JPH0768284B2 - 固形多糖類中の残存水親和性有機溶剤の除去方法 - Google Patents
固形多糖類中の残存水親和性有機溶剤の除去方法Info
- Publication number
- JPH0768284B2 JPH0768284B2 JP63149003A JP14900388A JPH0768284B2 JP H0768284 B2 JPH0768284 B2 JP H0768284B2 JP 63149003 A JP63149003 A JP 63149003A JP 14900388 A JP14900388 A JP 14900388A JP H0768284 B2 JPH0768284 B2 JP H0768284B2
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- Japan
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- water
- organic solvent
- solid
- purified
- polysaccharide
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- Preparation Of Compounds By Using Micro-Organisms (AREA)
- Polysaccharides And Polysaccharide Derivatives (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 水溶性天然多糖類はその性質により食品分野、工業分野
等の広い範囲に利用されている。本発明は、水溶性天然
多糖類の乾燥工程における固形多糖類中の水親和性有機
溶剤を除去する方法を提供するものである。
等の広い範囲に利用されている。本発明は、水溶性天然
多糖類の乾燥工程における固形多糖類中の水親和性有機
溶剤を除去する方法を提供するものである。
〈従来の技術〉 水溶性天然多糖類の不純物を除去した水溶液から精製品
を得る方法としてはゲルプレス法、ドラムドライ法、水
親和性有機溶剤による脱水法等が知られているが、他の
方法に較べて高純度の精製品を得やすいことから水親和
性有機溶剤による脱水法が好ましいとされている。
を得る方法としてはゲルプレス法、ドラムドライ法、水
親和性有機溶剤による脱水法等が知られているが、他の
方法に較べて高純度の精製品を得やすいことから水親和
性有機溶剤による脱水法が好ましいとされている。
従来、水親和性有機溶剤による脱水法を用いた精製品が
食品分野に利用される場合、残留する水親和性有機溶剤
による味への影響、臭いへの影響、人体への影響等が懸
念されるために、できるだけ水親和性有機溶剤が残留し
ないようにすることが好ましい。そのために乾燥初期よ
り目的とする精製品品質の維持可能な温度50〜90℃、湿
度5%RH以下の空気を送風し目的とする固形分になるま
で乾燥し、粉砕したのち精製品としていた。
食品分野に利用される場合、残留する水親和性有機溶剤
による味への影響、臭いへの影響、人体への影響等が懸
念されるために、できるだけ水親和性有機溶剤が残留し
ないようにすることが好ましい。そのために乾燥初期よ
り目的とする精製品品質の維持可能な温度50〜90℃、湿
度5%RH以下の空気を送風し目的とする固形分になるま
で乾燥し、粉砕したのち精製品としていた。
〈発明が解決しようとする課題〉 しかしながら上記のような従来の乾燥法による水親和性
有機溶剤の除去方法では、水と水親和性有機溶剤の蒸発
速度が大きいために水親和性有機溶剤の固形多糖類内部
から表面への移動速度が表面での蒸発速度よりも遅くな
り、内部が乾燥する前に固形多糖類の表面硬化を誘発し
表面が緻密化するため、それ以後は内部から表面への拡
散が押えられ長時間乾燥しても内部に残存し、したがっ
て水親和性有機溶剤の除去が十分でなく500〜数千ppm程
度精製品中に残留してしまう問題点があった。
有機溶剤の除去方法では、水と水親和性有機溶剤の蒸発
速度が大きいために水親和性有機溶剤の固形多糖類内部
から表面への移動速度が表面での蒸発速度よりも遅くな
り、内部が乾燥する前に固形多糖類の表面硬化を誘発し
表面が緻密化するため、それ以後は内部から表面への拡
散が押えられ長時間乾燥しても内部に残存し、したがっ
て水親和性有機溶剤の除去が十分でなく500〜数千ppm程
度精製品中に残留してしまう問題点があった。
このため、より有効な固形多糖類中の残存水親和性有機
溶剤の除去法が要望されていた。
溶剤の除去法が要望されていた。
〈課題を解決するための手段〉 本発明者らは前記の状況に鑑み、固形多糖類中の残存水
親和性有機溶剤を除去する方法について鋭意検討を重ね
た結果、本発明に到達した。
親和性有機溶剤を除去する方法について鋭意検討を重ね
た結果、本発明に到達した。
すなわち本発明の要旨は水溶性天然多糖類の精製にあた
り、該多糖類の水溶液に水親和性有機溶剤を添加して沈
殿回収して得られた固形多糖類を湿度70〜95%RHの空気
で処理することを特徴とする固形多糖類中の残存水親和
性有機溶剤の除去方法にある。
り、該多糖類の水溶液に水親和性有機溶剤を添加して沈
殿回収して得られた固形多糖類を湿度70〜95%RHの空気
で処理することを特徴とする固形多糖類中の残存水親和
性有機溶剤の除去方法にある。
水溶性天然多糖類の水溶液としてはアルギン酸、カラギ
ーナン、フアーセレラン、ペクチン、タマリンドガム、
グアーガム、キサンタンガム、ローカストビーンガム、
タラガム等の原料より種々の方法により抽出した抽出液
を過した液を例示できる。
ーナン、フアーセレラン、ペクチン、タマリンドガム、
グアーガム、キサンタンガム、ローカストビーンガム、
タラガム等の原料より種々の方法により抽出した抽出液
を過した液を例示できる。
それらの水溶液から沈殿を析出するには水親和性有機溶
剤を適当量添加する。水親和性有機溶剤としてはメチル
アルコール、エチルアルコール、イソプロピルアルコー
ル等のアルコール類、アセトン等のケトン類、テトラヒ
ドロフラン、ジオキサン等のエーテル類を使用すること
ができる。
剤を適当量添加する。水親和性有機溶剤としてはメチル
アルコール、エチルアルコール、イソプロピルアルコー
ル等のアルコール類、アセトン等のケトン類、テトラヒ
ドロフラン、ジオキサン等のエーテル類を使用すること
ができる。
沈殿物を固液分離するには遠心分離機、振動フルイ機等
による方法が例示できる。
による方法が例示できる。
このように固液分離されて水親和性有機溶剤が20〜50%
(w/w)が残存した固形多糖類は、次に残存水親和性有
機溶剤の除去処理のために乾燥機に供給され、加湿処理
される。
(w/w)が残存した固形多糖類は、次に残存水親和性有
機溶剤の除去処理のために乾燥機に供給され、加湿処理
される。
乾燥機としては、通風乾燥機であればどの型式でもよく
固定層型、流動層型のどちらを採用しても何ら差し支え
ない。
固定層型、流動層型のどちらを採用しても何ら差し支え
ない。
加湿処理用の空気湿度・温度を管理する方法としては、
乾燥機の設置してある室内の空気全体を管理する方法や
乾燥機本体の空気取り入れ側部分で管理する方法等が例
示でき、いずれの方法を採用してもよい。
乾燥機の設置してある室内の空気全体を管理する方法や
乾燥機本体の空気取り入れ側部分で管理する方法等が例
示でき、いずれの方法を採用してもよい。
加湿処理用の空気湿度としては、70%RH未満であると水
親和性有機溶剤の固形多糖類内部から表面への移動速度
が表面での蒸発速度よりも遅くなり、固形多糖類の表面
硬化が発生し長時間乾燥しても水親和性有機溶剤の低減
が困難であり好ましくない。95%RHを越えると水溶性天
然多糖類の固形物であるため、空気中の水分により表面
が溶解し固形多糖類同士が融着し固形多糖類内部の水親
和性有機溶剤が充分除去できなくなるために好ましくな
い。これらより、加湿処理用の空気湿度は70%RH〜95%
RHが適している。
親和性有機溶剤の固形多糖類内部から表面への移動速度
が表面での蒸発速度よりも遅くなり、固形多糖類の表面
硬化が発生し長時間乾燥しても水親和性有機溶剤の低減
が困難であり好ましくない。95%RHを越えると水溶性天
然多糖類の固形物であるため、空気中の水分により表面
が溶解し固形多糖類同士が融着し固形多糖類内部の水親
和性有機溶剤が充分除去できなくなるために好ましくな
い。これらより、加湿処理用の空気湿度は70%RH〜95%
RHが適している。
加湿処理用の空気温度としては、50℃を越えると熱によ
り固形多糖類の表面溶解が発生し易く、固形多糖類中の
水親和性有機溶剤が除去し難くなる傾向にあるため好ま
しくない。1℃未満であると、空気中の水分が凍結し加
湿が困難になるために好ましくない。これらより、加湿
処理用の空気温度は1℃〜50℃が適している。
り固形多糖類の表面溶解が発生し易く、固形多糖類中の
水親和性有機溶剤が除去し難くなる傾向にあるため好ま
しくない。1℃未満であると、空気中の水分が凍結し加
湿が困難になるために好ましくない。これらより、加湿
処理用の空気温度は1℃〜50℃が適している。
加湿処理用の空気風量としては、50m3/min・m2を越えて
処理を行なっても水親和性有機溶剤の固形多糖類内部か
ら表面への移動速度が律速になるため残存水親和性有機
溶剤の除去効率は向上せず、エネルギーロスが大きく経
済性が悪くなるため50m3/min・m2以下であることが好ま
しく、1〜30m3/min・m2であることがより好ましい。
処理を行なっても水親和性有機溶剤の固形多糖類内部か
ら表面への移動速度が律速になるため残存水親和性有機
溶剤の除去効率は向上せず、エネルギーロスが大きく経
済性が悪くなるため50m3/min・m2以下であることが好ま
しく、1〜30m3/min・m2であることがより好ましい。
加湿処理に供する固形多糖類の形状としては1塊の体積
が大きすぎると加湿処理に長時間を要するために、1塊
の体積が20cm3以下であることが好ましく、粒状で細か
いものの方がより好ましい。
が大きすぎると加湿処理に長時間を要するために、1塊
の体積が20cm3以下であることが好ましく、粒状で細か
いものの方がより好ましい。
加湿処理する時間については、固形多糖類の仕込み量、
風量などによって必要な時間が変化するために、予め仕
込み量などと残存水親和性有機溶剤の経時的変化を把握
しておき、生産性、経済性等を考慮して決定すればよ
い。
風量などによって必要な時間が変化するために、予め仕
込み量などと残存水親和性有機溶剤の経時的変化を把握
しておき、生産性、経済性等を考慮して決定すればよ
い。
以上のような処理により固形多糖類中の残存水親和性有
機溶剤を除去した後、残存している水分を除去するため
に熱風を送り込む。該熱風としては目的とする精製品の
品質維持可能な温度50℃〜90℃、湿度5%RH以下の空気
を用いる。風量については、あまり大きいと表面硬化を
早期に発生しやすく均一な水分除去ができない場合もあ
るが、このような多糖類は使用にあたっては水に溶解し
たり、水を添加したりするのが通常であり、有機溶剤と
異なり水分が残っていても品質に影響はなく、さほどの
支障もないので適宜決定すればよい。熱風を送り込む時
間は固形多糖類の仕込み量、風量などを考慮して目的と
する水分率に到達するように管理すればよい。
機溶剤を除去した後、残存している水分を除去するため
に熱風を送り込む。該熱風としては目的とする精製品の
品質維持可能な温度50℃〜90℃、湿度5%RH以下の空気
を用いる。風量については、あまり大きいと表面硬化を
早期に発生しやすく均一な水分除去ができない場合もあ
るが、このような多糖類は使用にあたっては水に溶解し
たり、水を添加したりするのが通常であり、有機溶剤と
異なり水分が残っていても品質に影響はなく、さほどの
支障もないので適宜決定すればよい。熱風を送り込む時
間は固形多糖類の仕込み量、風量などを考慮して目的と
する水分率に到達するように管理すればよい。
このようにして得られた乾燥物は粉砕し適当な粒度に調
整した後精製品とすることができる。
整した後精製品とすることができる。
〈実施例〉 以下実施例に従って本発明を具体的に説明する。
尚、実施例及び比較例における精製品中の水親和性有機
溶剤の残留量の定量はガスクロマトグラフイー法により
行なった。
溶剤の残留量の定量はガスクロマトグラフイー法により
行なった。
実施例1 粗精製ローカストビーンガム(商品名 ポリガム)3.5k
gと塩化カルシウム50gを300lの水に分散し、85℃で1時
間攪拌溶解した後、過助剤のパーライト3.7kgを添加
混合しフイルタープレスで加圧過した。次に液に同
容積の87%(w/w)イソプロピルアルコール(IPA)を添
加して沈殿を析出させ、遠心分離機で固液分離し、固形
分30.0%(w/w)、水分42.5%(w/w)、IPA分27.5%(w
/w)、1塊の体積が20cm3以下の脱水沈殿物8.3kgを得
た。次にこの脱水沈殿物を流動層型通風乾燥機(ホソカ
ワミクロン製FA-75,乾燥板面積0.28m2)を用いて、第1
表に示す条件で加湿処理を2時間行ない、その後80℃、
50m3/min・m2の熱風乾燥を1時間行ない、粉砕して2.5kg
の精製ローカストビーンガムを得た。この精製ローカス
トビーンガム中の残留IPA量は第1表に示すように低濃
度のものであった。
gと塩化カルシウム50gを300lの水に分散し、85℃で1時
間攪拌溶解した後、過助剤のパーライト3.7kgを添加
混合しフイルタープレスで加圧過した。次に液に同
容積の87%(w/w)イソプロピルアルコール(IPA)を添
加して沈殿を析出させ、遠心分離機で固液分離し、固形
分30.0%(w/w)、水分42.5%(w/w)、IPA分27.5%(w
/w)、1塊の体積が20cm3以下の脱水沈殿物8.3kgを得
た。次にこの脱水沈殿物を流動層型通風乾燥機(ホソカ
ワミクロン製FA-75,乾燥板面積0.28m2)を用いて、第1
表に示す条件で加湿処理を2時間行ない、その後80℃、
50m3/min・m2の熱風乾燥を1時間行ない、粉砕して2.5kg
の精製ローカストビーンガムを得た。この精製ローカス
トビーンガム中の残留IPA量は第1表に示すように低濃
度のものであった。
比較例1 実施例1と同様にして得られたローカストビーンガムの
脱水沈殿物8.3kgを加湿処理しないで、80℃、50m3/min・
m2の熱風乾燥を3時間行ない、粉砕して2.5kgの精製ロ
ーカストビーンガムを得た。この精製ローカストビーン
ガム中の残留IPA量は第1表に示すように、実施例1に
較べ明らかに多く残留していた。
脱水沈殿物8.3kgを加湿処理しないで、80℃、50m3/min・
m2の熱風乾燥を3時間行ない、粉砕して2.5kgの精製ロ
ーカストビーンガムを得た。この精製ローカストビーン
ガム中の残留IPA量は第1表に示すように、実施例1に
較べ明らかに多く残留していた。
比較例2 実施例1と同様にして得られたローカストビーンガムの
脱水沈殿物8.3kgを第1表に示す条件で加湿処理を2時
間行ない、その後80℃、50m3/min・m2の熱風乾燥を1時
間行ない、粉砕して2.5kgの精製ローカストビーンガム
を得た。この精製ローカストビーンガム中の残留IPAは
第1表に示すように、実施例1に較べ明らかに多く残留
していた。
脱水沈殿物8.3kgを第1表に示す条件で加湿処理を2時
間行ない、その後80℃、50m3/min・m2の熱風乾燥を1時
間行ない、粉砕して2.5kgの精製ローカストビーンガム
を得た。この精製ローカストビーンガム中の残留IPAは
第1表に示すように、実施例1に較べ明らかに多く残留
していた。
実施例2 フイリピン産のアルカリ処理したユーキユーマ・コトニ
4.2kgを水洗した後、珪藻土3.0kg及びヘキサメタリン酸
ソーダ200gを添加し300lの85℃温水中で2時間抽出を行
なった。抽出液のpHを8.0〜9.5に、塩酸又は水酸化カリ
ウムで調整した後、フイルタープレスで加圧過した。
次に液に対し2倍量(v/v)の87%(w/w)IPMを添加
して沈殿を析出させ、遠心分離機で固液分離し、固形分
30.0%(w/w)、水分32.0%(w/w)、IPA分38.0%(w/
w)、1塊の体積が20cm3以下の脱水沈殿物8.3kgを得
た。次に実施例1と同じ乾燥機を用いて第2表に示す条
件で加湿処理を2時間行ない、その後80℃、50m3/min・m
2の熱風乾燥を1時間行ない、粉砕して2.5kgの精製カラ
ギーナンを得た。この精製カラギーナン中の残留IPA量
は第2表に示すように低濃度のものであった。
4.2kgを水洗した後、珪藻土3.0kg及びヘキサメタリン酸
ソーダ200gを添加し300lの85℃温水中で2時間抽出を行
なった。抽出液のpHを8.0〜9.5に、塩酸又は水酸化カリ
ウムで調整した後、フイルタープレスで加圧過した。
次に液に対し2倍量(v/v)の87%(w/w)IPMを添加
して沈殿を析出させ、遠心分離機で固液分離し、固形分
30.0%(w/w)、水分32.0%(w/w)、IPA分38.0%(w/
w)、1塊の体積が20cm3以下の脱水沈殿物8.3kgを得
た。次に実施例1と同じ乾燥機を用いて第2表に示す条
件で加湿処理を2時間行ない、その後80℃、50m3/min・m
2の熱風乾燥を1時間行ない、粉砕して2.5kgの精製カラ
ギーナンを得た。この精製カラギーナン中の残留IPA量
は第2表に示すように低濃度のものであった。
比較例3 実施例2と同様にして得られたカラギーナンの脱水沈殿
物8.3kgを加湿処理しないで、80℃、50m3/min・m2の熱風
乾燥を3時間行ない、粉砕して2.5kgの精製カラギーナ
ンを得た。この精製カラギーナン中の残留IPA量は第2
表に示すように実施例2に較べ明らかに多く残留してい
た。
物8.3kgを加湿処理しないで、80℃、50m3/min・m2の熱風
乾燥を3時間行ない、粉砕して2.5kgの精製カラギーナ
ンを得た。この精製カラギーナン中の残留IPA量は第2
表に示すように実施例2に較べ明らかに多く残留してい
た。
比較例4 実施例2と同様にして得られたカラギーナンの脱水沈殿
物8.3kgを第2表に示す条件で加湿処理を2時間行な
い、その後80℃、50m3/min・m2の熱風乾燥を3時間行な
い粉砕して2.5kgの精製カラギーナンを得た。この精製
カラギーナン中の残留IPA量は第2表に示すように実施
例2に較べ明らかに多く残留していた。
物8.3kgを第2表に示す条件で加湿処理を2時間行な
い、その後80℃、50m3/min・m2の熱風乾燥を3時間行な
い粉砕して2.5kgの精製カラギーナンを得た。この精製
カラギーナン中の残留IPA量は第2表に示すように実施
例2に較べ明らかに多く残留していた。
実施例3 粗精製キサンタンガム(Jung社製 工業用グレード)4.
1kgを400lの水に分散し、80℃で1時間攪拌溶解した
後、過助剤のパーライト6.0kgを添加混合しフイルタ
ープレスで加圧過した。次に液に対して1%(w/
v)の塩化カリウムを添加してから2.5倍量(v/v)の87
%(w/w)IPAを添加して沈殿を析出させ、遠心分離機で
固液分離し、固形分40.0%(w/w)、水分25.0%(w/
w)、IPA分35.0%(w/w)、1塊の体積が20cm3以下の脱
水沈殿物8.3kgを得た。次に実施例1と同じ乾燥機を用
いて第3表に示す条件で加湿処理を2時間行ない、その
後80℃、50m3/min・m2の熱風乾燥を1時間行ない、粉砕
して3.3kgの精製キサンタンガムを得た。この精製キサ
ンタンガム中の残留IPA量は第3表に示すように低濃度
のものであった。
1kgを400lの水に分散し、80℃で1時間攪拌溶解した
後、過助剤のパーライト6.0kgを添加混合しフイルタ
ープレスで加圧過した。次に液に対して1%(w/
v)の塩化カリウムを添加してから2.5倍量(v/v)の87
%(w/w)IPAを添加して沈殿を析出させ、遠心分離機で
固液分離し、固形分40.0%(w/w)、水分25.0%(w/
w)、IPA分35.0%(w/w)、1塊の体積が20cm3以下の脱
水沈殿物8.3kgを得た。次に実施例1と同じ乾燥機を用
いて第3表に示す条件で加湿処理を2時間行ない、その
後80℃、50m3/min・m2の熱風乾燥を1時間行ない、粉砕
して3.3kgの精製キサンタンガムを得た。この精製キサ
ンタンガム中の残留IPA量は第3表に示すように低濃度
のものであった。
比較例5 実施例3と同様にして得られたキサンタンガムの脱水沈
殿物8.3kgを加湿処理しないで80℃、50m3/min・m2の熱風
乾燥を3時間行ない粉砕して3.3kgの精製キサンタンガ
ムを得た。この精製キサンタンガム中の残留IPAは第3
表に示すように実施例3に較べ明らかに多く残留してい
た。
殿物8.3kgを加湿処理しないで80℃、50m3/min・m2の熱風
乾燥を3時間行ない粉砕して3.3kgの精製キサンタンガ
ムを得た。この精製キサンタンガム中の残留IPAは第3
表に示すように実施例3に較べ明らかに多く残留してい
た。
比較例6 実施例3と同様にして得られたキサンタンガムの脱水沈
殿物8.3kgを第3表に示す条件で加湿処理を2時間行な
い、その後80℃、50m3/min・m2の熱風乾燥を1時間行な
い粉砕して3.3kgの精製キサンタンガムを得た。この精
製キサンタンガムの残留IPA量は第3表に示すように実
施例3に較べ明らかに多く残留していた。
殿物8.3kgを第3表に示す条件で加湿処理を2時間行な
い、その後80℃、50m3/min・m2の熱風乾燥を1時間行な
い粉砕して3.3kgの精製キサンタンガムを得た。この精
製キサンタンガムの残留IPA量は第3表に示すように実
施例3に較べ明らかに多く残留していた。
〈発明の効果〉 以上述べたように、本発明の方法によれば多糖類水溶液
の回収に水親和性有機溶剤を用いて高純度の製品を得る
方法で残存水親和性有機溶剤の濃度を大巾に低減せしめ
ることが可能になるという特徴を有する。
の回収に水親和性有機溶剤を用いて高純度の製品を得る
方法で残存水親和性有機溶剤の濃度を大巾に低減せしめ
ることが可能になるという特徴を有する。
Claims (1)
- 【請求項1】水溶性天然多糖類の精製にあたり、該多糖
類の水溶液に水親和性有機溶剤を添加して沈殿回収して
得られた固形多糖類を湿度70〜95%RHの空気で処理する
ことを特徴とする固形多糖類中の残存水親和性有機溶剤
の除去方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63149003A JPH0768284B2 (ja) | 1988-06-16 | 1988-06-16 | 固形多糖類中の残存水親和性有機溶剤の除去方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63149003A JPH0768284B2 (ja) | 1988-06-16 | 1988-06-16 | 固形多糖類中の残存水親和性有機溶剤の除去方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH01318001A JPH01318001A (ja) | 1989-12-22 |
| JPH0768284B2 true JPH0768284B2 (ja) | 1995-07-26 |
Family
ID=15465536
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP63149003A Expired - Lifetime JPH0768284B2 (ja) | 1988-06-16 | 1988-06-16 | 固形多糖類中の残存水親和性有機溶剤の除去方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0768284B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| AT392083B (de) * | 1989-05-12 | 1991-01-25 | Jungbunzlauer Ag | Verfahren zur gewinnung von durch bakterien der gattung xanthomonas bzw. arthrobacter gebildeten polysacchariden |
| CN102229678A (zh) * | 2011-05-17 | 2011-11-02 | 内蒙古阜丰生物科技有限公司 | 一种应用于黄原胶生产的干燥方法 |
| JP6795368B2 (ja) * | 2016-10-07 | 2020-12-02 | 株式会社ダイセル | 発煙剤組成物 |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5341245A (en) * | 1976-09-27 | 1978-04-14 | Nitto Electric Ind Co | Method of processing adhesive polarizer |
| JPS58103502A (ja) * | 1981-12-15 | 1983-06-20 | Mitsubishi Acetate Co Ltd | 多糖類の製造方法 |
-
1988
- 1988-06-16 JP JP63149003A patent/JPH0768284B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH01318001A (ja) | 1989-12-22 |
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