図は側面図。
【図3】外部ブローのエアー流速と乾燥時間との関係を
示す特性図。
示す特性図。
【図4】外部ブローのエアー流速とけい光体の付着量と
の関係を示す特性図。
の関係を示す特性図。
【図5】外部ブローのエアー流速とけい光体の膜厚との
関係を示す特性図。
関係を示す特性図。
【図6】透けて見える状況をテストした結果を示す図。
【図7】本発明の第2の実施例を示し、けい光ランプを
反射体に組み込んだ照明器具の断面図。
反射体に組み込んだ照明器具の断面図。
【図8】本発明の第2の実施例を示すH字形けい光ラン
プの正面視図。
プの正面視図。
1…U字形けい光ランプ 10…バルブ 11…直線部 1
2…連通部 14…電極 15…けい光体被膜 20…反射体 30…H字形けい光ランプ
2…連通部 14…電極 15…けい光体被膜 20…反射体 30…H字形けい光ランプ
Claims (3)
- 【請求項1】 両端に直線部を備えるとともにこれら直
線部相互を連通する連通部を有するバルブの内面に、け
い光体被膜を形成した屈曲形けい光ランプにおいて、 上記連通部におけるけい光体の膜厚tを、8.0μm以
上とし、かつ直線部におけるけい光体の膜厚T以下にし
たことを特徴とする屈曲形けい光ランプ。 - 【請求項2】 両端に直線部を備えるとともにこれら直
線部相互を連通する連通部を有するバルブの内面に、け
い光体被膜を形成した屈曲形けい光ランプにおいて、 上記連通部におけるけい光体の膜厚をt、直線部におけ
るけい光体の膜厚をTとした場合、 0.28≦t/T≦1 としたことを特徴とする屈曲形けい光ランプ。 - 【請求項3】 上記請求項1または請求項2の屈曲形け
い光ランプと、このランプの一側方向を覆うとともに他
側方向から光を放出する反射体と、を備えたことを特徴
とする照明器具。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14905493A JPH076732A (ja) | 1993-06-21 | 1993-06-21 | 屈曲形けい光ランプおよびこれを用いた照明器具 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14905493A JPH076732A (ja) | 1993-06-21 | 1993-06-21 | 屈曲形けい光ランプおよびこれを用いた照明器具 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH076732A true JPH076732A (ja) | 1995-01-10 |
Family
ID=15466658
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP14905493A Pending JPH076732A (ja) | 1993-06-21 | 1993-06-21 | 屈曲形けい光ランプおよびこれを用いた照明器具 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH076732A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0797237A3 (en) * | 1996-03-18 | 1997-12-10 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Flat compact fluorescent lamp |
| JP2010198768A (ja) * | 2009-02-23 | 2010-09-09 | Nichia Corp | 蛍光ランプ及び蛍光ランプの製造方法 |
-
1993
- 1993-06-21 JP JP14905493A patent/JPH076732A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0797237A3 (en) * | 1996-03-18 | 1997-12-10 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Flat compact fluorescent lamp |
| JP2010198768A (ja) * | 2009-02-23 | 2010-09-09 | Nichia Corp | 蛍光ランプ及び蛍光ランプの製造方法 |
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