JPH07681A - 脱水洗濯機 - Google Patents

脱水洗濯機

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JPH07681A
JPH07681A JP5144824A JP14482493A JPH07681A JP H07681 A JPH07681 A JP H07681A JP 5144824 A JP5144824 A JP 5144824A JP 14482493 A JP14482493 A JP 14482493A JP H07681 A JPH07681 A JP H07681A
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JP
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basket
liquid
collar
water
water tank
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JP5144824A
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Inventor
Yukinari Moriuchi
行成 森内
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  • Accessory Of Washing/Drying Machine, Commercial Washing/Drying Machine, Other Washing/Drying Machine (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【構成】 被洗浄物を収納するバスケットは、回転制御
部を備えた駆動モータに連結され、鍔21に設けられた
誘水翼1は、バスケット3の正、逆各回転により渦巻上
昇した液体の渦巻流方向に対応し鍔に実質的に垂直な転
向垂直片12と、転向垂直片により水槽2の中央方向に
向きを変えた液体の落下を防ぎ水平方向にさせる鍔21
に実質的に並行な分散水平片11とを有する。 【効果】 水槽とバスケットとの間を渦巻上昇した液体
を誘引し水槽の中央方向に向かせ水平方向に分散させて
被洗浄物に浸透させることができ、しかも、回転制御部
がバスケットを正回転、停止、逆回転と制御し、誘水翼
の転向垂直片が、この正、逆各回転により渦巻上昇した
液体の渦巻流方向に対応するので、被洗浄物に浸透する
液体の流路を様々に変化させ、被洗浄物のすみずみまで
浸透させ完全な洗浄がなされ、同一の脱水洗濯機で脱水
まで一貫して行える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は脱水洗濯機に係り、特に
脱水機で洗濯と脱水とを行なう脱水洗濯機の改良に関す
る。
【0002】
【従来の技術】近年、健康・衛生思想の高まる中、住宅
事情、主婦の就労率の高まり等により寝具類の手入れは
次第に専門業者の手に委ねられるようになってきた。ま
た、貸し蒲団屋の出現もあり、一般家庭および旅館、貸
し蒲団業者等から各種蒲団が洗濯に出されるようになっ
た(蒲団の丸洗い)。従来行なわれている蒲団の丸洗い
は、洗浄機で予洗・本洗をし、つぎにベルトコンベアで
脱水機付近に運び、人力で脱水機内に蒲団を入れて脱水
機ですすぎ・脱水をし、乾燥室に入れて表地や中綿に含
まれている水分を除去・乾燥し、回転式乾燥機で減菌消
毒・仕上乾燥をする工程からなる。
【0003】ここで使用される洗浄機では、蒲団綿の中
まで洗浄されないという欠点があり、また、洗浄後に水
を含んだ重い蒲団をベルトコンベアから脱水機に運び込
み、広げたりする作業は重労働であり、作業工程の改善
が望まれていた。これら難点に鑑み、本出願人は、同一
容器内で洗濯と脱水とを行なう脱水洗濯機を提案した
(特公平3−17518号公報)。その脱水洗濯機は、
図6に示すように、鍔21を備え液体が収容される円筒
型水槽2と、水槽2内の中心部に回転自在に立設された
回転軸7と、水槽2内にあってねじ73により回転軸7
に固定され内部に被洗浄物9を収納する円筒型バスケッ
ト3と、回転軸7に伝導可能に連結された駆動モータ8
2と、伝動部8とを備え、鍔21には、被洗浄物9を浸
透しバスケット3を通過した液体が遠心力によって水槽
2とバスケット3との間を渦巻上昇したとき液体をバス
ケット3の内部に方向変換させる鍔21に実質的に垂直
な垂直片120(図4)と、垂直片120により水槽2
の中央方向に向きを変えた液体の落下を防ぎ水平方向に
拡散させる鍔21に実質的に並行な水平片110(図
4)とを有していた。
【0004】円筒型水槽2の底部中央は立上がり形状を
成して回転軸7にベアリングを介して接し、水槽2の支
持腕62はスタンド6のスプリング61により支持基盤
63に懸垂され、蓋4には液導入管51が接続され、円
筒型水槽2底部には排水孔52が設けられ、回転軸7は
水槽2のベアリング支持部74によりベアリング75を
介して支持されている。
【0005】この脱水洗濯機を用いて蒲団の丸洗い洗浄
から脱水までを行うには、バスケット3の周囲に沿うよ
う蒲団9を入れ、バスケット3を低速回転させながら液
導入管51の栓を開き、水を水槽4に適量注入する。モ
ータ82を作動させると、伝動部8に連結された軸7が
回転し、ねじ73で軸7に固定されたバスケット3が回
転し、バスケット3の回転による遠心力のため、水は水
槽2の側面に沿って上昇しながら水槽2の内側面とバス
ケット3の外側面(バスケット内側面には蒲団が広げら
れているので)との間で渦巻き運動をし、一部の水は水
槽鍔21まで達する。この水槽鍔21まで達した水は、
水槽鍔21の下面に取り付けられた誘水翼1の垂直片1
20により水槽2の中央方向に向きを変換され、水平片
110によりすぐには落下せず、分流ガイド14(図
4)により分散させられながらバスケット鍔31を越え
て落下する。誘水翼1の作用によって広げられ蒲団各部
を浸透した水は、再び水槽2の側面に沿って上昇、渦巻
き運動し、この動作を繰返す。水を止め、脱水し、ここ
で予洗が終了する。
【0006】つぎに、排水孔52から排水後、液導入管
51から洗剤液を水槽2に適量注入し、予洗と同様に本
洗を行なう。その後、従来の脱水機と同様にすすぎ・脱
水工程を行なう。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】以上のように本出願人
の提案した脱水洗濯機では、蒲団の丸洗いが、同一容器
内で洗濯から脱水まで行なえるので、液体を含んだ重い
被洗浄物を洗濯途中で運ぶ重労働が省けるようになり、
床面積の利用率が向上し、設備価格面でも効果は大であ
る。
【0008】ところで、上述の脱水洗濯機は、蒲団9を
収納するバスケット3の回転方向が同一方向に限定され
ている。このため、誘水翼1の作用によって広げられ蒲
団各部を浸透する水にどうしても決った流路ができ、必
ずしも蒲団9の内部全部に洗剤液やすすぎ水がゆきわた
るようにはならないという難点があった。
【0009】
【発明の目的】本発明は上記の難点を解決するためにな
されたもので、蒲団の各部にわたって予洗・本洗とすす
ぎ・脱水とを同一機械で行なえる脱水洗濯機を提供する
ことを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明による脱水洗濯機は、鍔を備え液体が収容
される円筒型水槽と、水槽内の中心部に回転自在に立設
された回転軸と、水槽内にあって回転軸に固定され内部
に被洗浄物を収納する円筒型バスケットと、回転軸に伝
導可能に連結された駆動モータと、駆動モータを正回
転、停止、逆回転と制御する回転制御部とを備え、鍔に
は、被洗浄物を浸透しバスケットを通過した液体が遠心
力によって水槽とバスケットとの間を渦巻上昇したとき
回転制御部により制御されたバスケットの正、逆各回転
により発生する液体の渦巻流方向に対応して液体をバス
ケット内部に方向変換させる鍔に実質的に垂直な転向垂
直片と、方向変換された液体を水平方向に分散させる鍔
に実質的に並行な散水水平片とを有する誘水翼を設けた
ものである。
【0011】誘水翼は、一端が鍔に枢着され、他端が所
定の開角で配置された正回転用および逆回転用ストッパ
ー間で可動で、バスケットの正、逆各回転により発生す
る液体の渦巻流方向の流勢により押圧されそれぞれ正回
転用および逆回転用ストッパーに当接され液体をバスケ
ット内部に方向変換させる鍔に実質的に垂直な転向垂直
片と、水槽とバスケットとの間を渦巻上昇した液体を転
向垂直片に誘水し、転向垂直片により方向変換された液
体を水平方向に分散させる鍔に実質的に並行な散水水平
片とを有するものである。
【0012】誘水翼は、鍔に固定されバスケットの正回
転により発生され水槽とバスケットとの間を渦巻上昇し
た液体をバスケット内部に方向変換させる鍔に実質的に
垂直な転向垂直片および転向垂直片により方向変換され
た液体を水平方向に分散させる鍔に実質的に並行な散水
水平片と、鍔に固定されバスケットの逆回転により発生
され水槽とバスケットとの間を渦巻上昇した液体をバス
ケット内部に方向変換させる鍔に実質的に垂直な転向垂
直片および転向垂直片により方向変換された液体を水平
方向に分散させる鍔に実質的に並行な散水水平片とを有
するものである。
【0013】
【作用】被洗浄物を収納するバスケットは、鍔を備え液
体が収容される円筒型水槽と、水槽内の中心部に回転自
在に立設された回転軸と、水槽内にあって回転軸に固定
され内部に被洗浄物を収納する円筒型バスケットと、回
転軸に伝導可能に連結された駆動モータと、駆動モータ
を正回転、停止、逆回転と制御する回転制御部とを備
え、鍔には、被洗浄物を浸透しバスケットを通過した液
体が遠心力によって水槽とバスケットとの間を渦巻上昇
したとき回転制御部により制御されたバスケットの正、
逆各回転により発生する液体の渦巻流方向に対応して液
体をバスケット内部に方向変換させる鍔に実質的に垂直
な転向垂直片と、方向変換された液体を水平方向に分散
させる鍔に実質的に並行な散水水平片とを有する誘水翼
を設けたので、遠心力によって水槽とバスケットとの間
を上昇した液体を、上からバスケット内部に誘引し水槽
の中央方向に向かせ水平方向に拡散させて被洗浄物に浸
透させることができ、しかも、回転制御部からバスケッ
トを正回転、停止、逆回転と制御することよって、水槽
内の液体の回転運動の方向を変化させ、誘水翼の垂直な
垂直片が、この正、逆各回転により上昇した液体の渦巻
流方向に対応するので、被洗浄物に浸透する液体の流路
が様々に変化し、ひいては被洗浄物のすみずみまで液体
が浸透して完全な洗浄がなされ、脱水まで一貫して行え
る。
【0014】
【発明の実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照し
て説明する。図1に示すように、本発明の脱水洗濯機
は、鍔を備えた蓋4を有する円筒型水槽2と、水槽2内
の中心部に回転自在に立設された回転軸7と、水槽2内
にあって回転軸7に固定され内部に被洗浄物9を収納す
る円筒型バスケット3と、回転軸7に伝導可能に連結さ
れた駆動モータ82と、駆動モータ82を正回転、停
止、逆回転と制御する回転制御部81とを備え、鍔21
には、被洗浄物9を浸透しバスケット2を通過した液体
が遠心力によって水槽2とバスケット3との間を渦巻上
昇したとき回転制御部81により制御されたバスケット
3の正、逆各回転により発生する液体の渦巻流方向に対
応して液体をバスケット3の内部に方向変換させる鍔2
1に実質的に垂直な転向垂直片12と、方向変換された
液体を水平方向に分散させる鍔21に実質的に並行な散
水水平片11とを有する誘水翼1を設けたものである。
【0015】円筒型水槽2の底部中央は立上がり形状を
成して回転軸7にベアリング75を介して接し、水槽2
の支持腕62はスタンド6のスプリング61により支持
基盤63に懸垂され、蓋4には液導入管51が接続さ
れ、円筒型水槽2底部には排水孔52が設けられ、回転
軸7は水槽2のベアリング支持部74によりベアリング
75を介して支持されている。
【0016】バスケット3は、上面にバスケット鍔31
を有し、外周部には液体の通過孔が多数設けられてい
る。底部中央は立上がり形状を成して回転軸7の上部に
ねじ73で固定されている。回転軸7は伝動部8に連結
され、伝動部8にはモータ82よりの回転が伝達され
る。モータ82は、バスケット3に固定された回転軸7
を正回転、停止、逆回転と制御する回転制御部81に接
続されている。この回転制御部81は、モータ82の回
転方向を変換する制御装置である公知のインバータが好
適で、被洗浄物9の種類に応じて、予め設定された作業
システムプログラムにより、バスケット3を正回転、停
止、逆回転と制御するものである。
【0017】図2(a)および図3(a)、(b)、
(c)に示すように、誘水翼1は、被洗浄物9を浸透し
バスケット3を通過した液体が遠心力によって水槽2と
バスケット3との間を渦巻上昇したとき液体を上からバ
スケット3の内部に誘引し水槽2の中央方向に向かせる
よう、鍔21に実質的に垂直な転向垂直片12と、転向
垂直片12により水槽2の中央方向に向きを変えた液体
の落下を防ぎ水平方向に分散させる鍔21に実質的に並
行な分散水平片11とを有し、転向垂直片12は、イン
バータ81に制御されたバスケット3の正、逆各回転に
より上昇した液体の渦巻流方向に対応して一端が鍔に旋
回軸10を支点として枢着され、他端が所定の開角で配
置された正回転用および逆回転用ストッパー18a、1
8b間で水平方向に旋回可能で可動で、バスケットの
正、逆各回転により発生する液体の渦巻流方向の流勢に
より押圧され、それぞれ正回転用および逆回転用ストッ
パー18a、18bに当接され液体をバスケット3の内
部に方向変換させる。
【0018】転向垂直片12は、上面15で鍔21に固
定され、底面は鍔21に並行な分散水平片11(図2
(a)、図3(c))となり、この分散水平片11に連
続して分散水平片11に液体を誘引するための傾斜片1
6および水平な端部16’を有し、端部16’はバスケ
ット鍔31の上表面付近に位置するものである。また、
分散水平片11の液体出口側17は、水槽2の中央方向
に開いた形状で、かつ、開いた形状の中央部171がや
や下がった鈍角(図3(a))をなしている。液体出口
側の上面15と底面17は、ストッパー18a、18b
で連結され、水槽2およびバスケット3の円周側の上面
15と分散水平片11も周側面18’で連結されてい
る。上面15、分散水平片11、周側面18’およびス
トッパー18b(18a)の線を結んだ導入口19か
ら、水槽2とバスケット3との間を上昇した液体が誘水
翼1に誘導されて入る。
【0019】また、図4に示すように、誘水翼は、鍔2
1に固定された取付片13から鍔21に実質的に垂直に
設けられた転向垂直片120と、転向垂直片120に設
けられ鍔21に実質的に並行な散水水平片110とを有
し、図2(b)に示すように、対をなす誘水翼の転向垂
直片120、120は、バスケット3を通過した液体が
遠心力によって水槽2とバスケット3との間を渦巻上昇
したとき、回転制御部81のインバータに制御されたバ
スケット3の正、逆各回転により発生する液体の渦巻流
方向に対応して液体をバスケット3の内部に方向変換さ
せるよう、水槽2の円周方向における対をなす各転向垂
直片120、120間距離の中点と、水槽2の中心を結
ぶ線に対して互に対称に配設されるものである。対をな
す誘水翼1L、1Rの取付け位置は図に限定されず、間
隔を設けても好適である。
【0020】上記誘水翼の材質としては、薬品に侵され
にくく、さびにくいステンレスが好適である。次に本発
明の脱水洗濯機の動作を説明する。利用者から集められ
た蒲団は、中綿のずれを防ぐため必要に応じ和とじ処理
する。和とじ処理された蒲団は、(洗浄機に入れず)直
接本発明の脱水洗濯機に入れられる。入れ方はバスケッ
ト3の内周に沿って巻き込む様な形状に入れられる。バ
スケット3を低速回転させながら液導入管51の栓を開
き、水を水槽4に適量注入する。モータ82を作動させ
ると、伝動部8に連結された軸7が回転し、ねじ73で
軸7に固定されたバスケット3が回転し、バスケット3
の回転による遠心力のため、水は水槽2の側面に沿って
上昇しながら水槽2内側面とバスケット外側面(バスケ
ット内側面には蒲団が広げられているので)との間で渦
巻き運動をし、一部の水は水槽鍔21まで達する。この
水槽鍔21まで達した水は、バスケット鍔31上面に近
い端部16’から傾斜片16に沿って導入口19に導入
され、誘水翼1には上昇した液体が入り、蒲団全体に分
散落下する。誘水翼1がバスケット鍔31に近接し分散
水平片11に続く傾斜片16を有するので、誘水翼1に
は上昇した液体が多量に入り、従ってバスケット3の外
周の液体の上昇も早まり、蒲団を通過する液体の流速も
早められ、洗浄効果がより一層高まる。
【0021】図2(a)の矢印に示すように、水槽鍔2
1の下面に取り付けられた誘水翼1の転向垂直片12に
より水槽2の中央方向に向きを変換され、分散水平片1
1によりすぐには落下せず、液体出口側17の中心17
1方向に分散しながらバスケット鍔31を越えて落下
し、水槽2の中央方向から蒲団に流入する(図1矢印
a)。蒲団各部を浸透した水は再び水槽2の側面に沿っ
て上昇、渦巻き運動し、この動作を繰返す。一定回数
(一定時間)正回転後、回転は停止し、次いで逆回転に
入る。誘水翼1に導入される液体の向きが、正回転時と
は反転するが、転向垂直片12が旋回軸10を支点とし
て水平方向に旋回するので(図3(a))、液体は、正
回転時とは逆向きから誘水翼に導入され、水槽2の中央
方向に向きを変えて分散させられながらバスケット鍔3
1を越えて落下する。図2(b)に示す他の実施例の場
合も、対をなす転向垂直片120の一方が、バスケット
3の正回転に対応し、他方が逆回転に対応して同様に機
能する。
【0022】図5に示すように、この正回転、停止、逆
回転を一定回数(一定時間)繰返すことにより、蒲団9
は表側、中綿とも完全に予洗される。排水後、バスケッ
ト3を低速回転させながら液導入管51に続く栓を開き
洗剤液を水槽4に適量注入し、予洗と同様に本洗を行な
う。その後のすすぎは、排水管52を開き液導入管51
からは清水を注入しながら低速で数回正逆回転をかけて
行い、最後に高速回転で残留水分を脱水して排水する。
【0023】以下、乾燥・減菌消毒工程は従来の方法と
同様である。本発明によるこの正回転、停止、逆回転を
一定回数(一定時間)繰返す洗浄は、いわゆる押し洗い
に相当し、停止時にバスケット3の外部にあった液体
は、水圧によってバスケット3の液体通過孔から蒲団に
流入し(図1矢印b)、蒲団は抱水が進む。次いで逆回
転が始ると抱水は更に進行する。回転数が上がると、遠
心力によって蒲団9はバスケット3の外周に押しつけら
れて、蒲団9の中の液体は押出され、また水槽2の中央
方向から蒲団に流入する(図1矢印a)という動作を繰
返し、繊維の全面から、しかも表裏両側から液体が浸透
するので、片側から液体が浸透する場合に比べ洗浄効果
が非常に高まる。
【0024】本実施例は蒲団の丸洗いで説明したが、縮
みを避けなければならないウール、シルク等の繊維の洗
濯にも好適で、蒲団の丸洗いに限らず、背広等従来ドラ
イクリーニング対象であった被洗浄物の業務用脱水洗濯
機、あるいは小型化して家庭用脱水洗濯機とすることが
できる。現在クリーニング業界で使用されているフロ
ン、エタン等は、使用が禁止される見通しで、それらに
代る洗剤の開発も待たれるが、フロン、エタン等を使用
しない洗濯方法、そのための機械の開発も同様に望ま
れ、本発明による脱水洗濯機は、被洗浄物のすみずみに
ゆきわたる水だけで洗浄効果が十分にあり、洗剤液を使
用した場合、その洗剤液を洗剤回収管53から回収ポン
プで回収し、複数回使用が可能で、環境汚染防止にも有
益である。
【0025】誘水翼1の大きさ、取り付け個数は、水槽
2の大きさにもよるが、液体がバスケット3の中心と側
面との中間に導入できる大きさ、位置(取り付け角
度)、数であることが望ましい。
【0026】
【発明の効果】以上の説明からも明らかなように、本発
明の脱水洗濯機においては、被洗浄物を収納するバスケ
ットは、正回転、停止、逆回転と制御する回転制御部を
備えた回転部に連結され、鍔に設けられた誘水翼は、バ
スケットの正、逆各回転により上昇した液体の渦巻流方
向に対応し鍔に実質的に垂直な転向垂直片と、転向垂直
片により水槽の中央方向に向きを変えた液体の落下を防
ぎ水平方向に拡散させる鍔に実質的に並行な分散水平片
とを有するので、遠心力によって水槽とバスケットとの
間を上昇した液体を、上からバスケット内部に誘引し水
槽の中央方向に向かせ水平方向に分散させて被洗浄物に
浸透させることができ、しかも、回転制御部からバスケ
ットを正回転、停止、逆回転と制御することよって、水
槽内の液体の回転運動の方向を変化させ、誘水翼の転向
垂直片が、この正、逆各回転により上昇した液体の渦巻
流方向に対応するので、被洗浄物に浸透する液体の流路
を様々に変化させ、被洗浄物のすみずみまで液体を浸透
させ完全な洗浄が行われ、同一の脱水洗濯機で脱水まで
一貫して行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明における脱水洗濯機を説明する図であ
る。
【図2】(a)はその要部を説明する図、(b)は他の実施
例の要部を説明する図である。
【図3】(a)、(b)、(c)とも要部を説明する図である。
【図4】他の実施例の要部を説明する図である。
【図5】本発明における脱水洗濯機の作業流れ図であ
る。
【図6】従来の脱水洗濯機を説明する図である。
【符号の説明】
1…誘水翼 10…旋回軸 11、110…分散水平片 12、120…転向垂直片 13…取付片 14…分流ガイド片 15…上面 16…傾斜片 16’…端部 17…液体出口側 18a、18b…ストッパー 18’…周側面 19…導入口 2…水槽 21…水槽鍔 3…バスケット 31…バスケット鍔 4…水槽蓋 51…液導入管 52…排水管 6…スタンド 61…スプリング 62…支持腕 63…支持基盤 7…回転軸 73…ねじ 74…ベアリング支持部 75…ベアリング 8…伝動部 82…駆動モータ 83......回転制御部 9......被洗浄物(蒲団)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】鍔を備え液体が収容される円筒型水槽と、
    前記水槽内の中心部に回転自在に立設された回転軸と、
    前記水槽内にあって前記回転軸に固定され内部に被洗浄
    物を収納する円筒型バスケットと、前記回転軸に伝導可
    能に連結された駆動モータと、前記駆動モータを正回
    転、停止、逆回転と制御する回転制御部とを備え、前記
    鍔には、前記被洗浄物を浸透し前記バスケットを通過し
    た液体が遠心力によって前記水槽と前記バスケットとの
    間を渦巻上昇したとき前記回転制御部により制御された
    前記バスケットの正、逆各回転により発生する前記液体
    の渦巻流方向に対応して前記液体を前記バスケット内部
    に方向変換させる前記鍔に実質的に垂直な転向垂直片
    と、前記方向変換された液体を水平方向に分散させる前
    記鍔に実質的に並行な散水水平片とを有する誘水翼を設
    けたことを特徴とする脱水洗濯機。
  2. 【請求項2】前記誘水翼は、一端が前記鍔に枢着され、
    他端が所定の開角で配置された正回転用および逆回転用
    ストッパー間で可動で、前記バスケットの正、逆各回転
    により発生する前記液体の渦巻流方向の流勢により押圧
    されそれぞれ前記正回転用および逆回転用ストッパーに
    当接され前記液体を前記バスケット内部に方向変換させ
    る前記鍔に実質的に垂直な転向垂直片と、前記水槽と前
    記バスケットとの間を渦巻上昇した液体を前記転向垂直
    片に誘水し、前記転向垂直片により方向変換された液体
    を水平方向に分散させる前記鍔に実質的に並行な散水水
    平片とを有することを特徴とする請求項1記載の脱水洗
    濯機。
  3. 【請求項3】前記誘水翼は、前記鍔に固定され前記バス
    ケットの正回転により発生され前記水槽と前記バスケッ
    トとの間を渦巻上昇した液体を前記バスケット内部に方
    向変換させる前記鍔に実質的に垂直な転向垂直片および
    前記転向垂直片により方向変換された液体を水平方向に
    分散させる前記鍔に実質的に並行な散水水平片と、前記
    鍔に固定され前記バスケットの逆回転により発生され前
    記水槽と前記バスケットとの間を渦巻上昇した液体を前
    記バスケット内部に方向変換させる前記鍔に実質的に垂
    直な転向垂直片および前記転向垂直片により方向変換さ
    れた液体を水平方向に分散させる前記鍔に実質的に並行
    な散水水平片とを有することを特徴とする請求項1記載
    の脱水洗濯機。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100336394B1 (ko) * 1999-04-14 2002-05-11 구자홍 투과세탁기용 터브커버의 세탁수 유도구조
KR100685981B1 (ko) * 1998-12-29 2007-05-17 엘지전자 주식회사 전자동 세탁기의 터브커버 구조
CN110093751A (zh) * 2018-01-29 2019-08-06 青岛海尔洗衣机有限公司 波轮洗衣机及其导流结构

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