JPH0767844A - 長時間心電図におけるqrs波検出装置及び方法 - Google Patents

長時間心電図におけるqrs波検出装置及び方法

Info

Publication number
JPH0767844A
JPH0767844A JP5219597A JP21959793A JPH0767844A JP H0767844 A JPH0767844 A JP H0767844A JP 5219597 A JP5219597 A JP 5219597A JP 21959793 A JP21959793 A JP 21959793A JP H0767844 A JPH0767844 A JP H0767844A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
qrs
wave
detection
threshold value
detected
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP5219597A
Other languages
English (en)
Inventor
Mutsuo Kaneko
睦雄 金子
Shinji Sato
真司 佐藤
Yumi Nishimura
由美 西村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fukuda Denshi Co Ltd
Original Assignee
Fukuda Denshi Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fukuda Denshi Co Ltd filed Critical Fukuda Denshi Co Ltd
Priority to JP5219597A priority Critical patent/JPH0767844A/ja
Publication of JPH0767844A publication Critical patent/JPH0767844A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Measurement And Recording Of Electrical Phenomena And Electrical Characteristics Of The Living Body (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 長時間心電図より正確なQRS波の検出を可
能とすることを目的とする。 【構成】 心電図波形における基線に生じているノイズ
より上の任意の値を閾値として仮設定し(S53)、設
定した閾値以上の波形をR波として検出し(S54)、
該検出結果情報から先に設定されている閾値レベルが妥
当なレベルであるか否かを判定し(S55)、妥当でな
いと判定した場合には検出R波を考慮して新たに妥当な
閾値レベルを算出して新たな閾値として前記R波検出処
理を実行し(S56〜S55)、最適閾値を設定してQ
RS候補点を検出する。その後検出QRS候補点のQR
Sらしさを設定し(S60)、QRSらしさの低い候補
点をQRS候補より外して(S61)残りの候補点のR
−R間隔を調べ、R−R間隔が所定間隔範囲に無い場合
には先にQRS候補より外した候補点を復活させて(S
62)最終的なQRS検出点とする(S63)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、長時間心電図における
QRS波検出方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】周知の如く、長時間心電図は、被検者の
長時間(例えば24時間)にわたる心電図を記録したも
のであり、短時間における心電図のみでは発見できない
不整脈等の発見に役立つ。即ち、当該長時間心電図にお
けるQRS波等を解析することによって、被検者が日常
生活におけるどの時間帯でどのような不整脈が発生した
かを知ることによって、より正確な被検者の診断を可能
とするものである。
【0003】この長時間心電図より不整脈等を発見する
ためには、長時間心電図におけるQRS波を正確に検出
することが必要である。これは、心電図にはP波、QR
S波、T波等があるが、これらの各波の中ではQRS波
が最も大きな波であり、このQRS波を基準に各種の解
析等を行っているからである。従来は、このQRS波を
検出するのに以下の方法を採用していた。
【0004】即ち、心電波形における基線を基準にし
て、係る基線に生じているノイズを検出し、係るノイズ
より上の任意の値を閾値として設定し、係る閾値以上の
波形をR波とみなしてQRS波の検出を行っていた。な
お、上記閾値は、被検者の正常波形や経験等に基づいて
最終的な値を設定していた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、心電図
は通常時間の変化に従って変化するものであり、正常な
人であってもQRS波のレベルが低くなることがあり、
また、心電図の変化は無くとも体動等により大きなノイ
ズが心電図に生じてしまうこともある。上述した従来の
QRS波検出方法では、初期のレベルを設定した後は全
てこの設定レベルを基準にしてQRS波を検出するため
に、上述のような時に、本来QRS波でないノイズをQ
RS波として検出してしまう虞があった。また、QRS
波であるにもかかわらずQRS波として検出されない場
合も生じていた。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は上述の課題を解
決することを目的としてなされたもので、上述の課題を
解決する一手段として以下の構成を備える。即ち、心電
図波形における基線に生じているノイズより上の任意の
値を閾値として仮設定し設定した閾値以上の波形をR波
として検出するR波検出手段と、該R波検出手段での検
出結果情報から先に設定されている閾値レベルが妥当な
レベルであるか否かを判定し、妥当でないと判定した場
合には検出R波を考慮して新たに妥当な閾値レベルを算
出して新たな閾値として前記R波検出手段での検出処理
を実行させる最適閾値設定手段と、前記R波検出手段で
の検出R波に従ったQRS候補点のQRSらしさを設定
するQRSらしさ設定手段と、該QRSらしさ設定手段
でのQRSらしさの低い候補点をQRS候補より外して
残りの候補点のR−R間隔を調べ、R−R間隔が所定間
隔範囲に無い場合には先にQRS候補より外した候補点
を復活させて最終的なQRS検出点とするQRS検出手
段とを備える。
【0007】
【作用】以上の構成において、心電図情報に対してまず
初期サーチとして閾値レベルを例えば上下に変更して最
適なレベルを設定してQRSの候補点を検出すると共
に、更に、当該候補点に関して、各種の情報を利用して
より人間の思考に近い手法でQRS波の検出を行うこと
ができ、非常に正確なQRS波の検出が可能となる。こ
のため、本発明のQRS波の検出を利用することによ
り、確実な心電図解析が可能となる。
【0008】
【実施例】以下、図面を参照して本発明に係る一実施例
を詳細に説明する。図1は本発明に係る一実施例の心電
図解析記録装置のブロック図であり、図中、11はRO
M12に格納された、例えば図4〜図7に示すプログラ
ムに従い本実施例全体の制御を司どると共に、後述する
QRS波検出方法により心電図中のQRS波を検出し、
STレベル等の比較及び心電図情報の解析を行い、比較
結果及び解析結果をプリンタ制御部22及び表示制御部
25に送り、印刷出力又は表示出力させる。12は上述
のプログラムの外各種パラメータ等を記憶するROMで
ある。
【0009】13は心電図記録装置(ホルター心電計)
により心電波形の記録されたカセットテープ30より心
電波形を読出すカセットテープリーダ、14はカセット
テープリーダ13を制御してカセットテープより心電波
形を読取り、2値化してメモリ15に出力する読取回
路、15は読取回路14よりの少なくとも数ビート分の
心電波形を保持可能なメモリである。16はメモリ15
より心電波形を読出し、後述するアルゴリズムでQRS
波を検出するQRS波検出回路であり、R波ピークの検
出も同時に行っている。
【0010】17はメモリ15より読み出した長時間心
電波形を時間圧縮して波形整形し、例えば1分毎に区切
つて縦書きするためのECGデータ圧縮回路であり、圧
縮心電波形をプリンタ制御部22及び表示制御部25に
送り、ページバッファ22a,25aの所定圧縮波形記
憶領域に記憶させる。18はメモリ15より読出した心
電波形のSーT間の定められた任意のタイミングにおけ
る値をサンプリングしてSTトレンドグラフを作成する
ST偏位サンプリング回路、19はQRS波検出回路1
6で検出されたQRS波形の例えばR波ピーク時間間隔
を計測し、心拍数(Heart Rate)を検出するHR検出回
路である。
【0011】22は、制御部11よりの解析結果、EC
Gデータ圧縮回路17よりの圧縮心電図波形、ST偏位
サンプリング回路18よりのSTトレンドグラフ、及
び、HR検出回路19よりのHRトレンドグラフデータ
等を、出力情報を記憶するページバツフア22aのプリ
ントアウト位置に展開すると共に、展開したデータをプ
リンタ23よりプリントアウトさせるプリンタ制御部で
ある。23はページバツフア22aに記憶された波形情
報をプリントアウトするプリンタ、24はタイマ回路で
ある。
【0012】25は、制御部11よりの解析結果、EC
Gデータ圧縮回路17よりの圧縮心電図波形、ST偏位
サンプリング回路18よりのSTトレンドグラフ及び、
HR検出回路19よりのHRトレンドグラフデータを集
約してページバツフア25aの表示出力位置に展開する
と共に、展開したデータを表示装置21の表示画面より
表示させる表示制御部、26は例えばCRT画面上に所
定データを表示する表示装置である。
【0013】なお、QRS波検出回路16、ECGデー
タ圧縮回路17、及びST偏位サンプリング回路18
は、一旦起動されると、消勢されるまでの間メモリ15
内に書込まれた心電波形を常時読み出し、それぞれの処
理を実行する。また図2は被検査者より心電波形をカセ
ットテープ30に記録する心電波形記録装置のブロック
図であり、31〜33は生体表面に固定されて心電波形
を導出する生体誘導電極、41は生体誘導電極31〜3
3よりの導出心電波形を増幅して書込回路42に出力す
るアンプ回路、42はアンプ回路41よりの心電波形を
カセットテープレコーダ45に記録させる書込回路、4
5は書込回路42よりのデータをカセットテープ30に
記録するカセットテープレコーダである。
【0014】以上の構成における生体誘導電極31〜3
3により導出される心電波形は、通常図3に示す棘波の
繰返しであり、順次P,Q,R,S,Tと命名されてい
る。P波は心房の興奮により生じ、QRSは心室の興奮
によって生じる。またT波は心室の興奮消退によって生
じる。なお、T波に続いてしばしばゆるい起状であるU
波が生ずることがある。
【0015】そしてこれらの棘波の時間的関係から不整
脈や興奮伝導の障害の判定を行ない、棘波の形の変化か
ら心筋硬塞等の虚血性心疾患、心筋炎、心膜炎を、また
左右心房、心室肥大を、更に電解質異常、薬物作用、内
分秘異常の診断等を行なう。これらの診断を行なうのに
は、棘波のみを確実に検出し、ノイズと明確に分離でき
ることが不可欠であり、QRS波検出回路16にはこの
診断に重要なQRS波のみを確実に検出すると共に、棘
波変化部位の変化を認識し易いようにR波ピークも同時
に検出している。
【0016】心電図より上述した各疾患の発見及び診断
に一番多く用いられるのがST部位の傾き及び偏位であ
る。このため、本実施例では、STトレンドグラフ作成
用として、ST偏位サンプリング回路18で任意の計測
点での波高値を計測する。ST偏位サンプリング回路1
8は、R波ピークに同期を取り、R波より所定時間経過
した一点鎖線で示す特定ライン上の特定点の、基準レベ
ルにある基準点bよりの電位差である波高値をサンプリ
ングする。特定点は、図3に実線で示すa1 の場合もあ
り、また鎖線で示すa2 である場合もある。
【0017】図でa1 の場合には波高値はマイナスとな
り、a2 の場合にはプラスの値となる。これらの各波高
値を順次トレンドグラフとして表示したのがSTトレン
ドグラフとなる。以上の構成を備える本実施例装置の心
電図情報解析制御を、図4のフローチャートを参照して
詳細に説明する。
【0018】装置のカセットテープリーダ13に心電波
形の記録されたカセットテープ30が挿入され、起動が
かけられると、制御部11の制御は図4のステツプS1
に進む。ステツプS1で制御部11は読取回路14に指
示してカセットテープリーダ13を制御し、順次記録さ
れている長時間心電波形を読み出させ同時にメモリ15
内に書く込む処理を開始させる。このメモリ15の容量
は心電波形2ビート分以上の容量があることが望まし
い。なおこの時、読み出した時刻情報をタイマ回路24
にセツトし、記録時と同じ計時をさせる。この読み取り
処理は以後連続して行なわれる。そして、制御部11で
はこの読み取り処理と平行して心電図情報解析処理をス
タートする。
【0019】そして、続くステツプS2でQRS波検出
回路16を起動し、続くステツプS3でECGデータ圧
縮回路17を起動する。以後、ステツプS4でST偏位
サンプリング回路18及びHR検出回路19を起動し、
ステツプS5で表示制御部20を起動する。そしてステ
ツプS6でプリント指示がなされているか否かを調べ、
プリント指示がなされていなければステツプS8に進
む。一方、プリント指示がなされていればステツプS7
でプリンタ制御部22を起動してステツプS8に進む。
【0020】ステツプS8では、カセットテープ30に
記録されている心電図情報の読み取りが終了したか、ま
たは不図示の指示キー等による表示/プリント処理の終
了が指示され、データの終了になつたか否かを調べる。
データの終了でなければステツプS6に戻り、データの
終了であればステツプS9で先に起動した各回路を消勢
して処理を終了する。
【0021】以上の処理において、各回路を起動する
と、各々の回路に割り当てられた処理を独自に、または
制御部11への割り込み処理等を利用して各回路毎に実
行する。なお、この心電波形を解析する処理は上述した
虚血によるST波形の変化の検出処理を含む所定の心電
図解析処理を行う。なお、心電図波形の解析処理におい
て、QRS波検出処理を除く一般的な解析処理及び該心
電波形より圧縮波形を生成する方法等は、第19回日本
ME学会大会「Holter長時間心電図・自動解析装置の開
発」等に詳細に説明されているため、詳細説明は省略す
る。
【0022】次に、QRS検出回路16のQRS波検出
処理、ECGデータ圧縮回路17における圧縮心電波形
の生成処理、及びST偏位サンプリング回路18、及び
HR検出回路19の制御を説明する。まず、本実施例の
QRS検出回路16のQRS波検出方法を、図5のフロ
ーチャートを参照して以下に説明する。
【0023】QRS検出回路16は、制御部11より起
動をかけられるとステップS51よりステップS52に
進み、メモリ15より心電波形を読み出す。この読み出
しは、この後回路が消勢されるまで続行される。続いて
ステップS53で心電波形にフィルター処理を行い、心
電波形における基線を基準にして、係る基線に生じてい
るノイズを検出し、係るノイズより上の任意の値を閾値
として設定する。そして続くステップS54で設定した
閾値以上の波形をR波とみなして仮のR波検出(初期サ
ーチ)を行う。そしてステップS55でこの検出結果情
報から先に設定した閾値レベルが妥当なレベルであるか
否かを調べる。ここで、閾値レベルが妥当でないと判定
した場合にはステップS56に進み、検出ピークの高さ
や間隔、過去の正常ピークの平均値等を考慮して妥当な
閾値レベルを算出して新たな閾値として再設定する。そ
してステップS53に戻り次の心電波形に対する検出処
理を行う。このような試行錯誤を繰り返して最適な閾値
を決定し、読み出し心電図波形の各チャンネルのQRS
候補点を検出する。
【0024】閾値レベルが妥当であった場合にはステッ
プS55よりステップS60に進み、各候補点付近の信
号品質、ノイズ状況、他チャンネルの候補の有無等を調
べ、これらの情報からQRSらしさのグレードを設け
る。具体的には、仮のR波の検出結果に対応するQRS
波の候補点に関して、R−Rの間隔、信号品質、ノイズ
の状況、QRS波の形状(QRSの形、幅、高さ、向
き)、T波らしさ、及び他チャンネルのQRS波候補点
を調べ、例えば、付近にノイズの多いもの、R−R間隔
が極端に短いものや、一方の(1つの)チャンネルのみ
しか検出されていないQRS波には低いグレートを付け
る。
【0025】そして次のステップS61で各QRS候補
点のうちグレートの低い候補点を一旦検出結果よりキャ
ンセルし、更に極端にR−R間隔の短いもの、T波と思
われるものもキャンセルする。そして続くステップS6
2で候補点をステップS61でキャンセルした状態でR
−R間隔を調べる。そしてR−R間隔が極端に長い場合
には、検出抜けの可能性を推定し、平均R−R間隔から
QRS波がありそうな位置を中心として再検索し、一度
キャンセルした候補点を復活させる。なお、この場合に
おいて、他チャンネルのQRS波の検出がある場合には
このQRS波検出位置も参考として上記QRS波の復活
処理を行う。
【0026】そして以上の処理で決定したQRS候補点
を検出QRS波とすると共に、このQRS波におけるR
波を検出R波とする。そしてこの検出結果を制御部1
1、ST偏位サンプリング回路18、及びHR検出回路
19に出力する。続いてステップS64でデータ終了
(データ表示/プリント処理の終了)か否かを調べる。
データの終了でない場合にはステップS52に戻り、次
の心電波形のQRS波検出処理を行なう。一方、データ
の終了である場合には処理を終了する。
【0027】以上のようなQRS検出方法を採用したこ
とにより、初期サーチにおける閾値レベルを上下に変更
して最適なレベルを設定してQRSの候補点を検出する
と共に、更に、当該候補点に関して、各種の情報を利用
してより人間の思考に近い手法でQRS波の検出を行う
ことができ、非常に正確なQRS波の検出が可能とな
る。この本実施例のQRS波検出回路16によるQRS
検出の流れを図8に示す。
【0028】次にECGデータ圧縮回路17における圧
縮心電波形の生成処理の概略を図6のフローチャートを
参照して以下に説明する。ECGデータ圧縮回路20
は、制御部11より起動をかけられるとステップS11
よりステップS12に進み、メモリ15より心電波形を
読み出す。この読み出しは、この後回路が消勢されるま
で続行される。続いてステップS13で先ず最初は初期
指定された心電波形を読み出し、読み出した心電波形を
公知の方法で所定スケールに圧縮し、内蔵メモリ20a
に順次記憶していく。そしてステップS14で1行分の
圧縮波形が生成し終わつたか否かを調べる。1行分の圧
縮波形生成が終了していないときにはステップS15に
進み、消勢指示があるか否かを調べる。消勢指示が来て
いないときにはステップS12に戻る。上述の初期設定
された波形は例えば測定波形が1チャンネルの波形を2
チャンネルの波形の2つがある場合に、最初は1チャン
ネルの測定波形とする。
【0029】一方、ステップS14で1行分の圧縮心電
波形が生成できたときにはステップS16に進み、生成
した圧縮心電波形をプリンタ制御部22及び表示制御部
25に送る。プリンタ制御部22及び表示制御部25
は、この圧縮心電波形を内蔵する出力情報を所定量記憶
するページバッファ22a,25aの表示出力位置の対
応する時間軸位置に展開してステップS12に戻り、次
の心電波形の処理に移行する。
【0030】また、ステップS15で消勢指示があると
きにはステップS17に進み、プリンタ制御部22及び
表示制御部25に送る。プリンタ制御部22及び表示制
御部25は、この圧縮心電波形を内蔵する出力情報を所
定量記憶するページバッファ22a,25aの表示出力
位置の対応する時間軸位置に展開して処理を終了する。
【0031】なお、以上の説明では1行分の圧縮波形の
生成毎にページバッファ22a,25aに書き込む様に
制御したが、メモリ20aを備えない構成とし、1つの
圧縮波形毎にページバッファ22a,25aに書き込む
様に制御してもよく、また、1つの波形の5行分毎にペ
ージバッファ22a,25aに書き込む様に制御しても
よい。
【0032】また、他のST偏位サンプリング回路1
8、HR検出回路19の制御を図7のフローチャートを
参照して説明する。なお、図7では各回路の処理が時系
列に行われているかの如く示しているが、実際には各回
路の処理が独立に行われている。以下の説明は、説明簡
略化のため、時系列的に各回路の動作説明を行う。な
お、QRS波検出回路16は、ステップS23で上述し
た図5に示すQRS波の検出処理及びR波のピーク点の
検出処理(特徴点検出処理)を行う。そして検出結果を
各回路に出力する。
【0033】このためHR検出回路19では、続くステ
ップS24で1ビート前のR波ピーク検出よりの時間を
計測する。これはタイマ回路24の計時データを読み込
むことより行なう。そして続くステップS30で、ステ
ップS24で計測した特徴点(R波ピーク)の検出時間
間隔より心拍数を計算し、ステツプS31で計算した心
拍数を時間情報と同時に表示制御部20及びプリンタ制
御部22に出力する。表示制御部20及びプリンタ制御
部22は、このHR値を内蔵する出力情報を所定量記憶
するページバッファ20a,22aの表示出力位置の対
応する時間軸上に展開する。
【0034】そして次のステップS35でST偏位サン
プリング回路18を起動して上述の如く特徴点より所定
時間経過した位置のST波高値(基準レベルよりの波高
値)を求めてそれをその位置でのST偏位値としてサン
プリングする。そして続くステップS36でST偏位サ
ンプリング回路18は、時間情報と同時にプリンタ制御
部22及び表示制御部25に送る。プリンタ制御部22
及び表示制御部25は、このST偏位サンプリング値を
内蔵する出力情報を所定量記憶するページバッファ22
a,25aの表示出力位置の対応する時間軸上に展開す
る。例えば本実施例では、図9に示す様にこのST偏位
と、HRは時間軸を同一時間の縦軸とした同一時間軸に
表現され、その表示位置を変えた箇所としている。
【0035】続いてステップS40でデータ終了(デー
タ表示/プリント処理の終了)か否かを調べる。データ
の終了でない場合にはステップS23に戻り、次の心電
波形の解析処理を行なう。一方、データの終了である場
合にはステップS46に進み、表示制御部25の制御で
表示装置26に一頁分(1列分)のデータが表示され、
プリンタ制御部22の制御でプリンタ23に一頁分のデ
ータがプリントアウトされる。
【0036】そして、データの表示及びプリントアウト
が終了すると処理を終了する。図9においては、圧縮心
電図波形を例えば記録紙の右3分の2程の部分に記録
し、記録した圧縮心電図に対応したS−Tトレンド及び
ハートレートHRを記録紙の左部分に記録している。こ
の図9の出力方法によれば、S−Tトレンド及びHR
と、圧縮心電図とが対応して記録されるので、S−Tト
レンドの異常箇所を右にたどれば、すぐに異常心電図の
位置が分かり、診断が容易となる利点がある。
【0037】
【発明の効果】以上説明した様に本発明によれば、心電
図情報に対してまず初期サーチとして閾値レベルを上下
に変更して最適なレベルを設定してQRSの候補点を検
出すると共に、更に、当該候補点に関して、各種の情報
を利用してより人間の思考に近い手法でQRS波の検出
を行うことができ、非常に正確なQRS波の検出が可能
となる。このため、本発明のQRS波の検出を利用する
ことにより、確実な心電図解析が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る一実施例の心電図解析記録装置の
ブロック図である。
【図2】本実施例で用いる心電波形を記録する心電波形
記録装置のブロック図である。
【図3】心電波形を説明するための図である。
【図4】本実施例における心電図解析処理を示すフロー
チヤートである。
【図5】本実施例のQRS検出処理を示すフローチャー
トである。
【図6】本実施例におけるECGデータ圧縮回路による
心電図波形圧縮処理を示すフローチャートである。
【図7】本実施例の出力制御を示すフローチャートであ
る。
【図8】本実施例のQRS波検出回路によるQRS検出
の流れを示す図である。
【図9】本実施例の心電波形処理結果の出力例を示す図
である。
【符号の説明】
11 制御部 12 ROM 13 カセットテープリーダ 14 読取回路 15 メモリ 16 QRS波検出回路 17 ECGデータ圧縮回路 18 ST偏位サンプリング回路 19 HR検出回路 22 プリンタ制御部 22a,25a ページバツフア 23 プリンタ 25 表示制御部 26 表示装置 30 カセットテープ 31〜33 生体誘導電極 41 アンプ回路 42 書込回路 45 カセットテープレコーダ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 心電図波形における基線に生じているノ
    イズより上の任意の値を閾値として仮設定し設定した閾
    値以上の波形をR波として検出するR波検出手段と、 該R波検出手段での検出結果情報から先に設定されてい
    る閾値レベルが妥当なレベルであるか否かを判定し、妥
    当でないと判定した場合には検出R波を考慮して新たに
    妥当な閾値レベルを算出して新たな閾値として前記R波
    検出手段での検出処理を実行させる最適閾値設定手段
    と、 前記R波検出手段での検出R波に従ったQRS候補点の
    QRSらしさを設定するQRSらしさ設定手段と、 該QRSらしさ設定手段でのQRSらしさの低い候補点
    をQRS候補より外して残りの候補点のR−R間隔を調
    べ、R−R間隔が所定間隔範囲に無い場合には先にQR
    S候補より外した候補点を復活させて最終的なQRS検
    出点とするQRS検出手段とを備えることを特徴とする
    長時間心電図におけるQRS波検出装置。
  2. 【請求項2】 QRSらしさ設定手段は、少なくともR
    −R間隔、ノイズ状況、QRS波の高さを参考としてQ
    RSらしさを設定することを特徴とする請求項1記載の
    長時間心電図におけるQRS波検出装置。
  3. 【請求項3】 心電図波形における基線に生じているノ
    イズより上の任意の値を閾値として仮設定し、設定した
    閾値以上の波形をR波として検出し、該検出結果情報か
    ら先に設定されている閾値レベルが妥当なレベルである
    か否かを判定し、妥当でないと判定した場合には検出R
    波を考慮して新たに妥当な閾値レベルを算出して新たな
    閾値として前記R波検出処理を実行し、最適閾値を設定
    する初期サーチ工程と、 前記初期サーチ工程で換出されたR波に従ったQRS候
    補点のQRSらしさを設定するQRSらしさ設定工程
    と、 該QRSらしさ設定工程でのQRSらしさの低い候補点
    をQRS候補より外して残りの候補点のR−R間隔を調
    べ、R−R間隔が所定間隔範囲に無い場合には先にQR
    S候補より外した候補点を復活させて最終的なQRS検
    出点とするQRS検出工程とを備えることを特徴とする
    長時間心電図におけるQRS波検出方法。
JP5219597A 1993-09-03 1993-09-03 長時間心電図におけるqrs波検出装置及び方法 Withdrawn JPH0767844A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5219597A JPH0767844A (ja) 1993-09-03 1993-09-03 長時間心電図におけるqrs波検出装置及び方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5219597A JPH0767844A (ja) 1993-09-03 1993-09-03 長時間心電図におけるqrs波検出装置及び方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0767844A true JPH0767844A (ja) 1995-03-14

Family

ID=16738033

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5219597A Withdrawn JPH0767844A (ja) 1993-09-03 1993-09-03 長時間心電図におけるqrs波検出装置及び方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0767844A (ja)

Cited By (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2005000122A1 (ja) * 2003-06-25 2005-01-06 Hitachi Medical Corporation X線ct装置
JP2008289909A (ja) * 2008-07-18 2008-12-04 Dainippon Sumitomo Pharma Co Ltd 状態量表示装置および状態量表示方法
WO2009016886A1 (ja) * 2007-07-30 2009-02-05 Omron Healthcare Co., Ltd. 生体情報を効率的に表示する生体情報測定装置
KR101524226B1 (ko) * 2013-08-19 2015-05-29 광운대학교 산학협력단 신경망을 이용한 심장질환판별 방법 및 그 장치
JP2017124027A (ja) * 2016-01-14 2017-07-20 株式会社クロスウェル 周期波検出装置、周期波検出方法およびプログラム
WO2018074145A1 (ja) 2016-10-17 2018-04-26 日本電信電話株式会社 心拍検出方法および心拍検出装置
JP2018201800A (ja) * 2017-06-02 2018-12-27 日本電信電話株式会社 期外収縮判別装置、期外収縮判別方法及びプログラム
JP2019033878A (ja) * 2017-08-15 2019-03-07 イーグルマトリックス株式会社 異常検出方法、異常検出装置及び異常検出プログラム
US11064949B2 (en) 2016-05-26 2021-07-20 Samsung Electronics Co., Ltd. Method and apparatus to remove noise from electrocardiography (ECG) sensor signal
CN113317794A (zh) * 2015-04-20 2021-08-31 深圳市长桑技术有限公司 一种生命体征分析方法与系统
CN114027853A (zh) * 2021-12-16 2022-02-11 安徽心之声医疗科技有限公司 基于特征模板匹配的qrs波群检测方法、装置、介质及设备
CN118021315A (zh) * 2024-02-29 2024-05-14 深圳市圣洛氪医疗器械技术有限公司 动态心电数据处理方法及装置、电子设备及存储介质

Cited By (17)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2005000122A1 (ja) * 2003-06-25 2005-01-06 Hitachi Medical Corporation X線ct装置
WO2009016886A1 (ja) * 2007-07-30 2009-02-05 Omron Healthcare Co., Ltd. 生体情報を効率的に表示する生体情報測定装置
JP2009028441A (ja) * 2007-07-30 2009-02-12 Omron Healthcare Co Ltd 生体情報測定装置、生体情報表示方法、および表示プログラム
JP2008289909A (ja) * 2008-07-18 2008-12-04 Dainippon Sumitomo Pharma Co Ltd 状態量表示装置および状態量表示方法
KR101524226B1 (ko) * 2013-08-19 2015-05-29 광운대학교 산학협력단 신경망을 이용한 심장질환판별 방법 및 그 장치
CN113317794B (zh) * 2015-04-20 2024-04-12 深圳市长桑技术有限公司 一种生命体征分析方法与系统
CN113317794A (zh) * 2015-04-20 2021-08-31 深圳市长桑技术有限公司 一种生命体征分析方法与系统
JP2017124027A (ja) * 2016-01-14 2017-07-20 株式会社クロスウェル 周期波検出装置、周期波検出方法およびプログラム
US11064949B2 (en) 2016-05-26 2021-07-20 Samsung Electronics Co., Ltd. Method and apparatus to remove noise from electrocardiography (ECG) sensor signal
JPWO2018074145A1 (ja) * 2016-10-17 2019-02-14 日本電信電話株式会社 心拍検出方法および心拍検出装置
US11324435B2 (en) 2016-10-17 2022-05-10 Nippon Telegraph And Telephone Corporation Heartbeat detection method and heartbeat detection device
WO2018074145A1 (ja) 2016-10-17 2018-04-26 日本電信電話株式会社 心拍検出方法および心拍検出装置
JP2018201800A (ja) * 2017-06-02 2018-12-27 日本電信電話株式会社 期外収縮判別装置、期外収縮判別方法及びプログラム
JP2019033878A (ja) * 2017-08-15 2019-03-07 イーグルマトリックス株式会社 異常検出方法、異常検出装置及び異常検出プログラム
CN114027853A (zh) * 2021-12-16 2022-02-11 安徽心之声医疗科技有限公司 基于特征模板匹配的qrs波群检测方法、装置、介质及设备
CN114027853B (zh) * 2021-12-16 2022-09-27 安徽心之声医疗科技有限公司 基于特征模板匹配的qrs波群检测方法、装置、介质及设备
CN118021315A (zh) * 2024-02-29 2024-05-14 深圳市圣洛氪医疗器械技术有限公司 动态心电数据处理方法及装置、电子设备及存储介质

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3154425B2 (ja) 心電図情報記録方法及び装置
US4896677A (en) Electrocardiographic waveform display apparatus, and method of expressing electrocardiographic waveforms
US5305202A (en) Ambulatory ECG analysis system
US3779237A (en) Method and system for automatic processing of physiological information in greater than real time
US5540232A (en) Method and apparatus for displaying pacer signals on an electrocardiograph
EP3865059B1 (en) Computer-implemented method for synchronizing a photoplethysmography (ppg) signal with an electrocardiogram (ecg) signal
JPH0767844A (ja) 長時間心電図におけるqrs波検出装置及び方法
US6491629B1 (en) Method for determining at least one diagnostic piece of information from signal patterns of medical sensor systems
JP2015006255A (ja) 生体情報表示装置および生体情報表示方法
US5056527A (en) Apparatus for analyzing vital signals based upon a feature selected from a plurality of vital signal features
JP4718033B2 (ja) 心電図情報処理装置及び心電図情報処理方法
JPH0414974B2 (ja)
JPH0767845A (ja) 長時間心電図におけるqrs波判定方法及び装置
US4041468A (en) Method and system for analysis of ambulatory electrocardiographic tape recordings
JPH06181898A (ja) 心電図情報記録方法及び装置
JPH06327644A (ja) 心電図情報解析装置
JPH059093B2 (ja)
JPH0263008B2 (ja)
US20080228091A1 (en) Method and system for patient evaluation
JPH10127587A (ja) 生体監視装置用生体情報記録装置
JP3280121B2 (ja) 上室性期外収縮検出装置及び方法
JPH0490744A (ja) 不整脈生起リズム分析装置
JP7340985B2 (ja) 心電計およびその制御方法
JPH026529B2 (ja)
Mori et al. Clinical assessment of a new method for pacing pulse detection using a hybrid circuit in digital Holter monitoring

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20001107