JPH076797Y2 - 発酵槽 - Google Patents
発酵槽Info
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- JPH076797Y2 JPH076797Y2 JP8244090U JP8244090U JPH076797Y2 JP H076797 Y2 JPH076797 Y2 JP H076797Y2 JP 8244090 U JP8244090 U JP 8244090U JP 8244090 U JP8244090 U JP 8244090U JP H076797 Y2 JPH076797 Y2 JP H076797Y2
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- fermentation
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- fermenter
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Landscapes
- Apparatus Associated With Microorganisms And Enzymes (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は発酵槽に係り、特にメタン発酵等の嫌気性反応
に適した発酵槽に関するものである。
に適した発酵槽に関するものである。
従来、メタン発酵等の嫌気性処理には静置タンク、また
はこれに機械式もしくはガスリフト式の攪拌手段を備え
た発酵槽が用いられていたが、このような静置タンクを
用いた発酵槽は、高菌体濃度では運転しにくく、発酵時
間が長くかかり、また処理有機物当りの菌体量が不足し
て安定した嫌気性処理を行うことができなかった。
はこれに機械式もしくはガスリフト式の攪拌手段を備え
た発酵槽が用いられていたが、このような静置タンクを
用いた発酵槽は、高菌体濃度では運転しにくく、発酵時
間が長くかかり、また処理有機物当りの菌体量が不足し
て安定した嫌気性処理を行うことができなかった。
本考案者は、このような静置タンクを用いた発酵槽の問
題を解決するために、高い消化率が得られるハニカムタ
イプの充填材層を有する発酵槽を提案した(実開昭63-4
2100号公報)。しかし、この発酵槽は処理液の流れを円
滑にして処理効率を高めることはできるが、嫌気性微生
物のハニカム担体表面への付着性が弱く、ハニカム担体
表面から剥離した微生物が懸濁固形物として発酵処理液
に混入して流出するだけでなく、発酵処理液と発酵ガス
との分離効率が悪いという問題点があった。
題を解決するために、高い消化率が得られるハニカムタ
イプの充填材層を有する発酵槽を提案した(実開昭63-4
2100号公報)。しかし、この発酵槽は処理液の流れを円
滑にして処理効率を高めることはできるが、嫌気性微生
物のハニカム担体表面への付着性が弱く、ハニカム担体
表面から剥離した微生物が懸濁固形物として発酵処理液
に混入して流出するだけでなく、発酵処理液と発酵ガス
との分離効率が悪いという問題点があった。
〔考案が解決しようとする課題〕 本考案の目的は、上記従来技術の課題を解決し、消化率
が高く、しかも微生物の剥離による懸濁固形分量を極力
低減することができる発酵槽を提供することにある。
が高く、しかも微生物の剥離による懸濁固形分量を極力
低減することができる発酵槽を提供することにある。
上記目的を達成するため本考案は、槽本体と、その下部
および上部にそれぞれ設けられた被処理液入口および発
酵処理液出口と、該発酵処理液出口を有する空間部の上
部に設けられたガス出口と、前記被処理液入口と発酵処
理液出口との間に配置された充填材層とを有する発酵槽
において、前記充填材層を表面平滑構造のハニカム担体
からなる下部充填材層と、表面多孔質構造のハニカム担
体からなる上部充填材層とで構成したことを特徴とす
る。
および上部にそれぞれ設けられた被処理液入口および発
酵処理液出口と、該発酵処理液出口を有する空間部の上
部に設けられたガス出口と、前記被処理液入口と発酵処
理液出口との間に配置された充填材層とを有する発酵槽
において、前記充填材層を表面平滑構造のハニカム担体
からなる下部充填材層と、表面多孔質構造のハニカム担
体からなる上部充填材層とで構成したことを特徴とす
る。
充填材層を平滑表面のハニカム担体からなる下部充填材
層と、多孔質表面のハニカム担体からなる上部充填材層
とで構成したことにより、下部充填材層を被処理液が円
滑に流通でき、しかも微生物を高濃度に保持するスラッ
ジブランケット層として、また上部充填材層を嫌気性微
生物の付着が促進されるろ床として機能させることがで
きるので、全体として被処理液の消化率が向上し、かつ
微生物の付着力が強くなって剥離による懸濁固形物分の
発生が抑制され、しかも発酵処理液と発酵ガスとの分離
効率が高まる。
層と、多孔質表面のハニカム担体からなる上部充填材層
とで構成したことにより、下部充填材層を被処理液が円
滑に流通でき、しかも微生物を高濃度に保持するスラッ
ジブランケット層として、また上部充填材層を嫌気性微
生物の付着が促進されるろ床として機能させることがで
きるので、全体として被処理液の消化率が向上し、かつ
微生物の付着力が強くなって剥離による懸濁固形物分の
発生が抑制され、しかも発酵処理液と発酵ガスとの分離
効率が高まる。
本考案において下部充填材層である表面平滑構造のハニ
カム担体の各液流通路の断面積は、懸濁固形物による閉
塞を生じない程度に小さくすることが好ましい。これに
より被処理液の部分的な短絡の原因となる水みちの発生
を防止することができるので、全体として均一な流れと
なり、かつ微生物と被処理液との接触効率が高まって消
化効率が向上する。
カム担体の各液流通路の断面積は、懸濁固形物による閉
塞を生じない程度に小さくすることが好ましい。これに
より被処理液の部分的な短絡の原因となる水みちの発生
を防止することができるので、全体として均一な流れと
なり、かつ微生物と被処理液との接触効率が高まって消
化効率が向上する。
また、上部充填材層である表面多孔質構造のハニカム担
体表面の多孔質は、例えば0.1〜2mmの大孔径と、1〜20
0μmの小孔径とからなる2孔径分布の多孔質であるこ
とが好ましい。これにより、微生物フロックの大きさに
左右されることなく、その充填材表面への付着性が強く
なり微生物の剥離による懸濁固形分量が少なくなり、か
つ発酵処理液と発酵ガスとの分離効率が向上する。
体表面の多孔質は、例えば0.1〜2mmの大孔径と、1〜20
0μmの小孔径とからなる2孔径分布の多孔質であるこ
とが好ましい。これにより、微生物フロックの大きさに
左右されることなく、その充填材表面への付着性が強く
なり微生物の剥離による懸濁固形分量が少なくなり、か
つ発酵処理液と発酵ガスとの分離効率が向上する。
本考案において、被処理液を発酵槽へ供給する原液供給
ポンプおよび発酵処理液を再度発酵槽入口に循環する槽
内循環ポンプとして破砕兼用ポンプを用いることが好ま
しい。これによって被処理液および循環液中の微生物、
有機物が破砕されて消化され易くなり、消化効率が向上
する。
ポンプおよび発酵処理液を再度発酵槽入口に循環する槽
内循環ポンプとして破砕兼用ポンプを用いることが好ま
しい。これによって被処理液および循環液中の微生物、
有機物が破砕されて消化され易くなり、消化効率が向上
する。
次に、本考案を実施例によりさらに詳細に説明する。
第1図は、本考案の一実施例である発酵槽を示す縦断面
図である。この発酵槽は、槽本体1と、該槽本体1の下
部に設けられた被処理液8の入口4および上部に設けら
れた発酵処理液10の出口5と、該被処理液入口4と発酵
処理液出口5との間に設けられた多孔質ハニカム担体2
からなる上部担体層および平滑面ハニカム担体3からな
る下部担体層と、前記上部担体層の上部空間に設けられ
た発生ガス9の出口6と、発酵処理液10を槽内循環液11
として被処理液入口4に再循環する破砕兼用ポンプ7と
から主として構成されている。
図である。この発酵槽は、槽本体1と、該槽本体1の下
部に設けられた被処理液8の入口4および上部に設けら
れた発酵処理液10の出口5と、該被処理液入口4と発酵
処理液出口5との間に設けられた多孔質ハニカム担体2
からなる上部担体層および平滑面ハニカム担体3からな
る下部担体層と、前記上部担体層の上部空間に設けられ
た発生ガス9の出口6と、発酵処理液10を槽内循環液11
として被処理液入口4に再循環する破砕兼用ポンプ7と
から主として構成されている。
このような構成において、被処理液8は、破砕兼用ポン
プ7から送給される槽内循環液11と合流して被処理液入
口4から発酵槽本体1に導入され、平滑面ハニカム担体
3のハニカム流路内を通る上向流速によって発酵汚泥菌
体が高濃度に懸濁保持されつつ処理が行われ、この平滑
ハニカム担体3を通過する間にこの充填材に付着した菌
体または浮遊菌体によって処理され、水みちの発生によ
る短絡流を生ずることなく、後流の多孔質ハニカム担体
2に均一に流入する。多孔質ハニカム担体2に流入した
被処理液は、例えば約1mmの大孔径と、約100μmの小孔
径とからなる多孔質表面に付着した微生物によって菌体
処理された後、発酵処理液出口5を経て発酵処理液10と
して系外に取出される。一方、例えばメタンガス等の発
生ガス9はガス出口6を経て系外に回収される。1回パ
ス処理では嫌気性発酵が不十分な場合、発酵処理液10
は、破砕兼用ポンプ7によって槽内循環液11として発酵
槽本体1に循環されて再度処理される。
プ7から送給される槽内循環液11と合流して被処理液入
口4から発酵槽本体1に導入され、平滑面ハニカム担体
3のハニカム流路内を通る上向流速によって発酵汚泥菌
体が高濃度に懸濁保持されつつ処理が行われ、この平滑
ハニカム担体3を通過する間にこの充填材に付着した菌
体または浮遊菌体によって処理され、水みちの発生によ
る短絡流を生ずることなく、後流の多孔質ハニカム担体
2に均一に流入する。多孔質ハニカム担体2に流入した
被処理液は、例えば約1mmの大孔径と、約100μmの小孔
径とからなる多孔質表面に付着した微生物によって菌体
処理された後、発酵処理液出口5を経て発酵処理液10と
して系外に取出される。一方、例えばメタンガス等の発
生ガス9はガス出口6を経て系外に回収される。1回パ
ス処理では嫌気性発酵が不十分な場合、発酵処理液10
は、破砕兼用ポンプ7によって槽内循環液11として発酵
槽本体1に循環されて再度処理される。
本実施例によれば、充填材層を平滑面を有する平滑面ハ
ニカム担体3と、2孔径分布を有する多孔質ハニカム担
体2とで構成したことにより、平滑面ハニカム担体3で
は水みちの発生による被処理液の部分的な短絡流をなく
して被処理液と微生物との接触効率を高めることによっ
て消化効率の向上を図るとともに、多孔質ハニカム担体
2では微生物の付着性を高めて微生物の剥離による懸濁
固形物の流出を防止することができるだけでなく、発酵
処理液と発酵ガスとの分離効率を高めることができる。
さらに、槽内循環液の供給ポンプとして破砕兼用ポンプ
を用いたことにより、発酵処理液出口5から流出した発
酵処理液10中の未処理分を細かく破砕することができる
ので再処理時の消化処理効率が向上する。
ニカム担体3と、2孔径分布を有する多孔質ハニカム担
体2とで構成したことにより、平滑面ハニカム担体3で
は水みちの発生による被処理液の部分的な短絡流をなく
して被処理液と微生物との接触効率を高めることによっ
て消化効率の向上を図るとともに、多孔質ハニカム担体
2では微生物の付着性を高めて微生物の剥離による懸濁
固形物の流出を防止することができるだけでなく、発酵
処理液と発酵ガスとの分離効率を高めることができる。
さらに、槽内循環液の供給ポンプとして破砕兼用ポンプ
を用いたことにより、発酵処理液出口5から流出した発
酵処理液10中の未処理分を細かく破砕することができる
ので再処理時の消化処理効率が向上する。
本実施例において、被処理液8を槽本体1に供給する原
液供給ポンプとして破砕兼用ポンプを用いることが好ま
しい。これにより槽内循環液11と同様、被処理液8中の
消化対象物質を破砕することができるので、消化効率が
促進される。
液供給ポンプとして破砕兼用ポンプを用いることが好ま
しい。これにより槽内循環液11と同様、被処理液8中の
消化対象物質を破砕することができるので、消化効率が
促進される。
本考案によれば、発酵槽の充填材層を2分割して下部を
平滑面ハニカム担体層とし、上部を多孔質ハニカム担体
層としたことにより、被処理液の短絡流をなくして被処
理液と微生物との接触効率を高めることにより、全体と
しての消化効率を向上させることができるとともに、微
生物の剥離を抑制して懸濁固形物の流出を防止し、かつ
発酵処理液と発酵ガスとの分離効率を向上することがで
きる。
平滑面ハニカム担体層とし、上部を多孔質ハニカム担体
層としたことにより、被処理液の短絡流をなくして被処
理液と微生物との接触効率を高めることにより、全体と
しての消化効率を向上させることができるとともに、微
生物の剥離を抑制して懸濁固形物の流出を防止し、かつ
発酵処理液と発酵ガスとの分離効率を向上することがで
きる。
第1図は、本考案の一実施例を示す発酵槽の縦断面図で
ある。 1……槽本体、2……多孔質ハニカム担体、3……平滑
面ハニカム担体、4……被処理液入口、6……発酵処理
液出口、6……ガス出口、7……破砕兼用ポンプ、8…
…被処理液、9……発生ガス、10……発酵処理液、11…
…槽内循環液。
ある。 1……槽本体、2……多孔質ハニカム担体、3……平滑
面ハニカム担体、4……被処理液入口、6……発酵処理
液出口、6……ガス出口、7……破砕兼用ポンプ、8…
…被処理液、9……発生ガス、10……発酵処理液、11…
…槽内循環液。
Claims (1)
- 【請求項1】槽本体と、その下部および上部にそれぞれ
設けられた被処理液入口および発酵処理液出口と、該発
酵処理液出口を有する空間部の上部に設けられたガス出
口と、前記被処理液入口と発酵処理液出口との間に配置
された充填材層とを有する発酵槽において、上記充填材
層を表面平滑構造のハニカム担体からなる下部充填材層
と、表面多孔質構造のハニカム担体からなる上部充填材
層とで構成したことを特徴とする発酵槽。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8244090U JPH076797Y2 (ja) | 1990-08-02 | 1990-08-02 | 発酵槽 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8244090U JPH076797Y2 (ja) | 1990-08-02 | 1990-08-02 | 発酵槽 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0441299U JPH0441299U (ja) | 1992-04-08 |
| JPH076797Y2 true JPH076797Y2 (ja) | 1995-02-22 |
Family
ID=31629256
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8244090U Expired - Lifetime JPH076797Y2 (ja) | 1990-08-02 | 1990-08-02 | 発酵槽 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH076797Y2 (ja) |
-
1990
- 1990-08-02 JP JP8244090U patent/JPH076797Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0441299U (ja) | 1992-04-08 |
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