JPH0768081B2 - 甲殻類に属する生物の剥製製作方法 - Google Patents
甲殻類に属する生物の剥製製作方法Info
- Publication number
- JPH0768081B2 JPH0768081B2 JP2159526A JP15952690A JPH0768081B2 JP H0768081 B2 JPH0768081 B2 JP H0768081B2 JP 2159526 A JP2159526 A JP 2159526A JP 15952690 A JP15952690 A JP 15952690A JP H0768081 B2 JPH0768081 B2 JP H0768081B2
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- JP
- Japan
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- taxidermy
- legs
- shell
- crustaceans
- crustacean
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- Agricultural Chemicals And Associated Chemicals (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は、学校、水族館や博物館、また、食料品店等
に設置して観賞する、甲殻類に属する生物の剥製製作方
法に関する。
に設置して観賞する、甲殻類に属する生物の剥製製作方
法に関する。
(従来の技術) 近年の海洋開発等に伴ない、蟹や海老等の甲殻類に属す
る生物の生息数は急激に減少している。従って、これら
減少しつつある甲殻類に属する生物の剥製は、学術的に
貴重な存在となっている。
る生物の生息数は急激に減少している。従って、これら
減少しつつある甲殻類に属する生物の剥製は、学術的に
貴重な存在となっている。
一方、我が国においては、例えば、蟹や海老を食料とし
て大量に消費しており、甲殻類に属する生物は、商取引
の対象となる貴重な商品となっている。従って、この様
な一般生活に身近な蟹や海老等の甲殻類に属する生物の
剥製は、例えば、消費者の理解を促す商品のサンプルと
してなくてはならない物となっている。
て大量に消費しており、甲殻類に属する生物は、商取引
の対象となる貴重な商品となっている。従って、この様
な一般生活に身近な蟹や海老等の甲殻類に属する生物の
剥製は、例えば、消費者の理解を促す商品のサンプルと
してなくてはならない物となっている。
このように学術的に貴重な資料としての、或いは、一般
の生活に密着している甲殻類に属する生物の剥製を、従
来は、以下のような方法で作製していた。
の生活に密着している甲殻類に属する生物の剥製を、従
来は、以下のような方法で作製していた。
甲殻類に属する生物の中身の抜き取り 殻の内側に線を引いて石膏を流し込む 殻の内側にニューム線を挿入する 石膏が固まりかけたときに各部分を結合 着色等による仕上げ (発明が解決しようとする課題) ところが、このような従来の方法で作製した剥製は、殻
の内部が石膏と密着して固化しているために非常にもろ
く、僅かな振動や衝撃によって剥製に亀裂が生じたり、
その脚部が折れることが多かった。その結果、完成した
剥製は、振動や衝撃が加えられることのないよう、厳重
にケース内に設置固定する必要があり、剥製の保管に費
用が非常にかかっていた。また、完成した剥製が非常に
壊れ易いことから、例えば、各学校や水族館等に剥製を
簡単に移動、展示して観賞することができず、当然の事
ながら、剥製を手でさわり、肌で感じることもできなか
った。
の内部が石膏と密着して固化しているために非常にもろ
く、僅かな振動や衝撃によって剥製に亀裂が生じたり、
その脚部が折れることが多かった。その結果、完成した
剥製は、振動や衝撃が加えられることのないよう、厳重
にケース内に設置固定する必要があり、剥製の保管に費
用が非常にかかっていた。また、完成した剥製が非常に
壊れ易いことから、例えば、各学校や水族館等に剥製を
簡単に移動、展示して観賞することができず、当然の事
ながら、剥製を手でさわり、肌で感じることもできなか
った。
更に、殻の内部を石膏により固定する従来の方法で作成
した剥製では、カツヲブシ虫等の害虫が入り込み易く、
剥製の内部を害虫が侵食して剥製を長期間保存すること
ができなかった。また、石膏により甲殻類の頭胸部及び
脚部の殻質がもろくなり、月日の経過により殻質が次第
に崩れてしまう風化作用も生じ易かった。
した剥製では、カツヲブシ虫等の害虫が入り込み易く、
剥製の内部を害虫が侵食して剥製を長期間保存すること
ができなかった。また、石膏により甲殻類の頭胸部及び
脚部の殻質がもろくなり、月日の経過により殻質が次第
に崩れてしまう風化作用も生じ易かった。
加えて、従来の方法で作成した剥製は耐水性がなく、湿
気に弱いことから、乾燥した空気の流れるケース内に設
置する等、剥製の保存が非常に面倒であった。
気に弱いことから、乾燥した空気の流れるケース内に設
置する等、剥製の保存が非常に面倒であった。
そこで、この発明は上述した問題点等に鑑み、衝撃に強
く非常に丈夫であり、害虫も入り込むおそれがなく、半
永久的な保存が可能な甲殻類に属する生物の剥製を製作
することを課題として創出されたものである。
く非常に丈夫であり、害虫も入り込むおそれがなく、半
永久的な保存が可能な甲殻類に属する生物の剥製を製作
することを課題として創出されたものである。
(問題点を解決するための手段) この発明は、上述した技術的課題を解決するため、甲殻
類に属する生物の中身を抜き取って殻を水洗いし、生物
の頭胸部及び脚部の中にニューム線を挿入して自然乾燥
し、脚部の先端部及び節部分にシリコーンを注入した
後、頭胸部及び脚部の中にポリウレタン樹脂を流し込む
手段を採用した。
類に属する生物の中身を抜き取って殻を水洗いし、生物
の頭胸部及び脚部の中にニューム線を挿入して自然乾燥
し、脚部の先端部及び節部分にシリコーンを注入した
後、頭胸部及び脚部の中にポリウレタン樹脂を流し込む
手段を採用した。
(作用) この発明に係る甲殻類に属する生物の剥製製作方法は、
例えば、蟹を例にとると、まず、頭胸部の甲羅及び脚部
を切り離して見抜きをし、蟹の内部を空洞化させる。そ
して、水洗いした後、頭胸部及び脚部の中にニューム線
を挿入して蟹の体型を整え、自然乾燥させる。次に、蟹
の脚部の先端部及び節部分にシリコーンを注入して脚部
の強化を図り、蟹の頭胸部及び脚部の中にポリウレタン
樹脂を流し込んで、頭胸部及び脚部をその内部において
固定する。
例えば、蟹を例にとると、まず、頭胸部の甲羅及び脚部
を切り離して見抜きをし、蟹の内部を空洞化させる。そ
して、水洗いした後、頭胸部及び脚部の中にニューム線
を挿入して蟹の体型を整え、自然乾燥させる。次に、蟹
の脚部の先端部及び節部分にシリコーンを注入して脚部
の強化を図り、蟹の頭胸部及び脚部の中にポリウレタン
樹脂を流し込んで、頭胸部及び脚部をその内部において
固定する。
(実施例) 以下に、この発明の一実施例を説明する。
例えば、第2図に示すように、蟹の剥製を製作するとき
は、まず、蟹の脚部を切り離し、脚部の見抜きをする。
同時に、頭胸部の甲羅を剥がして頭胸部の見抜きをし、
脚部及び頭胸部の殻を綺麗に水洗いする。脚部及び頭胸
部の水洗いが終了したときは、第2図に示すように、蟹
の脚部及び頭胸部のそれぞれにニューム線1を挿入す
る。
は、まず、蟹の脚部を切り離し、脚部の見抜きをする。
同時に、頭胸部の甲羅を剥がして頭胸部の見抜きをし、
脚部及び頭胸部の殻を綺麗に水洗いする。脚部及び頭胸
部の水洗いが終了したときは、第2図に示すように、蟹
の脚部及び頭胸部のそれぞれにニューム線1を挿入す
る。
次に、蟹を発砲スチロール台の上に置き、竹串等を用い
て所定の体型作りを行ない、3日から4日自然乾燥させ
て殻が堅くなるのを待つ。
て所定の体型作りを行ない、3日から4日自然乾燥させ
て殻が堅くなるのを待つ。
次いで、各脚部の先端部及び節部分2にシリコーンを注
入し、その上でポリウレタン樹脂を流し込む。即ち、各
節部分2をシリコーンで塞ぎ、各節部分2の間にポリウ
レタン樹脂を流し込むのである。
入し、その上でポリウレタン樹脂を流し込む。即ち、各
節部分2をシリコーンで塞ぎ、各節部分2の間にポリウ
レタン樹脂を流し込むのである。
そして、脚部及び頭胸部にポリウレタン樹脂を流し込
み、甲羅を被せて固定する。
み、甲羅を被せて固定する。
最後に、はみ出たポリウレタン樹脂やカス等を取り除
き、必要な着色を加えて剥製を完成させる。
き、必要な着色を加えて剥製を完成させる。
尚、本発明は、蟹の剥製の製作方法に限定されることは
なく、甲殻類に属する生物であればどの様な剥製の製作
にも利用することができる。また、今後は、爬虫類、両
生類、昆虫等の剥製、標本の作成にも本発明を利用する
ことが予想される。
なく、甲殻類に属する生物であればどの様な剥製の製作
にも利用することができる。また、今後は、爬虫類、両
生類、昆虫等の剥製、標本の作成にも本発明を利用する
ことが予想される。
(発明の効果) 本発明は、甲殻類に属する生物の中身を抜き取って殻を
水洗いし、生物の頭胸部及び脚部の中にニューム線を挿
入して自然乾燥し、脚部の先端部及び節部分にシリコー
ンを注入した後、頭胸部及び脚部の中にポリウレタン樹
脂を流し込むから、振動や衝撃に強い剥製を完成させる
ことができる。
水洗いし、生物の頭胸部及び脚部の中にニューム線を挿
入して自然乾燥し、脚部の先端部及び節部分にシリコー
ンを注入した後、頭胸部及び脚部の中にポリウレタン樹
脂を流し込むから、振動や衝撃に強い剥製を完成させる
ことができる。
即ち、本発明によると甲殻類に属する生物の脚部の先端
部及び節部分にシリコーンを注入した後、頭胸部及び脚
部の中にポリウレタン樹脂を流し込むことから、シリコ
ーンによって脚部の関節部分に柔軟性が付加され、多少
の振動や衝撃が加えられても剥製の脚部が折れたり、頭
胸部に亀裂が生じることはなくなった。
部及び節部分にシリコーンを注入した後、頭胸部及び脚
部の中にポリウレタン樹脂を流し込むことから、シリコ
ーンによって脚部の関節部分に柔軟性が付加され、多少
の振動や衝撃が加えられても剥製の脚部が折れたり、頭
胸部に亀裂が生じることはなくなった。
従って、完成した剥製は、特別なケースに収めたり丈夫
な台に設置する必要もなく、手軽に運搬することがで
き、また、貴重な資料としての剥製を、例えば、各学校
の教材として設置したり、地方の博覧会や食品見本市等
に簡単に展示し、多くの人に供覧することができる。
な台に設置する必要もなく、手軽に運搬することがで
き、また、貴重な資料としての剥製を、例えば、各学校
の教材として設置したり、地方の博覧会や食品見本市等
に簡単に展示し、多くの人に供覧することができる。
更に、本発明によると甲殻類の頭胸部及び脚部の中にシ
リコーン及びポリウレタン樹脂を流し込んでその内部を
補強することから、完成した剥製の中にカツヲブシ虫等
の害虫が入り込みことがなく、剥製を長期間保存するこ
とができる。その結果、例えば、絶滅寸前の生物を剥製
にしたときに、学術的に貴重な資料としての剥製を半永
久的に保存する事ができる。
リコーン及びポリウレタン樹脂を流し込んでその内部を
補強することから、完成した剥製の中にカツヲブシ虫等
の害虫が入り込みことがなく、剥製を長期間保存するこ
とができる。その結果、例えば、絶滅寸前の生物を剥製
にしたときに、学術的に貴重な資料としての剥製を半永
久的に保存する事ができる。
また、シリコーンとポリウレタン樹脂が内側から殻質に
完全密着して生物の殻自体が非常に強固なものとなり、
月日の経過により殻が崩れる風化作用も防止できる。
完全密着して生物の殻自体が非常に強固なものとなり、
月日の経過により殻が崩れる風化作用も防止できる。
このように本発明によれば、甲殻類に属する生物の体内
にシリコーン及びポリウレタン樹脂を注入するという極
めて簡単な方法により丈夫な剥製を作成でき、しかも、
その原料も安価で剥製の製造コストを低く抑えることが
できる等、種々の優れた効果を奏するものである。
にシリコーン及びポリウレタン樹脂を注入するという極
めて簡単な方法により丈夫な剥製を作成でき、しかも、
その原料も安価で剥製の製造コストを低く抑えることが
できる等、種々の優れた効果を奏するものである。
図面は本発明の一実施例を示し、第1図は、本発明に係
る剥製の製作工程を示すブロック図、第2図は蟹の剥製
の一部切り欠き平面図である。 1…ニューム線、2…節部分。
る剥製の製作工程を示すブロック図、第2図は蟹の剥製
の一部切り欠き平面図である。 1…ニューム線、2…節部分。
Claims (1)
- 【請求項1】甲殻類に属する生物の中身を抜き取って殻
を水洗いし、生物の頭胸部及び脚部の中にニューム線を
挿入して自然乾燥し、脚部の先端部及び節部分にシリコ
ーンを注入した後、頭胸部及び脚部の中にポリウレタン
樹脂を流し込む甲殻類に属する生物の剥製製作方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2159526A JPH0768081B2 (ja) | 1990-06-18 | 1990-06-18 | 甲殻類に属する生物の剥製製作方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2159526A JPH0768081B2 (ja) | 1990-06-18 | 1990-06-18 | 甲殻類に属する生物の剥製製作方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0449201A JPH0449201A (ja) | 1992-02-18 |
| JPH0768081B2 true JPH0768081B2 (ja) | 1995-07-26 |
Family
ID=15695697
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2159526A Expired - Lifetime JPH0768081B2 (ja) | 1990-06-18 | 1990-06-18 | 甲殻類に属する生物の剥製製作方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0768081B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP3845064B1 (en) * | 2018-08-31 | 2025-01-08 | Gomez Arzapalo Varnier, Johan | Entomological taxidermy method for reinforcing the exoskeleton of beetles and reducing the fragility of a specimen for the subsequent use thereof in decorative applications |
| CN113525807B (zh) * | 2021-07-08 | 2022-12-30 | 浙江理工大学 | 一种针对昆虫标本的真空贮存方法 |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS58184501U (ja) * | 1982-06-02 | 1983-12-08 | 長沼 周一郎 | 発泡剤充「てん」 |
| JPS6236301A (ja) * | 1985-08-08 | 1987-02-17 | Hisae Sugihara | 魚類標本の製法 |
-
1990
- 1990-06-18 JP JP2159526A patent/JPH0768081B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0449201A (ja) | 1992-02-18 |
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