JPH07674U - 携帯用油圧式加工機 - Google Patents
携帯用油圧式加工機Info
- Publication number
- JPH07674U JPH07674U JP3620493U JP3620493U JPH07674U JP H07674 U JPH07674 U JP H07674U JP 3620493 U JP3620493 U JP 3620493U JP 3620493 U JP3620493 U JP 3620493U JP H07674 U JPH07674 U JP H07674U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- piston
- chamber
- cylinder
- oil
- auxiliary rod
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Shearing Machines (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 可撓性エアバッグを使うことなく、チャンバ
の容積変動を補償してチャンバ内での負圧の発生を防止
する。 【構成】 ピストンヘッド22の背面に補助ロツド40が設
けられている。補助ロツド40はピストン18と同一径とさ
れ、シリンダ基部の盲孔42に摺動自在に挿入されてい
る。ピストン18の初期位置においても、補助ロッド40に
妨げられることなく盲孔42に開口する空気孔44がシリン
ダ14に形成されている。
の容積変動を補償してチャンバ内での負圧の発生を防止
する。 【構成】 ピストンヘッド22の背面に補助ロツド40が設
けられている。補助ロツド40はピストン18と同一径とさ
れ、シリンダ基部の盲孔42に摺動自在に挿入されてい
る。ピストン18の初期位置においても、補助ロッド40に
妨げられることなく盲孔42に開口する空気孔44がシリン
ダ14に形成されている。
Description
【0001】
この考案は、加圧油を供給してピストンを前進させ、ピストン先端のカッタ− 等の加工治具によって、切断加工等の所望の機械加工を行う携帯用油圧式加工機 に関する。
【0002】
従来から、建設作業現場、土木作業現場等において、鉄筋を所定長に切断した り、所定角度に曲げたり、H 形鋼等の鋼板に孔をあける機械加工が、必要とされ 、鉄筋カッタ−、鉄筋ベンダ−、電動パンチャ−等と称される携帯用油圧式加工 機が利用されている。
【0003】 公知の携帯用油圧式加工機では、ピストンが、シリンダ内に往復動可能に配設 され、ピストンヘッドによって一対のチャンバがシリンダ内でピストンヘッドの 左右(ピストンヘッドの前後)に規定される。シリンダに隣接するハウジングに リザ−バ(油槽)が形成され、一対のチャンバはリザ−バにそれぞれ連通される 。
【0004】 ピストンの前進によって所望の機械加工を行う携帯用油圧式加工機では、ピス トンロッドサイドのチャンバ(前面のチャンバ、第1チャンバ)に、たとえば、 圧縮コイルばねからなるリタ−ンばねが配設される。
【0005】 携帯用油圧式加工機の本体は、通常、ハウジング、シリンダ、ポンプケ−ス、 モ−タハウジングから構成され、一方の加工治具がピストン先端に、他方の加工 治具がハウジングにそれぞれ取付けられるとともに、モ−タがモ−タハウジング に、ポンプがポンプケ−スにそれぞれ内蔵される。
【0006】 始動スイッチを操作して、モ−タ、ポンプを作動させるとリザ−バの油はシリ ンダ側壁の流路を通ってポンプ室に送られ、加圧されてポンプ室から、ピストン ヘッドサイドのチャンバ(背面のチャンバ、第2チャンバ)に供給される。する と、ピストンは、リタ−ンばねの偏倚力に抗して前進し、ピストン先端の加工治 具とハウジングの加工治具とによって、鉄筋、鋼板等に切断、折り曲げ、孔あけ 等所望の機械加工が施される。
【0007】 所望の機械加工が行われると、第2チャンバ内の加圧油は第1チャンバに流出 し、第1チャンバを経てリザ−バにドレインされる。ピストンの前進によってリ タ−ンばねが圧縮されて偏倚力が蓄積されているため、第2チャンバからの加圧 油の流出に伴って、ピストンはリタ−ンばねの偏倚力によって後退し後退位置( 初期位置)に戻されて待機する。
【0008】 携帯用油圧式加工機では、油は外部から補充されず、リザ−バ、一対のチャン バに充満された一定量の油がリザ−バ、一対のチャンバ内を循環している。
【0009】 ピストンが往路、復路のいずれを移動する場合でも、ピストンの移動に伴って 第1、第2チャンバの容積が変動する。第1、第2チャンバの容積変動を生じる ための第1、第2チャンバへの油の流入、流出する量が一致しないと、チャンバ 内に負圧が生じて、ピストンの円滑な移動が困難となる。
【0010】 たとえば、ピストンの前進時、以下の関係が成立し、第2チャンバへの油の流 入量、第1チャンバからの油の流出量の一致が必要となる。 第2チャンバへの油の流入量(ピストンの前進による第2チャンバの容積増加 相当量)=リザ−バからの油の流出量=第1チャンバからの油の流出量(ピスト ンの前進による第2チャンバの容積減少相当量)
【0011】
公知の携帯用油圧式加工機においては、リザ−バを第1チャンバに開放すると ともに、可撓性のエアバッグをリザ−バに配設し、エアバッグの膨張、収縮によ って第1チャンバの容積変動を補償して、チャンバ内での負圧の発生を防止して いる。つまり、第1、第2チャンバへの油の流入、流出する量が一致しなくても 、エアバッグの膨張、収縮によって、流入量、流出量の差異を補い、それによっ て、チャンバの容積変動を補償している。
【0012】 可撓性エアバッグの材質選定にあたっては、リザ−バ内の油に常時接触するた め、耐油性が考慮されるとともに、繰り返し膨張、収縮するため、耐久性が考慮 される。しかし、携帯用油圧式加工機の非使用時で、エアバッグは、原形のまま でなく、収縮した変形状態で待機しているため、エアバッグの弾力性が次第に失 われ、エアバッグが損傷しやすい。特に、可撓性エアバッグの内部が大気に開放 されているため、大気の温度変化の影響を受けやすく、溶融、ひび割れを生じて 、急激に損傷する傾向にある。
【0013】 従って、エアバッグの交換が必然的に要求される。しかし、本体を分解しない とエアバッグを交換できず、本体の分解によって、リザ−バ内の油が流出して 周囲を汚染したり、本体の分解、組立や油の再充填に時間を要することが問題 点とされている。
【0014】 そのため、本体を分解することなく可撓性エアバッグを交換するための構成が 提案されている(たとえば、実開平04-047981 号公報)。
【0015】 本体を分解することなく可撓性エアバッグを交換可能としても、エアバッグの 交換自体は避けられず、エアバッグそのものを使用することなく、負圧の発生を 防止する構成は提案されていない。
【0016】 この考案は、可撓性エアバッグを使うことなく容積変動を補償して負圧の発生 を防止する携帯用油圧式加工機の提供を目的としている。
【0017】
【課題を解決するための手段】 この目的を達成するために、この考案では、ピストンヘッドの背面に、ピスト ンと同一径の補助ロッドを形成して、第1、第2の容積を同一化している。
【0018】
このように、ピストンヘッドの前後に同一径のピストン、補助ロッドを設けれ ば、第1チャンバ、第2チャンバの容積が同一であるため、第1、第2チャンバ への油の流入、流出する量が常に一致し、負圧の生じる余地はない。
【0019】
以下、図面を参照しながらこの考案の一実施例について詳細に説明する。
【0020】 図1、図2に示すように、この考案に係る携帯用油圧式加工機10は、鋳物合金 から成形された略円筒形の本体12を具備し、本体はハウジング13、シリンダ14、 ポンプケ−ス15、モ−タハウジング16を備え、ハウジング等はシ−ルパッキング を介在して相互にボルト止めされて本体を構成している。
【0021】 そして、ピストン18が、シリンダ内に往復動可能に配設され、ピストン先端( 正確にはピストンロッド先端)に、加工治具20がボルト止めされている。実施例 では、加工機10は電動パンチャ−として具体化され、ポンチ(加工治具20)がピ ストン先端に着脱自在に固定されている。
【0022】 シリンダ14は、ピストンヘッド22によって一対のチャンバ14a、14b に分けられ 、圧縮コイルばねのようなリタ−ンばね24が、ピストンの前進方向のチャンバ( 第1チャンバ、前面のチャンバ)14a の内部に配設されている。
【0023】 シ−ルリング26がピストンヘッド22に巻装されている。また、ポジションスト ッパレバ−28がシリンダ14の上面に回動可能に取付けられ、ポジションストッパ レバ−を回動すると、バイパス流路(図示しない)が部分的に開いてチャンバ14 b 、 ポンプケ−スのポンプ室が連通される。
【0024】 ポジションストッパレバ−28を操作してバイパス流路を部分的に開いたままピ ストン18を前進させると、ピストン先端のポンチ20が被加工物に軽く押圧されて 、正しく芯出しされているか否かが確認できる。
【0025】 ポンプ、モ−タは、シリンダ右方のポンプケ−ス15、モ−タハウジング16にそ れぞれ収納され、シリンダ左方のハウジング13に、他の加工治具であるダイス30 が配設されている。
【0026】 ポンプケ−スのポンプ室は、シリンダ基部の流路32によってチャンバ14b に連 通されている。
【0027】 リザ−バ34がハウジング13に形成され、リザ−バ、チャンバ14a は連通路36を 介して連通され、リザ−バ、チャンバ14b は流路38を介して連通されている。こ こで、リザ−バ34をチャンバ14a に開口させて、リザ−バ、チャンバ14a を直接 連通させてもよい。
【0028】 図1に加えて、図2を見るとよくわかるように、この考案では、ピストンヘッ ドの背面に補助ロツド40が設けられている。補助ロツド40はピストン(ピストン ロッド)18と同一径とされ、シリンダ基部の盲孔42に摺動自在に挿入されている 。空気孔44がシリンダ14に形成され、この空気孔は、図2に示すピストン18の初 期位置(後退位置)においても、補助ロッド40に妨げられることなく盲孔42に開 口する位置に設けられている。
【0029】 ピストン18が前進すると、補助ロッド40が盲孔42から第2チャンバ14b に徐々 に入り込む。ここで、ピストン18の摺動するシリンダ14の内径がテ−パ形状であ るはずはなく、当然に一定の内径に形成されている。そのため、ピストンヘッド 22の前後に設けたピストン18、補助ロッド40が同一径であれば、ピストン18の前 進に伴って減少する第1チャンバ14a の容積と、増加する第2チャンバ14b の容 積とは、ピストンの位置に拘らず、必ず一致する。つまり、加圧されて流路32か ら第2チャンバ14b に流入する加圧油の量と、第1チャンバ14a から流出する油 の量は、一致せざるを得ない。
【0030】 このように、第1、第2チャンバ14a 、14bに流出、流入する油の量が常に一致 して、第1、第2チャンバの容積変動を確実に補償するため、負圧の発生が十分 に防止でき、可撓性エアバッグをリザ−バに配置する必要がない。
【0031】 図面の複雑化を避けるために省略しているが、公知のリタ−ンバルブがピスト ンヘッド22に設けられており、ピストン18が所定ストロ−クL 前進すると、リタ −ンバルブが開放される。そして、第2チャンバ14b からリタ−ンバルブを経て 加圧油を第1チャンバ14a に逃がしながら、リタ−ンばね24の偏倚力のもとで、 ピストン18は初期位置に戻される。
【0032】 この後退ストロ−クにおいては、加圧油が、リザ−バ34を経ることなく、第2 チャンバ14b から第1チャンバ14a に直接流れ、第1、第2チャンバに流入、流 出する油の量が確実に一致する。そのため、前進ストロ−クにおける以上に、第 1、第2チャンバの容積変動が確実に補償され、負圧の発生が防止される。
【0033】 上述した実施例は、この考案を説明するものであり、この考案を何ら限定する ものでなく、この考案の技術範囲内で変形、改造等の施されたものも全てこの考 案に含まれることはいうまでもない。
【0034】
上記のように、この考案によれば、ピストンの移動に伴って変動する第1チャ ンバ、第2チャンバの容積が、必ず一致する。つまり、第1、第2チャンバに流 入/流出する油の量が常に一致し、第1、第2チャンバの容積変動を確実に補償 する。そのため、負圧の発生が十分に防止され、可撓性エアバッグを省略できる 。
【図1】この考案の一実施例に係る携帯用油圧式加工機
(パンチャ−)の一部破断の概略縦断面図である。
(パンチャ−)の一部破断の概略縦断面図である。
【図2】携帯用油圧式加工機の要部の概略縦断面図であ
る。
る。
10 携帯用油圧式加工機(パンチャ−) 12 本体 13 ハウジング 14 シリンダ 14a 第1チャンバ(前面のチャンバ) 14b 第2チャンバ(背面のチャンバ) 15 ポンプケ−ス 16 モ−タハウジング 18 ピストン 20 ポンチ(加工治具) 22 ピストンヘッド 24 リタ−ンばね 30 ダイス(加工治具) 32 流路 34 リザ−バ 38 流路 40 補助ロッド 42 盲孔 44 空気孔
Claims (1)
- 【請求項1】 ピストンがシリンダ内に往復動可能に配
設され、ピストンヘッドによってピストンの前進方向に
第1チャンバを、後退方向に第2のチャンバをシリンダ
内にそれぞれ規定し、 第1チャンバにリタ−ンばねが配設され、 シリンダに隣接するハウジング内のリザ−バの油が、本
体に内蔵したモ−タ、ポンプによって加圧され、加圧油
を第2チャンバに供給しピストンを前進させて、ピスト
ン先端の加工治具とハウジングに設けた対応する他の加
工治具とによって、所望の機械加工を行ない、 機械加工後、リタ−ンばねの偏倚力によってピストンが
初期位置に復帰する携帯用油圧式加工機において、 ピストンと同一径の補助ロッドが、ピストンヘッドの背
面に設けられて後方に伸び、 補助ロッドの摺動する盲孔がシリンダの基部に形成さ
れ、 盲孔内での負圧の発生を防止する空気孔が、盲孔に開口
してシリンダに形成されていることを特徴とする携帯用
油圧式加工機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3620493U JPH07674U (ja) | 1993-06-08 | 1993-06-08 | 携帯用油圧式加工機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3620493U JPH07674U (ja) | 1993-06-08 | 1993-06-08 | 携帯用油圧式加工機 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07674U true JPH07674U (ja) | 1995-01-06 |
Family
ID=12463218
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3620493U Pending JPH07674U (ja) | 1993-06-08 | 1993-06-08 | 携帯用油圧式加工機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07674U (ja) |
-
1993
- 1993-06-08 JP JP3620493U patent/JPH07674U/ja active Pending
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US4342214A (en) | Pilot assembly for progressive die machines | |
| EP0554507B1 (en) | Fluid actuated, double acting machine for punching, cutting, bending or the like | |
| EP4043197B1 (en) | A method and a system for controlling an actuator of a ram of a press | |
| US7263831B2 (en) | Air-to-oil intensifying cylinder | |
| KR101289098B1 (ko) | 하이드로포밍 금형장치 | |
| JPH109202A (ja) | 流体圧作動装置 | |
| ES2322926B1 (es) | Sistema de control de presion para la conformacion a alta presion interna. | |
| JP6554074B2 (ja) | 液圧プレス | |
| JP3161993B2 (ja) | 携帯用油圧式加工機 | |
| JP4408873B2 (ja) | 液圧拡管成形装置 | |
| JPH081815Y2 (ja) | 携帯用油圧式加工機 | |
| JPH1128529A (ja) | 油圧シリンダの油圧回路における脈動圧抑制方法及びその装置 | |
| JP2723882B2 (ja) | 油圧過負荷防止装置 | |
| JPH078098Y2 (ja) | 携帯用油圧式加工機 | |
| CN113329828B (zh) | 用于冲制和冲压板状工件的装置 | |
| JPH081814Y2 (ja) | 携帯用油圧式加工機 | |
| JPH0536568Y2 (ja) | ||
| JP3046202B2 (ja) | 携帯用油圧式加工機 | |
| JP5210025B2 (ja) | 定量吐出ポンプ | |
| CN106368993B (zh) | 双蓄能器提供液压动力的电液控制压力机械 | |
| JP6173872B2 (ja) | 複動式油圧作動装置 | |
| JP2018094583A (ja) | ノックアウト装置、およびプレス装置。 | |
| JP2006263753A (ja) | 液圧成形方法と装置 | |
| JP2005040838A (ja) | シリンダ加工装置 | |
| KR100626107B1 (ko) | 하이드로 포밍 장치 |