JPH0768104B2 - 二層分離型化粧料 - Google Patents
二層分離型化粧料Info
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- JPH0768104B2 JPH0768104B2 JP2157244A JP15724490A JPH0768104B2 JP H0768104 B2 JPH0768104 B2 JP H0768104B2 JP 2157244 A JP2157244 A JP 2157244A JP 15724490 A JP15724490 A JP 15724490A JP H0768104 B2 JPH0768104 B2 JP H0768104B2
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Description
は、不使用時に静置しておくと透明な液層と粉体層の二
層に明確に分離した外観を呈しているが、使用時に振盪
すると前記二層が混ざり合って均一に分散した懸濁液を
形成し、使用者の皮膚に極めて良好な感触を与える二層
状の化粧料に関するもので、本発明の二層分離型化粧料
は、プレシェーブローション、アフターシェーブローシ
ョン、手や足に塗布して手袋やストッキングの脱着を容
易にする化粧水、汗・皮脂等でべたついた皮膚にさらっ
とした感触を与える化粧水等として用いられる。
液−液系のもの、及びカラミンローションのような水層
−固層からなる液−固系のものがある。これらの製品は
均一分散して使用するが、前者のタイプは、液−液系で
あるため容易に分散可能であるが、水層に低級アルコー
ルを多量に配合した場合、油層を溶解するため二層に分
離しない。
散が前者のタイプ程容易ではなく、固体を分散させるた
めに、水層に、塩化ナトリウム、塩化カルシウム、塩化
マグネシウム等の水溶性塩類等の凝集剤(特開昭61−60
606号公報参照)、カチオン活性剤、ノニオン活性剤、
アニオン活性剤、及び高分子物質等に代表される分散
剤、あるいはカルボキシルビニルポリマー等に代表され
る増粘剤等が使用されている。
ルを少量添加した系が一般に用いられており、また、固
層としては、タルク、モンモリロナイト、セリナイト、
カオリン、二酸化珪素、酸化亜鉛等の無機粉体が一般に
用いられている。
において、分散性向上のために活性剤を多量に使用する
と、皮膚に対する刺激性が問題となってくる。また、増
粘剤の使用も、ぬるつき感及びべたつき感があり、さっ
ぱりとした使用感を得難い等の欠点を有する。更に、す
べり性、及び速乾性の向上のために水層における低級ア
ルコールの含有量を増加させると、分散効果、増粘効果
が消失し、且つ凝集剤の水溶性塩類が析出する。
鉛、カオリン、二酸化珪素、タルク等に代表される不定
形の無機粉体を配合すると、比重が大きいため、粉体が
凝集固化(ケーキング)し、粉体の再分散が困難とな
る。
う形態のため、振動等によって最密充填化が起こり、粉
体が凝集固化し、粉体の再分散が困難となる。
つ多量の低級アルコールを含有する水層における粉体の
分散性が優れた二層分離型化粧料を提供することにあ
る。
コール系に撥水処理した粉末を含有させることにより、
前記目的を達成する二層分離型化粧料が得られることを
知見した。
級アルコールの重量比(水/低級アルコール)が45/55
〜0/100の液相成分、及び撥水処理粉体を含有する二層
分離型化粧料を提供するものである。
び低級アルコールからなるもので、水と低級アルコール
の重量比(水/低級アルコール)が、45/55〜0/100、好
ましくは30/70〜0/100である。液相成分中における低級
アルコールの配合量が上記範囲より少ないと、乾燥速度
が遅く、べたつき、ぬるつき等を感じ、さらっとした感
触が得られない。
ル、イソプロピルアルコール等の炭素原子数が1〜4の
低級アルコールが挙げられ、特に、エタノールが好まし
い。
ールの重量比を上記範囲内で変化させることによって、
目的とする製品特性に応じて、乾燥速度、さらっと感等
の調整が可能である。また、上記低級アルコールの配合
量を増加させることにより、エステル油等の種々の油
剤、消炎剤、植物エキス等の種々の薬効剤、紫外線吸収
剤等を多量に均一溶解させることが可能となり、使用感
に特徴をもたせることができる。
80〜98重量%とすると良い。
しては、タルク、カオリン、セリサイト、モンモリロナ
イト、二酸化珪素、酸化亜鉛、酸化チタン等の無機粉
体、ポリアミド、ポリスチレン、ポリエチレン、ポリプ
ロピレン、ポリテトラフルオロエチレン、ポリ塩化ビニ
ル、アクリル酸乃至はアクリル酸エステル重合体、メタ
クリル酸乃至はメタクリル酸エステル重合体、アクリル
酸/スチレン共重合体、ポリスチレン/ジビニルベンゼ
ン共重合体等の有機粉体等が挙げられ、これらの中でも
特に、有機もしくは無機の球状粉体がすべり性の点から
好ましい。
で安定な撥水処理粉体を得ることのできる方法であれば
制限されず、例えば、フッ素処理、レシチン処理、アミ
ノ酸処理及び流動パラフィン処理等の有機物による処理
によって粉体に有機コートを施す方法、及びジルコニア
処理、チタン処理、水酸化アルミニウム処理、硫酸バリ
ウム処理、シリカ処理及び各種カップリング処理等の無
機物による処理によって粉体に無機コートを施す方法等
が挙げられる。
1種又は2種以上のものが用いられ、有機コート粉体と
無機コート粉体を併用しても良く、その含有量は、二層
分離型化粧料中、好ましくは2〜10重量%、より好まし
くは4〜6重量%である。上記含有量が2重量%未満で
あると、すべり性が悪くなる等、本発明の目的とする効
果が得られ難く、また10重量%超であると、粉体が皮膚
に白っぽく残存するようになる。
しい。粒子径が2μm未満であると、きしみを生じ、好
ましい感触が得難く、また30μm超であると、ざらつき
を感じ、すべり性が悪くなる等、感触面での性能が劣化
する。
重量に対し、処理剤0.01〜20重量%、特に3〜7重量%
の割合で、粉体を処理することが好ましい、また、かか
る処理法により得られる撥水処理粉体は、必ずしも均一
にコートされていなくても良い。
定性を損なわない範囲で、他の粉体、例えば、撥水処理
前の球状粉体やタルク、チタン等の粉体を適宜混合でき
る。
て、一般に化粧料に用いられる界面活性剤、油剤、清涼
剤、消炎剤、薬効剤、保湿剤、殺菌剤、紫外線吸収剤、
香料、着色剤等を本発明の効果を損なわない範囲で適宜
混合できる。
水処理粉体、必要に応じて前記他の粉体及び前記助剤を
通常の手段により混合することにより得られ、通常、こ
れを容器に充填して製品化される。上記容器としては、
液体化粧料用ボトル、ロールオン型容器、エアゾール容
器等が挙げられる。
時の均一分散性、(2)使用時の感触、(3)静置後の
外観及び(4)経日安定性/反復可逆性の評価方法は以
下の通りである。
の高さ10.0cmまで充填し、一昼夜静置後、あるいは松平
式振動試験機(振幅(上下動)1mm×500rpm〕を用いて
3時間振動後、手にて鉛直方向に容器を30cmの振動幅で
振動させたときに、粉体と液体が均一分散するまでの振
動回数で判断した。判断基準は下記の通りとした。
について専門パネル5人により官能検査を行い、次の基
準により絶対評価した。
な透明ガラス瓶に充填し、手にてガラス瓶を充分振動さ
せ、固層と液層を均一に分散させた後、1時間静置し、
固層及び液層を分離させる。静置後の外観は、分離した
固層及び液層並びに固層−液層間の界面における、汚
れ、透明性及び明瞭性の有無を目視により判断した。判
断基準は、液層が実質的に透明で且つ界面に汚れがなく
明瞭性に優れる場合を良好、液層が不透明又は界面に汚
れがあり、明瞭性に劣る場合を不良とした。
なガラス瓶に充填後、−5℃〜40℃の温度範囲内で室温
が逐次往復変化する恒温室中に6カ月間静置保存し、前
記項目(1)攪拌時の均一分散性及び前記項目(3)静
置後の外観について評価し、その結果と製造直後に行っ
た評価の結果から経日による再現性の有無を判断した。
判断基準は各評価項目についてその特性レベルが経日に
より変化していない場合を経日安定性/反復可逆性あり
(有り)と判断し、特性レベルが経日により劣化してい
る場合には経日安定性/反復可逆性なし(無し)と判断
した。
均一分散性、(2)使用時の感触、(3)静置後の外観
及び(4)経日安定性/反復可逆性の項目について評価
した。その結果を下記第1表に示す。尚、表中の数値は
評価値の平均値である。
発明品1〜6は、撥水処理していない粉体を配合した比
較品1〜5に比べ、攪拌時の均一分散性に優れ、液中に
粉体が容易に分散し、しかも均一に分散した懸濁液を生
成し、且つこの分散状態を適当時間保持できるため、使
用者にとって極めて使用し易いものであることが判る。
更に、本発明品1〜6は、1時間静置し、分離した液層
−固層の外観が、無色透明の液部と汚れのない粉体部を
有し、且つこの二層の界面が明瞭性に優れ、美しいもの
であった。
一分散性及び静置後の外観が製造直後と同様であり、ま
た分散後静置し、復元した二層(液層−固層)の外観も
製造直後と同様に美しいものであった。
なすべり性及びさっぱり感を有し、使用時の感触に優れ
るものであった。
μm) プロピレングリコール ……2.0 グリチルリチン酸 ……0.5 水 ……11.4 エタノール(99v/v%) ……バランス香 料 ……0.5 計 100.0 上記配合の抗炎症化粧水を調製した。
く、6カ月間保存した後の経日安定性/反復可逆性にも
問題はなく、また分散静置後の外観は、液層及び液層−
粉体層の界面が透明且つ明瞭で、美しいものであった。
また、この製品は、清涼感、さらっと感及びしっとり感
を併用し、良好な感触を与えた。
ー、平均粒径18μm) プロピレングリコール ……2.0 ジプロピレングリコール ……2.0 水 ……30.0 メントール ……0.2 スルホ石炭酸亜鉛 ……0.2 エタノール(99v/v%) ……バランス香 料 ……0.5 計 100.0 上記配合の二層分離型アフターシェーブローションを調
製した。
く、6カ月間保存した後の経日安定性/反復可逆性にも
問題はなく、また分散静置後の外観は、液層及び液層−
粉体層の界面が透明且つ明瞭で、美しいものであった。
また、この製品は、清涼感、さらっと感及びしっとり感
を併用し、ひげ剃り後の皮膚に良好な感触を与えた。
た。
く、6カ月間保存した後の経日安定性/反復可逆性にも
問題はなく、また分散静置後の外観は、液層及び液層−
粉体層の界面が透明且つ明瞭で、美しいものであった。
また、この製品は、ひげを剃り易くし、ひげ剃り後の皮
膚に対しても清涼感、さらっと感及びしっとり感など良
好な感触を与えた。
合体パウダー、平均粒径10μm) 撥水処理粉体 ……1.0 (フッ素処理ポリエチレンパウダー、平均粒径7μ
m) プロピレングリコール ……2.0 イソプロピルミリスチン酸エステル ……2.0 イソプロピルパルミチン酸エステル ……5.0 エタノール(99v/v%) ……バランス香 料 ……0.5 計 100.0 上記配合のローションを調製した。
く、6カ月間保存した後の経日安定性/反復可逆性にも
問題はなく、また分散静置後の外観は、液層及び液層−
粉体層の界面が透明且つ明瞭で、美しいものであった。
また、この製品は、ストッキング、ソックス、手袋等の
脱着を容易にし、且つ手足に対しても清涼感、さらっと
感等、良好な感触を与えた。
え、且つ多量の低級アルコールを含有する水層における
粉体の分散性が優れたものである。従って、本発明によ
れば、次のような効果が奏される。
ったが、本発明の二層分離型化粧料は分散剤を必要とし
ない。
来の二層分離型化粧水に比べ、エステル油等の配合が可
能となり、製品の感触のコントロールが可能となる。ま
た、多量の低級アルコールを含有するため速乾性に優れ
る。
性に優れ、その結果、さらっとした感触が得られる。
Claims (3)
- 【請求項1】水と低級アルコールの重量比(水/低級ア
ルコール)が45/55〜0/100の液相成分、及び撥水処理粉
体を含有する二層分離型化粧料。 - 【請求項2】撥水処理粉体が、有機物による処理によっ
て粉体に有機コートを施す方法により得られる1種又は
2種以上のものである請求項(1)記載の二層分離型化
粧料。 - 【請求項3】撥水処理粉体が、無機物による処理によっ
て粉体に無機コートを施す方法により得られる1種又は
2種以上のものである請求項(1)記載の二層分離型化
粧料。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2157244A JPH0768104B2 (ja) | 1990-06-15 | 1990-06-15 | 二層分離型化粧料 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2157244A JPH0768104B2 (ja) | 1990-06-15 | 1990-06-15 | 二層分離型化粧料 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0449215A JPH0449215A (ja) | 1992-02-18 |
| JPH0768104B2 true JPH0768104B2 (ja) | 1995-07-26 |
Family
ID=15645400
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2157244A Expired - Lifetime JPH0768104B2 (ja) | 1990-06-15 | 1990-06-15 | 二層分離型化粧料 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0768104B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH07267843A (ja) * | 1994-03-31 | 1995-10-17 | Shiseido Co Ltd | 2層型化粧料 |
| WO1998007404A1 (en) * | 1996-08-23 | 1998-02-26 | Kao Corporation | Aqueous skin cosmetic composition containing a water-insoluble powder |
| CN115944554B (zh) * | 2022-12-29 | 2025-10-03 | 熬夜肌实验室系统工程(上海)有限公司 | 一种组合物、其应用及粉末相-液体相双层产品 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS63250311A (ja) * | 1987-04-06 | 1988-10-18 | Kao Corp | 油中水型化粧料 |
-
1990
- 1990-06-15 JP JP2157244A patent/JPH0768104B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0449215A (ja) | 1992-02-18 |
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